JPH05149653A - 製氷装置 - Google Patents
製氷装置Info
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- JPH05149653A JPH05149653A JP31236791A JP31236791A JPH05149653A JP H05149653 A JPH05149653 A JP H05149653A JP 31236791 A JP31236791 A JP 31236791A JP 31236791 A JP31236791 A JP 31236791A JP H05149653 A JPH05149653 A JP H05149653A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 蓄氷槽の水等を水循環路に循環させて、過冷
却,過冷却状態の解消によりスラリー状に氷化するよう
にした製氷装置において、過冷却解消部下流側の管路長
を短縮し、設計上の自由度を拡大する。 【構成】 蓄氷槽5の水又は水溶液が循環する水循環路
51に、過冷却生成熱交換器22と、その下流側で過冷
却状態を解消するための過冷却解消部8とを設ける。さ
らに、過冷却解消部8の下流側に、水循環路51の管径
を急激に拡大してなる急拡大部9aを有する過冷却解消
完了部9を設ける。この急拡大部9aによる流れの乱流
化による攪拌作用で、水等の過冷却解消を完了させるた
めの管路長を短縮するとともに、氷化物の管壁への付着
防止のための加熱面積を減少させ、コストを低減する。
急拡大部9aは複数個設け、或は急拡大部9aの下流側
に衝突部材9cを配設することにより、効果が顕著にな
る。
却,過冷却状態の解消によりスラリー状に氷化するよう
にした製氷装置において、過冷却解消部下流側の管路長
を短縮し、設計上の自由度を拡大する。 【構成】 蓄氷槽5の水又は水溶液が循環する水循環路
51に、過冷却生成熱交換器22と、その下流側で過冷
却状態を解消するための過冷却解消部8とを設ける。さ
らに、過冷却解消部8の下流側に、水循環路51の管径
を急激に拡大してなる急拡大部9aを有する過冷却解消
完了部9を設ける。この急拡大部9aによる流れの乱流
化による攪拌作用で、水等の過冷却解消を完了させるた
めの管路長を短縮するとともに、氷化物の管壁への付着
防止のための加熱面積を減少させ、コストを低減する。
急拡大部9aは複数個設け、或は急拡大部9aの下流側
に衝突部材9cを配設することにより、効果が顕著にな
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蓄氷槽の水等を熱交換
器で過冷却して氷化するようにした製氷装置に係り、特
に過冷却の解消完了性能の向上対策に関する。
器で過冷却して氷化するようにした製氷装置に係り、特
に過冷却の解消完了性能の向上対策に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、蓄氷槽の水を循環させる水循
環路を設け、熱交換器で水を過冷却させてスラリ―状の
氷化物を生成するようにした製氷装置として、例えば特
開昭63―217171号公報に開示される如く、水循
環路の出口側を上流側で下方に向かいかつ出口端が蓄氷
槽の水面より一定高さだけ上方で開口するように形成さ
れた傾斜樋とし、熱交換器を該樋間に介設して、水循環
路で熱交換器により冷却された水を樋の出口で過冷却状
態を解消させてスラリ―状に氷化するとともに、この氷
化物を蓄氷槽に落下させることにより、水の氷化の進行
による水循環路の凍結を防止しようとするものは公知の
技術である。
環路を設け、熱交換器で水を過冷却させてスラリ―状の
氷化物を生成するようにした製氷装置として、例えば特
開昭63―217171号公報に開示される如く、水循
環路の出口側を上流側で下方に向かいかつ出口端が蓄氷
槽の水面より一定高さだけ上方で開口するように形成さ
れた傾斜樋とし、熱交換器を該樋間に介設して、水循環
路で熱交換器により冷却された水を樋の出口で過冷却状
態を解消させてスラリ―状に氷化するとともに、この氷
化物を蓄氷槽に落下させることにより、水の氷化の進行
による水循環路の凍結を防止しようとするものは公知の
技術である。
【0003】また、実開平1―112345号公報に開
示される如く、水循環路の出口端を蓄氷槽の上方に開口
させ、その前方に邪魔板を有する傾斜樋を設置して、熱
交換器で過冷却された水を大気中に放出して邪魔板に衝
突させることにより、水の過冷却状態を解消させて水を
氷化させ、樋を介して蓄氷槽内に落下させることによ
り、より確実に水循環路の凍結を防止しようとするもの
も公知の技術である。
示される如く、水循環路の出口端を蓄氷槽の上方に開口
させ、その前方に邪魔板を有する傾斜樋を設置して、熱
交換器で過冷却された水を大気中に放出して邪魔板に衝
突させることにより、水の過冷却状態を解消させて水を
氷化させ、樋を介して蓄氷槽内に落下させることによ
り、より確実に水循環路の凍結を防止しようとするもの
も公知の技術である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のもののうち後者のものでは、蓄氷槽の上方に過冷却
解消部が設けられているために、熱交換器と過冷却解消
部までの距離が長いとその間の配管で過冷却状態が解消
してしまう虞れがある。したがって、熱交換器を蓄氷槽
の近くに設けなければならないので、水配管を曲げる等
の加工が困難となる等、設計上の制約が大きいという問
題がある。
来のもののうち後者のものでは、蓄氷槽の上方に過冷却
解消部が設けられているために、熱交換器と過冷却解消
部までの距離が長いとその間の配管で過冷却状態が解消
してしまう虞れがある。したがって、熱交換器を蓄氷槽
の近くに設けなければならないので、水配管を曲げる等
の加工が困難となる等、設計上の制約が大きいという問
題がある。
【0005】一方、上記従来のもののうち前者のもので
は、過冷却解消部として、蓄氷槽の上方に相当の高低差
を持った樋を設置する必要があり、やはり設計上の制約
が大きい。また、大気に晒される時間が長いので大気と
の熱交換による熱の浪費が大きいという問題がある。
は、過冷却解消部として、蓄氷槽の上方に相当の高低差
を持った樋を設置する必要があり、やはり設計上の制約
が大きい。また、大気に晒される時間が長いので大気と
の熱交換による熱の浪費が大きいという問題がある。
【0006】そこで、水循環路の過冷却生成熱交換器下
流側で過冷却された水等が通過する連続した流路内で過
冷却状態を解消させ、スラリー状の氷化物を連続的に生
成していくことが考えられる。
流側で過冷却された水等が通過する連続した流路内で過
冷却状態を解消させ、スラリー状の氷化物を連続的に生
成していくことが考えられる。
【0007】しかるに、その場合、単に自然の流れの中
で再冷却や絞りによる流速の増大等により過冷却状態を
解消させるようにすると、過冷却解消が完了するのに長
い行程と時間とを要し、その間に流路の管壁に氷が付
着,成長して管路を詰まらせる確率が増大する。また、
過冷却状態が残存した水等が蓄氷槽まで戻され、再び過
冷却生成熱交換器に循環すると、熱交換器の凍結に至る
虞れも生じる。
で再冷却や絞りによる流速の増大等により過冷却状態を
解消させるようにすると、過冷却解消が完了するのに長
い行程と時間とを要し、その間に流路の管壁に氷が付
着,成長して管路を詰まらせる確率が増大する。また、
過冷却状態が残存した水等が蓄氷槽まで戻され、再び過
冷却生成熱交換器に循環すると、熱交換器の凍結に至る
虞れも生じる。
【0008】本発明は斯かる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、過冷却状態の解消の完了を促進する
手段を講ずることにより、過冷却解消完了部の行程を短
縮して、凍結,目詰まりの虞れを解消しながら、設計上
の自由度の向上を図ることにある。
あり、その目的は、過冷却状態の解消の完了を促進する
手段を講ずることにより、過冷却解消完了部の行程を短
縮して、凍結,目詰まりの虞れを解消しながら、設計上
の自由度の向上を図ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明の講じた手段は、図1に示すよう
に、水又は水溶液のスラリ―状の氷化物を貯溜するため
の蓄氷槽(5)と、冷却装置に接続され、水又は水溶液
を過冷却するための過冷却生成熱交換器(22)と、該
過冷却生成熱交換器(22)に蓄氷槽(5)の水又は水
溶液を強制循環させるための水循環路(51)と、該水
循環路(51)の上記熱交換器(22)下流側に設けら
れ、水又は水溶液の過冷却状態を解消するための過冷却
解消部(8)とを備えた製氷装置を対象とする。
め、請求項1の発明の講じた手段は、図1に示すよう
に、水又は水溶液のスラリ―状の氷化物を貯溜するため
の蓄氷槽(5)と、冷却装置に接続され、水又は水溶液
を過冷却するための過冷却生成熱交換器(22)と、該
過冷却生成熱交換器(22)に蓄氷槽(5)の水又は水
溶液を強制循環させるための水循環路(51)と、該水
循環路(51)の上記熱交換器(22)下流側に設けら
れ、水又は水溶液の過冷却状態を解消するための過冷却
解消部(8)とを備えた製氷装置を対象とする。
【0010】そして、上記水循環路(51)の上記過冷
却解消部(8)下流側に、水循環路(51)の管径を急
激に拡大させてなる急拡大部(9a)を有する過冷却解
消完了部(9)を設ける構成としたものである。
却解消部(8)下流側に、水循環路(51)の管径を急
激に拡大させてなる急拡大部(9a)を有する過冷却解
消完了部(9)を設ける構成としたものである。
【0011】請求項2の発明の講じた手段は、図4に示
すように、上記請求項1の発明において、過冷却解消完
了部(9)に、複数個の急拡大部(9a1),(9a2)を
設けたものである。
すように、上記請求項1の発明において、過冷却解消完
了部(9)に、複数個の急拡大部(9a1),(9a2)を
設けたものである。
【0012】請求項3の発明の講じた手段は、図5に示
すように、上記請求項1又は2記載の製氷装置におい
て、過冷却解消完了部(9)に、水循環路(51)の急
拡大部(9a)の下流側に水又は水溶液の流れと衝突す
る衝突部材(9c)を設けたものである。
すように、上記請求項1又は2記載の製氷装置におい
て、過冷却解消完了部(9)に、水循環路(51)の急
拡大部(9a)の下流側に水又は水溶液の流れと衝突す
る衝突部材(9c)を設けたものである。
【0013】
【作用】以上の構成により、請求項1の発明では、水循
環路(51)において、水等が過冷却生成熱交換器(2
2)で過冷却され、この過冷却状態にある水等が過冷却
解消部(8)で再冷却等により過冷却状態の解消を開始
し、過冷却解消完了部(9)で過冷却状態の解消を完了
すると、スラリー状の氷化物となって蓄氷槽(5)に戻
る。そのとき、過冷却解消部(8)の下流側に管径を急
激に拡大させてなる急拡大部(9a)を有する過冷却解
消完了部(9)が設けられているので、この急拡大部
(9a)で、水等の流れの急激な拡大により乱流が生
じ、この乱流による攪拌作用で過冷却解消の完了が促進
される。したがって、過冷却解消部(8)下流側の管路
長が短縮され、設計上の自由度が拡大することになる。
また、管路長の短縮により、氷化物の管壁への付着防止
のための加熱量が減少するので、コストも低減すること
になる。
環路(51)において、水等が過冷却生成熱交換器(2
2)で過冷却され、この過冷却状態にある水等が過冷却
解消部(8)で再冷却等により過冷却状態の解消を開始
し、過冷却解消完了部(9)で過冷却状態の解消を完了
すると、スラリー状の氷化物となって蓄氷槽(5)に戻
る。そのとき、過冷却解消部(8)の下流側に管径を急
激に拡大させてなる急拡大部(9a)を有する過冷却解
消完了部(9)が設けられているので、この急拡大部
(9a)で、水等の流れの急激な拡大により乱流が生
じ、この乱流による攪拌作用で過冷却解消の完了が促進
される。したがって、過冷却解消部(8)下流側の管路
長が短縮され、設計上の自由度が拡大することになる。
また、管路長の短縮により、氷化物の管壁への付着防止
のための加熱量が減少するので、コストも低減すること
になる。
【0014】請求項2の発明では、過冷却解消完了部
(9)に複数の急拡大部(9a1),(9a2)が設けられ
ているので、水等の流れを攪拌する作用がより増大し、
過冷却解消の完了が促進する。
(9)に複数の急拡大部(9a1),(9a2)が設けられ
ているので、水等の流れを攪拌する作用がより増大し、
過冷却解消の完了が促進する。
【0015】請求項3の発明では、急拡大部(9a)と
衝突部材(9c)とによる流れの攪拌作用により、過冷
却解消の完了がさらに促進される。
衝突部材(9c)とによる流れの攪拌作用により、過冷
却解消の完了がさらに促進される。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基づき
説明する。
説明する。
【0017】図2は請求項1の発明に係る第1実施例の
空気調和装置の冷媒回路(1)の構成を示し、(11)
は第1圧縮機、(12)は該第1圧縮機(11)の吐出
側に配置され、冷媒と室外空気との熱交換を行う室外熱
交換器、(13)は該室外熱交換器(12)の冷媒流量
を調節し、又は減圧を行う室外電動膨張弁であって、上
記各機器(11)〜(13)は第1管路(14)中で直
列に接続されている。
空気調和装置の冷媒回路(1)の構成を示し、(11)
は第1圧縮機、(12)は該第1圧縮機(11)の吐出
側に配置され、冷媒と室外空気との熱交換を行う室外熱
交換器、(13)は該室外熱交換器(12)の冷媒流量
を調節し、又は減圧を行う室外電動膨張弁であって、上
記各機器(11)〜(13)は第1管路(14)中で直
列に接続されている。
【0018】また、(21)は第2圧縮機、(22)は
該第2圧縮機(21)の吐出側に配置され、後述の蓄氷
槽(5)の水又は水溶液を過冷却するための主熱交換器
である水熱交換器、(23)は該水熱交換器(22)が
凝縮器として機能するときには冷媒流量を調節し、蒸発
器として機能するときには冷媒の減圧を行う水側電動膨
張弁であって、上記各機器(21)〜(23)は第2管
路(24)中で直列に接続されている。
該第2圧縮機(21)の吐出側に配置され、後述の蓄氷
槽(5)の水又は水溶液を過冷却するための主熱交換器
である水熱交換器、(23)は該水熱交換器(22)が
凝縮器として機能するときには冷媒流量を調節し、蒸発
器として機能するときには冷媒の減圧を行う水側電動膨
張弁であって、上記各機器(21)〜(23)は第2管
路(24)中で直列に接続されている。
【0019】なお、(SD1 ),(SD2 )はそれぞれ
各圧縮機(11),(21)の吐出管に設けられた油分
離器、(C1 ),(C2 )は該各油分離器(SD1 ),
(SD2 )から各圧縮機(11),(21)の吸入側に
それぞれ設けられた油戻し管(RT1 ),(RT2 )に
それぞれ介設された減圧用キャピラリチュ―ブである。
各圧縮機(11),(21)の吐出管に設けられた油分
離器、(C1 ),(C2 )は該各油分離器(SD1 ),
(SD2 )から各圧縮機(11),(21)の吸入側に
それぞれ設けられた油戻し管(RT1 ),(RT2 )に
それぞれ介設された減圧用キャピラリチュ―ブである。
【0020】さらに、(32),(32)は各室内に配
置される室内熱交換器、(33),(33)は冷媒を減
圧する減圧弁としての室内電動膨張弁であって、上記各
機器(32),(33)は各々直列に接続され、かつそ
の各組が第3管路(34)中で並列に接続されている。
置される室内熱交換器、(33),(33)は冷媒を減
圧する減圧弁としての室内電動膨張弁であって、上記各
機器(32),(33)は各々直列に接続され、かつそ
の各組が第3管路(34)中で並列に接続されている。
【0021】そして、上記第1管路(14)及び第2管
路(24)は第3管路(34)に対して並列に接続され
ている。なお、(Ac)は各圧縮機(11),(21)
の吸入側となる第3管路(34)に設けられたアキュム
レ―タである。
路(24)は第3管路(34)に対して並列に接続され
ている。なお、(Ac)は各圧縮機(11),(21)
の吸入側となる第3管路(34)に設けられたアキュム
レ―タである。
【0022】また、(2)は室外熱交換器(12)のガ
ス管と室内熱交換器(32),(32)のガス管とを各
圧縮機(11),(21)の吐出側又は吸入側に交互に
連通させるよう切換える四路切換弁(2)であって、該
四路切換弁(2)が図中実線側に切換わったときには室
外熱交換器(12)が凝縮器、室内熱交換器(32),
(32)が蒸発器として機能して室内で冷房運転を行う
一方、四路切換弁(2)が図中破線側に切換わったとき
には室外熱交換器(12)が蒸発器、室内熱交換器(3
2),(32)が凝縮器として機能して室内で暖房運転
を行うようになされている。
ス管と室内熱交換器(32),(32)のガス管とを各
圧縮機(11),(21)の吐出側又は吸入側に交互に
連通させるよう切換える四路切換弁(2)であって、該
四路切換弁(2)が図中実線側に切換わったときには室
外熱交換器(12)が凝縮器、室内熱交換器(32),
(32)が蒸発器として機能して室内で冷房運転を行う
一方、四路切換弁(2)が図中破線側に切換わったとき
には室外熱交換器(12)が蒸発器、室内熱交換器(3
2),(32)が凝縮器として機能して室内で暖房運転
を行うようになされている。
【0023】さらに、該水熱交換器(22)のガス管と
各圧縮機(11),(21)の吸入管とをバイパス接続
する分岐路(25)と、水熱交換器(22)のガス管を
上記第2圧縮機(21)の吐出管と分岐路(25)とに
交互に連通させる水側切換弁(26)とが設けられてい
る。該水側切換弁(26)は四路切換弁のうちの3つの
ポ―トを利用しており、水側切換弁(26)が図中実線
側に切換わったときには水熱交換器(22)のガス管が
分岐路(25)側つまり各圧縮機(11),(21)の
吸入側に連通し、水熱交換器(22)が蒸発器として機
能する一方、水側切換弁(26)が図中破線側に切換わ
ったときには水熱交換器(22)のガス管が第2圧縮機
(21)の吐出管に連通し、水熱交換器(22)が凝縮
器として機能するようになされている。なお、(C3 )
は水側切換弁(26)のデッドポ―ト側の配管に介設さ
れたキャピラリチュ―ブである。
各圧縮機(11),(21)の吸入管とをバイパス接続
する分岐路(25)と、水熱交換器(22)のガス管を
上記第2圧縮機(21)の吐出管と分岐路(25)とに
交互に連通させる水側切換弁(26)とが設けられてい
る。該水側切換弁(26)は四路切換弁のうちの3つの
ポ―トを利用しており、水側切換弁(26)が図中実線
側に切換わったときには水熱交換器(22)のガス管が
分岐路(25)側つまり各圧縮機(11),(21)の
吸入側に連通し、水熱交換器(22)が蒸発器として機
能する一方、水側切換弁(26)が図中破線側に切換わ
ったときには水熱交換器(22)のガス管が第2圧縮機
(21)の吐出管に連通し、水熱交換器(22)が凝縮
器として機能するようになされている。なお、(C3 )
は水側切換弁(26)のデッドポ―ト側の配管に介設さ
れたキャピラリチュ―ブである。
【0024】さらに、第1圧縮機(11)及び第2圧縮
機(21)の吐出管同士を接続するバイパス路(3)が
設けられていて、該バイパス路(3)には第2圧縮機
(21)の吐出管側から第1圧縮機(11)の吐出管側
への冷媒流通のみを許容する逆止弁(4)が介設されて
いる。
機(21)の吐出管同士を接続するバイパス路(3)が
設けられていて、該バイパス路(3)には第2圧縮機
(21)の吐出管側から第1圧縮機(11)の吐出管側
への冷媒流通のみを許容する逆止弁(4)が介設されて
いる。
【0025】すなわち、室外熱交換器(12)及び水熱
交換器(22)が凝縮器として機能する際、水熱交換器
(22)における凝縮温度が高く圧力が高くなった場
合、第2圧縮機(21)の吐出ガスを室外熱交換器(1
2)側に逃がすことにより、放熱量を分配しうるように
なされている。
交換器(22)が凝縮器として機能する際、水熱交換器
(22)における凝縮温度が高く圧力が高くなった場
合、第2圧縮機(21)の吐出ガスを室外熱交換器(1
2)側に逃がすことにより、放熱量を分配しうるように
なされている。
【0026】ここで、空気調和装置には、蓄熱媒体とし
ての水又は水溶液のスラリ―状の氷化物を貯溜するため
の蓄氷槽(5)が配置されていて、該蓄氷槽(5)と水
熱交換器(22)との間は、水循環路(51)により水
又は水溶液の循環可能に接続されている。該水循環路
(51)は、蓄氷槽(5)の底部から水熱交換器(2
2)に水等を供給する往管路(51A)と、水熱交換器
(22)から蓄氷槽(5)の上部に水等のスラリ―状の
氷化物を戻す復管路(51B)とからなっており、往管
路(51A)に介設されたポンプ(52)により、水循
環路(51)内で蓄氷槽(5)の水又は水溶液を強制循
環させるようになされている。
ての水又は水溶液のスラリ―状の氷化物を貯溜するため
の蓄氷槽(5)が配置されていて、該蓄氷槽(5)と水
熱交換器(22)との間は、水循環路(51)により水
又は水溶液の循環可能に接続されている。該水循環路
(51)は、蓄氷槽(5)の底部から水熱交換器(2
2)に水等を供給する往管路(51A)と、水熱交換器
(22)から蓄氷槽(5)の上部に水等のスラリ―状の
氷化物を戻す復管路(51B)とからなっており、往管
路(51A)に介設されたポンプ(52)により、水循
環路(51)内で蓄氷槽(5)の水又は水溶液を強制循
環させるようになされている。
【0027】そして、水循環路(51)の往管路(51
A)のポンプ(52)の下流側には、水循環路(51)
の水又は水溶液中の氷結物やゴミ等の固体物を除去する
ストレ―ナ(53)が介設され、さらに、該ストレ―ナ
(53)の下流側には、水熱交換器(22)に供給され
る水等を予熱する予熱熱交換器(6)が介設されてい
る。一方、冷媒回路(1)の液ラインには、液冷媒の一
部を水側電動膨張弁(23)をバイパスさせて予熱熱交
換器(6)に流通させる予熱バイパス路(61)が設け
られいて、該予熱バイパス路(61)の予熱熱交換器
(6)の下流側には、冷媒の減圧機能及び流量制御機能
を有する予熱電動膨張弁(62)が介設されている。該
予熱電動膨張弁(62)と水側電動膨張弁(23)とに
より、予熱バイパス路(61)の冷媒流量を調節すると
ともに、水熱交換器(22)の製氷運転時における冷媒
の減圧をも行うようになされている。
A)のポンプ(52)の下流側には、水循環路(51)
の水又は水溶液中の氷結物やゴミ等の固体物を除去する
ストレ―ナ(53)が介設され、さらに、該ストレ―ナ
(53)の下流側には、水熱交換器(22)に供給され
る水等を予熱する予熱熱交換器(6)が介設されてい
る。一方、冷媒回路(1)の液ラインには、液冷媒の一
部を水側電動膨張弁(23)をバイパスさせて予熱熱交
換器(6)に流通させる予熱バイパス路(61)が設け
られいて、該予熱バイパス路(61)の予熱熱交換器
(6)の下流側には、冷媒の減圧機能及び流量制御機能
を有する予熱電動膨張弁(62)が介設されている。該
予熱電動膨張弁(62)と水側電動膨張弁(23)とに
より、予熱バイパス路(61)の冷媒流量を調節すると
ともに、水熱交換器(22)の製氷運転時における冷媒
の減圧をも行うようになされている。
【0028】さらに、上記水循環路(51)の復管路
(51B)において、水熱交換器(22)の下流側に
は、復管路(51B)の水等を冷却して水熱交換器(2
2)で過冷却された水等の過冷却状態を解消させる過冷
却状態解消部としての再冷却器(8)と、該再冷却器
(8)による水等の過冷却解消を完了させるための過冷
却解消完了部(9)とが上流側から順に設けられてい
る。なお、(7)は、上記再冷却器(8)と水熱交換器
(22)との間に介設され、復管路(51B)の凍結が
水熱交換器(22)まで進展するのを阻止するための凍
結進展防止部としての保温熱交換器である。
(51B)において、水熱交換器(22)の下流側に
は、復管路(51B)の水等を冷却して水熱交換器(2
2)で過冷却された水等の過冷却状態を解消させる過冷
却状態解消部としての再冷却器(8)と、該再冷却器
(8)による水等の過冷却解消を完了させるための過冷
却解消完了部(9)とが上流側から順に設けられてい
る。なお、(7)は、上記再冷却器(8)と水熱交換器
(22)との間に介設され、復管路(51B)の凍結が
水熱交換器(22)まで進展するのを阻止するための凍
結進展防止部としての保温熱交換器である。
【0029】そして、冷媒回路(1)の液ラインと、各
圧縮機(11),(21)の吸入側となる分岐路(ガス
ライン)との間には、水熱交換器(22)をバイパスし
て冷媒を流通させる再冷却バイパス路(81)が設けら
れていて、該再冷却バイパス路(81)には、上流側か
ら順に上記再冷却キャピラリチュ―ブ(C4 )及び再冷
却器(8)が介設されている。つまり、再冷却器(8)
に再冷却キャピラリチュ―ブ(C4 )で減圧された低温
の冷媒を流通させ、この冷媒との熱交換により水熱交換
器(22)で過冷却された水等を再冷却するようになさ
れている。
圧縮機(11),(21)の吸入側となる分岐路(ガス
ライン)との間には、水熱交換器(22)をバイパスし
て冷媒を流通させる再冷却バイパス路(81)が設けら
れていて、該再冷却バイパス路(81)には、上流側か
ら順に上記再冷却キャピラリチュ―ブ(C4 )及び再冷
却器(8)が介設されている。つまり、再冷却器(8)
に再冷却キャピラリチュ―ブ(C4 )で減圧された低温
の冷媒を流通させ、この冷媒との熱交換により水熱交換
器(22)で過冷却された水等を再冷却するようになさ
れている。
【0030】その場合、水熱交換器(22)のガス側配
管を上記水側切換弁(26)を介して分岐路(25)に
連通させる一方、再冷却器(8)のガス側を直接分岐路
(25)に連通させることにより、水側切換弁(26)
の通過による流通抵抗分だけ水熱交換器(22)に圧力
損失を生ぜしめ、再冷却器(8)の蒸発温度を水熱交換
器(22)よりも低温に維持して、水熱交換器(22)
で過冷却された水等を再冷却器(8)でさらに低温に冷
却しうるようになされている。
管を上記水側切換弁(26)を介して分岐路(25)に
連通させる一方、再冷却器(8)のガス側を直接分岐路
(25)に連通させることにより、水側切換弁(26)
の通過による流通抵抗分だけ水熱交換器(22)に圧力
損失を生ぜしめ、再冷却器(8)の蒸発温度を水熱交換
器(22)よりも低温に維持して、水熱交換器(22)
で過冷却された水等を再冷却器(8)でさらに低温に冷
却しうるようになされている。
【0031】なお、上記冷媒回路(1)の液ラインから
この保温熱交換器(7)に液冷媒をバイパスして流通さ
せて液ラインに戻すようにした保温バイパス路(71)
が設けられていて、保温熱交換器(7)において、液ラ
インの液冷媒との熱交換により復管路(51B)を加熱
して、上記再冷却器(8)や復管路(51B)で水等の
過冷却解消により生じた氷化物が復管路(51B)の管
壁に付着して凍結が水熱交換器(22)まで進展するの
を防止するようになされている。
この保温熱交換器(7)に液冷媒をバイパスして流通さ
せて液ラインに戻すようにした保温バイパス路(71)
が設けられていて、保温熱交換器(7)において、液ラ
インの液冷媒との熱交換により復管路(51B)を加熱
して、上記再冷却器(8)や復管路(51B)で水等の
過冷却解消により生じた氷化物が復管路(51B)の管
壁に付着して凍結が水熱交換器(22)まで進展するの
を防止するようになされている。
【0032】空気調和装置の運転時、室内で冷房運転を
行うときには、四路切換弁(2)が図中実線側に切換え
られる。そして、水側切換弁(26)が図中実線側に切
換えられているときには、各圧縮機(11),(21)
からの吐出冷媒がいずれも室外熱交換器(12)で凝縮
された後、各室内熱交換器(32),(32)で蒸発す
ることにより、室内の冷房を行う。また、水側切換弁
(26)が図中破線側に切換えられているときには、第
1圧縮機(11)の吐出冷媒が室外熱交換器(12)に
流れる一方、第2圧縮機(21)の吐出冷媒は水熱交換
器(22)に流れ、それぞれ凝縮された後各室内熱交換
器(32),(32)で蒸発するように循環する。
行うときには、四路切換弁(2)が図中実線側に切換え
られる。そして、水側切換弁(26)が図中実線側に切
換えられているときには、各圧縮機(11),(21)
からの吐出冷媒がいずれも室外熱交換器(12)で凝縮
された後、各室内熱交換器(32),(32)で蒸発す
ることにより、室内の冷房を行う。また、水側切換弁
(26)が図中破線側に切換えられているときには、第
1圧縮機(11)の吐出冷媒が室外熱交換器(12)に
流れる一方、第2圧縮機(21)の吐出冷媒は水熱交換
器(22)に流れ、それぞれ凝縮された後各室内熱交換
器(32),(32)で蒸発するように循環する。
【0033】また、夜間等の電力が安価なときには、蓄
氷槽(5)に冷熱を蓄える蓄冷熱運転が行われる。すな
わち、四路切換弁(2)及び水側切換弁(26)を図中
実線側に切換え、各室内電動膨張弁(33),(33)
を閉じて、各圧縮機(11),(21)の吐出冷媒を室
外熱交換器(12)で凝縮させた後水側電動膨張弁(2
3)(又は予熱電動膨張弁(62))で減圧して水熱交
換器(22)で蒸発させることにより、蓄氷槽(5)の
水又は水溶液を過冷却して氷化し、蓄氷槽(5)に冷熱
を蓄えるようになされている。
氷槽(5)に冷熱を蓄える蓄冷熱運転が行われる。すな
わち、四路切換弁(2)及び水側切換弁(26)を図中
実線側に切換え、各室内電動膨張弁(33),(33)
を閉じて、各圧縮機(11),(21)の吐出冷媒を室
外熱交換器(12)で凝縮させた後水側電動膨張弁(2
3)(又は予熱電動膨張弁(62))で減圧して水熱交
換器(22)で蒸発させることにより、蓄氷槽(5)の
水又は水溶液を過冷却して氷化し、蓄氷槽(5)に冷熱
を蓄えるようになされている。
【0034】ここで、本発明の特徴として、図3に示す
ように、上記過冷却解消完了部(9)は、復管路(51
B)の管径を急激につまり段付円筒状に拡大してなる大
径の急拡大部(9a)と、その後管径を拡大前の径まで
テーパ状に連続的に絞る絞り部(9b)とを備えてお
り、上記再冷却器(8)で再冷却されて過冷却状態を解
消しつつある水等の流れを急激に拡大させて乱流を生ぜ
しめ、その攪拌作用により、過冷却解消の完了を促進す
るようになされている。
ように、上記過冷却解消完了部(9)は、復管路(51
B)の管径を急激につまり段付円筒状に拡大してなる大
径の急拡大部(9a)と、その後管径を拡大前の径まで
テーパ状に連続的に絞る絞り部(9b)とを備えてお
り、上記再冷却器(8)で再冷却されて過冷却状態を解
消しつつある水等の流れを急激に拡大させて乱流を生ぜ
しめ、その攪拌作用により、過冷却解消の完了を促進す
るようになされている。
【0035】上記第1実施例では、水循環路(51)に
おいて、水熱交換器(22)で水等が過冷却された後、
復管路(51B)の再冷却器(8)で過冷却状態にある
水等が再冷却されることにより、過冷却状態が解消さ
れ、スラリー状の氷化物となって蓄氷槽(5)に戻る。
そのとき、単に過冷却状態を解消すべく再冷却しても、
再冷却による過冷却解消作用だけでは、過冷却解消が完
了するのに長い時間つまり行程を要する。このため、再
冷却器(8)から蓄氷槽(5)迄の管路長が長くなっ
て、設計上の制約が生じるが、上記第1実施例では、再
冷却器(8)下流側に急拡大部(9a)を有する過冷却
解消完了部(9)が設けられているので、この急拡大部
(9a)で、水等の流れが急激に拡大して乱流を生じ、
この乱流による攪拌作用で過冷却解消の完了が促進され
る。したがって、再冷却器(8)下流側の管路長を短縮
することができ、設計上の自由度が拡大するとともに、
管路長の短縮により、氷化物の管壁への付着による凍結
防止のための加熱量が減少するので、コストの低減を図
ることができる。
おいて、水熱交換器(22)で水等が過冷却された後、
復管路(51B)の再冷却器(8)で過冷却状態にある
水等が再冷却されることにより、過冷却状態が解消さ
れ、スラリー状の氷化物となって蓄氷槽(5)に戻る。
そのとき、単に過冷却状態を解消すべく再冷却しても、
再冷却による過冷却解消作用だけでは、過冷却解消が完
了するのに長い時間つまり行程を要する。このため、再
冷却器(8)から蓄氷槽(5)迄の管路長が長くなっ
て、設計上の制約が生じるが、上記第1実施例では、再
冷却器(8)下流側に急拡大部(9a)を有する過冷却
解消完了部(9)が設けられているので、この急拡大部
(9a)で、水等の流れが急激に拡大して乱流を生じ、
この乱流による攪拌作用で過冷却解消の完了が促進され
る。したがって、再冷却器(8)下流側の管路長を短縮
することができ、設計上の自由度が拡大するとともに、
管路長の短縮により、氷化物の管壁への付着による凍結
防止のための加熱量が減少するので、コストの低減を図
ることができる。
【0036】ここで、過冷却解消完了の促進効果につい
て説明する。過冷却度が1.5degの水中で粒径0.5m
mの球状の氷核が2倍の大きさに成長するのに要する時
間は、攪拌がない場合には6.9秒、攪拌を行った場合
には1.9秒となる。したがって、水等の流量が100
l/min とすると、過冷却解消が完了するに必要な管路
長は、管径が40mmで拡大部が無いときには9.15
m、管径が40mmから60mmに拡大する拡大部を設けた
ときには、1.12mとなり、氷核の付着を防止すべく
加熱する管壁の面積は、拡大部が無いときには1.15
m2 、拡大部があるときには0.21m2 となって、管
路長及び加熱面積の短縮が著しいことが分かる。
て説明する。過冷却度が1.5degの水中で粒径0.5m
mの球状の氷核が2倍の大きさに成長するのに要する時
間は、攪拌がない場合には6.9秒、攪拌を行った場合
には1.9秒となる。したがって、水等の流量が100
l/min とすると、過冷却解消が完了するに必要な管路
長は、管径が40mmで拡大部が無いときには9.15
m、管径が40mmから60mmに拡大する拡大部を設けた
ときには、1.12mとなり、氷核の付着を防止すべく
加熱する管壁の面積は、拡大部が無いときには1.15
m2 、拡大部があるときには0.21m2 となって、管
路長及び加熱面積の短縮が著しいことが分かる。
【0037】次に、請求項2の発明に係る第2実施例に
ついて説明する。本実施例においても、冷媒回路
(1),水循環路(51)等の構成は上記第1実施例と
同様である。図4は、第2実施例における過冷却解消完
了部(9)の急拡大部(9a)の形状を示し、急拡大部
(9a)は、再冷却器(8)下流側の管径を急激に拡大
させてなるやや大径の第1拡大部(9a1 )と、該第1
拡大部(9a1)をさらに急激に拡大させてなる大径の第
2拡大部(9a2)とを備えている。
ついて説明する。本実施例においても、冷媒回路
(1),水循環路(51)等の構成は上記第1実施例と
同様である。図4は、第2実施例における過冷却解消完
了部(9)の急拡大部(9a)の形状を示し、急拡大部
(9a)は、再冷却器(8)下流側の管径を急激に拡大
させてなるやや大径の第1拡大部(9a1 )と、該第1
拡大部(9a1)をさらに急激に拡大させてなる大径の第
2拡大部(9a2)とを備えている。
【0038】本第2実施例では、このような複数の急拡
大部(9a1),(9a2)を設けることで、流れの攪拌作
用をより増大させることができ、著効を発揮することが
できる。なお、急拡大部(9a)を3個以上設けてもよ
いことはいうまでもない。
大部(9a1),(9a2)を設けることで、流れの攪拌作
用をより増大させることができ、著効を発揮することが
できる。なお、急拡大部(9a)を3個以上設けてもよ
いことはいうまでもない。
【0039】次に、請求項3の発明に係る第3実施例に
ついて説明する。本実施例においても、冷媒回路(1)
及び水循環路(51)の構成は上記第1実施例と同様で
ある。図5は、本実施例における過冷却解消完了部
(9)の構成を示し、急拡大部(9a)の下流側におい
て、管路の中央部には、流れと衝突することにより乱流
を生ぜしめるための衝突部材(9c)が配設されてい
る。
ついて説明する。本実施例においても、冷媒回路(1)
及び水循環路(51)の構成は上記第1実施例と同様で
ある。図5は、本実施例における過冷却解消完了部
(9)の構成を示し、急拡大部(9a)の下流側におい
て、管路の中央部には、流れと衝突することにより乱流
を生ぜしめるための衝突部材(9c)が配設されてい
る。
【0040】本第3実施例では、急拡大部(9a)と衝
突部材(9c)とによる流れの攪拌作用により過冷却状
態解消完了の促進が図られ、著効を発揮することができ
る。
突部材(9c)とによる流れの攪拌作用により過冷却状
態解消完了の促進が図られ、著効を発揮することができ
る。
【0041】なお、上記各実施例における再冷却器
(8)は、冷媒回路(1)の冷媒との熱交換により水等
を再冷却するものとしたが、本発明はかかる実施例に限
定されるものではなく、例えばサーモパイル等で冷却す
るようにしてもよいことはいうまでもない。
(8)は、冷媒回路(1)の冷媒との熱交換により水等
を再冷却するものとしたが、本発明はかかる実施例に限
定されるものではなく、例えばサーモパイル等で冷却す
るようにしてもよいことはいうまでもない。
【0042】また、上記各実施例では、過冷却状態解消
を水等の再冷却により行うものについて説明したが、本
発明はかかる実施例に限定されるものではなく、管路を
絞って流速を増大させることにより過冷却状態を解消さ
せるようにしたものについても適用しうる。図6は、か
かる絞りによる過冷却解消を行うようにしたものに本発
明を適用した第4実施例を示し、例えば管径を40mmか
ら20mmに絞ってなる過冷却解消部(8)の下流側で、
管径を40mmに急激に拡大させてなる急拡大部(9a)
を設けた例である。この場合にも、上記第1〜第3実施
例のような過冷却解消完了部(9)を設けることによ
り、過冷却の解消完了を促進することができ、各実施例
と同様の効果を発揮することができる。
を水等の再冷却により行うものについて説明したが、本
発明はかかる実施例に限定されるものではなく、管路を
絞って流速を増大させることにより過冷却状態を解消さ
せるようにしたものについても適用しうる。図6は、か
かる絞りによる過冷却解消を行うようにしたものに本発
明を適用した第4実施例を示し、例えば管径を40mmか
ら20mmに絞ってなる過冷却解消部(8)の下流側で、
管径を40mmに急激に拡大させてなる急拡大部(9a)
を設けた例である。この場合にも、上記第1〜第3実施
例のような過冷却解消完了部(9)を設けることによ
り、過冷却の解消完了を促進することができ、各実施例
と同様の効果を発揮することができる。
【0043】さらに、実施例は省略するが、再冷却器
(8)の代わりに、水循環路(51)の往管路(51
A)から水熱交換器(22)下流側までバイパス路を設
け、氷核を導入することにより過冷却を解消するように
したものに対しても、適用することができる。
(8)の代わりに、水循環路(51)の往管路(51
A)から水熱交換器(22)下流側までバイパス路を設
け、氷核を導入することにより過冷却を解消するように
したものに対しても、適用することができる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、蓄氷槽の水等を循環路に循環させ、循環路に過冷
却生成熱交換器と過冷却解消部とを設けて、水循環路の
水等を過冷却した後過冷却解消部でその過冷却状態を解
消させてスラリー状の氷化物を連続的に生成するように
した製氷装置において、過冷却解消部の下流側に、水循
環路の管径を急激に拡大してなる急拡大部を有する過冷
却解消完了部を設けたので、流れの乱流化による攪拌作
用で過冷却解消の完了のために要する管路長を低減する
ことができ、よって、設計上の自由度の拡大を図ること
ができるとともに、氷化物の管壁への凍結防止のための
加熱面積の減少によるコストの低減を図ることができ
る。
れば、蓄氷槽の水等を循環路に循環させ、循環路に過冷
却生成熱交換器と過冷却解消部とを設けて、水循環路の
水等を過冷却した後過冷却解消部でその過冷却状態を解
消させてスラリー状の氷化物を連続的に生成するように
した製氷装置において、過冷却解消部の下流側に、水循
環路の管径を急激に拡大してなる急拡大部を有する過冷
却解消完了部を設けたので、流れの乱流化による攪拌作
用で過冷却解消の完了のために要する管路長を低減する
ことができ、よって、設計上の自由度の拡大を図ること
ができるとともに、氷化物の管壁への凍結防止のための
加熱面積の減少によるコストの低減を図ることができ
る。
【0045】請求項2の発明によれば、上記請求項1の
発明において、過冷却解消完了部に複数の急拡大部を設
けたので、乱流による攪拌効果をより増大することがで
き、過冷却解消の完了の促進をより促進させることがで
きる。
発明において、過冷却解消完了部に複数の急拡大部を設
けたので、乱流による攪拌効果をより増大することがで
き、過冷却解消の完了の促進をより促進させることがで
きる。
【0046】請求項3の発明によれば、上記請求項1又
は2の発明において、過冷却解消完了部の急拡大部下流
側に、水等の流れと衝突して流れを乱す衝突部材を設け
たので、乱流による攪拌効果をさらに増大させることが
でき、よって、著効を発揮することができる。
は2の発明において、過冷却解消完了部の急拡大部下流
側に、水等の流れと衝突して流れを乱す衝突部材を設け
たので、乱流による攪拌効果をさらに増大させることが
でき、よって、著効を発揮することができる。
【図1】本発明の構成を示す図である。
【図2】実施例に係る製氷装置及び空気調和装置の配管
系統図である。
系統図である。
【図3】第1実施例における過冷却解消完了部の構成を
示す図である。
示す図である。
【図4】第2実施例における過冷却解消完了部の構成を
示す図である。
示す図である。
【図5】第3実施例における過冷却解消完了部の構成を
示す図である。
示す図である。
【図6】第4実施例における過冷却解消部と過冷却解消
完了部との構成を示す図である。
完了部との構成を示す図である。
1 冷媒回路 5 蓄氷槽 22 水熱交換器(過冷却生成熱交換器) 8 再冷却器(過冷却解消部) 9 過冷却解消完了部 9a 急拡大部 9c 衝突部材 51 水循環路
Claims (3)
- 【請求項1】 水又は水溶液のスラリ―状の氷化物を貯
溜するための蓄氷槽(5)と、冷却装置に接続され、水
又は水溶液を過冷却するための過冷却生成熱交換器(2
2)と、該過冷却生成熱交換器(22)に蓄氷槽(5)
の水又は水溶液を強制循環させるための水循環路(5
1)と、該水循環路(51)の上記熱交換器(22)下
流側に設けられ、水又は水溶液の過冷却状態を解消する
ための過冷却解消部(8)とを備えた製氷装置におい
て、 上記水循環路(51)の上記過冷却解消部(8)下流側
に設けられ、水循環路(51)の管径を急激に拡大させ
てなる急拡大部(9a)を有する過冷却解消完了部
(9)を備えたことを特徴とする製氷装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の製氷装置において、 上記過冷却解消完了部(9)は、複数個の急拡大部(9
a1),(9a2)を有することを特徴とする製氷装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の製氷装置におい
て、 上記過冷却解消完了部(9)は、水循環路(51)の急
拡大部(9a)の下流側に水又は水溶液の流れと衝突す
る衝突部材(9c)を有することを特徴とする製氷装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31236791A JP2946889B2 (ja) | 1991-11-27 | 1991-11-27 | 製氷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31236791A JP2946889B2 (ja) | 1991-11-27 | 1991-11-27 | 製氷装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05149653A true JPH05149653A (ja) | 1993-06-15 |
| JP2946889B2 JP2946889B2 (ja) | 1999-09-06 |
Family
ID=18028407
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31236791A Expired - Lifetime JP2946889B2 (ja) | 1991-11-27 | 1991-11-27 | 製氷装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2946889B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH074801A (ja) * | 1993-06-18 | 1995-01-10 | Shinryo Corp | 氷製造装置 |
| WO2003031887A1 (en) * | 2001-09-26 | 2003-04-17 | The Kansai Electric Power Co., Inc. | Method and system for making ice by underwater supercooling release and low temperature water supply system comprising it |
| CN102003856A (zh) * | 2010-11-04 | 2011-04-06 | 广州鑫誉蓄能科技有限公司 | 射流式防冰晶传播器 |
-
1991
- 1991-11-27 JP JP31236791A patent/JP2946889B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH074801A (ja) * | 1993-06-18 | 1995-01-10 | Shinryo Corp | 氷製造装置 |
| WO2003031887A1 (en) * | 2001-09-26 | 2003-04-17 | The Kansai Electric Power Co., Inc. | Method and system for making ice by underwater supercooling release and low temperature water supply system comprising it |
| KR100774604B1 (ko) * | 2001-09-26 | 2007-11-09 | 간사이 덴료쿠 가부시키가이샤 | 수중 과냉각 해제에 의한 제빙방법 및 제빙장치, 및 이제빙장치를 이용한 저온수 공급시스템 |
| CN102003856A (zh) * | 2010-11-04 | 2011-04-06 | 广州鑫誉蓄能科技有限公司 | 射流式防冰晶传播器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2946889B2 (ja) | 1999-09-06 |
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