JPH05154390A - 金属製触媒担体の製造方法 - Google Patents

金属製触媒担体の製造方法

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JPH05154390A
JPH05154390A JP3327730A JP32773091A JPH05154390A JP H05154390 A JPH05154390 A JP H05154390A JP 3327730 A JP3327730 A JP 3327730A JP 32773091 A JP32773091 A JP 32773091A JP H05154390 A JPH05154390 A JP H05154390A
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sheet
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plate
corrugated
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Eizo Suyama
栄蔵 須山
Junichiro Hirohashi
順一郎 広橋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、排気ガスの浄化を行なう触媒コン
バータ等で用いられる金属製触媒担体の製造方法に関
し、基材(平板と波板)の耐酸化性を向上させることを
目的とする。 【構成】 温度上昇過程で1分当たり50℃以上の加熱
速度で約850℃〜約1000℃の温度域を通過するよ
うに平板21または小波板と波板22に熱処理を施して
平板21または小波板と波板22の表面に酸化アルミニ
ウムの皮膜層1を生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、排気ガスの浄化を行な
う触媒コンバータ等で用いられる金属製触媒担体の製造
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、排気ガスの浄化を行なうメタル
触媒コンバータ等では、金属製触媒担体が使用されてい
る。
【0003】この種の金属製触媒担体は、図4に示す如
く、金属製の平板21と波板22とを重ね、これ等を巻
き回し、コア部23を形成して構成されている。かかる
金属製触媒担体の製造方法を図5,図6により説明す
る。
【0004】アルミニウムを含有したフェライト系ステ
ンレス鋼合金からなる素材を材料として、平板21と波
板22に成形した後、これ等の平板21と波板22を多
重に巻いてコア部23を成形し、この後、平板21と波
板22とをろう付け或いは溶接した後、基材24(平板
21及び波板22)に熱処理して、基材24の表面に、
特開昭64−58351号公報に示すようにアルミニウ
ムを媒体としてアルミナウィスカ層25を生成し、さら
に、アルミナウィスカ層25の表面に、白金等の金属触
媒26Aが含浸されたウォッシュコート層26を形成す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】かかる金属製触媒担体
の製造方法にあっては、基材24は、0℃から1000
℃を超えた適切な温度までの温度域で熱処理される。こ
の熱処理の過程では、約850℃以下の温度域,約85
0℃〜約1000℃の温度域,約1000℃以上の温度
域の3つの温度域で、それぞれ基材24の表面の酸化過
程が異なる。即ち、 (1)約850℃以下の温度域では、基材24の酸化速
度は遅く、基材24の表面が酸化される。
【0006】(2)基材24は常法に従った加熱速度
(例えば5〜10℃/分)で約850℃〜約1000℃
の温度域を通過し、アルミナウィスカ層25が生成され
るが、同時に粗雑な酸化アルミニウム層が一部生成され
る虞がある。
【0007】そして、アルミニウムを媒体として生成さ
れたアルミナウィスカ層25は、基材24中のアルミニ
ウムが拡散により表面近傍に移動して、大気中の酸素と
反応して生成され、基材24の表面上に多数のアルミナ
ウィスカが突き出た状態となっており、ミクロ的かつ平
面的にみると点在状の粗い状態で、表面を全面に亘って
被覆した状態にはなっていない。
【0008】また、アルミナウィスカ層25を生成する
ためには、所定の量の酸化増量を必要とし、それに応じ
て所定の量のアルミニウムも必要としており、素材24
中のアルミニウムが基材24の表面に拡散して供給され
る。その結果、基材24のアルミニウムの成分が相対的
に少なくなり、基材24を脆弱化することになる。
【0009】(3)約1000℃以上の温度域になる
と、約850℃〜約1000℃の温度域で生成された粗
雑なアルミナウィスカ層25をベースにして、さらにア
ルミナウィスカ層25が生成されるが、そのアルミナウ
ィスカ層25の表面が粗雑になり、緻密になり難いとい
う問題がある。かかる場合、基材24の表面はアルミナ
ウィスカ層25で全面に亘って覆われておらず、露出し
た部分があるため、耐酸化性が悪く、ひいては、耐熱性
が悪いという問題があった。加熱時間を長くすれば、基
材24の表面は緻密にすることができるが、実用的では
ないとされている。
【0010】本発明は、上述の問題点を解決するために
なされたもので、その目的は、基材(平板と波板)の耐
酸化性を向上させることができる金属製触媒担体の製造
方法を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、アルミニウム
を含有したフェライト系ステンレス鋼合金からなる素材
を成形した平板または小波板と波板とを重ね合わせ、こ
れらを多重に巻いた後、平板または小波板と波板とをろ
う付け或いは溶接等により接合し、次いで、前記平板ま
たは小波板と波板の表面に、ウォッシュコート層を付着
するための熱処理を施す金属製触媒担体の製造方法にお
いて、温度上昇過程で1分当たり50℃以上の加熱速度
で約850℃〜約1000℃の温度域を通過するように
平板または小波板と波板に熱処理を施して平板または小
波板と波板の表面に酸化アルミニウムの皮膜層を生成す
ることを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明においては、温度上昇過程で1分当たり
50℃以上の加熱速度で約850℃〜約1000℃の温
度域を通過するように平板または小波板と波板に熱処理
を施して平板または小波板と波板の表面に酸化アルミニ
ウムの皮膜層を生成する。
【0013】
【実施例】以下、図面により本発明の実施例について説
明する。図1は本発明の実施例に係わる金属製触媒担体
の製造方法を工程を追って示す説明図である。なお、本
実施例においては、金属製触媒担体の構成部品は従来例
と同様であり、金属製触媒担体は、図4に示す如く、後
述の金属材料の平板21と波板22とを重ね、これ等を
巻き回し、コア部23を形成して構成されている。
【0014】第1工程S1では、平板21と波板22
は、アルミニウム5%を含有した鉄75%、クロム20
%のステンレス鋼合金を材料としており、その素材を準
備する。 第2工程S2では、常法に従って、素材を平
板21と波板22に成形した後、平板21と波板22を
多重に巻いてコア部23を成形し、この後、平板21と
波板22とをろう付け或いは溶接する。
【0015】第3工程S3では、前記平板21と波板2
2とに熱処理が施される。即ち、(1)約850℃以下
の温度域では、平板21と波板22の酸化速度は小さ
く、それらの表面が酸化される。(2)温度上昇過程で
1分当たり70℃以上の加熱速度で約850℃〜約10
00℃の温度域を通過するように平板21と波板22の
表面に熱処理を施して図2に示す酸化アルミニウムの皮
膜層(非アルミナウィスカ形態)1が生成される。この
加熱速度は、図3の点線で示すような従来のアルミナウ
ィスカ層を生成する場合の加熱速度に比して、速くなっ
ており、実験によれば、図3の実線で示すような酸化増
量が得られる。(3)温度域が約1000℃以上になる
と、約850℃〜約1000℃の温度域で生成された緻
密な酸化アルミニウムの皮膜層1をベースにして、さら
に酸化アルミニウムの皮膜層1が生成されるが、その酸
化アルミニウムの皮膜層1の表面が緻密になる。ミクロ
的かつ平面的にみると、酸化アルミニウムの皮膜層1
は、平板21(波板22)の表面の全体を覆うように緻
密な組織となっている。なお、図には平板21の場合の
みを図示している。
【0016】第4工程S4では、酸化アルミニウムの皮
膜層1の表面に、白金等の金属触媒2Aが含浸されたウ
ォッシュコート層2を形成する。以上の如き構成によれ
ば、温度上昇過程で1分当たり70℃以上の加熱速度で
約850℃〜約1000℃の温度域を通過するように平
板21と波板22の表面に熱処理を施して酸化アルミニ
ウムの皮膜層1が生成されるので、従来例の如きミクロ
的かつ平面的にみるとアルミナウィスカ層が点在状の粗
い状態で、表面を全面に亘って被覆した状態ではないの
に比して、平板21,波板22の表面の全体を覆うよう
に酸化アルミニウムの皮膜層が生成される。平板21,
波板22の表面はミクロ的かつ平面的にみると緻密な状
態となっている。従って、平板21,波板22の表面の
耐酸化性を向上させ、ひいては、耐熱性も向上させるこ
とができる。
【0017】また、酸化アルミニウムの皮膜層1を生成
するためには、所定の量の酸化増量を必要とし、それに
応じて所定の量のアルミニウムも必要としているが、図
3に点線で示す従来のアルミナウィスカ層を生成する場
合に比して、酸化増量が少なく、それに対応してアルミ
ニウムの量も少ないので、平板21,波板22中のアル
ミニウムが表面上に拡散する量が少なく、基材24中に
残存し、平板21,波板22の脆弱化を防止することが
できる。
【0018】なお、本実施例においては、温度上昇過程
で1分当たり70℃以上の加熱速度で約850℃〜約1
000℃の温度域を通過するように平板21,波板22
の表面に熱処理を施して酸化アルミニウムの皮膜層1が
生成されるようになっているが、少なくとも1分当たり
50℃以上の加熱速度で行なっても同様の効果が得られ
る。
【0019】また、本実施例においては、平板21と波
板22を積層して該金属触媒担体を構成したが、平板2
1に代えて、低い山の波を形成してなる小波板と波板と
で金属触媒担体を構成することもできる。
【0020】さらに、本実施例の金属触媒担体において
は、平板21と波板22との接合はろう付けまたは溶接
によって行なわれているが、これに限定されず、平板2
1と波板22との積層体が保持される接合方法でも良
い。
【0021】
【発明の効果】以上説明したよう本発明によれば、温度
上昇過程で1分当たり50℃以上の加熱速度で約850
℃〜約1000℃の温度域を通過するように平板または
小波板と波板に熱処理を施して平板または小波板と波板
の表面に酸化アルミニウムの皮膜層を生成するので、ミ
クロ的かつ平面的にみると従来のアルミナウィスカ層が
点在状の粗い状態で、平板または小波板,波板の表面を
全面に亘って被覆した状態ではないのに比して、平板ま
たは小波板,波板の表面の全体を覆うように酸化アルミ
ニウムの皮膜層が生成される。平板または小波板,波板
の表面はミクロ的かつ平面的にみると緻密な状態となっ
ている。従って、平板または小波板,波板の表面の耐酸
化性を向上させ、ひいては、耐熱性も向上させることが
できる。
【0022】また、酸化アルミニウムの皮膜層を生成す
るために必要な酸化増量が、従来のアルミナウィスカ層
を生成する場合に比して少なく、それに対応してアルミ
ニウムの量も少ないので、平板または小波板と波板中の
アルミニウムが表面上に拡散する量が少なく、基材中に
充分に残存し、平板または小波板,波板の脆弱化を防止
することができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る金属製触媒担体の製造方
法の工程図である。
【図2】同金属製触媒担体の製造方法によって製造され
た波板,平板のミクロ構造断面図である。
【図3】同金属製触媒担体の製造方法の温度上昇過程と
酸化増量との関係を示す説明図である。
【図4】従来における金属製触媒担体の斜視図である。
【図5】同金属製触媒担体の製造方法の工程図である。
【図6】同金属製触媒担体の製造方法によって製造され
た平板,波板のミクロ構造断面図である。
【符号の説明】
1 酸化アルミニウムの皮膜層 2 ウォッシュコート層 21 平板 22 波板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミニウムを含有したフェライト系ス
    テンレス鋼合金からなる素材を成形した平板(21)ま
    たは小波板と波板(22)とを重ね合わせ、これらを多
    重に巻いた後、平板(21)または小波板と波板(2
    2)とをろう付け或いは溶接等により接合し、次いで、
    前記平板(21)または小波板と波板(22)の表面
    に、ウォッシュコート層(2)を付着するための熱処理
    を施す金属製触媒担体の製造方法において、 温度上昇過程で1分当たり50℃以上の加熱速度で約8
    50℃〜約1000℃の温度域を通過するように平板
    (21)または小波板と波板(22)に熱処理を施して
    平板(21)または小波板と波板(22)の表面に酸化
    アルミニウムの皮膜層(1)を生成することを特徴とす
    る金属製触媒担体の製造方法。
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