JPH05162077A - パウダービームデポジションとエッチングの方法及びこの方法を用いて加工した記録再生ヘッド用スライダ - Google Patents
パウダービームデポジションとエッチングの方法及びこの方法を用いて加工した記録再生ヘッド用スライダInfo
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- JPH05162077A JPH05162077A JP32773791A JP32773791A JPH05162077A JP H05162077 A JPH05162077 A JP H05162077A JP 32773791 A JP32773791 A JP 32773791A JP 32773791 A JP32773791 A JP 32773791A JP H05162077 A JPH05162077 A JP H05162077A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】パウダーが均一に分散した固気2相混合噴射流
を被加工物に噴射してデポジションとエッチングを施
し、被加工物の表面を加工することを目的とする。 【構成】被加工物1の被加工面2をマスクし、このマス
ク3上からパウダーが均一に分散した固気2相混合噴射
流4を噴射して被加工面2にデポジションを施し、膜5
を形成させ、そのマスク3を除去して、膜5上から同様
に固気2相混合噴射流7を噴射して被加工面6にエッチ
ングを施し、溝を形成させようとしたもので、記録再生
ヘッド用スライダ10が例示されている。 【効果】デポジション、エッチングの工程が即座に出来
る。また、形状、寸法にズレを生ぜず、精密部品を得る
ことができる。
を被加工物に噴射してデポジションとエッチングを施
し、被加工物の表面を加工することを目的とする。 【構成】被加工物1の被加工面2をマスクし、このマス
ク3上からパウダーが均一に分散した固気2相混合噴射
流4を噴射して被加工面2にデポジションを施し、膜5
を形成させ、そのマスク3を除去して、膜5上から同様
に固気2相混合噴射流7を噴射して被加工面6にエッチ
ングを施し、溝を形成させようとしたもので、記録再生
ヘッド用スライダ10が例示されている。 【効果】デポジション、エッチングの工程が即座に出来
る。また、形状、寸法にズレを生ぜず、精密部品を得る
ことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、噴射ノズルによりパ
ウダーが均一に分散した固気2相混合噴射流を高速噴射
して被加工物の表面にデポジションとエッチングを施す
ようにしたものであって、被加工物の微細加工に適用す
るパウダービームデポジションとエッチングの方法及び
この方法を用いて加工した記録再生ヘッド用スライダに
関する。
ウダーが均一に分散した固気2相混合噴射流を高速噴射
して被加工物の表面にデポジションとエッチングを施す
ようにしたものであって、被加工物の微細加工に適用す
るパウダービームデポジションとエッチングの方法及び
この方法を用いて加工した記録再生ヘッド用スライダに
関する。
【0002】
【従来の技術】被加工物の表面加工技術を大別すると、
デポジションとエッチングとに分類出来る。デポジショ
ンとしては、メタル・オーガニック・ケミカル・ベーパ
ー・デポジションのように紫外線を利用したもの、イオ
ン・ビーム・デポジションのようにイオンを利用したも
の、ケミカル・ベーパー・デポジションやフィジカル・
ベーパー・デポジションのように分子を利用したもの、
そしてプラズマ重合膜形成のようなプラズマ溶射を利用
したもの等がある。
デポジションとエッチングとに分類出来る。デポジショ
ンとしては、メタル・オーガニック・ケミカル・ベーパ
ー・デポジションのように紫外線を利用したもの、イオ
ン・ビーム・デポジションのようにイオンを利用したも
の、ケミカル・ベーパー・デポジションやフィジカル・
ベーパー・デポジションのように分子を利用したもの、
そしてプラズマ重合膜形成のようなプラズマ溶射を利用
したもの等がある。
【0003】一方、エッチングとしては、従来から幅広
く用いられているフォト・エッチング、イオン・ビーム
・エッチング、レーザ・ビーム・エッチング、プラズマ
エッチング等が微細加工として用いられ、そしてウオー
タジエットやサンド・ブラスト等の破砕加工、又切削加
工や研削加工等も広義のエッチングと考えられる。
く用いられているフォト・エッチング、イオン・ビーム
・エッチング、レーザ・ビーム・エッチング、プラズマ
エッチング等が微細加工として用いられ、そしてウオー
タジエットやサンド・ブラスト等の破砕加工、又切削加
工や研削加工等も広義のエッチングと考えられる。
【0004】しかし、以上述べたデポジションやエッチ
ングは半導体製造装置としての実績はあるものの、一般
の加工方法及びその装置としてみた場合、作業性、能率
が悪い。従って量産に適していない等の問題点があっ
た。特にデポジションとしては形成膜を厚くする事が困
難であり、エッチングとしては、深い溝の加工には不向
きであるという問題点があった。
ングは半導体製造装置としての実績はあるものの、一般
の加工方法及びその装置としてみた場合、作業性、能率
が悪い。従って量産に適していない等の問題点があっ
た。特にデポジションとしては形成膜を厚くする事が困
難であり、エッチングとしては、深い溝の加工には不向
きであるという問題点があった。
【0005】一方破砕加工のウオータ・ジエットは、金
属材料の切断、トリミングやバリ取りに使用されている
のみで、微細加工には不向きであるばかりでなく、高い
水圧が必要で、その水圧の高いものでは、3,850k
g/cm2と超高圧水を利用しているため、水の流速が
音速の2倍以上にも達し、その衝撃エネルギーが大き
く、装置としての構成が複雑であり、切断面等の粗さが
粗いという欠点があった。
属材料の切断、トリミングやバリ取りに使用されている
のみで、微細加工には不向きであるばかりでなく、高い
水圧が必要で、その水圧の高いものでは、3,850k
g/cm2と超高圧水を利用しているため、水の流速が
音速の2倍以上にも達し、その衝撃エネルギーが大き
く、装置としての構成が複雑であり、切断面等の粗さが
粗いという欠点があった。
【0006】更に、サンドブラスト法は、破砕加工に利
用する砥粒の粒径が25〜100μm程度と大きく、粗
面しか得ることができないので、これもまた、微細加工
には不適当なものであって、せいぜい機構部品のバリ取
りや、船舶の塗料や錆落し、小物にあっては、塗装をす
るための下地の錆落し、装飾用の加工等にしか用いられ
ていなかった。
用する砥粒の粒径が25〜100μm程度と大きく、粗
面しか得ることができないので、これもまた、微細加工
には不適当なものであって、せいぜい機構部品のバリ取
りや、船舶の塗料や錆落し、小物にあっては、塗装をす
るための下地の錆落し、装飾用の加工等にしか用いられ
ていなかった。
【0007】その他プラズマ法を利用して、混合粉を溶
射するプラズマ溶射がよく知られているが、このプラズ
マ溶射は表面性状が良くない欠点があった。
射するプラズマ溶射がよく知られているが、このプラズ
マ溶射は表面性状が良くない欠点があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、このよう
な従来の問題点及び欠点を解消するためになされたもの
であって、パウダーが均一に分散した固気2相混合噴射
流を被加工物に高速噴射してデポジションとエッチング
を行い、デポジションとして厚くて付着強度の高い膜の
形成が可能であり、エッチングとして深い溝の加工が可
能な、そして被加工面の表面粗度が密で、寸法精度、微
細加工及び加工効率の良好な加工ができる被加工物の加
工方法を提供しようとするものである。
な従来の問題点及び欠点を解消するためになされたもの
であって、パウダーが均一に分散した固気2相混合噴射
流を被加工物に高速噴射してデポジションとエッチング
を行い、デポジションとして厚くて付着強度の高い膜の
形成が可能であり、エッチングとして深い溝の加工が可
能な、そして被加工面の表面粗度が密で、寸法精度、微
細加工及び加工効率の良好な加工ができる被加工物の加
工方法を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】そのためこの発明では被
加工物をマスクし、このマスク上から第1のパウダーが
均一に分散した固気2相混合噴射流を高速噴射して前記
被加工物にデポジションを施し、その後、前記マスクを
除去して前記デポジションの面をマスクとし、第2のパ
ウダーが均一に分散した固気2相混合噴射流を高速噴射
して前記被加工物にエッチングを施すようにした。
加工物をマスクし、このマスク上から第1のパウダーが
均一に分散した固気2相混合噴射流を高速噴射して前記
被加工物にデポジションを施し、その後、前記マスクを
除去して前記デポジションの面をマスクとし、第2のパ
ウダーが均一に分散した固気2相混合噴射流を高速噴射
して前記被加工物にエッチングを施すようにした。
【0010】
【作用】従って、デポジション、エッチングの工程が即
座にでき、そして表面構造、表面性状が良好なため、形
状、寸法にズレが生ぜず、従ってマイクロマシンのよう
な微細な部品を得ることができる。
座にでき、そして表面構造、表面性状が良好なため、形
状、寸法にズレが生ぜず、従ってマイクロマシンのよう
な微細な部品を得ることができる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面と共に詳述す
る。先ず初めに図1を用いてこの発明のパウダーによる
被加工物の表面加工方法を説明する。この図はその工程
説明図である。
る。先ず初めに図1を用いてこの発明のパウダーによる
被加工物の表面加工方法を説明する。この図はその工程
説明図である。
【0012】先ず図1A〜Eのプロセスを説明する。こ
の図1は被加工物1の被加工面2に先ずデポジションを
施し、その後エッチングを施すプロセスを示している。
図1Aは被加工物1の被加工面2を感光性ポリウレタン
樹脂のマスク3で所要のパターンのマスクをする。
の図1は被加工物1の被加工面2に先ずデポジションを
施し、その後エッチングを施すプロセスを示している。
図1Aは被加工物1の被加工面2を感光性ポリウレタン
樹脂のマスク3で所要のパターンのマスクをする。
【0013】図1Bは図1Aのマスク3上から、前記第
1のパウダーが均一に分散した固気2相混合噴射流4を
高速噴射してデポジションを施し膜5を形成する。
1のパウダーが均一に分散した固気2相混合噴射流4を
高速噴射してデポジションを施し膜5を形成する。
【0014】図1Cにはデポジションを施した後、被加
工物1の被加工面2からマスク3を除去したもので、膜
5の厚さtが成膜される。このマスク3を除去した面が
次のプロセスの被加工面6となる。
工物1の被加工面2からマスク3を除去したもので、膜
5の厚さtが成膜される。このマスク3を除去した面が
次のプロセスの被加工面6となる。
【0015】次に図1Dは膜5上から第2のパウダーが
均一に分散した固気2相混合噴射流7を高速噴射して、
前記被加工面6にその深さdのエッチングを施す。この
場合の固気2相混合噴射流7は前記の固気2相混合噴射
流4とは異なる。その相違は後述する。
均一に分散した固気2相混合噴射流7を高速噴射して、
前記被加工面6にその深さdのエッチングを施す。この
場合の固気2相混合噴射流7は前記の固気2相混合噴射
流4とは異なる。その相違は後述する。
【0016】その後、所要の加工が施された被加工物1
を得る。
を得る。
【0017】前記のデポジションに用いられた固気2相
混合噴射流4はパウダーとしてその粒径が0.01μm
〜1μmの例えば、SiC、B4 C、Al2 O3 、Si
O2 、Si3 N4 、Al2 O3 −TiC、TiC、CB
N、ダイヤモンド等の無機材料、Cu、Al、Fe等の
金属材料、ポリアミド、ポリスチレン、ポリエチレン、
PMMA等の有機材料を用い、これらのいずれか、又は
2以上のものを混合したものを同様に空気、ドライ窒素
のような高圧ガスと混合し、パウダーを均一に分散化す
る。前記の固気2相混合噴射流4を噴射ノズルより噴射
する噴射速度は毎秒80〜200メータである。
混合噴射流4はパウダーとしてその粒径が0.01μm
〜1μmの例えば、SiC、B4 C、Al2 O3 、Si
O2 、Si3 N4 、Al2 O3 −TiC、TiC、CB
N、ダイヤモンド等の無機材料、Cu、Al、Fe等の
金属材料、ポリアミド、ポリスチレン、ポリエチレン、
PMMA等の有機材料を用い、これらのいずれか、又は
2以上のものを混合したものを同様に空気、ドライ窒素
のような高圧ガスと混合し、パウダーを均一に分散化す
る。前記の固気2相混合噴射流4を噴射ノズルより噴射
する噴射速度は毎秒80〜200メータである。
【0018】またエッチングに用いられた固気2相混合
噴射流7はパウダーとして粒径が1〜15μmの例え
ば、SiC、B4 C、Al2 O3 、SiO2 、Si3 N
4 、Al2 O3 −TiC、TiC、CBN、ダイヤモン
ド等を用い、これを空気、ドライ窒素のような高圧ガス
と混合する。前記の固気2相混合噴射流7を噴射ノズル
より噴射する噴射速度は毎秒40〜80メータである。
噴射流7はパウダーとして粒径が1〜15μmの例え
ば、SiC、B4 C、Al2 O3 、SiO2 、Si3 N
4 、Al2 O3 −TiC、TiC、CBN、ダイヤモン
ド等を用い、これを空気、ドライ窒素のような高圧ガス
と混合する。前記の固気2相混合噴射流7を噴射ノズル
より噴射する噴射速度は毎秒40〜80メータである。
【0019】パウダーが高圧ガスに均一に分散された固
気2相混合噴射流4及び7を得る方法は、この発明者が
発明し、この発明の特許出願人が平成2年9月25日に
出願した特願平2−252013号「均一な固気2相混
合流生成方法及び粉体供給輸送装置」で得ることが出来
る。
気2相混合噴射流4及び7を得る方法は、この発明者が
発明し、この発明の特許出願人が平成2年9月25日に
出願した特願平2−252013号「均一な固気2相混
合流生成方法及び粉体供給輸送装置」で得ることが出来
る。
【0020】次に図2〜図4を用いて、この発明の前記
加工方法を記録再生ヘッド用スライダ(以下単にスライ
ダと記す)の表面を加工する場合に応用した実施例を説
明する。図2はこの発明のスライダであり、同図Aは平
面図を、同図Bはその側面図を示し、図3は図1を用い
て説明した表面加工方法をスライダの表面加工に応用し
た場合のプロセス加工図であり、図4は図3Cのプロセ
ス加工説明斜視図である。
加工方法を記録再生ヘッド用スライダ(以下単にスライ
ダと記す)の表面を加工する場合に応用した実施例を説
明する。図2はこの発明のスライダであり、同図Aは平
面図を、同図Bはその側面図を示し、図3は図1を用い
て説明した表面加工方法をスライダの表面加工に応用し
た場合のプロセス加工図であり、図4は図3Cのプロセ
ス加工説明斜視図である。
【0021】スライダ10は双胴タイプで中央に溝11
を有すると共にその両側に突条12が形成されている。
そして突条12はその上面が平坦面となされており、し
かもその先端には傾斜面13が形成されている。突条1
2の中央の平坦面からその先端の傾斜面13にかけてヘ
ッド浮動面(ABS=エアベアリングスライダ)を形成
しており、記録媒体ディスク(磁気ディスク、光磁気デ
ィスク、光ディスク)との間に形成されるエアベアリン
グによってフライングヘッドを構成するものである。
を有すると共にその両側に突条12が形成されている。
そして突条12はその上面が平坦面となされており、し
かもその先端には傾斜面13が形成されている。突条1
2の中央の平坦面からその先端の傾斜面13にかけてヘ
ッド浮動面(ABS=エアベアリングスライダ)を形成
しており、記録媒体ディスク(磁気ディスク、光磁気デ
ィスク、光ディスク)との間に形成されるエアベアリン
グによってフライングヘッドを構成するものである。
【0022】しかもこのようなスライダ10は記録媒体
ディスクに対して一定の浮上高さ、即ちコンスタントフ
ライングハイトを達成するために突条12の上面に微細
加工溝14と傾斜溝15を形成させている。ここでは微
細加工溝14と傾斜溝15は突条12の両側にそれぞれ
形成されているが、突条12の片側の同一方向にそれぞ
れ形成されても良い。この発明のスライダ10の実施例
では、幅(w)約3mm、長さ(l)約4mm、突条幅
(a)約0.4mm、微細加工溝14と傾斜溝15の幅
(b)0.3mm、厚さ(c)約1mm、微細加工溝1
4と傾斜溝15の深さ(d)約2μm、突条厚さ(t)
約1μmである。また微細加工溝14と傾斜溝15は連
続した状態で形成されている。
ディスクに対して一定の浮上高さ、即ちコンスタントフ
ライングハイトを達成するために突条12の上面に微細
加工溝14と傾斜溝15を形成させている。ここでは微
細加工溝14と傾斜溝15は突条12の両側にそれぞれ
形成されているが、突条12の片側の同一方向にそれぞ
れ形成されても良い。この発明のスライダ10の実施例
では、幅(w)約3mm、長さ(l)約4mm、突条幅
(a)約0.4mm、微細加工溝14と傾斜溝15の幅
(b)0.3mm、厚さ(c)約1mm、微細加工溝1
4と傾斜溝15の深さ(d)約2μm、突条厚さ(t)
約1μmである。また微細加工溝14と傾斜溝15は連
続した状態で形成されている。
【0023】次に図3はプロセス加工図であり、スライ
ダ10の表面加工方法を図3A〜Dを用いて説明する。
この図3はスライダ基板101を用いて複数のスライダ
10を製作するものであり、スライダ基板101の被加
工面102にまずデポジションを施し、その後エッチン
グを施すプロセスを示している。図3Aはスライダ基板
101の被加工面102を感光性ポリウレタン樹脂のマ
スク103で所要のパターンをマスクしたものである。
又、スライダ基板101にセラムガラスを用いた。
ダ10の表面加工方法を図3A〜Dを用いて説明する。
この図3はスライダ基板101を用いて複数のスライダ
10を製作するものであり、スライダ基板101の被加
工面102にまずデポジションを施し、その後エッチン
グを施すプロセスを示している。図3Aはスライダ基板
101の被加工面102を感光性ポリウレタン樹脂のマ
スク103で所要のパターンをマスクしたものである。
又、スライダ基板101にセラムガラスを用いた。
【0024】図3Bは図3Aのマスク103上から前記
の第1のパウダーが均一に分散した固気2相混合噴射流
104を噴射ノズル109より高速噴射してデポジショ
ンを施し膜105を形成する。膜105の厚さ(t)は
約1μmとする。ここでは膜105を形成する第1のパ
ウダーとしてAl2 O3 −TiC、SiCを用いた。ま
た110は噴射ノズル109の移動方向を示したが、ス
ライダ基板101を移動させても良く、また噴射ノズル
109とスライダ基板101を相対的に移動させても良
い。
の第1のパウダーが均一に分散した固気2相混合噴射流
104を噴射ノズル109より高速噴射してデポジショ
ンを施し膜105を形成する。膜105の厚さ(t)は
約1μmとする。ここでは膜105を形成する第1のパ
ウダーとしてAl2 O3 −TiC、SiCを用いた。ま
た110は噴射ノズル109の移動方向を示したが、ス
ライダ基板101を移動させても良く、また噴射ノズル
109とスライダ基板101を相対的に移動させても良
い。
【0025】図3C及び図4はスライダ基板101から
マスク103を除去し膜105上から第2のパウダーが
均一に分散した固気2相混合噴射流107を噴射ノズル
109から高速噴射して前記被加工面106にその深さ
(d)のエッチングを施したものである。またその深さ
(d)は約2μmである。ここでは第2のパウダーとし
てAl2 O3 を用いた。また噴射ノズル109はデポジ
ションを施すものとエッチングを施すもので同一のもの
を用いても、異なるものを用いてもどちらでも良い。
マスク103を除去し膜105上から第2のパウダーが
均一に分散した固気2相混合噴射流107を噴射ノズル
109から高速噴射して前記被加工面106にその深さ
(d)のエッチングを施したものである。またその深さ
(d)は約2μmである。ここでは第2のパウダーとし
てAl2 O3 を用いた。また噴射ノズル109はデポジ
ションを施すものとエッチングを施すもので同一のもの
を用いても、異なるものを用いてもどちらでも良い。
【0026】図3Dでは所要の加工が施されたスライダ
10を示す。又溝11、切断溝16のプロセス加工図は
省略したが、前述のようにエッチングを施すか研削すれ
ばよい。ここで図3Dの符号は図2と同一の符号で示
し、図2の前面図として示したものである。又膜105
の形成面が突条12のヘッド浮動面(エアベアリングス
ライダ)に相当し、エッチングを施した溝108が微細
加工溝14に相当する。
10を示す。又溝11、切断溝16のプロセス加工図は
省略したが、前述のようにエッチングを施すか研削すれ
ばよい。ここで図3Dの符号は図2と同一の符号で示
し、図2の前面図として示したものである。又膜105
の形成面が突条12のヘッド浮動面(エアベアリングス
ライダ)に相当し、エッチングを施した溝108が微細
加工溝14に相当する。
【0027】従ってこの実施例によればスライダ10は
両側の突条12、傾斜面13の両側にそれぞれ微細加工
溝14、傾斜溝15を有し、1つのスライダ10に4本
の微細加工溝14、傾斜溝15が形成されることにな
る。これらの突条12、傾斜面13と微細加工溝14、
傾斜溝15は図4に示す噴射ノズル109によって行わ
れることは前述の通りである。
両側の突条12、傾斜面13の両側にそれぞれ微細加工
溝14、傾斜溝15を有し、1つのスライダ10に4本
の微細加工溝14、傾斜溝15が形成されることにな
る。これらの突条12、傾斜面13と微細加工溝14、
傾斜溝15は図4に示す噴射ノズル109によって行わ
れることは前述の通りである。
【0028】
【発明の効果】以上のように、この発明は、パウダーが
均一に分散した固気2相混合噴射流を噴射ノズルから被
加工面に高速噴射し、噴射ノズルを被加工面に対して相
対的に移動させながらデポジションを施し、膜形成パタ
ーンから同様にエッチングを施すため、加工表面に高能
率でしかも高精度な微細加工を行うことが可能となり、
マイクロマシンのような微細部品を得ることが可能にな
る。
均一に分散した固気2相混合噴射流を噴射ノズルから被
加工面に高速噴射し、噴射ノズルを被加工面に対して相
対的に移動させながらデポジションを施し、膜形成パタ
ーンから同様にエッチングを施すため、加工表面に高能
率でしかも高精度な微細加工を行うことが可能となり、
マイクロマシンのような微細部品を得ることが可能にな
る。
【図1】この発明のパウダーによる表面加工物の表面加
工方法を説明するための工程説明図である。
工方法を説明するための工程説明図である。
【図2】この発明の表面加工方法を記録再生ヘッド用ス
ライダに応用した実施例であり、同図Aは平面図、同図
Bはその側面図である。
ライダに応用した実施例であり、同図Aは平面図、同図
Bはその側面図である。
【図3】図1を用いて説明したこの発明の被加工物の表
面加工方法を図2の実施例に応用した工程説明図であ
る。
面加工方法を図2の実施例に応用した工程説明図であ
る。
【図4】図3を用いて説明したこの発明の表面加工方法
の工程説明図の斜視図である。
の工程説明図の斜視図である。
1 被加工物 2 被加工面 3 マスク 4 固気2相混合噴射流 5 膜 6 被加工面 7 固気2相混合噴射流 8 溝 10 スライダ 11 溝 12 突条 13 傾斜面 14 微細加工溝 15 傾斜溝 16 切断溝 101 スライダ基板 102 被加工面 103 マスク 104 固気2相混合噴射流 105 膜 106 被加工面 107 固気2相混合噴射流 108 溝 109 噴射ノズル
Claims (6)
- 【請求項1】 被加工物をマスクし、該マスク上から第
1のパウダーが均一に分散した固気2相混合噴射流を高
速噴射して前記被加工物にデポジションを施し、その後
前記マスクを除去して第2のパウダーが均一に分散した
固気2相混合噴射流を高速噴射して前記被加工物の前記
マスク除去領域にエッチングを施すことを特徴とするパ
ウダービームデポジションとエッチングの方法。 - 【請求項2】 前記第2のパウダーが均一に分散した固
気2相混合噴射流を高速噴射させ前記被加工面にエッチ
ングを施す場合、エッチングを施す前記被加工面が前記
デポジションの面よりエッチング比率が大きなことを特
徴とする請求項1に記載のパウダービームデポジション
とエッチングの方法。 - 【請求項3】 記録媒体と対向させる記録再生ヘッド用
スライダにおいて、該スライダのヘッド浮動面(エアベ
アリングスライダ)以外の領域をマスクし、第1のパウ
ダーを均一に分散した固気2相混合噴射流を高速噴射し
て前記スライダの表面にデポジションを施し前記ヘッド
浮動面(エアベアリングスライダ)を形成させ、その後
前記マスクを除去して、デポジションを施した前記ヘッ
ド浮動面(エアベアリングスライダ)をマスクとして、
第2のパウダーが均一に分散した固気2相混合噴射流を
高速噴射して前記スライダ表面にエッチングを施しスラ
イダ溝を形成したことを特徴とする記録再生ヘッド用ス
ライダ。 - 【請求項4】 前記第2のパウダーが均一に分散した固
気2相混合噴射流を高速噴射させ前記スライダにエッチ
ングを施す場合、エッチングを施す前記スライダが前記
デポジションの面よりエッチング比率が大きなことを特
徴とする請求項3に記載の記録再生ヘッド用スライダ。 - 【請求項5】 前記第1のパウダーがSiC、B4 C、
Al2 O3 、SiO 2 、Si3 N4 、Al2 O3 −Ti
C、TiC、CBN、ダイヤモンド等の耐摩耗性材料か
らなることを特徴とする請求項1に記載のパウダービー
ムデポジションとエッチングの方法。 - 【請求項6】 請求項5に記載のパウダービームデポジ
ションとエッチングの方法を用いて加工した請求項3に
記載の記録再生ヘッド用スライダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32773791A JPH05162077A (ja) | 1991-12-11 | 1991-12-11 | パウダービームデポジションとエッチングの方法及びこの方法を用いて加工した記録再生ヘッド用スライダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32773791A JPH05162077A (ja) | 1991-12-11 | 1991-12-11 | パウダービームデポジションとエッチングの方法及びこの方法を用いて加工した記録再生ヘッド用スライダ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05162077A true JPH05162077A (ja) | 1993-06-29 |
Family
ID=18202423
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32773791A Pending JPH05162077A (ja) | 1991-12-11 | 1991-12-11 | パウダービームデポジションとエッチングの方法及びこの方法を用いて加工した記録再生ヘッド用スライダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05162077A (ja) |
-
1991
- 1991-12-11 JP JP32773791A patent/JPH05162077A/ja active Pending
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