JPH0515551Y2 - - Google Patents

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JPH0515551Y2
JPH0515551Y2 JP18588186U JP18588186U JPH0515551Y2 JP H0515551 Y2 JPH0515551 Y2 JP H0515551Y2 JP 18588186 U JP18588186 U JP 18588186U JP 18588186 U JP18588186 U JP 18588186U JP H0515551 Y2 JPH0515551 Y2 JP H0515551Y2
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oil passage
oil
piston
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lubricating oil
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  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、内燃機関の圧縮比可変装置の改良に
関する。
(従来の技術) 自動車用内燃機関等にあつては、吸入空気の高
過給に伴つて発生するノツキングを防止するため
に、機関の圧縮比を可変にする装置がある。
このような装置として、従来例えば第11図に
示すように、ピストン本体61に摺動自在なイン
ナーピストン62が設けられ、このインナーピス
トン62がコンロツド64に首振り自在に連結さ
れたものがある。ピストン本体61とインナーピ
ストン62の間には油室65が形成され、この油
室65は機関潤滑用オイルポンプ66からの加圧
オイルを導く入口側油通路67と制御弁(図示せ
ず)を介して余剰オイルを排出する戻り側油通路
68が配設される。このようにして油室65に導
かれる油圧力によりピストン本体61をインナー
ピストン62に対して押し上げて、燃焼室60の
容積を変えるようになつている(実開昭57−
57237号公報参照)。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このようなピストン本体61を
油圧により変位させる圧縮比可変装置にあつて
は、機関の潤滑油を利用して油圧制御が行われて
いたため、高負荷運転時に圧縮比を小さくする場
合、油室65に導かれる油圧が低下するのに伴つ
て、クランクピン等の潤滑部に送られる潤滑油の
流量が不足し、潤滑不良を来すという問題点があ
つた。
本考案は、上記問題点を解決することを目的と
する。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、ピストン本体に摺動自在に嵌合する
インナーピストンを設け、このインナーピストン
をピストンピンを介してコンロツドに摺動自在に
連結するとともに、ピストン本体とインナーピス
トンの間に油室を形成する内燃機関の圧縮比可変
装置において、機関の主軸受部、クランクシヤフ
ト、コンロツド、ピストンピン、インナーピスト
ンを経て前記油室に至る作動油通路を、常時機関
駆動される主オイルポンプからの潤滑油が導入さ
れる潤滑油通路とは独立して形成するとともに、
前記主軸受部とクランクシヤフト又はコンロツド
とクランクシヤフト間の作動油通路を、前記潤滑
油通路の軌跡と一致しない位置に形成した。
(作用) 上記構成に基づき、例えば低負荷運転時に補助
オイルポンプが駆動され、その吐出油が作動油通
路を通つて油室に導入されることにより、ピスト
ン本体をインナーピストンに対して押し上げて圧
縮比を高める一方、高負荷運転時は補助オイルポ
ンプが停止され、油室を収縮させて圧縮比を低下
させる。
このとき、作動油通路は潤滑油通路と独立して
配設されているため、高圧オイルが潤滑油通路の
途中から洩れ出すことを抑制して、上記油室に導
かれる油圧を精密に調節することが可能となる。
そして、クランクピンには主オイルポンプから
潤滑油通路を通つて十分な流量の潤滑油が供給さ
れ、上記圧縮比制御に影響されることなくクラン
クシヤフトおよびコンロツドの円滑な作動性を維
持できる。
また、潤滑油通路と作動油通路とのオイルが互
いに干渉することがないので、油圧制御の制度が
向上する。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を添付図面に基づいて
説明する。
第1図、第2図に示すように、ピストン本体1
はその冠部1Cの内側にインナーピストン2を摺
動自在に挿入して、インナーピストン2のボス部
2Bとコンロツド4の小端部4Sのそれぞれにピ
ストンピン3を回転自在に挿入し、インナーピス
トン2はピストンピン3を介してコンロツド4に
対して揺動自在に連結される。
ピストン本体1とインナーピストン2の頂面2
aの間に油室5が形成され、この油室5にチエツ
ク弁9を介して接続する作動油通路10が設けら
れ、この作動油通路10の途中には図示しない制
御回路により運転条件に応じて駆動される電動式
補助オイルポンプ32を介装する。図中28はオ
イルパンであり、補助オイルポンプ32の吐出圧
を所定値以下に保つリリーフ弁33が配設され
る。
作動油通路10は、インナーピストン2の頂面
2aに開口してチエツク弁9が介装される通孔1
1と、ボス部2Bとピストンピン3の間に形成さ
れる環状オイル溝12と、ピストンピン3に形成
される通孔13と、ピストンピン3と小端部4S
の間に形成される環状オイル溝14と、コンロツ
ド4を貫通する通孔15L,15Sと、クランク
シヤフト6に形成される通孔17、およびシリン
ダブロツクの主軸受部9に形成される通孔19に
よつて構成される。
コンロツド4の大端部4Bはコンロツドメタル
7を介してクランクシヤフト6のクランクピン2
1に摺動自在に嵌合する。
クランクピン21は環状段差21Dをもつて小
径部21Sと大径部21Bが形成される。
コンロツドメタル7の断面はクランクピン21
に沿つて曲折し、コンロツドメタル7と小径部2
1Sとの嵌め合い隙間は大径部21Bとの嵌め合
い隙間より所定値だけ小さく形成し、コンロツド
4から作用する荷重を主に小径部21Sで受ける
ようにする。
大径部21Bに前記作動油通路10を構成する
通孔17を開口させ、コンロツドメタル7にはこ
の通孔17と前記コンロツド4を貫通する通孔1
5Sと連通する複数の通孔16を形成する。
クランクピン21の小径部21Sに潤滑油を導
く潤滑油通路25が設けられ、この潤滑油通路2
5の途中には機関に機械的に駆動される主オイル
ポンプ26が介装されるとともに、この主オイル
ポンプ26の吐出圧を所定値以下に保つリリーフ
弁27が配設される。
潤滑油通路25はクランクピン21の小径部2
1Sの外周中央部に開口する通孔22と、クラン
クメタル8に形成されるオイル溝23と、主軸受
部9に形成される通孔24とから構成される。
作動油通路10の通孔15S及び16は、潤滑
油通路25の通孔22のクランクシヤフト6の回
転に伴つて形成される軌跡と交わらない位置に形
成される。
このように構成してあり、次に作用について説
明する。
低負荷運転時は補助オイルポンプ32が作動
し、作動油通路10を通つて高圧のオイルが流入
することにより、ピストン本体1は燃焼圧力に対
抗して押し上げられて圧縮比を高める。
高負荷運転時は、補助オイルポンプ32の作動
が停止され、油室5に導かれる油圧力が低下する
ことにより、ピストン本体1はインナーピストン
2に対して押し上げられることなく圧縮比を低下
させ、その結果ノツキング等を防止する。
このとき、クランクピン21には潤滑油通路2
5が開口する小径部21Sと、作動油通路10が
開口する大径部21Bとの間に段差21Dが形成
されているため、作動油通路10を流れるオイル
がクランクピン21とクランクメタル8の間で洩
れ出すことを抑制し、油室5に導かれる油圧制御
の精密に行うことが可能となる。
潤滑油通路25は作動油通路10と独立して配
設されることにより、上記補助オイルポンプ32
の作動に影響されることなく、クランクピン21
の小径部21Sには主オイルポンプ26から十分
な流量のオイルが供給されて、コンロツド4およ
びクランクシヤフト6の作動性を円滑に維持す
る。
そして、潤滑油通路25と作動油通路10との
油圧に互いに干渉、影響されることがないので、
油圧の制御精度が向上する。
また、第3図に示すように、コンロツド4のロ
ツド部4Lの中心と、クランクピン21の小径部
21Sの中心を一致させるように形成しても良
い。この場合、コンロツド4から小径部21Sに
作用する荷重を均一にして、フリクシヨンの低減
がはかれる。
次に、第4図に示す他の実施例は、クランクピ
ン21を直円柱状に形成し、同じく直円筒状のコ
ンロツドメタル34にはクランクピン21との間
に環状オイル溝35を形成する。コンロツド4に
はロツド部4Lを軸方向に貫通する通孔15L
と、この通孔15Lと交差して上記オイル溝35
に連通する15Sを形成する一方、クランクシヤ
フト6にはオイル溝35に連通する通孔36を形
成して、油室5へ補助オイルポンプ32からの吐
出油を導く作動油通路37を構成する。
クランクピン21の外周中央部には通孔15を
開口させて、主オイルポンプ26に連通する潤滑
油通路38を構成する。
そして、潤滑油通路38の通孔15の軌跡に対
して、作動油通路37の通孔36及びオイル溝3
5を一致させない位置に形成した。
この場合、クランクピン21の巾を短縮するこ
とによりクランクシヤフト6の全長を短くするこ
とが可能となり、またコンロツドメタル7やクラ
ンクピン21の加工が容易となる。
次に、第5図に示す他の実施例は、コンロツド
4に嵌合するコンロツドメタル39を断面コの字
形に形成し、コンロツドメタル39にクランクア
ーム40の端面40Tと間に環状オイル溝41を
形成し、このオイル溝41を密封するシールリン
グ42を介装する。
主軸受部9に嵌合するクランクメタル43を断
面コの字形に形成し、このクランクメタル43に
クランクアーム43の端面40Uと間に環状オイ
ル溝44を形成し、このオイル溝44を密封する
シールリング42を介装する。
クランクシヤフト6には各オイル溝41と44
に連通する通孔46を形成し、コンロツド4には
オイル溝41に連通する通孔47S,47Lを形
成する一方、主軸受部9にはオイル溝44に開口
する通孔48A,48Bを形成して、補助オイル
ポンプ32からの吐出油を油室5に導く作動油通
路49を構成する。
そして、作動油通路49の通孔46及びオイル
溝41は、潤滑油通路の通孔55の軌跡と交わら
ない位置に形成される。
第6図、第7図に示すように、シールリング4
2は上下に2分割して形成し、溝50に収装され
た状態で、各端部42Tは互いに重なるように形
成する。溝50はシールリング42の各端部42
Tが重なる部分で溝巾を大きく形成する。
第8図に示すように、シールリング42は断面
円形のゴム製リング51に、断面半円形のキヤツ
プ52を固着して形成し、このキヤツプ52を固
体潤滑材のテフロンを材質として、耐摩耗性を確
保する。
また、第9図に示すように、キヤツプ53をカ
ーボンを材質として断面コの字形に形成したり、
第10図に示すようにゴム製リング54を中空に
形成しても良い。
クランクピン21の外周中央部には通孔55を
開口させて、主オイルポンプ26に連通する潤滑
油通路56を構成する。
この場合、作動油通路49を構成するリング溝
42,44をクランクアーム40の端面40T,
40Uに面して形成したことにより、クランクピ
ン21側への洩れを抑制でき、またクランクシヤ
フト6の全長を短くすることが可能となる。
(考案の効果) 以上のように本考案は、クランクピンに潤滑油
を導く潤滑油通路に対して圧縮比可変ピストンに
作動油を導く作動油通路を独立して配設すると共
に、作動油通路を潤滑油通路の軌跡に交わらない
ように、一致しない位置に形成したので、圧縮比
の制御精度を高めるとともに、クランクピンの潤
滑性を良好に維持し、焼き付き等が発生すること
を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す全体構成図、第
2図は同図−線に沿う断面図、第3図は他の
実施例を示す断面図、第4図は他の実施例を示す
全体構成図、第5図は他の実施例を示す全体構成
図、第6図はシールリングの平面図、第7図はシ
ールリングおよびシールリング溝を示す平面図、
第8図、第9図、第10図はそれぞれシールリン
グの断面図である。第11図は従来例を示す断面
図である。 1……ピストン本体、2……インナーピスト
ン、3……ピストンピン、4……コンロツド、5
……油室、7……コンロツドメタル、9……主軸
受部、10……作動油通路、21……クランクピ
ン、25……潤滑油通路、26……主オイルポン
プ、32……補助オイルポンプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ピストン本体に摺動自在に嵌合するインナーピ
    ストンを設け、このインナーピストンをピストン
    ピンを介してコンロツドに摺動自在に連結すると
    ともに、ピストン本体とインナーピストンの間に
    油室を形成する内燃機関の圧縮比可変装置におい
    て、機関の主軸受部、クランクシヤフト、コンロ
    ツド、ピストンピン、インナーピストンを経て前
    記油室に至る作動油通路を、常時機関駆動される
    主オイルポンプからの潤滑油が導入される潤滑油
    通路とは独立して形成するとともに、前記主軸受
    部とクランクシヤフト又は前記コンロツドとクラ
    ンクシヤフト間の作動油通路を、前記潤滑油通路
    の軌跡と一致しない位置に形成したことを特徴と
    する内燃機関の圧縮比可変装置。
JP18588186U 1986-12-02 1986-12-02 Expired - Lifetime JPH0515551Y2 (ja)

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AT518703B1 (de) * 2016-05-31 2018-08-15 Avl List Gmbh Kurbelwelle für eine Hubkolbenmaschine, Hubkolbenmaschine und Fahrzeug mit einer Hubkolbenmaschine

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