JPH0516178U - ロボツトハンド装置における被移動対象物の着脱装置 - Google Patents
ロボツトハンド装置における被移動対象物の着脱装置Info
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- JPH0516178U JPH0516178U JP7005391U JP7005391U JPH0516178U JP H0516178 U JPH0516178 U JP H0516178U JP 7005391 U JP7005391 U JP 7005391U JP 7005391 U JP7005391 U JP 7005391U JP H0516178 U JPH0516178 U JP H0516178U
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】被移動体である磁性体治具3をロボットハンド
側磁石2で把持し治具4に脱着する際に発生する衝撃を
なくし、ダストの発生を少なくする。 【構成】磁性体治具3を治具4に取り付け後、磁性体治
具3からハンド側磁石2を引き離す際は、タイミング検
知部61の信号によりハンド側磁石2に流す励磁電流を
減少させる。治具4から磁性体治具3を取り外すとき
は、ハンドラーIIの先端を磁性体治具3に接触させ、タ
イミング検知部61の信号によりハンド側磁石2に流す
励磁電流を戻す。
側磁石2で把持し治具4に脱着する際に発生する衝撃を
なくし、ダストの発生を少なくする。 【構成】磁性体治具3を治具4に取り付け後、磁性体治
具3からハンド側磁石2を引き離す際は、タイミング検
知部61の信号によりハンド側磁石2に流す励磁電流を
減少させる。治具4から磁性体治具3を取り外すとき
は、ハンドラーIIの先端を磁性体治具3に接触させ、タ
イミング検知部61の信号によりハンド側磁石2に流す
励磁電流を戻す。
Description
【0001】
本考案はハンドの先端部に備えられた磁石により被移動対象物を吸着させ、ハ ンドの動きにより被移動対象物を移動させるロボットハンド装置における被移動 対象物の着脱装置に関する。
【0002】
この種の装置の従来例として図2に示すようなものがある。図中1は多関節型 のロボットハンドであって、その先端部にはハンドラー11が連結されている。ハ ンドラー11の先端面には被移動対象物たる磁性体治具3を吸着するための永久磁 石3が設けられている。図中4は治具であって、これには磁性体治具3の一部に 大きさが合った穴41が設けられており、この穴41の周りには磁性体治具3を吸着 ・保持するための電磁石等の磁石8が埋めこまれている。 なお、磁石8が通電されたときのこの磁場強度は永久磁石3の磁場強度より大 きく設定されている。
【0003】 即ち、図2に示すようにロボットハンド1を動かせて、ハンドラー2の先端面 に吸着した磁性体治具3を治具4に近づける。磁性体治具3が穴41の真上にまで 達して、磁性体治具3に作用する電磁力が永久磁石7より磁石8の方が大きくな ると、磁性体治具3は磁石8に吸い寄せられ、その結果、ハンドラー2の先端面 から離れ、一部が穴41に入り込み、治具4に設けられた磁石8により吸着・保持 され、これで治具4に取り付けられる。 なお、治具4から磁性体治具3を取り外す方法については、磁石8の通電を切 ることを除いては、上記と逆の方法でなされる。
【0004】
しかしながら、上記従来装置を有するロボットハンド装置をクリーンルームに 装備するには難点がある。即ち、磁性体治具3を治具4に取り付ける場合には、 磁性体治具3が磁石8に吸い寄せられ治具4に接触する際、一方、磁性体治具3 を治具4から取り外す場合には、磁性体治具3が永久磁石7に吸い寄せられハン ドラー2の先端面に接触する際、何れも衝撃が生じ、この衝撃により、付近に付 着していたホコリ等が舞い上がるのである。特に、最近の半導体製造用のクリー ンルームのクリーン度に関しては益々厳しい条件が求められており、ロボットハ ンド装置を使用することが困難な状況となっている。またこの欠点とは別に、上 記衝撃により磁性体治具3や治具4を破損させるという欠点もある。
【0005】 本考案は上記した背景の下に創案されたものであり、その主たる目的とすると ころは、ダストの発生が極めて少ないロボットハンド装置における被移動対象物 の着脱装置を提供することにある。
【0006】
本考案にかかるロボットハンド装置における被移動対象物の着脱装置は、ロボ ットハンドの先端部に備えられた磁場強度aのハンド側磁石により磁性体である 被移動対象物を吸着し、ロボットハンドの動きにより被移動対象物を移動せしめ るロボットハンド装置において、被移動対象物を着脱自在に吸着・保持するため の磁場強度b(<磁場強度a)の固定側磁石を有する固定台と、ハンドの動きに より移動対象物を固定台に取り付けた後、ハンド側磁石から当該被移動対象物を 引き離す寸前のタイミングを検知し取り付け信号として出力する一方、ハンドの 動きにより被移動対象物を固定台から取り外す際、当該被移動対象物を固定側磁 石から引き離す寸前のタイミングを検知し取り外し信号として出力する検知部と 、被移動対象物を固定台に取り付けるときには、検知部から出力された取り付け 信号が示すタイミングでハンド側磁石の磁場強度aを磁場強度a’(<磁場強度 b)に変化させる一方、被移動対象物を固定台から取り外すときには、検知部か ら出力された取り外し信号が示すタイミングでハンド側磁石の磁場強度を磁場強 度aに戻す磁場強度可変部とを具備していることを特徴としている。
【0007】
【実施例】 以下、半導体製造用クリーンルーム内に備えられたロボットハンド装置の一構 成部たる被移動対象物の着脱装置について図面を参照して説明する。図1は実施 例装置の概略構成を示す図である。
【0008】 図中1は多関節型のロボットハンドであって、その先端部にはハンドラー11が 連結されている。ハンドラー11の先端面には、被移動対象物たる磁性体治具3を 吸着するための磁場強度aの電磁石であるハンド側磁石2が設けられている。ま たこのハンド側磁石2の近傍には、必ずしも必要ではないが、ハンドラー11の先 端面と磁性体治具3との接触を確実に検知するための光センサ611 が設けられて いる。
【0009】 図中4は磁性体治具3を取り外しする対象の治具(固定台に相当する)である 。治具4には磁性体治具3の一部に合った大きさの穴41が設けられている。この 穴41の周りには、磁性体治具3を治具4に対して着脱自在に吸着・保持するため のリング状をなした固定側磁石5が埋め込まれている。固定側磁石5はここでは 永久磁石が使用されており、その磁場強度bは磁性体治具3を治具4に保持し得 る程度に設定されており、磁場強度b<磁場強度aとなっている。
【0010】 図中6はロボットハンド装置の全体を制御する制御装置であって、ロボットハ ンド1を動かすための命令を作り出し、ハンドラー11の位置を数値制御するよう な構成となっている。この数値制御を行うのに必要なハンドラー11の座標値は、 ロボットハンド1に備えられたエンコーダ等のセンサ群( 図示せず)によって検 知され、この検出信号が導かれた検知部61により算出されるようになっている。 また検知部61には光センサ611 の出力信号が導かれており、ハンドラー11の先端 面が磁性体治具3に接触したことをも認識し得るようになっている。なお、上記 センサ群、光センサ611 及び検知部61の一機能は検知手段を構成する。
【0011】 制御装置6についての上記した説明は既存のものと大きな変更はないが、本実 施例装置では、次の機能が付け加えられている。まず第1に、検知部61によりハ ンドラー11の座標値、光センサ611 の検知結果等に基づいて取り付け信号α、取 り外し信号βを作り出す点である( 詳しいことは後述する) 。これは検知部61に 関連するソフトウエアの設計変更により行っている。第2には、磁場強度可変部 62を新たに設け、ハンド側磁石2の励磁電流を作り出すとともに、取り付け信号 α、取り外し信号βが示すタイミングに応じて励磁電流を変化させる点である( 詳しいことは後述する)。磁場強度可変部62は具体的には取り付け信号α及び取 り外し信号βを入力として励磁電流を生成するドライバー回路である。
【0012】 次に、以上のように構成された実施例装置の動作について説明する。 図1にはハンド側磁石2に励磁電流が流され、ハンド側磁石2に磁場強度aの 電磁力が発生し、この電磁力により磁性体治具3がハンドラー11の先端面に吸着 されている状態が示されている。このときのハンド側磁石2の磁場強度aは固定 側磁石5の磁場強度bより大きく設定されている。
【0013】 この状態から磁性体治具3を治具4に取り付けるまでの過程について説明する 。制御装置6に予め用意されているシーケンスプログラムに従い、まず、ロボッ トハンド1を動し、磁性体治具3を治具4に近ける。そして、磁性体治具3の一 部を穴41に挿入し、磁性体治具3を治具4に完全に取り付ける。より具体的に説 明すると、磁性体治具3が治具4に完全に取り付けられた状態でのハンドラー11 の座標値d1のデータは予め用意されているので、ロボットハンド1を動かし磁 性体治具3を治具4に近ける途中で、検知部61により検知されているハンドラー 11の座標値がd1に一致したときに、ロボットハンド1を停止させるようになっ ている。但し、従来とは異なり、磁場強度a>磁場強度bに設定されているので 、治具4に完全に取り付けられる以前に、磁石磁性体3が固定側磁石5に吸い寄 せられ、ハンドラー11の先端面から離れるということはない。
【0014】 上記のように磁性体治具3を治具4に完全に取り付けた後には、ロボットハン ド1を上記と逆に動かして、ハンドラー11を手前に戻し治具4から遠ざける。た だ、ハンドラー11が実際に戻される前のシーケンスのステップで、検知部61及び 磁場強度可変部62は次のように動作する。
【0015】 即ち、検知部61はハンドラー11を戻してハンド側磁石2から磁性体治具3を引 き離す寸前のタイミングを上記シーケンスのステップにより検知し、この検知結 果を取り付け信号αとして磁場強度可変部62に出力する。磁場強度可変部62は取 り付け信号αがアクティブとなるタイミングで、ハンド側磁石2の励磁電流の大 きさを減少させて、ハンド側磁石2の磁場強度aを磁場強度a’(<磁場強度b )に弱め、磁性体治具3を固定側磁石5により吸着・保持させる。よって、ハン ドラー11が実際に戻されても、磁性体治具3はハンド側磁石2に引き寄せられる ことがなく、磁性体治具3とハンド側磁石2との引き離しは円滑に行われる。
【0016】 次に、上記とは逆に治具4から磁性体治具3を取り外すまでの過程について説 明する。まずロボットハンド1を動かし、ハンドラー11を治具4に近ける。そし てハンドラー11の先端面が磁性体治具3に接触して、ハンドラー11の座標値がd 1に一致したとき、ロボットハンド1を停止させる。なお、このときのハンド側 磁石2の磁場強度は磁場強度a’或いは零に設定されている。
【0017】 そしてロボットハンド1を逆に動かして、ハンドラー11を手前に戻し治具4か ら磁性体治具3を取り外すが、ハンドラー11が実際に戻される前のシーケンスの ステップで、検知部61及び磁場強度可変部62は次のように動作する。即ち、検知 部61はハンドラー11を戻して固定側磁石5から磁性体治具3を引き離す寸前のタ イミングをシーケンスのステップにより検知し、この検知結果を取り外し信号β として磁場強度可変部62に出力する。磁場強度可変部62は取り付け信号βがアク ティブとなるタイミングで、ハンド側磁石2の励磁電流の大きさを増大させて、 ハンド側磁石2を磁場強度aに戻し、磁性体治具3をハンド側磁石2に吸着・保 持させる。よって、ハンドラー11が戻されても、磁性体治具3は固定側磁石5に 引き寄せられることなく、磁性体治具3と固定側磁石5との引き離しは円滑に行 われる。
【0018】 従って、磁性体治具3の治具4への取り付け、治具4からの取り外しは何れの 場合であってもスムーズに行われ、従来のように衝撃を生じることがないので、 周りに付着したホコリ等が舞い上がるようなことがない。本実施例装置の場合、 クラス10(1 ft3 当たり0.11μm のダスト) の確保が可能となった。また治具 4や磁性体治具3を破損させるようなことも皆無である。
【0019】 なお、本考案にかかるロボットハンド装置における被移動対象物の着脱装置は 、移動中の被移動対象物を磁気力により吸着せしめる方式を採るロボットハンド 装置であれば如何なるものにも適用可能であり、また上記実施例に限定されず、 例えばハンド側磁石を永久磁石とし、固定側磁石5を電磁石とするようにしても 良い。この場合には、取り付け信号αがアクティブとなるタイミングで、固定側 磁石5の磁場強度bを磁場強度b’(>磁場強度a)に変化させる一方、取り外 し信号βがアクティブとなるタイミングで、固定側磁石の磁場強度をbに戻すよ うにすると、上記実施例の場合と同様の効果を得ることができる。
【0020】
以上、本考案の請求項1、2にかかるロボットハンド装置における被移動対象 物の着脱装置による場合には、構成上、被移動対象物の固定台への着脱時に衝撃 が生じず、従来のように周りに付着したホコリ等が舞い上がるようなことがなく 、ダストの発生が極めて少ない。また固定台等を破損させるような欠点もなく、 装置の性能アップを図ることができる。
【図1】実施例装置の概略構成を示す図である。
【図2】従来装置の概略構成を示す図である。
1 ロボットハンド 11 ハンドラー 2 ハンド側磁石 3 磁性体治具 4 治具 5 固定側磁石 6 制御装置 61 検知部 611 光センサ 62 磁場強度可変部 α 取り付け信号 β 取り外し信号
Claims (2)
- 【請求項1】 ロボットハンドの先端部に備えられた磁
場強度aのハンド側磁石により磁性体である被移動対象
物を吸着し、ロボットハンドの動きにより被移動対象物
を移動せしめるロボットハンド装置において、被移動対
象物を着脱自在に吸着・保持するための磁場強度b(<
磁場強度a)の固定側磁石を有する固定台と、 ロボットハンドの動きにより移動対象物を固定台に取り
付けた後、ハンド側磁石から当該被移動対象物を引き離
す寸前のタイミングを検知し取り付け信号として出力す
る一方、ロボットハンドの動きにより被移動対象物を固
定台から取り外す際、当該被移動対象物を固定側磁石か
ら引き離す寸前のタイミングを検知し取り外し信号とし
て出力する検知手段と、 被移動対象物を固定台に取り付けるときには、前記検知
手段により出力された取り付け信号が示すタイミングで
ハンド側磁石の磁場強度aを磁場強度a’(<磁場強度
b)に変化させる一方、被移動対象物を固定台から取り
外すときには、前記検知手段により出力された取り外し
信号が示すタイミングでハンド側磁石の磁場強度を磁場
強度aに戻す磁場強度可変部と、 を具備していることを特徴とするロボットハンド装置に
おける被移動対象物の着脱装置。 - 【請求項2】 請求項1の磁場強度可変部に代わりに、
被移動対象物を固定台に取り付けるときには、前記検知
手段により出力された取り付け信号が示すタイミングで
固定側磁石の磁場強度bを磁場強度b’(>磁場強度
a)に変化させる一方、被移動対象物を固定台から取り
外すときには、前記検知手段により出力された取り外し
信号が示すタイミングで固定側磁石の磁場強度をbに戻
す磁場強度可変部を備えた請求項1記載のロボットハン
ド装置における被移動対象物の着脱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7005391U JPH0516178U (ja) | 1991-08-06 | 1991-08-06 | ロボツトハンド装置における被移動対象物の着脱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7005391U JPH0516178U (ja) | 1991-08-06 | 1991-08-06 | ロボツトハンド装置における被移動対象物の着脱装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0516178U true JPH0516178U (ja) | 1993-03-02 |
Family
ID=13420435
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7005391U Pending JPH0516178U (ja) | 1991-08-06 | 1991-08-06 | ロボツトハンド装置における被移動対象物の着脱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0516178U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107803588A (zh) * | 2017-10-23 | 2018-03-16 | 东莞广泽汽车饰件有限公司 | 一种激光工作室 |
| JP2023163740A (ja) * | 2022-04-28 | 2023-11-10 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 配送システム、保持装置、自律移動体、および配送方法 |
-
1991
- 1991-08-06 JP JP7005391U patent/JPH0516178U/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107803588A (zh) * | 2017-10-23 | 2018-03-16 | 东莞广泽汽车饰件有限公司 | 一种激光工作室 |
| JP2023163740A (ja) * | 2022-04-28 | 2023-11-10 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 配送システム、保持装置、自律移動体、および配送方法 |
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