JPH0516183Y2 - - Google Patents

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JPH0516183Y2
JPH0516183Y2 JP1989130445U JP13044589U JPH0516183Y2 JP H0516183 Y2 JPH0516183 Y2 JP H0516183Y2 JP 1989130445 U JP1989130445 U JP 1989130445U JP 13044589 U JP13044589 U JP 13044589U JP H0516183 Y2 JPH0516183 Y2 JP H0516183Y2
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riding
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Description

【考案の詳細な説明】 A 考案の目的 (1) 産業上の利用分野 本考案は、主として自動二輪車の乗員が用いる
乗車用ヘルメツト、特に、帽体の前壁に、該帽体
内外と連通して走行風を換気用空気として帽体の
内部に導入するための導風口が設けられる乗車用
ヘルメツトに関する。
(2) 従来の技術 従来、斯かる乗車用ヘルメツトは、たとえば特
開昭60−28505号公報等により公知である。
(3) 考案が解決しようとする課題 ところで、上記従来のものでは、帽体外面にほ
ぼ直交した導風口のみが帽体前壁に設けられてお
り、ヘルメツト装着者の乗車姿勢によつては走行
風の帽体内への導入がスムーズには行い得ない場
合がある。
本考案は、斯かる事情に鑑みてなされたもので
あり、ヘルメツト装着者の乗車姿勢の如何によら
ず帽体内に換気用空気を効率よく導入し得るよう
にした乗車用ヘルメツトを提供することを目的と
する。
B 考案の構成 (1) 課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本考案は、ヘルメツ
ト装着者が頭部を前下りとした乗車姿勢にある時
に開口方向が走行方向に略沿うよう帽体の外面と
略直交する方向で前方に向けて開口した第1導風
口と、ヘルメツト装着者が頭部を前上がりとした
乗車姿勢にある時に開口方向が走行方向に略沿う
よう帽体の外面に沿う方向で前方に向けて開口し
た第2導風口とを個別に帽体の前壁に設けたこと
を特徴とする。
(2) 作用 上記構成によれば、ヘルメツト装着者が頭部を
前下がりとした乗車姿勢では、第1導風口の開口
方向を走行方向に極力沿わせることができるた
め、走行風を主として該第1導風口より帽体内に
効率よく導入することができ、一方、ヘルメツト
装着者が頭部を前上がりとした乗車姿勢では、第
2導風口の開口方向を走行方向に極力沿わせるこ
とができるため、走行風を主として該第2導風口
より帽体内に効率良く導入することができる。
(3) 実施例 以下、図面により本考案の一実施例について説
明すると、先ず第1図および第2図において、乗
車用ヘルメツト1の帽体2は、外郭をなす硬質高
強度樹脂製シエル4内に発泡スチロール製の緩衝
ライナ6が密合されて構成される。而して前記シ
エル4には、装着者の耳部周辺を覆う左、右一対
の耳覆い部5,5が垂下するように一体に連設さ
れており、それらの耳覆い部5,5を除くシエル
4の内面に前記緩衝ライナ6が嵌合される。
緩衝ライナ6の内面には、帽体2の前後方向に
延びる複数条の通風溝8が凹設されている。而し
て各通風溝8の前端は、帽体2の前部下端付近で
閉じられており、各通風溝8の後端は、帽体2の
後部における下端部に開閉可能に配設される導出
口9に連通されており、導出口9を開放した状態
での走行時に該導出口9に生じる負圧により前記
各通風溝8には導出口9に向けての空気流が生じ
る。
また緩衝ライナ6の天井面には比較的肉厚のウ
レタンフオーム製天井パツド37が、また緩衝ラ
イナ6の下端内周面には通気性を有する比較的肉
厚のウレタンフオーム製パツド38が装着者の頸
部を保護すべく装着されている。而して前記天井
パツド37には、前記通風溝8と連通する多数の
透孔39が穿設される。
天井パツド37の下方において緩衝ライナ6の
内周面には汗止めクツシヨン40が面フアスナ4
2により着脱自在に装着されており、また各耳覆
い部5,5の内面には装着者の耳部を受容する側
部クツシヨン41が面フアスナ42により着脱自
在にそれぞれ装着される。さらにヘルメツト1を
装着者の頭部に固定するための顎紐43が、側部
クツシヨン41を貫通してシエル4における耳覆
い部5,5にそれぞれ固着される。
第3図を併せて参照して、帽体2の前壁にはバ
イザ11が着脱可能に取付けられる。このバイザ
11は、弾性を有する合成樹脂により形成されて
おり、両端がビス16により帽体2にそれぞれ取
付けられる庇部12と、該庇部12のほぼ中央部
に設けられた窓19を開閉すべく庇部12に取付
けられた導風板13とを備える。
窓19は、水平方向に長い長方形状に形成され
ており、該窓19の上側縁から帽体1の前壁に向
けて張出部21が延設され、窓19の下側縁から
は前記張出部21よりも長い張出部22が帽体1
の前壁に向けて延設される。而して窓19の前記
下側縁は庇部12の窪んだ位置に配設されてお
り、該下側縁と庇部12の下端とを連結する庇面
12aは、窓19の上側縁と庇部12の上端とを
結ぶ庇面12bよりも緩傾斜となつている。また
張出部22の長手寸法は窓19の下側縁よりも短
く形成されており、その段差部が係止部23とし
て形成される。
前記張出部21,22の下端中央部間には、帽
体2の外面に当接する取付部25が架設されてお
り、この取付部25はビス26により帽体2に取
付けられる。また取付部25には、前記ビス26
の両側に導風板13を枢支するための枢着部28
a,28bが設けられる。而して一方の枢着部2
8aは、その断面形状が外側に向いた略U字状に
形成され、他方の枢着部28bはその断面形状が
帽体2側に向いた略U字状に形成される。
導風板13は、窓19よりやや幅広であつて窓
19を覆うに充分な大きさに形成された長方形の
平面部31と、該平面部31の両側端から直角に
延設された三角形状の突縁部32,32とから成
る。各突縁部32,32の下端には、その中央部
を切欠いて係止部33がそれぞれ形成され、該係
止部33の両端はさらに内方に切欠かれて係止溝
34a,34bが形成されている。而して平面部
31と離れた位置にある前記係止溝34bの外端
は突縁部32より延設されて操作部35が形成さ
れる。また平面部31の内面には、前記枢着部2
8a,28bに係合する枢着突起36a,36b
がそれぞれ突設される。
かかる導風板13は、その操作部35を庇部1
2の裏側から押上げて係止溝34bを係止部23
と係合させることにより窓19を開放した開放位
置Aで保持され、また庇部12の表側から平面部
31を押下げて係止溝34aを係止部23と係合
することにより窓19を閉鎖した閉鎖位置Bで保
持される。
窓19内において、バイザ11における庇部1
2の取付部25と、導風板13の両突縁部32,
32との間には、帽体2の外面を臨ませる開口部
27,27が形成されており、それらの開口部2
7,27で帽体2には第1導風口45,45がそ
れぞれ設けられる。すなわち開口部27,27に
対応する部分でシエル4には、第1導風口45を
有する導風部材46がそれぞれ嵌合固着されてお
り、これらの導風部材46には第1導風口45を
閉鎖する位置と第1導風口45を開放する位置と
の間でスライド可能な蓋部材47が取付けられ
る。しかも第1導風口45は、帽体2への取付け
状態で該帽体2の外面にほぼ直交する軸線を有す
るものであり、緩衝ライナ6には、通風溝8の前
端および第1導風口45間を連通する連通孔48
が穿設される。
第4図ないし第7図を併せて参照して、バイサ
11における庇部12の下方で帽体2には、該帽
体2の外面に沿うほぼ前方に向けて開口した一対
の第2導風口51,51が開閉可能にして設けら
れる。すなわち庇部12の下方でシエル4には、
第2導風口51を有する導風部材52が嵌合固着
され、第2導風口51を開閉可能な蓋部材53が
該導風部材52に回動可能に支承される。
導風部材52には、シエル4の外面とほぼ直交
する方向の軸線を有する孔54が穿設されるとと
もに、該孔54の中間部に連通する第2導風口5
1が側方に開口して穿設される。しかも導風部材
52は、第2導風口51が帽体2の外面に沿うほ
ぼ前方に向けて開口するようにしてシエル2に取
付けられる。また孔54の中間部内面において第
2導風口51に対応する部分には、一部を第2導
風口51に連通させるようにして環状の係合溝5
5が設けられる。さらに導風部材52の外端面に
は、第2導風口51の延設方向と直交する孔54
の一直径線上に一対の嵌合凹部56,57が設け
られるとともに、それらの嵌合凹部56,57と
の間にわずかな間隔をあけた位置に両端を配置し
た円弧状の案内溝58が孔54の周囲に設けられ
る。
一方、蓋部材53は、導風部材52の外端面に
摺接して孔54の外端を塞ぐ端板部60と、該端
板部60の外面に隆起して設けられる撮み部61
と、円弧状にして端板部60の内面側に突設され
る一対ずつ2組のガイド部62,62;63,6
3と、第2導風口51を閉鎖すべく一方のガイド
部63,63の先端に連設される蓋部64,64
と、前記嵌合凹部56,57および案内溝58に
嵌合可能にして端板部60の内面に突設される嵌
合突起65とを備える。
前記各ガイド部62,62;63,63は、孔
54の内径よりもわずかに大きな直径を有する仮
想円に沿つて端板部60の内面に突設されるもの
であり、一方のガイド部62,62間の間隔、な
らびに他方のガイド部63,63および前記一方
のガイド部62,62間の間隔は、他方のガイド
部63,63相互間の間隔に比べて大きく設定さ
れる。しかも各ガイド部62,62;63,63
における孔54の軸線に沿う長さは、孔54の外
端から係合溝55までの長さに対応するものであ
る。また蓋部64,64は、ガイド部63,63
の先端との間に前記係合溝55に係合する係止段
部66をそれぞれ形成するようにしてガイド部6
3,63の先端にそれぞれ連設される。
而して蓋部材53は、各ガイド部62,62;
63,63を、それらの間の間隔が小さくなるよ
うに撓ませながら孔54に嵌合し、係止段部6
6,66を係合溝55に係合することにより導風
部材52に回動可能に支承されることになる。し
かもガイド部63,63は、孔54への嵌合状態
でそれらのガイド部63,63に連設されている
蓋部64,64により第2導風口51を実質的に
閉鎖し得る範囲で端板部60に突設されている。
また撮み部61は、孔54の半径に沿う一直線
状であつて嵌合突起65に対応する部分を通るよ
うにして端板部60に突設されており、該嵌合突
起65は、前記蓋部64,64で第2導風口51
を塞いだときに一方の嵌合凹部56に嵌合する位
置で端板部60に突設される。
かかる構造によると、第4図で示すように嵌合
突起65を嵌合凹部56に嵌合させると、蓋部6
4,64により第5図で示すように第2導風口5
1が閉鎖されることになり、また嵌合突起65を
嵌合凹部57に嵌合させるまで180度回動すると、
第7図で示すように第2導風口51が開放された
状態となる。しかも嵌合凹部56,57と、案内
溝58との間で嵌合突起65は導風部材52の外
端面を乗り越える必要があり、第2導風口51の
閉鎖状態および開放状態は外部から大きな力を作
用させない限り保持される。
ところで、各第2導風口51に連通可能な孔5
4に対応して緩衝ライナ6には連通孔67がそれ
ぞれ穿設されており、これらの連通孔67は通風
溝8の前端および孔54の内端を相互に連通させ
る。
次にこの実施例の作用について説明すると、第
1導風口45は帽体2の外面にほぼ直交しながら
前方に向けて開口するものであり、また第2導風
口51は帽体2の外面に沿つてほぼ前方に向けて
開口するものであるので、それらの導風口45,
51を開放している状態では、通風溝8内で後方
に向けて生じる空気流により、各導風口45,5
1から帽体2内に新鮮な空気が導入されることに
なる。
しかも第1導風口45および第2導風口51の
開口方向は異なるものであり、装着者の姿勢によ
つて両導風口45,51の一方からの空気導入が
円滑とならない場合があつたとしても他方からの
空気導入を円滑に行なうことができ、装着者の姿
勢にかかわらず帽体2内に換気用の新鮮な空気を
円滑に導入することができる。すなわち、ヘルメ
ツト装着者が頭部を前下がりとした乗車姿勢で
は、第1導風口45の開口方向を走行方向に極力
沿わせることができて該第1導風口45から主と
して走行風を帽体2内に効率よく導入することが
でき、一方、ヘルメツト装着者が頭部を前上がり
とした乗車姿勢では、第2導風口51の開口方向
を走行方向に極力沿わせることができて該第2導
風口51から主として走行風を帽体1内に効率良
く導入することができるので、ヘルメツト装着者
の乗車姿勢により何れか一方の導風口45,51
を走行風導入に都合のよい開口方向に置くことが
でき、従つてその乗車姿勢の如何によらず走行風
が帽体1内に常に効率よく導入される。
以上の実施例では、帽体2にバイザ11を取付
けた場合について説明したが、バイザ11を取付
けない場合にも帽体2には第1および第2導風口
45,51がそのまま設けられているものであ
り、バイザ11を使用しない場合でも上述と同様
に装着者の姿勢にかかわらず換気用空気を帽体2
内に効率よく導入することができる。
C 考案の効果 以上のように本考案によれば、ヘルメツト装着
者が頭部を前下りとした乗車姿勢にある時に開口
方向が走行方向に略沿うよう帽体の外面と略直交
する方向で前方に向けて開口した第1導風口と、
ヘルメツト装着者が頭部を前上がりとした乗車姿
勢にある時に開口方向が走行方向に略沿うよう帽
体の外面に沿う方向で前方に向けて開口した第2
導風口とを個別に帽体の前壁に設けたので、ヘル
メツト装着者が頭部を前下がりとした乗車姿勢で
は、第1導風口の開口方向を走行方向に極力沿わ
せることができて該第1導風口から主として走行
風を帽体内に効率よく導入することができ、一
方、ヘルメツト装着者が頭部を前上がりとした乗
車姿勢では、第2導風口の開口方向を走行方向に
極力沿わせることができて該第2導風口から主と
して走行風を帽体内に効率良く導入することがで
き、従つてヘルメツト装着者の乗車姿勢により何
れか一方の導風口を走行風導入に都合のよい開口
方向に置くことができるから、その乗車姿勢の如
何によらず走行風を帽体内に常に効率よく導入す
ることができて、帽体内の換気性能向上に大いに
寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであり、第
1図は乗車用ヘルメツトの正面図、第2図は第1
図の−線断面図、第3図は第1図の−線
断面図、第4図は第2導風口を形成する部材の拡
大正面図、第5図は第2導風口閉鎖状態での第4
図−線断面図、第6図は第4図に示した部材
の分解斜視図、第7図は第2導風口開放状態での
第5図に対応した断面図である。 1……乗車用ヘルメツト、2……帽体、45…
…第1導風口、51……第2導風口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 帽体2の前壁に、該帽体2内外と連通して走行
    風を帽体2の内部に導入するための導風口が設け
    られる乗車用ヘルメツトにおいて、ヘルメツト装
    着者が頭部を前下りとした乗車姿勢にある時に開
    口方向が走行方向に略沿うよう帽体2の外面と略
    直交する方向で前方に向けて開口した第1導風口
    45と、ヘルメツト装着者が頭部を前上がりとし
    た乗車姿勢にある時に開口方向が走行方向に略沿
    うよう帽体2の外面に沿う方向で前方に向けて開
    口した第2導風口51とを個別に帽体2の前壁に
    設けたことを特徴とする乗車用ヘルメツト。
JP1989130445U 1989-11-08 1989-11-08 Expired - Lifetime JPH0516183Y2 (ja)

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