JPH0515104A - モールドモータ - Google Patents

モールドモータ

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JPH0515104A
JPH0515104A JP15666291A JP15666291A JPH0515104A JP H0515104 A JPH0515104 A JP H0515104A JP 15666291 A JP15666291 A JP 15666291A JP 15666291 A JP15666291 A JP 15666291A JP H0515104 A JPH0515104 A JP H0515104A
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JP
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ball bearing
ball
housing
stator
bearing
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Shinichiro Irie
眞一郎 入江
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Shibaura Mechatronics Corp
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Shibaura Engineering Works Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボールハウジングを固定子とともに一体的に
モールドしたモールドモータにおいて、熱を受けて、ボ
ールハウジングが膨脹しても、クリープが生じるような
心配のないモールドモータを提供すること。 【構成】 ボールベアリング32を収納するためのボー
ルハウジング22が固定子20とともに一体成形されて
なるモールドモータ10において、前記ボールベアリン
グ32を収納するための空間26を形成するボールハウ
ジング22の内周面28の全体が、軸方向外方にゆくに
したがって先細となるようなテーパ状をなし、さらに前
記ボールベアリング32を、波型座金46により軸方向
外方に向けて付勢させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モールドモータに関す
るものであり、詳しくは、ボールハウジングを固定子と
ともに一体的にモールドしてなるモールドモータに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】ボールハウジングを固定子とともに一体
的にモールドしてなる従来のモールドモータの構造を、
以下、図5に基づいて説明する。
【0003】図において、符号100は断面コの字状を
なす固定子モールド体であり、固定子鉄心101にコイ
ル102を巻回してなるドーナツ状の固定子103を小
石や砂などにより一体的にモールドしたものである。モ
ールドする際には、前記固定子103の一方を閉塞する
ようにモールドし、閉塞部分をボールハウジング104
とする。なお、符号105はモールド部を示す。
【0004】前記固定子モールド体100の内側には、
モールドされた固定子103の内方に位置する回転子収
納空間106と、前記ボールハウジング104内に位置
するボールベアリング収納空間107とが形成してい
る。
【0005】前記回転子収納空間106には、回転子鉄
心にコイルを巻回してなる回転子108が収納され、前
記ボールベアリング収納空間107には、一方のボール
ベアリング109が収納されている。周知のように、ボ
ールベアリングは内輪110と外輪111と、これらに
挟持されるボール112とからなっている。なお、これ
ら回転子106及びボールベアリング109は、出力軸
113に同軸上に装着されている。
【0006】符号114は金属製のベアリングブラケッ
ト115により支持されてなる他のボールベアリングで
あり、このボールベアリング114と上記したボールベ
アリング109とにより前記出力軸113が回転自在に
軸支される。
【0007】上記構成のモールドモータを駆動させる
と、当然のことながらモータは発熱することになる。そ
して、固定子モールド体100におけるモールド部10
5とボールベアリング109とが熱を持つようになり、
それぞれ膨脹する。
【0008】しかし、前記モールド部105とボールベ
アリング109とは、それぞれ熱に対する膨脹度が異な
り、同じ温度の熱に対しては金属よりなるボールベアリ
ング109よりモールド部105の方が大きく膨脹す
る。これにより、ボールベアリング収納空間107も拡
がり(図6参照)、ボールベアリング109の外周面と
ボールハウジング104の内周面との間に空隙が生じ
る。言い換えれば、ボールベアリング109の外周面が
ボールハウジング104の内周面から離れてしまう。前
記空隙の発生とモータ運転時の振動とにより、ボールハ
ウジング104の外輪111はボールベアリング収納空
間107内ですべりを生じ、いわゆるクリープを起こし
た。
【0009】本発明は、上記の実情に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、クリープを起こす
ことのないモールドモータを提供するところにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のモールドモータ
は、ボールベアリングを収納するためのボールハウジが
固定子とともに一体的にモールドされてなるモールドモ
ータであって、前記ボールベアリングを収納するための
空間(ボールベアリング収納空間)が軸方向外方にゆく
にしたがって先細となるように、前記ボールハウジング
の内周面の全体もしくは一部がテーパ状に設けられてい
るとともに、前記ボールベアリングが、板バネ等の付勢
手段により軸方向外方に向けて付勢されているものであ
る。
【0011】
【作用】本発明のモールドモータにおいて、ボールハウ
ジングに配したボールベアリングは、上記付勢手段によ
り軸方向外方に付勢され、該ボールベアリングの外輪が
ボールハウジングにおける内周面に圧着した状態で配置
されている。
【0012】そこで、モールドモータの駆動により該モ
ータが発熱してボールハウジングが膨脹すれば、このボ
ールハウジング内に配されたボールベアリングは、付勢
力に従い、テーパ状をなすボールハウジングの内周面に
圧着された状態を保持しながら軸方向外方に移動する。
これにより、ボールハウジングが熱により膨脹しても、
ボールベアリングの外輪がボールハウジングの内周面か
ら離脱するような心配はなく、前記外輪がすべりを生じ
るような、つまりクリープを起こすような心配もない。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0014】図1は、モールドモータ10の断面図を示
すものであり、符号12は一方に開口部14を有してな
る断面コの字状の固定子モールド体である。この固定子
モールド体12は固定子鉄心16にコイル18を巻回し
てなるドーナツ状の固定子20を小石や砂などにより一
体的にモールドしたものである。モールドする際には、
前記固定子20の一方を閉塞するようにモールドし、閉
塞部分がボールハウジング22となるようにモールドを
行なう。なお、符号24はモールド部を示す。
【0015】前記固定子モールド体12の内側には、円
柱状のボールベアリング収納空間26および回転子収納
空間28が形成している。ボールベアリング収納空間2
6は前記ボールハウジング22に設けられている。
【0016】前記ボールベアリング収納空間26を形成
するボールハウジング22の内周面28は、該ボールベ
アリング収納空間26が軸方向外方にゆくにしたがって
先細となるように、テーパ状をなしている(図2参
照)。
【0017】符号30は出力軸である。この出力軸30
の先端部(図1では右端部)には、ボールベアリング3
2が装着されている。また、前記出力軸30の略中央部
には別のボールベアリング34が装着されており、両ボ
ールベアリング32、34の略中間には回転子鉄心にコ
イルを巻回した回転子36が装着されている。なお、符
号38、40は、E型止め具であり、両ボールベアリン
グ32、34が軸方向に移動するのを阻止するためのも
のである。前記E型止め具38、40は、出力軸30に
刻設され該出力軸30の円周方向に延びる埋込み溝4
2、44にそれぞれ埋め込まれて固着されるものであ
る。また、一方のボールベアリング34の外方(図1で
は左方)には波型座金46が出力軸30に固着されてい
る。
【0018】上記各構成部材を備えた出力軸30を、前
記固定子モールド体12における開口部14から該固定
子モールド体12の内側に挿入し、ボールベアリング3
2はボールベアリング収納空間26に、また回転子36
は回転子収納空間28にそれぞれ配置させる。この時、
前記ボールベアリング32は、該ボールベアリング32
の外側面33とボールハウジング22の内側面23との
間に隙間27を存して配置されるようにする。
【0019】符号48は、固定子モールド体12の開口
部14を閉塞する金属製のベアリングブラケットであ
り、ボールベアリング34を支持するためのものであ
る。このベアリングブラケット48は、外周縁部48a
で前記固定子モールド体12に固定されている。
【0020】前記ベアリングブラケット48における、
ボールベアリング34の外周面と当接し該外周面を押圧
する押圧部48bと、この押圧部48bの端部より径方
向内方に向かって屈曲する屈曲部48cとにより形成す
る空間50に、前記ボールベアリング34が収納され、
前記ベアリングブラケット48により支持されることに
なる。
【0021】前記ベアリングブラケット48を固定子モ
ールド体12に嵌合すると、前記波型座金46は前記ベ
アリングブラケット48から圧力を受ける。前記波型座
金46は受けた圧力をボールベアリング34に伝え、こ
れによりボールベアリング34は内方側(右方)へ移動
しようとするが、E型止め具40によりその移動が阻止
されているため、ベアリングブラケット48からの押圧
がE型止め具40に伝わり、前記E型止め具40は出力
軸30を押し、延いてはこの出力軸30の先端部に装着
したボールベアリング32を押圧することになる。つま
り、上記波型座金46により前記ボールベアリング32
は常に軸方向外方に付勢されていることになる。
【0022】なお、ボールベアリング32を上記のよう
に付勢するものであれば、前記波型座金46に代えて、
皿バネ、板バネあるいはコイルバネを使用しても構わな
い。
【0023】そこで、モータの駆動により該モータが発
熱し、ボールベアリング32およびボールハウジング2
2がその熱を受ければ両者は膨脹しようとする。
【0024】しかし、このボールベアリング32の膨脹
は、モールド部24の一部であるボールハウジング22
の膨脹、言い換えればボールベアリング収納空間26の
膨脹よりも小さいため、ボールベアリング32は膨脹し
て拡がったボールベアリング収納空間26内を、上記隙
間27を詰めるように、前記波型座金46の付勢力に従
って軸方向外方に移動する。図3はこの状態を示したも
のであるが、ボールハウジング22の膨脹は示さず、ボ
ールベアリング32の移動状態が明瞭となるように示し
た。
【0025】なお、ボールベアリング32は移動しなが
らもその外縁部が、テーパ状をなすボールハウジング2
2の内周面28に圧着され続けているので、その機能、
つまり出力軸30を回転自在に支持するといった機能に
は何ら支障はきたさない。
【0026】これにより、ボールハウジング22が膨脹
しても、ボールベアリング32は前記ボールハウジング
22にしっかりと支持され、ボールベアリング32の外
輪56が前記ボールハウジング22の内周面28から離
脱するような心配はなく、クリープを起こす心配もな
い。
【0027】なお、本実施例では、ボールハウジング2
2の内周面28の全体をテーパ状に傾斜させたが、これ
に限らず、図4に示すように、ボールハウジング22の
内周面28´の一部、すなわちボールベアリング32に
おける外輪56の外周縁部と当接する部分29をテーパ
状に傾斜させても構わない。
【0028】
【発明の効果】本発明のモールドモータによれば、熱を
受けて内部のボールハウジングが膨脹しても、前記ボー
ルハウジングに配したボールベアリングはクリープを起
こし得ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すモールドモータの断面
図である。
【図2】前図におけるボールベアリング収納空間近傍の
拡大図である。
【図3】ボールベアリングが軸方向外方に移動した状態
を示す模式図である。
【図4】他の実施例であるボールベアリング収納空間近
傍の拡大図である。
【図5】従来のモールドモータの断面図である。
【図6】前図におけるボールベアリング収納空間近傍の
拡大図であり、ボールハウジングが膨脹した状態を示す
図である。
【符号の説明】
10……モールドモータ 12……固定子モールド体 20……固定子 22……ボールハウジング 26……ボールベアリング収納空間 30……出力軸 46……波型座金

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】ボールベアリングを収納するためのボール
    ハウジングが固定子とともに一体的にモールドされてな
    るモールドモータであって、 前記ボールベアリングを収納するための空間が軸方向外
    方にゆくにしたがって先細となるように、前記ボールハ
    ウジングの内周面の全体もしくは一部がテーパ状に設け
    られているとともに、 前記ボールベアリングが、板バネ等の付勢手段により軸
    方向外方に向けて付勢されていることを特徴とするモー
    ルドモータ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01106416U (ja) * 1988-01-05 1989-07-18
JPH09388U (ja) * 1997-01-20 1997-07-11 東洋鋼鈑株式会社 板材把持装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01106416U (ja) * 1988-01-05 1989-07-18
JPH09388U (ja) * 1997-01-20 1997-07-11 東洋鋼鈑株式会社 板材把持装置

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