JPH0516159A - 樹脂薄膜の製造方法 - Google Patents
樹脂薄膜の製造方法Info
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- JPH0516159A JPH0516159A JP3198478A JP19847891A JPH0516159A JP H0516159 A JPH0516159 A JP H0516159A JP 3198478 A JP3198478 A JP 3198478A JP 19847891 A JP19847891 A JP 19847891A JP H0516159 A JPH0516159 A JP H0516159A
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- resin
- resin thin
- film
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D7/00—Producing flat articles, e.g. films or sheets
- B29D7/01—Films or sheets
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C41/00—Shaping by coating a mould, core or other substrate, i.e. by depositing material and stripping-off the shaped article; Apparatus therefor
- B29C41/24—Shaping by coating a mould, core or other substrate, i.e. by depositing material and stripping-off the shaped article; Apparatus therefor for making articles of indefinite length
- B29C41/28—Shaping by coating a mould, core or other substrate, i.e. by depositing material and stripping-off the shaped article; Apparatus therefor for making articles of indefinite length by depositing flowable material on an endless belt
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
- Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 本発明はリソグラフイ−用マスクのペリク
ル、各種ガス分離膜、光学機器窓材などとして有用とさ
れる樹脂薄膜を生産性高く製造する方法の提供を目的と
するものである。 【構成】 本発明による樹脂薄膜の製造方法は、 1)膜形成能を有する樹脂溶解液をロ−ルコ−タ−により
基材に塗布する第1工程、 2)塗布した樹脂溶解層の溶媒を蒸発除去する第2工程、 3)溶媒を除去して得た樹脂薄膜を基材より剥離する第3
工程、 とよりなることを特徴とするものである。
ル、各種ガス分離膜、光学機器窓材などとして有用とさ
れる樹脂薄膜を生産性高く製造する方法の提供を目的と
するものである。 【構成】 本発明による樹脂薄膜の製造方法は、 1)膜形成能を有する樹脂溶解液をロ−ルコ−タ−により
基材に塗布する第1工程、 2)塗布した樹脂溶解層の溶媒を蒸発除去する第2工程、 3)溶媒を除去して得た樹脂薄膜を基材より剥離する第3
工程、 とよりなることを特徴とするものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は樹脂薄膜の製造方法、特
にはリソグラフィ−用マスクのペリクル、各種ガス分離
膜、光学機器用窓材などに有用とされる樹脂薄膜の製造
方法に関するものである。
にはリソグラフィ−用マスクのペリクル、各種ガス分離
膜、光学機器用窓材などに有用とされる樹脂薄膜の製造
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、厚みが0.1 〜100 μm 程度の樹脂
薄膜の製造方法としてはスピンナ−またはスピンコ−ナ
−を用いて基板に樹脂薄膜を形成させたのち、基板から
樹脂薄膜を剥離するという方法が知られている。
薄膜の製造方法としてはスピンナ−またはスピンコ−ナ
−を用いて基板に樹脂薄膜を形成させたのち、基板から
樹脂薄膜を剥離するという方法が知られている。
【0003】しかし、このスピンナ−による方法には、
これが1回ごとに樹脂薄膜を形成し、剥離する、いわゆ
るバッチ方式であるために生産性が低いという問題点が
あるし、これは基板に樹脂溶解液を供給したのち、また
は供給しながらこの基板を高速度で回転し、その遠心力
を利用して樹脂溶解液を基板上に均一に塗布する方式で
あるために成膜可能な面積、つまりサイズに限界があ
り、面内の膜厚の均一性を考慮すれば、直径が200 〜30
0mm の面積が限界であるという欠点がある。
これが1回ごとに樹脂薄膜を形成し、剥離する、いわゆ
るバッチ方式であるために生産性が低いという問題点が
あるし、これは基板に樹脂溶解液を供給したのち、また
は供給しながらこの基板を高速度で回転し、その遠心力
を利用して樹脂溶解液を基板上に均一に塗布する方式で
あるために成膜可能な面積、つまりサイズに限界があ
り、面内の膜厚の均一性を考慮すれば、直径が200 〜30
0mm の面積が限界であるという欠点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような不
利、欠点を解決した樹脂薄膜の製造方法に関するもので
あり、これは1)膜形成能を有する樹脂溶解液をロ−ルコ
−タ−により基材に塗布する第1工程、2)塗布した樹脂
溶解液の溶媒を蒸発除去する第2工程、3)溶剤を除去し
た得た樹脂薄膜を基材より剥離する第3工程、よりなる
ことを特徴とするものである。
利、欠点を解決した樹脂薄膜の製造方法に関するもので
あり、これは1)膜形成能を有する樹脂溶解液をロ−ルコ
−タ−により基材に塗布する第1工程、2)塗布した樹脂
溶解液の溶媒を蒸発除去する第2工程、3)溶剤を除去し
た得た樹脂薄膜を基材より剥離する第3工程、よりなる
ことを特徴とするものである。
【0005】すなわち、本発明者らは生産性が高く、成
膜可能な面積を大きくすることができる樹脂薄膜の製造
方法を開発すべく種々検討した結果、これについては上
記したように樹脂溶解液をロ−ルコ−タ−で基材に塗布
したのち溶媒を蒸発除去して樹脂薄膜を作り、これを基
材から剥離すれば樹脂薄膜を生産性高く、しかも幅が1
m以上で長さが無制限のものとして得ることができるこ
とを見出して本発明を完成させた。以下にこれをさらに
詳述する。
膜可能な面積を大きくすることができる樹脂薄膜の製造
方法を開発すべく種々検討した結果、これについては上
記したように樹脂溶解液をロ−ルコ−タ−で基材に塗布
したのち溶媒を蒸発除去して樹脂薄膜を作り、これを基
材から剥離すれば樹脂薄膜を生産性高く、しかも幅が1
m以上で長さが無制限のものとして得ることができるこ
とを見出して本発明を完成させた。以下にこれをさらに
詳述する。
【0006】
【作用】本発明は樹脂薄膜の製造方法に関するものであ
り、これは樹脂溶解液をロ−ルコ−タ−で基材に塗布し
たのち溶媒を蒸発除去して樹脂薄膜を作り、これを基材
から剥離することを要旨とするものである。
り、これは樹脂溶解液をロ−ルコ−タ−で基材に塗布し
たのち溶媒を蒸発除去して樹脂薄膜を作り、これを基材
から剥離することを要旨とするものである。
【0007】本発明の樹脂薄膜はこのものがリソグラフ
ィ−用マクスのゴミよけフイルムとして用いられるペリ
クル材、各種ガス分離膜、光学機器用窓材として有用な
ものとされることから、テトラフルオロエチレンと環状
パ−フルオロエ−テル基を有する含フッ素モノマ−との
共重合体、ポリビニルアルコ−ルとN,O−ビス(t−
ブチルジメチルシリル)トリフルオロアセトアミドとを
反応させて得られるt−ブチルジメチルシリルポリビニ
ルアルコ−ル、ニトロセルロ−ス、酢酸セルロ−ス、エ
チルセルロ−スなどのセルロ−ス系樹脂、ポリ(ビニル
トリメチルシラン)などの含けい素高分子、プルラン化
合物などから作られたものとされる。
ィ−用マクスのゴミよけフイルムとして用いられるペリ
クル材、各種ガス分離膜、光学機器用窓材として有用な
ものとされることから、テトラフルオロエチレンと環状
パ−フルオロエ−テル基を有する含フッ素モノマ−との
共重合体、ポリビニルアルコ−ルとN,O−ビス(t−
ブチルジメチルシリル)トリフルオロアセトアミドとを
反応させて得られるt−ブチルジメチルシリルポリビニ
ルアルコ−ル、ニトロセルロ−ス、酢酸セルロ−ス、エ
チルセルロ−スなどのセルロ−ス系樹脂、ポリ(ビニル
トリメチルシラン)などの含けい素高分子、プルラン化
合物などから作られたものとされる。
【0008】したがって、本発明が使用される樹脂溶解
液としては上記した樹脂、例えばテトラフルオロエチレ
ンと環状パ−フルオロエ−テル基含有フッ素モノマ−と
の共重合体、t−ブチルジメチルシリルポリビニルアル
コ−ル、などをその溶媒に溶解させたものが例示される
が、この樹脂溶解液の濃度は形成されるべき膜の設定厚
み、樹脂溶解液の粘度、塗工方式により異なるけれど
も、一般的には5〜10重量%とすればよい。
液としては上記した樹脂、例えばテトラフルオロエチレ
ンと環状パ−フルオロエ−テル基含有フッ素モノマ−と
の共重合体、t−ブチルジメチルシリルポリビニルアル
コ−ル、などをその溶媒に溶解させたものが例示される
が、この樹脂溶解液の濃度は形成されるべき膜の設定厚
み、樹脂溶解液の粘度、塗工方式により異なるけれど
も、一般的には5〜10重量%とすればよい。
【0009】また、この樹脂溶解液は上記した樹脂をこ
れを溶解する溶媒に溶解したものとされるが、この溶媒
としては樹脂に対して溶解能を有するものとすることは
勿論であるが、これは第2工程において樹脂薄膜から蒸
発除去されるものでなければならないので、沸点が50〜
150 ℃のものとすることが好ましく、沸点がこの範囲外
のものであると形成される薄膜の面が荒れる傾向を示
す。
れを溶解する溶媒に溶解したものとされるが、この溶媒
としては樹脂に対して溶解能を有するものとすることは
勿論であるが、これは第2工程において樹脂薄膜から蒸
発除去されるものでなければならないので、沸点が50〜
150 ℃のものとすることが好ましく、沸点がこの範囲外
のものであると形成される薄膜の面が荒れる傾向を示
す。
【0010】本発明では第1工程においてこの樹脂溶解
液がロ−ルコ−タ−によって基材に塗布されるのである
が、この基材としては表面が平滑なものとすることが望
ましいことから、これはポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリスチレン、ポリエステル、フッ素系ポリマなど
のプラスチックフイルムやポリエチレンをラミネ−トし
た紙、アルミニウムなどの金属箔などが例示されるが、
これらの基材はここに塗布された薄膜を剥離し易くする
ために予じめその表面にシリコ−ン系またはフッ素系の
離型剤をコ−ティングしておくことがよい。なお、基材
としてソ−ダガラス板や石英ガラス板を用いて、一枚づ
つロ−ルコ−タ−に挿入して樹脂を塗布してもよいが、
この場合は半連続式となり、塗布、乾燥、剥離の各工程
を別々に行なうことになる。
液がロ−ルコ−タ−によって基材に塗布されるのである
が、この基材としては表面が平滑なものとすることが望
ましいことから、これはポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリスチレン、ポリエステル、フッ素系ポリマなど
のプラスチックフイルムやポリエチレンをラミネ−トし
た紙、アルミニウムなどの金属箔などが例示されるが、
これらの基材はここに塗布された薄膜を剥離し易くする
ために予じめその表面にシリコ−ン系またはフッ素系の
離型剤をコ−ティングしておくことがよい。なお、基材
としてソ−ダガラス板や石英ガラス板を用いて、一枚づ
つロ−ルコ−タ−に挿入して樹脂を塗布してもよいが、
この場合は半連続式となり、塗布、乾燥、剥離の各工程
を別々に行なうことになる。
【0011】また、ここに使用するロ−ルコ−タ−は公
知のものでよく、したがってこれにはブレッドコ−タ
−、ロッドコ−タ−、エアドクタ−コ−タ−、ナイフコ
−タ−、グラビアコ−タ−、トランスファ−コ−タ−な
どが例示されるが、これにはグラビアコ−タ−の1種で
あるオフセットグラビアコ−タ−を使用すれば膜厚が1
μm 前後の薄膜も均一に塗布することができるのでこれ
を使用することが好ましい。
知のものでよく、したがってこれにはブレッドコ−タ
−、ロッドコ−タ−、エアドクタ−コ−タ−、ナイフコ
−タ−、グラビアコ−タ−、トランスファ−コ−タ−な
どが例示されるが、これにはグラビアコ−タ−の1種で
あるオフセットグラビアコ−タ−を使用すれば膜厚が1
μm 前後の薄膜も均一に塗布することができるのでこれ
を使用することが好ましい。
【0012】なお、このロ−ルコ−タ−による塗布で形
成される樹脂塗膜の厚さは本発明で得られる樹脂薄膜の
用途によって相違するが、一般的には1.0 〜10μm の厚
さとすればよい。しかし、この樹脂薄膜がリソグラフィ
−用マスクのゴミよけペリクルとされるときは0.5 〜8
μm とすべきであるし、各種ガス分離膜とされるときに
は50〜100 μm 、光学機器用窓材とされるときには5〜
10μm とすることがよい。
成される樹脂塗膜の厚さは本発明で得られる樹脂薄膜の
用途によって相違するが、一般的には1.0 〜10μm の厚
さとすればよい。しかし、この樹脂薄膜がリソグラフィ
−用マスクのゴミよけペリクルとされるときは0.5 〜8
μm とすべきであるし、各種ガス分離膜とされるときに
は50〜100 μm 、光学機器用窓材とされるときには5〜
10μm とすることがよい。
【0013】本発明の第2工程ではこの第1工程で得ら
れた樹脂塗膜から溶媒が蒸発除去されるのであるが、こ
れはここに使用される溶媒が前記したように沸点が50〜
150℃のものとされるので、これはこの樹脂塗膜をその
沸点以上である50〜150 ℃程度に加熱すればよく、これ
によればこの溶媒が蒸発除去された樹脂薄膜を得ること
ができる。
れた樹脂塗膜から溶媒が蒸発除去されるのであるが、こ
れはここに使用される溶媒が前記したように沸点が50〜
150℃のものとされるので、これはこの樹脂塗膜をその
沸点以上である50〜150 ℃程度に加熱すればよく、これ
によればこの溶媒が蒸発除去された樹脂薄膜を得ること
ができる。
【0014】本発明の第3工程はこの第2工程で得られ
た樹脂塗膜を基材から剥離して、目的とする樹脂薄膜を
得る工程であるが、樹脂薄膜の種類により剥離に難易差
があるので、この剥離は水中で行なうことがよい。ま
た、この剥離は特に連続的に行なう必要はなく、これは
例えば樹脂薄膜をもつ基材を適当なサイズに切断してか
ら水中で剥離してもよいし、水中に浸漬する前に粘着剤
または接着剤を付与したフレ−ムを当てがったのちに水
中に浸漬してフレ−ムに固定された薄膜を得るようにし
てもよい。
た樹脂塗膜を基材から剥離して、目的とする樹脂薄膜を
得る工程であるが、樹脂薄膜の種類により剥離に難易差
があるので、この剥離は水中で行なうことがよい。ま
た、この剥離は特に連続的に行なう必要はなく、これは
例えば樹脂薄膜をもつ基材を適当なサイズに切断してか
ら水中で剥離してもよいし、水中に浸漬する前に粘着剤
または接着剤を付与したフレ−ムを当てがったのちに水
中に浸漬してフレ−ムに固定された薄膜を得るようにし
てもよい。
【0015】なお、このようにして基材から剥離された
樹脂薄膜はそのまま所定のフレ−ムに貼り付けて固定し
てもよいし、またはテフロンシ−トなどに貼り合わせて
固定してもよいが、この場合にテフロンシ−トの中心部
を除去しておけばその部分の薄膜をテフロンシ−トやそ
の他の物質と接触しない状態で得ることができる。
樹脂薄膜はそのまま所定のフレ−ムに貼り付けて固定し
てもよいし、またはテフロンシ−トなどに貼り合わせて
固定してもよいが、この場合にテフロンシ−トの中心部
を除去しておけばその部分の薄膜をテフロンシ−トやそ
の他の物質と接触しない状態で得ることができる。
【0016】つぎに本発明に使用される樹脂薄膜製造装
置について述べる。図1は本発明にによる樹脂薄膜製造
装置の縦断面図を示したものであるが、この塗工剤槽1
には樹脂溶解液2が入られており、このものはグラビア
ロ−ル3、ゴムロ−ル4、バックアップロ−ル5によっ
て基材としてのポリエステルフイルム6に塗工される。
樹脂溶解液2を塗工された基材6はついで乾燥炉7に装
入され、ここで溶媒が蒸発除去されるのでこの塗膜は樹
脂薄膜となるが、このものはついで水9を貯えた水槽8
に導かれ、ここで樹脂薄膜11は回収ポリエステルフイル
ム10と剥離され、製品化される。
置について述べる。図1は本発明にによる樹脂薄膜製造
装置の縦断面図を示したものであるが、この塗工剤槽1
には樹脂溶解液2が入られており、このものはグラビア
ロ−ル3、ゴムロ−ル4、バックアップロ−ル5によっ
て基材としてのポリエステルフイルム6に塗工される。
樹脂溶解液2を塗工された基材6はついで乾燥炉7に装
入され、ここで溶媒が蒸発除去されるのでこの塗膜は樹
脂薄膜となるが、このものはついで水9を貯えた水槽8
に導かれ、ここで樹脂薄膜11は回収ポリエステルフイル
ム10と剥離され、製品化される。
【0017】本発明は上記した第1〜第3工程で行なわ
れるが、これによればこの第1〜第3工程が図1に示し
たように連続的に行なわれるので生産性高く目的とする
樹脂薄膜をえ得ることができるし、このようにして得ら
れた樹脂薄膜は膜厚が均一であり、さらにはここに使用
されるロ−ルコ−タ−のサイズは任意に選択することが
できるので、各種サイズのものを任意に得ることができ
るという有利性が与えられる 。
れるが、これによればこの第1〜第3工程が図1に示し
たように連続的に行なわれるので生産性高く目的とする
樹脂薄膜をえ得ることができるし、このようにして得ら
れた樹脂薄膜は膜厚が均一であり、さらにはここに使用
されるロ−ルコ−タ−のサイズは任意に選択することが
できるので、各種サイズのものを任意に得ることができ
るという有利性が与えられる 。
【0018】
【実施例】つぎに本発明の実施例、比較例をあげる。
実施例1
テトラフルオロエチレンと環状パ−フルオロエ−テル基
を有する含フッ素モノマ−との共重合体であるテフロン
AF1600(米国ジュポン社製商品名)を、主成分がパ−
フルオロ(2−ブチルテトラヒドロフラン)であるフッ
素系溶剤・フロリナ−トFC−75(米国スリ−エム社製
商品名)に溶解して濃度10%の樹脂溶解液を調整した。
を有する含フッ素モノマ−との共重合体であるテフロン
AF1600(米国ジュポン社製商品名)を、主成分がパ−
フルオロ(2−ブチルテトラヒドロフラン)であるフッ
素系溶剤・フロリナ−トFC−75(米国スリ−エム社製
商品名)に溶解して濃度10%の樹脂溶解液を調整した。
【0019】ついでこの樹脂溶解液を図1における塗工
剤槽1に入れ、直径10cm、 幅50cmで表面に200 メッシュ
の格子状セルを設けたオフセットグラビアコ−タ−3
と、直径10cm、幅50cmのニトリルゴム製ロ−ル4、直径
10cm、 幅50cmのステンレス製バックアップロ−ル5を用
いて、厚さが38μm の基材としてのポリエステルフイル
ムに、塗工速度1m/分で塗布し、これを赤外線ヒ−タ
−で入口温度50℃、出口温度120 ℃で内部温度がゆるや
かに高くされている長さ5mの乾燥機に通して溶媒を蒸
発除去した。
剤槽1に入れ、直径10cm、 幅50cmで表面に200 メッシュ
の格子状セルを設けたオフセットグラビアコ−タ−3
と、直径10cm、幅50cmのニトリルゴム製ロ−ル4、直径
10cm、 幅50cmのステンレス製バックアップロ−ル5を用
いて、厚さが38μm の基材としてのポリエステルフイル
ムに、塗工速度1m/分で塗布し、これを赤外線ヒ−タ
−で入口温度50℃、出口温度120 ℃で内部温度がゆるや
かに高くされている長さ5mの乾燥機に通して溶媒を蒸
発除去した。
【0020】つぎにこの薄膜を形成した基材を水槽8に
通して連続的に樹脂薄膜を剥離し、これを厚みが5mmで
30mm幅のフレ−ムを有し、フレ−ムの片面にはエポキシ
樹脂を塗布した、たて、よこ150mm のアルミニウム板に
接着固定したところ、得られた薄膜にはピンホ−ルやし
わ、汚れは全く認められなかった。
通して連続的に樹脂薄膜を剥離し、これを厚みが5mmで
30mm幅のフレ−ムを有し、フレ−ムの片面にはエポキシ
樹脂を塗布した、たて、よこ150mm のアルミニウム板に
接着固定したところ、得られた薄膜にはピンホ−ルやし
わ、汚れは全く認められなかった。
【0021】また、この樹脂薄膜の膜厚につては図2に
示した〜における場所の膜厚dをUV吸収スペクト
ルで測定し、次式 d=λ1 λ2N/2n(λ2 −λ1) ここに d: 膜厚(nm)、 N: 屈折率(1.29)、 N: 干渉縞の数、 λ1 : 波長(450nm付近)、 λ2: 波長(650nm付近) により算出したところ、表1に示したとおりの結果が得
られた。
示した〜における場所の膜厚dをUV吸収スペクト
ルで測定し、次式 d=λ1 λ2N/2n(λ2 −λ1) ここに d: 膜厚(nm)、 N: 屈折率(1.29)、 N: 干渉縞の数、 λ1 : 波長(450nm付近)、 λ2: 波長(650nm付近) により算出したところ、表1に示したとおりの結果が得
られた。
【0022】なお、このようにして得た樹脂薄膜の波長
365nm における光線透過率は97.0%であり、このものは
ペリクル膜としてすぐれた性能を有するものであること
が確認された。
365nm における光線透過率は97.0%であり、このものは
ペリクル膜としてすぐれた性能を有するものであること
が確認された。
【0023】実施例2
ポリビニルアルコ−ルとN,O- ビス(t−ブチルジメ
チルシリル)トルフルオロアセトアミドとを反応させて
得たt−ブチルジメチルシリルポリビニルアルコ−ルを
トルエンに溶解して濃度15%の樹脂溶解液を調整し、こ
のものを使用して実施例1と同じ方法で樹脂薄膜を作っ
たところ、これにはピンホ−ルやしわ、汚れは認められ
ず、この膜厚さ実施例1と同じ方法で測定したところ、
表1に示す結果が得られた。なお、この樹脂薄膜の波長
365nmにおける光線透過率は98.0%であり、これもペリ
クル膜としてすぐれた性能を有するものであることが確
認された。
チルシリル)トルフルオロアセトアミドとを反応させて
得たt−ブチルジメチルシリルポリビニルアルコ−ルを
トルエンに溶解して濃度15%の樹脂溶解液を調整し、こ
のものを使用して実施例1と同じ方法で樹脂薄膜を作っ
たところ、これにはピンホ−ルやしわ、汚れは認められ
ず、この膜厚さ実施例1と同じ方法で測定したところ、
表1に示す結果が得られた。なお、この樹脂薄膜の波長
365nmにおける光線透過率は98.0%であり、これもペリ
クル膜としてすぐれた性能を有するものであることが確
認された。
【0024】比較例
実施例1で使用した樹脂溶解液を公知の方法にしたがっ
て厚さ2mm、直径220mm の合成石英板上にスピンコ−タ
−を用いて塗布して薄膜を作り、これを実施例1と同じ
フレ−ムを薄膜面に押し当て、水中で剥離したところ、
得られた薄膜にはピンホ−ルは認められなかったがしわ
が発生していた。また、この薄膜の膜厚を実施例1と同
じ方法で測定したところ、表1に示したとおりの結果が
得られたが、これはかなりバラツキのあるものであり、
このものの波長365nm における光線透過率を測定したと
ころ、これは96%であった。
て厚さ2mm、直径220mm の合成石英板上にスピンコ−タ
−を用いて塗布して薄膜を作り、これを実施例1と同じ
フレ−ムを薄膜面に押し当て、水中で剥離したところ、
得られた薄膜にはピンホ−ルは認められなかったがしわ
が発生していた。また、この薄膜の膜厚を実施例1と同
じ方法で測定したところ、表1に示したとおりの結果が
得られたが、これはかなりバラツキのあるものであり、
このものの波長365nm における光線透過率を測定したと
ころ、これは96%であった。
【0025】
【発明の効果】本発明は樹脂薄膜の製造方法に関するも
のであり、これは前記したように膜形性能を有する樹脂
溶解液をロ−ルコ−タ−で基材に塗布したのち、この溶
媒を蒸発除去し、得られた樹脂薄膜を基材から剥離する
ことを特徴とするものであるが、これによればこれを連
続的に実施することができるので膜厚が均一な樹脂薄膜
を生産性高く得ることができるし、ここに使用されるロ
−ルコ−タ−はそのサイズを任意に選択することができ
るので各種サイズのものを任意に得ることができるとい
う有利性が与えられる。
のであり、これは前記したように膜形性能を有する樹脂
溶解液をロ−ルコ−タ−で基材に塗布したのち、この溶
媒を蒸発除去し、得られた樹脂薄膜を基材から剥離する
ことを特徴とするものであるが、これによればこれを連
続的に実施することができるので膜厚が均一な樹脂薄膜
を生産性高く得ることができるし、ここに使用されるロ
−ルコ−タ−はそのサイズを任意に選択することができ
るので各種サイズのものを任意に得ることができるとい
う有利性が与えられる。
【図1】本発明で使用される樹脂薄膜製造装置の縦断面
図を示したものである。
図を示したものである。
【図2】実施例、比較例で得られた樹脂薄膜の膜厚測定
部位を示す平面図を示したものである。
部位を示す平面図を示したものである。
1・・・塗工剤槽 2・・・樹脂溶解液
3・・・グラビアロ−ル 4・・・ゴムロ−ル
5・・・バックアップロ−ル 6・・・基材フイルム
7・・・乾燥炉 8・・・水槽
9・・・水 10・・・回収基材フイル
ム 11・・・樹脂薄膜
ム 11・・・樹脂薄膜
【表1】
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 野口 仁
群馬県安中市磯部2丁目13番1号 信越化
学工業株式会社精密機能材料研究所内
Claims (3)
- 【請求項1】1)膜形成能を有する樹脂溶解液をロ−ルコ
−タ−により基材に塗布する第1工程、 2)塗布した樹脂溶解層の溶媒を蒸発除去する第2工程、 3)溶媒を除去して得た樹脂薄膜を基材より剥離する第3
工程、 とよりなることを特徴とする樹脂薄膜の製造方法。 - 【請求項2】第3工程が水中で行なわれる請求項1に記
載した樹脂薄膜の製造方法。 - 【請求項3】樹脂薄膜がペリクル膜である請求項1に記
載した樹脂薄膜の製造方法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3198478A JPH0516159A (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 樹脂薄膜の製造方法 |
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| EP19920306322 EP0528529A3 (en) | 1991-07-12 | 1992-07-09 | Method for the preparation of a resin membrane |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3198478A JPH0516159A (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 樹脂薄膜の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0516159A true JPH0516159A (ja) | 1993-01-26 |
Family
ID=16391780
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3198478A Pending JPH0516159A (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 樹脂薄膜の製造方法 |
Country Status (3)
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| JP (1) | JPH0516159A (ja) |
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- 1992-07-09 EP EP19920306322 patent/EP0528529A3/en not_active Withdrawn
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5308567A (en) | 1994-05-03 |
| EP0528529A3 (en) | 1993-05-05 |
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