JPH05164602A - 動翼の振動モード判定方法及び動翼の振動モード判定装置 - Google Patents

動翼の振動モード判定方法及び動翼の振動モード判定装置

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JPH05164602A
JPH05164602A JP35248491A JP35248491A JPH05164602A JP H05164602 A JPH05164602 A JP H05164602A JP 35248491 A JP35248491 A JP 35248491A JP 35248491 A JP35248491 A JP 35248491A JP H05164602 A JPH05164602 A JP H05164602A
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JP
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blade
amplitude
vibration mode
rotation
tip
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JP35248491A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Asahi
広明 旭
Mitsuharu Omomo
光晴 大桃
Hideyasu Iinuma
秀靖 飯沼
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IHI Corp
Original Assignee
Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd
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Publication date
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  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転中の動翼の振動モードを即座に判定す
る。 【構成】 動翼2の先端部複数箇所によりレーザ光6,
7が反射する反射光12,13を検出して、通過予想時
間演算器22、第1の時間計測器24、第2の時間計測
器25、第1の翼振幅演算器26、第2の翼振幅演算器
27により、動翼2の先端部各箇所の振幅を求め、振幅
比演算器32により動翼2の先端部所定箇所の振幅値に
よって他の箇所の振幅値を割った実測振幅比を求める。
更に、動翼2が種々の振動モードにより振動する際に想
定される動翼2先端部の所定箇所の振幅値によって他の
箇所の振幅値を割った想定振幅比データ34と、前記振
幅比演算器32が出力する実測振幅比信号36とを振動
モード判定器35により対比し、動翼2の振動モードを
判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は動翼の振動モード判定方
法及び動翼の振動モード判定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】軸流式空気圧縮機やタービンエンジン等
の回転機械の動翼は、該動翼が取り付けられている軸の
回転数が動翼の固有振動数と合致する共振点に達すると
振動する。
【0003】上記回転機械の動翼は、該動翼に作用する
曲げモーメント等の応力がある値以下であると、応力が
繰り返し作用しても動翼に亀裂等の損傷が生じないが、
動翼に作用する応力がある値を超えると応力の繰り返し
数が一定値を超えた際に、動翼に亀裂等の損傷が生じる
(このような高サイクル疲労、損傷までの応力の繰り返
し数を高サイクル疲労寿命と呼ぶ)。
【0004】従来、回転機械の動翼の高サイクル疲労寿
命を知るために、回転中の動翼の振幅を計測し、その計
測値から動翼に作用する応力を解析するようにしてい
る。
【0005】以下、従来より実施されている動翼の振幅
計測の原理を図2から図7により説明する。
【0006】図2から図4において、1は回転機械の回
転軸、2は回転軸1に取り付けられた動翼、3は前記回
転軸1の外周面所定位置に定めた回転基準位置に取り付
けられた回転基準位置標識、18は回転位置検出器、A
は前記回転軸1の回転中心に対して位置固定の変位検出
位置を示している。
【0007】なお、上記図中には、動翼2は一翼しか図
示されていないが、実際には、動翼2と同形状を有する
他の複数の動翼が回転軸1に取り付けられている。
【0008】回転軸1が矢印D方向へ回転しているとき
に、回転基準位置標識3が回転位置検出器18を通過す
るごとに回転基準信号をとると、図5から図7の各図上
段に示すように、回転基準信号は、回転軸1が一回転す
るごとにパルスBが生じる波形になり、また、回転軸1
の回転にともなって、動翼2及び他の動翼の先端部が変
位検出位置Aを通過するごとに翼通過信号をとると、図
5から図7の各図下段に示すように、翼通過信号は、回
転軸1が一回転するごとに動翼2及び他の動翼の総数と
同数のパルス(パルスCは、動翼2が変位検出位置Aを
通過したときに生じるパルス)がほぼ等間隔に生じる波
形となる。
【0009】図2、図5は回転軸1が回転数Nで回転し
且つ動翼2が振動していない状態を仮定したもの、ま
た、図3、図6は回転軸1が回転数Nで回転し且つ動翼
2が振動して該動翼2の先端部が回転軸1の回転方向
(矢印D方向)へ変位した状態を仮定したものであり、
動翼2の先端部が振動により矢印D方向へ変位した場合
(図3参照)には、パルスBとパルスCの間隔T2 (図
6参照)が動翼2が振動していない状態(図2参照)の
パルスBとパルスCの間隔T1 (図5参照)よりも短く
なる。
【0010】更に、図4、図7は回転軸1が回転数Nで
回転し且つ動翼2が振動して該動翼2の先端部が前記矢
印D方向に対して反対側へ変位した状態を仮定したもの
であり、動翼2の先端部が振動により矢印D方向に対し
て反対側へ変位した場合(図4参照)には、パルスBと
パルスCの間隔T3 (図7参照)が動翼2が振動してい
ない状態のパルスBとパルスCの間隔T1 よりも長くな
る。
【0011】従来より実施されている動翼2の振幅計測
では、上述した回転基準信号のパルスBと翼通過信号の
パルスCの間隔に着目し、下記式1、式2により演算を
行い動翼2の振幅を求めている。 a=2πR・ΔT/Tu…(1) ΔT=|Tb−Tv|…(2) a :動翼2の先端部における振幅値 Tu:回転基準信号のパルスBの間隔(図5参照) Tb:動翼2が振動しているか否かに関わらず、回転軸
1の回転数Nに基づき回転基準位置標識3が回転位置検
出器18を通過してから動翼2が変位検出位置Aを通過
するまでに要すると予想される通過予想時間(図5にお
けるT1 に相当) Tv:回転基準位置標識3が回転位置検出器18を通過
してから動翼2が変位検出位置Aを通過するまでに要す
る通過実際時間(図6におけるT2 、図7におけるT3
に相当) ΔT:Tbに対するTvの偏差 R :動翼2のチップ半径
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、動翼2
の振動形態は、単に動翼2が矢印D方向あるいはその逆
方向に曲げられる1次曲げと呼ばれる形態(振動モー
ド)だけではなく、動翼2が回転軸1の径方向に延びる
軸線を中心にねじられる1次ねじりと呼ばれる振動モー
ドや更に他の振動モードになっていることもある。
【0013】このため、単に動翼2の先端部の一点にお
ける振幅を求めただけでは、動翼2が振動した際に作用
する応力を解析することはできない。
【0014】一方、動翼2の振動モードは、レーザホロ
グラフィのような写真撮影的な手段によって判定するこ
とができるが、レーザホログラフィでは、回転中の動翼
2の振動モードを即座に判定することができない。
【0015】
【研究結果による知見】かかる問題を解決するため発明
者らは、動翼2の先端部の複数箇所における振幅と振動
モードの関係に着目して鋭意研究を行った結果、下記の
ような知見を得るに至った。
【0016】図8は振動モードが1次曲げ(1F)であ
る場合の動翼2の先端部積重軸付近及び先端部後縁付近
における振幅を数値シュミレーションにより求めたグラ
フであり、また、図9は振動モードが1次ねじり(1
T)である場合の動翼2の先端部積重軸付近及び先端部
後縁付近における振幅を数値シュミレーションにより求
めたグラフである。
【0017】図8、図9において、□により図示される
点は、動翼2に作用する応力が28.0mm/kg(動
翼2をなすニッケル基合金IN−100の高サイクル寿
命に対する最大応力)であるときの動翼2の先端部の振
幅を表わし、また、+により図示される点は、動翼2に
作用する応力が23.8mm/kg(ニッケル基合金I
N−100の高サイクル寿命に対する最大応力を0.8
5倍した値)であるときの動翼2の先端部の振幅を表わ
している。
【0018】この図8、図9に示す各振動モードにおけ
る動翼2の先端部積重軸付近と先端部後縁付近の振幅に
ついて注目すると、動翼2に作用する応力の大小に関係
なく、動翼2の先端部積重軸付近の振幅値を、先端部後
縁付近の振幅値で割った振幅比は各振動モードごとに略
一定であり、よって、動翼2の先端部積重軸付近の振幅
と先端部後縁付近の振幅の比をもとめれば、動翼2の振
動モードを特定することが可能となる。
【0019】
【発明の目的】本発明は上述した実情に鑑みなしたもの
で、回転中の動翼の振動モードを即座に判定できるよう
にすることを目的としている。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
した動翼の振動モード判定方法においては、回転軸に設
けられた動翼が種々の振動モードにより振動する際の動
翼先端部複数箇所における振幅を、各振動モードごとに
予め数値シュミレーションにより想定し、各振動モード
ごとに動翼先端部の所定箇所の想定振幅値によって他の
箇所の想定振幅値を割った想定振幅比を求め、対応する
回転中の動翼先端部の複数箇所にそれぞれレーザ光を照
射し、動翼先端部の各箇所により反射する各レーザ光を
検出して、前記回転軸の外周面所定位置に定めた回転基
準位置が検出されてから動翼先端部がレーザ光に照射さ
れるまでに要する通過予想時間と通過実際時間とを求
め、前記した通過実際時間と通過予想時間に基づき、回
転中の動翼先端部の各箇所における振幅を求め、動翼先
端部の所定箇所の実測振幅値によって他の箇所の実測振
幅値を割った実測振幅比を求め、前記想定振幅比と実測
振幅比とを対比して回転中の動翼の振動モードを判定す
る。
【0021】また、本発明の請求項2に記載した動翼の
振動モード判定装置は、回転軸に設けられた動翼先端部
の複数箇所へそれぞれレーザ発生装置から出力されるレ
ーザ光を照射し得る複数の光学機器と、前記動翼先端部
の各箇所により反射する各レーザ光をそれぞれ検出する
光プローブと、前記各光学機器ごとに設けられ各光プロ
ーブが検出した反射光をそれぞれ翼通過信号に変換する
光電変換器と、前記回転軸の回転を検出する回転位置検
出器と、該回転位置検出器が出力する回転基準信号に基
づき前記回転軸の回転数を演算する回転数演算器と、該
回転数演算が出力する回転数検出信号に基づき、前記回
転軸の外周面所定位置に定めた回転基準位置が検出され
てから動翼先端部がレーザ光に照射されるまでに要する
と予想される通過予想時間を演算する通過予想時間演算
器と、前記各光電変換器ごとに設けられ前記翼通過信号
及び回転基準信号に基づき、前記回転基準位置が検出さ
れてから、動翼先端部がレーザ光に照射されるまでに要
する通過実際時間を演算する時間計測器と、該各時間計
測器ごとに設けられ前記通過予想時間演算器が出力する
通過予想時間信号及び時間計測器が出力する通過時間信
号に基づき、動翼先端部の各箇所の振幅を演算する翼振
幅演算器と、該各翼振幅演算器が出力する翼振幅信号に
基づき、動翼先端部の所定箇所の振幅値によって他の箇
所の振幅値を割った実測振幅比を求める振幅比演算器
と、動翼が種々の振動モードにより振動する際に想定さ
れる動翼先端部の所定箇所の振幅値によって他の箇所の
振幅値を割った想定振幅比を各振動モードごとに記憶し
たデータ記憶器と、前記振幅比演算器が出力する実測振
幅比信号及びデータ記憶器に記憶された想定振幅比デー
タとを対比して動翼の振動モードを判定する振動モード
判定器と、該振動モード判定器が出力する振動モード判
定信号に基づき動翼の振動モードを表示する表示装置と
を備えた構成を有している。
【0022】
【作用】本発明の請求項1に記載した動翼の振動モード
判定方法、本発明の請求項2に記載した動翼の振動モー
ド判定装置のいずれにおいても、レーザ光を動翼の先端
部複数箇所に照射し、該動翼の先端部複数箇所により前
記レーザ光が反射する反射光を検出して、前記回転軸の
外周面所定位置に定めた回転基準位置が検出されてから
動翼先端部にレーザ光が照射されるに要すると予想され
る通過予想時間と通過実際時間を求める。
【0023】次いで、前記した通過実際時間と通過予想
時間に基づき、回転中の動翼の先端部各箇所における振
幅を求め、動翼先端部の所定箇所の振幅値によって他の
箇所の振幅値を割った実測振幅比を求める。
【0024】更に、動翼が種々の振動モードにより振動
する際に想定される動翼先端部の所定箇所の振幅値によ
って他の箇所の振幅値を割った想定振幅比と、前記実測
振幅比とを対比して、動翼の振動モードを判定する。
【0025】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照しつつ説明
する。
【0026】図1は本発明の動翼の振動モード判定装置
の一実施例を示すもので、1は回転機械の回転軸、2は
回転軸に取り付けられた振幅を計測すべき動翼(モニタ
翼)である。
【0027】図中には、動翼2は一翼しか図示されてい
ないが、実際には、動翼2と同形状を有する他の複数の
動翼が回転軸1に取り付けられている。
【0028】また、前記回転軸1の外周面所定位置に定
めた回転基準位置には、回転基準位置標識3が取り付け
られている。
【0029】更に、回転軸1及び動翼2は、エンジン外
殻等のケーシング(図示せず)内に配設されており、該
ケーシング内には、静翼、ストラット等が設けられてい
る。
【0030】4,5はレーザ光6,7を出力するレーザ
発生装置、8は前記レーザ光6を動翼2の先端部積重軸
付近へ照射し得るレンズ等の第1の光学機器、9は前記
レーザ光7を動翼2の先端部後縁付近へ照射し得るレン
ズ等の第2の光学機器であり、第1の光学機器8、第2
の光学機器9は、前記ケーシングに取り付けられてい
る。
【0031】10は前記動翼2の先端部積重軸付近によ
って反射するレーザ光6の反射光12を検出する第1の
光プローブ、11は前記動翼2の先端部後縁付近によっ
て反射するレーザ光7の反射光13を検出する第2の光
プローブ、14は第1の光プローブ10が検出した反射
光12を翼通過信号16に変換する第1の光電変換器、
15は第2の光プローブ11が検出した反射光13を翼
通過信号17に変換する第2の光電変換器であり、第1
の光プローブ10、第2の光プローブ11は、前記ケー
シングに取り付けられている。
【0032】18は前記ケーシングに取り付けられた回
転位置検知器であり、該回転位置検出器18は前記回転
基準位置標識3が回転位置検出器18が設置されている
位置を通過する際に、回転基準信号19を出力するよう
になっている。
【0033】20は前記回転基準信号19を増幅する増
幅器、21は回転基準信号19に基づいて回転軸1の1
分間あたりの回転数を演算する回転数演算器、22は回
転数演算器21が出力する回転数検出信号23に基づき
回転基準位置標識3が回転位置検出器18に検出されて
から動翼2の先端部がレーザ光6,7に照射されるまで
に要すると予想される通過予想時間Tbを演算する通過
予想時間演算器である。
【0034】24は前記翼通過信号16及び回転基準信
号19に基づき、回転基準位置標識3が回転位置検出器
18に検出されてから動翼2の先端部積重軸付近がレー
ザ光6に照射されるまでに要する通過実際時間Tv1
計測する第1の時間計測器、25は前記翼通過信号17
及び回転基準信号19に基づき、回転基準位置標識3が
回転位置検出器18に検出されてから動翼2の先端部後
縁付近がレーザ光7に照射されるまでに要する通過実際
時間Tv2 を計測する第2の時間計測器である。
【0035】26は前記通過予想時間演算器22が出力
する通過予想時間信号39及び前記第1の時間計測器2
4が出力する通過時間信号28とから、前記式1、式2
に基づき動翼2の先端部積重軸における振幅値a1 を演
算する第1の翼振幅演算器、27は前記通過予想時間信
号39及び前記第2の時間計測器25が出力する通過時
間信号29とから、前記式1、式2に基づき動翼2の先
端部後縁における振幅a2 値を演算する第2の翼振幅演
算器、32は前記第1の翼振幅演算器26が出力する翼
振幅信号30と第2の翼振幅演算器27が出力する翼振
幅信号31により、振幅値a2 によって振幅値a1 を割
った実測振幅比a1 /a2 を求める振幅比演算器であ
る。
【0036】33は予め数値シュミレーションにより求
めた動翼2の振動モードが1次曲げ及び1次ねじりであ
るときの動翼2の先端部後縁付近の振幅値によって動翼
先端部積重軸付近の振幅値を割った想定振幅比を想定振
幅比データ34として記憶したデータ記憶器、35は前
記振幅比演算器32が出力する実測振幅比信号36と前
記想定振幅比データ34とを対比して前記動翼2の振動
モードを判定する振動モード判定器、37は振動モード
判定器35が出力する振動モード判定信号38に基づき
動翼2の振動モード判定結果を表示する表示装置であ
る。
【0037】以下、上述した構成を有する装置の作動を
説明する。
【0038】回転軸1が回転している状態で動翼2の振
動モードを判定する際には、レーザ発生装置4,5によ
りレーザ光6,7を出力させると、前記回転軸1の回転
にともなって、動翼2が変位検出位置を通過する際に、
第1の光学機器8により前記レーザ光6が動翼2の先端
部積重軸付近へ照射され、該動翼2の先端部積重軸付近
によりレーザ光6が反射し、また、第2の光学機器9に
より前記レーザ光7が動翼2の先端部後縁付近へ照射さ
れ、該動翼2の先端部後縁付近によりレーザ光7が反射
する。
【0039】動翼2の先端部積重軸付近により反射する
レーザ光6の反射光12は、第1の光プローブ10によ
り検出され、また、動翼2の先端部後縁付近により反射
するレーザ光7の反射光13は、第2の光プローブ11
により検出される。
【0040】上記各光プローブ10,11により検出さ
れた反射光12,13は、第1の光電変換器14、第2
の光電変換器15によって翼通過信号16,17に変換
され、該翼通過信号16,17が第1の時間計測器2
4、第2の時間計測器25へ入力される。
【0041】一方、回転軸1の回転にともなって、回転
位置検出器18から回転基準信号19が出力され、該回
転基準信号19は増幅器20により増幅されて、回転基
準信号19が回転数演算器21、第1の時間計測器2
4、第2の時間計測器25に入力される。
【0042】第1の時間計測器24は、回転基準信号1
9及び翼通過信号16に基づいて、回転基準位置標識3
が回転位置検出器18に検出されてから動翼2の先端部
積重軸付近にレーザ光6が照射されるまでに要する通過
実際時間Tv1 を計測し、第2の時間計測器25は、回
転基準信号19及び翼通過信号17に基づいて、回転基
準位置標識3が回転位置検出器18に検出されてから動
翼2の先端部後縁付近にレーザ光7が照射されるまでに
要する通過実際時間Tv2 を計測する。
【0043】また、前記回転数演算器21は、回転基準
信号19に基づいて回転軸1の1分間あたりの回転数を
演算し、回転数演算器21より通過予想時間演算器22
へ回転数検出信号23が入力される。
【0044】通過予想時間演算器22は、回転数検出信
号23に基づき回転基準位置標識3が回転位置検出器1
8に検出されてから動翼2の先端部にレーザ光6,7が
照射されるまでに要すると予想される通過予想時間Tb
を演算する。
【0045】更に、第1の翼振幅演算器26は、前記第
1の時間計測器24より出力される通過時間信号28と
前記通過予想時間演算器22より出力される通過予想時
間信号39から前記式1、式2に基づき動翼2の先端部
積重軸付近における振幅値a1を演算し、第2の翼振幅
演算器27は、前記第2の時間計測器25より出力され
る通過時間信号29と前記通過予想時間演算器22より
出力される通過予定時間信号39から前記式1、式2に
基づき動翼2の先端部後縁付近における振幅値a2 を演
算する。
【0046】上記各翼振幅演算器26,27により動翼
2の先端部積重軸付近及び先端部後縁付近の振幅a1
2 が求められると、振幅比演算器32は、各翼振幅演
算器26,27より入力される翼振幅信号30,31に
基づき、動翼2の先端部後縁付近における振幅値a2
よって動翼2の先端部積重軸付近における振幅値a1
割った実測振幅比a1 /a2 を演算し、振幅比演算器3
2から振動モード判定器35へ実測振幅比信号36が出
力される。
【0047】振動モード判定器35は、前記実測振幅比
信号36とデータ記憶器33に記憶された想定振幅比デ
ータ34とを対比して動翼2の振動モードを判定し、振
動モード判定器35より出力される振動モード判定信号
38に基づき表示装置37に動翼2の振動モードが表示
される。
【0048】このように、本実施例の動翼の振動モード
判定装置によれば、動翼2の振動モードを即座に判定す
ることができるので、動翼2に作用する応力を短期間に
正確に解析することが可能になる。
【0049】なお、本発明の動翼の振動モード判定方法
及び動翼の振動モード判定装置は、上述の実施例にのみ
限定されるものではなく、動翼の先端部における振幅計
測箇所を適宜増加させること、データ記憶器に記憶する
振動モードの種類を増やすこと、その他本発明の要旨を
逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿
論である。
【0050】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の動翼の振動
モード判定方法及び動翼の振動モード判定装置によれ
ば、回転中の動翼の振動モードを即座に判定することが
できるので、動翼に作用する応力を短期間に正確に解析
することが可能になるという優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の動翼の振動モード判定装置の一実施例
を示す概念図である。
【図2】動翼の振幅計測の原理を表わす概念図である。
【図3】動翼の振幅計測の原理を表わす概念図である。
【図4】動翼の振幅計測の原理を表わす概念図である。
【図5】動翼の振幅計測の原理を表わすグラフである。
【図6】動翼の振幅計測の原理を表わすグラフである。
【図7】動翼の振幅計測の原理を表わすグラフである。
【図8】動翼の振動モードが1次曲げである場合の動翼
の先端部積重軸付近及び先端部後縁付近における振幅を
数値シュミレーションにより求めたグラフである。
【図9】動翼の振動モードが1次ねじりである場合の動
翼の先端部積重軸付近及び先端部後縁付近における振幅
を数値シュミレーションにより求めたグラフである。
【符号の説明】
1 回転軸 2 動翼 3 回転基準位置標識(回転基準位置) 4,5 レーザ発生装置 6,7 レーザ光 8 第1の光学機器 9 第2の光学機器 10 第1の光プローブ 11 第2の光プローブ 12,13 反射光(レーザ光) 14 第1の光電変換器 15 第2の光電変換器 16,17 翼通過信号 18 回転位置検出器 19 回転基準信号 21 回転数演算器 22 通過予想時間演算器 23 回転数検出信号 24 第1の時間計測器 25 第2の時間計測器 26 第1の翼振幅演算器 27 第2の翼振幅演算器 28,29 通過時間信号 30,31 翼振幅信号 32 振幅比演算器 33 データ記憶器 34 想定振幅比データ 35 振動モード判定器 36 実測振幅比信号 37 表示装置 38 振動モード判定信号 39 通過予想時間信号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸に設けられた動翼が種々の振動モ
    ードにより振動する際の動翼先端部複数箇所における振
    幅を、各振動モードごとに予め数値シュミレーションに
    より想定し、各振動モードごとに動翼先端部の所定箇所
    の想定振幅値によって他の箇所の想定振幅値を割った想
    定振幅比を求め、対応する回転中の動翼先端部の複数箇
    所にそれぞれレーザ光を照射し、動翼先端部の各箇所に
    より反射する各レーザ光を検出して、前記回転軸の外周
    面所定位置に定めた回転基準位置が検出されてから動翼
    先端部がレーザ光に照射されるまでに要する通過予想時
    間と通過実際時間とを求め、前記した通過実際時間と通
    過予想時間に基づき、回転中の動翼先端部の各箇所にお
    ける振幅を求め、動翼先端部の所定箇所の実測振幅値に
    よって他の箇所の実測振幅値を割った実測振幅比を求
    め、前記想定振幅比と実測振幅比とを対比して回転中の
    動翼の振動モードを判定することを特徴とする動翼の振
    動モード判定方法。
  2. 【請求項2】 回転軸に設けられた動翼先端部の複数箇
    所へそれぞれレーザ発生装置から出力されるレーザ光を
    照射し得る複数の光学機器と、前記動翼先端部の各箇所
    により反射する各レーザ光をそれぞれ検出する光プロー
    ブと、前記各光学機器ごとに設けられ各光プローブが検
    出した反射光をそれぞれ翼通過信号に変換する光電変換
    器と、前記回転軸の回転を検出する回転位置検出器と、
    該回転位置検出器が出力する回転基準信号に基づき前記
    回転軸の回転数を演算する回転数演算器と、該回転数演
    算が出力する回転数検出信号に基づき、前記回転軸の外
    周面所定位置に定めた回転基準位置が検出されてから動
    翼先端部がレーザ光に照射されるまでに要すると予想さ
    れる通過予想時間を演算する通過予想時間演算器と、前
    記各光電変換器ごとに設けられ前記翼通過信号及び回転
    基準信号に基づき、前記回転基準位置が検出されてか
    ら、動翼先端部がレーザ光に照射されるまでに要する通
    過実際時間を演算する時間計測器と、該各時間計測器ご
    とに設けられ前記通過予想時間演算器が出力する通過予
    想時間信号及び時間計測器が出力する通過時間信号に基
    づき、動翼先端部の各箇所の振幅を演算する翼振幅演算
    器と、該各翼振幅演算器が出力する翼振幅信号に基づ
    き、動翼先端部の所定箇所の振幅値によって他の箇所の
    振幅値を割った実測振幅比を求める振幅比演算器と、動
    翼が種々の振動モードにより振動する際に想定される動
    翼先端部の所定箇所の振幅値によって他の箇所の振幅値
    を割った想定振幅比を各振動モードごとに記憶したデー
    タ記憶器と、前記振幅比演算器が出力する実測振幅比信
    号及びデータ記憶器に記憶された想定振幅比データとを
    対比して動翼の振動モードを判定する振動モード判定器
    と、該振動モード判定器が出力する振動モード判定信号
    に基づき動翼の振動モードを表示する表示装置とを備え
    てなることを特徴とする動翼の振動モード判定装置。
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