JPH05157490A - 気体予熱機 - Google Patents

気体予熱機

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JPH05157490A
JPH05157490A JP32289191A JP32289191A JPH05157490A JP H05157490 A JPH05157490 A JP H05157490A JP 32289191 A JP32289191 A JP 32289191A JP 32289191 A JP32289191 A JP 32289191A JP H05157490 A JPH05157490 A JP H05157490A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
heating element
temperature side
hydrogen
low temperature
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP32289191A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuaki Hokao
暢晧 外尾
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication of JPH05157490A publication Critical patent/JPH05157490A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱効率の高い気体予熱機を提供する。 【構成】 高温側と低温側とを移動してそれぞれを流れ
る気体と接触して熱の授受を行うヒーティングエレメン
トを有する気体予熱機において、管本体2内に利用する
高温側の温度レベルによって選定した水素吸蔵合金3を
水素と共に充填密封してあるヒーティングエレメント1
を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボイラ等の燃焼排ガス
から熱エネルギを有効に回収するため等に用いる気体予
熱機に関する。
【0002】
【従来の技術】図6〜図8を参照しながら、従来の空気
予熱機を利用したボイラ排ガス等の排熱有効利用法につ
いて説明する。
【0003】図6はボイラプラントの排ガス系に空気予
熱機を配置した一例を示す。同図中、100はボイラ本
体、110はボイラ本体100に燃料を吹き込むバーナ
111を先端に有する燃料系、120は燃料の燃焼に必
要な空気を供給するための押込送風機、130A,13
0Bは押込送風機120とボイラ本体100とを連結す
る空気供給ダクト、140A,140Bはボイラ本体1
00からの燃焼排ガスを排出するための排ガスダクト、
150は煙突、106は空気予熱機である。空気予熱機
160は空気供給ダクト130A,130Bと排ガスダ
クト140A,140Bとに介装されており、これらダ
クト130A,130B及び140A,140B内を送
られるガスと直接接触するヒーティングエレメント16
1を有している。そして、ヒーティングエレメント16
1は駆動装置162により高温側と低温側との間を回転
移動するようになっている。
【0004】かかる場合、ボイラ本体100を出た排ガ
スは、ダクト140Aを経て空気予熱機160の高温側
160Aに導かれ、ヒーティングエレメント161を加
熱して保有する熱量の一部を失ってダクト140Bを経
て煙突150から大気中に放出される。一方、燃料系1
10の先端に設けられたバーナ111から炉内に吹き込
まれた燃料を燃焼させるために必要な空気は、押込送風
機120からダクト130Aを経て空気予熱機160の
低温側160Bへ導かれる。そして、ここで、高温側1
60Aで加熱されたヒーティングエレメント161から
熱を受けてダクト130Bを通り、ボイラ本体100に
供給される。
【0005】このような空気予熱機による熱回収の一例
を挙げると、空気予熱機160の高温側排ガスの入口温
度は350℃、出口温度は140℃、低温側空気の入口
温度は80℃、出口温度は310℃程度となる。
【0006】図7及び図8には上記空気予熱機160の
詳細を示す。両図に示すように、空気予熱機160の多
数のヒーティングエレメント161は駆動装置162に
よって回転駆動される軸163に固着されたフレーム1
64により複数(図示では8つ)に分割されて支持され
てダクト130A,130B及びダクト140A,14
0Bの長手方向に貫通するガスの通路を形成するように
保持されており、各通路をダクト130A,130B及
び140A,140Bを通るガスが流れるようになって
いる。
【0007】そして、各フレーム164内のヒーティン
グエレメント161は、軸163を回転することにより
高温側160Aと低温側160Bとを順次移動するよう
になっており、高温側106A内に位置するフレーム1
64内のヒーティングエレメント161はダクト140
Aからの排ガスにより加熱され、また、低温側160B
内に移動したフレーム164内のヒーティングエレメン
ト161はダクト130Aから流れてくる空気に熱を与
えることになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の空気予熱機16
0に用いられるヒーティングエレメント161は、鋼板
を波板等の特殊な形状に加工して伝熱特性の向上をさせ
るなどの工夫が施されているが、排ガスから取り得る熱
量は本質的にヒーティングエレメント161の熱容量で
決まるので、熱効率の向上に限度がある。
【0009】本発明はこのような事情に鑑み、従来より
熱効率の高い気体予熱機を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明に係る気体予熱機は、相対的に温度が高い気体が流れ
る高温側と相対的に温度が低い気体が流れる低温側とを
有し、高温側と低温側との間を移動してそれぞれを流れ
る気体と接触するヒーティングエレメントにより高温側
を流れる気体の熱エネルギを低温側を流れる気体に回収
する気体予熱機において、上記ヒーティングエレメント
として、高温側の気体の温度レベルによって適宜選定し
た水素吸蔵合金を利用したヒーティングエレメントを用
いることを特徴とする。
【0011】
【作用】前記構成の気体予熱機は水素吸蔵合金の水素ガ
ス吸蔵時の発熱反応と水素ガス放出時の吸熱反応とを利
用したヒーティングエレメントを用いるものである。か
かるヒーティングエレメントは、利用しようとする高温
側の気体の温度によって適宜選定された水素吸蔵合金を
有するもの、つまり高温側の気体の温度下で吸蔵してい
た水素を放出する吸熱反応が生じる水素吸蔵合金を収納
容器に密封したものであり、低温側では水素ガス吸蔵の
発熱反応が生じるものである。すなわち、本発明のヒー
ティングエレメントは、高温側の気体と接触して加熱さ
れると水素ガスを放出し、この水素ガスの放出反応の際
の吸熱反応により当該高温側の気体から熱を奪って温度
上昇する。そして、このように温度上昇したヒーティン
グエレメントが低温側に移動すると低温側の気体により
冷却され、水素ガスは再び吸蔵される。この水素ガス吸
蔵反応は発熱反応なので、低温側の気体は当該ヒーティ
ングエレメントにより加熱される。このようなヒーティ
ングエレメントによる高温側と低温側との熱の授受によ
り、高温側の気体の熱は低温側の気体を加熱することに
より回収される。
【0012】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
【0013】図1には、一実施例に係るヒーティングエ
レメントの断面を、図2及び図3はそのヒーティングエ
レメントを用いた気体予熱機の一例としての空気予熱機
の構成を示す。
【0014】図1に示すように、ヒーティングエレメン
ト1は管本体2内に水素吸蔵合金3を充填・密封したも
のである。
【0015】かかるヒーティングエレメント1の構造を
その製造工程を示しながら説明する。同図に示すよう
に、管本体2の一端にはプラグ4、他端にはプラグ5が
溶接されており、他端のプラグ5には封じ込め管6が溶
接されている。このヒーティングエレメント1を製造す
るには、一端にプラグ4を溶接した管本体2に水素吸蔵
合金3を充填した後、封じ込め管6が溶接されたプラグ
5を他端に溶接する。なお、図中7は水素吸蔵合金3を
管本体2の長手方向に亘って均一に保持するためのスペ
−サであり、該スペ−サ7は水素吸蔵合金3の充填の際
に例えば300〜500mm毎に入れられる。
【0016】ここで、水素吸蔵合金3は、一定条件下で
水素ガス吸蔵反応を生じ、また、水素ガス放出反応を生
じるものである。市販の水素吸蔵合金は通常、水素の吸
蔵・放出に対して不活性であり、合金の種類に応じた活
性化処理を行わなければならない。
【0017】封じ込め管6は水素吸蔵合金3の活性化作
業並びに水素ガスの吸蔵充填作業の際のガス出入口とな
るものである。そして、充填した水素吸蔵合金3の低温
条件に相当する温度−圧力で封じ込め管6より水素ガス
を吸蔵させた後、当該管6を押しつぶし、その後、シー
ル溶接をするなどの方法で管本体2内に水素吸蔵合金3
及び水素ガスを封じ込めることによりヒーティングエレ
メント1が完成する。
【0018】図2は上記ヒーティングエレメント1を複
数本束ねて形成したモジュールの構成を示す。同図に示
すように、モジュール10は複数本のヒーティングエレ
メント1を、気体を透過する網目状の材料などからなる
台形状の支持部材11で束ねて各ヒーティングエレメン
ト1を略平行に保持したものである。
【0019】図3は本実施例の空気予熱機を示す正面図
及び側面図である。同図に示すように、フレーム12は
正八角形筒状の外形を有して8つのモジュール10を収
納する構造を有しており、その中心には図示しない駆動
装置に連結される軸13が設けられている。そして、こ
のようなフレーム12に8つのモジュール10を収納し
た空気予熱機14は、図6に示す空気予熱機160と同
様に使用することができる。なお、モジュール10に組
み込むヒーティングエレメント1の数や配列、フレーム
12の構造等は特に限定されるものではなく、排熱利用
の設計条件から決定されるものであり、公知の手段を適
宜応用することができる。
【0020】以下、上記実施例の作用を説明する。図4
は各種の水素吸蔵合金の圧力(P)−温度(T)特性
を、図5は水素吸蔵合金の熱の授受を伴なう機能状態を
明確にするために、P−T線図上に仮想の水素吸蔵合金
の特性を示したものである。
【0021】この仮想の水素吸蔵合金は温度を140℃
に保って水素ガスの吸蔵を行わせた場合の平衡圧が2a
tmであり、これをそのまま350℃に加熱すると、当
該水素吸蔵合金中に吸蔵されていた水素ガスが放出され
て水素ガス圧力50atmで平衡に達するものである。
【0022】ここでは、この水素吸蔵合金を上記管本体
2の内に充填された水素吸蔵合金3とし、これを一定条
件下で水素ガスと共に密封してヒーティングエレメント
1とする。この水素吸蔵合金3が水素ガスを吸蔵する場
合の反応は発熱反応であるので、140℃で2atm状
態とするために、管本体2を空気等で冷却しながら封じ
込め管6から水素ガスを供給して、140℃で2atm
の状態で水素ガスを吸蔵する。そして、この状態で密封
して外部に水素ガスが漏れ出ないようにし、ヒーティン
グエレメント1とする。
【0023】かかるヒーティングエレメント1を用いて
空気予熱機14を組み立て、図6と同様に使用して高温
側に350℃の排ガスを流したとする。このとき、ヒー
ティングエレメント1は350℃に加熱されて、水素吸
蔵合金3中に吸蔵されていた水素ガスが放出され、水素
ガス圧力50atmで平衡に達する。この加熱による水
素ガスの放出は吸熱反応であるので、高温側を流れる排
ガスから水素吸蔵合金3に伝えられる熱量は、管本体2
等の収納容器及び水素吸蔵合金の温度上昇に見合うだけ
の顕熱と吸熱反応に見合う反応熱との和である。
【0024】このように水素ガスを放出した状態のヒー
ティングエレメント1が低温側を流れる空気と接触して
冷却されると、当該ヒーティングエレメント1の収納容
器及び水素吸蔵合金3は140℃まで冷却され、放出さ
れていた水素ガスは再び吸蔵され、水素ガス圧力は2a
tmとなる。この冷却による水素吸蔵過程は発熱反応で
あり、低温側を流れる空気は加熱される。この過程で空
気に伝えられる熱量はヒーティングエレメント1の収納
容器及び水素吸蔵合金3の温度低下に見合う顕熱と発熱
反応に見合う反応熱との和である。
【0025】このようにして空気予熱機14の高温側と
低温側とでの熱の授受により排ガスの有する熱エネルギ
が空気の予熱という形で回収される。そして、このとき
の熱の授受はヒーティングエレメントの収納容器及び水
素吸蔵合金の顕熱に反応熱が加わったものである。すな
わち、水素吸蔵合金を利用したヒーティングエレメント
を用いると、従来と比較して水素吸蔵合金の反応熱に相
当する熱量を余分に回収し、有効利用することができ
る。
【0026】なお、以上は空気予熱機について説明した
が、高温側及び低温側の気体との間で熱交換を行う各種
の気体予熱機としても同様な効果が得られることは言う
までもない。また、実際にどのような種類の水素吸蔵合
金を用いるかは、高温側と低温側との気体の温度・流量
等の熱設計条件によって決められるものである。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の気体予熱
機は、ヒーティングエレメントとして水素吸蔵合金を利
用したものを用いるので、高温側及び低温側の熱の授受
において当該ヒーティングエレメントの熱容量に加えて
水素吸蔵合金の水素ガスの吸蔵・放出に伴なう反応熱も
利用できるため、従来より熱効率の優れたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例に係るヒーティングエレメントを示す
断面図である。
【図2】一実施例に係るモジュールを示す構成図であ
る。
【図3】一実施例に係る空気予熱機を示す構成図であ
る。
【図4】各種水素吸蔵合金の圧力(P)−温度(T)特
性図である。
【図5】仮想水素吸蔵合金の圧力(P)−温度(T)特
性図である。
【図6】従来の空気予熱機を利用するボイラプラントの
説明図である。
【図7】従来の空気予熱機の縦断面図である。
【図8】従来の空気予熱機の横断面図である。
【符号の説明】
1 ヒーティングエレメント 2 管本体 3 水素吸蔵合金 4,5 プラグ 6 封じ込め管 7 スペ−サ 10 モジュール 11 支持部材 12 フレーム 13 軸 14 空気予熱機

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対的に温度が高い気体が流れる高温側
    と相対的に温度が低い気体が流れる低温側とを有し、高
    温側と低温側との間を移動してそれぞれを流れる気体と
    接触するヒーティングエレメントにより高温側を流れる
    気体の熱エネルギを低温側を流れる気体に回収する気体
    予熱機において、上記ヒーティングエレメントとして、
    高温側の気体の温度レベルによって適宜選定した水素吸
    蔵合金を利用したヒーティングエレメントを用いること
    を特徴とする気体予熱機。
JP32289191A 1991-12-06 1991-12-06 気体予熱機 Withdrawn JPH05157490A (ja)

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JP32289191A JPH05157490A (ja) 1991-12-06 1991-12-06 気体予熱機

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JP32289191A JPH05157490A (ja) 1991-12-06 1991-12-06 気体予熱機

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Effective date: 19990311