JPH05167428A - 半導体集積回路装置 - Google Patents
半導体集積回路装置Info
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- JPH05167428A JPH05167428A JP3328546A JP32854691A JPH05167428A JP H05167428 A JPH05167428 A JP H05167428A JP 3328546 A JP3328546 A JP 3328546A JP 32854691 A JP32854691 A JP 32854691A JP H05167428 A JPH05167428 A JP H05167428A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- level
- output
- ecl
- mosfet
- Prior art date
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- Logic Circuits (AREA)
- Static Random-Access Memory (AREA)
- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ECL互換の出力回路を備えつつ、低消費電
力化を図った半導体集積回路装置を提供する。 【構成】 出力すべきECLレベルの信号をレベル変換
回路によりCMOSレベルに変換してMOSFETを相
補的にスイッチ制御し、ECLレベルに対応した駆動電
圧を形成してエミッタフォロワ出力トランジスタを駆動
する。 【効果】 ECLレベルからCMOSレベルへのレベル
変換回路は大きな駆動電流を必要とせず、MOSFET
回路では定常的な直流電流は流れない低消費電力のEC
L出力回路を得ることができる。
力化を図った半導体集積回路装置を提供する。 【構成】 出力すべきECLレベルの信号をレベル変換
回路によりCMOSレベルに変換してMOSFETを相
補的にスイッチ制御し、ECLレベルに対応した駆動電
圧を形成してエミッタフォロワ出力トランジスタを駆動
する。 【効果】 ECLレベルからCMOSレベルへのレベル
変換回路は大きな駆動電流を必要とせず、MOSFET
回路では定常的な直流電流は流れない低消費電力のEC
L出力回路を得ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体集積回路装置
に関し、例えば入出力インターフェイスがECL互換性
を持ちバイポーラ型トランジスタとCMOS回路との組
み合わせで構成されるスタティック型RAM(ランダム
・アクセス・メモリ)に利用して有効な技術に関するも
のである。
に関し、例えば入出力インターフェイスがECL互換性
を持ちバイポーラ型トランジスタとCMOS回路との組
み合わせで構成されるスタティック型RAM(ランダム
・アクセス・メモリ)に利用して有効な技術に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】高速スタティック型RAMとして、Bi
CMOS回路技術を用い、メモリアレイ部をCMOS回
路に構成し、周辺回路をBiCMOS回路にECL互換
のものがある。このようなBiCMOS構成のスタティ
ック型RAMとしては、1990年『VLSI回路 シ
ンポジュウム予稿集』頁40、頁42(1990 Symposium
on VLSI Circuits P.40,P41)がある。
CMOS回路技術を用い、メモリアレイ部をCMOS回
路に構成し、周辺回路をBiCMOS回路にECL互換
のものがある。このようなBiCMOS構成のスタティ
ック型RAMとしては、1990年『VLSI回路 シ
ンポジュウム予稿集』頁40、頁42(1990 Symposium
on VLSI Circuits P.40,P41)がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ECL互換のスタティ
ック型RAMにあっては、図5に示すようにセンスアン
プSAの出力信号をECL回路と類似の差動トランジス
タで受け、エミッタフォロワ出力トランジスタを通して
出力させる。この場合、十分な出力電流を得るために差
動回路には、1回路当たり約4mA程度の比較的大きな
電流を流す必要がある。この発明の目的は、ECL互換
の出力回路を備えつつ、低消費電力化を図った半導体集
積回路装置を提供することにある。この発明の前記なら
びにそのほかの目的と新規な特徴は、本明細書の記述お
よび添付図面から明らかになるであろう。
ック型RAMにあっては、図5に示すようにセンスアン
プSAの出力信号をECL回路と類似の差動トランジス
タで受け、エミッタフォロワ出力トランジスタを通して
出力させる。この場合、十分な出力電流を得るために差
動回路には、1回路当たり約4mA程度の比較的大きな
電流を流す必要がある。この発明の目的は、ECL互換
の出力回路を備えつつ、低消費電力化を図った半導体集
積回路装置を提供することにある。この発明の前記なら
びにそのほかの目的と新規な特徴は、本明細書の記述お
よび添付図面から明らかになるであろう。
【0004】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、出力すべきECLレベルの
信号をレベル変換回路によりCMOSレベルに変換して
MOSFETを相補的にスイッチ制御し、ECLレベル
に対応した駆動電圧を形成してエミッタフォロワ出力ト
ランジスタを駆動する。
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、出力すべきECLレベルの
信号をレベル変換回路によりCMOSレベルに変換して
MOSFETを相補的にスイッチ制御し、ECLレベル
に対応した駆動電圧を形成してエミッタフォロワ出力ト
ランジスタを駆動する。
【0005】
【作用】上記した手段によれば、レベル変換回路は大き
な駆動電流を必要とせず、MOSFET回路では定常的
な直流電流は流れない低消費電力のECL出力回路を得
ることができる。
な駆動電流を必要とせず、MOSFET回路では定常的
な直流電流は流れない低消費電力のECL出力回路を得
ることができる。
【0006】
【実施例】図3には、この発明が適用されるスタティッ
ク型RAMのメモリアレイ部とその周辺回路の一実施例
の具体的回路図が示されている。同図の各回路素子は、
公知のCMOS技術又はバイポーラ型トランジスタとC
MOS回路とを組み合わせたBi−CMOS技術によ
り、単結晶シリコンのような1個の半導体基板上におい
て形成される。なお、同図において、Pチャンネル型M
OSFETは、そのチャンネル部分(バックゲート部)
に矢印が付加されることによってNチャンネル型MOS
FETと区別される。この実施例のスタティック型RA
Mの入出力インターフェイスは、ECL回路と互換性を
持つようにされる。それ故、回路の接地電位に対して負
の電源電圧VEEを用いるようにされる。
ク型RAMのメモリアレイ部とその周辺回路の一実施例
の具体的回路図が示されている。同図の各回路素子は、
公知のCMOS技術又はバイポーラ型トランジスタとC
MOS回路とを組み合わせたBi−CMOS技術によ
り、単結晶シリコンのような1個の半導体基板上におい
て形成される。なお、同図において、Pチャンネル型M
OSFETは、そのチャンネル部分(バックゲート部)
に矢印が付加されることによってNチャンネル型MOS
FETと区別される。この実施例のスタティック型RA
Mの入出力インターフェイスは、ECL回路と互換性を
持つようにされる。それ故、回路の接地電位に対して負
の電源電圧VEEを用いるようにされる。
【0007】メモリアレイは、代表として相補データ線
D0,D0Bに接続される2つのメモリセルが示されて
いる。メモリセルMCのそれぞれは、互いに同じ構成に
され、その1つの具体的回路が代表として示されている
ように、ゲートとドレインが互いに交差接続され、かつ
ソースが負の電源電圧VEEに結合されたNチャンネル
型の記憶MOSFETQ1,Q2と、上記MOSFET
Q1,Q2のドレインと回路の接地電位との間に設けら
れたポリ(多結晶)シリコン層からなる高抵抗R1,R
2とを含んでいる。上記MOSFETQ1,Q2の共通
接続点と相補データ線D0,D0Bとの間にNチャンネ
ル型の伝送ゲートMOSFETQ3,Q4が設けられて
いる。同じ行に配置されたメモリセルの伝送ゲートMO
SFETQ3,Q4等のゲートは、それぞれ例示的に示
された対応するワード線W0、Wn等に共通に接続さ
れ、同じ列に配置されたメモリセルの入出力端子は、上
記代表として例示的に示されている一対の相補データ線
(相補ビット線又は相補ディジット線とも呼ばれてい
る。)D0,D0Bに接続されている。
D0,D0Bに接続される2つのメモリセルが示されて
いる。メモリセルMCのそれぞれは、互いに同じ構成に
され、その1つの具体的回路が代表として示されている
ように、ゲートとドレインが互いに交差接続され、かつ
ソースが負の電源電圧VEEに結合されたNチャンネル
型の記憶MOSFETQ1,Q2と、上記MOSFET
Q1,Q2のドレインと回路の接地電位との間に設けら
れたポリ(多結晶)シリコン層からなる高抵抗R1,R
2とを含んでいる。上記MOSFETQ1,Q2の共通
接続点と相補データ線D0,D0Bとの間にNチャンネ
ル型の伝送ゲートMOSFETQ3,Q4が設けられて
いる。同じ行に配置されたメモリセルの伝送ゲートMO
SFETQ3,Q4等のゲートは、それぞれ例示的に示
された対応するワード線W0、Wn等に共通に接続さ
れ、同じ列に配置されたメモリセルの入出力端子は、上
記代表として例示的に示されている一対の相補データ線
(相補ビット線又は相補ディジット線とも呼ばれてい
る。)D0,D0Bに接続されている。
【0008】メモリセルMCにおいて、MOSFETQ
1,Q2及び抵抗R1,R2は、一種のフリップフロッ
プ回路を構成しているが、情報保持状態における動作点
は、普通の意味でのフリップフロップ回路のそれと随分
異なる。すなわち、上記メモリセルMCにおいて、それ
を低消費電力にさせるため、その抵抗R1は、MOSF
ETQ1がオフ状態にされているときのMOSFETQ
2のゲート電圧をそのしきい値電圧よりも若干高い電圧
に維持させることができる程度の著しく高い抵抗値にさ
れる。同様に抵抗R2も高抵抗値にされる。言い換える
と、上記抵抗R1、R2は、MOSFETQ1、Q2の
ドレインリーク電流を補償できる程度の高抵抗にされ
る。抵抗R1、R2は、MOSFETQ2のゲート容量
(図示しない)に蓄積されている情報電荷が放電させら
れてしまうのを防ぐ程度の電流供給能力を持つ。
1,Q2及び抵抗R1,R2は、一種のフリップフロッ
プ回路を構成しているが、情報保持状態における動作点
は、普通の意味でのフリップフロップ回路のそれと随分
異なる。すなわち、上記メモリセルMCにおいて、それ
を低消費電力にさせるため、その抵抗R1は、MOSF
ETQ1がオフ状態にされているときのMOSFETQ
2のゲート電圧をそのしきい値電圧よりも若干高い電圧
に維持させることができる程度の著しく高い抵抗値にさ
れる。同様に抵抗R2も高抵抗値にされる。言い換える
と、上記抵抗R1、R2は、MOSFETQ1、Q2の
ドレインリーク電流を補償できる程度の高抵抗にされ
る。抵抗R1、R2は、MOSFETQ2のゲート容量
(図示しない)に蓄積されている情報電荷が放電させら
れてしまうのを防ぐ程度の電流供給能力を持つ。
【0009】この実施例に従うと、メモリ部がRAMが
CMOS−IC技術によって製造されるにもかかわら
ず、上記のようにメモリセルMCはNチャンネルMOS
FETとポリシリコン抵抗素子とから構成される。スタ
ティック型RAMのメモリセルとしては、上記ポリシリ
コン抵抗素子に代えてPチャンネルMOSFETを用い
ることもできる。メモリセルMCは、PチャンネルMO
SFETを用いる場合に比べ、その大きさを小さくでき
る。すなわち、ポリシリコン抵抗を用いた場合、駆動M
OSFETQ1又はQ2のゲート電極上に形成できると
ともに、それ自体のサイズを小型化できる。そして、P
チャンネルMOSFETを用いたときのように、駆動M
OSFETQ1,Q2から比較的大きな距離を持って離
さなければならないことがないので無駄な空白部分が生
じない。
CMOS−IC技術によって製造されるにもかかわら
ず、上記のようにメモリセルMCはNチャンネルMOS
FETとポリシリコン抵抗素子とから構成される。スタ
ティック型RAMのメモリセルとしては、上記ポリシリ
コン抵抗素子に代えてPチャンネルMOSFETを用い
ることもできる。メモリセルMCは、PチャンネルMO
SFETを用いる場合に比べ、その大きさを小さくでき
る。すなわち、ポリシリコン抵抗を用いた場合、駆動M
OSFETQ1又はQ2のゲート電極上に形成できると
ともに、それ自体のサイズを小型化できる。そして、P
チャンネルMOSFETを用いたときのように、駆動M
OSFETQ1,Q2から比較的大きな距離を持って離
さなければならないことがないので無駄な空白部分が生
じない。
【0010】同図において、特に制限されないが、各相
補データ線D0,D0Bと回路の接地電位との間には、
そのゲートに定常的に電源電圧VEEが供給されること
によって抵抗素子として作用するPチャンネル型の負荷
MOSFETQ9,Q10が設けられる。これらの負荷
MOSFETQ9,Q10は、そのサイズが比較的小さ
く形成されることによって、小さなコンダクタンスを持
つようにされる。これらの負荷MOSFETQ9,Q1
0には、それぞれ並列形態にPチャンネル型の負荷MO
SFETQ11,Q12が設けられる。これらの負荷M
OSFETQ11,Q12は、そのサイズが比較的大き
く形成されることによって、比較的大きなコンダクタン
スを持つようにされる。上記MOSFETQ9〜Q12
がオン状態における合成コンダクタンスとメモリセルM
Cの伝送ゲートMOSFET及び記憶用MOSFETの
合成コンダクタンスとの比は、上記メモリセルMCの読
み出し動作において、相補データ線D0,D0B等が、
その記憶情報に従った所望の電位差を持つような値に選
ばれる。上記各負荷MOSFETQ11,Q12のゲー
トには、書き込み動作の時に回路の接地電位のようなハ
イレベルにされる内部書き込み信号WEが供給される。
これにより、書き込み動作のとき、上記負荷MOSFE
TQ11,Q12はオフ状態にされる。したがって、書
き込み動作における相補データ線の負荷手段は、上記小
さなコンダクタンスのMOSFETQ9,Q10のみと
なる。
補データ線D0,D0Bと回路の接地電位との間には、
そのゲートに定常的に電源電圧VEEが供給されること
によって抵抗素子として作用するPチャンネル型の負荷
MOSFETQ9,Q10が設けられる。これらの負荷
MOSFETQ9,Q10は、そのサイズが比較的小さ
く形成されることによって、小さなコンダクタンスを持
つようにされる。これらの負荷MOSFETQ9,Q1
0には、それぞれ並列形態にPチャンネル型の負荷MO
SFETQ11,Q12が設けられる。これらの負荷M
OSFETQ11,Q12は、そのサイズが比較的大き
く形成されることによって、比較的大きなコンダクタン
スを持つようにされる。上記MOSFETQ9〜Q12
がオン状態における合成コンダクタンスとメモリセルM
Cの伝送ゲートMOSFET及び記憶用MOSFETの
合成コンダクタンスとの比は、上記メモリセルMCの読
み出し動作において、相補データ線D0,D0B等が、
その記憶情報に従った所望の電位差を持つような値に選
ばれる。上記各負荷MOSFETQ11,Q12のゲー
トには、書き込み動作の時に回路の接地電位のようなハ
イレベルにされる内部書き込み信号WEが供給される。
これにより、書き込み動作のとき、上記負荷MOSFE
TQ11,Q12はオフ状態にされる。したがって、書
き込み動作における相補データ線の負荷手段は、上記小
さなコンダクタンスのMOSFETQ9,Q10のみと
なる。
【0011】この実施例では、特に制限されないが、カ
ラムスイッチを通して読み出されるメモリセルの読み出
し信号の信号振幅をメモリセルのアドレスに無関係にほ
ぼ一定にするために、上記のような負荷MOSFETQ
9〜Q12は、相補データ線D0,D0Bの遠端側、言
い換えるならばら、カラムスイッチ側に接続されるデー
タ線の端に対して反対側の端ではなく、相補データ線と
カラムスイッチに近接して設けられる。具体的に説明す
るならば、上記負荷MOSFETQ9〜Q12は、カラ
ムスイッチに最も近い位置に配置されるメモリセルとカ
ラムスイッチとの間に配置される。
ラムスイッチを通して読み出されるメモリセルの読み出
し信号の信号振幅をメモリセルのアドレスに無関係にほ
ぼ一定にするために、上記のような負荷MOSFETQ
9〜Q12は、相補データ線D0,D0Bの遠端側、言
い換えるならばら、カラムスイッチ側に接続されるデー
タ線の端に対して反対側の端ではなく、相補データ線と
カラムスイッチに近接して設けられる。具体的に説明す
るならば、上記負荷MOSFETQ9〜Q12は、カラ
ムスイッチに最も近い位置に配置されるメモリセルとカ
ラムスイッチとの間に配置される。
【0012】同図において、ワード線W0は、Xデコー
ダ回路XDCRとワードドライバWDとによって選択さ
れるが、同図では図面が複雑化されるのを防ぐために、
ノア(NOR)ゲート回路G1によりXデコーダ回路X
DCRとワードドライバWDを兼ねている。このこと
は、他の代表として示されているワード線Wnについて
も同様である。Xデコーダ回路XDCRは、相互におい
て類似のノアゲート回路G1,G2等により構成され
る。これらのノアゲート回路G1,G2等の入力端子に
は、外部から供給される複数ビットからなるX系の外部
アドレス信号AX(AX0〜AXi)を受けるアドレス
バッファXBによって形成された内部相補アドレス信号
が所定の組合せをもって印加される。なお、実際には、
Xデコーダ回路XDCRは、プリデコーダを設ける等し
て分割して多段構成されるが、この実施例でそれを1つ
のノアゲート回路により機能的に示している。
ダ回路XDCRとワードドライバWDとによって選択さ
れるが、同図では図面が複雑化されるのを防ぐために、
ノア(NOR)ゲート回路G1によりXデコーダ回路X
DCRとワードドライバWDを兼ねている。このこと
は、他の代表として示されているワード線Wnについて
も同様である。Xデコーダ回路XDCRは、相互におい
て類似のノアゲート回路G1,G2等により構成され
る。これらのノアゲート回路G1,G2等の入力端子に
は、外部から供給される複数ビットからなるX系の外部
アドレス信号AX(AX0〜AXi)を受けるアドレス
バッファXBによって形成された内部相補アドレス信号
が所定の組合せをもって印加される。なお、実際には、
Xデコーダ回路XDCRは、プリデコーダを設ける等し
て分割して多段構成されるが、この実施例でそれを1つ
のノアゲート回路により機能的に示している。
【0013】上記メモリアレイにおける相補データ線D
0と読み出し用の共通相補データ線RCDとの間には、
Pチャンネル型MOSFETQ5かならるカラムスイッ
チが設けられる。他のデータ線D0Bと読み出し用の共
通相補データ線RCDBとの間にも、Pチャンネル型M
OSFETQ6からなるカラムスイッチが設けられる。
上記メモリアレイにおける相補データ線D0と書き込み
用の共通相補データ線WCDとの間には、Nチャンネル
型MOSFETQ7かならるカラムスイッチが設けられ
る。他のデータ線D0Bと書き込み用の共通相補データ
線WCDBとの間にも、Nチャンネル型MOSFETQ
8からなるカラムスイッチが設けられる。上記Nチャン
ネル型MOSFETQ7とQ8のゲートには、カラム選
択信号Y0が供給され、Pチャンネル型MOSFETQ
5とQ6のゲートには、インバータ回路N1によって反
転されたカラム選択信号Y0が供給される。これによ
り、カラム選択信号Y0がハイレベルの選択レベルにさ
れると、上記Nチャンネル型MOSFETQ7,Q8と
Pチャンネル型MOSFETQ5,Q6がオン状態にさ
れる。上記カラム選択信号Y0は、上記Xデコーダ回路
XDCRと類似の回路から構成されるXデコード回路Y
D(図示せず)により形成される。
0と読み出し用の共通相補データ線RCDとの間には、
Pチャンネル型MOSFETQ5かならるカラムスイッ
チが設けられる。他のデータ線D0Bと読み出し用の共
通相補データ線RCDBとの間にも、Pチャンネル型M
OSFETQ6からなるカラムスイッチが設けられる。
上記メモリアレイにおける相補データ線D0と書き込み
用の共通相補データ線WCDとの間には、Nチャンネル
型MOSFETQ7かならるカラムスイッチが設けられ
る。他のデータ線D0Bと書き込み用の共通相補データ
線WCDBとの間にも、Nチャンネル型MOSFETQ
8からなるカラムスイッチが設けられる。上記Nチャン
ネル型MOSFETQ7とQ8のゲートには、カラム選
択信号Y0が供給され、Pチャンネル型MOSFETQ
5とQ6のゲートには、インバータ回路N1によって反
転されたカラム選択信号Y0が供給される。これによ
り、カラム選択信号Y0がハイレベルの選択レベルにさ
れると、上記Nチャンネル型MOSFETQ7,Q8と
Pチャンネル型MOSFETQ5,Q6がオン状態にさ
れる。上記カラム選択信号Y0は、上記Xデコーダ回路
XDCRと類似の回路から構成されるXデコード回路Y
D(図示せず)により形成される。
【0014】読み出し動作のときには、回路の接地電位
に対してデータ線負荷抵抗等にメモリ電流が流れること
より生じる電圧降下分が読み出し信号として出力され
る。それ故、上記のようにPチャンネル型MOSFET
をカラムスイッチとして用いることにより、データ線に
おけるメモリセルの読み出し信号をMOSFETのしき
い値電圧によるレベル損失が生じることなく、そのまま
共通相補データ線CD,CDB側に伝えることができ
る。また、書き込み動作においては、相補データ線D
0,D0Bのうち、一方を回路の接地電位のようなロウ
レベルにして、それに接続されるメモリセルの記憶MO
SFETをオフ状態にさせることより、他方の記憶MO
SFETをオン状態に切り換える。それ故、上記のよう
にNチャンネル型MOSFETをカラムスイッチとして
用いることにより、回路の接地電位のロウレベルをその
ままデータ線に伝えることができる。
に対してデータ線負荷抵抗等にメモリ電流が流れること
より生じる電圧降下分が読み出し信号として出力され
る。それ故、上記のようにPチャンネル型MOSFET
をカラムスイッチとして用いることにより、データ線に
おけるメモリセルの読み出し信号をMOSFETのしき
い値電圧によるレベル損失が生じることなく、そのまま
共通相補データ線CD,CDB側に伝えることができ
る。また、書き込み動作においては、相補データ線D
0,D0Bのうち、一方を回路の接地電位のようなロウ
レベルにして、それに接続されるメモリセルの記憶MO
SFETをオフ状態にさせることより、他方の記憶MO
SFETをオン状態に切り換える。それ故、上記のよう
にNチャンネル型MOSFETをカラムスイッチとして
用いることにより、回路の接地電位のロウレベルをその
ままデータ線に伝えることができる。
【0015】この実施例において、読み出し用の共通相
補データ線RCD,RCDBには、読み出し用の共通相
補データ線に給電を行うPチャンネル型からなる負荷M
OSFETQ13,Q14が設けられる。これらの負荷
MOSFETQ13,Q14のゲートには、回路の接地
電位のようなロウレベルが定常的に供給されることによ
って抵抗素子として作用する。この負荷MOSFETQ
13,Q14の抵抗値は、上記データ線D0,D0Bに
設けられる負荷MOSFETQ11,Q12に対して十
分大きな抵抗値を持つように設定される。
補データ線RCD,RCDBには、読み出し用の共通相
補データ線に給電を行うPチャンネル型からなる負荷M
OSFETQ13,Q14が設けられる。これらの負荷
MOSFETQ13,Q14のゲートには、回路の接地
電位のようなロウレベルが定常的に供給されることによ
って抵抗素子として作用する。この負荷MOSFETQ
13,Q14の抵抗値は、上記データ線D0,D0Bに
設けられる負荷MOSFETQ11,Q12に対して十
分大きな抵抗値を持つように設定される。
【0016】上記読み出し用の共通相補データ線RC
D,RCDBは、センスアンプSAの入力端子に結合さ
れる。センスアンプSAの出力信号は、外部端子から出
力信号を送出するデータ出力回路OBの入力端子に伝え
られる。同図では、省略されているが、出力回路OB
は、後述するようなレベル変換回路、それによりスイッ
チ制御されるMOSFET回路及びMOSFET回路に
より駆動されるエミッタフォロワ回路から構成される。
上記書き込み用の共通相補データ線WCD,WCDB
は、書き込みアンプWAの出力端子に結合される。この
書き込みアンプWAの入力端子には、外部端子から供給
される書き込みデータを受けるデータ入力回路IBの出
力信号が供給される。このように共通データ線を読み出
し用と書き込み用に分離することにより、センスアンプ
SA及び書き込みアンプWAの動作に最適に共通相補デ
ータ線の負荷条件を設定することができるものとなる。
そして、特に制限されないが、高速読み出し化のために
読み出し用の共通相補データ線RCD,RCDB間にイ
コライズ用のPチャンネル型MOSFETQ15が設け
られる。このMOSFETQ15のゲートには、イコラ
イズパルスEQが供給される。
D,RCDBは、センスアンプSAの入力端子に結合さ
れる。センスアンプSAの出力信号は、外部端子から出
力信号を送出するデータ出力回路OBの入力端子に伝え
られる。同図では、省略されているが、出力回路OB
は、後述するようなレベル変換回路、それによりスイッ
チ制御されるMOSFET回路及びMOSFET回路に
より駆動されるエミッタフォロワ回路から構成される。
上記書き込み用の共通相補データ線WCD,WCDB
は、書き込みアンプWAの出力端子に結合される。この
書き込みアンプWAの入力端子には、外部端子から供給
される書き込みデータを受けるデータ入力回路IBの出
力信号が供給される。このように共通データ線を読み出
し用と書き込み用に分離することにより、センスアンプ
SA及び書き込みアンプWAの動作に最適に共通相補デ
ータ線の負荷条件を設定することができるものとなる。
そして、特に制限されないが、高速読み出し化のために
読み出し用の共通相補データ線RCD,RCDB間にイ
コライズ用のPチャンネル型MOSFETQ15が設け
られる。このMOSFETQ15のゲートには、イコラ
イズパルスEQが供給される。
【0017】イコライズパルスEQは、パルス発生回路
EQGにより形成される。このパルス発生回路EQG
は、X系のアドレス信号変化検出回路XATDにより形
成されたパルスADXとY系のアドレス信号変化検出回
路YATDにより形成されたパルスADYと書き込み制
御信号WEとを受け、書き込み動作以外であってX系又
はY系のいずれか1ビットのアドレス信号でも変化した
とき、それに対応してイコライズパルスEQを発生させ
る。
EQGにより形成される。このパルス発生回路EQG
は、X系のアドレス信号変化検出回路XATDにより形
成されたパルスADXとY系のアドレス信号変化検出回
路YATDにより形成されたパルスADYと書き込み制
御信号WEとを受け、書き込み動作以外であってX系又
はY系のいずれか1ビットのアドレス信号でも変化した
とき、それに対応してイコライズパルスEQを発生させ
る。
【0018】なお、この実施例のスタティック型RAM
のメモリセルからの読し動作は、次の通りである。メモ
リセルのオン状態にされる記憶MOSFETは、定電流
源とみなすことができる。それ故、メモリセルからの読
み出しロウレベルは、負荷MOSFETQ11,Q12
に最も近いメモリセルMCnでは、データ線負荷MOS
FETQ11,Q12の抵抗分RLにメモリ電流Ioが
流れることより発生する電圧降下となる。上記メモリ電
流Ioは、上記抵抗RLに並列形態に設けられるカラム
スイッチの抵抗分RYと共通データ線負荷MOSFET
Q13,Q14の抵抗分RPにも分流して流れるが、こ
れらの抵抗RY及びRPの直列合成抵抗は、上記抵抗R
Lに比べて十分大きいから実質的に無視できる。これに
対して、上記負荷MOSFETからもっとも遠い位置に
配置されるメモリセルMC0では、上記抵抗RLとデー
タ線の抵抗分RDにメモリ電流Ioが流れることにな
る。それ故、メモリセルの入出力ノードでは、上記抵抗
RL+RDによる大きな信号振幅にされるが、カラムス
イッチ側では上記同様に抵抗RLにメモリ電流Ioが流
れることにより発生する電圧降下分のみとなる。それ
故、読み出し用の共通相補データ線RDC,RCDBを
通してセンスアンプSAの入力に伝えられるメモリセル
の読み出し信号は、X系のアドレスに無関係にほぼ一定
にできる。
のメモリセルからの読し動作は、次の通りである。メモ
リセルのオン状態にされる記憶MOSFETは、定電流
源とみなすことができる。それ故、メモリセルからの読
み出しロウレベルは、負荷MOSFETQ11,Q12
に最も近いメモリセルMCnでは、データ線負荷MOS
FETQ11,Q12の抵抗分RLにメモリ電流Ioが
流れることより発生する電圧降下となる。上記メモリ電
流Ioは、上記抵抗RLに並列形態に設けられるカラム
スイッチの抵抗分RYと共通データ線負荷MOSFET
Q13,Q14の抵抗分RPにも分流して流れるが、こ
れらの抵抗RY及びRPの直列合成抵抗は、上記抵抗R
Lに比べて十分大きいから実質的に無視できる。これに
対して、上記負荷MOSFETからもっとも遠い位置に
配置されるメモリセルMC0では、上記抵抗RLとデー
タ線の抵抗分RDにメモリ電流Ioが流れることにな
る。それ故、メモリセルの入出力ノードでは、上記抵抗
RL+RDによる大きな信号振幅にされるが、カラムス
イッチ側では上記同様に抵抗RLにメモリ電流Ioが流
れることにより発生する電圧降下分のみとなる。それ
故、読み出し用の共通相補データ線RDC,RCDBを
通してセンスアンプSAの入力に伝えられるメモリセル
の読み出し信号は、X系のアドレスに無関係にほぼ一定
にできる。
【0019】図1には、この発明に係るECL出力回路
の一実施例の回路図が示されている。同図の各回路素子
に付された回路記号が、前記図3のものと一部重複して
いるが、それぞれは別個の回路機能を実現するものであ
ると理解されたい。
の一実施例の回路図が示されている。同図の各回路素子
に付された回路記号が、前記図3のものと一部重複して
いるが、それぞれは別個の回路機能を実現するものであ
ると理解されたい。
【0020】センスアンプSAにより形成された読み出
し出力信号は、特に制限されないが、入力部を構成する
差動トランジスタT1とT2のベースに供給される。こ
の読み出し信号は、前記図3の相補データ線D0,D0
B等のような選択された相補データ線の読み出しレベル
に対応した相補信号とされる。この差動トランジスタT
1とT2のエミッタには、ECL回路と同様な定電流源
Ioと負荷抵抗R1,R2が設けられる。特に制限され
ないが、次のCMOS回路によるレベル変換動作を補助
するために上記抵抗R1とR2をECL回路のそれに比
べて若干大きな抵抗値にして、ECLレベルに比べて若
干大きな信号振幅の出力信号を形成するものであっても
よい。
し出力信号は、特に制限されないが、入力部を構成する
差動トランジスタT1とT2のベースに供給される。こ
の読み出し信号は、前記図3の相補データ線D0,D0
B等のような選択された相補データ線の読み出しレベル
に対応した相補信号とされる。この差動トランジスタT
1とT2のエミッタには、ECL回路と同様な定電流源
Ioと負荷抵抗R1,R2が設けられる。特に制限され
ないが、次のCMOS回路によるレベル変換動作を補助
するために上記抵抗R1とR2をECL回路のそれに比
べて若干大きな抵抗値にして、ECLレベルに比べて若
干大きな信号振幅の出力信号を形成するものであっても
よい。
【0021】上記のような入力部により形成された相補
出力信号は、PチャンネルMOSFETQ1とQ2のゲ
ートに供給される。これらPチャンネル型MOSFET
Q1とQ2のソースは回路の接地電位に接続され、その
ドレインには電流ミラー形態にされたNチャンネルMO
SFETQ3とQ4が設けられる。上記相補的な入力信
号がゲートにそれぞれ供給されたPチャンネルMOSF
ETQ1とQ2は、その相補入力信号レベルに従った相
補的なドレイン電流を流すようになる。例えば、一方の
MOSFETQ1に流れる電流が相対的に大きくされる
と、他方のMOSFETQ2に流れる電流は相対的に小
さくされる。この場合には、上記MOSFETQ1によ
り形成されたドレイン電流に応じて電流ミラー形態のN
チャンネルMOSFETQ3とQ4とにも大きな電流が
流れる。したがって、PチャンネルMOSFETQ2と
NチャンネルMOSFETQ4とが相補的に動作させら
れ、共通接続されたドレインからはそのコンダクタンス
比に対応したほゞ負の電源電圧VEEのようなロウレベ
ルの信号が形成される。逆に、MOSFETQ2に流れ
る電流が相対的に大きくされ、MOSFETQ1に流れ
る電流が相対的に小さくされると、ほぼ回路の接地電位
のようなハイレベルが形成される。
出力信号は、PチャンネルMOSFETQ1とQ2のゲ
ートに供給される。これらPチャンネル型MOSFET
Q1とQ2のソースは回路の接地電位に接続され、その
ドレインには電流ミラー形態にされたNチャンネルMO
SFETQ3とQ4が設けられる。上記相補的な入力信
号がゲートにそれぞれ供給されたPチャンネルMOSF
ETQ1とQ2は、その相補入力信号レベルに従った相
補的なドレイン電流を流すようになる。例えば、一方の
MOSFETQ1に流れる電流が相対的に大きくされる
と、他方のMOSFETQ2に流れる電流は相対的に小
さくされる。この場合には、上記MOSFETQ1によ
り形成されたドレイン電流に応じて電流ミラー形態のN
チャンネルMOSFETQ3とQ4とにも大きな電流が
流れる。したがって、PチャンネルMOSFETQ2と
NチャンネルMOSFETQ4とが相補的に動作させら
れ、共通接続されたドレインからはそのコンダクタンス
比に対応したほゞ負の電源電圧VEEのようなロウレベ
ルの信号が形成される。逆に、MOSFETQ2に流れ
る電流が相対的に大きくされ、MOSFETQ1に流れ
る電流が相対的に小さくされると、ほぼ回路の接地電位
のようなハイレベルが形成される。
【0022】この実施例では、出力電流を大きくするた
めに、言い換えるならば、比較的大きな容量値を持つよ
うにされた容量性負荷でも高速に駆動するために、上記
レベル変換回路の出力信号は、コレクタが回路の接地電
位点に接続されたトランジスタT5のベースに供給され
る。このトランジスタT5はカスケード接続されたトラ
ンジスタT6とともにトーテムポール型プッシュプル出
力回路を構成する。ロウレベルの側の出力トランジスタ
T6のコレクタとベースとの間には、特に制限されない
が、前段側の出力信号を受けるNチャンネルMOSFE
TQ5が設けられる。上記トランジスタT6のベースと
エミッタとの間には、出力信号を受けるロウレベル引き
抜き用のNチャンネルMOSFETQ6が設けられる。
この構成に代え、MOSFETQ5は、上記MOSFE
TQ1〜Q4と同様な構成であってその入力信号が逆に
されたレベル増幅回路の出力信号を受けるようにするも
のであってもよい。
めに、言い換えるならば、比較的大きな容量値を持つよ
うにされた容量性負荷でも高速に駆動するために、上記
レベル変換回路の出力信号は、コレクタが回路の接地電
位点に接続されたトランジスタT5のベースに供給され
る。このトランジスタT5はカスケード接続されたトラ
ンジスタT6とともにトーテムポール型プッシュプル出
力回路を構成する。ロウレベルの側の出力トランジスタ
T6のコレクタとベースとの間には、特に制限されない
が、前段側の出力信号を受けるNチャンネルMOSFE
TQ5が設けられる。上記トランジスタT6のベースと
エミッタとの間には、出力信号を受けるロウレベル引き
抜き用のNチャンネルMOSFETQ6が設けられる。
この構成に代え、MOSFETQ5は、上記MOSFE
TQ1〜Q4と同様な構成であってその入力信号が逆に
されたレベル増幅回路の出力信号を受けるようにするも
のであってもよい。
【0023】この実施例では、ECLレベルの出力信号
を形成するために出力ロウレベルに対応した動作電圧V
Oが形成される。この電圧VOは、約−1V〜−1.2
Vのような定電圧にされ、内蔵の定電圧発生回路により
形成される。この構成に代えて、半導体集積回路装置の
外部から供給するものであってもよい。そして、回路の
接地電位と上記動作電圧VOとの間に、Pチャンネル型
MOSFETQ7とQ8を直列形態に接続する。上記M
OSFETQ8のゲートには上記レベル変換した出力信
号が供給され、MOSFETQ7のゲートにはインバー
タ回路N1により反転信号を供給される。このインバー
タ回路N1は、特に制限されないが、CMOS回路にバ
イポーラ型トランジスタを設けたものとされる。上記M
OSFETQ7とQ8は、比較的大きな駆動電流を形成
するために比較的大きなサイズに形成される。このた
め、これらのMOSFETQ7とQ8は、比較的大きな
ゲート容量を持つようにされるにもかかわらずに、上記
のようなバイポーラ型トランジスタによる出力回路によ
り高速にスイッチ制御される。
を形成するために出力ロウレベルに対応した動作電圧V
Oが形成される。この電圧VOは、約−1V〜−1.2
Vのような定電圧にされ、内蔵の定電圧発生回路により
形成される。この構成に代えて、半導体集積回路装置の
外部から供給するものであってもよい。そして、回路の
接地電位と上記動作電圧VOとの間に、Pチャンネル型
MOSFETQ7とQ8を直列形態に接続する。上記M
OSFETQ8のゲートには上記レベル変換した出力信
号が供給され、MOSFETQ7のゲートにはインバー
タ回路N1により反転信号を供給される。このインバー
タ回路N1は、特に制限されないが、CMOS回路にバ
イポーラ型トランジスタを設けたものとされる。上記M
OSFETQ7とQ8は、比較的大きな駆動電流を形成
するために比較的大きなサイズに形成される。このた
め、これらのMOSFETQ7とQ8は、比較的大きな
ゲート容量を持つようにされるにもかかわらずに、上記
のようなバイポーラ型トランジスタによる出力回路によ
り高速にスイッチ制御される。
【0024】出力トランジスタT7は、上記MOSFE
TQ7とQ8からなる駆動回路により形成された回路の
接地電位又は動作電圧VOを受け、そのベース,エミッ
タ間電圧VBEだけレベルシフトされたECLレベルの出
力信号を形成する。すなわち、レベル変換回路により出
力された出力信号が電源電圧VEEのようなロウレベル
のときにはMOSFETQ8がオン状態にされる。この
とき、インバータ回路N1の出力信号は回路の接地電位
のようなハイレベルとなり、MOSFETQ7はオフ状
態にされる。したがって、トランジスタT7は、MOS
FETQ8を通してベースに供給された電圧VOを受け
て、エミッタからベース,エミッタ間電圧VBEだけレベ
ルシフトされたロウレベルの出力信号を出力する。レベ
ル変換回路により出力された出力信号が回路の接地電位
のようなハイレベルのときにはMOSFETQ8がオフ
状態にされる。このとき、インバータ回路N1の出力信
号は電源電圧VEEのようなロウレベルとなり、MOS
FETQ7はオン状態にされる。したがって、トランジ
スタT7は、MOSFETQ7を通してベースに供給さ
れた回路の接地電位を受けて、エミッタ出力からそのベ
ース,エミッタ間電圧VBEだけレベルシフトされたハイ
レベルの出力信号を出力する。
TQ7とQ8からなる駆動回路により形成された回路の
接地電位又は動作電圧VOを受け、そのベース,エミッ
タ間電圧VBEだけレベルシフトされたECLレベルの出
力信号を形成する。すなわち、レベル変換回路により出
力された出力信号が電源電圧VEEのようなロウレベル
のときにはMOSFETQ8がオン状態にされる。この
とき、インバータ回路N1の出力信号は回路の接地電位
のようなハイレベルとなり、MOSFETQ7はオフ状
態にされる。したがって、トランジスタT7は、MOS
FETQ8を通してベースに供給された電圧VOを受け
て、エミッタからベース,エミッタ間電圧VBEだけレベ
ルシフトされたロウレベルの出力信号を出力する。レベ
ル変換回路により出力された出力信号が回路の接地電位
のようなハイレベルのときにはMOSFETQ8がオフ
状態にされる。このとき、インバータ回路N1の出力信
号は電源電圧VEEのようなロウレベルとなり、MOS
FETQ7はオン状態にされる。したがって、トランジ
スタT7は、MOSFETQ7を通してベースに供給さ
れた回路の接地電位を受けて、エミッタ出力からそのベ
ース,エミッタ間電圧VBEだけレベルシフトされたハイ
レベルの出力信号を出力する。
【0025】この構成においては、入力部の差動トラン
ジスタとエミッタフォロワ回路において定電流Ioが定
常的流れるが、この定電流Ioの電流値はECLの単位
ゲートとほぼ同じ小さい電流である。そして、レベル変
換回路のCMOS回路でも定常的には小さな直流電流し
か流れなく全体の消費電流を約1mA以下に設定するこ
とができる。このため、出力回路での図5に示したよう
な従来の回路に比べて消費電流を大幅に小さくすること
ができる。特に、×4等のように複数ビットの単位でデ
ータを出力する場合には、従来の駆動回路では4mA×
4=16mAもの大きな直流電流を消費するのに対し
て、本発明ではそれを4mA以下に削減できるものとな
る。
ジスタとエミッタフォロワ回路において定電流Ioが定
常的流れるが、この定電流Ioの電流値はECLの単位
ゲートとほぼ同じ小さい電流である。そして、レベル変
換回路のCMOS回路でも定常的には小さな直流電流し
か流れなく全体の消費電流を約1mA以下に設定するこ
とができる。このため、出力回路での図5に示したよう
な従来の回路に比べて消費電流を大幅に小さくすること
ができる。特に、×4等のように複数ビットの単位でデ
ータを出力する場合には、従来の駆動回路では4mA×
4=16mAもの大きな直流電流を消費するのに対し
て、本発明ではそれを4mA以下に削減できるものとな
る。
【0026】図2には、この発明に係るECL出力回路
の他の一実施例の回路図が示されている。この実施例で
は、出力トランジスタT7を駆動するMOSFETがC
MOS回路により構成される。すなわち、レベル変換回
路の出力信号は、Pチャンネル型MOSFETQ7とN
チャンネル型MOSFETQ9からなるCMOS回路に
入力される。このCMOS回路の出力信号により直接出
力トランジスタT7を駆動する。この構成では、インバ
ータ回路N1が不用になり、回路の簡素化を図ることが
できる。ただし、Pチャンネル型MOSFETQ9をオ
ン状態にして、電圧VOを出力させるとき、MOSFE
TQ9のゲートとソースとの間には電圧VOのような比
較的小さな振込電圧した供給されない。このため、必要
な駆動電流を得るためにはMOSFETQ9のサイズを
大きく形成する必要がある。
の他の一実施例の回路図が示されている。この実施例で
は、出力トランジスタT7を駆動するMOSFETがC
MOS回路により構成される。すなわち、レベル変換回
路の出力信号は、Pチャンネル型MOSFETQ7とN
チャンネル型MOSFETQ9からなるCMOS回路に
入力される。このCMOS回路の出力信号により直接出
力トランジスタT7を駆動する。この構成では、インバ
ータ回路N1が不用になり、回路の簡素化を図ることが
できる。ただし、Pチャンネル型MOSFETQ9をオ
ン状態にして、電圧VOを出力させるとき、MOSFE
TQ9のゲートとソースとの間には電圧VOのような比
較的小さな振込電圧した供給されない。このため、必要
な駆動電流を得るためにはMOSFETQ9のサイズを
大きく形成する必要がある。
【0027】図4には、この発明に係るECL出力回路
の更に他の一実施例の回路図が示されている。この実施
例では、出力トランジスタT7を駆動するMOSFET
回路として前記図1の実施例と同様にPチャンネル型M
OSFETQ7とQ8を用いるが、それぞれのゲートに
はレベル変換回路LVCが設けられる。このレベル変換
回路LVCに入力される信号を、MOSFETQ7とQ
8とでは逆にして互いに逆相のCMOSレベルの出力信
号を形成する。この構成では、MOSFETQ7とQ8
との両ゲートに高速に入力信号が伝えられるから、MO
SFETQ7とQ8のスイッチ切り替えを高速にでき
る。言い換えるならば、図1の実施例ではMOSFET
Q7のゲートには、インバータ回路N1により反転遅延
信号が供給されのでは、MOSFETQ8に比べてMO
SFETQ7のスイッチ制御が遅くなる。これに対し
て、この実施例では、MOSFETQ7とQ8を同時に
相補的に切り替えるので、両MOSFETQ7とQ8と
が同時にオン状態にされる時間を短くでき出力動作の高
速化とMOSFETQ7とQ8を通して流れる貫通電流
を低減できるという利点がある。
の更に他の一実施例の回路図が示されている。この実施
例では、出力トランジスタT7を駆動するMOSFET
回路として前記図1の実施例と同様にPチャンネル型M
OSFETQ7とQ8を用いるが、それぞれのゲートに
はレベル変換回路LVCが設けられる。このレベル変換
回路LVCに入力される信号を、MOSFETQ7とQ
8とでは逆にして互いに逆相のCMOSレベルの出力信
号を形成する。この構成では、MOSFETQ7とQ8
との両ゲートに高速に入力信号が伝えられるから、MO
SFETQ7とQ8のスイッチ切り替えを高速にでき
る。言い換えるならば、図1の実施例ではMOSFET
Q7のゲートには、インバータ回路N1により反転遅延
信号が供給されのでは、MOSFETQ8に比べてMO
SFETQ7のスイッチ制御が遅くなる。これに対し
て、この実施例では、MOSFETQ7とQ8を同時に
相補的に切り替えるので、両MOSFETQ7とQ8と
が同時にオン状態にされる時間を短くでき出力動作の高
速化とMOSFETQ7とQ8を通して流れる貫通電流
を低減できるという利点がある。
【0028】上記の実施例から得られる作用効果は、下
記の通りである。すなわち、 (1) 出力すべきECLレベルの信号をレベル変換回
路によりCMOSレベルに変換してMOSFETを相補
的にスイッチ制御し、ECLレベルに対応した駆動電圧
を形成してエミッタフォロワ出力トランジスタを駆動す
る。この構成では、レベル変換回路では大きな駆動電流
を必要とせず、MOSFET回路では定常的な直流電流
は流れないから低消費電力のECL出力回路を得ること
ができるという効果が得られる。 (2) MOSFET回路としてPチャンネル型MOS
FETを用いた場合には、レベル変換されたCMOS信
号によりゲート,ソース間に大きな供給することができ
るから、比較的小さなサイズのMOSFETにより出力
トランジスタを駆動することができるという効果が得ら
れる。
記の通りである。すなわち、 (1) 出力すべきECLレベルの信号をレベル変換回
路によりCMOSレベルに変換してMOSFETを相補
的にスイッチ制御し、ECLレベルに対応した駆動電圧
を形成してエミッタフォロワ出力トランジスタを駆動す
る。この構成では、レベル変換回路では大きな駆動電流
を必要とせず、MOSFET回路では定常的な直流電流
は流れないから低消費電力のECL出力回路を得ること
ができるという効果が得られる。 (2) MOSFET回路としてPチャンネル型MOS
FETを用いた場合には、レベル変換されたCMOS信
号によりゲート,ソース間に大きな供給することができ
るから、比較的小さなサイズのMOSFETにより出力
トランジスタを駆動することができるという効果が得ら
れる。
【0029】以上本発明者よりなされた発明を実施例に
基づき具体的に説明したが、本願発明は前記実施例に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種
々変更可能であることはいうまでもない。例えば、図1
において、センスアンプSAがエミッタフォロワ出力回
路からECLレベルの信号を出力する場合には、差動回
路とエミッタフォロワ回路を省略して直接的にECLレ
ベルの信号をPチャンネル型MOSFETQ1とQ2に
供給する構成としてもよい。レベル変換回路は、CMO
S回路を用いることの他、同様に比較的小さな電流によ
りレベル変換動作を行うものであれば何であってもよ
い。この発明は、ECL互換性を持つスタティック型R
AMの他、ECL互換性を持つBi−CMOSゲートア
レイ又はECLロジック等のようにECL出力回路を持
つ各種半導体集積回路装置に広く利用できる。
基づき具体的に説明したが、本願発明は前記実施例に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種
々変更可能であることはいうまでもない。例えば、図1
において、センスアンプSAがエミッタフォロワ出力回
路からECLレベルの信号を出力する場合には、差動回
路とエミッタフォロワ回路を省略して直接的にECLレ
ベルの信号をPチャンネル型MOSFETQ1とQ2に
供給する構成としてもよい。レベル変換回路は、CMO
S回路を用いることの他、同様に比較的小さな電流によ
りレベル変換動作を行うものであれば何であってもよ
い。この発明は、ECL互換性を持つスタティック型R
AMの他、ECL互換性を持つBi−CMOSゲートア
レイ又はECLロジック等のようにECL出力回路を持
つ各種半導体集積回路装置に広く利用できる。
【0030】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、出力すべきECLレベルの
信号をレベル変換回路によりCMOSレベルに変換して
MOSFETを相補的にスイッチ制御し、ECLレベル
に対応した駆動電圧を形成してエミッタフォロワ出力ト
ランジスタを駆動してECL出力信号を得る。この構成
では、レベル変換回路では大きな駆動電流を必要とせ
ず、MOSFET回路では定常的な直流電流は流れない
から消費電力を大幅に低減することができる。
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、出力すべきECLレベルの
信号をレベル変換回路によりCMOSレベルに変換して
MOSFETを相補的にスイッチ制御し、ECLレベル
に対応した駆動電圧を形成してエミッタフォロワ出力ト
ランジスタを駆動してECL出力信号を得る。この構成
では、レベル変換回路では大きな駆動電流を必要とせ
ず、MOSFET回路では定常的な直流電流は流れない
から消費電力を大幅に低減することができる。
【図1】この発明に係るECL出力回路の一実施例を示
す回路図である。
す回路図である。
【図2】この発明に係るECL出力回路の他の一実施例
を示す回路図である。
を示す回路図である。
【図3】この発明に係るスタティック型RAMのメモリ
アレイ部とその周辺回路の一実施例を示す具体的回路図
である。
アレイ部とその周辺回路の一実施例を示す具体的回路図
である。
【図4】この発明に係るECL出力回路の更に他の一実
施例を示す回路図である。
施例を示す回路図である。
【図5】従来のECL出力回路の一例を示す回路図であ
る。
る。
SA…センスアンプ、LVC…レベル変換回路、XB…
X系アドレスバッファ、YB…Y系アドレスバッファ、
XDCR…X系デコーダ回路、OB…データ出力回路、
IB…データ入力回路、XATD,YATD…アドレス
信号変化検出回路、EQG…イコライズパルス発生回
路、MC…メモリセル、W0,Wn…ワード線、D0,
D0B…相補データ線、RCD,RCDB…読み出し用
共通相補データ線、WCD,WCDB…書き込み用共通
相補データ線、Q1〜Q14…MOSFET、T1〜T
7…トランジスタ。
X系アドレスバッファ、YB…Y系アドレスバッファ、
XDCR…X系デコーダ回路、OB…データ出力回路、
IB…データ入力回路、XATD,YATD…アドレス
信号変化検出回路、EQG…イコライズパルス発生回
路、MC…メモリセル、W0,Wn…ワード線、D0,
D0B…相補データ線、RCD,RCDB…読み出し用
共通相補データ線、WCD,WCDB…書き込み用共通
相補データ線、Q1〜Q14…MOSFET、T1〜T
7…トランジスタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03K 5/08 Z 7402−5J 19/086 8941−5J 7342−4M H01L 27/06 321 J
Claims (3)
- 【請求項1】 出力すべきECLレベルの信号をCMO
Sレベルに変換するレベル変換回路と、このレベル変換
回路の出力信号により相補的にスイッチ制御され、EC
Lレベルに対応した駆動電圧を出力するMOSFET回
路と、このMOSFET回路を出力電圧を受けてECL
レベルの出力信号を形成するエミッタフォロワ出力トラ
ンジスタとを含むことを特徴とする半導体集積回路装
置。 - 【請求項2】 上記出力すべきECLレベルの信号は、
スタティック型メモリセルから読み出し信号を増幅する
センスアンプの出力信号であることを特徴とする請求項
1の半導体集積回路装置。 - 【請求項3】 上記MOSFET回路は、レベル変換回
路の出力信号により相補的にスイッチ制御され、回路の
接地電位又はECLのロウレベルに対応した小さな動作
電圧を出力する一対のMOSFETからなるものである
ことを特徴とする請求項1又は請求項2の半導体集積回
路装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3328546A JPH05167428A (ja) | 1991-12-12 | 1991-12-12 | 半導体集積回路装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3328546A JPH05167428A (ja) | 1991-12-12 | 1991-12-12 | 半導体集積回路装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05167428A true JPH05167428A (ja) | 1993-07-02 |
Family
ID=18211490
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3328546A Pending JPH05167428A (ja) | 1991-12-12 | 1991-12-12 | 半導体集積回路装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05167428A (ja) |
-
1991
- 1991-12-12 JP JP3328546A patent/JPH05167428A/ja active Pending
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