JPH0515185Y2 - - Google Patents

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JPH0515185Y2
JPH0515185Y2 JP1988109304U JP10930488U JPH0515185Y2 JP H0515185 Y2 JPH0515185 Y2 JP H0515185Y2 JP 1988109304 U JP1988109304 U JP 1988109304U JP 10930488 U JP10930488 U JP 10930488U JP H0515185 Y2 JPH0515185 Y2 JP H0515185Y2
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negative pressure
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booster
clutch
pipe
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は負圧分岐装置に関し、とりわけ、ブレ
ーキ用とクラツチ用の2つの負圧倍力装置に、共
通の負圧源から負圧供給する場合に用いられる負
圧分岐装置に関する。
(従来の技術) 一般に、自動車ではブレーキペダルの踏力が倍
力装置によつて増大されて車両制動されるように
なつているが、なかには、クラツチペダルの踏力
をも増大させるために、クラツチ用の倍力装置が
用いられるものがある。
ところで、倍力装置としては現在各種のものが
存在するが、エンジンの吸入負圧等の負圧を利用
して倍力を発生させる負圧倍力装置が多く用いら
れている。
このように、ブレーキ用およびクラツチ用のそ
れぞれの倍力装置に負圧倍力装置を用いた場合、
負圧取り入れ用の配管を簡略化するために、共通
の負圧配管を負圧源に接続し、該共通の負圧配管
から導入される負圧を、負圧分岐装置を介してそ
れぞれの負圧倍力装置に分配する構造が取られ
る。
ところで、上記負圧分岐装置としては、ブレー
キ用の負圧倍力装置を優先して負圧を供給する必
要があるが、例えば米国特許第3842931号明細書
に開示される装置を用いることによつて達成され
る。
第2図は上記負圧分岐装置をコンパクト化した
従来例を示し、該負圧分岐装置1の筒状のケーシ
ング2には、一端側(図中左側)がブレーキチエ
ツクバルブ3を介して図外のブレーキ倍力装置に
接続され、他端側(図中右側)が図外のクラツチ
倍力装置され、かつ、中間部には負圧源としての
図外のエンジンの吸気管に接続されるコネクタ4
が装着されている。
そして、上記ケーシング2内の上記コネクタ4
と上記クラツチ用の負圧倍力装置に接続される側
の開口部5との間には、該開口部5を閉弁する方
向に付勢されたチエツクボール6が配置され、該
クラツチ用の負圧倍力装置側の気圧が上記コネク
タ4を介して導入される吸入負圧よりも所定圧力
以上に高くなると、該チエツクボール6は図中破
線で示すように、該コネクタ4方向に設けられた
弁座7に着座されるようになつている。
尚、上記弁座7には、チエツクボール6が着座
されて閉弁された場合にあつても、クラツチ用の
負圧倍力装置側への負圧供給が確保されるように
貫通孔8が形成されている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、かかる従来の負圧分岐装置1に
あつては、弁座7に形成される貫通孔8はクラツ
チ倍力装置への負圧供給を充分に行うことができ
るように、その開口面積を大きくすることが望ま
しいのであるが、該貫通孔8はクラツチ倍力装置
側の負圧配管系統が失陥した場合にも、ブレーキ
倍力装置側に必要限度の負圧供給を確保させると
いう機能をも兼ね備えている。
従つて、この負圧失陥時にブレーキ倍力装置に
充分な負圧を供給するためには、上記貫通孔8を
小径にして絞り効果を発揮させる必要がある。
このため、チエツクボール5が弁座7に着座さ
れている場合には、クラツチ用の負圧倍力装置へ
の負圧供給速度が著しく遅くなり、加速時等にあ
つてクラツチ作動が短時間の内に繰り返される場
合は、倍力装置による倍力機能が十分に発揮され
ず、クラツチの踏力変化が激しくなつてしまうと
いう課題があつた。
そこで、本考案はかかる従来の課題に鑑みて、
クラツチ用の負圧倍力装置側の正常時には、該ク
ラツチ用の負圧倍力装置への負圧供給が充分に行
われ、かつ、クラツチ用の負圧倍力装置側の失陥
時には、ブレーキ用の負圧倍力装置への充分な負
圧供給を確保することができる負圧分岐装置を提
供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) かかる目的を達成するために本考案は、1つの
共通配管から供給される負圧を、ブレーキ用の負
圧倍力装置に接続される第1負圧配管と、クラツ
チ用の負圧倍力装置に接続される第2負圧配管と
に分配する負圧分岐装置において、 上記第1負圧配管に通ずる第1開口に、常閉方
向に付勢される弁体を設け、かつ、該弁体が移動
されるガイド面に上記第2負圧配管に通ずる第2
開口を形成し、付勢力に抗する方向への弁体の移
動に応じて、弁体により該第2開口を開度を減少
させる構成とする。
(作用) 以上の構成により本考案の負圧分岐装置にあつ
ては、クラツチ倍力装置に通ずる第2開口は、ブ
レーキ倍力装置側の第1開口を開閉する弁体のガ
イド面に形成されたので、該弁体が移動されるこ
とによつて該第2開口は開度変化されるため、弁
体が第1開口を開弁する位置にあるときに第2開
口は全開され、かつ、弁体が第1開口を開弁する
位置にあるときに第2開口の一部を閉止するよう
に設定しておくことができる。
従つて、ブレーキ用の負圧倍力装置に負圧を供
給する必要のない弁体の開弁時には、第2開口は
全開となつてクラツチ側の負圧倍力装置へは充分
な負圧が迅速に供給され、かつ、ブレーキ用の負
圧倍力装置に負圧を供給する弁体の開弁時には、
第2開口は一部が閉止されてクラツチ用の負圧倍
力装置に供給される負圧は制限される。
尚、クラツチ用の負圧倍力装置側の配管系統が
失陥された場合は、ブレーキ用の負圧倍力装置が
負圧を要求しないときは、第2開口は全開となつ
て上記失陥部分から負圧損失が発生されるのであ
るが、ブレーキ用の負圧倍力装置に負圧が要求さ
れる弁体の開弁時にあつては第2開口が絞られる
ため、負圧損失を最小限にして該ブレーキ用の負
圧倍力装置に充分な負圧供給を行うことができ
る。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図に基づいて詳細に説
明する。
即ち、第1図は本考案の一実施例を示す負圧分
岐装置10で、筒状のケーシング12を備え、該
ケーシング12の一端開口部12a(図中左端部)
には、図外のエンジンの吸気管に連通される図外
の共通配管が接続されるようになつており、か
つ、該ケーシング12の他端開口部12b(図中
右端部)には、ブレーキ用の倍力装置14に接続
される第1負圧配管16が接続される。
上記第1負圧配管16が上記ケーシング12内
に開口される第1開口18には、該第1開口18
周縁部を弁座18aとして、これに着座可能に弁
体としてのチエツクボール20が配置される。
上記チエツクボール20は、リターンスプリン
グ22によつて第1開口18の閉弁方向、つま
り、上記弁座18aへの着座方向に付勢され、か
つ、上記ケーシング12の内周をガイド面24と
して該チエツクボール20は摺動案内される。
また、上記リターンスプリング22の上記チエ
ツクボール20とは反対側端は、ケーシング12
内の段部26に当接されるスプリングシート28
に係止されるが、該スプリングシート28は網目
状に形成されて、その中央部が第1開口18方向
に突出され、該突出部28aが上記チエツクボー
ル20開弁時のストツパーとなつている。
従つて、上記チエツクボール20は図中実線で
示す閉弁状態と、図中破線で示す開弁状態との間
を上記ガイド面24に沿つて移動される。
尚、上記チエツクボール20の上記第1開口1
8より大径となる周縁部には、複数の通気孔30
が形成され、該通気孔30は該チエツクボール2
0が弁座18aに着座されたときに遮断されるよ
うになつている。
ここで、本実施例にあつては上記ケーシング1
2の外側に、該ケーシング12の中心軸と直角方
向を指向して、クラツチ用の負圧倍力装置32に
接続される第2負圧配管34が接続され、該第2
負圧配管34の第2開口36は上記チエツクボー
ル20のガイド面24に開口される。
上記第2開口36は、チエツクボール20の移
動方向にずれて形成される複数のオリフイス36
aの集合として構成され、該チエツクボール20
の開弁時(破線位置)には、該チエツクボール2
0の外周によつて該複数のオリフイス36aの一
部が閉止され、かつ、チエツクボール20の閉弁
時(実線位置)には、該複数のオリフイス36a
全部が開放される。
尚、本実施例にあつては上記第2負圧配管34
がクラツチ用の負圧倍力装置32に接続される
際、その途中にチエツクバルブ38が設けられて
いる。
以上の構成により本実施例の負圧分岐装置10
にあつては、ケーシング12内には図外の共通配
管を介して一端開口部12aからエンジンの吸入
負圧が導入され、この吸入負圧は網目状のスプリ
ングシート28を殆ど抵抗を生ずることなく通過
して、ガイド面24内へと供給される。
そして、チエツクボール20が弁座18aに着
座して閉弁されているときには、全開されている
第2開口36を介して上記ガイド面24内の負圧
がクラツチ用の負圧倍力装置32に供給され、該
負圧倍力装置32が負圧を要求する場合には、迅
速な負圧供給が可能となる。
一方、ブレーキ用の負圧倍力装置14側の気圧
がガイド面24内の気圧より高くなつて、上記チ
エツクボール20が開弁されているときには、上
記第2開口36はこれを構成する複数のオリフイ
ス36aの一部が該チエツクボール20に閉止さ
れて、残りのオリフイス36aのみで連通され、
クラツチ用の負圧倍力装置32側への負圧供給が
制限されると共に、ブレーキ用の負圧倍力装置1
4にはチエツクボール20に形成された通気孔3
0を介して充分な負圧が供給される。
尚、上記通気孔30の開口面積は絞り効果を殆
ど生じない程度に充分に大きく形成されている。
このように本実施例の負圧分岐装置10にあつ
ては、ブレーキ用の負圧倍力装置14へ負圧を供
給、遮断するチエツクボール20の移動によつ
て、クラツチ用の負圧倍力装置32側への負圧供
給が調節されるため、該クラツチ用の負圧倍力装
置32側の配管系統が失陥されて負圧漏れが生じ
た場合にあつても、チエツクボール20が開弁さ
れたときには第2開口36が大きく絞られるた
め、負圧損失を最小限に止どめて、ブレーキ用の
負圧倍力装置14への負圧供給を充分に行うこと
ができる。
また、クラツチ用の負圧倍力装置32の正常時
にあつて、クラツチの使用により該負圧倍力装置
32に負圧が要求されるときには、チエツクボー
ル20の閉弁時にあつては第2開口36が全開さ
れているため、該クラツチ用の負圧倍力装置32
への負圧供給は迅速に行われ、クラツチの踏力変
化を防止若しくは著しく減少することができる。
(考案の効果) 以上説明したように本考案の負圧分岐装置にあ
つては、ブレーキ用の負圧倍力装置側の第1開口
に設けられた弁体の付勢力に抗する方向への移動
に応じて、クラツチ用の負圧倍力装置の第2開口
の開度が減少されるようになつているため、第1
開口の閉弁時には該第2開口を全開としてクラツ
チ側に充分な負圧を供給することができ、クラツ
チの踏力変化を防止若しくは著しく減少させるこ
とができる。
一方、上記クラツチ用の負圧倍力装置側が失陥
され場合には、上記第1開口が開弁されてブレー
キ用の負圧倍力装置に負圧が供給される時、上記
弁体によつて上記第2開口の一部が閉止され、失
陥されているクラツチ用の負圧倍力装置側への負
圧供給が大きく制限されるため、ブレーキ用の負
圧倍力装置への負圧供給を充分に行うことがで
き、クラツチ側の失陥にもかかわらず確実な車両
制動を行うことができるという優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図は従来の負圧分岐装置を示す断面図である。 10……負圧分岐装置、12……ケーシング、
14……ブレーキ用の負圧倍力装置、16……第
1負圧配管、18……第1開口、20……チエツ
クボール(弁体)、24……ガイド面、32……
クラツチ用の負圧倍力装置、34……第2負圧配
管、36……第2開口。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1つの共通配管から供給される負圧を、ブレー
    キ用の負圧倍力装置に接続される第1負圧配管
    と、クラツチ用の負圧倍力装置に接続される第2
    負圧配管とに分配する負圧分岐装置において、 上記第1負圧配管に通ずる第1開口に、常閉方
    向に付勢される弁体を設け、かつ、該弁体が移動
    されるガイド面に上記第2負圧配管に通ずる第2
    開口を形成し、付勢力に対する方向への弁体の移
    動に応じて、弁体により該第2開口の開度を減少
    させることを特徴とする負圧分岐装置。
JP1988109304U 1988-08-19 1988-08-19 Expired - Lifetime JPH0515185Y2 (ja)

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