JPH05158043A - 液晶素子 - Google Patents

液晶素子

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JPH05158043A
JPH05158043A JP3319385A JP31938591A JPH05158043A JP H05158043 A JPH05158043 A JP H05158043A JP 3319385 A JP3319385 A JP 3319385A JP 31938591 A JP31938591 A JP 31938591A JP H05158043 A JPH05158043 A JP H05158043A
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JP
Japan
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group
carbon atoms
film
liquid crystal
repeating unit
Prior art date
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JP3319385A
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English (en)
Inventor
Makoto Murata
誠 村田
Keiichi Yoshida
恵一 吉田
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ラビングなどの処理を施さずに均一で無欠陥
かつ良好な配向性を有し、数千Å〜数μmの段差を有す
る基板上でも配向不良が生じない液晶配向膜を有する液
晶素子を生産性よくうること。 【構成】 γ- ブチロラクトンに対して20重量%以上可
溶な特定の繰り返し単位を有する有機高分子物質からな
る厚さ200 Å〜10μmの薄膜の上に、1層以上積層して
えられたラングミュアーブロジェット膜からなる液晶配
向膜を設けた液晶素子。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規な下地層のうえにラ
ングミュア−ブロジエット膜からなる液晶配向膜を設け
た液晶素子に関する。
【0002】
【従来の技術】時計やテレビなど液晶を用いた平面ディ
スプレイが広く使われるようになっている。
【0003】このような平面ディスプレイに使用される
液晶表示素子には、従来、SiO2 、Auなどの斜方蒸
着法や基板上にポリイミド系高分子樹脂を塗布したのち
布などで一定方向にラビングする方法(ラビング法)な
どにより形成した配向膜を有する液晶表示素子が使用さ
れている。
【0004】前記配向膜を斜方蒸着法により形成する
と、液晶に所定のプレチルト角を与えるのに大変有利な
配向膜がえられるが、反面、真空蒸着法であるため、10
-5torr程度の高真空が必要であり、また基板を傾斜しな
ければならないため、量産性に乏しいという欠点を有し
ている。
【0005】一方、ラビング法により形成すると、ラビ
ング時に発生するごみや静電気が悪影響を与えるという
欠点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術のこのよう
な問題を解決するため、ラングミュア−ブロジエット膜
(以下、LB膜ともいう)を液晶配向膜として用いるこ
とによって、均一で非常に欠陥が少なく、かつラビング
なしで良好な配向性を有する液晶配向膜をうることにつ
いての提案もなされているが、この方法によるばあいに
は、LB膜の生産性が他の薄膜形成法に比較して低く、
また、液晶を配向させる能力を有するLB膜の積層層数
が少ないときには、アモルファスSiの薄膜トランジス
タ(TFT)が形成された基板上のように数千Å〜数μ
mの段差をもつ基板上で段差部分の配向不良がおこりや
すいという問題がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記LB膜を用
いたばあいの問題を解決するためになされたものであ
り、γ−ブチロラクトンに対して10%(重量%、以下同
様)以上可溶な一般式(1) :
【0008】
【化4】
【0009】(式中、R1 は少なくとも2個の炭素原子
を有する4価の基、R2 は少なくとも2個の炭素原子を
有する2価の基)で表わされる繰返し単位を有する有機
高分子物質からなる厚さ200 Å〜10μmの薄膜の上に、
1層以上積層してえられたラングミュア−ブロジエット
膜からなる液晶配向膜が設けられたことを特徴とする液
晶素子に関する。
【0010】
【実施例】本発明では、γ−ブチロラクトンに対して10
%以上、好ましくは20%以上可溶な一般式(1) :
【0011】
【化5】
【0012】で表わされる繰り返し単位を有する有機高
分子物質が使用される。
【0013】前記有機高分子物質がγ−ブチロラクトン
に対して10%未満しか可溶でないばあいには、膜の形成
性がわるくなり均一な膜がえられにくくなる。
【0014】前記一般式(1) において、R1 は少なくと
も2個、好ましくは5〜20個の炭素原子を有する4価の
基である。炭素原子数が2個未満ではえられる有機高分
子物質の耐熱性が乏しくなる。
【0015】前記R1 の具体例としては、たとえば、
【0016】
【化6】
【0017】などがあげられる。
【0018】前記R2 は少なくとも2個、好ましくは5
〜20個の炭素原子を有する2価の基である。炭素原子数
が2個未満ではえられる有機高分子物質の耐熱性が乏し
くなる。
【0019】前記R2 の具体例としては、たとえば、
【0020】
【化7】
【0021】などがあげられる。
【0022】前記繰り返し単位の具体例としては、たと
えば
【0023】
【化8】
【0024】などがあげられる。
【0025】前記有機高分子物質の固有粘度(ηinh
ln(ηrel )/C、C=0.5g/dl、30℃、DMF中)
は0.05dl/g 以上であるのが好ましく、0.05〜5dl/g
であるのがさらに好ましい。固有粘度が0.05dl/g未満
では耐熱性が低下する傾向があり、5dl/g をこえると
γ−ブチロラクトンへの溶解性が低下する傾向がある。
【0026】前記有機高分子物質が用いられることによ
って基板の表面の平滑性が向上し、LB膜の成膜性がい
ちじるしく向上するという効果がえられる。
【0027】本発明では、たとえばガラス基板などの上
に設けられた数千Å〜数μmの段差を有する透明電極層
上に、前記有機高分子物質からなる薄膜が設けられる。
【0028】前記薄膜の厚さとしては通常 200Å〜10μ
mであり、好ましくは 500Å〜1μmである。前記膜厚
が200 Å未満では基板の表面の平滑化が不充分となり、
10μmをこえると液晶素子を組み立てたとき、液晶に充
分な電圧を印加することができなくなる。
【0029】前記薄膜の形成方法としては、前記有機高
分子物質を濃度が10%以上になるような適当な濃度でγ
−ブチロラクトンに溶解したのち透明電極上に塗布する
方法などの方法があげられるが、これらの方法に限定さ
れるものではない。
【0030】前記塗布法としては、たとえばスピンコー
ト法、印刷法、ディッピング法、ロールコーター法など
の方法があげられ、とくに限定はないが、スピンコート
法、印刷法が均一な膜厚を有する薄膜を形成する点から
好ましい。また、塗布時に用いられる溶媒として、N−
メチル−2−ピロリドン、N,N´−ジメチルアセトア
ミド、N,N´−ジメチルホルムアミド、ジメチルスル
ホキシドなどの溶媒が用いられてもよい。
【0031】本発明では前記薄膜上に、1層以上積層し
てえられたLB膜からなる液晶配向膜が設けられる。
【0032】前記LB膜は、たとえば一般式(2) :
【0033】
【化9】
【0034】などで表わされる繰り返し単位を有する両
親媒性高分子物質から形成された膜である。
【0035】前記両親媒性高分子物質は、水面上に展開
することにより単分子膜にすることができ、これを単分
子膜として積層することができ、一般式(2)で表わされ
る繰り返し単位を有する両親媒性高分子物質は、積層し
たものを熱処理して一般式(4) :
【0036】
【化10】
【0037】で表わされる繰返し単位を有するポリイミ
ドにすることができる。
【0038】前記一般式(2) においてR3 は少なくとも
2個、好ましくは5〜20個の炭素原子を含有する4価の
基であり、芳香族の基であってもよく、環状脂肪族の基
であってもよく、芳香族の基と脂肪族の基との結合した
基であってもよく、さらにはこれらの基が炭素数1〜30
の脂肪族の基、環状脂肪族の基または芳香族の基と脂肪
族の基とが結合した基で置換された基や、さらに、それ
らの基がハロゲン原子、ニトロ基、アミノ基、シアノ
基、メトキシ基、アセトキシ基などの1価の基や該1価
の基が−O−、−COO−、−NHCO−、−CO−、
−S−、−CSS−、−NHCS−、−CS−などの結
合した基で置換され誘導体となった基であってもよい。
これらのうちでは、R3 が少なくとも6個の炭素原子を
有するベンゼノイド不飽和によって特徴づけられた基で
あるのが、耐熱性、耐薬品性や機械的特性などの点から
好ましい。
【0039】前記ベンゼノイド不飽和とは、炭素環式化
合物の構造に関してキノイド構造と対比して用いられる
術語で、普通の芳香族化合物に含まれる炭素環と同じ形
の構造をいう。
【0040】
【化11】
【0041】前記のごときR3 の具体例としては、たと
えば、
【0042】
【化12】
【0043】などがあげられる。
【0044】R3 の4個の結合手、すなわち一般式(2)
で表わされる繰返し単位において
【0045】
【化13】
【0046】が結合する手の位置には限定はないが、4
個の結合手のうち、2価の結合手と1価の結合手とがR
3 を構成する隣接する2個の炭素原子に存在すると、前
記両親媒性高分子物質(ポリイミド前駆体)を用いて形
成した膜などをポリイミド化する際に、5員環を形成し
やすくイミド化しやすくなるため好ましい。
【0047】一般式(2) においてR4 は、少なくとも2
個の炭素原子を含有する2価の基であり、芳香族の基で
あってもよく、脂肪族の基であってもよく、環状脂肪族
の基であってもよく、芳香族の基と脂肪族の基との結合
した基であってもよく、これらの2価の基が炭素数1〜
30の脂肪族の基、環状脂肪族の基または芳香族の基と脂
肪族の基とが結合した基で置換された基や、さらにそれ
らの基がハロゲン原子、ニトロ基、アミノ基、シアノ
基、メトキシ基、アセトキシ基などの1価の基やこれら
の1価の基が−O−、−COO−、−NHCO−、−C
O−、−S−、−CSS−、−NHCS−、−CS−な
どに結合した基で置換された基であってもよい。これら
のうちでは、R4 が少なくとも6個の炭素原子を有する
ベンゼノイド不飽和によって特徴づけられた基であるの
が、耐熱性、耐薬品性や機械的特性などの点から好まし
い。
【0048】前記のごときR4 の好ましい具体例として
は、たとえば
【0049】
【化14】
【0050】(R10およびR11はいずれも炭素原子数1
〜30のアルキルまたはアリール基))などがあげられ
る。
【0051】一般式(2) においてR5 、R6 、R7 およ
びR8 はいずれも炭素数1〜30、好ましくは1〜22の1
価の脂肪族の基、炭素数3〜30、好ましくは3〜22の1
価の環状脂肪族の基、炭素数6〜30、好ましくは6〜22
の1価の芳香族の基、これらの基が相互に組合わさって
できた1価の基、これらの基がハロゲン原子、ニトロ
基、アミノ基、シアノ基、メトキシ基、アセトキシ基で
置換されそれらの基の誘導体となった基または水素原子
である。ただし、前記R5 、R6 、R7 、R8 のうちの
少なくとも1個は、一般式(5) :
【0052】
【化15】
【0053】(式中、R3 、R4 は前記と同じ)で表わ
されるポリアミック酸単位に疎水性を付与し、水面上に
安定な凝縮膜を形成して、薄膜電極を有するガラス基板
上に累積するためには炭素原子数12〜30、好ましくは16
〜22の前記の基であることが好ましい。
【0054】前記のごときR5 、R6 、R7 、R8 の水
素原子以外の基の具体例としては、たとえば
【0055】
【化16】
【0056】(以上のnはいずれも12〜30、好ましくは
16〜22)などがあげられる。これらのうち、本発明の目
的を達成するためには、CH3 (CH2 n-1 −で表わ
される直鎖アルキル基を利用するのが性能的にもコスト
的にも好ましい。また、ハロゲン原子、ニトロ基、アミ
ノ基、シアノ基、メトキシ基、アセトキシ基などのう
ち、フッ素原子により疎水性は水素原子と比べ飛躍的に
改善されるので、フッ素原子を含むものを使用するのが
好ましい。
【0057】前記一般式(2) で表わされる繰り返し単位
の具体例としては、たとえば
【0058】
【化17】
【0059】などがあげられる。
【0060】両親媒性高分子物質が前記一般式(2) で表
わされる繰り返し単位を有する両親媒性高分子物質のば
あいには、数平均分子量は2000〜300000、さらには2000
〜30000 であるのが好ましい。前記数平均分子量が、20
00〜300000の範囲をはずれると、LB膜を作製したとき
の強度が低すぎたり、粘度が高すぎてLB膜の作製がう
まくいかないといった問題が生じる傾向がある。
【0061】本発明では、前記一般式(1) で表わされる
繰り返し単位からなる有機高分子物質から形成された薄
膜上に、前記両親媒性高分子物質から形成される液晶配
向膜を設けるのが、電極層が形成された基板上の段差部
分の液晶配向欠陥を解消するという点から好ましい。
【0062】また、前記薄膜を形成する有機高分子物質
とLB膜を形成する両親媒性高分子物質の骨格とが類似
しているほど、付着性がよくなり、配向膜として好まし
い特性を有するLB膜の形成が容易に行なわれる。
【0063】なお、前記両親媒性高分子物質には、長鎖
脂肪酸や長鎖アルコールのような公知のラングミュア−
ブロジェット膜材料が混入されていてもよい。
【0064】前記LB膜の積層数は1層以上、好ましく
は1〜3層である。
【0065】前記LB膜の積層方法としては、垂直浸漬
法(LB法)、水平付着法、回転円筒法などがあげられ
る。このうち、積層時に単分子膜の流動配向を生じさせ
る垂直浸漬法が、とくに好ましい。
【0066】前記LB膜が積層されたのち、通常、たと
えば一般式(2) で表わされる繰り返し単位を有する高分
子物質を用いたばあいには、該材料に環化反応を起こさ
せるため、配向膜形成ののち液晶素子組立工程でかかる
温度以上で、配向膜材料が分解する温度以下の温度によ
る熱処理、具体的には150 〜450 ℃、好ましくは150〜2
50 ℃の温度で10分〜3時間熱処理が施される。
【0067】このようにして形成された液晶配向膜は、
従来の物理的もしくは物理化学的な処理を施して形成さ
れた処理層(配向膜)と同程度に、液晶の配向性を制御
する能力を有している。
【0068】本発明の液晶素子は、通常、前記配向膜が
形成された基板の透明電極層が形成されている側の面に
シール樹脂を印刷したのち、もう1枚の前記の膜が形成
された基板をLB膜形成時の基板の引上げ方向が互いに
直角方向となるようにして重ねて加圧加熱して接着し、
液晶を注入封止するなどすることによりうることができ
る。
【0069】本発明の液晶素子は、前記のようにLB膜
を配向膜にしているので配向膜がラビングなどの処理を
施さずに、均一で無欠陥かつ良好な配向性を有する。ま
た、液晶を配向させる能力を有するLB膜を積層する基
板が、たとえばアモルファスSiの薄膜トランジスタ
(TFT)が形成されたガラス基板上のように数千Å〜
数μmの段差を有するものであっても、下地層として前
記一般式(1) で表わされる繰り返し単位を有する高分子
物質から形成された薄膜が設けられているので、その段
差部分での配向不良が生じない。また、下地層としてγ
−ブチロラクトンに10%以上溶ける一般式(1) で表わさ
れる物質を用いることにより、積層数が3層以下という
ようなばあいでも良好な性能の配向膜が形成され、LB
膜を液晶配向膜として使用するばあいの生産性の低さが
改善される。
【0070】つぎに、実施例により、本発明の液晶素子
を詳細に説明するが、本発明はかかる実施例のみに限定
されるものではない。
【0071】実施例1 約1μmの段差を有するアモルファスSiのTFTが形
成されたガラス基板上と、ITOおよびブラック・マト
リックスが形成されたガラス基板上とに、式:
【0072】
【化18】
【0073】で表わされる繰り返し単位からなる固有粘
度ηinh = 0.7dl/g のポリイミドの10%γ−ブチロラ
クトン溶液をスピンコート法により塗布したのち、200
℃で1時間の熱処理を行ない、ポリイミド薄膜を形成し
た。
【0074】ついで、前記2種の基板上のポリイミド薄
膜上にピロメリット酸ジステアリルエステルの酸クロラ
イドとパラフェニレンジアミンとを反応させてえられた
式:
【0075】
【化19】
【0076】で表わされる繰り返し単位からなる分子量
4000のポリイミド前駆体を、ラングミュア−ブロジエッ
ト法(LB法)により、3層累積し、200 ℃で1時間熱
処理した。この熱処理により、該ポリイミド前駆体は50
%の割合で式:
【0077】
【化20】
【0078】で表わされる繰り返し単位のようなポリイ
ミドとなって、LB膜は、液晶のように極性の強い物質
によっておかされないという良好な耐薬品性と200 ℃と
いう耐熱性を有するようになった。
【0079】ついで、前記2種の基板を用意し、一方の
基板の透明電極層を形成した側の面にシール樹脂とし
て、直径5μmのプラスチックビーズを分散させた酸無
水物硬化型エポキシ樹脂を1辺のみ辺の中央部に5mm長
を残して他の全周に1mm幅で印刷したうえで、2枚の基
板のLB膜形成時の基板の引上げ方向が互いに直角方向
となるように透明電極を対向させた状態で1kg/cm2
圧力で加圧し、140 ℃で3時間加熱して硬化接着し、前
記LB膜が形成された2枚の基板間の間隔が5μmのセ
ルを形成した。接着後、減圧下で、前記開口部からネマ
テック液晶(メルク社製、商品名ZLI1565 )を注入し
た。注入ののち、開口部を市販の酸無水物硬化型エポキ
シ樹脂で固着し、液晶を封止してTN型液晶セルを完成
した。完成した液晶セルを一旦100 ℃まで加熱してから
徐々に冷却して初期配向させることにより、基板の段差
部分も含めて全面的に均一で無欠陥かつ良好な配向状態
のセルがえられた。
【0080】
【発明の効果】本発明の液晶素子は、基板としてアモル
ファスSiのTFTが形成された基板のように数千Å〜
数μmの段差をもつ基板を用いたばあいでも、下地層を
設けたのち液晶配向膜を設けるため、配向不良が生じな
い。また、下地層としてγ−ブチロラクトンに溶解しや
すいポリイミドを使用するため下地層の形成は容易で、
その特性も良好である。さらに、配向膜としてLB膜を
使用するため、均一で無欠陥かつ良好な配向性を有する
配向膜を、ラビングなどの後処理を施さずに形成するこ
とができる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 γ−ブチロラクトンに対して10重量%以
    上可溶な一般式(1): 【化1】 (式中、R1 は少なくとも2個の炭素原子を有する4価
    の基、R2 は少なくとも2個の炭素原子を有する2価の
    基)で表わされる繰返し単位を有する有機高分子物質か
    らなる厚さ200 Å〜10μmの薄膜の上に、1層以上積層
    してえられたラングミュア−ブロジエット膜からなる液
    晶配向膜が設けられたことを特徴とする液晶素子。
  2. 【請求項2】 前記ラングミュア−ブロジエット膜が、
    一般式(2) : 【化2】 (式中、R3 は少なくとも2個の炭素原子を有する4価
    の基、R4 は少なくとも2個の炭素原子を有する2価の
    基、R5 、R6 、R7 およびR8 は炭素数1〜30の1価
    の脂肪族の基、炭素数3〜30の1価の環状脂肪族の基ま
    たは炭素数6〜30の1価の芳香族の基(これらは相互に
    組合わさっていてもよく、ハロゲン原子、ニトロ基、ア
    ミノ基、シアノ基、メトキシ基、アセトキシ基で置換さ
    れていてもよい)または水素原子であり、R5 、R6
    7 およびR8 のうちの少なくとも1つは、炭素数12〜
    30の1価の脂肪族、炭素数12〜30の1価の環状脂肪族ま
    たは炭素数12〜30の1価の芳香族の基(これらは相互に
    組合わさっていてもよく、ハロゲン原子、ニトロ基、ア
    ミノ基、シアノ基、メトキシ基、アセトキシ基で置換さ
    れていてもよい)である)で表わされる繰返し単位を有
    する両親媒性高分子物質からなる膜である請求項1記載
    の液晶素子。
  3. 【請求項3】 一般式(1) で表わされる繰り返し単位が
    一般式(3): 【化3】 (式中、R2 は前記と同じ)で表わされる繰返し単位で
    ある請求項1記載の液晶素子。
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