JPH0574171A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JPH0574171A
JPH0574171A JP3234438A JP23443891A JPH0574171A JP H0574171 A JPH0574171 A JP H0574171A JP 3234438 A JP3234438 A JP 3234438A JP 23443891 A JP23443891 A JP 23443891A JP H0574171 A JPH0574171 A JP H0574171A
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mosfet
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JP3234438A
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Tomoki Tanabe
知己 田辺
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Hitachi Microcomputer System Ltd
Hitachi Ltd
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Hitachi Microcomputer System Ltd
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成で低消費電力化を図りつつ高速動
作を実現した入力バッファを備えた半導体集積回路装置
を提供する。 【構成】 第1のMOSFETのゲートにECLレベル
の入力信号を供給し、ソースにレベルシフトされた回路
の接地電位を供給し、第2のMOSFETのソースに上
記入力信号を供給し、ゲートに所定の基準電圧を供給
し、この第2のMOSFETのドレインに負荷手段を接
続して入力と同相の増幅出力を形成して第1のMOSF
ETと直列形態に接続され上記第1のMOSFETとは
逆導電型にされた第3のMOSFETを駆動して、これ
ら第1と第3のMOSFETの接続点からレベルに変換
された内部信号を形成する。 【効果】 実質的には1段の回路でレベル変換動作が行
われるから少ない素子数により低消費電力で高速のレベ
ル変換機能を持つ入力バッファを得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体集積回路装置
に関し、例えばECL互換性を持ちバイポーラ型トラン
ジスタとCMOS回路との複合構成からなるBi−CM
OSスタティック型RAM(ランダム・アクセス・メモ
リ)に利用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高速スタティック型RAMとして、Bi
−CMOS回路技術を用い、メモリアレイ部をCMOS
回路に構成し、周辺回路をBi−CMOS回路にECL
互換のものがある。このようなBiCMOS構成のスタ
ティック型RAMとしては、『BiCMOS技術』久保
征治編著、社団法人電子情報通信学会編がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のスタティック型
RAMでは、図4に示すようなアドレスバッファを用い
ている。このアドレスバッファは、ECLレベルの入力
信号をCMOSレベルの内部信号に変換するために、カ
レントスイッチ回路、出力エミッタフォロワ回路、及び
CMOS構成のレベル変換回路から構成される。この構
成では、回路素子が比較的多くなるという問題がある。
そして、上記のような多段構成であるため信号伝達が遅
くなってしまう。特に、低消費電力化のためにカレント
スイッチ回路、エミッタフォロワ回路、及びレベルシト
フ回路での動作電流を小さくすると、信号伝達遅延が大
きくなって高速化が達成できないという問題が生じる。
この発明の目的は、簡単な構成で低消費電力化を図りつ
つ高速動作を実現した入力バッファを備えた半導体集積
回路装置を提供することにある。この発明の前記ならび
にそのほかの目的と新規な特徴は、本明細書の記述およ
び添付図面から明らかになるであろう。
【0004】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、第1のMOSFETのゲー
トにECLレベルの入力信号を供給し、ソースにレベル
シフトされた回路の接地電位を供給し、第2のMOSF
ETのソースに上記入力信号を供給し、ゲートに所定の
基準電圧を供給し、この第2のMOSFETのドレイン
に負荷手段を接続して入力と同相の増幅出力を形成して
第1のMOSFETと直列形態に接続され上記第1のM
OSFETとは逆導電型にされた第3のMOSFETを
駆動して、これら第1と第3のMOSFETの接続点か
らレベルに変換された内部信号を形成する。
【0005】
【作用】上記した手段によれば、実質的には1段の回路
でレベル変換動作が行われるから少ない素子数により低
消費電力で高速のレベル変換機能を持つ入力バッファを
得ることができる。
【0006】
【実施例】図3には、この発明が適用されるスタティッ
ク型RAMのメモリアレイ部とその周辺回路の一実施例
の具体的回路図が示されている。同図の各回路素子は、
公知のCMOS技術又はバイポーラ型トランジスタとC
MOS回路とを組み合わせたBi−CMOS技術によ
り、単結晶シリコンのような1個の半導体基板上におい
て形成される。なお、同図において、Pチャンネル型M
OSFETは、そのチャンネル部分(バックゲート部)
に矢印が付加されることによってNチャンネル型MOS
FETと区別される。この実施例のスタティック型RA
Mの入出力インターフェイスは、ECL回路と互換性を
持つようにされる。それ故、回路の接地電位に対して負
の電源電圧VEEを用いるようにされる。
【0007】メモリアレイは、代表として相補データ線
D0,D0Bに接続される2つのメモリセルが示されて
いる。メモリセルMCのそれぞれは、互いに同じ構成に
され、その1つの具体的回路が代表として示されている
ように、ゲートとドレインが互いに交差接続され、かつ
ソースが負の電源電圧VEEに結合されたNチャンネル
型の記憶MOSFETQ1,Q2と、上記MOSFET
Q1,Q2のドレインと回路の接地電位との間に設けら
れたポリ(多結晶)シリコン層からなる高抵抗R1,R
2とを含んでいる。上記MOSFETQ1,Q2の共通
接続点と相補データ線D0,D0Bとの間にNチャンネ
ル型の伝送ゲートMOSFETQ3,Q4が設けられて
いる。同じ行に配置されたメモリセルの伝送ゲートMO
SFETQ3,Q4等のゲートは、それぞれ例示的に示
された対応するワード線W0、Wn等に共通に接続さ
れ、同じ列に配置されたメモリセルの入出力端子は、上
記代表として例示的に示されている一対の相補データ線
(相補ビット線又は相補ディジット線とも呼ばれてい
る。)D0,D0Bに接続されている。
【0008】メモリセルMCにおいて、MOSFETQ
1,Q2及び抵抗R1,R2は、一種のフリップフロッ
プ回路を構成しているが、情報保持状態における動作点
は、普通の意味でのフリップフロップ回路のそれと随分
異なる。すなわち、上記メモリセルMCにおいて、それ
を低消費電力にさせるため、その抵抗R1は、MOSF
ETQ1がオフ状態にされているときのMOSFETQ
2のゲート電圧をそのしきい値電圧よりも若干高い電圧
に維持させることができる程度の著しく高い抵抗値にさ
れる。同様に抵抗R2も高抵抗値にされる。言い換える
と、上記抵抗R1、R2は、MOSFETQ1、Q2の
ドレインリーク電流を補償できる程度の高抵抗にされ
る。抵抗R1、R2は、MOSFETQ2のゲート容量
(図示しない)に蓄積されている情報電荷が放電させら
れてしまうのを防ぐ程度の電流供給能力を持つ。
【0009】この実施例に従うと、メモリアレイ部がC
MOS−IC技術によって製造されるにもかかわらず、
上記のようにメモリセルMCはNチャンネルMOSFE
Tとポリシリコン抵抗素子とから構成される。スタティ
ック型RAMのメモリセルとしては、上記ポリシリコン
抵抗素子に代えてPチャンネルMOSFETを用いるこ
ともできる。メモリセルは、PチャンネルMOSFET
を用いる場合に比べ、その大きさを小さくできる。すな
わち、ポリシリコン抵抗を用いた場合、駆動MOSFE
TQ1又はQ2のゲート電極上に形成できるとともに、
それ自体のサイズを小型化できる。そして、Pチャンネ
ルMOSFETを用いたときのように、駆動MOSFE
TQ1,Q2から比較的大きな距離を持って離さなけれ
ばならないことがないので無駄な空白部分が生じない。
【0010】同図において、特に制限されないが、各相
補データ線D0,D0Bと回路の接地電位との間には、
そのゲートに定常的に電源電圧VEEが供給されること
によって抵抗素子として作用するPチャンネル型の負荷
MOSFETQ9,Q10が設けられる。これらの負荷
MOSFETQ9,Q10は、そのサイズが比較的小さ
く形成されることによって、小さなコンダクタンスを持
つようにされる。これらの負荷MOSFETQ9,Q1
0には、それぞれ並列形態にPチャンネル型の負荷MO
SFETQ11,Q12が設けられる。これらの負荷M
OSFETQ11,Q12は、そのサイズが比較的大き
く形成されることによって、比較的大きなコンダクタン
スを持つようにされる。上記MOSFETQ9〜Q12
がオン状態における合成コンダクタンスとメモリセルM
Cの伝送ゲートMOSFET及び記憶用MOSFETの
合成コンダクタンスとの比は、上記メモリセルMCの読
み出し動作において、相補データ線D0,D0B等が、
その記憶情報に従った所望の電位差を持つような値に選
ばれる。上記各負荷MOSFETQ11,Q12のゲー
トには、書き込み動作の時に回路の接地電位のようなハ
イレベルにされる内部書き込み信号WEが供給される。
これにより、書き込み動作のとき、上記負荷MOSFE
TQ11,Q12はオフ状態にされる。したがって、書
き込み動作における相補データ線の負荷手段は、上記小
さなコンダクタンスのMOSFETQ9,Q10のみと
なる。
【0011】この実施例では、特に制限されないが、カ
ラムスイッチを通して読み出されるメモリセルの読み出
し信号の信号振幅をメモリセルのアドレスに無関係にほ
ぼ一定にするために、上記のような負荷MOSFETQ
9〜Q12は、相補データ線D0,D0Bの遠端側、言
い換えるならばら、カラムスイッチ側に接続されるデー
タ線の端に対して反対側の端ではなく、相補データ線と
カラムスイッチに近接して設けられる。具体的に説明す
るならば、上記負荷MOSFETQ9〜Q12は、カラ
ムスイッチに最も近い位置に配置されるメモリセルとカ
ラムスイッチとの間に配置される。
【0012】同図において、ワード線W0は、Xデコー
ダ回路XDとワードドライバWDとによって選択される
が、同図では図面が複雑化されるのを防ぐために、ノア
(NOR)ゲート回路G1によりXデコーダXDとワー
ドドライバWDを兼ねている。このことは、他の代表と
して示されているワード線Wnについても同様である。
Xデコーダ回路XDは、相互において類似のノアゲート
回路G1,G2等により構成される。これらのノアゲー
ト回路G1,G2等の入力端子には、外部から供給され
る複数ビットからなるX系の外部アドレス信号AX(
AX0〜AXi)を受けるアドレスバッファXBによっ
て形成された内部相補アドレス信号が所定の組合せをも
って印加される。なお、実際には、Xデコーダ回路XD
は、プリデコーダを設ける等して分割して構成される
が、この実施例でそれを1つのノアゲート回路により機
能的に示している。
【0013】上記メモリアレイにおける相補データ線D
0と読み出し用の共通相補データ線RCDとの間には、
Pチャンネル型MOSFETQ5かならるカラムスイッ
チが設けられる。他のデータ線D0Bと読み出し用の共
通相補データ線RCDBとの間にも、Pチャンネル型M
OSFETQ6からなるカラムスイッチが設けられる。
上記メモリアレイにおける相補データ線D0と書き込み
用の共通相補データ線WCDとの間には、Nチャンネル
型MOSFETQ7かならるカラムスイッチが設けられ
る。他のデータ線D0Bと書き込み用の共通相補データ
線WCDBとの間にも、Nチャンネル型MOSFETQ
8からなるカラムスイッチが設けられる。上記Nチャン
ネル型MOSFETQ7とQ8のゲートには、カラム選
択信号Y0が供給され、Pチャンネル型MOSFETQ
5とQ6のゲートには、インバータ回路N1によって反
転されたカラム選択信号Y0が供給される。これによ
り、カラム選択信号Y0がハイレベルの選択レベルにさ
れると、上記Nチャンネル型MOSFETQ7,Q8と
Pチャンネル型MOSFETQ5,Q6がオン状態にさ
れる。上記カラム選択信号Y0は、上記Xデコーダ回路
XDと類似の回路から構成されるXデコード回路YD
(図示せず)により形成される。
【0014】読み出し動作のときには、回路の接地電位
に対してデータ線負荷抵抗等にメモリ電流が流れること
より生じる電圧降下分が読み出し信号として出力され
る。それ故、上記のようにPチャンネル型MOSFET
をカラムスイッチとして用いることにより、データ線に
おけるメモリセルの読み出し信号をMOSFETのしき
い値電圧によるレベル損失が生じることなく、そのまま
共通相補データ線CD,CDB側に伝えることができ
る。また、書き込み動作においては、相補データ線D
0,D0Bのうち、一方を回路の接地電位のようなロウ
レベルにして、それに接続されるメモリセルの記憶MO
SFETをオフ状態にさせることより、他方の記憶MO
SFETをオン状態に切り換える。それ故、上記のよう
にNチャンネル型MOSFETをカラムスイッチとして
用いることにより、回路の接地電位のロウレベルをその
ままデータ線に伝えることができる。
【0015】この実施例において、読み出し用の共通相
補データ線RCD,RCDBには、読み出し用の共通相
補データ線に給電を行うPチャンネル型からなる負荷M
OSFETQ15,Q14が設けられる。これらの負荷
MOSFETQ15,Q14のゲートには、回路の接地
電位のようなロウレベルが定常的に供給されることによ
って抵抗素子として作用する。この負荷MOSFETQ
15,Q14の抵抗値は、上記データ線D0,D0Bに
設けられる負荷MOSFETQ11,Q12に対して十
分大きな抵抗値を持つように設定される。
【0016】上記読み出し用の共通相補データ線RC
D,RCDBは、センスアンプSAの入力端子に結合さ
れる。センスアンプSAの出力信号は、外部端子から出
力信号を送出するデータ出力回路OBの入力端子に伝え
られる。上記書き込み用の共通相補データ線WCD,W
CDBは、書き込みアンプWAの出力端子に結合され
る。この書き込みアンプWAの入力端子には、外部端子
から供給される書き込みデータを受けるデータ入力回路
IBの出力信号が供給される。このように共通データ線
を読み出し用と書き込み用に分離することにより、セン
スアンプSA及び書き込みアンプWAの動作に最適に共
通相補データ線の負荷条件を設定することができるもの
となる。そして、高速読み出し化のために読み出し用の
共通相補データ線RCD,RCDB間にイコライズ用の
Pチャンネル型MOSFETQ13が設けられる。この
MOSFETQ13のゲートには、イコライズパルスE
Qが供給される。
【0017】イコライズパルスEQは、パルス発生回路
EQGにより形成される。このパルス発生回路EQG
は、X系のアドレス信号変化検出回路XATDにより形
成されたパルスADXとY系のアドレス信号変化検出回
路YATDにより形成されたパルスADYと書き込み制
御信号WEとを受け、書き込み動作以外であってX系又
はY系のいずれか1ビットのアドレス信号でも変化した
とき、それに対応してイコライズパルスEQを発生させ
る。
【0018】なお、この実施例のスタティック型RAM
のメモリセルからの読し動作は、次の通りである。メモ
リセルのオン状態にされる記憶MOSFETは、定電流
源とみなすことができる。それ故、メモリセルからの読
み出しロウレベルは、負荷MOSFETQ11,Q12
に最も近いメモリセルMCnでは、データ線負荷MOS
FETQ11,Q12の抵抗分RLにメモリ電流Ioが
流れることより発生する電圧降下となる。上記メモリ電
流Ioは、上記抵抗RLに並列形態に設けられるカラム
スイッチの抵抗分RYと共通データ線負荷MOSFET
Q13,Q14の抵抗分RPにも分流して流れるが、こ
れらの抵抗RY及びRPの直列合成抵抗は、上記抵抗R
Lに比べて十分大きいから実質的に無視できる。これに
対して、上記負荷MOSFETからもっとも遠い位置に
配置されるメモリセルMC0では、上記抵抗RLとデー
タ線の抵抗分RDにメモリ電流Ioが流れることにな
る。それ故、メモリセルの入出力ノードでは、上記抵抗
RL+RDによる大きな信号振幅にされるが、カラムス
イッチ側では上記同様に抵抗RLにメモリ電流Ioが流
れることにより発生する電圧降下分のみとなる。それ
故、読み出し用の共通相補データ線RCD,RCDBを
通してセンスアンプSAの入力に伝えられるメモリセル
の読み出し信号は、X系のアドレスに無関係にほぼ一定
にできる。
【0019】図1には、この発明に係るレベル変換機能
を持つ入力バッファの一実施例の回路図が示されてい
る。同図の各回路素子に付された回路記号は、図3のも
のと一部重複しているが、それぞれは別個の回路機能を
持つものであると理解されたい。このことは、後に説明
する図2においても同様である。外部から供給されるE
CLレベルのアドレス信号Aiは、Pチャンネル型MO
SFETQ1のゲートに供給される。このMOSFET
Q1のソースと回路の接地電位点との間には、ダイオー
ド形態に接続されたトランジスタT1がレベルシフト手
段として設けられる。上記アドレス信号Aiは、Pチャ
ンネル型MOSFETQ2のソースに供給される。この
MOSFETQ2のゲートには、所定の基準電圧VBが
供給される。この基準電圧VBは、入力信号Aiが−
0.9VのようなハイレベルのときにMOSFETQ2
がオン状態になり、−1.7Vのようなロウレベルのと
きにはオフ状態になるような電圧、例えば−2Vのよう
な電圧が供給される。なお、MOSFETQ1,Q2の
しきい値電圧は約0.6V程度に設定される。この構成
では、上記トランジスタT1のベース,エミッタ間電圧
VBEが約0.7V程度であるので、入力ロジックスレッ
ショルド電圧をECLレベルに対応して約−1.3V程
度に設定することができる。
【0020】上記MOSFETQ2のドレインと電源電
圧VEEとの間には、ゲートとドレインが接続されるこ
とにより等価的に抵抗素子として作用するNチャンネル
型MOSFETQ3が負荷として設けられる。上記MO
SFETQ2のドレイン出力は、上記MOSFETQ1
と直列形態に接続されたNチャンネル型MOSFETQ
4のゲートに供給される。このMOSFETQ1とQ4
の共通化されたドレインからレベル変換された出力信号
が形成される。このレベル変換された出力信号aiB
は、上記外部から供給された入力信号Aiとは逆相の内
部信号であり、上記入力信号Aiと同相の内部アドレス
信号aiを形成するためにCMOSインバータ回路N1
が設けられる。
【0021】この実施例の動作は、次の通りである。入
力信号Aiが約−0.9Vのようなハイレベルのとき、
MOSFETQ1のソースとゲート間には−(0.9−
0.7)のようにしきい値電圧(0.6V)以下の電圧
(−0.2V)しか印加されない。これによりMOSF
ETQ1はオフ状態にされる。これに対してMOSFE
TQ2のソースとゲート間には、−(2.0−0.9)
のような大きな電圧(−1.1V)が供給される。これ
によりMOSFETQ2はオン状態となり、そのドレイ
ンから上記入力信号Aiのハイレベルに対応したハイレ
ベルの出力信号を出力する。これにより、MOSFET
Q4がオン状態となり、出力信号aiBは電源電圧VE
Eに対応したロウレベルにされる。
【0022】入力信号Aiが約−1.7Vのようなロウ
レベルのとき、MOSFETQ1のソースとゲート間に
は−(1.7−0.7)のようにしきい値電圧(0.6
V)以上の大きな電圧(−1.0V)が印加される。こ
れによりMOSFETQ1はオン状態にされる。これに
対してMOSFETQ2のソースとゲート間には、−
(2.0−1.7)のような小さな電圧(−0.3V)
しか印加されない。これによりMOSFETQ2はオフ
状態となり、そのドレインから負荷MOSFETQ3を
通して電源電圧VEEのようなロウレベルの出力信号を
出力することになる。これにより、MOSFETQ4が
オフ状態となり、出力信号aiBはレベルシフトされた
回路の接地電位に対応したハイレベルにされる。上記内
部アドレス信号aiBと逆相の内部アドレス信号ai
は、上記のような信号aiBを受けるCMOSインバー
タ回路N1により位相反転されて形成される。
【0023】この構成では、上記のような簡単な回路に
よりレベル変換機能を持つ入力バッファが構成でき、M
OSFETQ1とQ2及びQ1とQ4は相補的に動作す
ること、MOSFETQ2がオン状態のときのみ入力端
子と電源電圧VEEとの間で小さな直流電流しか流れな
いから低消費電力となる。そして、MOSFETQ1〜
Q4のような少ない素子による信号経路によりレベル変
換動作が行われるから信号伝達を高速にできるものとな
る。
【0024】図2には、この発明に係るレベル変換機能
を持つ入力バッファの他の一実施例の回路図が示されて
いる。スタティック型RAMにおけるアドレスバッファ
は、アドレスデコーダを構成する多数の論理ゲートを負
荷として駆動する。このため、アドレスバッファは、比
較的大きな容量性負荷を高速に駆動する必要がある。そ
こで、この実施例では出力部にバイポーラ型トランジス
タを用いたドライバを設ける。すなわち、上記CMOS
インバータ回路N1の出力信号は、Pチャンネル型MO
SFETQ5とNチャンネル型MOSFETQ6のゲー
トに供給される。上記MOSFETQ5のドレイン出力
は、トランジスタT2のベースに供給される。MOSF
ETQ6のソース出力は上記トランジスタT2とトーテ
ンポール型プッシュプル形態にされるトランジスタT3
のベースに供給される。そして、MOSFETQ5のド
レインとMOSFETQ6のドレイン、及びMOSFE
TQ6のソースと電源電圧VEEとの間にはインピーダ
ンス手段として抵抗R1,R2が挿入さされる。MOS
FETQ6のドレインはトランジスタT2,T3の出力
点に接続される。
【0025】このようなBi−CMOS回路では、Pチ
ャンネル型MOSFETQ5を完全にオフ状態にするた
め、入力信号のハイレベルは回路の接地電位のようなハ
イレベルにする必要がある。それ故、上記MOSFET
Q1,Q4により形成されたレベル変換出力信号により
直接的にBi−CMOS構成のドライバDVが駆動され
るのではなく、レベル増幅と位相反転用のCMOSイン
バータ回路N2及びN3を介して上記Bi−CMOS構
成のドライバDVが駆動されることにより内部アドレス
信号aiが形成される。この実施例では、上記のように
出力部がバイポーラ型トランジスタにより構成されてい
るから、多数のCMOS論理ゲート回路からなるデコー
ダを高速に駆動することができ、入力バッファの高速化
と相俟ってRAMの高速化が可能になる。
【0026】上記の実施例から得られる作用効果は、下
記の通りである。すなわち、 (1) 第1のMOSFETのゲートにECLレベルの
入力信号を供給し、ソースにレベルシフトされた回路の
接地電位を供給し、第2のMOSFETのソースに上記
入力信号を供給し、ゲートに所定の基準電圧を供給し、
この第2のMOSFETのドレインに負荷手段を接続し
て入力と同相の増幅出力を形成して第1のMOSFET
と直列形態に接続され上記第1のMOSFETとは逆導
電型にされた第3のMOSFETを駆動して、これら第
1と第3のMOSFETの接続点からレベルに変換され
た内部信号を形成する。この構成では、実質的には1段
の回路でレベル変換動作が行われるから少ない素子数に
より低消費電力で高速のレベル変換機能を持つ入力バッ
ファを得ることができるという効果が得られる。 (2) 上記レベル変換回路の出力部にBi−CMOS
構造のドライバを設けることにより、大きな容量性負荷
も高速に駆動することができるという効果が得られる。
【0027】以上本発明者よりなされた発明を実施例に
基づき具体的に説明したが、本願発明は前記実施例に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種
々変更可能であることはいうまでもない。例えば、図1
において、MOSFETQ3は他の抵抗手段に置き換え
るものであってもよい。図3において、共通相補データ
線は読み出し用と書き込み用を共通化するものであって
もよい。相補データ線の負荷はカラムスイッチの反対側
に設ける構成としてもよい。共通データ線又は共通相補
データ線には書き込み動作後の高速読み出しを行うため
に、ライトリカバリ回路のような付加回路を設けるもの
としてもよい。この発明に係る入力バッファは、前記実
施例のようなスタティック型RAMの他、ECL互換性
を持ち内部がCMOSレベルで動作するゲートアレイ等
各種半導体集積回路装置に広く利用できる。
【0028】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、第1のMOSFETのゲー
トにECLレベルの入力信号を供給し、ソースにレベル
シフトされた回路の接地電位を供給し、第2のMOSF
ETのソースに上記入力信号を供給し、ゲートに所定の
基準電圧を供給し、この第2のMOSFETのドレイン
に負荷手段を接続して入力と同相の増幅出力を形成して
第1のMOSFETと直列形態に接続され上記第1のM
OSFETとは逆導電型にされた第3のMOSFETを
駆動して、これら第1と第3のMOSFETの接続点か
らレベルに変換された内部信号を形成することにより、
実質的には1段の回路でECLレベルからCMOSレベ
ルへのレベル変換動作が行われるから少ない素子数によ
り低消費電力で高速のレベル変換機能を持つ入力バッフ
ァを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る入力バッファの一実施例を示す
回路図である。
【図2】この発明に係る入力バッファの他の一実施例を
示す回路図である。
【図3】この発明が適用されるスタティック型RAMの
メモリアレイ部とその周辺回路の一実施例を示す具体的
回路図である。
【図4】従来の入力バッファの一例を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
N1〜N3…CMOSインバータ回路、DV…Bi−C
MOS構成のドライバ、Q1〜Q15…MOSFET、
T1〜T3…トランジスタ、XB…X系アドレスバッフ
ァ、XD…X系デコーダ回路、SA…センスアンプ、O
B…データ出力回路、IB…データ入力回路、WA…書
き込みアンプ、MC…メモリセル、W0,Wn…ワード
線、D0,D0B…相補データ線、RCD,RCDB…
読み出し用共通相補データ線、WCD,WCDB…書き
込み用共通相補データ線。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ECLレベルの入力信号がゲートに供給
    され、ソースにレベルシフトされた回路の接地電位が供
    給された第1のMOSFETと、上記入力信号がソース
    に供給され、ゲートに所定の基準電圧が供給された第2
    のMOSFETと、この第2のMOSFETのドレイン
    に設けられた負荷手段と、上記第1のMOSFETと直
    列形態に接続され、上記第1のMOSFETとは逆導電
    型にされた第3のMOSFETと、上記第1と第3のM
    OSFETの接続点からレベルに変換された内部信号を
    形成する入力バッファを備えてなることを特徴とする半
    導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 上記第1のMOSFETのソースにはダ
    イオード又はダイオード形態に接続されたトランジスタ
    がレベルシフト手段として接続され、第1と第2のMO
    SFETはPチャンネル型MOSFETにより構成さ
    れ、第3のMOSFETはNチャンネル型MOSFET
    により構成され、負荷手段は抵抗手段として動作させら
    れるNチャンネル型MOSFETにより構成されるもの
    であることを特徴とする請求項1の半導体集積回路装
    置。
  3. 【請求項3】 上記入力バッファは、入出力インターフ
    ェイスがECL互換性を持ち、内部回路がCMOSレベ
    ルで動作させられるBi−CMOS構成のスタティック
    型RAMに用いられるものであることを特徴とする請求
    項1又は請求項2の半導体集積回路装置。
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