JPH0516259U - 成形型 - Google Patents

成形型

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JPH0516259U
JPH0516259U JP7426591U JP7426591U JPH0516259U JP H0516259 U JPH0516259 U JP H0516259U JP 7426591 U JP7426591 U JP 7426591U JP 7426591 U JP7426591 U JP 7426591U JP H0516259 U JPH0516259 U JP H0516259U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cavity
parting
corrosion
plating layer
parting surfaces
Prior art date
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Pending
Application number
JP7426591U
Other languages
English (en)
Inventor
範雄 白岩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nok Corp
Original Assignee
Nok Corp
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Publication date
Application filed by Nok Corp filed Critical Nok Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 キャビティの生地流動末端部分6aに位置
する分割型2,3の、互いに対向するパーティング面2
1,31が成形用生地から発生した腐食性ガスによって
腐食し、早期にバリ漏れが発生するのを防止する。 【構成】 前記パーティング面21,31のそれぞれに
耐蝕メッキ層7を設けてこのパーティング面21,31
が腐食性ガスによって腐食するのを防止する。またこの
パーティング面21,31の少なくとも一方をキャビテ
ィ6側の縁部が高くなるようなテーパ状として分割型
2,3を型締め時、互いに線接触させ、その面圧を高
め、耐蝕メッキ層7表面の微小凹凸によるバリ漏れが発
生するのを防止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、成形時に腐食性のガスが発生するクロロプレンゴム等の射出成形に 用いられる成形型に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、射出成形に用いられる成形型の一種として、図3に示すように、接 離自在に組み合わされた複数の分割型1〜5間にキャビティ6が形成され、この キャビティ6内に成形用生地を充填することによって、所要形状の製品を成形す るものがある。
【0003】 ところで、このような成形型の製作においては、パーティング面の平面精度を 向上させてバリ漏れを防止するため、通常、型のメッキ処理の後でパーティング 面を研磨加工している。これは、パーティング面を研磨した後で型のメッキ処理 を行なうと、一般にメッキ層の膜厚は被メッキ物の角部や縁部で厚くなる傾向に あり、メッキ層の厚さのバラツキによって、パーティング面の平面精度が確保で きなくなってしまうからである。したがって、従来の成形型は、キャビティ6の 内壁はメッキされているが、パーティング面にはメッキ層が形成されていないの が現状である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の成形型によると、成形用生地が、例えばクロロプレンゴ ムのように成形時に腐食性ガスが発生するものである場合、キャビティ6内へ射 出された成形用生地が図中矢印方向へ流動する際に、この生地から発生したガス がキャビティ6における生地流動末端部分6a側へ収束されて分割型2,3のパ ーティング面2a,3a間を通過するので、メッキが施されていないこのパーテ ィング面2a,3aが腐食されて、早期にバリ漏れが発生してしまうといった問 題があった。
【0005】 本考案は、上記のような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところ は、キャビティの生地流動末端部分のパーティング面が、成形時に成形用生地か ら発生する腐食性ガスで腐食されることによって早期にバリ漏れが発生するのを 防止することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案に係る成形型は、キャビティの生地流動末端 部分を形成する分割型の、互いに対向するパーティング面の少なくとも一方を、 キャビティ側の縁部が高くなるように微小角度で傾斜したテーパ状に研磨すると ともに、双方のパーティング面に硬質の耐蝕メッキ層を被着したものである。
【0007】
【作用】
本考案の成形型によると、キャビティ内へ射出された成形用生地が図中矢印方 向へ流動する際に、この生地から発生した腐食性ガスがキャビティの生地流動末 端部分のパーティング面を通過しても、このパーティング面には硬質の耐蝕メッ キ層が形成されているので、腐食することがない。前記耐蝕メッキ層は、パーテ ィング面をテーパ状に研磨加工した後にメッキを行なうことによって形成された ものであるが、型締め時、キャビティの生地流動末端部分におけるパーティング 面が、テーパ形状によってキャビティ側の縁部で線接触状態となり、その面圧が 高いため、耐蝕メッキ層表面の微小凹凸によるバリ漏れも防止できる。
【0008】
【実施例】
次に、本考案の成形型を、図1及び図2に示す一実施例を参照しながら説明す る。なお、図示の実施例において、先に述べた図3の従来構造と対応する部分に は同一の符号を用い、その説明は省略する。
【0009】 すなわち、この実施例は、キャビティ6の生地流動末端部分6aを形成してい る分割型2,3の、互いに対向するパーティング面21,31のうち、分割型2 側のパーティング面21が、キャビティ6側の縁部22が高くなるように微小角 度θで傾斜したテーパ状に形成され、分割型3側のパーティング面31が平面状 に形成されており、かつ、双方のパーティング面21,31に、キャビティ6の 内壁から連続して、硬質の耐蝕メッキ層であるハードクロムメッキ層7が形成さ れている。
【0010】 この実施例において、パーティング面21,31におけるハードクロムメッキ 層7は、このパーティング面21,31を研磨加工した後で、分割型2,3をメ ッキ処理することによって形成されたものである。このため、ハードクロムメッ キ層7の表面には、メッキ厚さのバラツキによる微小な凹凸が形成されることが 避けられないが、パーティング面21は角度θで傾斜したテーパ状に形成されて いることから、型締め時には、縁部22においてパーティング面31とほぼ線接 触状態になり、接触面圧が大きいので、その接触部に、前記ハードクロムメッキ 層7の微小な凹凸による隙間が形成されてバリ漏れが生じるのを防止することが できる。
【0011】 ここで、パーティング面21は、そのテーパ角度θが大き過ぎると型締め時の 強度が弱くなり、逆にテーパ角度θが小さ過ぎると型締め時の良好な線接触状態 が得られなくなるので、この点を考慮すると、θは0°5′(±3′)に設定す ることが最も好ましい。
【0012】 また、成形用生地が、例えばクロロプレンゴムのように成形時に腐食性ガスが 発生するものである場合は、キャビティ6内へ射出された成形用生地が図1の矢 印方向へ流動する際に、この生地から発生したガスがキャビティ6における生地 流動末端部分6a側へ収束されてパーティング面21,31間に達する。しかし ながら、このパーティング面21,31にはハードクロムメッキ層7が被着され ているので、腐食及び摩耗によって早期にパーティング面21,31間からバリ 漏れが発生するのを防止し、型寿命を大幅に向上することができる。
【0013】 なお、上記実施例ではパーティング面21をテーパ状としたが、これは、パー ティング面31をテーパ状に形成しても全く同様の効果を得ることができる。ま た、キャビティ6の形状や各分割型1〜5の組み合わせ形状等は、何ら図示の実 施例に限定するものではない。
【0014】
【考案の効果】
本考案の成形型によると、成形用生地から発生した腐食性ガスによってキャビ ティの生地流動末端部分のパーティング面の腐食が硬質の耐蝕メッキ層によって 防止されるので、型寿命を向上させることができる。また、前記生地流動末端部 分のパーティング面は、型締め時にキャビティ側の縁部で高い面圧で線接触状態 となるため、耐蝕メッキ層表面の微小凹凸によるバリ漏れも防止できる。したが って、バリ取り作業や型修理の手間が削減され、型製作費用も削減されるので、 製品コストを引き下げることも可能であるといった優れた効果を奏する。
【提出日】平成4年10月9日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案に係る成形型は、キャビティの生地流動末端 部分に位置する分割型の、互いに対向するパーティング面のそれぞれに耐蝕メッ キ層を設け、前記パーティング面の少なくとも一方をキャビティ側の縁部が高く なるようなテーパ状と したものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【作用】
本考案の成形型によると、キャビティ内へ射出された成形用生地がキャビティ 内を 流動する際に、この生地から発生した腐食性ガスがキャビティの生地流動末 端部分のパーティング面を通過しても、このパーティング面に耐蝕メッキ層が形 成されているので、このパーティング面が腐食することがない。耐蝕メッキ層は 、パーティング面をテーパ状に加工した後にメッキを行なうことによって形成さ れたものであるが、型締め時、キャビティの生地流動末端部分におけるパーティ ング面が、テーパ形状によってキャビティ側の縁部で線接触状態となり、その面 圧が高いため、耐蝕メッキ層表面の微小凹凸によるバリ漏れも防止できる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】 すなわち、この実施例では、キャビティ6の生地流動末端部分6aに位置して いる分割型2,3の、互いに対向するパーティング面21,31のそれぞれに、 キャビティ6の内壁から連続して、硬質の耐蝕メッキ層であるハードクロムメッ キ層7が形成されており、かつこの一対のパーティング面21,31のうち、分 割型2側のパーティング面21が、キャビティ6側の縁部22が高くなるように 微小角度θで傾斜したテーパ状に 形成されている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】
【考案の効果】
本考案は次の効果を奏する。すなわち、キャビティの生地流動末端部分に位置 する分割型の、互いに対向するパーティング面のそれぞれに耐蝕メッキ層を設け てこのパーティング面が成形用生地から発生した腐食性ガスによって腐食するの を防止するようにしたために、この腐食によって早期にバリ漏れが発生するのを 防止することができる。また、このパーティング面の少なくとも一方をキャビテ ィ側の縁部が高くなるようなテーパ状として分割型を型締め時、互いに線接触さ せ、その面圧を高めるようにしたために、耐蝕メッキ層表面の微小凹凸によるバ リ漏れが発生するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の成形型の一実施例を示す概略的な半断
面図である。
【図2】同じく要部拡大断面図である。
【図3】従来の成形型の一例を示す概略的な半断面図で
ある。
【符号の説明】
1,2,3,4,5 分割型 6 キャビティ 6a 生地流動末端部分 7 耐蝕メッキ層(ハードクロムメッキ層) 21,31 パーティング面 22 キャビティ側の縁部
【手続補正書】
【提出日】平成4年10月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビティ6の生地流動末端部分6aを
    形成する分割型2,3の、互いに対向するパーティング
    面21,31の少なくとも一方を、キャビティ6側の縁
    部が高くなるように微小角度θで傾斜したテーパ状に研
    磨するとともに、双方のパーティング面21,31に硬
    質の耐蝕メッキ層7を被着してなることを特徴とする成
    形型。
JP7426591U 1991-08-23 1991-08-23 成形型 Pending JPH0516259U (ja)

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JP7426591U JPH0516259U (ja) 1991-08-23 1991-08-23 成形型

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JP7426591U JPH0516259U (ja) 1991-08-23 1991-08-23 成形型

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JP7426591U Pending JPH0516259U (ja) 1991-08-23 1991-08-23 成形型

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63109015A (ja) * 1986-10-27 1988-05-13 Tokyo Shinku Kk 成形金型
JPH028915B2 (ja) * 1982-10-26 1990-02-27 Mitsubishi Paper Mills Ltd

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH028915B2 (ja) * 1982-10-26 1990-02-27 Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980217