JPH0515529U - 圧電部品 - Google Patents
圧電部品Info
- Publication number
- JPH0515529U JPH0515529U JP2159291U JP2159291U JPH0515529U JP H0515529 U JPH0515529 U JP H0515529U JP 2159291 U JP2159291 U JP 2159291U JP 2159291 U JP2159291 U JP 2159291U JP H0515529 U JPH0515529 U JP H0515529U
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- resonator
- piezoelectric component
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- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 共振子30、端子板31及びバネ体32から
なる積層構造がケース33内に収納されている圧電部品
において、共振子30及び端子板31が枠体34内に安
定した挟持圧力で保持され、ケース33内に収納されて
いる圧電部品。 【効果】 枠体34内の部品群は安定した挟持圧力を得
ることができ、枠体34によってケース33を封止する
ことが可能となるため閉塞部材を必要としなくなる。
なる積層構造がケース33内に収納されている圧電部品
において、共振子30及び端子板31が枠体34内に安
定した挟持圧力で保持され、ケース33内に収納されて
いる圧電部品。 【効果】 枠体34内の部品群は安定した挟持圧力を得
ることができ、枠体34によってケース33を封止する
ことが可能となるため閉塞部材を必要としなくなる。
Description
【0001】
本考案は圧電部品に関し、より詳細には発振子や周波数濾波器等の圧電部品に 関する。
【0002】
従来のこの種の圧電部品として4素子ラダー形フィルタを例に取って説明する 。
【0003】 圧電部品をフィルタとして使用する場合、比較的低周波数領域においては通常 拡がり振動モードと呼称される振動モードが利用されている。
【0004】 図10に前記4素子ラダー形フィルタを構成する拡がり振動モードを用いた共 振子10を示す。 この共振子10はセラミック圧電基板21の両主面に振動電極21Aが形成さ れることにより構成されている。拡がり振動モードにおいては、セラミック圧電 基板21の中心部21Bが振動せず、中心部21Bを除く部分が振動している。 従って、共振子10の端面外周10Aに異物が接触したり、セラミック圧電基板 21が非対象に加工されていたりすると振動が著しく阻害される。このため、共 振子10を挟持する場合には、共振子10の端面外周10Aに異物が接触しない ように細心の注意が払われている。
【0005】 上記したように拡がり振動モードを用いる場合、共振子10を挟持する図11 (a)に示した端子11には、その端部からリード部11Aが延設され、中央部 に突起部11Bが形成され、突起部11Bで共振子10の中心部21B(図10 )を保持すると同時に導電部の引出しを行なっている。
【0006】 図12は4素子ラダー形フィルタを示す正面断面図であり、複数個の共振子1 0と、これら複数個の共振子10の間に挿入されて共振子10を挟持する端子板 11とがケース12の開口面12Bに対して垂直に、バネ体13によって押圧さ れて収納され、開口面12Bに硬化型樹脂15の漏れを防ぐ特殊仕様のシートか らなるスペーサ16が配設され、このスぺーサ16の上から硬化型樹脂15が充 填されて密閉閉塞されている。
【0007】 前記ラダー形フィルタの特性は挟持圧力により変化し、挟持位置のずれが大き い場合、小さな衝撃で積層構造20が崩壊して特性を示さなくなる。
【0008】 図13は前記4素子ラダー形フィルタの開口面12Bに用いられるスペーサ1 6を示している。スペーサ16は硬化型樹脂15がケース12内に侵入すること を防ぐと共に、該スペーサ16には端子板11の引出しリード部11Aを貫通さ せるための微細な複数個の孔18が精度よく設けられている。
【0009】 共振子10とケース内壁12Aとの間には接触を防止するための空間19が形 成されているが、圧電部品の小型化のためにはこの空間19は狭いことが望まし く、例えば上記4素子ラダー形フィルタの場合、0.5mm 以下に設定されている。
【0010】 従来、上記した圧電部品を組み立てる場合、図12に示したようにケース12 内に積層構造20を挿入した状態で、ケース内壁12aと共振子10との間にほ ぼ均等な空間19が保たれるようにケース12内における共振子10の位置を調 整する。この後にスペーサ16で開口面12Bを覆い、ケース12の開口部を硬 化型樹脂15により閉塞していた。
【0011】 図14は図12に示した4素子ラダー形フィルタの回路構成を示している。 従来のように積層構造20をケース12の開口面12Bに垂直に積層させた状 態でケース12内に収納する場合においては、共振子10とケース内壁12Aと の空間19をできるかぎり狭く設定するのに細心の注意は要するものの、収納し た時点では積層された圧電共振子10や端子板11がケース12によって安定的 に挟持され、ケース12の開口面12Bの封止を行なうことは容易であった。
【0012】 更に挟持力はバネ体13の強度によってのみ決定されて封止状態に左右されな いので、挟持圧力により特性の変わる圧電部品においてもバネ体13の強度の制 御により安定した特性を得ることができる。
【0013】
しかしながら上記した従来のラダ−形フィルタは共振子10の高さがフィルタ 全体の高さを規制するため、その高さを低くすることが困難であった。そこでフ ィルタの低背化の要求に答えるために共振子10を水平方向に積層させた図16 に示したようなラダ−形フィルタが提案されている。共振子10、端子板11及 びバネ体13などを図16に示したようにケース12の開口面12Bに対して平 行に積層させた状態で該ケース12内に収納する場合、従来の製造工程をそのま ま適用することは困難である。
【0014】 すなわち図16に示したように、共振子10、端子板11及びバネ体13をケ ース12の開口面12Bに対して平行に積層させた状態で収納し、スペーサ16 でケース12の開口面12Bを覆った後に、該開口面12Bを硬化型樹脂15に より閉塞する場合、個々の共振子10は端子板11の中央部に設けられた突起部 11Bにより共振子10の中心部10Bにおいて挟持され、電気信号が引出され るとともに固定される。この場合、挟持圧力はバネ体13によって調整されるが 、実際にはケース12の閉塞部が硬化型樹脂15が硬化するまでに積層構造20 を挟持する力によって変形し、図17に示した如く目的の構造を得にくいといっ た課題があった。
【0015】 またスペーサ16には端子リード部11Aを貫通させるための複数の孔18が 必要であり、工数がかかるといった課題もあった。 しかも、共振子10、端子板11及びバネ体13をケース12の開口面12Bに 対して垂直に積層させた場合と同様に、共振子10とケース内壁12Aとの空間 をできるかぎり狭く設定するために、高精度で位置決めを行なわれなければなら ず、作業者に熟練が要求される。また、共振子10および端子板11の位置決め が困難であるために組み立て工程を画一化することができないといった課題があ った。
【0016】 本考案は上記した課題に鑑み考案されたものであって、圧電部品の組み立て時 における高精度な位置決めを容易に行なえるようにし、またケース開口面に対し て平行に共振子、端子板及びバネ体が積層された状態で収納された場合にも共振 子に対する挟持圧力をほぼ一定に保った状態で収納することが可能であり、密閉 性に優れ、硬化型樹脂を使用しても該樹脂の流入を防止するためのスペーサを設 ける必要がなく、ひいては硬化型樹脂をも用いることなくケースを閉塞すること ができるような圧電部品を提供することを目的としている。
【0017】
上記目的を達成するために本考案に係る圧電部品は、ケース内に共振子及び端 子板が積層保持された圧電部品において、前記共振子及び前記端子板を保持し、 直方体形状における2側壁が除去された形態の枠体を有して組み立てられている ことを特徴としている。
【0018】
上記した構成の圧電部品によれば、直方体形状における2側壁が除去された形 態の枠体の中に積層構造を組み立ててからケース内に収納するため、共振子の位 置をそれぞれ確認しながら組み立てられる。
【0019】 また前記共振子および前記端子が前記枠体によって支持されているので、挟持 圧力は封止状態に左右されることはなく、バネ体の強度によって決定される。従 って、バネ体の制御によって安定した挟持圧力が得られる。
【0020】 更に上記構成によれば前記ケースの開口面を前記枠体の一部でもって閉塞する ことができるため、スペーサを設ける必要はなくなり、また前記枠体の一部で完 全な閉塞が行なえるようにしておけば硬化型樹脂による封止の必要もなくなる。
【0021】
以下、本考案に係る圧電部品の実施例を拡がり振動モードを用いた4素子ラダ −形フィルタを例に取って図面に基づいて説明する。 図1は実施例を示す正面断面図であり、その回路構成を図2に示した。
【0022】 本実施例においては共振子30、端子板31及びバネ体32などがケース33 の開口面33Aに平行に積層された状態で枠体34内に挟持され、この枠体34 がケース33内に収納されている。
【0023】 枠体34には図3に示したように端子板31のリード部31Aを引出すための 切り欠き部34A、34Bが形成されている。枠体34の上面部34dは図1に 示したように、ケース33の開口面33Aを閉塞しており、枠体34はケース3 3の開口面33A周囲に設けられた引っ掛け部33Bにより固定されると共に密 閉されている。この4素子ラダ−形フィルタを組み立てるには、まず共振子30 や端子板31等の各部品を図3に示したごとくに積層させて枠体34内に挿入す る。そして枠体34内における共振子30等の各部品の位置を調整した後、図4 に示したように枠体34をケース33内に圧入する。この圧入により図1に示し た状態に容易に組み立てることができる。
【0024】 上記した構成の圧電部品によれば、共振子30や端子板31にかかる挟持圧力 は枠体34の上下内壁34cによって安定しており,バネ体32の調整により容 易に調節することができる。
【0025】 更に枠体34の上面部34dがケース33の開口面33Aを閉塞するので従来 のスペーサ16あるいは硬化型樹脂15の代用にもなり、これら部材の省略が可 能となる。
【0026】 また枠体34内で前もって共振子30、端子板31及びバネ体32を組み立て ておくので、組み立て精度もよくなる。
【0027】 上記実施例ではケース33に形成された開口面33Aは一つであったが、別 の実施例ではケース33の開口面33Aの数も一つである必要はなく、図5に示 したように開口面33Aを二つ有していても差し支えない。
【0028】 また、ケース33に引っ掛け部33Bを設けない場合には、図6に示したよう に枠体34の上面部34dでケース33の開口面33Aを閉塞すると共に、硬化 型樹脂35で密閉してもよい。
【0029】 また枠体34は上記実施例においては2連のものを用いているが、共振子30 や端子板31の数に応じて、図7(a)(b)に示したように共振子30等の収 納部は一つでもまた3連以上でも差し支えない。
【0030】 また端子板31のリード部31Aはケース33の開口面33Aに対して図8に 示したように垂直であっても、図9に示したように平行に引出した後に折り曲げ ても差し支えなく、表面実相対応等の部品の挿着方法に応じてリード線31Aを 引出すことが可能である。
【0031】 尚本考案は上記実施例で示したものに限定されるものではなく、共振子30お よび端子板31の積層方向、硬化型樹脂35の使用の有無、ケース33に枠体3 4を挿入する方向等いずれも限定されるものではない。
【0032】
以上の説明により明らかなように、本考案に係る圧電部品にあっては、共振子 及び端子板等を保持する枠体を用いて組み立てられているので、共振子等のより 高精度な位置決めを容易に行なうことができ、またケース開口面に対して共振子 、端子板及びバネ体が平行に積層された状態で収納される場合にも、前記共振子 等に対する挟持圧力をほぼ一定に保った状態で収納することができる。また、密 閉性に優れ、硬化型樹脂を使用する場合でも該樹脂の流入を防ぐためのスペーサ を設ける必要がない。さらには、前記枠体を前記ケースに固定すると共に密閉し てしまえば硬化型樹脂をも用いることなく前記ケースを閉塞することが可能とな る。
【0033】 従って、圧電部品の製造工程を簡略化することができ、生産性や歩留まりの向 上及びコストダウンを図ることができる。
【図1】本考案に係る圧電部品の一実施例を示す正面断
面図である。
面図である。
【図2】実施例における圧電部品の回路構成図である。
【図3】実施例における圧電部品の組み立て工程を示す
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図4】実施例における圧電部品の組み立て工程を示す
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図5】本考案に係る圧電部品の別の実施例を示す正面
断面図である。
断面図である。
【図6】本考案に係る圧電部品のさらに別の実施例を示
す正面断面図である。
す正面断面図である。
【図7】(a)(b)は本考案に係る枠体の別の実施例
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図8】実施例におけるリード部引出し方法を示した斜
視図である。
視図である。
【図9】実施例における別のリード部引出し方法を示し
た斜視図である。
た斜視図である。
【図10】共振子を示す斜視図である。
【図11】(a)(b)はそれぞれ端子板を示す斜視図
である。
である。
【図12】従来の圧電部品を示す正面断面図である。
【図13】従来例のスペーサを示す正面図である。
【図14】従来の圧電部品の回路構成図である。
【図15】従来の圧電部品の組み立て工程を示す分解斜
視図である。
視図である。
【図16】従来の圧電部品を示す正面断面図である。
【図17】従来の圧電部品を示す正面断面図である。
30…共振子 31…端子板 33…ケース 34…枠体
Claims (1)
- 【請求項1】 ケース内に共振子及び端子板が積層保持
された圧電部品において、前記共振子及び前記端子板を
保持し、直方体形状における2側壁が除去された形態の
枠体を有して組み立てられていることを特徴とする圧電
部品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2159291U JPH0515529U (ja) | 1991-04-04 | 1991-04-04 | 圧電部品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2159291U JPH0515529U (ja) | 1991-04-04 | 1991-04-04 | 圧電部品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0515529U true JPH0515529U (ja) | 1993-02-26 |
Family
ID=12059312
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2159291U Pending JPH0515529U (ja) | 1991-04-04 | 1991-04-04 | 圧電部品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0515529U (ja) |
-
1991
- 1991-04-04 JP JP2159291U patent/JPH0515529U/ja active Pending
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