JPH05155471A - センサ回路の自己チェック機構を備える原稿カセット供給装置 - Google Patents

センサ回路の自己チェック機構を備える原稿カセット供給装置

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JPH05155471A
JPH05155471A JP32073591A JP32073591A JPH05155471A JP H05155471 A JPH05155471 A JP H05155471A JP 32073591 A JP32073591 A JP 32073591A JP 32073591 A JP32073591 A JP 32073591A JP H05155471 A JPH05155471 A JP H05155471A
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cassette
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document cassette
sensor
circuit
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Application number
JP32073591A
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English (en)
Inventor
Yoichi Hatano
陽一 波多野
Mamoru Murata
守 村田
Atsushi Shiraishi
厚 白石
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Fujinon Corp
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】原稿カセット供給装置内に装填される原稿カセ
ットを検出するセンサ回路が、常時、正常に機能してい
るか否かを自己チェックする。 【構成】原稿カセットが装填される複数の段部を有し所
定方向に移動自在なケージの側部に配設され、前記段部
に対向して配置される少なくとも一対の発光素子および
受光素子からなり、当該段部に装填される原稿カセット
を検出するセンサを含むチェック回路63を備え、前記
チェック回路63は、前記センサを構成する発光素子を
点滅制御する発振制御回路67および発振回路65と、
信号増幅回路69を介し、前記センサを構成する発光素
子からの信号に基づき、前記発光素子の点灯状態および
消灯状態を検知する検知回路71とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像読取装置に対し、
読取原稿を保持した複数の原稿カセットを選択的に供給
するセンサ回路の自己チェック機構を備える原稿カセッ
ト供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】印刷、製版の分野において、作業工程の
合理化、画像品質の向上等を目的として原稿に記録され
た画像情報を電気的に処理し、フイルム原版を作成する
画像走査読取再生システムが用いられている。
【0003】この場合、当該システムを構成する画像読
取装置では、原稿カセットに位置決め収納された読取原
稿を読取部まで搬送しつつ主走査することにより画像情
報の二次元的読み取りを行っている。
【0004】このような画像読取装置においては、大量
の読取原稿を取り扱うため、複数の原稿カセットを自動
的に供給することのできる自動供給装置が接続されるこ
とが望ましい。なお、前記自動供給装置は、一般的に
は、供給対象物が装填される複数の段部を有した昇降自
在なケージを備えており、前記ケージを昇降させること
で所望の供給対象物を取り出し口まで移動させるように
構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記自動供
給装置において、原稿カセットがケージ内に正しく収納
されず、例えば、原稿カセットがケージからはみでた状
態でケージが昇降すると、原稿カセットがケージの周壁
に接触し、あるいは挟み込まれて損壊するおそれがあ
る。
【0006】そこで、このような自動供給装置には、原
稿カセットの位置を検出するセンサが設けられている。
また、このセンサを用いて、当該段部における原稿カセ
ットの有無を検知し、その段部に対して次なる原稿カセ
ットの装填が可能か否かを判別することもできる。
【0007】しかしながら、前記センサを含む回路に動
作不良がある場合には、原稿カセットの損壊等の不都合
が生じるだけでなく、原稿カセットがすでに装填されて
いる段部に次なる原稿カセットを誤装填してしまう等、
トラブルの発生するおそれもある。
【0008】本発明はこの種の不都合を解消するために
なされたものであって、原稿カセットを検出するセンサ
回路が正常に機能しているか否かを自己チェックするこ
とができるセンサ回路の自己チェック機構を備える原稿
カセット供給装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、画像読取装置に対し、読取原稿を保持
した複数の原稿カセットを選択的に供給する原稿カセッ
ト供給装置であって、原稿カセットが装填される複数の
段部を有し所定方向に移動自在なケージの側部に配設さ
れ、前記段部に対して対向配置される少なくとも一対の
発光素子および受光素子からなり、当該段部に装填され
る原稿カセットを検出するセンサと、前記センサを構成
する発光素子を点滅制御する点滅制御回路と、前記セン
サを構成する発光素子からの信号に基づき、前記発光素
子の点灯状態および消灯状態を検知する検知回路と、を
備えることを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明に係るセンサ回路の自己チェック機構を
備える原稿カセット供給装置では、本装置内に装填され
る原稿カセットを検出するセンサが設けられている。そ
こで、ケージを移動させ、前記センサを構成する発光素
子および受光素子間を非遮光状態とし、この状態で前記
発光素子を発光させれば、前記受光素子に対して発光光
が到達して、擬似的に原稿カセットが装填されていない
空段の状態として検知される。また、同様に、この状態
で前記発光素子を消灯させれば、原稿カセットが装填さ
れている状態として検知される。これにより、センサ回
路の自己チェックを行うことができる。
【0011】
【実施例】本発明に係るセンサ回路の自己チェック機構
を備える原稿カセット供給装置について、好適な実施例
を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明す
る。
【0012】図1は本実施例の原稿カセット供給装置の
概略断面構成図、図2は原稿カセット供給装置の上部お
よび中段部の蓋部材を外した状態の斜視図である。
【0013】この原稿カセット供給装置10はケーシン
グ12によって囲まれており、原稿カセット14を収納
するケージ16と、前記ケージ16を昇降させるための
昇降手段17と、前記ケージ16に収納された原稿カセ
ット14を当該原稿カセット供給装置10が接続される
画像読取装置20に供給するカセット搬送機構(後述す
る)とを備える。
【0014】ここで、原稿カセット供給装置10および
画像読取装置20に供給される原稿カセット14は、図
3に示すように構成される。すなわち、原稿カセット1
4は、略方形状を呈する枠体22によって囲まれる2枚
の支持ガラス板24間に透過型の読取原稿26を保持し
たものであり、搬送方向(矢印X方向)両側部には、搬
送方向に沿って延在するv字状の溝部28a、28bが
画成される。また、枠体22の搬送方向先端上面部に
は、原稿カセット14および原稿カセット14に保持さ
れた読取原稿26を識別するためのカセット識別部30
が設けられる。このカセット識別部30は、原稿カセッ
ト14および原稿カセット14に保持された読取原稿2
6に応じて複数の透光部32および遮光部34を組み合
わせて構成される。
【0015】図4において、画像読取装置20は、ケー
シング35に形成された連通口36近傍に配設されたフ
ォトインタラプタ等の挿入検出手段38と、カセット識
別手段40と、原稿カセット14を当該画像読取装置2
0内において搬送する搬送手段42と、画像読取部44
とを備える。挿入検出手段38は、原稿カセット14が
画像読取装置20に挿入されたことを検出する。また、
カセット識別手段40は、原稿カセット14および原稿
カセット14に保持された読取原稿26を識別するもの
であり、例えば、複数の発光素子と受光素子とが対で構
成される。搬送手段42は、原稿カセット14を連通口
36から画像読取部44まで搬送するものであり、原稿
カセット14の側部の溝部28a、28bに係合するガ
イドローラ46を有する。画像読取部44は、光源48
およびCCD等の受光素子50を備え、当該画像読取部
44に搬送された原稿カセット14を透過した光源48
からの光を受光素子50で受光することにより画像の読
み取りを行う。
【0016】次に、原稿カセット供給装置10の構成に
ついて、図1、図2並びに図5乃至図9に基づいて詳細
に説明する。
【0017】ケーシング12は、図2に示すように、上
部および中段部が着脱可能な第1蓋部52および第2蓋
部54を有する。第1蓋部52の下端部に近接してカセ
ット挿入口18が画成されたカセット挿入台56が設け
られる。前記カセット挿入台56の一端部には、原稿カ
セット14が挿入されたことを検知するセンサ58が配
設されている。第1蓋部52の内部の中、前記カセット
挿入口18に対応する部位には、一対のガイドローラ5
9が設けられている(図1、図5参照)。前記ガイドロ
ーラ59は、前記カセット挿入口18から挿入された原
稿カセット14を案内して原稿カセット供給装置10内
に搬入する。
【0018】ケージ16は、ケーシング12内におい
て、天板68と、底板70と、これらを支持する6本の
ガイドバー72とによって構成される(図1、図5参
照)。前記夫々のガイドバー72には所定間隔離間する
複数のガイドローラ74が軸支され、これらのガイドバ
ー72は、カセット挿入口18から装填された原稿カセ
ット14の一側面側に4本、他側面側に2本配置されて
いる。前記ガイドバー72に軸支される各ガイドローラ
74は、原稿カセット14の両側面部に画成されるv字
状の溝部28a、28bに係合することにより原稿カセ
ット14を保持する。このように、ケージ16はガイド
ローラ74により上下の隣接する原稿カセット14を所
定間隔離間して複数保持することができる。
【0019】ケージ16の天板68の上面には、原稿カ
セット14の手差し挿入時に原稿カセット14の側面を
保持するガイド部76が設けられる。一方、天板68の
下部側部には、遮光板80が原稿カセット14の挿入方
向と略平行に固着されている。また、前記遮光板80
と、ガイドバー72に軸支された最上段のガイドローラ
74との間には、一定の間隙78が設けられている(図
1、図6(b)参照)。
【0020】ケージ16の底板70の下方側には、昇降
手段17を構成するモータ82の駆動軸に連結されたボ
ールねじ84が設けられ、前記ボールねじ84の回転作
用下に第1支持部材86を介してケージ16を上下方向
に移動することができる。なお、前記第1支持部材86
は第2支持部材88上に固定された保持板89によって
ガイドされている。この保持板89上には、前記ケージ
16に近接して該ケージ16内に装填された原稿カセッ
ト14の脱落を防止するために、原稿カセット供給装置
10の正面側および背面側に夫々ガイド板90が設けら
れる(図1、図5参照)。なお、前記ガイド板90にお
けるカセット挿入口18の近傍および画像読取装置20
に通じる連通口36の近傍は、原稿カセット14の搬
入、搬出を可能とするために一部切り欠かれ、その上下
に原稿カセット14の挟み込みを防止するためのテーパ
部92が形成されている。
【0021】前記ガイド板90と、画像読取装置20に
通じる連通口36との間には、ガイドローラ94および
カセット識別手段96が設けられている(図5参照)。
このカセット識別手段96は、原稿カセット14の挿通
路を挟んで複数の発光素子と複数の受光素子とを対向し
て配設したもので構成されており、原稿カセット14の
カセット識別部30に設定されたデータの読み取りを行
う。
【0022】次に、カセット搬送機構21は、図5に示
すように、矢印AまたはB方向に変位可能な駆動板98
と、前記駆動板98に固定されるモータ100とを有す
る。前記駆動板98は、該駆動板98に画成される長孔
102に係合するピン103によって支持されており、
図示しないモータによって駆動される偏心カムの作用下
に矢印AまたはB方向に変位する。そして、前記モータ
100の駆動軸に係合するプーリ105がベルト106
を介して各ローラ104に連結される。各ローラ104
は、ベルト107、109を介して駆動板98の側面側
に設けられた搬送ローラ108a、108b、108c
に連結されている。この場合、各搬送ローラ108a、
108b、108cは、駆動板98が矢印B方向に変位
した場合、ケージ16内に装填された原稿カセット14
の側面に当接する。
【0023】ここで、原稿カセットを検出するセンサに
ついて説明する。該原稿カセット14の搬入方向(矢印
X方向)に対し夫々先端部62aおよび後端部62bの
位置を検出するためのセンサ64a、64bおよびセン
サ66a、66bが前記ケージ16の両側部に配設され
ている(図5参照)。このセンサ64a、64bおよび
センサ66a、66bは、一対の発光素子(例えば、L
ED)と受光素子(例えば、フォトトランジスタ)とか
らなり、原稿カセット14の側面部に対向し、且つ搬送
方向(矢印X方向)に直交する方向に二対配置されてい
る。また、図6(a)に示すように、原稿カセット14
の先端部62aまたは後端部62bから近接するガイド
板90までの離間距離L1は、原稿カセット14の先端
部62aまたは後端部62bからセンサ64a、64
b、またはセンサ66a、66bまでの離間距離L2よ
り大きく設定する。すなわち、夫々の離間距離をL1≧
L2とすることにより、例えば、ケージ16内に装填さ
れた原稿カセット14がガイド板90に近接している場
合において、先端部62aまたは後端部62bに配置さ
れているセンサ64a、64b、センサ66a、66b
のうち、どちらか一方のセンサ64a、64bまたはセ
ンサ66a、66bが非検出状態となり、装填された原
稿カセット14がガイド板90に近接してはみ出してい
る状態にあることを事前に検知することができるからで
ある。
【0024】次に、図7に前記センサ64a、64bお
よびセンサ66a、66bの自己チェックを行うチェッ
ク回路63を示す。このチェック回路63は、発振制御
信号を出力する発振制御回路67と、前記発振制御信号
に基づき二対のセンサ64a、64bおよびセンサ66
a、66bの発光素子側に発振パルス信号を供給する発
振回路65と、センサ64a、64bおよびセンサ66
a、66bの受光素子側によって受信された信号を増幅
する信号増幅回路69と、前記信号増幅回路69によっ
て増幅された信号と発振回路65からの発振パルス信号
とからセンサ64a、64bおよびセンサ66a、66
bの動作状態を検知する検知回路71とから基本的に構
成される。
【0025】一方、天板68、底板70間には、ケージ
16の変位方向に沿って延在する検出部材111が配設
される。この検出部材111は、図8および図9に示す
ように、長手方向に凹部、凸部が交互に形成された第1
検出部112aと、前記第1検出部112aの上端部の
凸部に並設された部位が凸部となり、前記第1検出部1
12aの下端部の凹部に並設された部位が凸部となり、
これらの凸部間が凹部となる第2検出部112bとを有
する。そして、前記第1検出部112aの凹部および凸
部は、フォトインタラプタ110aによって検知し、前
記第2検出部112bの凹部および凸部は、フォトイン
タラプタ110bによって検知するように構成される。
この場合、第1検出部112aの凸部と第2検出部11
2bの凸部を検出することでケージ16が下限端位置に
あることを検出することができ、第1検出部112aの
凹部と第2検出部112bの凸部を検出することでケー
ジ16が上限端の位置にあることを検知することができ
る。そして、上限端位置と下限端位置との間でケージ1
6の各段の位置を検出できる。
【0026】本実施例に係る原稿カセット供給装置10
およびこの原稿カセット供給装置10が接続される画像
読取装置20は、基本的には以上のように構成されるも
のであり、次に、その動作について説明する。
【0027】先ず、原稿カセット14を原稿カセット供
給装置10に装填するに先立ち、該原稿カセット供給装
置10の電源をオンにする。その際、原稿カセット供給
装置10の初期化が行われるとともに、図10に示すフ
ローチャートに沿い、ケージ16内に装填される原稿カ
セット14の位置を検知するセンサ64a、64b、セ
ンサ66a、66bが正常に機能しているか否かの動作
チェックが行われる。以下、フローチャートに沿ってこ
れを説明する。
【0028】始めに、モータ82を駆動させ、該モータ
82の駆動軸に連結されたボールねじ84の回転作用下
にケージ16を設定された下限端まで下降させる(ステ
ップS10a)。この場合、センサ64a、64b間、
およびセンサ66a、66b間に、ケージ16の天板6
8の下部に設けられた遮光板80が臨入する。この状態
で前記センサ64a、64b、センサ66a、66bの
発光素子を駆動すると、各発光素子からの光は、前記遮
光板80によって遮光され、対向する受光素子に入射し
ないため、センサ回路が正常に動作している場合、二対
のセンサ64a、64b、センサ66a、66bが遮光
状態であることが検知される(ステップS10b)。
【0029】続いて、前記モータ82の駆動作用下にケ
ージ16を所定量(例えば、10mm)上昇させる(ス
テップS10c)。その際、センサ64a、64b間、
およびセンサ66a、66b間に間隙78が位置される
ため、センサ回路が正常に動作している場合には、発光
素子から発せられた光は、受光素子によって受光され、
非遮光状態であることが検知される(ステップS10
d、S10e)。
【0030】ここで、センサ64a、64b、センサ6
6a、66b、あるいは、これらからの信号に基づき状
態を確認するためのセンサ回路の一部に故障が発生した
場合について説明する。
【0031】この場合、遮光状態において、非遮光状態
と検知されれば、当然に、センサ回路のどこかに異常が
生じていることを知ることができる。また、非遮光状態
において、遮光状態と検知された場合には、発光素子が
発光していないか、あるいは、受光素子が故障している
ことを少なくとも知ることができる。前記発光素子およ
び受光素子を含むセンサ回路に故障が生じた場合には、
図示しない表示部を介して異常の表示を行う(ステップ
S10f)。なお、この機能を用いて、ケージ16が所
定位置(この場合、遮光板80による遮光位置および間
隙78における非遮光位置)に正しく移動されるか否か
の確認を行うこともできる。
【0032】このように、発光素子から発せられた光の
遮光状態および非遮光状態を検知することにより、原稿
カセット14の位置を検出するセンサ64a、64b、
センサ66a、66bが正常に機能していることを予め
確認することができる。以上のようにして、原稿カセッ
ト供給装置10をオンにして初期化するとともに、位置
検出を行うセンサ64a、64b、センサ66a、66
bの動作チェックを同時に行うことができる。なお、こ
のセンサ64a、64bおよびセンサ66a、66bの
動作チェックは、前記初期化の時に限られるわけではな
く、随時、必要に応じて行うことが可能である。
【0033】次に、読取原稿26を図3に示すようにし
て保持した原稿カセット14を原稿カセット供給装置1
0のカセット挿入口18から挿入する場合について説明
する。
【0034】ここで、原稿カセット14の装填に先立
ち、ケージ16は、原稿カセット14が装填可能な空段
状態になっている部位をガイドローラ59の近くに配置
させる。その際、前記ケージ16内の段部に原稿カセッ
ト14が装填されているか否かは、センサ64a、64
b、センサ66a、66bによって確実に検知される。
この時の動作を図11に基づいて説明する。
【0035】先ず、ケージ16内のガイドローラ59の
近くの段部に原稿カセット14が装填されるべき空段が
設定されることにより、原稿カセット14が受付状態と
なる(ステップS11a)。次いで、前記センサ64
a、64b、センサ66a、66bの発光素子側のセン
サからの発光光を受光素子側のセンサにより受光するこ
とにより、被検知部に原稿カセット14がなく、空状態
であることを検知することができる。
【0036】すなわち、発振制御回路67からの発振制
御信号を発振回路65に入力し、発振回路65から発振
パルス信号を前記センサ64a、64b、センサ66
a、66bのうちの発光素子側のセンサに供給し、前記
発振パルス信号のオン時において、当該センサを点灯さ
せる(ステップS11b)。そして、非遮光状態におい
ては、前記発光素子からの発光光を受光素子側のセンサ
によって受光し(ステップS11c)、前記受光素子に
よって得られた信号、例えば、オフとなる信号を信号増
幅回路69を経て検知回路71に導入する。
【0037】次に、前記センサ64a、64b、センサ
66a、66bのうちの発光素子側のセンサをオフにし
て発光素子を消灯させる(ステップS11d)。この発
光素子の消灯状態を受光素子が検知し(ステップS11
e)、例えば、オンとなる信号を信号増幅回路69を介
して検知回路71に導入する。
【0038】検知回路71では、以上のようにして得ら
れる発振回路65からの発振パルス信号と、信号増幅回
路69からの信号とが、例えば、図12の関係にある場
合、すなわち、発振回路65の発振パルス信号がオンの
時に信号増幅回路69の信号がオフになり、且つ発振回
路65の発振パルス信号がオフの時に信号増幅回路69
の信号がオンになる場合、前記センサ64a、64b、
センサ66a、66bが正常に機能していることを確認
することができると同時に、当該段部に原稿カセットが
装填されておらず、空段部位になっていることを確認す
ることができる(ステップS11f)。これに対し、出
力信号が図12の関係にない場合には、当該段部に原稿
カセット14があるか、前記センサ64a、64b、セ
ンサ66a、66bの発光素子側センサまたは受光素子
側センサあるいはこれらの双方が故障しているか、また
は、前記センサ64a、64b、センサ66a、66b
を含むセンサ回路の一部に故障があることを事前に検出
して、図示しない表示部を介して異常を表示することが
できる(ステップS11g)。具体的には、例えば、受
光素子側に異常がある場合としては、発振回路65から
の発振パルス信号がオン信号からオフ信号へと変化する
時に、信号増幅回路69からの信号がオン信号のまま、
またはオフ信号のままになっている場合であり、発光素
子側に異常がある場合としては、発振回路65からの発
振パルス信号がオンまたはオフ信号の一方のみである場
合であり、発光素子側および受光素子側が共に異常であ
る場合としては、発振回路65からの発振パルス信号が
夫々オン信号またはオフ信号のみの時に信号増幅回路6
9が夫々オン信号またはオフ信号のみとなる場合であ
る。このようにして、センサ回路の自己チェックを行う
ことができる。
【0039】次に、前記センサ回路の自己チェックによ
ってセンサ回路が正常に機能しており、且つ、原稿カセ
ット14が空段部位に装填されていないことが確認でき
ると、原稿カセット供給装置10は、原稿カセット14
が挿入されるに伴って、カセット挿入台56の一端部に
配設されたセンサ58により検知され、カセット搬送機
構21を駆動させる。前記センサ58により検知された
原稿カセット14は、ガイドローラ59に案内されて、
ケージ16内に装填される。すなわち、カセット挿入口
18から挿入された原稿カセット14は、該原稿カセッ
ト14側面のv字状の溝部28a、28bにガイドロー
ラ59の外周面が係合することにより保持され、ケージ
16内に搬送される。次いで、原稿カセット14がケー
ジ16内の所定位置まで搬入されると、前記センサ58
によって検知されることにより駆動されたカセット搬送
機構21に搬送される。すなわち、図示しないモータの
駆動作用下に偏心カムが回転し、前記偏心カムの作用に
より駆動板98が、矢印B方向に変位する。その際、前
記駆動板98の側面側に設けられた搬送ローラ108
a、108bが原稿カセット14の溝部28a、28b
に係合する。そこで、前記駆動板98に固定されたモー
タ100が駆動され、該モータ100の駆動作用下にロ
ーラ104が回転し、前記ローラ104にベルト10
7、109を介して連結される搬送ローラ108a、1
08b、108cが回転する。前記搬送ローラ108
a、108b、108cの回転に伴い、原稿カセット1
4の先端部62aがカセット識別手段96を構成する発
光素子と受光素子との間に臨入する。
【0040】この場合、原稿カセット14の先端部62
aには、複数の透光部と複数の遮光部とで原稿カセット
14の種類および原稿カセット14に保持された読取原
稿26の識別記号を設定したカセット識別部30が設け
られている。従って、原稿カセット供給装置10は、発
光素子から出力された光を前記カセット識別部30を介
して受光素子で受光することにより、この段部に装填さ
れている原稿カセット14の情報を読み取って記録する
ことができる。
【0041】原稿カセット14からの情報が読み取られ
ると、前記原稿カセット14がカセット搬送機構21の
駆動作用下に段部の所定部位まで戻された後、前記偏心
カムの作用下に駆動板98が矢印A方向に変位してケー
ジ16から退避する。
【0042】ここで、原稿カセット14が段部の所定部
位に位置しているか否かは、該原稿カセット14の側面
部に配設された二対のセンサ64a、64b、およびセ
ンサ66a、66bによって検出される。すなわち、セ
ンサ64a、64bの発光素子から発せられた光が原稿
カセット14の先端部62aにより遮光され、受光素子
が遮光状態を検知し、且つ、センサ66a、66bの発
光素子による発光光を原稿カセット14の後端部62b
が遮光して遮光状態を検知することにより、該原稿カセ
ット14が所定位置にあることを検出することができ
る。
【0043】また、前記センサ64a、64b、および
センサ66a、66bによって原稿カセット14がケー
ジ16内の所定部位に装填されたことを検出した後、他
の空いている段部に別の原稿カセット14を装填するた
め、モータ82の回転駆動下にケージ16を昇降する。
この場合、ケージ16内に収納された原稿カセット14
の先端部62aまたは後端部62bから近接して立設す
るガイド板90までの距離L1が、原稿カセット14の
先端部62aまたは後端部62bからセンサ64a、6
4b、またはセンサ66a、66bまでの離間距離L2
より大きくなっている。この結果、センサ64a、64
b、およびセンサ66a、66bが原稿カセット14の
両端の位置を検出することにより、原稿カセット14が
前記ガイド板90に挟まれることなく、ケージ16を所
定の部位に昇降させることができる。
【0044】このようにして、前記と同様の作業を繰り
返すことより、複数の原稿カセット14をケージ16内
に装填することが可能となる。続いて、ケージ16内に
装填された原稿カセット14を画像読取装置20内に供
給する場合、モータ82の駆動作用下にボールねじ84
を回転させてケージ16を昇降させ、該画像読取装置2
0内に供給する原稿カセット14が装填された段部を連
通口36に対応する位置で停止させる。そこで、前記カ
セット搬送機構21を作動させることにより、原稿カセ
ット14は前記カセット供給機構21の駆動作用下に連
通口36を介して画像読取装置20内に供給される。
【0045】画像読取装置20は、挿入検出手段38に
よって原稿カセット14を検出することで搬送手段42
を駆動し、前記原稿カセット14を画像読取部44まで
搬送する。この場合、カセット識別手段40は、原稿カ
セット14の情報を読み取る作業を行う。続いて、画像
読取部44では、光源48から出力された光が原稿カセ
ット14に保持された読取原稿26を介して受光素子に
より受光され、当該画像の読み取りが行われる。
【0046】なお、この原稿カセット供給装置10で
は、原稿カセット14を画像読取装置20に対して自動
的に供給することができるが、マシンダウン等の障害が
発生した場合、カセット挿入口18からの原稿カセット
14の供給が不可能となってしまう。このような事態に
対して、本実施例では、図2に示すように、原稿カセッ
ト供給装置10の上部の第1蓋部52を取り外すと、ケ
ージ昇降用のモータ82の通電がカットされ、手動ブレ
ーキを解除することによりケージ16を所定の位置まで
手で押し下げ、天板68上のガイド部76間に原稿カセ
ット14を装填し、マニュアルで画像読取装置20に供
給することができる。
【0047】
【発明の効果】本発明に係るセンサ回路の自己チェック
機構を備える原稿カセット供給装置によれば、以下の効
果が得られる。
【0048】すなわち、ケージの側部に配設され、少な
くとも一対の発光素子および受光素子からなるセンサを
点滅させ、前記点滅状態を検知することにより、擬似的
に原稿カセットがない状態およびある状態を検知する。
このように、前記点滅状態を検知することにより、セン
サを含むセンサ回路が正常に動作しているか否かを自己
チェックすることができる。
【0049】また、本発明では、センサ回路の自己チェ
ックと同時に、原稿カセットを挿入する際、該原稿カセ
ットの装填部位が確実に空状態であることを検知するこ
とができるので、原稿カセット同士の衝突を防止するこ
とができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る原稿カセット供給装置の
概略断面構成図である。
【図2】本発明の実施例に係る原稿カセット供給装置の
蓋部を開成した状態における斜視図である。
【図3】図1に示す原稿カセット供給装置に装填される
原稿カセットの斜視図である。
【図4】図1に示す原稿カセット供給装置およびこれに
接続される画像読取装置の概略構成図である。
【図5】図1に示す原稿カセット供給装置の一部断面平
面図である。
【図6】図6(a)は、ガイド板、原稿カセットおよび
センサとの位置関係を示す平面図であり、図6(b)
は、前記図6(a)の側面図である。
【図7】センサ回路の自己チェックを行うチェック回路
の回路図である。
【図8】図1に示す原稿カセット供給装置において、原
稿カセットを収納し昇降するケージの上限および下限の
位置を検出する検出部材の斜視説明図である。
【図9】図8に示す検出部材の第1検出部および第2検
出部を示す側面図である。
【図10】センサ回路の動作チェックを行う場合のフロ
ーチャートである。
【図11】センサ回路の自己チェックを行う場合のフロ
ーチャートである。
【図12】図7に示すチェック回路のタイムチャートで
ある。
【符号の説明】
10…原稿カセット供給装置 14…原稿カセット 16…ケージ 20…画像読取装置 21…カセット搬送機構 63…チェック回路 64a、64b、66a、66b…センサ 65…発振回路 67…発振制御回路 69…信号増幅回路 71…検知回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 白石 厚 神奈川県足柄上郡開成町宮台798番地 富 士写真フイルム株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像読取装置に対し、読取原稿を保持した
    複数の原稿カセットを選択的に供給する原稿カセット供
    給装置であって、 原稿カセットが装填される複数の段部を有し所定方向に
    移動自在なケージの側部に配設され、前記段部に対して
    対向配置される少なくとも一対の発光素子および受光素
    子からなり、当該段部に装填される原稿カセットを検出
    するセンサと、 前記センサを構成する発光素子を点滅制御する点滅制御
    回路と、 前記センサを構成する発光素子からの信号に基づき、前
    記発光素子の点灯状態および消灯状態を検知する検知回
    路と、 を備えることを特徴とするセンサ回路の自己チェック機
    構を備える原稿カセット供給装置。
JP32073591A 1991-12-04 1991-12-04 センサ回路の自己チェック機構を備える原稿カセット供給装置 Pending JPH05155471A (ja)

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