JPH05169255A - 管と管の溶接法 - Google Patents

管と管の溶接法

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Publication number
JPH05169255A
JPH05169255A JP34273591A JP34273591A JPH05169255A JP H05169255 A JPH05169255 A JP H05169255A JP 34273591 A JP34273591 A JP 34273591A JP 34273591 A JP34273591 A JP 34273591A JP H05169255 A JPH05169255 A JP H05169255A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
welding
residual stress
stress
welded portion
restraint ring
Prior art date
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Pending
Application number
JP34273591A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Mochizuki
正人 望月
Naoto Saito
直人 斉藤
Hideo Miura
英生 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】拘束リング7を円筒容器3の溶接部2の両側に
取付ける。拘束リング7を取付けた状態で、溶接部2の
溶接を溶接トーチ5を用いて行う。拘束リング7を取付
けた状態で溶接を行うことにより、管内面の溶接部近傍
での溶接残留応力は実線6のようになる。溶接部の近傍
で残留応力を圧縮側の残留応力にすることができる。 【効果】溶接構造物を構成する管と管を突合せ溶接する
際に、従来の溶接法では管内面の残留応力分布が応力腐
食割れの原因となる引張側の残留応力になるところを、
拘束リングを用いることにより圧縮の残留応力にし、応
力腐食割れを防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はBWR原子力プラント,
化学プラント,円筒容器などの配管及び機器の溶接部の
溶接方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、特開昭55−110728号公報に開示
される方法は溶接後の構造物に熱処理法を施し、残留応
力の改善を目的としている。図1は、配管突合せ継手に
対する従来の熱処理法を示したものである。加熱体1
は、配管外周から加熱を行い同時に内面は、冷却水4に
よって冷却される。これによって板厚方向に温度差をつ
け、加熱時に外面で圧縮,内面で引張側に降伏させ、応
力の改善を図る。図2は、溶接時に生じる軸方向残留応
力分布を示したものであるが、引張側の残留応力6とな
り、応力腐食割れ発生の原因となる。図3は、図1に示
した熱処理法を適用し、図2の溶接残留応力を改善した
例を示す。腐食環境にさらされる溶接部の近傍の内面の
残留応力は圧縮応力となっている。
【0003】しかし、これらの改善例はいずれも管と管
を溶接した後に施す処理法であり、溶接と同時に残留応
力を改善することはできない。すなわち、溶接終了後の
後処理が必要であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、溶接構造物
を構成する管と管を突合せ溶接する際に、従来の溶接法
では管内面の残留応力分布が応力腐食割れの原因となる
引張側の残留応力になるところを、拘束リングを用いる
ことにより圧縮の残留応力にし、応力腐食割れを防止し
ようとしている。
【0005】また、従来行われていた熱処理法は、管と
管を溶接した後に施す処理法であり、溶接と同時に残留
応力を改善することはできなかった。本発明では管内面
の溶接残留応力を溶接終了後の後処理を施すことなしに
圧縮の残留応力にし、応力腐食割れを防止しようとして
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題は、溶接構造物
を構成する管と管を溶接する際に、溶接部の近傍の管の
外周に円周方向の拘束器具を取付けた後に溶接を行うこ
とにより達成される。
【0007】
【作用】本発明は、管と管の溶接による管内面の溶接部
の残留応力を、拘束器具を用いることにより、応力腐食
割れに対して問題のない圧縮側の残留応力に、溶接終了
後の後処理を施すことなしに圧縮の残留応力にしようと
している。また、予熱を行った場合についても同様に、
溶接構造物よりも線膨張係数の小さい拘束リングを使用
することにより、管内面の残留応力を圧縮の残留応力に
しようとしている。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図4ないし図7によ
って説明する。
【0009】図4に示すように、拘束リング7を溶接部
2の両側に取付ける。溶接部2から拘束リング7の距離
は溶接条件によって異なる。例えば、円筒容器3の材質
が軟鋼SS41,溶接部2のもととなる溶接棒の材質が
軟鋼SS41で、円筒容器3の板厚12mm,内径100
mm,軸方向長さ1200mm、また、入熱量1.2J/mm
のとき、リング幅20mmの拘束リング7の中心を、溶接
部2の中心から20mm離した箇所に取付ければよい。
また、拘束力は円筒容器3が弾性変形する範囲、すなわ
ち、塑性変形しない範囲であれば、強ければ強いほどよ
い。今回の条件の場合には、拘束力を150MPaに設
定した。
【0010】拘束リング7を取付けた状態で、溶接部2
の溶接を従来の方法と同様の方法で溶接トーチ5を用い
ることにより行う。今回の溶接方法はシールドガスアー
ク溶接であり、円筒容器3は開先を軸方向に対して30
゜の方向に加工したものを用いた。
【0011】このようにして拘束リング7を取付けた状
態で溶接を行うことにより、管内面の溶接部の近傍での
溶接残留応力は実線6のようになる。これは、図2に実
線6で示される通常の溶接による残留応力に比べて、溶
接部近傍では明らかに圧縮の残留応力に改善されている
ことがわかる。
【0012】図5には、管と管の溶接を行ったときの管
内面での応力状態の時間履歴を示す。ここで、時間0は
溶接開始時刻、時間t1は溶接部2の温度が溶接中最高
温度になる時刻、時間t2は溶接終了後の時刻である。
【0013】拘束リング7を取付けない場合の応力状態
は実線8のようになる。溶接部2が溶接入熱により加熱
され、時間t1まで膨張するが、この時、周辺の拘束の
ために管内面は圧縮の応力になる。その後、冷却される
につれ、溶接部2の近傍は収縮し、周辺の構造物から拘
束されるために管内面には引張側の残留応力が最終的に
時刻t2のときには存在する。
【0014】一方、拘束リング7を取付けた状態で溶接
を行ったときの応力状態は実線9のようになる。溶接を
行う前の状態で、管内面は拘束リング7の拘束力により
圧縮の応力が存在する。また、溶接による熱膨張につい
ても拘束リング7によって抑制される。その後、拘束リ
ング7がない場合と同様の履歴をとり、溶接終了後の時
刻t2には圧縮の残留応力状態になる。
【0015】図6には、予熱を行ってから管と管の溶接
を行うときの方法を示す。円筒容器3よりも線膨張係数
の小さい材質の拘束リング7を用い、拘束リング7を取
付けた状態で全体を予熱する。その後、溶接を行うこと
により、予熱を行う場合についても管内面の残留応力分
布を圧縮の残留応力にすることができる。
【0016】図7には、予熱を行ってから管と管の溶接
を行ったときの管内面での応力状態の時間履歴を示す。
ここで、時間0は溶接開始時刻、時間t1は溶接部2の
温度が溶接中最高温度になる時刻、時間t2は溶接終了
後の時刻である。予熱を行わないで、拘束リング7を取
付けない場合の応力状態は実線8,拘束リング7を取付
けた状態で溶接を行ったときの応力状態は実線9のよう
になる。円筒容器3よりも線膨張係数の小さい拘束リン
グ7を取付けた場合、予熱を行った時点で圧縮の応力が
存在する。したがって、予熱を行ってから管と管の溶接
を行ったときの管内面での応力状態の時間履歴は実線1
0のようになる。最終的に溶接終了時刻t2では、圧縮
の残留応力が存在する。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、溶接構造物を構成する
管と管を突合せ溶接する際に、従来の溶接法では管内面
の残留応力分布が応力腐食割れの原因となる引張側の残
留応力になるところを、拘束リングを用いることにより
圧縮の残留応力にし、応力腐食割れを防ぐことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の熱処理法による周方向溶接部の熱処理法
の説明図。
【図2】通常の溶接を行った場合の溶接残留応力分布の
説明図。
【図3】従来の熱処理法による熱処理後の改善された残
留応力の説明図。
【図4】拘束リングを用いた溶接法の実施例の説明図。
【図5】拘束リングを用いた溶接法を施したときの、残
留応力の時間履歴変化を表した説明図。
【図6】溶接構造物よりも線膨張係数の小さい拘束リン
グを用い、全体を予熱した後に行う溶接法の実施例の説
明図。
【図7】拘束リングを用い、全体を予熱した後に行う溶
接法を施したときの、残留応力の時間履歴変化を表した
説明図。
【符号の説明】
2…溶接部、3…円筒容器、4…冷却水、5…溶接トー
チ、6…内面の残留応力分布、7…拘束リング。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】管と管の溶接時に、溶接部の近傍の前記管
    の外周に円周方向の拘束器具を取付けた後に溶接を行う
    ことを特徴とする管と管の溶接法。
JP34273591A 1991-12-25 1991-12-25 管と管の溶接法 Pending JPH05169255A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34273591A JPH05169255A (ja) 1991-12-25 1991-12-25 管と管の溶接法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34273591A JPH05169255A (ja) 1991-12-25 1991-12-25 管と管の溶接法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05169255A true JPH05169255A (ja) 1993-07-09

Family

ID=18356089

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34273591A Pending JPH05169255A (ja) 1991-12-25 1991-12-25 管と管の溶接法

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JP (1) JPH05169255A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003028786A (ja) * 2001-07-18 2003-01-29 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 管内面の応力腐食割れ形成方法及び装置
JP2010094715A (ja) * 2008-10-17 2010-04-30 Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd 配管の残留応力改善方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003028786A (ja) * 2001-07-18 2003-01-29 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 管内面の応力腐食割れ形成方法及び装置
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