JPH05159072A - 隠線処理方法および装置 - Google Patents

隠線処理方法および装置

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JPH05159072A
JPH05159072A JP3349268A JP34926891A JPH05159072A JP H05159072 A JPH05159072 A JP H05159072A JP 3349268 A JP3349268 A JP 3349268A JP 34926891 A JP34926891 A JP 34926891A JP H05159072 A JPH05159072 A JP H05159072A
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JP
Japan
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line
shape
lines
line segment
intersection
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Application number
JP3349268A
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English (en)
Inventor
Yuji Kobayashi
裕司 小林
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 形状の外郭線をより正確に判定できるように
する。 【構成】 2つの形状を上と下に重ねて表示する場合、
上側の形状を認識するために、上側の形状の所定の線と
上側の形状の他の線との交点を求め、その交点がその所
定の線の端点(開始点または終了点)でなければ、その
所定の線をその交点を基準にして複数の線に分割する。
このように分割化を行なった後、上側の形状の外郭線の
検索を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば施工図作成用の
CADシステムに用いて好適な隠線処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】CADシステムにおいては、種々の形状
を予め登録しておき、その登録してある形状を読み出す
ことにより、迅速に所望の形状を作成することができる
ようになされている。例えば図18に示すように、予め
登録されている形状Uと形状Lを読み出して、その一部
が重なるようにして表示させる場合、下側に配置された
形状Lの線のうち、上側に配置された形状Uの下に配置
された部分は隠線処理する(消去表示する)必要があ
る。
【0003】図19は、このような隠線処理を行なう場
合の処理動作を示している。同図に示すように、最初に
ステップ17−1において上側に配置された形状が使用
者により指示される。図18の例においては形状Uが上
側に配置された形状として指定される。次に17−2に
おいて上側形状Uの外郭線が認識される。ここで外郭線
とは、形状Uの線のうち、最も外側の線を意味してい
る。この外郭線を認識することにより、後述するステッ
プ17−4においてこの外郭線より内側の線を隠線処理
するようにするものである。即ち、隠線処理する範囲を
決定するために、この外郭線の認識が必要となるのであ
る。
【0004】次にステップ17−3において、下側形状
が使用者により指示される。図18の例においては形状
Lが下側形状として指示される。さらに17−4におい
ては、上側形状Uと下側形状Lの交点が認識される。こ
こにおける上側形状とは、17−2において認識した外
郭線で表される形状である。即ち、外郭線と交わる下側
形状の交点が検出されることになる。そして、17−5
において下側形状の分割処理が行なわれる。即ち、下側
の形状Lを構成する線が、17−4において認識された
交点を基準にして複数に分割されることになる。そして
17−6において下側の形状Lのうち、外郭線より内側
に配置された線が削除されることになる。図18の例に
おいては、破線で示した線が消去されることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図18に示した形状U
は図20に示すように、異なる線により描かれる場合が
ある。即ち、図20(a)に示す形状(図18における
形状Uに対応している)は、同図(b)または同図
(c)に示すように作図される場合がある。同図(b)
に示す作図例においては、線分L1,L2,L3,L
4,L5,L61,L62,L63、円弧A1により、
図20(a)に示す図形が作図されている。これに対し
て図20(c)に示す作図例においては、線分L1,L
2,L3,L4,L5,L6と、円弧A1により、図2
0(a)に示す図形が作図されている。即ち、図20
(b)に示す作図方法においては、図20(c)に示す
作図方法において1つの線分L6として描かれている線
が、L61,L62,L63の3つの線分として描かれ
ている。
【0006】その結果、図20(b)に示すように作図
された場合においては、図20(d)に示すように、各
分岐点において右側の線を選択するようにして各線を追
跡することにより、L1,L2,L61,L3,A1,
L4,L63,L5の線で構成される外郭線を認識する
ことができる。これに対して図20(c)に示すように
作図された場合においては、直線L6が1本の線として
描かれているため、外郭線の認識を線L1から始める
と、L1,L2,L6,L5という外郭線が認識されて
しまい、図20(d)に示したような正しい外郭線(そ
の面積が最も大きい外郭線)を認識することができない
課題があった。
【0007】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、その作図方法に拘らず、外郭線を正しく認
識することができるようにするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の隠線処
理方法は、予め登録されている第1形状と第2形状と
を、第1形状を上側にし、第2形状を下側にして、少な
くともその一部が重なるようにして表示させる場合にお
いて、第2形状の第1形状の下側に重ねて配置された部
分の線を隠線処理すべく、第1形状の外郭線を認識する
に際し、例えばプログラム上のステップ1−4,3−2
で第1形状を構成する線同士の交点を基準にして線を複
数の線に分割した後、分割された複数の線に基づいてス
テップ3−3で第1形状の外郭線を判定することを特徴
とする。
【0009】この陰線処理方法は、第1形状を構成する
線の交点を例えばプログラム上のステップ1−2,3−
2で検出し、検出された交点が一方の線の端点でないと
き、ステップ1−4,3−2で他方の線を基準にして一
方の線を交点にて複数の線に分割するようにすることが
できる。
【0010】請求項3に記載の陰線処理方法は、予め登
録されている第1形状と第2形状とを、第1形状を上側
にし、第2形状を下側にして、少なくともその一部が重
なるようにして表示させる場合において、第2形状の第
1形状の下側に重ねて配置された部分の線を隠線処理す
べく、第1形状を構成する線の連結点を追跡してその外
郭線を認識するに際し、連結点で複数の線に分岐する場
合に最右側の線を常に選択するように追跡して得られる
閉領域の面積を演算し、連結点で複数の線に分岐する場
合に最左側の線を常に選択するように追跡して得られる
閉領域の面積を演算し、両面積を比較して大きい方の面
積を有する範囲を構成する線を第1形状の外郭線とする
ことを特徴とする。
【0011】請求項4に記載の隠線処理装置は、予め登
録されている第1形状と第2形状とを、第1形状を上側
にし、第2形状を下側にして、少なくともその一部が重
なるようにして表示させる場合において、第2形状の第
1形状の下側に重ねて配置された部分の線を隠線処理す
べく、第1形状を構成する線の連結点を追跡してその外
郭線を認識する陰線処理装置であって、第1形状を構成
する線同士の交点を検出する例えばプログラム上のステ
ップ1−1よりなる検出手段と、ステップ1−1により
検出された交点を基準にして線を複数の線に分割するス
テップ1−4よりなる分割手段と、分割された複数の線
に基づいて第1形状の外郭線を判定するステップ3−3
よりなるなる判定手段とを備えることを特徴とする。
【0012】
【作用】請求項1に記載の隠線処理方法においては、第
1形状を構成する線同士の交点を基準にして線が複数の
線に分割される。従って、正しい外郭線を認識すること
が可能になる。
【0013】この交点が端点(開始点または終了点)で
ないとき、線を分割するようにすれば、線を確実に細分
化することができる。
【0014】請求項3に記載の隠線処理方法において
は、第1形状の連結点が右または左方向に追跡され、面
積の大きい方が外郭線とされる。従って、線のデータの
配列状態に拘らず、正確に外郭線を認識することができ
る。
【0015】請求項4に記載の陰線処理装置において
は、第1形状を構成する線の交点が検出され、その線は
その交点を基準にして複数の線に分割され、さらにその
線により構成される範囲が外郭線として判定される。従
って、正しい外郭線を判定することが可能になる。
【0016】
【実施例】図2は、本発明の隠線処理方法を応用した施
工図作成CADシステムの一実施例の構成を示すブロッ
ク図である。CPU1は、内部に主記憶装置、演算装置
および制御装置などを内蔵しており、ROM2に記憶さ
れているプログラムに従って図形処理を実行する。RA
M3は図形処理の作業領域を構成する。ハードディスク
5は、例えば建築図面など、各種の画像データを記憶す
る。キーボード6、あるいは4ボタンカーソル付きタブ
レット7は、図形処理上必要な各種のコマンドや種々の
指令を入力するのに用いられる。ディスプレイ8は作成
された画像を表示し、またプロッタ9は、作成された画
像を用紙上にプロットアウトする。インターフェース4
は、これらのハードディスク5、キーボード6、タブレ
ット7、ディスプレイ8、プロッタ9をCPU1に対し
て接続している。
【0017】次に、その動作について説明する。ハード
ディスク5には種々の形状が予め登録されている。キー
ボード6あるいはタブレット7を操作することにより、
所定の指令を入力すると、CPU1はその指令に対応す
る形状をハードディスク5から読み出し、ディスプレイ
8に表示させる。読出された形状のデータはRAM3に
も記憶される。ここで、例えば2つの形状を読み出し
て、その一部分が重なるように表示させることができ
る。CPU1は、2つの形状の表示位置が重なるように
指令された場合(例えば、既に説明した図18に示すよ
うな表示状態が指令された場合)、2つの形状を重ねて
ディスプレイ8に表示させるのであるが、このとき既に
説明したように、図19に示すようなフローチャートに
従って隠線処理を施す(本発明の隠線処理の基本的な処
理ステップは、図19に示した場合と同様である)。即
ち、下側に配置された形状のうち、上側に配置された形
状の下に隠れるべき位置にある線については、これを削
除する。
【0018】このために、上述したように最初にステッ
プ19−1(以下、単に19−1のように記載する)に
おいて上側の形状が指示される。次に19−2おいて上
側の形状の外郭線の認識処理が行なわれる。この19−
2の処理は従来の場合と異なっており、そのより詳細な
処理が図3に示されている。即ち、3−1において円、
円弧、楕円、楕円弧の線分化が行なわれる。
【0019】図4は、3−1の線分化処理のより詳細な
処理を示している。即ち、最初に4−1において節点の
認識が行なわれる。この節点とは、円周上の中心に対し
て0゜,90゜,180゜,270゜の点をいう。次に
4−2において、4−1において求めた節点の間を2分
割する処理が行なわれる。さらに4−3において節点と
始点との間を2分割する処理が行なわれ、また4−4に
おいて節点と終点を2分割する処理が行なわれる。
【0020】この線分化について図5を参照してさらに
説明する。図5には点P0を中心として、開始点P11
から終了点P12までの円弧が描かれている。このよう
な円弧は、次の各点を基準として線分化が行なわれる。 1.節点(円周上の中心P0に対して0゜,90゜,1
80゜,270゜の各点) 2.節点を2等分する円周上の点 3.開始点と節点を2等分する円周上の点 4.終了点と節点を2等分する円周上の点
【0021】図5の例においては、0゜,90゜および
270゜の節点としてP16,P18,P14がそれぞ
れ設けられる。そして、この3つの節点P14,P1
6,P18を2等分する円周上の点としてP15,P1
7が形成される。P15はP14とP16の間の円弧を
2等分する点であり、P17はP16とP18の間を2
等分する点である。さらに開始点としてのP11と節点
P14との間を2等分する点としてP13が、また、終
了点P12と節点P18との間を2等分する点としてP
19が、それぞれ設けられる。
【0022】図6は、このような線分化の処理によるデ
ータの変化を示している。即ち、線分化される前の円弧
のデータは、その円弧のデータの番号a1と、開始点の
座標P11と、終了点の座標P12と、中心点の座標P
0とにより構成されている。このデータが上述したよう
な線分化の処理により、8本の線分L11乃至L18の
データに変更される。L11乃至L18は、それぞれP
11とP13、P13とP14、P14とP15、P1
5とP16、P16とP17、P17とP18、P18
とP19、P19とP12の各点を結ぶ線分である。従
って、これらの線分データはその番号と、その線分の開
始点と終了点の座標により構成されることになる。例え
ば線分L11は開始点がP11とされ、終了点がP13
とされている。また、線分L12は開始点がP13とさ
れ、終了点がP14とされることになる。
【0023】このようにして、例えば図7に示す円、楕
円および楕円弧は、複数の直線で置き換えられることに
なる。
【0024】次に図3に戻って、このような線分化の処
理に続き、3−2において線分の交点検出および分割処
理が行なわれる。このステップのより詳細な内容が図1
のフローチャートに示されている。即ち、最初に1−1
において、上側形状を構成する所定の線(そのとき分割
処理対象とされる線)が、やはり上側形状を構成する他
の線と、その線分の範囲内において交差しているか否か
が判定される。すなわち、その線について交点が算出
(検索)される。次に1−2において交点の有無が判定
され、交点があると判定された場合においては1−3に
進み、その交点が処理対象とされている線の端点(開始
点または終了点)であるか否かが判定される。その交点
が端点でなければ1−4に進み、その線分が分割処理さ
れる。即ち、処理対象とされている1本の直線がその交
点を中心として2つに分割される。これにより、その交
点は端点(開始点または終了点)に変更される。1−2
において交点がないと判定された場合、あるいは交点が
あると判定されたとしても、1−3においてその交点が
端点であると判定された場合においては、実行する必要
がないので1−4の分割処理はスキップされる。そして
1−5に進み、その線分が線分データテーブルに書き込
まれる。
【0025】次に図1の処理を、図8を参照してさらに
詳述する。図8の実施例においては、開始点P23と終
了点P24を有する線L22(処理対象とされている
線)が、開始点P21と終了点P22を有する線L21
(他の線)と、線L21の終了点P22において交差し
ている(線L22とL21はいずれも上側形状を構成し
ている)。しかしながら、この点P22は(線L21の
端点ではあるが)線L22の端点にはなっていない。そ
こで、線L22は点P22を中心として2本の線L22
1とL222に分割される。図9は、このような分割処
理におけるデータの変化を示している。即ち、線L21
は分割されないのでそのままであるが、線L22は線L
221とL222に分割される。そして線L221は、
その開始点がP23、終了点がP22とされ、線L22
2は、その開始点がP22、終了点がP24とされる。
【0026】さらにまた、図10に示すように、開始点
P31と終了点P32を有する線L31と、開始点P3
3と終了点P34を有する線L32が交差しているよう
な場合においては、その交点をP35とするとき、線L
31は、開始点がP31、終了点がP35となる線L3
11と、開始点がP35、終了点がP32となる線L3
12とに分割される。また、線L32は、開始点がP3
3、終了点がP35となる線L321と、開始点がP3
5、終了点がP34となる線L322とに分割される。
その結果、線L31とL32のデータが図11に示すよ
うに、線L311,L312,L321,L322の線
分データに変更されることになる。
【0027】図3に戻って、以上のようにして3−2に
おいて、線分の交点検出および分割処理がなされた後、
3−3に進み、上側の形状の閉領域認識と面積計算が行
なわれる。さらに3−4に進み、外郭線の点列データが
作成されることになる。
【0028】この3−3および3−4に示す処理のより
詳細な構成が、図12に示すフローチャートに示されて
いる。即ち、12−1において外郭線認識のための開始
線の番号が線分順番テーブルにセットされる。そしてそ
の番号が線分データテーブルから削除されることにな
る。即ち、上述したように、図3のステップ3−1と3
−2の処理により、図13に示すように上側形状の線分
化が行なわれ、その線分化された線分のデータが線分デ
ータテーブルに記憶されている。図13に示す実施例で
は、線分化前のデータL1乃至L6およびA1は線分化
処理により、L1乃至L5、L61乃至L63、LA1
1乃至LA14のデータに変更されている。いま、外郭
線を認識するにあたり、その開始線として例えばL1が
選択されたとすると、このL1が線分順番テーブルにセ
ットされるのである。そして、このL1が線分データテ
ーブルから削除されることになる。
【0029】次に12−2に進み、開始線として指定さ
れた線分の開始点と終了点のうち、検索方向と反対側の
点が記憶される。この実施例の場合、開始線としてL1
が指定され、かつ開始点P51に接続される線分が検索
されるため、終了点P58が記憶点として記憶されるこ
とになる。
【0030】次に12−3に進み、選択された線分(い
まの場合、L1)の他方の端点P51を端点として有す
る他の線分が線分データテーブル上において検索され
る。図13の線分データテーブルに示すように、端点P
51を開始点または終了点として有する線分はL2であ
る。12−3の検索の結果、所定の線分が検索できたか
否かが12−4において判定される。いまの場合、線分
L2が検索されたので、12−5に進み、検索した線分
の数が判定される。いま検索された線分は1本だけであ
るから12−8に進み、検索した線分が線分データテー
ブルから削除される。即ち、いまの場合、線分L2が線
分データテーブルから削除される。さらに12−9に進
み、検索した線分番号が線分順番テーブルに加えられ
る。いまの場合、図13の線分順番テーブルに示すよう
に、線分L2が線分L1(12−1において付加されて
いる)に続いて加えられることになる。
【0031】次に、再び12−3に戻り、線分L2の他
方の端点P52と同一の端点を有する他の線分が検索さ
れる。このとき、線分L61が端点P52を開始点とし
て有しているため、検索されることになる。そして、こ
の線分L61が線分L1,L2に続いて線分順番テーブ
ルに登録されるとともに、線分データテーブルから削除
されることになる(12−8,12−9)。次に線分L
61の他方の端点P53を端点とする線分が12−3に
おいて検索される。P53を端点とする線分は、L3と
L62がある。その結果、12−5において検索した線
分が2本と判定されるので、次に12−6に進み、最も
右側の線分が選択される。複数の線のいずれが最も右側
に位置するかは、基準となる線とそれに交差している各
線との角度より決定される。この実施例の場合、点P5
3からみて線分L62より線分L3の方が右側に位置し
ているため(線分L61と線分L3のなす角度は、線分
L61と線分L62のなす角度より小さいため)、線分
L3が選択されることになる。そして12−7に進み、
選択した線分L3が枝テーブル(図13参照)に加えら
れる。次に12−8に進み、検索した(選択した)線分
L3が線分データテーブルから削除されるとともに、1
2−9に進み、線分順番テーブルに加えられることにな
る。
【0032】以下、同様にして、線分LA11,LA1
2,LA13,LA14,L4が検索される。そして線
分L4の次に、端点P55を有する線分L63とL62
が検索される。そしてこの場合においても右側の線分L
63が選択され、これに続いて線分L5が検索されるこ
とになる。
【0033】線分L5が選択されると、次にその端点P
58を有する線分が検索されることになるが、上述した
ように、端点P58を有する線分L1は12−1におい
て線分データテーブルから既に削除されている。従っ
て、端点P58を有する線分データはもはや検索されな
いことになる。その結果、12−4から12−10に進
み、検索する点が12−2において記憶された記憶点
(いまの場合、P58)と同じであるか否かが判定され
る。いまの場合、検索対象される端点は記憶点と同じP
58であるから、12−10から12−13に進み、線
分順番テーブルより点列テーブルが作成される。即ち、
図13に示すように、線分順番テーブルに書き込まれた
線分L1からL5までの線分に対応する一方の端点(連
結点)が順次選択されて、点列テーブルに登録される。
この実施例においては、P51,P52,P53,P5
4,P61,P62,P63,P56,P55,P5
7,P58の点が登録されることになる。次に12−1
4に進み、この点列テーブルで構成される閉領域の面積
が計算される。即ち、この面積が、いま検索された外郭
線の面積とされるのである。
【0034】12−10において、検索する点が記憶点
と同じでないと判定された場合は12−11に進み、枝
テーブルの線分から現在の線分までのデータが線分順番
テーブルから削除される。さらに12−12に進み、枝
テーブルの線分から現在の線分までのデータが線分デー
タテーブルから削除される。即ち、図13に示した例に
おいては、この12−11と12−12の処理は行なわ
れないことになるが、例えば図13の例において線分L
4が存在しないような場合、線分L3,LA11,LA
12,LA13,LA14と進んで端点P56まで検索
してきたとき、この端点P56に続く線分を検索するこ
とができない。しかも、この端点P56は記憶点P58
とは一致していない。このような場合においては、枝テ
ーブルに登録された線分L3から現在の線分LA14ま
での線分が、線分データテーブルと線分順番テーブルか
ら削除されるのである。その結果、現在の線分がL61
に戻り、その端点P53を有する線分として線分L62
が検索され、続いて線分L63,L5が検索されること
になる。
【0035】以上の実施例においては、12−5におい
て複数の線分が検索されたと判定された場合において
は、12−6において最も右側の線分を選択するように
したが、最も左側の線分(より大きい角度をなす線分)
を選択するようにすることもできる。図13の実施例の
場合、最も左側の線分を選択するようにすると、端点P
53において線分L3ではなく、線分L62が選択され
る。また、端点P55において線分L4ではなく、線分
L63が選択される。その結果、L1,L2,L61,
L63,L5の各線分が選択され、点列テーブルとして
はP51,P52,P57,P58が登録されることに
なる。
【0036】しかしながら、線分のデータの配列状態
(記憶状態)によっては、右側の線分を選択した場合と
左側の線分を選択した場合とで、どちらが正しい外郭線
を構成するか不明な場合がある。即ち、図14(a)は
12−6において右側の線分を選択するようにした場合
において得られる外郭線を表しており、図15(a)は
左側の線分を選択するようにした場合において得られる
外郭線を示しており、この場合、左側の線分を選択する
場合が正しい外郭線を構成することとなるが、前記配列
状態によっては、図14(b)、図15(b)に示すよ
うに検索されることとなり、左側の線分を選択する場合
が正しい外郭線を構成することとなる。そこで、図12
に示す処理を12−6における選択を右側に設定した場
合について1回行なった後、次に左側に設定した場合に
ついても行なう。その結果、12−14において得られ
る面積が異なる場合がある。そこで、このようにして得
られた面積を比較して、より大きい面積が得られる方を
外郭線として判定するのである。これにより、どちらの
処理が正しい外郭線を構成するか不明であっても、それ
を検出することが可能になる。
【0037】次に、面積の求め方について、図16と図
17を参照して説明する。いま、例えば図16に示すよ
うな5つの点P91乃至P95を結ぶ5本の線分L91
乃至L95により構成される5角形の範囲の面積を求め
るものとする。最初に、各線分L91乃至L95とx軸
との間に形成される台形の面積が求められる。このと
き、終了点のx座標の値が開始点のx座標の値より増加
する線分(実施例の場合、線分L91)と、減少する線
分(実施例の場合、線分L92乃至L95)とで、別々
に演算される。例えば最初に、図17(a)に示すよう
に、終了点のx座標の値が開始点のx座標の値より増加
する線分L91とx軸との間に形成される台形の面積S
1が演算される。次に、図17(b)に示すように、終
了点のx座標の値が開始点のx座標の値より減少する線
分L92乃至L95とx軸との間に形成される台形の面
積S2乃至S5が演算される。そして、5角形の面積
は、次式より演算される。 多角形の面積=(終了点のx座標の値が開始点のx座標
の値より増加する線分とx軸との間に形成される台形の
面積)−(終了点のx座標の値が開始点のx座標の値よ
り減少する線分とx軸との間に形成される台形の面積)
=(S2+S3+S4+S5)−S1
【0038】以上のようにして、外郭線が認識された
後、従来の場合と同様に図19に示すステップ19−3
乃至19−6の処理が行なわれて、隠線処理が実行され
るのである。これらの処理については既に説明したので
省略する。
【0039】
【発明の効果】以上の如く請求項1に記載の隠線処理方
法によれば、第1形状の線を、交点を基準にして複数に
分割するようにしたので、所定の線を複数の線分として
描いた場合はもとより、1本の線として描いた場合にお
いても、正しく外郭線を判定することが可能になる。
【0040】また、請求項2に記載の隠線処理方法によ
れば、交点が端点でないとき、線を分割するようにした
ので、線を確実に細分化することができる。
【0041】請求項3に記載の隠線処理方法によれば、
第1形状を構成する線の連結点を右方向および左方向に
追跡して求め、面積の大きい方を外郭線とするようにし
たので、線のデータの配列状態(記憶状態)に拘らず、
正確に外郭線を認識することができる。
【0042】請求項4に記載の陰線処理装置によれば、
第1形状を構成する線を交点を基準にして複数の線に分
割し、さらにその線により構成される範囲から外郭線を
判定する。従って、正しい外郭線を認識することが可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図3のステップ3−2のより詳細な処理を説明
するフローチャートである。
【図2】本発明の隠線処理方法を応用したCADシステ
ムの一実施例の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の外郭線認識方法の処理を示すフローチ
ャートである。
【図4】図3のステップ3−1のより詳細な処理を説明
するフローチャートである。
【図5】図4の線分化を説明する図である。
【図6】図5の線分化処理に伴って得られるデータを説
明する図である。
【図7】線分化処理を説明するための他の図である。
【図8】線分が他の線分の端点と接している場合の線分
の分割を説明する図である。
【図9】図8の線分の分割により得られるデータを説明
する図である。
【図10】2つの線分が交差している場合の線分の分割
を説明する図である。
【図11】図10の線分の分割により得られるデータを
説明する図である。
【図12】図3のステップ3−3,3−4のより詳細な
処理を説明するフローチャートである。
【図13】図12の処理を説明する図である。
【図14】図12のステップ12−6において右側の線
分を選択するようにした場合に得られる外郭線を説明す
る図である。
【図15】図12のステップ12−6において左側の線
分を選択するようにした場合に得られる外郭線を説明す
る図である。
【図16】多角形の面積を求める方法を説明するための
図である。
【図17】図16に示した多角形の面積を求める方法を
説明するための図である。
【図18】2つの形状が重なり合って表示される状態を
示す図である。
【図19】隠線処理の動作を説明するフローチャートで
ある。
【図20】同一の形状を異なる方法により作図する例を
説明する図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 RAM 5 ハードディスク 6 キーボード 8 ディスプレイ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め登録されている第1形状と第2形状
    とを、前記第1形状を上側にし、前記第2形状を下側に
    して、少なくともその一部が重なるようにして表示させ
    る場合において、前記第2形状の前記第1形状の下側に
    重ねて配置された部分の線を隠線処理すべく、前記第1
    形状の外郭線を認識するに際し、 前記第1形状を構成する線同士の交点を基準にして線を
    分割して複数の線とした後、 分割された複数の線に基づいて前記第1形状の外郭線を
    判定することを特徴とする隠線処理方法。
  2. 【請求項2】 前記第1形状を構成する線の交点を検出
    し、 検出された交点が一方の線の端点でないとき、前記他方
    の線を基準にして一方の線を前記交点にて複数の線に分
    割することを特徴とする請求項1に記載の陰線処理方
    法。
  3. 【請求項3】 予め登録されている第1形状と第2形状
    とを、前記第1形状を上側にし、前記第2形状を下側に
    して、少なくともその一部が重なるようにして表示させ
    る場合において、前記第2形状の前記第1形状の下側に
    重ねて配置された部分の線を隠線処理すべく、前記第1
    形状を構成する線の連結点を追跡してその外郭線を認識
    するに際し、 前記連結点で複数の線に分岐する場合に最右側の線を常
    に選択するように追跡して得られる閉領域の面積を演算
    し、 前記連結点で複数の線に分岐する場合に最左側の線を常
    に選択するように追跡して得られる閉領域の面積を演算
    し、 両面積を比較して大きい方の面積を有する範囲を構成す
    る線を前記第1形状の外郭線とすることを特徴とする陰
    線処理方法。
  4. 【請求項4】 予め登録されている第1形状と第2形状
    とを、前記第1形状を上側にし、前記第2形状を下側に
    して、少なくともその一部が重なるようにして表示させ
    る場合において、前記第2形状の前記第1形状の下側に
    重ねて配置された部分の線を隠線処理すべく、前記第1
    形状を構成する線の連結点を追跡してその外郭線を認識
    する陰線処理装置であって、 前記第1形状を構成する線同士の交点を検出する検出手
    段と、 前記交点を基準にして前記線を複数の線に分割する分割
    手段と、 分割された複数の線に基づいて前記第1形状の外郭線を
    判定する判定手段とを備えることを特徴とする陰線処理
    装置。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0223471A (ja) * 1988-07-13 1990-01-25 Mitsubishi Electric Corp 図面入力装置
JPH02171972A (ja) * 1988-12-26 1990-07-03 Hitachi Software Eng Co Ltd 図形処理装置の隠線消去方法

Patent Citations (2)

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