JPH05160152A - 薄膜トランジスタの製造方法 - Google Patents
薄膜トランジスタの製造方法Info
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- JPH05160152A JPH05160152A JP32081691A JP32081691A JPH05160152A JP H05160152 A JPH05160152 A JP H05160152A JP 32081691 A JP32081691 A JP 32081691A JP 32081691 A JP32081691 A JP 32081691A JP H05160152 A JPH05160152 A JP H05160152A
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- Japan
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- film
- insulating substrate
- gate insulating
- atomic layer
- thin film
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- Physical Deposition Of Substances That Are Components Of Semiconductor Devices (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 薄膜トランジスタの製造方法に関し,緻密性
が高く絶縁耐圧の大きいゲート絶縁膜及びゲート絶縁膜
との密着性がよくかつ膜質のよい動作半導体膜を形成す
る方法の提供を目的とする。 【構成】 絶縁性基板1上に順次積層されたゲート電極
2,ゲート絶縁膜3,動作半導体膜4,チャネル保護層
5と, チャネル保護層5の両側に配設されたソース電極
7a及びドレイン電極7bとを有する薄膜トランジスタの製
造において,原子層エピタキシー法によりゲート絶縁膜
3を形成し,つづいて原子層エピタキシー法により動作
半導体膜4を形成するように構成する。また,ゲート絶
縁膜3の形成に際し, アルキルアミンアラン雰囲気と酸
素を含む雰囲気に交互に絶縁性基板1を複数回曝す原子
層エピタキシー法によって化合物絶縁体を成膜し,ゲー
ト絶縁膜3の全部又は一部を形成するように構成する。
が高く絶縁耐圧の大きいゲート絶縁膜及びゲート絶縁膜
との密着性がよくかつ膜質のよい動作半導体膜を形成す
る方法の提供を目的とする。 【構成】 絶縁性基板1上に順次積層されたゲート電極
2,ゲート絶縁膜3,動作半導体膜4,チャネル保護層
5と, チャネル保護層5の両側に配設されたソース電極
7a及びドレイン電極7bとを有する薄膜トランジスタの製
造において,原子層エピタキシー法によりゲート絶縁膜
3を形成し,つづいて原子層エピタキシー法により動作
半導体膜4を形成するように構成する。また,ゲート絶
縁膜3の形成に際し, アルキルアミンアラン雰囲気と酸
素を含む雰囲気に交互に絶縁性基板1を複数回曝す原子
層エピタキシー法によって化合物絶縁体を成膜し,ゲー
ト絶縁膜3の全部又は一部を形成するように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,薄膜トランジスタの製
造方法に関する。近年,液晶表示パネル,エレクトロル
ミネッセンス等の駆動素子として,薄膜トランジスタ
(以下,TFTと称する)マトリックスが使用されるよ
うになった。このようなTFTマトリックスにおいて
は,数十万箇のTFTを,表示画面上に欠陥を発生させ
ないように作製する必要がある。それ故,個々のTFT
に欠陥を発生させない製造方法が強く要望されている。
造方法に関する。近年,液晶表示パネル,エレクトロル
ミネッセンス等の駆動素子として,薄膜トランジスタ
(以下,TFTと称する)マトリックスが使用されるよ
うになった。このようなTFTマトリックスにおいて
は,数十万箇のTFTを,表示画面上に欠陥を発生させ
ないように作製する必要がある。それ故,個々のTFT
に欠陥を発生させない製造方法が強く要望されている。
【0002】
【従来の技術】アクティブマトリックス駆動方式の液晶
表示パネルは,ドット表示を行う個々の画素に対応して
マトリックス状にTFTを配置することにより,各画素
にメモリ機能を持たせて,コントラストの良い多ライン
の表示を可能にしている。
表示パネルは,ドット表示を行う個々の画素に対応して
マトリックス状にTFTを配置することにより,各画素
にメモリ機能を持たせて,コントラストの良い多ライン
の表示を可能にしている。
【0003】このような液晶表示パネルは,多数のゲー
トバスライン,ドレインバスラインを,それぞれ,X方
向及びY方向に向けて配置し,これら各バスラインに駆
動電圧を順次印加して,ゲートバスラインとドレインバ
スラインの交差部付近に配置したTFTを選択駆動する
ことにより,所望の画素をドット表示するように構成さ
れている。
トバスライン,ドレインバスラインを,それぞれ,X方
向及びY方向に向けて配置し,これら各バスラインに駆
動電圧を順次印加して,ゲートバスラインとドレインバ
スラインの交差部付近に配置したTFTを選択駆動する
ことにより,所望の画素をドット表示するように構成さ
れている。
【0004】図5はTFTの断面図を示し,1はガラス
基板,2はゲート電極,3はゲート絶縁膜,4は動作半
導体膜,5はチャネル保護層,6aはソース, 6bはドレイ
ン,7aはソース電極, 7bはドレイン電極, 8は画素電
極,9はドレインバスライン,10は表面保護膜を表す。
基板,2はゲート電極,3はゲート絶縁膜,4は動作半
導体膜,5はチャネル保護層,6aはソース, 6bはドレイ
ン,7aはソース電極, 7bはドレイン電極, 8は画素電
極,9はドレインバスライン,10は表面保護膜を表す。
【0005】従来のプロセスの概略は次の如くである。
ガラス基板1上にゲート電極2を形成した後,プラズマ
CVD法により,ゲート絶縁膜となるSiNx 膜3,動
作半導体膜となる非晶質Si(a−Si)膜4,チャネ
ル保護層5となるSiO2 膜を順次形成する。マスクを
用いてSiO2膜をエッチングし,ゲート電極2上にS
iO2 膜を残してチャネル保護層5を形成する。
ガラス基板1上にゲート電極2を形成した後,プラズマ
CVD法により,ゲート絶縁膜となるSiNx 膜3,動
作半導体膜となる非晶質Si(a−Si)膜4,チャネ
ル保護層5となるSiO2 膜を順次形成する。マスクを
用いてSiO2膜をエッチングし,ゲート電極2上にS
iO2 膜を残してチャネル保護層5を形成する。
【0006】プラズマCVD法によりn+ 型a−Si膜
を堆積し,次いでスパッタ法によりTi膜を堆積した
後,マスクを用いてTi膜,n+ 型a−Si膜,a−S
i膜4をエッチングして,n+ 型a−Si膜からなるソ
ース6a及びドレイン6b,Ti膜からなるソース電極7a及
びドレイン電極7bを形成する。
を堆積し,次いでスパッタ法によりTi膜を堆積した
後,マスクを用いてTi膜,n+ 型a−Si膜,a−S
i膜4をエッチングして,n+ 型a−Si膜からなるソ
ース6a及びドレイン6b,Ti膜からなるソース電極7a及
びドレイン電極7bを形成する。
【0007】全面にスパッタ法によりITO膜を堆積し
た後,マスクを用いてそれをエッチングし,ソース電極
7aに接続する画素電極8を形成する。全面にスパッタ法
によりAl膜を堆積した後,マスクを用いてそれをエッ
チングし,ドレイン電極7bに接続するドレインバスライ
ン9を形成する。
た後,マスクを用いてそれをエッチングし,ソース電極
7aに接続する画素電極8を形成する。全面にスパッタ法
によりAl膜を堆積した後,マスクを用いてそれをエッ
チングし,ドレイン電極7bに接続するドレインバスライ
ン9を形成する。
【0008】その後,全面に例えばプラズマCVD法に
よりSiNx の表面保護膜10を形成する。補助容量を付
加しないで液晶セル容量の影響を避けるため,ゲート電
極2とソース・ドレイン電極7a, 7bの重なりしろを小さ
くするが,重なりしろがあるこのような構造では重なり
部の端の領域でゲート絶縁膜3に応力が集中する。ゲー
ト絶縁膜3の機械的強度が小さいと,そこにクラックが
発生し十分な絶縁耐圧あるいは絶縁抵抗を得ることが困
難になる。
よりSiNx の表面保護膜10を形成する。補助容量を付
加しないで液晶セル容量の影響を避けるため,ゲート電
極2とソース・ドレイン電極7a, 7bの重なりしろを小さ
くするが,重なりしろがあるこのような構造では重なり
部の端の領域でゲート絶縁膜3に応力が集中する。ゲー
ト絶縁膜3の機械的強度が小さいと,そこにクラックが
発生し十分な絶縁耐圧あるいは絶縁抵抗を得ることが困
難になる。
【0009】絶縁破壊による短絡を生じると,表示セル
の動作不良による点画素欠陥となるだけでなく,表示上
致命的なライン欠陥が生じる。また,短絡にまでいたら
なくても,低抵抗性の欠陥となった場合には,液晶セル
に蓄積された電荷のリークにより点欠陥が生じる。
の動作不良による点画素欠陥となるだけでなく,表示上
致命的なライン欠陥が生じる。また,短絡にまでいたら
なくても,低抵抗性の欠陥となった場合には,液晶セル
に蓄積された電荷のリークにより点欠陥が生じる。
【0010】プラズマCVD法によるゲート絶縁膜は緻
密性が十分でなく,機械的強度が必ずしも十分ではな
い。ゲート絶縁膜の信頼性を上げるため,ゲート電極の
上に原子層エピタキシー法により,アルコラートを原料
としてアルミナまたは酸化タンタルのゲート絶縁膜を形
成することが知られている(例えば特開平1−179423号
公報)。
密性が十分でなく,機械的強度が必ずしも十分ではな
い。ゲート絶縁膜の信頼性を上げるため,ゲート電極の
上に原子層エピタキシー法により,アルコラートを原料
としてアルミナまたは酸化タンタルのゲート絶縁膜を形
成することが知られている(例えば特開平1−179423号
公報)。
【0011】原子層エピタキシー法により形成するゲー
ト絶縁膜は緻密性が高く,機械的強度が大きいが,この
場合は下層のゲート電極端の段差部での異常成長核の完
全除去が困難で,低抵抗欠陥が生じやすく,点欠陥の全
くない表示パネルの作製が困難となる場合が多い。
ト絶縁膜は緻密性が高く,機械的強度が大きいが,この
場合は下層のゲート電極端の段差部での異常成長核の完
全除去が困難で,低抵抗欠陥が生じやすく,点欠陥の全
くない表示パネルの作製が困難となる場合が多い。
【0012】また,原子層エピタキシー法によりゲート
絶縁膜を形成した後,その上に動作半導体膜を形成する
とき,原子層エピタキシー装置からガラス基板をいった
ん外に取り出し,それからプラズマCVD装置内に配置
して動作半導体膜を堆積する。このことがゲート絶縁膜
と動作半導体膜の界面を汚染する原因となり,また,ゲ
ート絶縁膜と動作半導体膜の密着度の低下を来たし,T
FT特性の劣化を引き起こすといった問題も生じる。
絶縁膜を形成した後,その上に動作半導体膜を形成する
とき,原子層エピタキシー装置からガラス基板をいった
ん外に取り出し,それからプラズマCVD装置内に配置
して動作半導体膜を堆積する。このことがゲート絶縁膜
と動作半導体膜の界面を汚染する原因となり,また,ゲ
ート絶縁膜と動作半導体膜の密着度の低下を来たし,T
FT特性の劣化を引き起こすといった問題も生じる。
【0013】さらに,プラズマCVD法により堆積され
るチャネル保護層や表面絶縁膜も,緻密性が十分でない
ことから,十分な機械的強度,十分な絶縁耐圧或いは絶
縁抵抗が得られない場合が多い。
るチャネル保護層や表面絶縁膜も,緻密性が十分でない
ことから,十分な機械的強度,十分な絶縁耐圧或いは絶
縁抵抗が得られない場合が多い。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の種々の
問題を解決するために,ゲート絶縁膜の緻密性を高めて
機械的強度を高め,絶縁耐圧,絶縁抵抗を大きくし,さ
らに,ゲート絶縁膜と動作半導体膜の密着性を高め,動
作半導体膜の特性も良好ならしめる方法を提供すること
を目的とする。
問題を解決するために,ゲート絶縁膜の緻密性を高めて
機械的強度を高め,絶縁耐圧,絶縁抵抗を大きくし,さ
らに,ゲート絶縁膜と動作半導体膜の密着性を高め,動
作半導体膜の特性も良好ならしめる方法を提供すること
を目的とする。
【0015】また,チャネル保護層,表面絶縁膜の緻密
性を高めて機械的強度を高め,絶縁耐圧,絶縁抵抗を大
きくする方法を提供することを目的とする。
性を高めて機械的強度を高め,絶縁耐圧,絶縁抵抗を大
きくする方法を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】図1(a) 〜(e) は実施例
を説明するための工程順断面図,図2(a) 〜(e) は他の
実施例を説明するための工程順断面図,図3は原子層エ
ピタキシー装置の斜視図,図4は他の原子層エピタキシ
ー装置の模式図である。
を説明するための工程順断面図,図2(a) 〜(e) は他の
実施例を説明するための工程順断面図,図3は原子層エ
ピタキシー装置の斜視図,図4は他の原子層エピタキシ
ー装置の模式図である。
【0017】上記課題は,絶縁性基板1上に順次積層さ
れたゲート電極2,ゲート絶縁膜3,動作半導体膜4,
チャネル保護層5と, 該チャネル保護層5の両側に配設
されたソース電極7a及びドレイン電極7bとを有する薄膜
トランジスタの製造において,原子層エピタキシー法に
よりゲート絶縁膜3を形成し,つづいて原子層エピタキ
シー法により動作半導体膜4を形成する薄膜トランジス
タの製造方法によって解決される。
れたゲート電極2,ゲート絶縁膜3,動作半導体膜4,
チャネル保護層5と, 該チャネル保護層5の両側に配設
されたソース電極7a及びドレイン電極7bとを有する薄膜
トランジスタの製造において,原子層エピタキシー法に
よりゲート絶縁膜3を形成し,つづいて原子層エピタキ
シー法により動作半導体膜4を形成する薄膜トランジス
タの製造方法によって解決される。
【0018】また,前記動作半導体膜4の形成に際し,
第1の原料物質ガスを含む雰囲気に絶縁性基板1を曝し
て該第1の原料物質ガスを該絶縁性基板1に吸着させる
第1の工程と,第2の原料物質ガスを含むプラズマ雰囲
気に該絶縁性基板1を曝して該第2の原料物質を,該絶
縁性基板1に吸着した該第1の原料物質と反応させて半
導体を形成する第2の工程のサイクルを複数回くり返す
原子層エピタキシー法により該動作半導体膜4を形成す
る薄膜トランジスタの製造方法によって解決される。
第1の原料物質ガスを含む雰囲気に絶縁性基板1を曝し
て該第1の原料物質ガスを該絶縁性基板1に吸着させる
第1の工程と,第2の原料物質ガスを含むプラズマ雰囲
気に該絶縁性基板1を曝して該第2の原料物質を,該絶
縁性基板1に吸着した該第1の原料物質と反応させて半
導体を形成する第2の工程のサイクルを複数回くり返す
原子層エピタキシー法により該動作半導体膜4を形成す
る薄膜トランジスタの製造方法によって解決される。
【0019】また,前記動作半導体膜4の形成に際し,
第1の原料物質ガスを含む雰囲気に絶縁性基板1を曝し
て該第1の原料物質ガスを該絶縁性基板1に吸着させる
第1の工程と,第2の原料物質ガスを含む雰囲気に絶縁
性基板1を曝して該第2の原料物質ガスを該絶縁性基板
1に吸着させる第2の工程と,該絶縁性基板1をプラズ
マ雰囲気に曝して吸着した該第1の原料物質と吸着した
該第2の原料物質を反応させて半導体を形成する第3の
工程のサイクルを複数回くり返す原子層エピタキシー法
により該動作半導体膜4を形成する薄膜トランジスタの
製造方法によって解決される。
第1の原料物質ガスを含む雰囲気に絶縁性基板1を曝し
て該第1の原料物質ガスを該絶縁性基板1に吸着させる
第1の工程と,第2の原料物質ガスを含む雰囲気に絶縁
性基板1を曝して該第2の原料物質ガスを該絶縁性基板
1に吸着させる第2の工程と,該絶縁性基板1をプラズ
マ雰囲気に曝して吸着した該第1の原料物質と吸着した
該第2の原料物質を反応させて半導体を形成する第3の
工程のサイクルを複数回くり返す原子層エピタキシー法
により該動作半導体膜4を形成する薄膜トランジスタの
製造方法によって解決される。
【0020】また,前記動作半導体膜4の形成に際し,
第1の原料物質ガスを含む雰囲気に絶縁性基板1を曝し
て該第1の原料物質ガスを該絶縁性基板1に吸着させる
第1の工程と,該絶縁性基板1をプラズマ雰囲気に曝し
て吸着した該第1の原料物質を分解して変質させる第2
の工程と,第2の原料物質ガスを含む雰囲気に絶縁性基
板1を曝して該第2の原料物質を変質した第1の原料物
質と反応させて半導体を形成する第3の工程のサイクル
を複数回くり返す原子層エピタキシー法により該動作半
導体膜4を形成する薄膜トランジスタの製造方法によっ
て解決される。
第1の原料物質ガスを含む雰囲気に絶縁性基板1を曝し
て該第1の原料物質ガスを該絶縁性基板1に吸着させる
第1の工程と,該絶縁性基板1をプラズマ雰囲気に曝し
て吸着した該第1の原料物質を分解して変質させる第2
の工程と,第2の原料物質ガスを含む雰囲気に絶縁性基
板1を曝して該第2の原料物質を変質した第1の原料物
質と反応させて半導体を形成する第3の工程のサイクル
を複数回くり返す原子層エピタキシー法により該動作半
導体膜4を形成する薄膜トランジスタの製造方法によっ
て解決される。
【0021】また,前記動作半導体膜4の形成に際し,
原料物質ガスを含む雰囲気に絶縁性基板1を曝して該原
料物質ガスを該絶縁性基板1に吸着させる第1の工程
と,該絶縁性基板1をプラズマ雰囲気に曝して該原料物
質を分解して半導体を形成する第2の工程のサイクルを
複数回くり返す原子層エピタキシー法により該動作半導
体膜4を形成する薄膜トランジスタの製造方法によって
解決される。
原料物質ガスを含む雰囲気に絶縁性基板1を曝して該原
料物質ガスを該絶縁性基板1に吸着させる第1の工程
と,該絶縁性基板1をプラズマ雰囲気に曝して該原料物
質を分解して半導体を形成する第2の工程のサイクルを
複数回くり返す原子層エピタキシー法により該動作半導
体膜4を形成する薄膜トランジスタの製造方法によって
解決される。
【0022】また,絶縁性基板1上に順次積層されたゲ
ート電極2,ゲート絶縁膜3,動作半導体膜4,チャネ
ル保護層5と, 該チャネル保護層5の両側に配設された
ソース電極7a及びドレイン電極7bとを有する薄膜トラン
ジスタの製造において,ゲート絶縁膜3の形成に際し,
アルキルアミンアラン雰囲気と酸素を含む雰囲気に交互
に該絶縁性基板1を複数回曝す原子層エピタキシー法に
よって化合物絶縁体を成膜し,該ゲート絶縁膜3の全部
又は一部を形成する薄膜トランジスタの製造方法によっ
て解決される。
ート電極2,ゲート絶縁膜3,動作半導体膜4,チャネ
ル保護層5と, 該チャネル保護層5の両側に配設された
ソース電極7a及びドレイン電極7bとを有する薄膜トラン
ジスタの製造において,ゲート絶縁膜3の形成に際し,
アルキルアミンアラン雰囲気と酸素を含む雰囲気に交互
に該絶縁性基板1を複数回曝す原子層エピタキシー法に
よって化合物絶縁体を成膜し,該ゲート絶縁膜3の全部
又は一部を形成する薄膜トランジスタの製造方法によっ
て解決される。
【0023】また,絶縁性基板1上に順次積層されたゲ
ート電極2,ゲート絶縁膜3,動作半導体膜4,チャネ
ル保護層5と, 該チャネル保護層5の両側に配設された
ソース電極7a及びドレイン電極7bとを有する薄膜トラン
ジスタの製造において,該チャネル保護層5の形成に際
し, アルキルアミンアラン雰囲気と酸素を含む雰囲気に
交互に該絶縁性基板1を複数回曝す原子層エピタキシー
法によって化合物絶縁体を成膜し,該チャネル保護層5
の全部又は一部を形成する薄膜トランジスタの製造方法
によって解決される。
ート電極2,ゲート絶縁膜3,動作半導体膜4,チャネ
ル保護層5と, 該チャネル保護層5の両側に配設された
ソース電極7a及びドレイン電極7bとを有する薄膜トラン
ジスタの製造において,該チャネル保護層5の形成に際
し, アルキルアミンアラン雰囲気と酸素を含む雰囲気に
交互に該絶縁性基板1を複数回曝す原子層エピタキシー
法によって化合物絶縁体を成膜し,該チャネル保護層5
の全部又は一部を形成する薄膜トランジスタの製造方法
によって解決される。
【0024】また,絶縁性基板1上に順次積層されたゲ
ート電極2,ゲート絶縁膜3,動作半導体膜4,チャネ
ル保護層5と, 該チャネル保護層5の両側に配設された
ソース電極7a及びドレイン電極7bと, 表面保護膜10とを
有する薄膜トランジスタの製造において,該表面保護膜
10の形成に際し, アルキルアミンアラン雰囲気と酸素を
含む雰囲気に交互に該絶縁性基板1を複数回曝す原子層
エピタキシー法によって化合物絶縁体を成膜し,該表面
保護膜10の全部又は一部を形成する薄膜トランジスタの
製造方法によって解決される。
ート電極2,ゲート絶縁膜3,動作半導体膜4,チャネ
ル保護層5と, 該チャネル保護層5の両側に配設された
ソース電極7a及びドレイン電極7bと, 表面保護膜10とを
有する薄膜トランジスタの製造において,該表面保護膜
10の形成に際し, アルキルアミンアラン雰囲気と酸素を
含む雰囲気に交互に該絶縁性基板1を複数回曝す原子層
エピタキシー法によって化合物絶縁体を成膜し,該表面
保護膜10の全部又は一部を形成する薄膜トランジスタの
製造方法によって解決される。
【0025】
【作用】本発明によれば,薄膜トランジスタの製造に際
し,原子層エピタキシー法によりゲート絶縁膜3を形成
し,つづいて原子層エピタキシー法により動作半導体膜
4を形成するので,ゲート絶縁膜3も動作半導体膜4も
緻密性の高い膜を形成することができる。しかも,ゲー
ト絶縁膜3の形成を終え,動作半導体膜4の形成を始め
る間に外に基板を取り出す必要がないから,ゲート絶縁
膜3と動作半導体膜4間の密着性低下とか汚染といった
問題が生じない。
し,原子層エピタキシー法によりゲート絶縁膜3を形成
し,つづいて原子層エピタキシー法により動作半導体膜
4を形成するので,ゲート絶縁膜3も動作半導体膜4も
緻密性の高い膜を形成することができる。しかも,ゲー
ト絶縁膜3の形成を終え,動作半導体膜4の形成を始め
る間に外に基板を取り出す必要がないから,ゲート絶縁
膜3と動作半導体膜4間の密着性低下とか汚染といった
問題が生じない。
【0026】また,原子層エピタキシー法による動作半
導体膜4の形成は,基板を種々の原料物質ガス雰囲気に
曝す工程とプラズマ雰囲気に曝す工程のサイクルにより
行うことができる。
導体膜4の形成は,基板を種々の原料物質ガス雰囲気に
曝す工程とプラズマ雰囲気に曝す工程のサイクルにより
行うことができる。
【0027】また,原子層エピタキシー法によるゲート
絶縁膜或いはチャネル保護層或いは表面保護膜の形成
に,原料物質としてアルキルアミンアランを使用する
と,緻密性が高くしかも炭素汚染のない高純度の絶縁膜
を形成することができ,機械的特性にすぐれ,絶縁耐圧
及び絶縁抵抗の高い絶縁膜が形成できる。原子層エピタ
キシー法によるこのような絶縁膜は,ゲート絶縁膜或い
はチャネル保護層或いは表面保護膜の一部に形成しても
効果がある。
絶縁膜或いはチャネル保護層或いは表面保護膜の形成
に,原料物質としてアルキルアミンアランを使用する
と,緻密性が高くしかも炭素汚染のない高純度の絶縁膜
を形成することができ,機械的特性にすぐれ,絶縁耐圧
及び絶縁抵抗の高い絶縁膜が形成できる。原子層エピタ
キシー法によるこのような絶縁膜は,ゲート絶縁膜或い
はチャネル保護層或いは表面保護膜の一部に形成しても
効果がある。
【0028】
【実施例】図1(a) 〜(e) は実施例を説明するための工
程順断面図,図2(a) 〜(e) は他の実施例を説明するた
めの工程順断面図,図3は原子層エピタキシー装置の斜
視図,図4は他の原子層エピタキシー装置の模式図であ
る。
程順断面図,図2(a) 〜(e) は他の実施例を説明するた
めの工程順断面図,図3は原子層エピタキシー装置の斜
視図,図4は他の原子層エピタキシー装置の模式図であ
る。
【0029】以下,これらの図を参照しながら本発明の
実施例について説明する。 第1の実施例 図1(a) 参照 ガラス基板1として例えばNA40ガラス基板を採用
し,その上に厚さが例えば1000ÅのTi膜をスパッタ
し,マスクを用いてそれをエッチングしてゲート電極2
を形成する。
実施例について説明する。 第1の実施例 図1(a) 参照 ガラス基板1として例えばNA40ガラス基板を採用
し,その上に厚さが例えば1000ÅのTi膜をスパッタ
し,マスクを用いてそれをエッチングしてゲート電極2
を形成する。
【0030】図1(b) 参照 原子層エピタキシー法によりゲート絶縁膜3を形成す
る。図3は原子層エピタキシー装置の斜視図であり,1
はガラス基板,11は第1の原料物質ガス,12は第2の原
料物質ガス,13はバリアガス,Cは反応室,V0 〜V4
は弁,Na , Nb ,Nc はガス導入口,PCはプラズマ
カソード,RFは高周波電力,OFはオリフィス弁,V
Pはターボ分子ポンプを表す。この原子層エピタキシー
装置は,既に開示された原子層エピタキシャル装置(例
えば特開平2-74029参照)を改良したもので,第2の原
料物質ガスの供給される領域に高周波を印加してプラズ
マを発生するようにしている。
る。図3は原子層エピタキシー装置の斜視図であり,1
はガラス基板,11は第1の原料物質ガス,12は第2の原
料物質ガス,13はバリアガス,Cは反応室,V0 〜V4
は弁,Na , Nb ,Nc はガス導入口,PCはプラズマ
カソード,RFは高周波電力,OFはオリフィス弁,V
Pはターボ分子ポンプを表す。この原子層エピタキシー
装置は,既に開示された原子層エピタキシャル装置(例
えば特開平2-74029参照)を改良したもので,第2の原
料物質ガスの供給される領域に高周波を印加してプラズ
マを発生するようにしている。
【0031】まず,ゲート電極2の形成さたガラス基板
1を反応室Cの第1の原料物質ガスの供給される領域に
配置して300 ℃に加熱し(ヒータは図示せず),ターボ
分子ポンプVPにより反応室C内を5×10-7Torrまで
排気する。
1を反応室Cの第1の原料物質ガスの供給される領域に
配置して300 ℃に加熱し(ヒータは図示せず),ターボ
分子ポンプVPにより反応室C内を5×10-7Torrまで
排気する。
【0032】次に,弁はV0 を開いてガス導入口Nc か
らArガスを反応室C内に 500sccm流し,0.01 Torr に
なるまでオリフィス弁OFをしぼり,Arガスの定常流
を作る。これがバリアガスとなる。
らArガスを反応室C内に 500sccm流し,0.01 Torr に
なるまでオリフィス弁OFをしぼり,Arガスの定常流
を作る。これがバリアガスとなる。
【0033】次に,トリメチルアルミニウム(TMA
l)容器を60℃に加熱してトリメチルアルミニウム蒸
気を発生し,弁V1 を開いてArガスをキャリアガスと
してガス導入口Na から反応室C内に流す。
l)容器を60℃に加熱してトリメチルアルミニウム蒸
気を発生し,弁V1 を開いてArガスをキャリアガスと
してガス導入口Na から反応室C内に流す。
【0034】次に,弁V2 を開いて,20℃に保温した
水容器から水蒸気をArガスをキャリアガスとしてガス
導入口Nb から反応室C内に流す。Arガスのバリアガ
ス流によってトリメチルアルミニウム蒸気と水蒸気は隔
てられ,混合しない。この時,反応室C内の圧力は0.01
Torrに維持する。
水容器から水蒸気をArガスをキャリアガスとしてガス
導入口Nb から反応室C内に流す。Arガスのバリアガ
ス流によってトリメチルアルミニウム蒸気と水蒸気は隔
てられ,混合しない。この時,反応室C内の圧力は0.01
Torrに維持する。
【0035】このようにして作られた定常流を乱さない
ような速度,例えば往復3秒の周期で,移動機構上に搭
載したガラス基板1をトリメチルアルミニウム蒸気と水
蒸気の間を移動させる。この往復を6000回繰り返すこと
によって,厚さ4000Åのアルミナ多結晶膜を形成した。
このアルミナ多結晶膜がゲート絶縁膜3となる。
ような速度,例えば往復3秒の周期で,移動機構上に搭
載したガラス基板1をトリメチルアルミニウム蒸気と水
蒸気の間を移動させる。この往復を6000回繰り返すこと
によって,厚さ4000Åのアルミナ多結晶膜を形成した。
このアルミナ多結晶膜がゲート絶縁膜3となる。
【0036】次に,弁V1 を閉じてトリメチルアルミニ
ウム蒸気を遮断し,弁V3 を開いてモノシランガス( S
iH4 )を50sccm反応室C内に流す。弁V2 を閉じて
水蒸気を遮断し,弁V4 を開いて水素ガス(H2 )を5
0sccm反応室C内に流し,プラズマカソードPCに高周
波電力(RF)を供給して水素プラズマを発生させる。
バリアガスのArはそのまま流しつづける。
ウム蒸気を遮断し,弁V3 を開いてモノシランガス( S
iH4 )を50sccm反応室C内に流す。弁V2 を閉じて
水蒸気を遮断し,弁V4 を開いて水素ガス(H2 )を5
0sccm反応室C内に流し,プラズマカソードPCに高周
波電力(RF)を供給して水素プラズマを発生させる。
バリアガスのArはそのまま流しつづける。
【0037】定常流を乱さないような速度,例えば往復
3秒の周期で,移動機構上に搭載したガラス基板1をモ
ノシランガスと水素ガスの間を移動させる。この往復を
100回繰り返すことによって,厚さ 400Åのa−Si:
H膜(水素化されたa−Si膜)を形成した。このa−
Si:H膜は動作半導体膜4となる。
3秒の周期で,移動機構上に搭載したガラス基板1をモ
ノシランガスと水素ガスの間を移動させる。この往復を
100回繰り返すことによって,厚さ 400Åのa−Si:
H膜(水素化されたa−Si膜)を形成した。このa−
Si:H膜は動作半導体膜4となる。
【0038】a−Si:H膜の形成過程は,ガラス基板
1にモノシランガスがまず吸着し,次の段階で水素プラ
ズマが吸着したモノシランと反応してほぼ単層の水素化
されたa−Siが形成され,これが繰り返されてa−S
i:H膜が形成されるものと考えられる。
1にモノシランガスがまず吸着し,次の段階で水素プラ
ズマが吸着したモノシランと反応してほぼ単層の水素化
されたa−Siが形成され,これが繰り返されてa−S
i:H膜が形成されるものと考えられる。
【0039】図1(c) 参照 プラズマCVD法により全面に厚さが例えば2000ÅのS
iO2 膜を形成した後ポジレジストを塗布し,ゲート電
極2をマスクとする背面露光法によりポジレジストを露
光・現像し,それをマスクにしてSiO2 膜をエッチン
グしてチャネル保護層5を形成する。
iO2 膜を形成した後ポジレジストを塗布し,ゲート電
極2をマスクとする背面露光法によりポジレジストを露
光・現像し,それをマスクにしてSiO2 膜をエッチン
グしてチャネル保護層5を形成する。
【0040】図1(d) 参照 プラズマCVD法により厚さが例えば2000Åのn+ 型a
−Si膜を堆積し,次いでスパッタ法により厚さが例え
ば1500ÅのTi膜を堆積した後,マスクを用いてTi
膜,n+ 型a−Si膜,a−Si膜4をエッチングし
て,n+ 型a−Si膜からなるソース6a及びドレイン6
b,Ti膜からなるソース電極7a及びドレイン電極7bを
形成する。
−Si膜を堆積し,次いでスパッタ法により厚さが例え
ば1500ÅのTi膜を堆積した後,マスクを用いてTi
膜,n+ 型a−Si膜,a−Si膜4をエッチングし
て,n+ 型a−Si膜からなるソース6a及びドレイン6
b,Ti膜からなるソース電極7a及びドレイン電極7bを
形成する。
【0041】図1(e) 参照 全面にスパッタ法により厚さが例えば2000ÅのITO膜
を堆積した後,マスクを用いてそれをエッチングし,ソ
ース電極7aに接続する画素電極8を形成する。
を堆積した後,マスクを用いてそれをエッチングし,ソ
ース電極7aに接続する画素電極8を形成する。
【0042】次いで,全面にスパッタ法により厚さが例
えば3000ÅのAl膜を堆積した後,マスクを用いてそれ
をエッチングし,ドレイン電極7bに接続するドレインバ
スライン9を形成する。
えば3000ÅのAl膜を堆積した後,マスクを用いてそれ
をエッチングし,ドレイン電極7bに接続するドレインバ
スライン9を形成する。
【0043】その後,全面に例えばプラズマCVD法に
より厚さ2000ÅのSiNx の表面保護膜10を形成する。
ゲート絶縁膜3と動作半導体膜4はともに原子層エピタ
キシー法により形成され,その途中で真空を破らずに形
成できるので,ゲート絶縁膜3と動作半導体膜4の界面
で汚染や密着力低下は生じない。
より厚さ2000ÅのSiNx の表面保護膜10を形成する。
ゲート絶縁膜3と動作半導体膜4はともに原子層エピタ
キシー法により形成され,その途中で真空を破らずに形
成できるので,ゲート絶縁膜3と動作半導体膜4の界面
で汚染や密着力低下は生じない。
【0044】このようにして,緻密性の高いゲート絶縁
膜と膜質の良好なa−Siの動作半導体膜を有するTF
Tが形成できた。次に,第2の実施例について説明す
る。
膜と膜質の良好なa−Siの動作半導体膜を有するTF
Tが形成できた。次に,第2の実施例について説明す
る。
【0045】ゲート絶縁膜3の形成までは第1の実施例
と同じである。ゲート絶縁膜3形成後の動作半導体膜4
の形成は次のようにする。弁V1 を閉じてトリメチルア
ルミニウム蒸気を遮断し,弁V3 を開いてモノシランガ
ス( SiH4 )を50sccm反応室C内に流す。弁V2 か
ら水蒸気を除いてArガスだけを反応室C内に流し,プ
ラズマカソードPCに高周波電力(RF)を供給してA
rプラズマを発生させる。バリアガスのArはそのまま
流しつづける。
と同じである。ゲート絶縁膜3形成後の動作半導体膜4
の形成は次のようにする。弁V1 を閉じてトリメチルア
ルミニウム蒸気を遮断し,弁V3 を開いてモノシランガ
ス( SiH4 )を50sccm反応室C内に流す。弁V2 か
ら水蒸気を除いてArガスだけを反応室C内に流し,プ
ラズマカソードPCに高周波電力(RF)を供給してA
rプラズマを発生させる。バリアガスのArはそのまま
流しつづける。
【0046】定常流を乱さないような速度,例えば往復
3秒の周期で,移動機構上に搭載したガラス基板1をモ
ノシランガスとArプラズマの間を移動させる。この往
復を100回繰り返すことによって,厚さ 400Åのa−S
i膜4を形成する。
3秒の周期で,移動機構上に搭載したガラス基板1をモ
ノシランガスとArプラズマの間を移動させる。この往
復を100回繰り返すことによって,厚さ 400Åのa−S
i膜4を形成する。
【0047】a−Si膜の形成過程は,ガラス基板1に
モノシランガスがまず吸着し,次の段階でArプラズマ
が吸着したモノシランを分解してa−Siが形成され,
これが繰り返されてa−Si膜4が形成されるものと考
えられる。
モノシランガスがまず吸着し,次の段階でArプラズマ
が吸着したモノシランを分解してa−Siが形成され,
これが繰り返されてa−Si膜4が形成されるものと考
えられる。
【0048】以下の工程は第1の実施例と同じである。
このようにして,緻密性の高いゲート絶縁膜と膜質の良
好なa−Siの動作半導体膜を有するTFTが形成でき
る。
このようにして,緻密性の高いゲート絶縁膜と膜質の良
好なa−Siの動作半導体膜を有するTFTが形成でき
る。
【0049】次に,第3の実施例について説明する。図
4は他の原子層エピタキシー装置の模式図で,図3に示
した原子層エピタキシー装置に,原料物質ガス供給領域
とは独立した領域を設け,そこでプラズマ処理を行うよ
うにしたものであり,Arガスを導入するガス導入口N
d , Ne ,Nf ,弁V5 , V6 , V7 を付加し,ガラス
基板1を円周に沿って回転したり,往復したりすること
ができる機構を備えている。
4は他の原子層エピタキシー装置の模式図で,図3に示
した原子層エピタキシー装置に,原料物質ガス供給領域
とは独立した領域を設け,そこでプラズマ処理を行うよ
うにしたものであり,Arガスを導入するガス導入口N
d , Ne ,Nf ,弁V5 , V6 , V7 を付加し,ガラス
基板1を円周に沿って回転したり,往復したりすること
ができる機構を備えている。
【0050】図1及び図4を参照しながら第3の実施例
について説明する。ゲート絶縁膜3の形成までは第1の
実施例と同じであるが,ゲート絶縁膜3の形成の際,弁
V5 ,V6 を開いてガス導入口Nd , Ne からArガス
をバリアガスとして流す。ガラス基板1を第1の原料物
質ガス(TMAl)と第2の原料物質ガス(H2 O)間
を往復させて原子層エピタキシーを行い,ゲート絶縁膜
3を形成する。
について説明する。ゲート絶縁膜3の形成までは第1の
実施例と同じであるが,ゲート絶縁膜3の形成の際,弁
V5 ,V6 を開いてガス導入口Nd , Ne からArガス
をバリアガスとして流す。ガラス基板1を第1の原料物
質ガス(TMAl)と第2の原料物質ガス(H2 O)間
を往復させて原子層エピタキシーを行い,ゲート絶縁膜
3を形成する。
【0051】次に動作半導体膜4の形成は次のようにす
る。弁V1 を閉じてトリメチルアルミニウム蒸気を遮断
し,弁V3 を開いてモノシランガス( SiH4 )を反応
室C内に流す。弁V2 を閉じてH2 O+Arを遮断し,
弁V4 を開いてH2を反応室C内に流す。弁V7 からA
rガスを供給し,プラズマカソードPCに高周波電力
(RF)を供給してArプラズマを発生させる。バリア
ガスのArはそのまま流しつづける。
る。弁V1 を閉じてトリメチルアルミニウム蒸気を遮断
し,弁V3 を開いてモノシランガス( SiH4 )を反応
室C内に流す。弁V2 を閉じてH2 O+Arを遮断し,
弁V4 を開いてH2を反応室C内に流す。弁V7 からA
rガスを供給し,プラズマカソードPCに高周波電力
(RF)を供給してArプラズマを発生させる。バリア
ガスのArはそのまま流しつづける。
【0052】定常流を乱さないような速度,例えば1回
転/秒の周期で,移動機構上に搭載したガラス基板1を
モノシランガス,水素ガス,Arプラズマへと順次曝す
ように回転する。この回転を 100回続けることによっ
て,厚さ400Åのa−Si:H膜4を形成する。
転/秒の周期で,移動機構上に搭載したガラス基板1を
モノシランガス,水素ガス,Arプラズマへと順次曝す
ように回転する。この回転を 100回続けることによっ
て,厚さ400Åのa−Si:H膜4を形成する。
【0053】a−Si:H膜の形成過程は,ガラス基板
1にモノシランガスがまず吸着し,次の段階で水素ガス
が吸着し,次の段階でArプラズマが吸着したモノシラ
ンと水素を分解して反応させてほぼ単層のa−Si:H
を形成し,これが繰り返されてa−Si:H膜4が形成
されるものと考えられる。
1にモノシランガスがまず吸着し,次の段階で水素ガス
が吸着し,次の段階でArプラズマが吸着したモノシラ
ンと水素を分解して反応させてほぼ単層のa−Si:H
を形成し,これが繰り返されてa−Si:H膜4が形成
されるものと考えられる。
【0054】以下の工程は第1の実施例と同じである。
このようにして,緻密性の高いゲート絶縁膜と膜質の良
好なa−Siの動作半導体膜を有するTFTが形成でき
る。
このようにして,緻密性の高いゲート絶縁膜と膜質の良
好なa−Siの動作半導体膜を有するTFTが形成でき
る。
【0055】次に,第4の実施例について説明する。こ
の例は第3の実施例の動作半導体膜を形成する時,ガラ
ス基板1を逆方向に回転する。即ち,ガラス基板1をモ
ノシランガス,Arプラズマ,水素ガスへと順次曝すよ
うに回転する。
の例は第3の実施例の動作半導体膜を形成する時,ガラ
ス基板1を逆方向に回転する。即ち,ガラス基板1をモ
ノシランガス,Arプラズマ,水素ガスへと順次曝すよ
うに回転する。
【0056】この場合は,ガラス基板1にモノシランガ
スがまず吸着し,次の段階でArプラズマが吸着したモ
ノシランを分解してa−Siが形成され,次の段階で水
素がa−Siと反応してほぼ単層の水素化されたa−S
iを形成し,これが繰り返されてa−Si:H膜4が形
成されるものと考えられる。
スがまず吸着し,次の段階でArプラズマが吸着したモ
ノシランを分解してa−Siが形成され,次の段階で水
素がa−Siと反応してほぼ単層の水素化されたa−S
iを形成し,これが繰り返されてa−Si:H膜4が形
成されるものと考えられる。
【0057】以下の工程は第1の実施例と同じである。
このようにして,緻密性の高いゲート絶縁膜と膜質の良
好なa−Siの動作半導体膜を有するTFTが形成でき
る。
このようにして,緻密性の高いゲート絶縁膜と膜質の良
好なa−Siの動作半導体膜を有するTFTが形成でき
る。
【0058】なお,第1の実施例乃至第4の実施例で
は,ゲート絶縁膜2を原子層エピタキシー法により形成
するに際し,第1の原料物質ガスとしてTMAlを用い
たが,それに替えてトリメチルアミンアラン(TMA
A),トリエチルアミンアラン(TEAA)等のアルキ
ルアミンアランや,塩化アルミニウム(AlCl3 )を
用いることもできる。
は,ゲート絶縁膜2を原子層エピタキシー法により形成
するに際し,第1の原料物質ガスとしてTMAlを用い
たが,それに替えてトリメチルアミンアラン(TMA
A),トリエチルアミンアラン(TEAA)等のアルキ
ルアミンアランや,塩化アルミニウム(AlCl3 )を
用いることもできる。
【0059】図2(a) 〜(e) は他の実施例を説明するた
めの工程順断面図である。以下,これらの図と図3を参
照しながら第5乃至第7の実施例について説明する。
めの工程順断面図である。以下,これらの図と図3を参
照しながら第5乃至第7の実施例について説明する。
【0060】第5の実施例 図2(a) 参照 ガラス基板1として例えばNA40ガラス基板上に,例
えばスパッタにより厚さ1000ÅのTi膜を形成し,マス
クを用いてそれをエッチングしてゲート電極2を形成す
る。
えばスパッタにより厚さ1000ÅのTi膜を形成し,マス
クを用いてそれをエッチングしてゲート電極2を形成す
る。
【0061】図2(b) 参照 図3に示した原子層エピタキシー装置(ただし第1の原
料物質としてTMAlに替えてトリメチルアミンアラン
を使用)によりゲート絶縁膜となるAl2 O3 膜3aを形
成する。まず,ゲート電極2の形成さたガラス基板1を
反応室Cに配置し,300 ℃に加熱し(ヒータは図示せ
ず),ターボ分子ポンプVPにより反応室C内を5×1
0-7Torrまで排気する。
料物質としてTMAlに替えてトリメチルアミンアラン
を使用)によりゲート絶縁膜となるAl2 O3 膜3aを形
成する。まず,ゲート電極2の形成さたガラス基板1を
反応室Cに配置し,300 ℃に加熱し(ヒータは図示せ
ず),ターボ分子ポンプVPにより反応室C内を5×1
0-7Torrまで排気する。
【0062】次に,弁はV0 を開いてガス導入口Nc か
らArガスを反応室C内に 500sccm流し,0.01 Torr に
なるまでオリフィス弁V0 をしぼり,Arガスの定常流
を作る。これがバリアガスとなる。
らArガスを反応室C内に 500sccm流し,0.01 Torr に
なるまでオリフィス弁V0 をしぼり,Arガスの定常流
を作る。これがバリアガスとなる。
【0063】次に,トリメチルアミンアラン(TMA)
容器を40℃に加熱してトリメチルアミンアラン蒸気を
発生し,弁V1 を開いてガス導入口Na から反応室C内
に流す。
容器を40℃に加熱してトリメチルアミンアラン蒸気を
発生し,弁V1 を開いてガス導入口Na から反応室C内
に流す。
【0064】次に,20℃に保温した水容器から水蒸気
をArガスと混合し,弁V2 を開いてガス導入口Nb か
ら反応室C内に流す。Arガスのバリアガス流によって
トリメチルアミンアラン蒸気と水蒸気は隔てられ,混合
しない。この時,反応室C内の圧力は0.01Torrに維持す
る。
をArガスと混合し,弁V2 を開いてガス導入口Nb か
ら反応室C内に流す。Arガスのバリアガス流によって
トリメチルアミンアラン蒸気と水蒸気は隔てられ,混合
しない。この時,反応室C内の圧力は0.01Torrに維持す
る。
【0065】このようにして作られた定常流を乱さない
ような速度,例えば往復3秒の周期で,移動機構上に搭
載したガラス基板1をトリメチルアミンアラン蒸気と水
蒸気の間を移動させる。この往復を3000回繰り返すこと
によって,厚さ4000Åのアルミナ多結晶膜を形成した。
このアルミナ多結晶膜(Al2 O3 膜)3aはゲート絶縁
膜の一部となる。
ような速度,例えば往復3秒の周期で,移動機構上に搭
載したガラス基板1をトリメチルアミンアラン蒸気と水
蒸気の間を移動させる。この往復を3000回繰り返すこと
によって,厚さ4000Åのアルミナ多結晶膜を形成した。
このアルミナ多結晶膜(Al2 O3 膜)3aはゲート絶縁
膜の一部となる。
【0066】次にガラス基板1をプラズマCVD装置に
移して,プラズマCVD法により厚さ 200ÅのSiNx
膜3bと厚さ 400Åのa−Si膜4を連続形成する。Si
Nx 膜3bはゲート絶縁膜の一部となり,a−Si膜4は
動作半導体膜となる。
移して,プラズマCVD法により厚さ 200ÅのSiNx
膜3bと厚さ 400Åのa−Si膜4を連続形成する。Si
Nx 膜3bはゲート絶縁膜の一部となり,a−Si膜4は
動作半導体膜となる。
【0067】図2(c) 参照 プラズマCVD法により全面に厚さが例えば2000ÅのS
iO2 膜を形成した後ポジレジストを塗布し,ゲート電
極2をマスクとする背面露光法によりポジレジストを露
光・現像し,それをマスクにしてSiO2 膜をエッチン
グしてチャネル保護層5を形成する。
iO2 膜を形成した後ポジレジストを塗布し,ゲート電
極2をマスクとする背面露光法によりポジレジストを露
光・現像し,それをマスクにしてSiO2 膜をエッチン
グしてチャネル保護層5を形成する。
【0068】図2(d) 参照 プラズマCVD法により厚さが例えば2000Åのn+ 型a
−Si膜を堆積し,次いでスパッタ法により厚さが例え
ば1500ÅのTi膜を堆積した後,マスクを用いてTi
膜,n+ 型a−Si膜,a−Si膜4をエッチングし
て,n+ 型a−Si膜からなるソース6a及びドレイン6
b,Ti膜からなるソース電極7a及びドレイン電極7bを
形成する。
−Si膜を堆積し,次いでスパッタ法により厚さが例え
ば1500ÅのTi膜を堆積した後,マスクを用いてTi
膜,n+ 型a−Si膜,a−Si膜4をエッチングし
て,n+ 型a−Si膜からなるソース6a及びドレイン6
b,Ti膜からなるソース電極7a及びドレイン電極7bを
形成する。
【0069】図2(e) 参照 全面にスパッタ法により厚さ2000ÅのITO膜を堆積し
た後,マスクを用いてそれをエッチングし,ソース電極
7aに接続する画素電極8を形成する。
た後,マスクを用いてそれをエッチングし,ソース電極
7aに接続する画素電極8を形成する。
【0070】次いで,全面にスパッタ法により厚さ3000
ÅのAl膜を堆積した後,マスクを用いてそれをエッチ
ングし,ドレイン電極7bに接続するドレインバスライン
9を形成する。
ÅのAl膜を堆積した後,マスクを用いてそれをエッチ
ングし,ドレイン電極7bに接続するドレインバスライン
9を形成する。
【0071】その後,全面に例えばプラズマCVD法に
より厚さ2000ÅのSiNx の表面保護膜10を形成する。
ゲート絶縁膜3bと動作半導体膜4はともにプラズマCV
D法により形成され,その途中で真空を破らずに形成で
きるので,ゲート絶縁膜3bと動作半導体膜4の界面で汚
染や密着力低下は生じない。
より厚さ2000ÅのSiNx の表面保護膜10を形成する。
ゲート絶縁膜3bと動作半導体膜4はともにプラズマCV
D法により形成され,その途中で真空を破らずに形成で
きるので,ゲート絶縁膜3bと動作半導体膜4の界面で汚
染や密着力低下は生じない。
【0072】また,ゲート絶縁膜3aとなるAl2 O3 膜
の形成には,第1の原料物質としてアルキルアミンアラ
ンを使用しているので,緻密性が高くしかも炭素汚染の
ない高純度の絶縁膜が形成される。
の形成には,第1の原料物質としてアルキルアミンアラ
ンを使用しているので,緻密性が高くしかも炭素汚染の
ない高純度の絶縁膜が形成される。
【0073】このようにして,緻密性の高いゲート絶縁
膜及びゲート絶縁膜との密着性がよく膜質の良好なa−
Siの動作半導体膜を有するTFTが形成できた。な
お,第1の原料物質としてトリメチルアミンアランの替
わりにトリエチルアミンアラン等のアルキルアミンアラ
ンを使用することもできる。
膜及びゲート絶縁膜との密着性がよく膜質の良好なa−
Siの動作半導体膜を有するTFTが形成できた。な
お,第1の原料物質としてトリメチルアミンアランの替
わりにトリエチルアミンアラン等のアルキルアミンアラ
ンを使用することもできる。
【0074】第6の実施例 この例はチャネル保護層5の形成に原子層エピタキシー
法を適用する。その他の工程は第5の実施例と同じであ
る。
法を適用する。その他の工程は第5の実施例と同じであ
る。
【0075】図3に示した原子層エピタキシー装置によ
りチャネル保護層となるAl2 O3 膜を例えば2000Åの
厚さに形成し,それをパターニングしてチャネル保護層
5を形成する。Al2 O3膜の形成は前述の第5の実施
例に準じて行えばよいので,説明は省略する。
りチャネル保護層となるAl2 O3 膜を例えば2000Åの
厚さに形成し,それをパターニングしてチャネル保護層
5を形成する。Al2 O3膜の形成は前述の第5の実施
例に準じて行えばよいので,説明は省略する。
【0076】なお,チャネル保護層の一部として原子層
エピタキシー法によるAl2 O3 膜を形成し,その上に
チャネル保護層の一部となるSiNx 膜を,例えば,プ
ラズマCVD法により形成し,二重膜のチャネル保護層
を形成するようにしてもよい。原子層エピタキシー法に
よるAl2 O3 膜を含むチャネル保護層は緻密性に富
み,機械的強度が大きく,絶縁抵抗も大きく安定であ
る。
エピタキシー法によるAl2 O3 膜を形成し,その上に
チャネル保護層の一部となるSiNx 膜を,例えば,プ
ラズマCVD法により形成し,二重膜のチャネル保護層
を形成するようにしてもよい。原子層エピタキシー法に
よるAl2 O3 膜を含むチャネル保護層は緻密性に富
み,機械的強度が大きく,絶縁抵抗も大きく安定であ
る。
【0077】第7の実施例 この例は表面保護膜10の形成に原子層エピタキシー法を
適用する。その他の工程は第5の実施例と同じである。
適用する。その他の工程は第5の実施例と同じである。
【0078】図3に示した原子層エピタキシー装置によ
り表面保護膜10となるAl2 O3 膜を Åの厚さに形
成する。Al2O3 膜の形成は前述の第5の実施例に準
じて行えばよいので,説明は省略する。
り表面保護膜10となるAl2 O3 膜を Åの厚さに形
成する。Al2O3 膜の形成は前述の第5の実施例に準
じて行えばよいので,説明は省略する。
【0079】なお,表面保護膜の一部として原子層エピ
タキシー法によるAl2 O3 膜を形成し,その上に表面
保護膜の一部となるSiNx 膜を,例えば,プラズマC
VD法により形成し,二重膜の表面保護膜を形成するよ
うにしてもよい。原子層エピタキシー法によるAl2 O
3 膜を含む表面保護膜は緻密性に富み,機械的強度が大
きく,絶縁抵抗も大きく安定である。
タキシー法によるAl2 O3 膜を形成し,その上に表面
保護膜の一部となるSiNx 膜を,例えば,プラズマC
VD法により形成し,二重膜の表面保護膜を形成するよ
うにしてもよい。原子層エピタキシー法によるAl2 O
3 膜を含む表面保護膜は緻密性に富み,機械的強度が大
きく,絶縁抵抗も大きく安定である。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば,
絶縁膜の形成に原子層エピタキシー法を適用することに
より,TFTのゲート絶縁膜,チャネル保護層,表面保
護膜等の絶縁膜の緻密性を高め,機械的強度を増し,絶
縁耐圧,絶縁抵抗を大きくすることができる。
絶縁膜の形成に原子層エピタキシー法を適用することに
より,TFTのゲート絶縁膜,チャネル保護層,表面保
護膜等の絶縁膜の緻密性を高め,機械的強度を増し,絶
縁耐圧,絶縁抵抗を大きくすることができる。
【0081】また,ゲート絶縁膜と動作半導体膜を真空
を破ることなく連続して形成することにより,ゲート絶
縁膜と動作半導体膜の界面が汚染されたり,密着性が低
下したりすることを避けることができる。それゆえ,動
作半導体膜の膜質が良好となり,トランジスタ特性が良
好なTFTを形成することができる。
を破ることなく連続して形成することにより,ゲート絶
縁膜と動作半導体膜の界面が汚染されたり,密着性が低
下したりすることを避けることができる。それゆえ,動
作半導体膜の膜質が良好となり,トランジスタ特性が良
好なTFTを形成することができる。
【0082】本発明はTFTマトリックスの性能向上と
歩留り向上に寄与するものである。
歩留り向上に寄与するものである。
【図1】(a) 〜(e) は実施例を説明するための工程順断
面図である。
面図である。
【図2】(a) 〜(e) は他の実施例を説明するための工程
順断面図である。
順断面図である。
【図3】原子層エピタキシー装置の斜視図である。
【図4】他の原子層エピタキシー装置の模式図である。
【図5】TFTの断面図である。
1は絶縁性基板であり透明絶縁性基板であってガラス基
板 2はゲート電極 3はゲート絶縁膜 3aはゲート絶縁膜であってAl2 O3 膜 3bはゲート絶縁膜であってSiNx 膜 4は動作半導体膜でありa−Si膜であってa−Si:
H膜 5はチャネル保護層 6aはソース 6bはドレイン 7aはソース電極 7bはドレイン電極 8は画素電極 9はドレインバスライン 10は表面保護膜 11は第1の原料物質ガス 12は第2の原料物質ガス 13はバリアガスであってArガス V1 〜V7 は弁 Na 〜Nf はガス導入口 Cは反応室 PCはプラズマカソード RFは高周波電力 OFはオリフィス弁 VPはターボ分子ポンプ
板 2はゲート電極 3はゲート絶縁膜 3aはゲート絶縁膜であってAl2 O3 膜 3bはゲート絶縁膜であってSiNx 膜 4は動作半導体膜でありa−Si膜であってa−Si:
H膜 5はチャネル保護層 6aはソース 6bはドレイン 7aはソース電極 7bはドレイン電極 8は画素電極 9はドレインバスライン 10は表面保護膜 11は第1の原料物質ガス 12は第2の原料物質ガス 13はバリアガスであってArガス V1 〜V7 は弁 Na 〜Nf はガス導入口 Cは反応室 PCはプラズマカソード RFは高周波電力 OFはオリフィス弁 VPはターボ分子ポンプ
Claims (8)
- 【請求項1】 絶縁性基板(1) 上に順次積層されたゲー
ト電極(2), ゲート絶縁膜(3), 動作半導体膜(4), チ
ャネル保護層(5) と, 該チャネル保護層(5)の両側に配
設されたソース電極(7a)及びドレイン電極(7b)とを有す
る薄膜トランジスタの製造において, 原子層エピタキシー法によりゲート絶縁膜(3) を形成
し,つづいて原子層エピタキシー法により動作半導体膜
(4) を形成することを特徴とする薄膜トランジスタの製
造方法。 - 【請求項2】 前記動作半導体膜(4) の形成に際し,第
1の原料物質ガスを含む雰囲気に絶縁性基板(1) を曝し
て該第1の原料物質ガスを該絶縁性基板(1)に吸着させ
る第1の工程と,第2の原料物質ガスを含むプラズマ雰
囲気に該絶縁性基板(1) を曝して該第2の原料物質を,
該絶縁性基板(1) に吸着した該第1の原料物質と反応さ
せて半導体を形成する第2の工程のサイクルを複数回く
り返す原子層エピタキシー法により該動作半導体膜(4)
を形成することを特徴とする請求項1記載の薄膜トラン
ジスタの製造方法。 - 【請求項3】 前記動作半導体膜(4) の形成に際し,第
1の原料物質ガスを含む雰囲気に絶縁性基板(1) を曝し
て該第1の原料物質ガスを該絶縁性基板(1)に吸着させ
る第1の工程と,第2の原料物質ガスを含む雰囲気に絶
縁性基板(1)を曝して該第2の原料物質ガスを該絶縁性
基板(1) に吸着させる第2の工程と,該絶縁性基板(1)
をプラズマ雰囲気に曝して吸着した該第1の原料物質と
吸着した該第2の原料物質を反応させて半導体を形成す
る第3の工程のサイクルを複数回くり返す原子層エピタ
キシー法により該動作半導体膜(4) を形成することを特
徴とする請求項1記載の薄膜トランジスタの製造方法。 - 【請求項4】 前記動作半導体膜(4) の形成に際し,第
1の原料物質ガスを含む雰囲気に絶縁性基板(1) を曝し
て該第1の原料物質ガスを該絶縁性基板(1)に吸着させ
る第1の工程と,該絶縁性基板(1) をプラズマ雰囲気に
曝して吸着した該第1の原料物質を分解して変質させる
第2の工程と,第2の原料物質ガスを含む雰囲気に絶縁
性基板(1) を曝して該第2の原料物質を変質した第1の
原料物質と反応させて半導体を形成する第3の工程のサ
イクルを複数回くり返す原子層エピタキシー法により該
動作半導体膜(4) を形成することを特徴とする請求項1
記載の薄膜トランジスタの製造方法。 - 【請求項5】 前記動作半導体膜(4) の形成に際し,原
料物質ガスを含む雰囲気に絶縁性基板(1) を曝して該原
料物質ガスを該絶縁性基板(1) に吸着させる第1の工程
と,該絶縁性基板(1) をプラズマ雰囲気に曝して該原料
物質を分解して半導体を形成する第2の工程のサイクル
を複数回くり返す原子層エピタキシー法により該動作半
導体膜(4) を形成することを特徴とする請求項1記載の
薄膜トランジスタの製造方法。 - 【請求項6】 絶縁性基板(1) 上に順次積層されたゲー
ト電極(2), ゲート絶縁膜(3), 動作半導体膜(4), チ
ャネル保護層(5) と, 該チャネル保護層(5)の両側に配
設されたソース電極(7a)及びドレイン電極(7b)とを有す
る薄膜トランジスタの製造において, ゲート絶縁膜(3) の形成に際し, アルキルアミンアラン
雰囲気と酸素を含む雰囲気に交互に該絶縁性基板(1) を
複数回曝す原子層エピタキシー法によって化合物絶縁体
を成膜し,該ゲート絶縁膜(3) の全部又は一部を形成す
ることを特徴とする薄膜トランジスタの製造方法。 - 【請求項7】 絶縁性基板(1) 上に順次積層されたゲー
ト電極(2), ゲート絶縁膜(3), 動作半導体膜(4), チ
ャネル保護層(5) と, 該チャネル保護層(5)の両側に配
設されたソース電極(7a)及びドレイン電極(7b)とを有す
る薄膜トランジスタの製造において, 該チャネル保護層(5) の形成に際し, アルキルアミンア
ラン雰囲気と酸素を含む雰囲気に交互に該絶縁性基板
(1) を複数回曝す原子層エピタキシー法によって化合物
絶縁体を成膜し,該チャネル保護層(5) の全部又は一部
を形成することを特徴とする薄膜トランジスタの製造方
法。 - 【請求項8】 絶縁性基板(1) 上に順次積層されたゲー
ト電極(2), ゲート絶縁膜(3), 動作半導体膜(4), チ
ャネル保護層(5) と, 該チャネル保護層(5)の両側に配
設されたソース電極(7a)及びドレイン電極(7b)と, 表面
保護膜(10)とを有する薄膜トランジスタの製造におい
て, 該表面保護膜(10)の形成に際し, アルキルアミンアラン
雰囲気と酸素を含む雰囲気に交互に該絶縁性基板(1) を
複数回曝す原子層エピタキシー法によって化合物絶縁体
を成膜し,該表面保護膜(10)の全部又は一部を形成する
ことを特徴とする薄膜トランジスタの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32081691A JPH05160152A (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | 薄膜トランジスタの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32081691A JPH05160152A (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | 薄膜トランジスタの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05160152A true JPH05160152A (ja) | 1993-06-25 |
Family
ID=18125553
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32081691A Withdrawn JPH05160152A (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | 薄膜トランジスタの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05160152A (ja) |
Cited By (24)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001284042A (ja) * | 2000-03-31 | 2001-10-12 | Denso Corp | 有機el素子 |
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-
1991
- 1991-12-05 JP JP32081691A patent/JPH05160152A/ja not_active Withdrawn
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