JPH0516417Y2 - - Google Patents

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JPH0516417Y2
JPH0516417Y2 JP1986097063U JP9706386U JPH0516417Y2 JP H0516417 Y2 JPH0516417 Y2 JP H0516417Y2 JP 1986097063 U JP1986097063 U JP 1986097063U JP 9706386 U JP9706386 U JP 9706386U JP H0516417 Y2 JPH0516417 Y2 JP H0516417Y2
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plate member
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vibrating body
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、振動減衰用として用いられる粘性ダ
ンパに関する。
(従来の技術) 従来の粘性ダンパとしては、例えば、特開昭49
−25361号公報や特開昭53−40163号公報に記載さ
れたものが知られている。
前者の粘性ダンパは、支軸に円板が固着され、
該円板を囲むようにケーシングが支軸に回動可能
に設けられ、該ケーシングと円板との間に狭幅な
間隙が保持されると共に、ケーシングの内部に粘
性液が充満され、かつ支軸が振動体又は支持体の
一方に取付けられ、ケーシングが振動体又は支持
体の他方に取付けられた構造となつていた。
そして、振動体の振動に伴う円板とケーシング
との相対回動に対して、間隙内の粘性液による剪
断抵抗を与えることで振動を減衰する回転式ダン
パに形成されていた。
又、後者の粘性ダンパは、内筒の両端部が外筒
の外部に延出するように該内筒が外筒により囲ま
れ、内筒と外筒との間に狭幅な間隙が保持される
状態で内筒と外筒とが軸方向に摺動可能に支持さ
れると共に、内筒と外筒との間に粘性液が充満さ
れ、かつ内筒の一端部が振動体又は支持体の一方
に取付けられ、外筒が振動体又は支持体の他方に
取付けられた構造となつていた。
そして、振動体の振動に伴う内筒と外筒との軸
方向の相対摺動に対して、間隙内の粘性液による
剪断抵抗を与えることで振動を減衰するいわゆる
両ロツド式ダンパに形成された。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、従来における前者の粘性ダンパ
にあつては、回転式ダンパであるため、振動体の
振動に伴う振動体と支持体との相対変位を、ケー
シングと円板との回転運動に変換する機構を設け
る必要が生じ、その分だけ構造が複雑になるとい
う問題点があつた。
又、後者の粘性ダンパにあつては、両ロツド式
ダンパであるため、前者のような運動変換機構を
必要とせず、又、内筒の進退に伴う間隙の体積変
化がないという利点は得られるものの、その取付
け状態では、内筒の他端部が外筒から突出するこ
とになるため、この突出部が取付け時の邪魔にな
り、狭溢な場所への取付けが困難であるという問
題点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上述のような従来の問題点を解決す
るためになされたもので、そのために本考案の粘
性ダンパでは、振動体と支持体との間に介装さ
れ、所定の間隙を介した板部材が相対移動する振
動入力時、間隙内の粘性液により剪断抵抗が与え
られることで入力振動を減衰する粘性ダンパにお
いて、基端に振動体との取付け部が形成された振
動体側板部材と、基端に支持体との取付け部が形
成された支持体側板部材と、前記両板部材を狭幅
な間隙を保持して平行に対向させ、かつ相対往復
移動可能に支持させるように、両板部材間に設け
られる保持機構と、前記両板部材のそれぞれに両
端部が固着され、胴部が蛇腹部に形成され、両板
部材間に跨がつて両板部材を包み込む密封カバー
と、該密封カバー内に充満された粘性液とを備え
ている構成とした。
(作用) 本考案の粘性ダンパでは、振動体の振動に伴う
振動体と支持体との相対変位によつて振動体側板
部材と支持体側板部材とが平行方向に相対移動
し、この両板部材の相対移動に対して、間隙内の
粘性液による剪断抵抗が与えられることから、両
板部材を介して振動体と支持体との間の振動が減
衰される。
そして、本考案の粘性ダンパは、伸縮式ダンパ
に形成されるため、回転式ダンパのように運動変
換機構を必要としないし、両ロツド式ダンパのよ
うに内筒部の一端部が突出することによる不具合
もない。
又、密封カバーが、両板部材のそれぞれに両端
部が固着され、胴部が蛇腹部に形成されているた
め、密封カバーは両板部材の相対移動に伴つて蛇
腹部が変形するだけで該密封カバー内に体積変化
は生じず、体積変化に伴う圧力変化は発生しない
し、両板部材に対しては固着されていてシール部
がないことで液漏れも防止される。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面により詳述する。
本第1実施例の粘性ダンパAは、第3図に示す
ように、自動車のエンジンマウント用として、振
動体となるエンジンEと、支持体となる車体Fと
の間に介装され、第1図及び第2図に示すよう
に、エンジン側板部材1、車体側板部材2、保持
機構100,101、密封カバー6、粘性液7を
主な構成として備えている。
保持機構100,101はスペーサ31,32
とガイドピン41,42とにより構成されてい
る。
エンジン側板部材1は、スチール平板による細
幅板に形成され、基端にはエンジンEとの取付け
部となるカラー11が溶接されて、該カラー11
がインシユレータラバー12を介してエンジンブ
ラケツト13に取付けられ、かつ中程部には長手
方向に沿つてガイド穴1aが形成され、先端部に
保持機構101が取付けられている。
車体側板部材2は、前記エンジン側板部材1と
同様に、スチール平板による細幅板に形成され、
基端には車体Fとの取付け部となるカラー21が
溶接されて、該カラー21がインシユレータラバ
ー22を介して車体ブラケツト23に取付けら
れ、かつ中程部には長手方向に沿つてガイド穴5
2が形成され、先端部には保持機構100が取付
けられている。
そして、前記両板部材1,2は、保持機構10
0,101によつて逆向きに延在した平行状態
で、狭幅な間隙Sを保持して対面すると共に、そ
の長手方向に相対往復移動(伸縮)可能に支持さ
れるものである。
密封カバー6は、ゴム材等で形成された袋状の
可撓性カバーに形成され、胴部には蛇腹部61が
形成され、前記両板部材1,2に跨つて両板部材
1,2を包み込むように取付けられると共に、両
端部62,63は板部材1,2にそれぞれ水密性
を持つて固着されている。
粘性液7には、シリコン液が用いられ、前記密
封カバー6内に充満するように入れられている。
次に、本実施例の作用を説明する。
エンジンEの振動によつてエンジンEと車体F
とが相対変位すると、これに伴つて両板部材1,
2は、スペーサ31,32で間隙Sが保持された
状態で、ガイドピン41,42がそれぞれガイド
溝1a,2aに沿つてガイドされることにより、
長手方向に相対往復移動(伸縮)することにな
る。そして、この両板部材1,2の相対往復移動
に対して、間隙S内の粘性体7による剪断抵抗が
与えられることから、両板部材1,2を介してエ
ンジンEと車体Fとの間の振動が減衰される。
又、密封カバー6は可撓性カバーに形成され、
かつ両板部材1,2に対して固着されているの
で、この密封カバー6は板部材1,2の相対往復
移動に伴つて変形するだけで体積変化はしない。
次に、第4図及び第5図は第2実施例の粘性ダ
ンパBを示している。
この粘性ダンパBは、両板部材10,20がそ
れぞれバネ鋼板で形成され、かつ一方の板部材1
0には両側縁に折り返し部50,50が形成さ
れ、他方の板部材20は中央部に突条30が形成
され、そして、他方の板部材20の突条30を一
方の板部材10に当接させると共に、他方の板部
材20の両側縁を一方の板部材10の折り返し部
50,50内に摺動可能に嵌め込む支持構造とな
つている。
前記折り返し部50と突条30とにより保持機
構200を構成する。
従つて、この粘性ダンパBでは、板部材10,
20がバネ鋼板で形成されているため、板部材1
0,20と、振動体、支持体との取付け位置にズ
レがあつたような場合に、その位置ズレを板部材
10,20の板厚方向の撓みによつて吸収するこ
とができ、板部材10,20の基端に形成する取
付け部の構造が簡略化できる。
又、板部材20,10自体に、突条30及び折
り返し部50,50が形成されているため、部品
点数が少なくなるし、構造も簡単にできる。
尚、その他の作用については第1実施例と同様
となるのでその説明を省略し、又、第1実施例の
構成と同一部分については図面の符号を同一にし
てその説明を省略する。
以上、本考案の実施例を図面により説明した
が、本考案の具体的な構成は前記実施例に限定さ
れることはなく、考案の要旨を逸脱しない範囲の
設計変更があつても本考案に含まれる。
例えば、本考案の粘性ダンパは、自動車等、車
両のエンジンと車体との間に介装させるだけでな
く、各種産業機械の防振用として振動体と支持体
との間に介装させて使用することができる。
又、両板部材はそれぞれ1枚に限られることは
なく、複数枚にしてもよい。
又、粘性液としては、シリコン液に限らず、天
然ゴム液や合成ゴム液等を使用できるし、又、電
圧の加減で粘性が変化する電気流動体を使用する
こともできる。
(考案の効果) 以上説明してきたように、本考案の粘性ダンパ
によれば、振動体側板部材と支持体側板部材とを
狭幅な間隙を保持して平行に対向させ、かつ相対
往復移動可能に支持させるように、両板部材間に
設けられる保持機構と、前記両板部材のそれぞれ
に両端部が固着され、胴部が蛇腹部に形成され、
両板部材間に跨がつて両板部材を包み込む密封カ
バーと、該密封カバー内に充満された粘性液とを
備えている構成としたため、回転式に比べて構造
が簡単になるし、両ロツドタイプに比べて取付け
性の向上を達成しながら、体積変化に伴う圧力変
化によつてシール部等から液漏れが発生するなど
の不具合の発生がなく、両板部材が相対往復移動
する振動入力時、間隙内の粘性液により剪断抵抗
が与えられることで入力振動を有効に減衰するこ
とができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案第1実施例の粘性ダンパを示す
断面図、第2図は第1図−断面図、第3図は
該粘性ダンパの取付け状態を示す正面図、第4図
は第2実施例の粘性ダンパを示す断面図、第5図
は第4図−断面図である。 A,B……粘性ダンパ、E……エンジン(振動
体)、F……車体(支持体)、S……間隙、1,1
0……エンジン側板部材(振動体側板部材)、2,
20……車体側板部材、(支持体側板部材)、6…
…密封カバー、7……粘性液、100,101,
200……保持機構。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 振動体と支持体との間に介装され、所定の間〓
    を介した板部材が相対移動する振動入力時、間〓
    内の粘性液により剪断抵抗が与えられることで入
    力振動を減衰する粘性ダンパにおいて、 基端に振動体との取付け部が形成された振動体
    側板部材と、 基端に支持体との取付け部が形成された支持体
    側板部材と、 前記両板部材を狭幅な間〓を保持して平行に対
    向させ、かつ相対往復移動可能に支持させるよう
    に、両板部材間に設けられる保持機構と、 前記両板部材のそれぞれに両端部が固着され、
    胴部が蛇腹部に形成され、両板部材間に跨がつて
    両板部材を包み込む密封カバーと、 該密封カバー内に充満された粘性液と、 を備えていることを特徴とする粘性ダンパ。
JP1986097063U 1986-06-25 1986-06-25 Expired - Lifetime JPH0516417Y2 (ja)

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JP1986097063U JPH0516417Y2 (ja) 1986-06-25 1986-06-25

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JP1986097063U JPH0516417Y2 (ja) 1986-06-25 1986-06-25

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JPS633535U JPS633535U (ja) 1988-01-11
JPH0516417Y2 true JPH0516417Y2 (ja) 1993-04-30

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Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5613626Y2 (ja) * 1976-10-29 1981-03-30
JPS54169685U (ja) * 1978-05-20 1979-11-30
JPS5732239U (ja) * 1980-07-31 1982-02-19
JPS6098235A (ja) * 1983-11-02 1985-06-01 Bridgestone Corp サスペンシヨン装置

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