JPH05150658A - 電子写真装置の現像装置 - Google Patents

電子写真装置の現像装置

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JPH05150658A
JPH05150658A JP31631691A JP31631691A JPH05150658A JP H05150658 A JPH05150658 A JP H05150658A JP 31631691 A JP31631691 A JP 31631691A JP 31631691 A JP31631691 A JP 31631691A JP H05150658 A JPH05150658 A JP H05150658A
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JP
Japan
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developing sleeve
developing
toner
photoconductor
photosensitive drum
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JP31631691A
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English (en)
Inventor
Takasumi Wada
孝澄 和田
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Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 感光体ドラム1に対向配置された現像スリー
ブ5bと感光体ドラム1との間に電圧を印加しながら感
光体ドラム1が露光されて静電潜像が形成される電子写
真装置に備えられ、上記現像スリーブ5bの内部に極性
を順次反対にして並べた磁石を回動させることにより現
像スリーブ5bの周りの導電性磁性トナーT粒子を転動
させながら感光体ドラムに1摺接させて上記静電潜像を
現像して可視化する電子写真装置の現像装置において、
現像スリーブ5bの表面には、粗面加工が施されてい
る。 【効果】 現像スリーブ5bと感光体ドラム1との間に
導電性磁性トナーTを充分に供給して、広く安定した接
触域を確保することができるので、画質の向上を図るこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、現像スリーブと感光体
との間に電圧を印加しながら感光体が露光される電子写
真装置に備えられ、上記現像スリーブの周りのトナー粒
子を感光体に摺接させて現像する電子写真装置の現像装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、トナーを用いた画像形成には、カ
ールソンプロセスの応用による電子写真方式が広く用い
られている。その原理を複写機等に用いられている正現
像方式を例に挙げて、図6を参照して説明すると、カー
ルソンプロセスを採用した装置は、同図に示すように、
表面に感光層を有する感光体ドラム31の周囲に、帯電
器32、露光器33、現像器34、転写器35、定着器
36、クリーナ37、除電器38を順次設けて構成され
ている。
【0003】上記構成において、まず、暗所において帯
電器32で感光体ドラム31表面が均一に帯電される。
次に、露光器33により光を当て、光の当たった部分の
帯電電荷が除去されて、静電潜像が形成される。次い
で、この静電潜像に、現像器34内における感光体ドラ
ム31上の帯電電荷と逆極性に帯電させたトナー39が
付着することにより、トナー39による可視像が形成さ
れる。その後、記録材40をこの可視像に重ね、記録材
40の裏側より転写器35でコロナ放電を行ってトナー
39と逆極性の電荷を与えることにより、トナー像が記
録材40に転写される。転写されたトナー像は、定着器
36の熱、圧力などにより記録材40に定着され、永久
像となる。一方、記録材40に転写されずに感光体ドラ
ム31上に残った残留トナー39aは、クリーナ37に
より除去される。また、感光体ドラム31上の静電潜像
は除電器38の光により除電された後、再度、帯電器3
2による帯電から始まるプロセスが繰返されて、連続的
な画像形成が行われる。
【0004】ところで、上記のようにカールソンプロセ
スを応用した電子写真方式では、感光体ドラム31の帯
電や、記録材40にトナー39を転写するために、通
常、コロナ放電器が用いられている。このコロナ放電器
においては、印加電圧が数kVと高い電圧を必要とする
うえ、例えば温度変化によって感光体ドラム31表面の
帯電量が変動する等の環境変化による影響を受け易い。
また、コロナ放電時にオゾンが発生するため、環境衛生
上の問題も生じるものとなっている。
【0005】そこで、例えば特公平2−4900号公報
には、上記のようなコロナ帯電を必要としない画像形成
方法が開示されている。その方法においては、図8に示
すように、感光体50が、ガラス等の透明基体51上
に、In2 O2等から成る透明導電層52、Se等の光導電体
層53、ポリエチレン・テレフタレイトフィルムやバリ
レン等から成る絶縁層54を順次積層して構成されてい
る。上記感光体50の表面に現像スリーブ58を近づ
け、この現像スリーブ58内部に極性を順次反対にして
並べた永久磁石56を回動させると、導電性磁性トナー
55が現像スリーブ58の周りに付着されながら転動す
る。このように、トナー55を現像スリーブ58と感光
体50の表面との間に供給した後、現像スリーブ58と
透明導電層52との間に電圧を加えた状態で、透明基体
51側より露光すると、光の照射部では光導電体層53
の抵抗が低下し、電荷が絶縁層54の下まで注入され
る。これにより、現像スリーブ58と感光体50との間
には強い電界が加わり、露光領域に対応するトナー55
に反対極性の電荷が注入される。この結果、絶縁層54
を挟んで帯電したトナー55と透明導電層52より注入
された電荷とが逆極性の電荷対を形成することで互いに
引き付けあった状態となる。このため、永久磁石56を
感光体50から遠ざけても、上記露光領域におけるトナ
ー55のみが感光体50表面に止まることとなる。
【0006】このような原理により、コロナ帯電を用い
ずとも、感光体50表面にトナー像を形成することがで
きる。そして、感光体50の表面にトナー像を形成した
後には、前記カールソンプロセス同様に、感光体50の
表面から記録材表面へのトナー像の転写を行い、その
後、トナーを加熱して溶融定着させる定着装置に送り込
むことによって、記録材上に永久像としての画像形成を
行うことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにトナー5
5を介して感光体50の表面を帯電させる方法において
は、現像スリーブ58と感光体50の表面との間に、ト
ナー55が充分に満たされていることが望ましい。
【0008】しかしながら、現像スリーブ58の表面は
円滑に形成されており、現像スリーブ58と感光体50
表面との摺接によって、また、この摺接部分のトナー5
5が感光体50表面に移動していくことによって、現像
スリーブ58と感光体50の表面との間へのトナー55
の供給が不充分になりがちであるという問題点を有して
いる。
【0009】本発明は、上記の問題点に鑑みなされたも
のであって、その目的は、コロナ帯電を用いることなく
画像形成を可能とする電子写真装置において、トナー5
5の供給を充分にして画質の向上を図り得る電子写真装
置の現像装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の電
子写真装置の現像装置は、上記の課題を解決するため
に、感光体に対向配置された現像スリーブと感光体との
間に電圧を印加しながら感光体が露光されて静電潜像が
形成される電子写真装置に備えられ、上記現像スリーブ
の内部に極性を順次反対にして並べた磁石を回動させる
ことにより現像スリーブの周りのトナー粒子を転動させ
ながら感光体に摺接させて上記静電潜像を現像して可視
化する電子写真装置の現像装置において、上記現像スリ
ーブの表面には、粗面加工が施されていることを特徴と
している。
【0011】請求項2記載の発明の電子写真装置の現像
装置は、上記の課題を解決するために、感光体に対向配
置された現像スリーブと感光体との間に電圧を印加しな
がら感光体が露光されて静電潜像が形成される電子写真
装置に備えられ、上記現像スリーブの内部に極性を順次
反対にして並べた磁石を回動させることにより現像スリ
ーブの周りのトナー粒子を転動させながら感光体に摺接
させて上記静電潜像を現像して可視化する電子写真装置
の現像装置において、上記現像スリーブは、現像スリー
ブの支持部材を支点として回転自在に形成される一方、
上記磁石の回動と共に回転されるように設けられている
ことを特徴としている。
【0012】
【作用】請求項1の構成によれば、上記現像スリーブの
表面には粗面加工が施されているので、トナー粒子の現
像スリーブへの接触面積が増大する。このため、摩擦力
やファンデアワールスによる力等の付着力が増大するの
で、現像スリーブ表面におけるトナー粒子の保持力が増
大する。この結果、現像スリーブと感光体表面との間に
トナーを充分に供給して、広く安定した接触域を確保す
ることができるので、画質の向上を図ることができる。
【0013】また、請求項2の構成によれば、現像スリ
ーブは磁石の回動と共に回転されるように設けられてい
るので、現像スリーブの感光体への摺接面が変化する。
すなわち、トナー粒子が豊富に付着している面が摺接面
となるので、磁石のみ回動する場合に比べて、現像スリ
ーブと感光体表面との間にトナーを充分に供給して、広
く安定した接触域を確保することができる。このため、
画質の向上を図ることができる。
【0014】
【実施例】本発明の一実施例について図1ないし図6に
基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0015】本実施例の電子写真装置としての、例えば
プリンタは、図2に示すように、装置内でA方向に回転
可能な円筒状の感光体としての感光体ドラム1を備えて
おり、この感光体ドラム1の右側方には現像装置2が、
感光体ドラム1内には露光装置7が、また、感光体ドラ
ム1の上方には転写ベルトとしての誘電体ベルト8がそ
れぞれ配設されている。
【0016】上記感光体ドラム1は、図4に示すよう
に、光学的に透明な円筒状の透明支持体1aの表面に、
In2O3 やSnO2等のスパッタ膜による透明導電層1bと、
Se、ZnO 、CdS 、あるいは非晶質Si等の光導電性物質に
よる光導電層1cとが順次積層されて構成されている。
なお、本実施例では、上記の透明導電層1bとして、膜
厚0.5μmのIn2O3 層が形成され、また、光導電層1c
として、膜厚3μmの非晶質Si層が形成されている。
【0017】上記現像装置2は、図2に示すように、現
像剤としての導電性磁性トナーTを貯留する現像槽3
と、現像槽3内で回転可能に設けられ導電性磁性トナー
Tを撹拌する撹拌ローラ4と、現像槽3の開口部3aに
おける感光体ドラム1との対向位置に配設されたトナー
保持体5と、現像槽3の開口部3aにおけるトナー保持
体5の下方位置に設けられたドクターブレード6とから
構成されている。
【0018】上記トナー保持体5は、感光体ドラム1の
長手方向に沿って延びると共に、円周方向にN極性とS
極性との永久磁石を交互に配設した磁気ローラ5aと、
非磁性の例えばアルミニウムやマルテンサイト系のステ
ンレス鋼からなり、磁気ローラ5aの外周面を覆うよう
にして設けられた現像スリーブ5bとから構成されてい
る。また、これら磁気ローラ5aと現像スリーブ5bと
は、支持部材としての支持軸5cによって支持されてお
り、この支持軸5cを軸として回転自在に設けられてい
る。そして、上記トナー保持体5は、図1にも示すよう
に、磁気ローラ5aの装置内でのB方向の回転に伴い発
生する交番磁界によって、導電性磁性トナーTを、現像
スリーブ5b表面に保持して、磁気ローラ5aの回転方
向であるB方向とは逆方向のB’方向に転動させながら
搬送するようになっている。また、現像スリーブ5b
は、感光体ドラム1のA方向への回転に伴って、D方向
に回転するようになっている。したがって、磁気ローラ
5aと現像スリーブ5bとは同一方向に回転するように
なっているが、磁気ローラ5aの回転速度のほうが、現
像スリーブ5bの回転速度よりも速くなっている。
【0019】また、上記現像スリーブ5bの表面には、
平均5μmの粒子を用いたブラスト処理による粗面加工
が施されている。
【0020】上記ドクターブレード6は、上記のように
現像スリーブ5b表面に保持されてB’方向に搬送され
る導電性磁性トナーTの搬送量を所定量に調整するよう
になっている。
【0021】なお、上記の導電性磁性トナーTは、スチ
レンアクリル共重合体等からなる樹脂に鉄粉やフェライ
トなどの磁性体粉、カーボンブラック等を練り合わせて
粉砕し、数μmから数十μmにした粉末で構成されてい
る。
【0022】上記露光装置7は、発光ダイオードに短焦
点レンズを組み合わせたLED(Light Emitting Diode)
アレイにて構成されているもので、図示しない露光制御
装置からの画像パターン信号に応じて、前述の現像装置
2の方向に向かって光を照射するようになっており、こ
の照射光は、感光体ドラム1の透明支持体1aおよび透
明導電層1bを通して光導電層1cに集光されるように
なっている。
【0023】上記誘電体ベルト8は、図3に示すよう
に、機械的な強度に優れ、かつ、耐熱性の高いポリイミ
ド樹脂を主体としたフィルム材料を用いて無端ベルト形
状に形成されている。この誘電体ベルト8は、感光体ド
ラム1の上方に配設されている転写ローラ9と、この転
写ローラ9の図において左側でやや上方位置に配設され
ている後述の加熱装置10と、この加熱装置10よりも
さらに左側下方に配設されているテンションローラ11
との三者9・10・11を外側から囲むように、これら
に巻き掛けられており、また、感光体ドラム1と転写ロ
ーラ9との間では、これら感光体ドラム1と転写ローラ
9とにより挟装された状態となっている。
【0024】なお、上記誘電体ベルト8は、その材質と
してフィルム状のポリイミド樹脂が用いられているが、
特に、この材質に限定するものではなく、少なくとも後
述するように導電性磁性トナーTを転写する表面が絶縁
性を有しているものであればよく、例えば、基材として
の電気鋳造ニッケルベルト等の金属ベルトにフッ素樹脂
コーティングを施したものであってもよい。また、誘電
体ベルト8は、その厚みを特に限定するものではない
が、熱伝導性と機械的強度を考慮すると、10μm〜2
00μm程度の厚みが好ましく、画像の光沢を適度なも
のとするために表面を粗面としてもよい。
【0025】上記加熱装置10は、誘電体ベルト8表面
に転写される導電性磁性トナーTを加熱溶融させるため
のもので、アルミナセラミック基板に面状のMo系発熱抵
抗体10aを印刷し、その上に、ガラスコートを印刷積
層したセラミックヒータにて構成されている。そして、
上記加熱装置10は、発熱抵抗体10aへの通電によっ
て、所定の加熱温度まで迅速に昇温するようになってお
り、この加熱面が、誘電体ベルト8表面に直に接するよ
うに配置されている。
【0026】上記加熱装置10の上側の部位には、誘電
体ベルト8を介して加熱装置10に向かう方向に押圧力
を作用させながら回転する加圧ローラ12が配設されて
おり、この加圧ローラ12は、後述の給紙手段14によ
り搬送されてくる転写紙Pを、誘電体ベルト8との押圧
部にて挟装するようになっている。
【0027】また、本実施例のプリンタには、図3に示
すように、装置の駆動源であるステッピングモータ13
と、誘電体ベルト8と加圧ローラ12との押圧部に転写
紙Pを給紙する給紙手段14と、装置内から転写紙Pを
排出する出紙手段21とが設けられている。
【0028】上記給紙手段14は、前述の感光体ドラム
1、現像装置2、および誘電体ベルト8の上方側に配設
されており、その構成部材として、図示しない転写紙供
給開口部から誘電体ベルト8と加圧ローラ12との押圧
部までを繋ぐ給紙路をなす搬送ガイド板15・15と、
転写紙供給開口部の近傍に配された入紙検知アクチュエ
ータ16、入紙検知スイッチ17、及び給紙ローラ18
・18と、搬送ガイド板15・15の経路途中に配され
たレジストローラ19・19と、このレジストローラ1
9の回転を制御するレジストソレノイド20とを備えて
いる。
【0029】上記出紙手段21は、誘電体ベルト8と加
圧ローラ12との圧接部の左側方に配設されており、そ
の構成部材として、誘電体ベルト8と加圧ローラ12と
の圧接部から図示しない転写紙排出開口部までを繋ぐ出
紙路をなす出紙ガイド板22・22と、誘電体ベルト8
と加圧ローラ12との押圧部の近傍に配された出紙検知
アクチュエータ23および出紙検知スイッチ24と、出
紙ガイド板22の末端側に配された排紙ローラ25・2
5とを備えている。
【0030】なお、上記の給紙手段14と出紙手段21
とにより、記録材としての転写紙Pを装置内で搬送する
記録材搬送装置が構成されていると共に、給紙路をなす
搬送ガイド板15・15と出紙路をなす出紙ガイド板2
2・22とにより、記録材搬送路が構成されているもの
である。
【0031】上記構成のプリンタの動作について、次に
説明する。
【0032】先ず、図示しない転写紙供給手段により1
枚の転写紙Pが転写紙供給開口部より送り込まれると、
図3に示すように、この転写紙Pの先端部が入紙検知ア
クチュエータ16を押し上げることで、入紙検知スイッ
チ17が転写紙Pの供給を検知して入紙検知信号をステ
ッピングモータ13に送信し、駆動源としてのステッピ
ングモータ13が回転駆動される。
【0033】次に、上記ステッピングモータ13の回転
が図示しない回転伝達機構を介して給紙ローラ18に伝
達されることで給紙ローラ18が回転され、この給紙ロ
ーラ18の回転に伴って、転写紙Pはレジストローラ1
9に搬送される。
【0034】上記のようにしてレジストローラ19に搬
送された転写紙Pは、レジストローラ19がレジストソ
レノイド20の制御により回転が停止されることで、一
旦搬送が停止された状態となる。このとき、各給紙ロー
ラ18・18は、転写紙Pの後端側を挟装した状態にあ
ると共に、そのローラ表面の抵抗が小さいため、転写紙
Pの搬送の停止に伴い転写紙Pの両面でスリップした状
態となっているものである。
【0035】次に、図1及び図4ないし図6に基づいて
導電性磁性トナーTの現像処理について説明する。
【0036】先ず、図1に示すように、磁気ローラ5a
のB方向への回転により生じる交番磁界によって、現像
槽3内に貯留された導電性磁性トナーTが、現像スリー
ブ5b表面に保持されると共に、現像スリーブ5b表面
上を感光体ドラム1の時計回りの回転方向Aと同じB’
方向に自転しながら搬送される。このとき、図4に示す
ように、上記の現像スリーブ5b表面に保持された導電
性磁性トナーTと感光体ドラム1との接触部では、現像
スリーブ5bと透明導電層1bとの間に印加される数十
Vの電位差により現像スリーブ5bから導電性磁性トナ
ーTを通して感光体ドラム1に電荷注入が行われ、感光
体ドラム1表面は現像スリーブ5bと略等電位に帯電さ
れる。なお、上記のように感光体ドラム1に接触された
導電性磁性トナーTは、感光体ドラム1の光導電層1c
表面と現像スリーブ5bとが等電位になることで、磁気
ローラ5aより発生する磁気力に支配的に作用されて現
像スリーブ5bに引き寄せられているため感光体ドラム
1には付着しない。
【0037】次に、図5に示すように、感光体ドラム1
と導電性磁性トナーTとが離れる直前、あるいはその近
傍の部位Cにて、露光装置7のLEDアレイにより、図
示しない制御装置からの露光パターン信号に応じた露光
が行われると、光導電層1c表面に注入されていた電荷
は中和される一方、導電性磁性トナーTにはさらに現像
スリーブ5bから電荷注入される。このため、光導電層
1c表面と現像スリーブ5bとの間に電位差が生じるの
で、導電性磁性トナーTは強いクーロン力の影響を受け
る。したがって、感光体ドラム1の回転に伴って、光導
電層1cがゆっくり現像スリーブ5aから遠ざかってい
くことによって、導電性磁性トナーTは、図6に示すよ
うに、光導電層1cとのクーロン力が磁気ローラ5aよ
り作用する磁気力に打ち勝って現像スリーブ5bから分
離され、光導電層1c表面に付着して、原稿の画像パタ
ーンに応じたトナー像として感光体ドラム1の光導電層
1c表面に現像される。
【0038】このような現像処理においては、現像スリ
ーブ5bと感光体ドラム1の表面との間に、導電性磁性
トナーTが充分に満たされていることが望ましい。本実
施例の現像スリーブ5bには、現像スリーブ5b表面に
は粗面加工が施されているので、導電性磁性トナーT粒
子の現像スリーブ5bへの接触面積が増大する。このた
め、摩擦力やファンデアワールスによる力等の付着力が
増大するので、現像スリーブ5b表面における導電性磁
性トナーT粒子の保持力が増大する。この結果、現像ス
リーブ5bと感光体ドラム1表面との間に導電性磁性ト
ナーTを充分に供給して、広く安定した接触域を確保す
ることができるので、画質の向上を図ることができる。
また、現像スリーブ5bは、感光体ドラム1のA方向へ
の回転に伴って、D方向に回転するようになっている。
したがって、現像スリーブ5aの感光体ドラム1への摺
接面が変化する。すなわち、導電性磁性トナーT粒子が
豊富に付着している面が摺接面となるので、磁気ローラ
5aのみ回転する場合に比べて、現像スリーブ5aと感
光体ドラム1表面との間に導電性磁性トナーTを充分に
供給して、広く安定した接触域を確保することができ
る。このため、画質の向上を図ることができる。
【0039】上記のようにして感光体ドラム1表面に現
像されたトナー像は、図3に示すように、このトナー像
の注入電荷と逆の極性の電圧が転写ローラ9に印加され
ることで、誘電体ベルト8を介した感光体ドラム1と転
写ローラ9との圧接部にて誘電体ベルト8表面に転写さ
れる。一方、加熱装置10上の誘電体ベルト8と加圧ロ
ーラ12との押圧部で誘電体ベルト8表面のトナー像と
転写紙Pとが対応するように図示しないエンジンコント
ローラのCPU(CentralProcessing Unit)よりレジス
トソレノイド20に信号が出されることで、前述したレ
ジストローラ19の回転停止状態が解除され、転写紙P
が誘電体ベルト8と加圧ローラ12との押圧部に搬送さ
れる。
【0040】そして、転写紙Pと上記のトナー像を転写
した誘電体ベルト8とが、加熱装置10と加圧ローラ1
2との間で重ね合わせて搬送されることにより、転写紙
Pへのトナー像の転写と定着とが同時に行われる。すな
わち、転写紙Pが誘電体ベルト8と加圧ローラ12との
間で押圧されて送り出される際には、加熱装置10によ
り加熱溶融された導電性磁性トナーTに対して、誘電体
ベルト8の表面が、転写紙Pに比べて離型性が良好なた
め、誘電体ベルト8表面の導電性磁性トナーTの殆どが
転写紙P上に転写・定着される。
【0041】その後は、上記のトナー像を転写・定着し
た転写紙Pが、出紙検知アクチュエータ23を押し上
げ、排紙ローラ25の回転により転写紙排出開口部を通
して図示しない出紙トレー上に排出される。そして、入
紙検知スイッチ17からの入紙検知信号と、出紙検知ス
イッチ24からの出紙検知信号とを検出しなくなった所
定時間の後に、加熱装置10の発熱抵抗体10aへの通
電と、ステッピングモータ13の駆動が停止されて、上
記のような一連の動作が終了される。なお、上記のよう
に出紙トレー上に排出された転写紙Pは、トナー像が転
写・定着された面を出紙トレーに対向させた状態にあ
る。
【0042】以上のように、本実施例のプリンタは、ト
ナー保持体5に保持された導電性磁性トナーTが感光体
ドラム1に接触することで感光体ドラム1表面を帯電
し、感光体ドラム1の内側から露光装置7により露光を
行うことで画像パターンに応じたトナー像を感光体ドラ
ム1表面に現像するようになっており、また、感光体ド
ラム1表面に現像されたトナー像は、加熱装置10の加
熱と加圧ローラ12の押圧とにより誘電体ベルト8を介
して転写紙Pに同時に転写・定着されるようになってい
る。
【0043】また、本実施例の現像装置は、現像スリー
ブ5aの表面には粗面加工が施されているので、導電性
磁性トナーT粒子の現像スリーブ5aへの接触面積が増
大する。このため、摩擦力や付着力が増大して、現像ス
リーブ5a表面における導電性磁性トナーT粒子の保持
力が増大する。また、現像スリーブ5aは、磁気ローラ
5aの回転と共に回転されるように設けられているの
で、現像スリーブ5aの感光体ドラム1への摺接面が変
化する。すなわち、導電性磁性トナーT粒子が豊富に付
着している面が摺接面となるので、磁気ローラ5aのみ
回転する場合に比べて、現像スリーブ5aと感光体ドラ
ム1表面との間に導電性磁性トナーTを充分に供給し
て、広く安定した接触域を確保することができる。この
ため、画質の向上を図ることができる。
【0044】
【発明の効果】請求項1記載の発明の電子写真装置の現
像装置は、以上のように、現像スリーブの表面には、粗
面加工が施されている構成である。
【0045】これにより、トナー粒子の現像スリーブへ
の接触面積が増大する。このため、摩擦力や付着力が増
大して、現像スリーブ表面におけるトナー粒子の保持力
が増大する。この結果、現像スリーブと感光体表面との
間にトナーを充分に供給して、広く安定した接触域を確
保することができるので、画質の向上を図ることができ
る。
【0046】請求項2記載の発明の電子写真装置の現像
装置は、以上のように、現像スリーブは、現像スリーブ
の支持部材を支点として回転自在に形成される一方、上
記磁石の回動と共に回転されるように設けられている構
成である。
【0047】これにより、現像スリーブの感光体への摺
接面が変化してトナー粒子が豊富に付着している面が摺
接面となるので、磁石のみ回動する場合に比べて、現像
スリーブと感光体表面との間にトナーを充分に供給し
て、広く安定した接触域を確保することができる。この
ため、画質の向上を図ることができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における電子写真装置を構成
する感光体ドラムと現像装置とを拡大して示す要部構成
図である。
【図2】上記電子写真装置における各種の構成部材を示
す概略構成図である。
【図3】上記電子写真装置における各種の構成部材を示
す概略の全体構成図である。
【図4】上記感光体ドラムの表面が導電性磁性トナーの
接触により帯電された状態を示す説明図である。
【図5】上記感光体ドラムの表面が露光装置の露光によ
り中和された状態を示す説明図である。
【図6】上記感光体ドラムの表面にトナー像が現像され
た状態を示す説明図である。
【図7】従来のカールソンプロセスを採用した電子写真
装置の構成を示す模式図である。
【図8】従来の電子写真装置の現像装置を示す概略構成
図である。
【符号の説明】
1 感光体ドラム(感光体) 2 現像装置 3 現像槽 5 トナー保持体 5a 磁気ローラ(磁石) 5b 現像スリーブ 5c 支持軸(支点) 7 露光装置 8 誘電体ベルト T 導電性磁性トナー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光体に対向配置された現像スリーブと感
    光体との間に電圧を印加しながら感光体が露光されて静
    電潜像が形成される電子写真装置に備えられ、上記現像
    スリーブの内部に極性を順次反対にして並べた磁石を回
    動させることにより現像スリーブの周りのトナー粒子を
    転動させながら感光体に摺接させて上記静電潜像を現像
    して可視化する電子写真装置の現像装置において、 上記現像スリーブの表面には、粗面加工が施されている
    ことを特徴とする電子写真装置の現像装置。
  2. 【請求項2】感光体に対向配置された現像スリーブと感
    光体との間に電圧を印加しながら感光体が露光されて静
    電潜像が形成される電子写真装置に備えられ、上記現像
    スリーブの内部に極性を順次反対にして並べた磁石を回
    動させることにより現像スリーブの周りのトナー粒子を
    転動させながら感光体に摺接させて上記静電潜像を現像
    して可視化する電子写真装置の現像装置において、 上記現像スリーブは、現像スリーブの支持部材を支点と
    して回転自在に形成される一方、上記磁石の回動と共に
    回転されるように設けられていることを特徴とする電子
    写真装置の現像装置。
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