JPH05167450A - アナログ・デジタル変換回路 - Google Patents
アナログ・デジタル変換回路Info
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- JPH05167450A JPH05167450A JP3350169A JP35016991A JPH05167450A JP H05167450 A JPH05167450 A JP H05167450A JP 3350169 A JP3350169 A JP 3350169A JP 35016991 A JP35016991 A JP 35016991A JP H05167450 A JPH05167450 A JP H05167450A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P27/00—Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of supply voltage
- H02P27/04—Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of supply voltage using variable-frequency supply voltage, e.g. inverter or converter supply voltage
- H02P27/06—Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of supply voltage using variable-frequency supply voltage, e.g. inverter or converter supply voltage using DC to AC converters or inverters
- H02P27/08—Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of supply voltage using variable-frequency supply voltage, e.g. inverter or converter supply voltage using DC to AC converters or inverters with pulse width modulation
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03M—CODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
- H03M1/00—Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
- H03M1/12—Analogue/digital converters
- H03M1/50—Analogue/digital converters with intermediate conversion to time interval
- H03M1/504—Analogue/digital converters with intermediate conversion to time interval using pulse width modulation
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Analogue/Digital Conversion (AREA)
- Inverter Devices (AREA)
- Control Of Electric Motors In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】アナログ信号を一定周波数で一定振幅の三角波
と比較してPWM信号に変換するコンパレータと、PW
M信号の正又は負の区間を計測してデジタル信号に変換
するカウンタとを有してなるアナログ・デジタル変換回
路において、分解能を高くすると共に、ノイズの影響を
受けにくくする。 【構成】カウンタ31によるPWM信号9の現在の計測
値と少なくとも一つ前の計測値とを加算した値をデジタ
ル出力とする。PWM信号9の(正区間)/(全周期)
又は(負区間)/(全周期)あるいはそれらの定数倍の
区間を計測してデジタル信号に変換してもよい。PWM
信号の現在の計測値と少なくとも一つ前の計測値は、P
WM信号のデューティに対応するデータから、一定電圧
と三角波を比較して得られる矩形波のデューティに対応
するデータを引くことによって得てもよい。
と比較してPWM信号に変換するコンパレータと、PW
M信号の正又は負の区間を計測してデジタル信号に変換
するカウンタとを有してなるアナログ・デジタル変換回
路において、分解能を高くすると共に、ノイズの影響を
受けにくくする。 【構成】カウンタ31によるPWM信号9の現在の計測
値と少なくとも一つ前の計測値とを加算した値をデジタ
ル出力とする。PWM信号9の(正区間)/(全周期)
又は(負区間)/(全周期)あるいはそれらの定数倍の
区間を計測してデジタル信号に変換してもよい。PWM
信号の現在の計測値と少なくとも一つ前の計測値は、P
WM信号のデューティに対応するデータから、一定電圧
と三角波を比較して得られる矩形波のデューティに対応
するデータを引くことによって得てもよい。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばモータ制御回路
等に用いるのに適したアナログ・デジタル変換回路に関
する。
等に用いるのに適したアナログ・デジタル変換回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば、モータ制御回路等では、マイク
ロプロセッサを用いてソフトウエアによる制御を行うよ
うにしたものがある。このようなソフトウエアによるモ
ータ制御回路によれば、アナログ・デジタルコンバータ
ICを用いているため、コスト高になるという難点があ
り、また、アナログ・デジタルコンバータICとマイク
ロプロセッサ間はそのビット数に応じて多数の線で接続
する必要があるため、マイクロプロセッサの入出力ポー
トがアナログ・デジタルコンバータICからの線で占有
されてしまい、マイクロプロセッサを有効に利用するこ
とができないという問題もある。
ロプロセッサを用いてソフトウエアによる制御を行うよ
うにしたものがある。このようなソフトウエアによるモ
ータ制御回路によれば、アナログ・デジタルコンバータ
ICを用いているため、コスト高になるという難点があ
り、また、アナログ・デジタルコンバータICとマイク
ロプロセッサ間はそのビット数に応じて多数の線で接続
する必要があるため、マイクロプロセッサの入出力ポー
トがアナログ・デジタルコンバータICからの線で占有
されてしまい、マイクロプロセッサを有効に利用するこ
とができないという問題もある。
【0003】そこで本出願人は、アナログ信号である指
令信号を一定周波数で一定振幅の三角波と比較してパル
ス幅変調信号に変換するコンパレータと、上記パルス幅
変調信号の正又は負の区間だけクロックパルスをカウン
トしてデジタル信号に変換するカウンタとを用いること
により、アナログ・デジタルコンバータICを不要にし
たアナログ・デジタル変換回路に関して先に特許出願し
た。特願平3−109799号にかかる発明がそれであ
る。
令信号を一定周波数で一定振幅の三角波と比較してパル
ス幅変調信号に変換するコンパレータと、上記パルス幅
変調信号の正又は負の区間だけクロックパルスをカウン
トしてデジタル信号に変換するカウンタとを用いること
により、アナログ・デジタルコンバータICを不要にし
たアナログ・デジタル変換回路に関して先に特許出願し
た。特願平3−109799号にかかる発明がそれであ
る。
【0004】本出願人はまた、上記出願にかかる発明を
基礎にして、パルス幅変調信号の(正の区間)/(全周
期)あるいはその定数倍又は(負の区間)/(全周期)
あるいはその定数倍によってデジタルデータを求めるよ
うにし、これによって温度変化や経年変化等による変換
精度の低下を防止することができるアナログ・デジタル
変換回路に関して先に特許出願した。特願平3−109
800号にかかる発明がそれである。
基礎にして、パルス幅変調信号の(正の区間)/(全周
期)あるいはその定数倍又は(負の区間)/(全周期)
あるいはその定数倍によってデジタルデータを求めるよ
うにし、これによって温度変化や経年変化等による変換
精度の低下を防止することができるアナログ・デジタル
変換回路に関して先に特許出願した。特願平3−109
800号にかかる発明がそれである。
【0005】本出願人はさらに、三角波の直流分が温度
により変化しても、また、コンパレータのオフセット電
圧が温度により変化しても、デジタル出力データが変化
することのないようにするために、パルス幅変調信号の
デューティに対応するデータから、一定電圧と三角波を
比較して得られる矩形波のデューティに対応するデータ
を引くようにしたアナログ・デジタル変換回路に関して
先に特許出願した。特願平3−137219号にかかる
発明がそれである。
により変化しても、また、コンパレータのオフセット電
圧が温度により変化しても、デジタル出力データが変化
することのないようにするために、パルス幅変調信号の
デューティに対応するデータから、一定電圧と三角波を
比較して得られる矩形波のデューティに対応するデータ
を引くようにしたアナログ・デジタル変換回路に関して
先に特許出願した。特願平3−137219号にかかる
発明がそれである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記各出願
にかかる発明をさらに改良したものである。すなわち、
上記各出願にかかる発明によれば、分解能が必ずしも充
分でない場合がある。特にパルス幅変調信号の正又は負
の区間において計測されるクロックパルスの数が少ない
と、分解能が悪くなる。例えば、パルス幅変調のキャリ
ア周波数に対して、マイクロプロセッサの内部周波数を
上げられない場合、所望の分解能が得られないという問
題があった。また、上記各出願にかかる発明によれば、
三角波発生回路やコンパレータのプラスおよびマイナス
直流電源および接地端子にノイズが乗ると、コンパレー
タの参照電圧および入力電圧が変動してパルス幅変調信
号のデューティが変動し、デジタル変換出力が変動する
という問題があった。特に、電源として低コストのスイ
ッチング電源を用いている場合はノイズの影響を受けや
すかった。
にかかる発明をさらに改良したものである。すなわち、
上記各出願にかかる発明によれば、分解能が必ずしも充
分でない場合がある。特にパルス幅変調信号の正又は負
の区間において計測されるクロックパルスの数が少ない
と、分解能が悪くなる。例えば、パルス幅変調のキャリ
ア周波数に対して、マイクロプロセッサの内部周波数を
上げられない場合、所望の分解能が得られないという問
題があった。また、上記各出願にかかる発明によれば、
三角波発生回路やコンパレータのプラスおよびマイナス
直流電源および接地端子にノイズが乗ると、コンパレー
タの参照電圧および入力電圧が変動してパルス幅変調信
号のデューティが変動し、デジタル変換出力が変動する
という問題があった。特に、電源として低コストのスイ
ッチング電源を用いている場合はノイズの影響を受けや
すかった。
【0007】本発明は、このような問題点を解消するた
めになされたもので、アナログ信号を一定周波数で一定
振幅の三角波と比較してパルス幅変調信号に変換するコ
ンパレータと、パルス幅変調信号の正又は負の区間を計
測してデジタル信号に変換するカウンタとを有してなる
アナログ・デジタル変換回路において、分解能を高くす
ることができると共に、ノイズの影響を受けにくいアナ
ログ・デジタル変換回路を提供することを目的とする。
めになされたもので、アナログ信号を一定周波数で一定
振幅の三角波と比較してパルス幅変調信号に変換するコ
ンパレータと、パルス幅変調信号の正又は負の区間を計
測してデジタル信号に変換するカウンタとを有してなる
アナログ・デジタル変換回路において、分解能を高くす
ることができると共に、ノイズの影響を受けにくいアナ
ログ・デジタル変換回路を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、アナログ信号
を一定周波数で一定振幅の三角波と比較してパルス幅変
調信号に変換するコンパレータと、パルス幅変調信号の
正又は負の区間を計測してデジタル信号に変換するカウ
ンタとを有し、カウンタによるパルス幅変調信号の現在
の計測値と少なくとも一つ前の計測値とを加算した値を
デジタル出力とすることを特徴とする。
を一定周波数で一定振幅の三角波と比較してパルス幅変
調信号に変換するコンパレータと、パルス幅変調信号の
正又は負の区間を計測してデジタル信号に変換するカウ
ンタとを有し、カウンタによるパルス幅変調信号の現在
の計測値と少なくとも一つ前の計測値とを加算した値を
デジタル出力とすることを特徴とする。
【0009】パルス幅変調信号の現在の計測値と複数個
前までの計測値とを加算した値をデジタル出力としても
よく、デジタル出力を、パルス幅変調信号に同期させて
得るようにしてもよい。デジタル出力は一定期間毎計算
し、出力してもよい。また、パルス幅変調信号の(正の
区間)/(全周期)あるいはその定数倍をデジタル出力
としてもよく、また、パルス幅変調信号の(負の区間)
/(全周期)あるいはその定数倍をデジタル信号出力と
してもよい。さらに、パルス幅変調信号のデューティに
対応するデータから、一定電圧と三角波を比較して得ら
れる矩形波のデューティに対応するデータを引くことに
よってデジタル出力を得るようにしてもよい。
前までの計測値とを加算した値をデジタル出力としても
よく、デジタル出力を、パルス幅変調信号に同期させて
得るようにしてもよい。デジタル出力は一定期間毎計算
し、出力してもよい。また、パルス幅変調信号の(正の
区間)/(全周期)あるいはその定数倍をデジタル出力
としてもよく、また、パルス幅変調信号の(負の区間)
/(全周期)あるいはその定数倍をデジタル信号出力と
してもよい。さらに、パルス幅変調信号のデューティに
対応するデータから、一定電圧と三角波を比較して得ら
れる矩形波のデューティに対応するデータを引くことに
よってデジタル出力を得るようにしてもよい。
【0010】
【作用】コンパレータでアナログ信号と三角波とを比較
することにより指令信号レベルに応じたパルス幅変調信
号に変換し、このパルス幅変調信号の正又は負の区間だ
けカウンタで計測することによってデジタル信号を得
る。このデジタル信号は、アナログ信号レベルに対応し
ている。カウンタによるパルス幅変調信号の現在の計測
値と少なくとも一つ前の計測値とを加算することによ
り、カウント値が少なくとも約2倍になり、分解能が約
2倍に向上する。カウンタによるパルス幅変調信号の現
在の計測値と少なくとも一つ前の計測値とを加算するこ
とによってローパスフィルタとしての機能をもたせるこ
とになり、耐ノイズ性が向上する。
することにより指令信号レベルに応じたパルス幅変調信
号に変換し、このパルス幅変調信号の正又は負の区間だ
けカウンタで計測することによってデジタル信号を得
る。このデジタル信号は、アナログ信号レベルに対応し
ている。カウンタによるパルス幅変調信号の現在の計測
値と少なくとも一つ前の計測値とを加算することによ
り、カウント値が少なくとも約2倍になり、分解能が約
2倍に向上する。カウンタによるパルス幅変調信号の現
在の計測値と少なくとも一つ前の計測値とを加算するこ
とによってローパスフィルタとしての機能をもたせるこ
とになり、耐ノイズ性が向上する。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明にかかるア
ナログ・デジタル変換回路の実施例について説明する。
図1において、アナログ信号である速度指令電圧7はロ
ーパスフィルタ1に入力され、ローパスフィルタ1の出
力と三角波8がコンパレータ2に入力される。コンパレ
ータ2の出力は、タイマ31を内蔵するマイクロプロセ
ッサ3に入力される。マイクロプロセッサ3は、タイマ
31が有するカウンタにて内部クロックパルスを利用し
て速度指令電圧に対応したデジタル信号を得ると共に、
エンコーダ6からのモータ5の回転速度信号と上記デジ
タル信号の偏差がゼロとなるようにインバータ4を制御
するようになっている。
ナログ・デジタル変換回路の実施例について説明する。
図1において、アナログ信号である速度指令電圧7はロ
ーパスフィルタ1に入力され、ローパスフィルタ1の出
力と三角波8がコンパレータ2に入力される。コンパレ
ータ2の出力は、タイマ31を内蔵するマイクロプロセ
ッサ3に入力される。マイクロプロセッサ3は、タイマ
31が有するカウンタにて内部クロックパルスを利用し
て速度指令電圧に対応したデジタル信号を得ると共に、
エンコーダ6からのモータ5の回転速度信号と上記デジ
タル信号の偏差がゼロとなるようにインバータ4を制御
するようになっている。
【0012】次に、図2を併せて参照しながら上記実施
例の動作を詳細に説明する。速度指令電圧7は図2
(a)に示すようにノイズその他の高調波成分を含んで
いる。この速度指令電圧7はローパスフィルタ1に通す
ことによって高調波成分が除去されたローパスフィルタ
出力となる(図2(b)の符号71参照)。
例の動作を詳細に説明する。速度指令電圧7は図2
(a)に示すようにノイズその他の高調波成分を含んで
いる。この速度指令電圧7はローパスフィルタ1に通す
ことによって高調波成分が除去されたローパスフィルタ
出力となる(図2(b)の符号71参照)。
【0013】指令電圧7のローパスフィルタ出力71
は、コンパレータ2によって一定周波数で一定振幅の三
角波8と比較される。図2(b)に示すように、指令電
圧7のローパスフィルタ出力71はそのレベルに応じて
三角波8を横切るレベル位置が異なる。そのため、コン
パレータ2の出力は、指令電圧7のローパスフィルタ出
力71のレベルに応じた図2(c)に示すようなパルス
幅変調(以下「PWM」という)信号9となる。言い替
えれば、PWM信号9の「H」(以下「正」という)区
間の幅が指令電圧7の大小を表すことになる。
は、コンパレータ2によって一定周波数で一定振幅の三
角波8と比較される。図2(b)に示すように、指令電
圧7のローパスフィルタ出力71はそのレベルに応じて
三角波8を横切るレベル位置が異なる。そのため、コン
パレータ2の出力は、指令電圧7のローパスフィルタ出
力71のレベルに応じた図2(c)に示すようなパルス
幅変調(以下「PWM」という)信号9となる。言い替
えれば、PWM信号9の「H」(以下「正」という)区
間の幅が指令電圧7の大小を表すことになる。
【0014】マイクロプロセッサ3の内蔵タイマ31が
有するカウンタは、図2(d)に示すような一定周波数
の内部クロックパルスをカウントする。上記内蔵カウン
タは、図2(e)に示すようにPWM信号9の正区間の
上記内部クロックパルスをカウントし、図2(f)に示
すようにPWM信号9の立下りエッジで「TIMER」
というバッファにそのカウント値を格納し、割込み要求
を発生してカウント値をクリアするように初期設定され
ている。上記カウンタのカウント値はデジタル信号であ
る。カウンタバッファには図2(g)に示すようにPW
M信号9の立下りでのカウント値が記憶される。
有するカウンタは、図2(d)に示すような一定周波数
の内部クロックパルスをカウントする。上記内蔵カウン
タは、図2(e)に示すようにPWM信号9の正区間の
上記内部クロックパルスをカウントし、図2(f)に示
すようにPWM信号9の立下りエッジで「TIMER」
というバッファにそのカウント値を格納し、割込み要求
を発生してカウント値をクリアするように初期設定され
ている。上記カウンタのカウント値はデジタル信号であ
る。カウンタバッファには図2(g)に示すようにPW
M信号9の立下りでのカウント値が記憶される。
【0015】上記割込み要求が受け付けられた場合の処
理は、図3に示すような手続を経て行われる。すなわ
ち、Th(n)という名前のRAMのデータをTh
(n−1)という名前のRAMへコピー、TIMER
というバッファのカウント値をTh(n)という名前の
RAMへコピーし、Th(n)という名前のRAMの
データとTh(n−1)という名前のRAMのデータを
足してREFという名前のRAMへコピーする。割込み
から戻った時点では、Th(n)には現在のPWM信号
の正区間の計測データが、Th(n−1)にはPWM信
号の直前の正区間の計測データが、REFには両者の和
が格納されている。この実施例では、REFの値をアナ
ログ・デジタル変換回路出力として使用することを特徴
とする。これに対して前記各出願にかかる発明では、T
IMERの値をアナログ・デジタル変換回路出力として
使用していた。
理は、図3に示すような手続を経て行われる。すなわ
ち、Th(n)という名前のRAMのデータをTh
(n−1)という名前のRAMへコピー、TIMER
というバッファのカウント値をTh(n)という名前の
RAMへコピーし、Th(n)という名前のRAMの
データとTh(n−1)という名前のRAMのデータを
足してREFという名前のRAMへコピーする。割込み
から戻った時点では、Th(n)には現在のPWM信号
の正区間の計測データが、Th(n−1)にはPWM信
号の直前の正区間の計測データが、REFには両者の和
が格納されている。この実施例では、REFの値をアナ
ログ・デジタル変換回路出力として使用することを特徴
とする。これに対して前記各出願にかかる発明では、T
IMERの値をアナログ・デジタル変換回路出力として
使用していた。
【0016】このように、図2(a)に示すアナログ信
号である速度指令電圧7は図2の(b)から(g)に至
る一連の動作を経てデジタル信号に変換され、このデジ
タル信号であるカウンタバッファREFの値を速度指令
値としてソフトウエアによる速度制御に供する。すなわ
ち、マイクロプロセッサ3は、デジタル変換された上記
速度指令値とエンコーダ6からのモータ5の回転速度と
の偏差を演算し、偏差がゼロとなるようにインバータ4
を制御する。
号である速度指令電圧7は図2の(b)から(g)に至
る一連の動作を経てデジタル信号に変換され、このデジ
タル信号であるカウンタバッファREFの値を速度指令
値としてソフトウエアによる速度制御に供する。すなわ
ち、マイクロプロセッサ3は、デジタル変換された上記
速度指令値とエンコーダ6からのモータ5の回転速度と
の偏差を演算し、偏差がゼロとなるようにインバータ4
を制御する。
【0017】上記実施例のように、タイマ31が有する
カウンタの現在の計測値と前回の計測値とを加算した値
をデジタル出力とすることにより、アナログ・デジタル
変換回路出力の分解能が向上する。以下、図4、図5を
参照しながらその理由を詳細に説明する。説明を判り易
くするために、図4に示すように、内部クロックは1H
z、三角波の周波数は2.5Hzとする。また、内部ク
ロックと三角波は非同期なので必ずしも図4のようには
ならないが、説明しやすい場合を選んで図示している。
図4の(a)はマイクロプロセッサの内部クロック、
(b)〜(g)はPWM信号で、それぞれデューティが
90%、80%、50%、30%、10%、5%の場合
を示す。(b)〜(g)の波形上の丸印は、内部クロッ
クによりサンプリングされたデータを示す。また、
(b)〜(g)の各1段目に示す数字は正区間のカウン
ト値を、2段目の数字は前回のカウント値(図3のTh
(n−1)に相当)と今回のカウント値(図3のTh
(n)に相当)を足した値(図3のREFに相当)を示
す。
カウンタの現在の計測値と前回の計測値とを加算した値
をデジタル出力とすることにより、アナログ・デジタル
変換回路出力の分解能が向上する。以下、図4、図5を
参照しながらその理由を詳細に説明する。説明を判り易
くするために、図4に示すように、内部クロックは1H
z、三角波の周波数は2.5Hzとする。また、内部ク
ロックと三角波は非同期なので必ずしも図4のようには
ならないが、説明しやすい場合を選んで図示している。
図4の(a)はマイクロプロセッサの内部クロック、
(b)〜(g)はPWM信号で、それぞれデューティが
90%、80%、50%、30%、10%、5%の場合
を示す。(b)〜(g)の波形上の丸印は、内部クロッ
クによりサンプリングされたデータを示す。また、
(b)〜(g)の各1段目に示す数字は正区間のカウン
ト値を、2段目の数字は前回のカウント値(図3のTh
(n−1)に相当)と今回のカウント値(図3のTh
(n)に相当)を足した値(図3のREFに相当)を示
す。
【0018】ここで、図4の(b)を例にとって説明す
ると、PWM信号のデューティが90%のとき正区間の
カウント値は2又は3となる。また、前回のカウント値
と今回のカウント値を足した値は5である。以下、
(c)から(g)へとデューティが小さくなるに従って
正区間のカウント値は次第に小さくなり、ついには0と
なり、前回のカウント値と今回のカウント値を足した値
も0となる。従って、PWM信号のデューティに対応し
て正区間のカウント値は3から0までの4個の値をとり
うる。これに対して正区間を前後2回足した値は5から
0までの6個の値をとりうる。つまり、2回足した場合
は、足さない場合よりもより多くの値をとりうるので、
デジタル出力として分解能が1.5倍向上していること
がわかる。
ると、PWM信号のデューティが90%のとき正区間の
カウント値は2又は3となる。また、前回のカウント値
と今回のカウント値を足した値は5である。以下、
(c)から(g)へとデューティが小さくなるに従って
正区間のカウント値は次第に小さくなり、ついには0と
なり、前回のカウント値と今回のカウント値を足した値
も0となる。従って、PWM信号のデューティに対応し
て正区間のカウント値は3から0までの4個の値をとり
うる。これに対して正区間を前後2回足した値は5から
0までの6個の値をとりうる。つまり、2回足した場合
は、足さない場合よりもより多くの値をとりうるので、
デジタル出力として分解能が1.5倍向上していること
がわかる。
【0019】図5は、内部クロックを1Hz、三角波を
11Hzとして、両者の周波数が離れた場合を示す。P
WM信号の正区間のカウント値は11から0までの12
個の値を、前後2回足した値は21から0までの22個
の値をとりうる。従って、足した値を用いることによ
り、分解能は22/12≒1.83倍向上している。こ
のようにして、内部クロックと三角波の周波数の差が広
がるほど、正区間1回のみの値のとりうる範囲と、正区
間を前後2回足した値のとりうる範囲との比は2に近づ
いていく。すなわち、前後を足した値を用いることによ
り、分解能は約2倍となる。実用上は、内部クロックは
数MHz、三角波の周波数は数百Hzから数KHzが選
ばれる。
11Hzとして、両者の周波数が離れた場合を示す。P
WM信号の正区間のカウント値は11から0までの12
個の値を、前後2回足した値は21から0までの22個
の値をとりうる。従って、足した値を用いることによ
り、分解能は22/12≒1.83倍向上している。こ
のようにして、内部クロックと三角波の周波数の差が広
がるほど、正区間1回のみの値のとりうる範囲と、正区
間を前後2回足した値のとりうる範囲との比は2に近づ
いていく。すなわち、前後を足した値を用いることによ
り、分解能は約2倍となる。実用上は、内部クロックは
数MHz、三角波の周波数は数百Hzから数KHzが選
ばれる。
【0020】前記実施例のように、タイマ31が有する
カウンタの現在の計測値と前回の計測値とを加算した値
をデジタル出力とすることにより、ローパスフィルタと
して動作することになり、耐ノイズ性を向上させること
ができる。以下、その理由を説明する。デジタル信号処
理の技術分野では、ある一定周期ごとに入力される数値
の前回の値と今回の値を足して出力する操作を「1次の
FIRフィルタ」と呼んでおり、ローパスフィルタとし
て機能することが知られている。FIRとは、ファイナ
イト・インパルス・レスポンス(finite impulse respon
se)のことである。FIRフィルタは図6に示すブロッ
ク図で表現される。図6のZ ̄1は、前回の値を記憶し
ておく機能を示す。
カウンタの現在の計測値と前回の計測値とを加算した値
をデジタル出力とすることにより、ローパスフィルタと
して動作することになり、耐ノイズ性を向上させること
ができる。以下、その理由を説明する。デジタル信号処
理の技術分野では、ある一定周期ごとに入力される数値
の前回の値と今回の値を足して出力する操作を「1次の
FIRフィルタ」と呼んでおり、ローパスフィルタとし
て機能することが知られている。FIRとは、ファイナ
イト・インパルス・レスポンス(finite impulse respon
se)のことである。FIRフィルタは図6に示すブロッ
ク図で表現される。図6のZ ̄1は、前回の値を記憶し
ておく機能を示す。
【0021】さて、前記実施例では、前後2回の計測値
を加算する操作がPWM信号の立ち下がり毎の割込み処
理で行われ、必ずしも一定間隔で行われるものではない
から、ある一定周期ごとにデータを加算する上記FIR
フィルタと完全に一致するものではない。しかし、PW
M信号のデューティ変化が小さい場合(アナログ・デジ
タル変換回路への入力信号の振幅が小さい場合)は、ほ
ぼ一定周期ごとに前回データと今回データを足すことに
なり、FIRフィルタと同じ機能を果たすといえる。よ
って、足算操作することにより、高い周波数のノイズを
低減する効果がある。
を加算する操作がPWM信号の立ち下がり毎の割込み処
理で行われ、必ずしも一定間隔で行われるものではない
から、ある一定周期ごとにデータを加算する上記FIR
フィルタと完全に一致するものではない。しかし、PW
M信号のデューティ変化が小さい場合(アナログ・デジ
タル変換回路への入力信号の振幅が小さい場合)は、ほ
ぼ一定周期ごとに前回データと今回データを足すことに
なり、FIRフィルタと同じ機能を果たすといえる。よ
って、足算操作することにより、高い周波数のノイズを
低減する効果がある。
【0022】前記実施例では、図2(c)(d)(e)
に示すようにPWM信号の正の区間でクロックパルスを
カウントしていたが、PWM信号の「L」(以下「負」
という)の区間でクロックパルスをカウントするように
してもよい。この場合は指令電圧が高いときはカウント
値が小さくなる。
に示すようにPWM信号の正の区間でクロックパルスを
カウントしていたが、PWM信号の「L」(以下「負」
という)の区間でクロックパルスをカウントするように
してもよい。この場合は指令電圧が高いときはカウント
値が小さくなる。
【0023】前記実施例では、PWM信号の立下り信号
ごとの割込み処理によって前回のデータと今回のデータ
の足算を行っていたが、アナログ・デジタル変換回路の
出力をPWM信号の立下り信号ごとに使用しない場合に
は、PWM信号の立下りの割込み処理で足算を行う必要
はない。例えば、アナログ・デジタル変換回路の出力を
1msec毎に使用したい場合は、1msec毎の処理
で足算を行えばよい。この1msec毎の処理は割込み
処理としてもよいし、時間管理が厳しくない場合は割込
みではなく一定周期のルーチンで処理してもよい。図7
は1msec毎の処理で足算を行う場合の例を示す。図
7(a)に示すように、Th(n−1)への前回のデー
タの格納とTh(n)への今回のデータの格納はPWM
信号立下り割込みで行い、図7(b)に示すように、P
WM信号立下り割込み内からREFを求める処理が1m
sec毎に行われ、全体システムを動かす割り込み処理
へ移動している。足した値であるREFの値はPWM信
号の立下り毎に更新されないので、デジタル出力信号の
リアルタイム性は劣ることになるが、アナログ・デジタ
ル変換回路を使用して1msec毎にシステムを動かす
出力を得たい場合は、図7に示すソフトウエアで充分で
ある。
ごとの割込み処理によって前回のデータと今回のデータ
の足算を行っていたが、アナログ・デジタル変換回路の
出力をPWM信号の立下り信号ごとに使用しない場合に
は、PWM信号の立下りの割込み処理で足算を行う必要
はない。例えば、アナログ・デジタル変換回路の出力を
1msec毎に使用したい場合は、1msec毎の処理
で足算を行えばよい。この1msec毎の処理は割込み
処理としてもよいし、時間管理が厳しくない場合は割込
みではなく一定周期のルーチンで処理してもよい。図7
は1msec毎の処理で足算を行う場合の例を示す。図
7(a)に示すように、Th(n−1)への前回のデー
タの格納とTh(n)への今回のデータの格納はPWM
信号立下り割込みで行い、図7(b)に示すように、P
WM信号立下り割込み内からREFを求める処理が1m
sec毎に行われ、全体システムを動かす割り込み処理
へ移動している。足した値であるREFの値はPWM信
号の立下り毎に更新されないので、デジタル出力信号の
リアルタイム性は劣ることになるが、アナログ・デジタ
ル変換回路を使用して1msec毎にシステムを動かす
出力を得たい場合は、図7に示すソフトウエアで充分で
ある。
【0024】図7の例では1msec毎に前回のデータ
と今回のデータの足算をするようになっていたが、図3
の場合と同じ効果を得るために、三角波の周期とほぼ同
じ期間毎に足算するのが望ましい。実用的には、両者の
比が1/4〜4程度になるように設計する。また、PW
M信号の正区間を正確に計測するために、図7の(b)
に示す処理の割込み優先度は(a)に示す処理の割込み
優先度よりも低い方がよい。すなわち、PWM信号の立
下りで必ず割込みが入るように条件設定する。また、同
じ理由から、(b)の処理は多重割込みを許可するよう
に設定した方がよい。
と今回のデータの足算をするようになっていたが、図3
の場合と同じ効果を得るために、三角波の周期とほぼ同
じ期間毎に足算するのが望ましい。実用的には、両者の
比が1/4〜4程度になるように設計する。また、PW
M信号の正区間を正確に計測するために、図7の(b)
に示す処理の割込み優先度は(a)に示す処理の割込み
優先度よりも低い方がよい。すなわち、PWM信号の立
下りで必ず割込みが入るように条件設定する。また、同
じ理由から、(b)の処理は多重割込みを許可するよう
に設定した方がよい。
【0025】これまで説明した実施例では、カウンタに
よるPWM信号の正又は負の区間の前後2回の計測デー
タを足していたが、前後3回の計測データを足してもよ
い。この例を図8、図9に示す。図9に示すように、内
部クロックが1Hz、三角波が3/10Hzとする。1
回のみの計測データは0から4の5個の値を取りうる
が、3回足した値は0から10の11個の値を取ること
になり、分解能が2.2倍に向上している。前述のよう
に、内部クロックと三角波の周波数の差が大きくなれば
なるほど、分解能が向上し、分解能が3倍に近づいてい
く。このとき、PWM信号立下り割込み処理は図8に示
すようになる。この場合も図7に示すようにREFを求
める処理を別の処理ルーチンにもっていってもよい。
よるPWM信号の正又は負の区間の前後2回の計測デー
タを足していたが、前後3回の計測データを足してもよ
い。この例を図8、図9に示す。図9に示すように、内
部クロックが1Hz、三角波が3/10Hzとする。1
回のみの計測データは0から4の5個の値を取りうる
が、3回足した値は0から10の11個の値を取ること
になり、分解能が2.2倍に向上している。前述のよう
に、内部クロックと三角波の周波数の差が大きくなれば
なるほど、分解能が向上し、分解能が3倍に近づいてい
く。このとき、PWM信号立下り割込み処理は図8に示
すようになる。この場合も図7に示すようにREFを求
める処理を別の処理ルーチンにもっていってもよい。
【0026】また、前後の計測データを4回足し、さら
に5回足すことも可能であるが、足す回数を多くする
と、割込み処理の時間が長くなるし、アナログ・デジタ
ル変換回路としての応答時間が長くなる、というような
理由から、2回から4回足すのが実用的である。
に5回足すことも可能であるが、足す回数を多くする
と、割込み処理の時間が長くなるし、アナログ・デジタ
ル変換回路としての応答時間が長くなる、というような
理由から、2回から4回足すのが実用的である。
【0027】これまでの実施例では、PWM信号の正区
間又は負区間のみの計測データを足してデジタル出力と
していたが、特願平3−109800号にかかる発明の
ように、三角波の周波数の変化を補償することを目的と
して、PWM信号の(正区間)/(全周期)あるいは
(負区間)/(全周期)又はこれらの定数倍の区間を計
測するようにしたものを本願発明に応用してもよい。図
10(a)(b)(c)はこの各種実施例を示してお
り、図11は図10(a)の例の動作を示す。
間又は負区間のみの計測データを足してデジタル出力と
していたが、特願平3−109800号にかかる発明の
ように、三角波の周波数の変化を補償することを目的と
して、PWM信号の(正区間)/(全周期)あるいは
(負区間)/(全周期)又はこれらの定数倍の区間を計
測するようにしたものを本願発明に応用してもよい。図
10(a)(b)(c)はこの各種実施例を示してお
り、図11は図10(a)の例の動作を示す。
【0028】まず、図10(a)の例について説明す
る。PWM信号はマイクロプロセッサ3に内蔵されてい
るタイマ1とタイマ2に入力される。符号31aはタイ
マ1を、符号31bはタイマ2を示す。タイマ1ではP
WM信号の正の区間を、タイマ2では負の区間を内部ク
ロックにより計測する。タイマ1のカウンタ1は、PW
M信号が正のときだけ内部クロックをカウントし、PW
M信号の立下りでそのカウント値をTIMER1という
名前のバッファへ格納し、タイマ1割込み要求を発生
し、カウント値をクリアする操作を行うよう初期設定さ
れている。タイマ2のカウンタ2は、PWM信号が負の
ときだけ内部クロックをカウントし、PWM信号の立上
りでそのカウント値をTIMER2という名前のバッフ
ァへ格納し、タイマ2割込み要求を発生し、カウント値
をクリアする操作を行うよう初期設定されている。従っ
て、常に最新の正区間の計測値がTIMER1に格納さ
れており、負区間の計測値がTIMER2に格納されて
いる。
る。PWM信号はマイクロプロセッサ3に内蔵されてい
るタイマ1とタイマ2に入力される。符号31aはタイ
マ1を、符号31bはタイマ2を示す。タイマ1ではP
WM信号の正の区間を、タイマ2では負の区間を内部ク
ロックにより計測する。タイマ1のカウンタ1は、PW
M信号が正のときだけ内部クロックをカウントし、PW
M信号の立下りでそのカウント値をTIMER1という
名前のバッファへ格納し、タイマ1割込み要求を発生
し、カウント値をクリアする操作を行うよう初期設定さ
れている。タイマ2のカウンタ2は、PWM信号が負の
ときだけ内部クロックをカウントし、PWM信号の立上
りでそのカウント値をTIMER2という名前のバッフ
ァへ格納し、タイマ2割込み要求を発生し、カウント値
をクリアする操作を行うよう初期設定されている。従っ
て、常に最新の正区間の計測値がTIMER1に格納さ
れており、負区間の計測値がTIMER2に格納されて
いる。
【0029】次に、上記タイマ2のPWM信号立上りで
の割込み処理について図12(b)を参照しながら説明
する。ます、Tl(n)という名前のRAMデータをT
l(n−1)という名前のRAMへコピーする。次に、
TIMER2の値をTl(n)へコピーする。そしてT
l(n)とTl(n−1)の値を足してTLという名前
のRAMへ格納する。従って、TLは、PWM信号の負
区間の今回のカウント値Tl(n)と前回のカウント値
Tl(n−1)を加えた値が立上りエッジ毎に更新され
て格納されている。図11(g)はこの様子を示す。
の割込み処理について図12(b)を参照しながら説明
する。ます、Tl(n)という名前のRAMデータをT
l(n−1)という名前のRAMへコピーする。次に、
TIMER2の値をTl(n)へコピーする。そしてT
l(n)とTl(n−1)の値を足してTLという名前
のRAMへ格納する。従って、TLは、PWM信号の負
区間の今回のカウント値Tl(n)と前回のカウント値
Tl(n−1)を加えた値が立上りエッジ毎に更新され
て格納されている。図11(g)はこの様子を示す。
【0030】次に、PWM信号立下りでのタイマ1の割
込み処理について説明する。図12(a)の上から3行
目までの処理は図12(b)の処理と同等であり、PW
M信号の正の区間について同じ処理を行っているだけで
ある。図12(b)の4行目は、今求めたTH、すなわ
ち今回の正区間のカウント値Th(n)と前回のカウン
ト値Th(n−1)を加えた値と、タイマ2割込み処理
でえられたTLを用いて、(正の区間)×(定数K)/
(全周期)の計算を行い、REFという名前のRAMへ
格納している。なお、定数Kは、マイクロプロセッサの
構成上、処理が簡単な28=256又は216=6553
6を使用することが実用的である。ここで、正の区間も
全周期も2回足したデータを使用しており、正の区間の
みでなく全周期に対してもノイズ低減効果が得られる。
なお、TH,TL,REFを求める行は、タイマ1、タ
イマ2の割込み処理ではなく、図7のように別の処理ル
ーチンへもっていってもよい。
込み処理について説明する。図12(a)の上から3行
目までの処理は図12(b)の処理と同等であり、PW
M信号の正の区間について同じ処理を行っているだけで
ある。図12(b)の4行目は、今求めたTH、すなわ
ち今回の正区間のカウント値Th(n)と前回のカウン
ト値Th(n−1)を加えた値と、タイマ2割込み処理
でえられたTLを用いて、(正の区間)×(定数K)/
(全周期)の計算を行い、REFという名前のRAMへ
格納している。なお、定数Kは、マイクロプロセッサの
構成上、処理が簡単な28=256又は216=6553
6を使用することが実用的である。ここで、正の区間も
全周期も2回足したデータを使用しており、正の区間の
みでなく全周期に対してもノイズ低減効果が得られる。
なお、TH,TL,REFを求める行は、タイマ1、タ
イマ2の割込み処理ではなく、図7のように別の処理ル
ーチンへもっていってもよい。
【0031】なお、上記全周期は必ずしも2回足した値
を使用しなくてもよい。このとき、正区間のみ2回足し
た値を用いるが、これによっても分解能向上とノイズ低
減の効果は得られる。具体的には、図12(a)でRE
Fを求めるとき、 REF←(TH×K)/〔{TH(n)+Tl(n)}
×2〕 とすればよい。Th(n−1)、Tl(n−1)を分母
に使っていないので、全周期データは1回のみの値とな
っている。
を使用しなくてもよい。このとき、正区間のみ2回足し
た値を用いるが、これによっても分解能向上とノイズ低
減の効果は得られる。具体的には、図12(a)でRE
Fを求めるとき、 REF←(TH×K)/〔{TH(n)+Tl(n)}
×2〕 とすればよい。Th(n−1)、Tl(n−1)を分母
に使っていないので、全周期データは1回のみの値とな
っている。
【0032】次に、図10(b)の実施例を図13、図
14と併せて説明する。タイマ1ではPWM信号の正区
間を計測し、タイマ2ではPWM信号の全周期を計測す
る。従って、タイマ1のカウンタ1は図13(d)の動
作を、タイマ2のカウンタ2は図13(e)の動作を行
うよう初期設定されている。図13(e)ではPWM信
号の立上りで全周期の計測が完了するように設定されて
いるが、立下りで完了するように設定してもよい。タイ
マ1はPWM信号立下り毎に正区間のカウント値を「T
IMER1」というバッファに格納する。タイマ2はP
WM信号立上り毎に全周期のカウント値を「TIMER
2」というバッファに格納する。
14と併せて説明する。タイマ1ではPWM信号の正区
間を計測し、タイマ2ではPWM信号の全周期を計測す
る。従って、タイマ1のカウンタ1は図13(d)の動
作を、タイマ2のカウンタ2は図13(e)の動作を行
うよう初期設定されている。図13(e)ではPWM信
号の立上りで全周期の計測が完了するように設定されて
いるが、立下りで完了するように設定してもよい。タイ
マ1はPWM信号立下り毎に正区間のカウント値を「T
IMER1」というバッファに格納する。タイマ2はP
WM信号立上り毎に全周期のカウント値を「TIMER
2」というバッファに格納する。
【0033】図14(b)は上記タイマ2の割込み処理
を示す。PWM信号の立上り毎に図14(b)の割込み
要求がなされ、Tall(n−1)へTall(n)の
値をコピーし、バッファ「TIMER2」の値をTal
l(n)にコピーし、Tall(n)とTall(n−
1)を足したものをTALLとする。TALLには今回
の全周期のカウント値と前回のカウント値を足したもの
が格納されることになる。
を示す。PWM信号の立上り毎に図14(b)の割込み
要求がなされ、Tall(n−1)へTall(n)の
値をコピーし、バッファ「TIMER2」の値をTal
l(n)にコピーし、Tall(n)とTall(n−
1)を足したものをTALLとする。TALLには今回
の全周期のカウント値と前回のカウント値を足したもの
が格納されることになる。
【0034】図14(a)は前記タイマ1の割込み処理
を示す。PWM信号の立下り毎に図14(a)の割込み
要求がなされ、Th(n−1)へTh(n)の値をコピ
ーし、バッファ「TIMER1」の値をTh(n)へコ
ピーし、Th(n)とTh(n−1)を足したものをT
Hとする。これらの処理により、THには今回の正区間
のカウント値と前回の正区間のカウント値を足したもの
が格納されることになる。図14(a)の第4行目で
は、THと定数K(一般的にこの定数Kは図10(a)
の場合と同様に256や65536を使用する)を掛
け、掛けた値をTALLで割り、その結果をREFに代
入し、アナログ・デジタル変換回路出力とする。なお、
図14でTH,TALL,REFを求める行は、タイマ
1やタイマ2の割込みの処理ではなく、図7のように別
の処理ルーチンへもっていってもよい。
を示す。PWM信号の立下り毎に図14(a)の割込み
要求がなされ、Th(n−1)へTh(n)の値をコピ
ーし、バッファ「TIMER1」の値をTh(n)へコ
ピーし、Th(n)とTh(n−1)を足したものをT
Hとする。これらの処理により、THには今回の正区間
のカウント値と前回の正区間のカウント値を足したもの
が格納されることになる。図14(a)の第4行目で
は、THと定数K(一般的にこの定数Kは図10(a)
の場合と同様に256や65536を使用する)を掛
け、掛けた値をTALLで割り、その結果をREFに代
入し、アナログ・デジタル変換回路出力とする。なお、
図14でTH,TALL,REFを求める行は、タイマ
1やタイマ2の割込みの処理ではなく、図7のように別
の処理ルーチンへもっていってもよい。
【0035】以上説明した図10(b)、図12ないし
図14に示す実施例においても、PWM信号の正区間、
全周期共に前回と今回のデータを足した値を使用してお
り、分解能向上、ノイズ低減の効果を得ている。
図14に示す実施例においても、PWM信号の正区間、
全周期共に前回と今回のデータを足した値を使用してお
り、分解能向上、ノイズ低減の効果を得ている。
【0036】次に、図10(c)に示す実施例について
図15、図16を併せて参照しながら説明する。この実
施例では、図10(c)に符号31で示すように、マイ
クロプロセッサ3は1個のタイマ1のみを内蔵してお
り、このタイマ1でPWM信号の正区間と負区間の両方
を計測する。タイマ1は、PWM信号の立上りおよび立
下りでバッファ「TIMER1」にカウントした値を格
納し、タイマ1割込み要求を発生し、カウンタ値をクリ
アするように初期設定されている。
図15、図16を併せて参照しながら説明する。この実
施例では、図10(c)に符号31で示すように、マイ
クロプロセッサ3は1個のタイマ1のみを内蔵してお
り、このタイマ1でPWM信号の正区間と負区間の両方
を計測する。タイマ1は、PWM信号の立上りおよび立
下りでバッファ「TIMER1」にカウントした値を格
納し、タイマ1割込み要求を発生し、カウンタ値をクリ
アするように初期設定されている。
【0037】図15、図16は、上記タイマ1の割込み
処理を示す。図15、図16に示すように、割込み処理
に入った直後にPWM信号レベルを判断する。PWM信
号が正であれば図15(a)のAに相当し、今PWM信
号立上りで割込み処理に入ってきたことがわかり、バッ
ファ「TIMER1」には負区間の計測値が入っている
ことになる。このときTl(n−1)へTl(n)をコ
ピーし、Tl(n)へバッファ「TIMER1」の値を
コピーする。そして、Tl(n)とTl(n−1)を加
えてTLへ格納する。TLには前回の負区間のデータと
今回の負区間のデータを加えたものが常に更新されて代
入されていることになる。
処理を示す。図15、図16に示すように、割込み処理
に入った直後にPWM信号レベルを判断する。PWM信
号が正であれば図15(a)のAに相当し、今PWM信
号立上りで割込み処理に入ってきたことがわかり、バッ
ファ「TIMER1」には負区間の計測値が入っている
ことになる。このときTl(n−1)へTl(n)をコ
ピーし、Tl(n)へバッファ「TIMER1」の値を
コピーする。そして、Tl(n)とTl(n−1)を加
えてTLへ格納する。TLには前回の負区間のデータと
今回の負区間のデータを加えたものが常に更新されて代
入されていることになる。
【0038】また、PWM信号のレベルが負であれば図
15(a)のBに相当し、今PWM信号立下がりで割込
み処理に入ってきたことがわかり、バッファ「TIME
R1」には正区間の計測値が入っていることになる。こ
のときTh(n−1)へTh(n)をコピーし、Th
(n)へバッファ「TIMER1」の値をコピーする。
THには前回の正区間のデータと今回のデータを加えた
ものが常に更新されて代入されていることになる。さら
に、THとTLを足してTALL(周期を2回足したデ
ータ)とし、(TH×K)/TALLを実行し、アナロ
グ・デジタル変換回路出力としてREFを得る。Kは、
前述のとおり256や65536が選ばれる。なお、T
H,TL,TALL,REFを求める作業は、図7のよ
うに別の処理ルーチンへもっていってもよい。
15(a)のBに相当し、今PWM信号立下がりで割込
み処理に入ってきたことがわかり、バッファ「TIME
R1」には正区間の計測値が入っていることになる。こ
のときTh(n−1)へTh(n)をコピーし、Th
(n)へバッファ「TIMER1」の値をコピーする。
THには前回の正区間のデータと今回のデータを加えた
ものが常に更新されて代入されていることになる。さら
に、THとTLを足してTALL(周期を2回足したデ
ータ)とし、(TH×K)/TALLを実行し、アナロ
グ・デジタル変換回路出力としてREFを得る。Kは、
前述のとおり256や65536が選ばれる。なお、T
H,TL,TALL,REFを求める作業は、図7のよ
うに別の処理ルーチンへもっていってもよい。
【0039】この実施例においても、PWM信号の正の
区間、全周期ともに前回のデータと今回のデータを足し
た値を使用しており、分解能向上およびノイズ低減の効
果を得ている。
区間、全周期ともに前回のデータと今回のデータを足し
た値を使用しており、分解能向上およびノイズ低減の効
果を得ている。
【0040】次に、特願平3−137219号にかかる
発明、すなわち、三角波の直流分が温度により変化して
も、また、コンパレータのオフセット電圧が温度により
変化しても、デジタル出力データが変化することのない
ように、PWM信号のデューティに対応するデータか
ら、一定電圧と三角波を比較して得られる矩形波のデュ
ーティに対応するデータを引くようにしたものに本発明
を適用した実施例について説明する。この場合も、これ
まで説明してきた各種のバリエーションに対応して、次
のような選択枝がある。 全周期データをタイマ1から得るのか、タイマ2から
得るのか。 TH,TL,TALL,REFをどの処理ルーチンで
求めるのか。 デジタル信号としてPWM信号の正区間の計測値を使
用するのか、負区間の計測値を使用するのか。 全周期データとして1回のみの値を使用するのか、2
回分の値を足した値を使用するのか。 矩形波のデューティを基準として使用するわけである
が、正区間のデューティを基準とするのか、負区間のデ
ューティを基準とするのか。
発明、すなわち、三角波の直流分が温度により変化して
も、また、コンパレータのオフセット電圧が温度により
変化しても、デジタル出力データが変化することのない
ように、PWM信号のデューティに対応するデータか
ら、一定電圧と三角波を比較して得られる矩形波のデュ
ーティに対応するデータを引くようにしたものに本発明
を適用した実施例について説明する。この場合も、これ
まで説明してきた各種のバリエーションに対応して、次
のような選択枝がある。 全周期データをタイマ1から得るのか、タイマ2から
得るのか。 TH,TL,TALL,REFをどの処理ルーチンで
求めるのか。 デジタル信号としてPWM信号の正区間の計測値を使
用するのか、負区間の計測値を使用するのか。 全周期データとして1回のみの値を使用するのか、2
回分の値を足した値を使用するのか。 矩形波のデューティを基準として使用するわけである
が、正区間のデューティを基準とするのか、負区間のデ
ューティを基準とするのか。
【0041】ここでは、以下の条件をもつ例について説
明する。 タイマ2から全周期を得る。しかも、2回足した値を
得る。 TH1,TH2,TL2,TALL,REFはタイマ
1、タイマ2割込み以外のルーチンで計算する。 デジタル信号としてPWM信号の正の区間を計測す
る。 全周期データは2回足した値を使用する。 矩形波の正区間のデューティを基準として使用する。 なお、THi,TLiの添字iは、コンパレータ1によ
りデータなのか、もしくはコンパレータ2によるデータ
なのかを示している。図17におけるThi(),Tl
i( )の添字iも同じ意味である。
明する。 タイマ2から全周期を得る。しかも、2回足した値を
得る。 TH1,TH2,TL2,TALL,REFはタイマ
1、タイマ2割込み以外のルーチンで計算する。 デジタル信号としてPWM信号の正の区間を計測す
る。 全周期データは2回足した値を使用する。 矩形波の正区間のデューティを基準として使用する。 なお、THi,TLiの添字iは、コンパレータ1によ
りデータなのか、もしくはコンパレータ2によるデータ
なのかを示している。図17におけるThi(),Tl
i( )の添字iも同じ意味である。
【0042】図17ないし図21を参照しながら、上記
の条件をもつ具体例について説明する。図17に示すよ
うに、符号21,22で示す二つのコンパレータ1,2
を有している。一方のコンパレータ1は、ローパスフィ
ルタ1を通った指令信号7と三角波8とを比較してPW
M信号を得、他方のコンパレータ2は、+端子が接地さ
れ、−端子に三角波8が入力されることとにより、接地
電圧である0Vと三角波8とを比較してデューティが5
0%の矩形波を得る。マイクロプロセッサ3は符号31
a,31bで示す二つのタイマ1,2を内蔵し、一方の
タイマ1は、コンパレータ1の正区間を計測し、他方の
タイマ2はコンパレータ2の正区間および負区間を計測
するようになっている。タイマ1はPWM信号の立ち下
がりでバッファ「TIMER1」へカウント値を格納
し、タイマ1割込みを要求し、かつ、カウンタ1をクリ
アするように設定されている。タイマ2は矩形波の立上
り、立下がり毎にカウント値をバッファ「TIMER
2」へ格納し、タイマ2割込みを要求し、かつ、カウン
タ2をクリアするように設定されている。
の条件をもつ具体例について説明する。図17に示すよ
うに、符号21,22で示す二つのコンパレータ1,2
を有している。一方のコンパレータ1は、ローパスフィ
ルタ1を通った指令信号7と三角波8とを比較してPW
M信号を得、他方のコンパレータ2は、+端子が接地さ
れ、−端子に三角波8が入力されることとにより、接地
電圧である0Vと三角波8とを比較してデューティが5
0%の矩形波を得る。マイクロプロセッサ3は符号31
a,31bで示す二つのタイマ1,2を内蔵し、一方の
タイマ1は、コンパレータ1の正区間を計測し、他方の
タイマ2はコンパレータ2の正区間および負区間を計測
するようになっている。タイマ1はPWM信号の立ち下
がりでバッファ「TIMER1」へカウント値を格納
し、タイマ1割込みを要求し、かつ、カウンタ1をクリ
アするように設定されている。タイマ2は矩形波の立上
り、立下がり毎にカウント値をバッファ「TIMER
2」へ格納し、タイマ2割込みを要求し、かつ、カウン
タ2をクリアするように設定されている。
【0043】次に、上記割込み処理について図19を参
照しながら説明する。タイマ1の割込み処理では、図1
9(a)のようにTh1(n−1)へTh1(n)をコピ
ーし、Th1(n)へTIMER1の値をコピーして処
理を終了する。Th1(n)にはPWM信号の今回の正
区間のデータが、Th1(n−1)にはPWM信号の前
回の正区間のデータが格納されることになる。タイマ2
の割込み処理は、図19(b)のように、まず、矩形波
のレベルを判断し二つに別れる。矩形波のレベルが
「H」のときは図18(a)のAで示すように矩形波の
立上りでの割込みであったことがわかる。従って、TI
MER2には矩形波の負区間のカウント値が格納されて
いる。従って、Tl2(n−1)へTl2(n)をコピー
し、Tl2(n)へTIMER2をコピーすることによ
り、Tl2(n)、Tl2(n−1)には今回の矩形波の
負区間のデータと前回のそれが記憶されることになる。
矩形波のレベルが「L」のときも同様で、Th
2(n)、Th2(n−1)には今回の矩形波の正区間の
データと前回のそれが記憶されることになる。
照しながら説明する。タイマ1の割込み処理では、図1
9(a)のようにTh1(n−1)へTh1(n)をコピ
ーし、Th1(n)へTIMER1の値をコピーして処
理を終了する。Th1(n)にはPWM信号の今回の正
区間のデータが、Th1(n−1)にはPWM信号の前
回の正区間のデータが格納されることになる。タイマ2
の割込み処理は、図19(b)のように、まず、矩形波
のレベルを判断し二つに別れる。矩形波のレベルが
「H」のときは図18(a)のAで示すように矩形波の
立上りでの割込みであったことがわかる。従って、TI
MER2には矩形波の負区間のカウント値が格納されて
いる。従って、Tl2(n−1)へTl2(n)をコピー
し、Tl2(n)へTIMER2をコピーすることによ
り、Tl2(n)、Tl2(n−1)には今回の矩形波の
負区間のデータと前回のそれが記憶されることになる。
矩形波のレベルが「L」のときも同様で、Th
2(n)、Th2(n−1)には今回の矩形波の正区間の
データと前回のそれが記憶されることになる。
【0044】図19(c)は、アナログ・デジタル変換
回路出力を利用してシステムを動かす割込み処理を示
す。この割込み処理では、PWM信号の正区間のデータ
を2回足した値TH1、矩形波の正区間のデータを2回
足した値TH2、PWM信号の負区間のデータを2回足
した値TL2、矩形波の周期を2回足した値TALLを
求め、これらを利用してデジタル出力REF、すなわ
ち、(K×TH1)/(TALL)−(K×TH2)/
(TALL)+K/2−(オフセット補正量)を求め
る。この式は、前記特願平3−137219号の明細書
に記載した(7)式に対応している。
回路出力を利用してシステムを動かす割込み処理を示
す。この割込み処理では、PWM信号の正区間のデータ
を2回足した値TH1、矩形波の正区間のデータを2回
足した値TH2、PWM信号の負区間のデータを2回足
した値TL2、矩形波の周期を2回足した値TALLを
求め、これらを利用してデジタル出力REF、すなわ
ち、(K×TH1)/(TALL)−(K×TH2)/
(TALL)+K/2−(オフセット補正量)を求め
る。この式は、前記特願平3−137219号の明細書
に記載した(7)式に対応している。
【0045】このように、この実施例では、PWM信号
の正区間、矩形波の正区間、矩形波の負区間の全てに対
して前後2回足した値を使用しており、これによって、
分解能向上効果とノイズ低減効果を得ることができる。
また、PWM信号のデューティに対応する計測値を前後
2回足した値から、矩形波のデューティに対応する矩形
波の正区間および負区間を共に前後2回足した値を引く
ことによって、三角波の直流分の温度変化およびコンパ
レータのオフセットと電圧の温度変化によるデジタル出
力の変動を防止することができる。
の正区間、矩形波の正区間、矩形波の負区間の全てに対
して前後2回足した値を使用しており、これによって、
分解能向上効果とノイズ低減効果を得ることができる。
また、PWM信号のデューティに対応する計測値を前後
2回足した値から、矩形波のデューティに対応する矩形
波の正区間および負区間を共に前後2回足した値を引く
ことによって、三角波の直流分の温度変化およびコンパ
レータのオフセットと電圧の温度変化によるデジタル出
力の変動を防止することができる。
【0046】なお、図20に示すように、コンパレータ
2の二つの入力端子への入力信号は図17に示す実施例
とは逆にしてもよい。すなわち、コンパレータ2の+入
力端子に三角波8を入力し、−入力端子には接地電圧す
なわち0Vを入力する。この実施例の動作を図21に示
す。この例では、矩形波の正負が図17の実施例とは反
転している点が異なっており、基本的には図17の例と
同じである。この実施例では、PWM信号の正区間のデ
ータを2回足した値TH1、矩形波の正区間のデータを
2回足した値TH2、PWM信号の負区間のデータを2
回足した値TL2、矩形波の周期を2回足した値TAL
Lを求め、これらを利用してデジタル出力REF、すな
わち、(K×TH1)/(TALL)−(K×TL2)/
(TALL)+K/2−(オフセット補正量)を求め
る。このように、矩形波のデューティをPWM信号の負
区間のデータを2回足した値TL2に基づいて求め、こ
れをPWM変調信号のデューティから引く点が図17に
示す実施例と異なっている。
2の二つの入力端子への入力信号は図17に示す実施例
とは逆にしてもよい。すなわち、コンパレータ2の+入
力端子に三角波8を入力し、−入力端子には接地電圧す
なわち0Vを入力する。この実施例の動作を図21に示
す。この例では、矩形波の正負が図17の実施例とは反
転している点が異なっており、基本的には図17の例と
同じである。この実施例では、PWM信号の正区間のデ
ータを2回足した値TH1、矩形波の正区間のデータを
2回足した値TH2、PWM信号の負区間のデータを2
回足した値TL2、矩形波の周期を2回足した値TAL
Lを求め、これらを利用してデジタル出力REF、すな
わち、(K×TH1)/(TALL)−(K×TL2)/
(TALL)+K/2−(オフセット補正量)を求め
る。このように、矩形波のデューティをPWM信号の負
区間のデータを2回足した値TL2に基づいて求め、こ
れをPWM変調信号のデューティから引く点が図17に
示す実施例と異なっている。
【0047】以上説明した各実施例は、モータ制御回路
用のアナログ・デジタル変換回路となっていたが、本発
明にかかるアナログ・デジタル変換回路は、モータ制御
回路だけでなく、各種回路に適用可能である。
用のアナログ・デジタル変換回路となっていたが、本発
明にかかるアナログ・デジタル変換回路は、モータ制御
回路だけでなく、各種回路に適用可能である。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、アナログ信号を一定周
波数で一定振幅の三角波と比較してPWM信号に変換す
るコンパレータと、上記PWM信号の正又は負の区間を
計測してデジタル信号に変換するカウンタとを設けるこ
とによって、アナログ・デジタル変換用ICを不要にし
たアナログ・デジタル変換回路において、カウンタによ
る上記PWM信号の現在の計測値と少なくとも一つ前の
計測値とを加算した値をデジタル出力とするようにした
ため、アナログ・デジタル変換出力の分解能を向上させ
ることができる。アナログ・デジタル変換出力の分解能
は、PWM信号の現在の計測値と複数個前までの計測値
とを加算した値をデジタル出力とすることにより、一層
向上する。また、カウンタによる上記PWM信号の現在
の計測値と少なくとも一つ前の計測値とを加算した値を
デジタル出力とすることにより、ローパスフィルタとし
ての機能をもつことになり、ノイズによるデジタル出力
の精度の低下を防止することができる。
波数で一定振幅の三角波と比較してPWM信号に変換す
るコンパレータと、上記PWM信号の正又は負の区間を
計測してデジタル信号に変換するカウンタとを設けるこ
とによって、アナログ・デジタル変換用ICを不要にし
たアナログ・デジタル変換回路において、カウンタによ
る上記PWM信号の現在の計測値と少なくとも一つ前の
計測値とを加算した値をデジタル出力とするようにした
ため、アナログ・デジタル変換出力の分解能を向上させ
ることができる。アナログ・デジタル変換出力の分解能
は、PWM信号の現在の計測値と複数個前までの計測値
とを加算した値をデジタル出力とすることにより、一層
向上する。また、カウンタによる上記PWM信号の現在
の計測値と少なくとも一つ前の計測値とを加算した値を
デジタル出力とすることにより、ローパスフィルタとし
ての機能をもつことになり、ノイズによるデジタル出力
の精度の低下を防止することができる。
【0049】また、PWM信号の(正区間)/(全周
期)、又は(負区間)/(全周期)あるいはこれらの定
数倍の区間を計測してデジタルし信号に変換するように
すれば、デジタル出力データはPWM信号を得るための
三角波の周波数に依存せず、安定で精度の高いデジタル
変換が可能となる。さらに、PWM信号の現在の計測値
と少なくとも一つ前の計測値を足した値を用いて、PW
M信号のデューティに対応するデータから、一定電圧と
三角波を比較して得られる矩形波のデューティに対応す
るデータを引くことによって得たデジタル出力は、三角
波の直流分が温度により変化し、また、コンパレータの
オフセット電圧が温度により変化して、PWM信号のデ
ューティおよび矩形波のデューティが変化しても、これ
らの変化分がキャンセルされ、温度変化による誤差のな
い高精度のアナログ・デジタル変換回路出力を与えるこ
とができる。
期)、又は(負区間)/(全周期)あるいはこれらの定
数倍の区間を計測してデジタルし信号に変換するように
すれば、デジタル出力データはPWM信号を得るための
三角波の周波数に依存せず、安定で精度の高いデジタル
変換が可能となる。さらに、PWM信号の現在の計測値
と少なくとも一つ前の計測値を足した値を用いて、PW
M信号のデューティに対応するデータから、一定電圧と
三角波を比較して得られる矩形波のデューティに対応す
るデータを引くことによって得たデジタル出力は、三角
波の直流分が温度により変化し、また、コンパレータの
オフセット電圧が温度により変化して、PWM信号のデ
ューティおよび矩形波のデューティが変化しても、これ
らの変化分がキャンセルされ、温度変化による誤差のな
い高精度のアナログ・デジタル変換回路出力を与えるこ
とができる。
【図1】本発明にかかるアナログ・デジタル変換回路の
一実施例を示すブロック図。
一実施例を示すブロック図。
【図2】同上実施例の動作を示すタイミングチャート。
【図3】同上実施例における割込み動作を示すフローチ
ャート。
ャート。
【図4】上記実施例の分解能向上効果を一定の条件のも
とで示す波形図。
とで示す波形図。
【図5】上記実施例の分解能向上効果を別の条件のもと
で示す波形図。
で示す波形図。
【図6】上記実施例がローパスフィルタとして機能する
ことを示す等価回路図。
ことを示す等価回路図。
【図7】本発明にかかるアナログ・デジタル変換回路の
別の実施例の割込み動作を示すフローチャート。
別の実施例の割込み動作を示すフローチャート。
【図8】本発明にかかるアナログ・デジタル変換回路の
さらに別の実施例の割込み動作を示すフローチャート。
さらに別の実施例の割込み動作を示すフローチャート。
【図9】同上実施例の分解能向上効果を一定の条件のも
とで示す波形図。
とで示す波形図。
【図10】本発明にかかるアナログ・デジタル変換回路
のさらに別の各種実施例を示すブロック図。
のさらに別の各種実施例を示すブロック図。
【図11】図10(a)の実施例の動作を示すタイミン
グチャート。
グチャート。
【図12】同上実施例の割込み動作を示すフローチャー
ト。
ト。
【図13】図10(b)の実施例の動作を示すタイミン
グチャート。
グチャート。
【図14】同上実施例の割込み動作を示すフローチャー
ト。
ト。
【図15】図10(c)の実施例の動作を示すタイミン
グチャート。
グチャート。
【図16】同上実施例の割込み動作を示すフローチャー
ト。
ト。
【図17】本発明にかかるアナログ・デジタル変換回路
のさらに別の実施例を示すブロック図。
のさらに別の実施例を示すブロック図。
【図18】同上実施例の動作を示すタイミングチャー
ト。
ト。
【図19】同上実施例の各種割込み動作を示すフローチ
ャート。
ャート。
【図20】本発明にかかるアナログ・デジタル変換回路
のさらに別の実施例を示すブロック図。
のさらに別の実施例を示すブロック図。
【図21】同上実施例の動作を示すタイミングチャー
ト。
ト。
2 コンパレータ 7 アナログ信号 8 三角波 9 パルス幅変調信号 31 カウンタ 31a カウンタ 31b カウンタ
Claims (7)
- 【請求項1】 アナログ信号を一定周波数で一定振幅の
三角波と比較してパルス幅変調信号に変換するコンパレ
ータと、上記パルス幅変調信号の正又は負の区間を計測
してデジタル信号に変換するカウンタとを有してなるア
ナログ・デジタル変換回路であって、上記カウンタによ
る上記パルス幅変調信号の現在の計測値と少なくとも一
つ前の計測値とを加算した値をデジタル出力とすること
を特徴とするアナログ・デジタル変換回路。 - 【請求項2】 パルス幅変調信号の現在の計測値と複数
個前までの計測値とを加算した値をデジタル出力とした
請求項1記載のアナログ・デジタル変換回路。 - 【請求項3】 デジタル出力を、パルス幅変調信号に同
期させて得る請求項1記載のアナログ・デジタル変換回
路。 - 【請求項4】 パルス幅変調信号を一定期間毎計測する
請求項1記載のアナログ・デジタル変換回路。 - 【請求項5】 パルス幅変調信号の(正の区間)/(全
周期)あるいはその定数倍をデジタル出力として得るア
ナログ・デジタル変換回路であって、正の区間のデータ
として請求項1記載のデジタル出力を使用するアナログ
・デジタル変換回路。 - 【請求項6】 パルス幅変調信号の(負の区間)/(全
周期)あるいはその定数倍をデジタル出力として得るア
ナログ・デジタル変換回路であって、負の区間のデータ
として請求項1記載のデジタル出力を使用するアナログ
・デジタル変換回路。 - 【請求項7】 カウンタによるパルス幅変調信号の現在
の計測値と少なくとも一つ前の計測値は、パルス幅変調
信号のデューティに対応するデータから、一定電圧と三
角波を比較して得られる矩形波のデューティに対応する
データを引くことによってデジタル出力を得るアナログ
・デジタル変換回路であって、少なくともパルス幅変調
信号デューティの分子は、請求項1記載のデジタル出力
を使用して得るアナログ・デジタル変換回路。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3350169A JPH05167450A (ja) | 1991-12-10 | 1991-12-10 | アナログ・デジタル変換回路 |
| US07/965,187 US5355136A (en) | 1991-10-24 | 1992-10-23 | Analog-to-digital converter circuit |
| DE4241702A DE4241702A1 (en) | 1991-12-10 | 1992-12-10 | Analogue=to=digital converter for electric motor speed control - counts clock pulses produced during period of PWM signal obtd. from error comparison with triangular wave |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3350169A JPH05167450A (ja) | 1991-12-10 | 1991-12-10 | アナログ・デジタル変換回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05167450A true JPH05167450A (ja) | 1993-07-02 |
Family
ID=18408691
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3350169A Pending JPH05167450A (ja) | 1991-10-24 | 1991-12-10 | アナログ・デジタル変換回路 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05167450A (ja) |
| DE (1) | DE4241702A1 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7782241B2 (en) | 2006-02-17 | 2010-08-24 | Fujitsu Limited | Signal processing method and device, and analog/digital converting device |
| JP2016054445A (ja) * | 2014-09-04 | 2016-04-14 | 横河電機株式会社 | 帰還型パルス幅変調器 |
| CN116754831A (zh) * | 2023-08-16 | 2023-09-15 | 北京智芯微电子科技有限公司 | 应用于智能断路器的抗谐波干扰的频率测量方法及装置 |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR0170259B1 (ko) * | 1993-07-26 | 1999-03-30 | 김광호 | 신호처리방법 및 장치 |
| DE4333908C2 (de) * | 1993-10-05 | 1995-09-07 | Christoph Braun | Verfahren zur Analog-Digital-Wandlung |
| DE4429701C2 (de) * | 1993-10-05 | 2003-06-12 | Christoph Braun | Verfahren zur Analog/Digital-Wandlung |
| DE19734248B4 (de) * | 1997-08-07 | 2004-04-22 | Litef Gmbh | Verfahren und Einrichtung zum Wandeln und Übertragen von Sensorausgangsignalen zwischen asynchron arbeitenden Sensoren und ihren jeweiligen Datenverarbeitungseinrichtungen |
| DE19936039A1 (de) * | 1999-07-30 | 2001-02-01 | Christoph Braun | Automatische Offset-Korrektur für einen AD-Wandler entsprechend der Patentschrift |
| DE50212540D1 (de) * | 2001-08-01 | 2008-09-04 | Ebm Papst St Georgen Gmbh & Co | Ür die zeitliche dauer eines sich periodisch wiederholenden impulsförmigen signals, und vorrichtung zur durchführung eines solchen verfahrens |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53114652A (en) * | 1977-03-16 | 1978-10-06 | Yokogawa Hokushin Electric Corp | Analog operation unit |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0367522A3 (en) * | 1988-11-02 | 1992-08-05 | Hewlett-Packard Company | Closed loop pulse width analog-to-digital converter |
-
1991
- 1991-12-10 JP JP3350169A patent/JPH05167450A/ja active Pending
-
1992
- 1992-12-10 DE DE4241702A patent/DE4241702A1/de not_active Withdrawn
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53114652A (en) * | 1977-03-16 | 1978-10-06 | Yokogawa Hokushin Electric Corp | Analog operation unit |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US7782241B2 (en) | 2006-02-17 | 2010-08-24 | Fujitsu Limited | Signal processing method and device, and analog/digital converting device |
| JP2016054445A (ja) * | 2014-09-04 | 2016-04-14 | 横河電機株式会社 | 帰還型パルス幅変調器 |
| CN116754831A (zh) * | 2023-08-16 | 2023-09-15 | 北京智芯微电子科技有限公司 | 应用于智能断路器的抗谐波干扰的频率测量方法及装置 |
| CN116754831B (zh) * | 2023-08-16 | 2023-11-07 | 北京智芯微电子科技有限公司 | 应用于智能断路器的抗谐波干扰的频率测量方法及装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE4241702A1 (en) | 1993-07-01 |
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