JPH051528Y2 - - Google Patents

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JPH051528Y2
JPH051528Y2 JP1987112541U JP11254187U JPH051528Y2 JP H051528 Y2 JPH051528 Y2 JP H051528Y2 JP 1987112541 U JP1987112541 U JP 1987112541U JP 11254187 U JP11254187 U JP 11254187U JP H051528 Y2 JPH051528 Y2 JP H051528Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、陸橋や建築物の階段やその他の種々
の構造物に具備された段差部分に設けられる簡易
通行路に関する。
〔従来の技術〕
従来、陸橋の昇降用通行路の路面全体を平坦に
したり、路面の一部のみを平坦にし他部を階段に
することによつて、陸橋を人だけでなく車椅子や
自転車やバイクも渡れるようにしたものがある。
このものは上記路面をコンクリートで平坦に構築
しているが、昇降用通路の路面をコンクリートで
構築するには大掛かりな建築機械や長い施工期間
が必要であるため、現状では既存の昇降用階段の
一部又は前部を平坦な路面に改造するといつた工
事は余程の必要性がない限り行われていない。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、それほど多くの通行量がなくても階段
の一部を平坦な路面にしておけば便利な場合が
多々あるにもかかわらず、コンクリートによる改
造を行うほどの要求がない場合もあり、従来では
そのような場合は改造を行わずにそのまま放置す
ることを余儀無くされるという問題があつた。
本考案は以上の問題を解決するもので、コンク
リートで路面を構築する場合のような大掛かりな
建築機械を用いずに簡単に短期間で施工でき、安
上がりな簡易通行路を提供することを目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために講じた手段は、リブ
により補強された平坦な踏み板の一端部に係合片
が一体に設けられてなる樹脂成形ブロツクの上記
係合片が階段等に具備された段差部分の上段側の
踏み面に係止され、上記踏み板の他端部が上記段
差部分の下段側の踏み面の外縁部に支持され、踏
み面と樹脂成形ブロツクとの間に形成された〓間
が外板で塞がれてなることである。
〔実施例〕 第1a図は本考案の実施例による簡易通行路に
用いられる樹脂成形ブロツクAの底面図、第1b
図は第1a図のA−A線に沿う断面図である。こ
の樹脂成形ブロツクAは、平坦な踏み板1の一端
部に傾斜した係合片2が一体に設けられ、かつ踏
み板1と係合片2が踏み板1の長手方向に延びる
複数条(図示例は四条)のリブ3…により補強さ
れていると共に、踏み板1の幅方向の両端部に設
けられている突片4,4とこれらの突片4,4に
対応するリブ3,3とによつて形成された溝部
5,5を有する。なお、上記複数条の係合片2に
設けられているリブ3…の一部(以下、係合部と
いう。)3a…は係合片2の一部を構成している。
また、踏み板1の他端部1aは上記リブ3…及び
突片4,4の端部から一定幅hだけ突き出ている
ことに加え、リブ3…及び突片4、4は踏み板1
の他端部1aに設けられた部分が斜めに欠除され
ている。踏み板1の表面は、凹凸面としたり複数
の溝を形成したりその他の手段によつてスリツプ
防止処理されている。
第1c図は上記樹脂成形ブロツクAを用いて施
工した簡易通行路の一例を示している。図示例の
ように樹脂成形ブロツクAは、係合片2の一部を
構成しているリブ3…の係合部3a…を階段の上
段側の踏み面11に係止させると共に、踏み板1
の他端部1aを下段側の踏み面11の外縁部に支
持させることによつて踏み板1が階段の段差部分
に斜めに立て掛けられている。また、階段の隣接
段においては、下段側に設置された樹脂成形ブロ
ツクAのリブ3…の係合部3a…が上段側に設置
された樹脂成形ブロツクAの踏み板1の端部1a
に突き合わされている。さらに、個々の樹脂成形
ブロツクAの溝部5,5(第1a図及び第1b図
参照)のそれぞれには略三角形の外板20の斜辺
部が嵌め込まれ、この外板20によつて階段の踏
み面11と樹脂成形ブロツクAとの間の〓間が塞
がれている。
第1c図の簡易通行路は階段のそれぞれの段差
部分に設置された樹脂成形ブロツクA…の踏み板
1…によつて自転車や車椅子やバイクが通行でき
る程度のほぼ平坦な路面が形成され、この路面の
上り勾配が階段の上り勾配と同等になる。そし
て、外板20により路面の下にゴミ等が溜まるこ
とがなくなり、外観もきれいになる。
第1c図のように樹脂成形ブロツクAを用いて
通行路を施工する場合、踏み板1の他端部1aを
第2図のように踏み面11に支持させることによ
つて、リブ3…や突片4を踏み面11から浮き上
がらせておくか或いは踏み面11に軽く接触する
状態にしておくことが望ましい。こうしておけ
ば、突片4,4の端部4a,4aが踏み面11に
支持されて踏み板1の他端部1aが踏み面11か
ら浮き上がるといつた事態を生じず、樹脂成形ブ
ロツクAに自転車が乗り上げてもその樹脂成形ブ
ロツクAがばたついたり、そのばたつきに伴う騒
音が発生することがない。上述のような踏み板1
の他端部1aが踏み面11に支持される状態は、
踏み板1の他端部1aがリブ3…や突片4,4か
ら一定幅hだけ突き出ており、しかもリブ3…や
突片4,4の端部が斜めに欠除されているため、
階段の段差に差異があつてもその差異が余り大き
くない場合には確保される。第2図の支持状態
は、踏み面の奥行幅が異なる場合にもその差異が
余り大きくない場合には踏み板1の他端部1aが
踏み面11に支持されるから同様に確保される。
なお、上記実施例ではリブ3と突片4との高さ
が異なつているが、外板20を嵌め込むリブ3の
高さを突片4と同じ程度に高くして確実な嵌合状
態を確保してもよい。また、すべてのリブ3…の
高さを突片4の高さと同じにしてもよい。
以上説明した実施例においては、自転車等が通
行すると階段の段差部分に立て掛けられた踏み板
1ががたついたり位置ずれを生じる懸念がある
が、そのような懸念は、リブ3…の係合部3a…
と踏み面11、踏み板1の他端部1aと踏み面1
1を接着剤で接合しておくことによつて解消され
る。しかしながら、接着剤で係合片2の一部であ
るリブ3の係合部3a…や踏み板1の他端部1a
を踏み面11に接合すると、欠損したり破損した
一部の樹脂成形ブロツクAを取り替えるときに、
踏み面11から上記係合部3a…や踏み板1の他
端部1aを剥がし取つたり、それらを剥がし取つ
た後に残る接着剤を除去したり新たに接着剤を塗
布したりすることに手間がかかる難点がある。
そこで、このような難点を持たない簡易通行路
やそのような簡易通行路を構成できる樹脂成形ブ
ロツクAを次に説明する。
第3a図及び第3b図に示した樹脂成形ブロツ
クAは、踏み板1の他端部1aの近傍個所におい
てその幅方向の中央部の二条のリブ3,3の相互
間に係止片5を一体に設けたものである。この樹
脂成形ブロツクAにおいて、上記係止片5は第3
c図のように階段の踏み面11の外縁部に接着剤
で接合された係止部材30に係合される。これに
よると、踏み板1の位置ずれが係止部材30によ
つて阻止される。
第4a図の樹脂成形ブロツクAは係合片2の先
端部に内向き折返し状の係止部6を一体に設け、
階段の踏み面11に接着剤で接合した係止部材3
1の凹所31aに上記係止部6を嵌め込んで係止
させる構成としてある。これによると、係止部6
と係止部材31との係合によつて係合片2の浮き
上がりと踏み板1の位置ずれが阻止される。
第4b図の樹脂成形ブロツクAは係合片2の二
個所に係止片8a,8bを一体に設けたものであ
る。この樹脂成形ブロツクAにおいて上記係止片
8a,8bのいずれか一方が階段の踏み面11に
接着剤で接合した係止部材32に係合される。こ
の樹脂成形ブロツクAによると、踏み板1の位置
ずれが係止部材32によつて阻止されるばかりで
なく、踏み面11の奥行幅が長い場合には先端側
の係止片8bを係止部材32に係合させることが
できる反面、踏み面11の奥行幅が短い場合には
他の係止片8bを係止部材32に係合させること
ができるため、踏み面11の奥行幅が異なる階段
に共通して用い得る利点がある。
第4c図の樹脂成形ブロツクAは係合片2の一
部を構成しているリブ3の係合部3aに突起9を
設けた構成である。この樹脂成形ブロツクAにお
いて、上記突起9は階段の踏み面11に形成され
た凹部33に嵌め込まれる。これによると、凹部
33と突起9との係合によつて踏み板1の位置ず
れが防止される。
上述した第3a図及び第3b図の構成と、第4
a〜4c図のうちのいずれかの構成は組み合わせ
ることが可能で、そのようにすることによつて踏
み板1の位置ずれが一層確実に防止される。ま
た、一部の樹脂成形ブロツクAが欠損したり破損
した場合には、接着剤による接合部を剥がし取る
ことなくその樹脂成形ブロツクAのみを単独で階
段から取り外して新たな樹脂成形ブロツクと交換
することが可能になるためメンテナンス上有利で
ある。
なお、第3a図、第3b図、第4a〜4c図に
おいて、第1a〜1c図及び第2図ものと同一部
分には同一符号を付して詳細な説明を省略した。
第5a図は本考案の他の実施例による簡易通行
路に用いられる樹脂成形ブロツクAを示してい
る。この樹脂成形ブロツクAは、踏み板1の一端
部に係合片2が一体に設けられ、かつ、上記踏み
板1の他端部に着座片10が一体に設けられてい
ると共に、上記踏み板1の幅方向の両端部に溝部
5,5が設けられている。着座片10は踏み板2
に対してやゝ傾斜している。このような樹脂成形
ブロツクAは第5b図のように着座片10を踏み
面11の外縁部に支持させ、係合片2を階段の上
段側の踏み面11に支持されている着座片10の
上に係止させることによつて、その踏み板1を階
段の段差部分に斜めに立て掛けている。なお、互
いに重ね合わされた係合片2と着座片10、着座
片4と踏み面11は接着剤で接合させてもよい
が、上記実施例と同様に係止部や係止片を踏み板
1に一体に設け、これらを踏み面11に接合した
り係止部材に係合させるようにしてもよい。
第5a図の樹脂成形ブロツクAは係合片2の先
端部裏面に膨出状の突条12を有しているため、
係合片2を階段の踏み面11に係合させたとき
(直接又は着座片10を介して係合させたとき)
には第6図のようにこの突条12が踏み面11に
支持される。同図において実線は階段の段差が小
さい場合、仮想線は階段の段差が大きい場合をそ
れぞれ示しており、これらから明らかなように階
段の段差に差異があつてもその差異が余り大きく
ない場合には上記突条12が踏み面11に支持さ
れるため、係合片2が踏み面11から浮き上がる
ことはない。踏み面11の奥行幅が異なる場合に
もその差異が余り大きくない場合には上記突条1
2が踏み面11に支持されるから係合片2が踏み
面11から受き上がることはない。これに対して
例えば第7図に示した樹脂成形ブロツクAのよう
に係合片2を平坦な板状に形成しておいてもよい
が、その場合には係合片2を階段の踏み面11に
係止させると、階段の段差や踏み面11の奥行幅
の大きさによつて同図に仮想線で示した踏み面1
1の外端縁が係合片2の中間部に当たつて係合片
2の先端が踏み面11から受け上がることもあり
得る。従つて、第7図の樹脂成形ブロツクAが段
差や踏み面の奥行幅が同一であるか近似している
階段に通行路を造るときに利用できるのに対し、
第5a図の樹脂成形ブロツクAは上記段差や踏み
面の奥行幅が異なる場合であつてもその差異が余
り大きくない限りその階段に通行路を造るときに
利用できる。
上述した簡易通行路において、樹脂成形ブロツ
クAは樹脂自体の特性から表面艶に優れ、しかも
成形工程で種々の柄模様や着色を施すことが可能
であるため、そのような柄模様を施しておくと優
れた装飾効果を発揮する。また、樹脂成形ブロツ
クAに蛍光塗料を塗布する等の適宜手段で螢光性
を持たせることも容易で、そうしておくと夜間等
のように暗いときでも簡易通行路の設置位置を明
確に認識でき、利用者にとつて都合がよい。樹脂
成形ブロツクAは硬質合成樹脂のを原料樹脂とし
て成形できるが、特にガラス繊維等の補強繊維を
混入した硬質ポリプロピレン樹脂で成形すると、
耐摩耗性や耐水性に優れた耐久性に富むものとな
り、簡易通行路の厚生部材として最適である。
上記実施例は階段の段差部分に樹脂成形ブロツ
クAの踏み板1を立て掛けたものを説明したが、
本考案の簡易通行路には、道路の路面と歩道との
境界に形成された段差部分に樹脂成形ブロツクA
の踏み板1を立て掛けたものも含まれ、このよう
な簡易通行路を形成すると、歩道を挾んで道路と
は反対側に設けられた車庫等に自転車をスムーズ
に出し入れできるようになる利便がある。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案の簡易通行路はコン
クリートによる改造を行わずに既存の階段の一部
又は全部に平坦な路面を形成したものであり、車
椅子や自転車やバイクで通行することが可能にな
る。また、本考案の簡易通行路は樹脂成形ブロツ
クを階段等の段差部分に立て掛けることにより施
工されるため、施工に特別な機械を必要とせず、
しかもコンクリートによる改造に比べて施工期間
が極めて大幅に短縮される利点がある。さらに簡
易通行路の構成部材である樹脂成形ブロツクは、
軽量で取り扱いが容易な割に傷つきにくく耐久性
に富み、思いどおりの表面艶や着色による装飾効
果を得られる利点がある。更に、階段の踏み面と
樹脂成形ブロツクとの〓間を外板で塞いで、ゴミ
等が溜まるのを防止したり、外観を美麗に保つこ
とができ、また簡易通行路の存在も目立たなくな
る利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1a図は簡易通行路の構成部材である樹脂成
形ブロツクの部分底面図、第1b図は第1図a図
のA−A線に沿う部分断面図、第1c図は本考案
の実施例による簡易通行路の部分断面図、第2図
は簡易通行路の要部を拡大した側面図、第3a図
は変形例による樹脂成形ブロツクの要部底面図、
第3b図は第3a図のB−B線に沿う断面図、第
3c図は別の実施例による簡易通行路の要部を示
す断面図、第4a〜4c図はそれぞれ別の変形例
による樹脂成形ブロツクの使用状態の要部を示す
断面図、第5a図はさらに別の変形例による樹脂
成形ブロツクの裏面側から見た斜視図、第5b図
はさら別の実施例による簡易通行路の部分断面
図、第6図は突条の作用説明図、第7図はさらに
別の変形例による樹脂成形ブロツクの概略側面図
である。 1……踏み板、1a……踏み板の他端部、2…
…係合片、3……リブ、11……階段の踏み面、
A……樹脂成形ブロツク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. リブにより補強された平坦な踏み板の一端部に
    係合片が一体に設けられてなる樹脂成形ブロツク
    の上記係合片が階段等に具備された段差部分の上
    段側の踏み面に係止され、上記踏み板の他端部が
    上記段差部分の下段側の踏み面の外縁部に支持さ
    れ、踏み面と樹脂成形ブロツクとの間に形成され
    る〓間が外板で塞がれてなる簡易通行路。
JP1987112541U 1987-07-21 1987-07-21 Expired - Lifetime JPH051528Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987112541U JPH051528Y2 (ja) 1987-07-21 1987-07-21

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Publication Number Publication Date
JPS6418224U JPS6418224U (ja) 1989-01-30
JPH051528Y2 true JPH051528Y2 (ja) 1993-01-14

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5711954U (ja) * 1980-06-22 1982-01-21
JPS6112211Y2 (ja) * 1980-08-01 1986-04-16
JPS5988159U (ja) * 1982-12-02 1984-06-14 株式会社クボタ 農用歩み板の連結構造

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JPS6418224U (ja) 1989-01-30

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