JPH09287620A - ラジアル軸受装置 - Google Patents
ラジアル軸受装置Info
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- JPH09287620A JPH09287620A JP12237396A JP12237396A JPH09287620A JP H09287620 A JPH09287620 A JP H09287620A JP 12237396 A JP12237396 A JP 12237396A JP 12237396 A JP12237396 A JP 12237396A JP H09287620 A JPH09287620 A JP H09287620A
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 14
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 2
- 230000008602 contraction Effects 0.000 abstract description 4
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 abstract description 4
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- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 229910000639 Spring steel Inorganic materials 0.000 description 1
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
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- Mounting Of Bearings Or Others (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 主軸の温度変化による伸縮に対応でき、長期
間にわたり保守作業なしで安定動作が可能な立軸回転機
械のラジアル軸受装置を提供する。 【解決手段】 主軸4の軸端部4aに嵌着されるイン
ナリング14と、軸受ケーシング11の軸受収納凹部1
1aの内周面11bに接するように挿入され、軸方向に
摺動可能に嵌合されたアウタリング12と、インナリン
グ14とアウタリング12との間に介在する多数のボー
ル13とからなり、軸受ケーシング11の軸受収納凹部
11aの下端面とアウタリング12上端面との間には軸
方向に隙間Aを備え、隙間Aに弾性力を有する弾発部材
16を挟着した。
間にわたり保守作業なしで安定動作が可能な立軸回転機
械のラジアル軸受装置を提供する。 【解決手段】 主軸4の軸端部4aに嵌着されるイン
ナリング14と、軸受ケーシング11の軸受収納凹部1
1aの内周面11bに接するように挿入され、軸方向に
摺動可能に嵌合されたアウタリング12と、インナリン
グ14とアウタリング12との間に介在する多数のボー
ル13とからなり、軸受ケーシング11の軸受収納凹部
11aの下端面とアウタリング12上端面との間には軸
方向に隙間Aを備え、隙間Aに弾性力を有する弾発部材
16を挟着した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はラジアル軸受装置に
係り、特に下方にスラスト軸受を有し、上方軸端部にラ
ジアル軸受を有する立軸回転機械におけるラジアル軸受
装置の構造に関する。
係り、特に下方にスラスト軸受を有し、上方軸端部にラ
ジアル軸受を有する立軸回転機械におけるラジアル軸受
装置の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、立軸回転機械の一例として、水
中モータの縦断面を示す。水中モータ1は、ケーシング
2に固定されたステータ3を備える。そして主軸4には
ロータ5が固着され、その外周がステータ3の内周面と
空隙を介して対向して配置されている。主軸4は下方に
はスラスト兼ラジアル軸受6で支持され、上方軸端部に
はラジアル軸受7で支持されている。主軸4の下端部
は、図示しないポンプ側の主軸に接続される。
中モータの縦断面を示す。水中モータ1は、ケーシング
2に固定されたステータ3を備える。そして主軸4には
ロータ5が固着され、その外周がステータ3の内周面と
空隙を介して対向して配置されている。主軸4は下方に
はスラスト兼ラジアル軸受6で支持され、上方軸端部に
はラジアル軸受7で支持されている。主軸4の下端部
は、図示しないポンプ側の主軸に接続される。
【0003】図4は、従来の上記水中モータの主軸上端
部を支持するラジアル軸受の構造を示す。主軸4の軸端
部を支持するラジアル軸受7は、軸受ケーシング11に
挿入されたアウタリング12と、主軸4の上方軸端部4
aに嵌着固定されたインナリング14と、アウタリング
12とインナリング14との間に介在された多数のボー
ル13とから構成される。即ち、主軸4が回転すると、
これに嵌着固定されたインナリング14が共に回転し、
多数のボール13がインナリング14とアウタリング1
2とに接触して回転することにより、主軸4がラジアル
方向に支持される。
部を支持するラジアル軸受の構造を示す。主軸4の軸端
部を支持するラジアル軸受7は、軸受ケーシング11に
挿入されたアウタリング12と、主軸4の上方軸端部4
aに嵌着固定されたインナリング14と、アウタリング
12とインナリング14との間に介在された多数のボー
ル13とから構成される。即ち、主軸4が回転すると、
これに嵌着固定されたインナリング14が共に回転し、
多数のボール13がインナリング14とアウタリング1
2とに接触して回転することにより、主軸4がラジアル
方向に支持される。
【0004】ところで、図3に示す水中モータでは、モ
ータ運転時の温度上昇により、主軸4が熱膨張により伸
縮する。この水中モータでは、主軸4の下方がスラスト
軸受で支持されているため、ロータ5が固着された主軸
部分で温度上昇が生じると、自由端である上方軸端部4
aに嵌着されたインナリング14等の軸受部分7が上方
に押し上げられる。従って、軸受ケーシング11の軸受
収納凹部11aの下端面11cと軸受部分7の上端面と
の間には、温度上昇時の主軸4の伸び量より大きな間隙
Aを設けてある。即ち、ボール13及びアウタリング1
2も軸受ケーシング11の内周面11bに沿って上方に
押し上げる力が作用する。
ータ運転時の温度上昇により、主軸4が熱膨張により伸
縮する。この水中モータでは、主軸4の下方がスラスト
軸受で支持されているため、ロータ5が固着された主軸
部分で温度上昇が生じると、自由端である上方軸端部4
aに嵌着されたインナリング14等の軸受部分7が上方
に押し上げられる。従って、軸受ケーシング11の軸受
収納凹部11aの下端面11cと軸受部分7の上端面と
の間には、温度上昇時の主軸4の伸び量より大きな間隙
Aを設けてある。即ち、ボール13及びアウタリング1
2も軸受ケーシング11の内周面11bに沿って上方に
押し上げる力が作用する。
【0005】モータの運転による温度上昇に伴い、主軸
4は伸長するが、逆にモータの停止により主軸4が常温
に戻ると共に、主軸4の上方軸端部4aも元の位置に戻
る。このため、図4に示す軸受のアウタリング12を温
度上昇が少ない軸受ケーシングに摺動不可の状態で固定
した場合には、インナリング14とボール13間、ボー
ル13とアウタリング12間、アウタリング12と軸受
ケーシングの軸受収納凹部内周面11b間には強い摩擦
力を生じ、軸受7は過大な軸スラストを受けることにな
る。
4は伸長するが、逆にモータの停止により主軸4が常温
に戻ると共に、主軸4の上方軸端部4aも元の位置に戻
る。このため、図4に示す軸受のアウタリング12を温
度上昇が少ない軸受ケーシングに摺動不可の状態で固定
した場合には、インナリング14とボール13間、ボー
ル13とアウタリング12間、アウタリング12と軸受
ケーシングの軸受収納凹部内周面11b間には強い摩擦
力を生じ、軸受7は過大な軸スラストを受けることにな
る。
【0006】この問題を避けるためには、軸受のアウタ
リング12の外径に対して、軸受ケーシング11の軸受
収納凹部内周面11bの内径を少し大きくして、摺動可
能とすることにより、軸受7に作用する軸スラストを軽
減することができる。しかしながら、軸受ケーシング凹
部内周面11bとアウタリング12の外周面の外径とに
余裕を持たせると、インナリング14の回転により、ボ
ール13を介してアウタリング12が共に回転してしま
うという問題が生じる。
リング12の外径に対して、軸受ケーシング11の軸受
収納凹部内周面11bの内径を少し大きくして、摺動可
能とすることにより、軸受7に作用する軸スラストを軽
減することができる。しかしながら、軸受ケーシング凹
部内周面11bとアウタリング12の外周面の外径とに
余裕を持たせると、インナリング14の回転により、ボ
ール13を介してアウタリング12が共に回転してしま
うという問題が生じる。
【0007】そこで、図5に示すように、アウタリング
12がインナリング14及びボール13の回転につられ
て軸受ケーシングの軸受収納凹部11a内で自転しない
ように、アウタリング12の外周と軸受収納凹部内周面
間に、Oリング15を設けている。このOリング15の
摩擦力により、主軸4が回転してもアウタリング12は
その自転が防止される。同時に、アウタリング12の外
周面が軸受ケーシング11の内周面11bに沿って上下
方向に摺動可能となり、主軸4の温度上昇に伴ってラジ
アル軸受7に生じる軸スラストを軽減することができ
る。
12がインナリング14及びボール13の回転につられ
て軸受ケーシングの軸受収納凹部11a内で自転しない
ように、アウタリング12の外周と軸受収納凹部内周面
間に、Oリング15を設けている。このOリング15の
摩擦力により、主軸4が回転してもアウタリング12は
その自転が防止される。同時に、アウタリング12の外
周面が軸受ケーシング11の内周面11bに沿って上下
方向に摺動可能となり、主軸4の温度上昇に伴ってラジ
アル軸受7に生じる軸スラストを軽減することができ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、Oリン
グはゴム材料を用いた弾性体であり、機械的に不安定で
ある。又、ゴムでは長期間の使用に伴い、経時的な劣化
が生じることを考慮すると、頻繁に保守作業を行うこと
をしないとすれば、永続的に安定した動作をさせること
は困難である。
グはゴム材料を用いた弾性体であり、機械的に不安定で
ある。又、ゴムでは長期間の使用に伴い、経時的な劣化
が生じることを考慮すると、頻繁に保守作業を行うこと
をしないとすれば、永続的に安定した動作をさせること
は困難である。
【0009】本発明は上述した事情に鑑みて為されたも
ので、主軸の温度変化による伸縮に対応でき、長期間に
わたり保守作業なしで安定動作が可能な立軸回転機械の
ラジアル軸受装置を提供することを目的とする。
ので、主軸の温度変化による伸縮に対応でき、長期間に
わたり保守作業なしで安定動作が可能な立軸回転機械の
ラジアル軸受装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のラジアル軸受装
置は、主軸の軸端部に嵌着されるインナリングと、軸受
ケーシングの軸受収納凹部の内周面に接するように挿入
され、軸方向に摺動可能に嵌合されたアウタリングと、
該インナリングとアウタリングとの間に介在する多数の
ボールとからなり、軸受ケーシングの軸受収納凹部の下
端面と前記アウタリング上端面との間には軸方向に隙間
を備え、該隙間に弾性力を有する弾発部材を挟着したこ
とを特徴とする。
置は、主軸の軸端部に嵌着されるインナリングと、軸受
ケーシングの軸受収納凹部の内周面に接するように挿入
され、軸方向に摺動可能に嵌合されたアウタリングと、
該インナリングとアウタリングとの間に介在する多数の
ボールとからなり、軸受ケーシングの軸受収納凹部の下
端面と前記アウタリング上端面との間には軸方向に隙間
を備え、該隙間に弾性力を有する弾発部材を挟着したこ
とを特徴とする。
【0011】本発明の立軸回転機械は、下方にスラスト
軸受を有し、上方軸端部にラジアル軸受を有する立軸回
転機械において、該ラジアル軸受は、主軸の軸端部に嵌
着されたインナリングと、軸受ケーシングの軸受収納凹
部の内周面に接するように挿入され、軸方向に摺動可能
に嵌合されたアウタリングと、該インナリングとアウタ
リングとの間に介在する多数のボールとからなり、軸受
ケーシングの軸受収納凹部の下端面と前記アウタリング
上端面との間には軸方向に隙間を備え、該隙間に弾性力
を有する弾発部材を挟着したことを特徴とする。
軸受を有し、上方軸端部にラジアル軸受を有する立軸回
転機械において、該ラジアル軸受は、主軸の軸端部に嵌
着されたインナリングと、軸受ケーシングの軸受収納凹
部の内周面に接するように挿入され、軸方向に摺動可能
に嵌合されたアウタリングと、該インナリングとアウタ
リングとの間に介在する多数のボールとからなり、軸受
ケーシングの軸受収納凹部の下端面と前記アウタリング
上端面との間には軸方向に隙間を備え、該隙間に弾性力
を有する弾発部材を挟着したことを特徴とする。
【0012】又、前記弾発部材は、円周方向に切欠きを
有する金属性のリングであり、軸方向に波状の変形加工
を施したものであることを特徴とする。
有する金属性のリングであり、軸方向に波状の変形加工
を施したものであることを特徴とする。
【0013】弾発部材を軸受ケーシングの軸受収納凹部
の下端面と、アウタリング上端面との間の隙間に挟着す
る事により、主軸の温度変化にともなう伸縮を吸収する
ことができ、且つアウタリングの自転を防止することが
できる。弾発部材は金属の弾性体であるため、機械的に
安定であり、劣化という問題を生ぜず、永続的な安定動
作が可能である。
の下端面と、アウタリング上端面との間の隙間に挟着す
る事により、主軸の温度変化にともなう伸縮を吸収する
ことができ、且つアウタリングの自転を防止することが
できる。弾発部材は金属の弾性体であるため、機械的に
安定であり、劣化という問題を生ぜず、永続的な安定動
作が可能である。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1乃至2
を参照しながら説明する。図1は、立軸モータ等の上方
軸端部を支持するラジアル軸受の構造を示し、図2は弾
発部材の構造を示す。尚、本実施例においては、ラジア
ル軸受を除いた、その他の立軸モータの構成は図3に示
すものと同じである。
を参照しながら説明する。図1は、立軸モータ等の上方
軸端部を支持するラジアル軸受の構造を示し、図2は弾
発部材の構造を示す。尚、本実施例においては、ラジア
ル軸受を除いた、その他の立軸モータの構成は図3に示
すものと同じである。
【0015】軸受ケーシング11の段差の下側には円筒
状の軸受収納凹部11aが設けられ、ラジアル軸受7が
装着される。主軸4には、下側が大径である段差4bが
形成され、更にその上端が軸端部4aとなっている。軸
端部4aの外周には、インナリング14が嵌着固定され
る。一方で、ラジアル軸受7の、アウタリング12は、
軸受ケーシング11の内周面11bに接するように挿入
され、軸方向に摺動可能となっている。ラジアル軸受7
は、軸受ケーシング側のアウタリング12と、回転軸側
に固定されたインナリング14との間に多数のボール1
3が介在して、主軸4がラジアル方向に支持されてい
る。
状の軸受収納凹部11aが設けられ、ラジアル軸受7が
装着される。主軸4には、下側が大径である段差4bが
形成され、更にその上端が軸端部4aとなっている。軸
端部4aの外周には、インナリング14が嵌着固定され
る。一方で、ラジアル軸受7の、アウタリング12は、
軸受ケーシング11の内周面11bに接するように挿入
され、軸方向に摺動可能となっている。ラジアル軸受7
は、軸受ケーシング側のアウタリング12と、回転軸側
に固定されたインナリング14との間に多数のボール1
3が介在して、主軸4がラジアル方向に支持されてい
る。
【0016】アウタリング12の上端面と軸受ケーシン
グ11の軸受収納凹部11aの上端面11cとの間には
隙間Aが形成されている。この隙間Aには弾発部材16
が挟着されている。弾発部材16は、例えば図2に示す
ような円周方向に切欠き17を設けた金属性のリングで
あり、軸方向に波状の変形加工を施した例えばスプリン
グ鋼等のリングである。尚、弾発部材としては上記形状
に限定されるものでなく、コイルバネや皿バネなども適
用できる。
グ11の軸受収納凹部11aの上端面11cとの間には
隙間Aが形成されている。この隙間Aには弾発部材16
が挟着されている。弾発部材16は、例えば図2に示す
ような円周方向に切欠き17を設けた金属性のリングで
あり、軸方向に波状の変形加工を施した例えばスプリン
グ鋼等のリングである。尚、弾発部材としては上記形状
に限定されるものでなく、コイルバネや皿バネなども適
用できる。
【0017】軸受ケーシングの軸受収納凹部の上端面1
1cとアウタリング12の上端面との隙間Aは、弾発部
材16の無負荷時の高さよりも小さく設定されている。
従って、モータを運転せずに主軸の温度上昇がない時で
も弾発部材16は圧縮力を受けて、軸方向に圧縮変形す
るように位置決めされている。モータ運転時に主軸4の
温度が上昇すると、主軸4とケーシング11との間に温
度差が発生し、主軸4が伸長し、間隔Aが狭くなる。イ
ンナリング14は主軸4に嵌着固定されており、アウタ
リング12は軸受ケーシング11内の軸受収納凹部で軸
方向に摺動可能となっている。従って、主軸4が温度上
昇により伸長すると、上方軸端部4Aと共にインナリン
グ14がこれに伴って上昇し、ボール13及びアウタリ
ング12も上方に移動しようとする。弾発部材16はア
ウタリング12の上端面に押され弾性変形して圧縮され
る。従って、主軸4の伸長に伴いラジアル軸受7は上方
に移動して、ラジアル軸受にかかる軸スラストが軽減す
る。同時に、アウタリング12は弾発部材16により押
されている状態であるので、摩擦力が作用してインナロ
ータ14及びボール13が回転してもその自転が防止さ
れる。
1cとアウタリング12の上端面との隙間Aは、弾発部
材16の無負荷時の高さよりも小さく設定されている。
従って、モータを運転せずに主軸の温度上昇がない時で
も弾発部材16は圧縮力を受けて、軸方向に圧縮変形す
るように位置決めされている。モータ運転時に主軸4の
温度が上昇すると、主軸4とケーシング11との間に温
度差が発生し、主軸4が伸長し、間隔Aが狭くなる。イ
ンナリング14は主軸4に嵌着固定されており、アウタ
リング12は軸受ケーシング11内の軸受収納凹部で軸
方向に摺動可能となっている。従って、主軸4が温度上
昇により伸長すると、上方軸端部4Aと共にインナリン
グ14がこれに伴って上昇し、ボール13及びアウタリ
ング12も上方に移動しようとする。弾発部材16はア
ウタリング12の上端面に押され弾性変形して圧縮され
る。従って、主軸4の伸長に伴いラジアル軸受7は上方
に移動して、ラジアル軸受にかかる軸スラストが軽減す
る。同時に、アウタリング12は弾発部材16により押
されている状態であるので、摩擦力が作用してインナロ
ータ14及びボール13が回転してもその自転が防止さ
れる。
【0018】モータの停止時にも、主軸4とケーシング
11の温度差が無くても、隙間Aに挟着された弾発部材
16の効果により、アウタリング12は主軸4側に常に
押し付けられているので、同様に自転が防止される。
11の温度差が無くても、隙間Aに挟着された弾発部材
16の効果により、アウタリング12は主軸4側に常に
押し付けられているので、同様に自転が防止される。
【0019】尚、以上の実施例は立軸水中モータについ
てものであるが、本発明は主軸下方がスラスト軸受で支
持され、主軸上端が自由端となり、ラジアル軸受で支持
された立軸回転機械全般に広く適用可能である。又、横
軸型の回転機械についても、主軸の一端がスラスト軸受
により支持され、他端が自由端となりラジアル軸受で支
持されたものであれば、本発明の趣旨を同様に適用でき
る。
てものであるが、本発明は主軸下方がスラスト軸受で支
持され、主軸上端が自由端となり、ラジアル軸受で支持
された立軸回転機械全般に広く適用可能である。又、横
軸型の回転機械についても、主軸の一端がスラスト軸受
により支持され、他端が自由端となりラジアル軸受で支
持されたものであれば、本発明の趣旨を同様に適用でき
る。
【0020】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明は、軸受
ケーシング下端面とラジアル軸受の上端面との隙間に金
属製の弾発部材を挟着したものである。これによりモー
タ等の運転に伴う温度上昇による主軸の伸縮を吸収する
ことができ、ラジアル軸受にかかる軸スラストを軽減す
ることができる。同時に弾発部材の弾性力によりアウタ
リングを軸受ケーシング内に固定することができ、アウ
タリングのインナリングとの共回りを防止することがで
きる。これにより、機械的に安定した、頻繁な保守とい
う問題が生じない立軸回転機械の上端支持に好適なラジ
アル軸受装置が提供される。
ケーシング下端面とラジアル軸受の上端面との隙間に金
属製の弾発部材を挟着したものである。これによりモー
タ等の運転に伴う温度上昇による主軸の伸縮を吸収する
ことができ、ラジアル軸受にかかる軸スラストを軽減す
ることができる。同時に弾発部材の弾性力によりアウタ
リングを軸受ケーシング内に固定することができ、アウ
タリングのインナリングとの共回りを防止することがで
きる。これにより、機械的に安定した、頻繁な保守とい
う問題が生じない立軸回転機械の上端支持に好適なラジ
アル軸受装置が提供される。
【図1】本発明の一実施例のラジアル軸受の縦断面図。
【図2】図1に用いられる弾発部材の(a)平面図、
(b)側面図。
(b)側面図。
【図3】立軸水中モータの縦断面図。
【図4】図3のモータに用いられる従来例のラジアル軸
受の縦断面図。
受の縦断面図。
【図5】他の従来例のラジアル軸受の縦断面図。
1 立軸水中モータ 4 主軸 6 スラスト兼ラジアル軸受 7 ラジアル軸受 11 軸受ケーシング 12 アウタリング 13 ボール 14 インナリング A 軸受ケーシング下端面とラジアル軸受上端面との
隙間
隙間
Claims (4)
- 【請求項1】 主軸の軸端部に嵌着されるインナリング
と、軸受ケーシングの軸受収納凹部の内周面に接するよ
うに挿入され、軸方向に摺動可能に嵌合されたアウタリ
ングと、該インナリングとアウタリングとの間に介在す
る多数のボールとからなり、軸受ケーシングの軸受収納
凹部の下端面と前記アウタリング上端面との間には軸方
向に隙間を備え、該隙間に弾性力を有する弾発部材を挟
着したことを特徴とするラジアル軸受装置。 - 【請求項2】 前記弾発部材は、円周方向に切欠きを有
する金属性のリングであり、軸方向に波状の変形加工を
施したものであることを特徴とする請求項1記載のラジ
アル軸受装置。 - 【請求項3】 下方にスラスト軸受を有し、上方軸端部
にラジアル軸受を有する立軸回転機械において、 該ラジアル軸受は、主軸の軸端部に嵌着されたインナリ
ングと、軸受ケーシングの軸受収納凹部の内周面に接す
るように挿入され、軸方向に摺動可能に嵌合されたアウ
タリングと、該インナリングとアウタリングとの間に介
在する多数のボールとからなり、 軸受ケーシングの軸受収納凹部の下端面と前記アウタリ
ング上端面との間には軸方向に隙間を備え、該隙間に弾
性力を有する弾発部材を挟着したことを特徴とする立軸
回転機械。 - 【請求項4】 前記弾発部材は、円周方向に切欠きを有
する金属性のリングであり、軸方向に波状の変形加工を
施しものであることを特徴とする請求項3記載の立軸回
転機械。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12237396A JPH09287620A (ja) | 1996-04-19 | 1996-04-19 | ラジアル軸受装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12237396A JPH09287620A (ja) | 1996-04-19 | 1996-04-19 | ラジアル軸受装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09287620A true JPH09287620A (ja) | 1997-11-04 |
Family
ID=14834248
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12237396A Withdrawn JPH09287620A (ja) | 1996-04-19 | 1996-04-19 | ラジアル軸受装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09287620A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7038340B2 (en) | 2004-01-29 | 2006-05-02 | Denso Corporation | Bearing device and AC generator for vehicles using the same |
| JP2006132675A (ja) * | 2004-11-05 | 2006-05-25 | Toyota Motor Corp | 回転体支持構造 |
| JP2012040667A (ja) * | 2010-08-23 | 2012-03-01 | Nsk Ltd | 工作機械用主軸装置 |
| CN112833088A (zh) * | 2021-03-08 | 2021-05-25 | 崔家铭 | 弹性滑动轴承及其控制阀 |
-
1996
- 1996-04-19 JP JP12237396A patent/JPH09287620A/ja not_active Withdrawn
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7038340B2 (en) | 2004-01-29 | 2006-05-02 | Denso Corporation | Bearing device and AC generator for vehicles using the same |
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| CN112833088A (zh) * | 2021-03-08 | 2021-05-25 | 崔家铭 | 弹性滑动轴承及其控制阀 |
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