JPH0516957Y2 - - Google Patents
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- JPH0516957Y2 JPH0516957Y2 JP10064788U JP10064788U JPH0516957Y2 JP H0516957 Y2 JPH0516957 Y2 JP H0516957Y2 JP 10064788 U JP10064788 U JP 10064788U JP 10064788 U JP10064788 U JP 10064788U JP H0516957 Y2 JPH0516957 Y2 JP H0516957Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating plate
- heat
- heating
- temperature
- packaged food
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は密封包装食品の加熱板式殺菌器に関す
る。
る。
食品本来の味や水分をそのままにして常温で長
期保存が可能であつて、かつ簡単に食することが
できるものとしてレトルト食品が一般的に広く普
及している。
期保存が可能であつて、かつ簡単に食することが
できるものとしてレトルト食品が一般的に広く普
及している。
このレトルト食品は、食品を包装材の中に充填
すると共に、空気を排除して充填口をヒートシー
ルにより密封して密封包装食品とした後、このま
ま加圧、加熱して殺菌処理を施すことにより製造
される。なお、前記包装材としては、ナイロンフ
イルム、ポリエステルフイルム等の合成樹脂フイ
ルム、及びこれらを積層したラミネートフイル
ム、または合成樹脂アイルムと金属箔とを積層し
たラミネートフイルムを用いてヒートシールによ
り袋状に形成したものが用いられる 前記の如く、レトルト食品は密封包装食品を加
圧、加熱殺菌処理して製造されるが、この加圧、
加熱殺菌処理は、通常高圧レトルト釜が用いられ
ている。しかし、この高圧レトルト釜は設備が大
がかりとなり、かつ圧力調整等に高度の技術を要
することから一般家庭用としては、不適当であ
る。
すると共に、空気を排除して充填口をヒートシー
ルにより密封して密封包装食品とした後、このま
ま加圧、加熱して殺菌処理を施すことにより製造
される。なお、前記包装材としては、ナイロンフ
イルム、ポリエステルフイルム等の合成樹脂フイ
ルム、及びこれらを積層したラミネートフイル
ム、または合成樹脂アイルムと金属箔とを積層し
たラミネートフイルムを用いてヒートシールによ
り袋状に形成したものが用いられる 前記の如く、レトルト食品は密封包装食品を加
圧、加熱殺菌処理して製造されるが、この加圧、
加熱殺菌処理は、通常高圧レトルト釜が用いられ
ている。しかし、この高圧レトルト釜は設備が大
がかりとなり、かつ圧力調整等に高度の技術を要
することから一般家庭用としては、不適当であ
る。
そこで、加熱板式殺菌器を用いた密封包装食品
の殺菌方法が提案されている。これは、中央に凹
部を有する2枚の加熱板の該凹部に密封包装食品
を収納すると共に、該密封包装食品の包装材周縁
部のヒートシール部を加熱板相互の当接部で挟持
して加熱し殺菌するもので、加熱板をヒータの如
き適宜な加熱手段で100℃以上、包装材の耐熱温
度以下の所定温度に保持することによつて行う。
これにより、加熱板は速やかに昇温して所定温度
に達し、加熱板の昇温に伴つて密封包装食品の温
度も上昇し殺菌処理される。この場合、密封包装
食品は、最初、包装材外面が加熱板内面と接触不
十分で伝熱量が少なく緩やかに上昇するが、100
℃に近づくと食品内部の水分が蒸発し始めて膨張
し加熱板内面に十分に接触するので伝熱量が増大
して速やかに昇温し、前記所定温度より若干低い
温度に達する。
の殺菌方法が提案されている。これは、中央に凹
部を有する2枚の加熱板の該凹部に密封包装食品
を収納すると共に、該密封包装食品の包装材周縁
部のヒートシール部を加熱板相互の当接部で挟持
して加熱し殺菌するもので、加熱板をヒータの如
き適宜な加熱手段で100℃以上、包装材の耐熱温
度以下の所定温度に保持することによつて行う。
これにより、加熱板は速やかに昇温して所定温度
に達し、加熱板の昇温に伴つて密封包装食品の温
度も上昇し殺菌処理される。この場合、密封包装
食品は、最初、包装材外面が加熱板内面と接触不
十分で伝熱量が少なく緩やかに上昇するが、100
℃に近づくと食品内部の水分が蒸発し始めて膨張
し加熱板内面に十分に接触するので伝熱量が増大
して速やかに昇温し、前記所定温度より若干低い
温度に達する。
このように、密封包装食品は加熱板に挟持され
た加圧状態で所定時間保持されることにより殺菌
処理される。なお、密封包装食品の収納時に包装
材のヒートシール部を加熱板相互の当接面で挟持
するのは前記の如く包装材が昇温によつて膨張
し、これがヒートシール部に作用して破袋する恐
れがあるからで、これを防止するためである。
た加圧状態で所定時間保持されることにより殺菌
処理される。なお、密封包装食品の収納時に包装
材のヒートシール部を加熱板相互の当接面で挟持
するのは前記の如く包装材が昇温によつて膨張
し、これがヒートシール部に作用して破袋する恐
れがあるからで、これを防止するためである。
前記の如く、従来の殺菌方法では、加熱板の温
度を包装材の耐熱温度以下としていた。これは殺
菌処理時に包装材が加熱板に接触するので該包装
材自体の熱的劣化を防止するためである。しかし
ながら、このため殺菌処理に要する時間30〜60分
という長時間になるという不都合があつた。
度を包装材の耐熱温度以下としていた。これは殺
菌処理時に包装材が加熱板に接触するので該包装
材自体の熱的劣化を防止するためである。しかし
ながら、このため殺菌処理に要する時間30〜60分
という長時間になるという不都合があつた。
本考案者等は前記に鑑み種々考究した結果、包
装材を加熱板に接触させて加熱したところ、当初
接触面では内部の食品と加熱板との間に熱交換が
生じ包装材外面の温度は加熱板より10数℃以上低
い状態にあることを知見した。
装材を加熱板に接触させて加熱したところ、当初
接触面では内部の食品と加熱板との間に熱交換が
生じ包装材外面の温度は加熱板より10数℃以上低
い状態にあることを知見した。
本考案は該知見に基づき、殺菌処理時間を従来
より大幅に短縮できる加熱板式殺菌器を提供する
ことを目的としたものである。
より大幅に短縮できる加熱板式殺菌器を提供する
ことを目的としたものである。
本発明の請求項1に記載の加熱板式殺菌器は、
少なくとも一方が中央に凹部を有する一対の加熱
板でなり、該加熱板の凹部に密封包装食品を収納
すると共に、該加熱板相互の当接部で密封包装食
品の包装材のヒートシール部を挟持して加熱する
よう構成された加熱板式殺菌器において、前記加
熱板の当接部の対向面にパツキン装着溝を形成す
ると共に、該パツキン装着溝に加熱板より熱伝導
率が低いパツキンを装着してなることを特徴とす
る。
少なくとも一方が中央に凹部を有する一対の加熱
板でなり、該加熱板の凹部に密封包装食品を収納
すると共に、該加熱板相互の当接部で密封包装食
品の包装材のヒートシール部を挟持して加熱する
よう構成された加熱板式殺菌器において、前記加
熱板の当接部の対向面にパツキン装着溝を形成す
ると共に、該パツキン装着溝に加熱板より熱伝導
率が低いパツキンを装着してなることを特徴とす
る。
また、請求項2は少なくとも一方が中央に凹部
を有する一対の加熱板でなり、該加熱板の凹部に
密封包装食品を収納すると共に、該加熱板相互の
当接部で密閉包装食品の包装材のヒートシール部
を挟持して加熱するよう構成された加熱板式殺菌
器において、前記加熱板を中央部は熱伝導率が高
い材質で、当接部は熱伝統率が低い材質で各々構
成したことを特徴とする。
を有する一対の加熱板でなり、該加熱板の凹部に
密封包装食品を収納すると共に、該加熱板相互の
当接部で密閉包装食品の包装材のヒートシール部
を挟持して加熱するよう構成された加熱板式殺菌
器において、前記加熱板を中央部は熱伝導率が高
い材質で、当接部は熱伝統率が低い材質で各々構
成したことを特徴とする。
更に、請求項3は少なくとも一方が中央に凹部
を有する一対の加熱板でなり、該加熱板の凹部に
密封包装食品を収納すると共に、該加熱板相互の
当接部で密閉包装食品の包装材のヒートシール部
を挟持して加熱するよう構成された加熱板式殺菌
器において、加熱板の中央部と当接部との連接部
分に複数の開口部を形成したことを特徴とする。
を有する一対の加熱板でなり、該加熱板の凹部に
密封包装食品を収納すると共に、該加熱板相互の
当接部で密閉包装食品の包装材のヒートシール部
を挟持して加熱するよう構成された加熱板式殺菌
器において、加熱板の中央部と当接部との連接部
分に複数の開口部を形成したことを特徴とする。
以下、第1図乃至第3図を用いて請求項1に記
載の加熱板式殺菌器の実施例を説明する。第1図
は加熱板式殺菌器の分解斜視図、第2図は該殺菌
器で密封包装食品を挟持した状態の要部断面図、
第3図は殺菌処理時の温度変化を示す図である。
載の加熱板式殺菌器の実施例を説明する。第1図
は加熱板式殺菌器の分解斜視図、第2図は該殺菌
器で密封包装食品を挟持した状態の要部断面図、
第3図は殺菌処理時の温度変化を示す図である。
図において、1a,1bは同一に形成された加
熱板で、共に板状物の中央に凹部2a,2bを有
し、該凹部2a,2bを対向させて蝶番3により
組み合わされて使用される。各々の加熱板1a,
1bには蝶番3の反対側に係止部4a,4bを有
し、これらをU字状の固定部材4cで固定するこ
とにより密封包装食品を挟持、収納するよう構成
される。
熱板で、共に板状物の中央に凹部2a,2bを有
し、該凹部2a,2bを対向させて蝶番3により
組み合わされて使用される。各々の加熱板1a,
1bには蝶番3の反対側に係止部4a,4bを有
し、これらをU字状の固定部材4cで固定するこ
とにより密封包装食品を挟持、収納するよう構成
される。
加熱板1a,1bの凹部2a,2bの周囲のそ
れぞれの当接部5a,5bの対向面にはパツキン
装着溝6a,6bが形成され、各装着溝6a,6
bにパツキン7a,7bが装着されている。パツ
キン装着溝6a,6bは当接部5a,5bの対向
面の任意の位置に適宜の幅、深さで凹部2a,2
bを囲繞して設けられ、パツキン7a,7bは加
熱板1a,1bより柔軟で可撓性があり、かつ熱
伝導率が低い任意の材質のもの、たとえばシリコ
ンゴム、フツ素ゴム、フツ素樹脂等が用いられ
る。
れぞれの当接部5a,5bの対向面にはパツキン
装着溝6a,6bが形成され、各装着溝6a,6
bにパツキン7a,7bが装着されている。パツ
キン装着溝6a,6bは当接部5a,5bの対向
面の任意の位置に適宜の幅、深さで凹部2a,2
bを囲繞して設けられ、パツキン7a,7bは加
熱板1a,1bより柔軟で可撓性があり、かつ熱
伝導率が低い任意の材質のもの、たとえばシリコ
ンゴム、フツ素ゴム、フツ素樹脂等が用いられ
る。
次に、前記加熱板式殺菌器を用いた殺菌方法を
150gのクリームシチユーの密封包装食品Aの場
合で説明する。該密封包装食品Aの包装材Bはポ
リプロピレン、ナイロン、ポリエステルフイルム
の3層構造からなるラミネートフイルムで形成さ
れたものを用いた。該包装材Bの耐熱温度は150
℃である。加熱板式殺菌器を構成する加熱板1
a,1bは前記密封包装食品Aを収納できる凹部
2a,2bを有する縦220mm、横180mm、厚み20mm
のアルミニウム板製とした。また、加熱板1a,
1bの当接部5a,5bのパツキン装着溝6a,
6bは幅20mm、深さ5mmとし、これに厚さ7mmの
シリコンゴム製のパツキン7a,7bを装着し
た。更に、該パツキン7a,7bは第2図の如く
断面L字状に形成し当接部5a,5bの対向面上
を凹部2a,2bの近傍まで延ばして配置した。
150gのクリームシチユーの密封包装食品Aの場
合で説明する。該密封包装食品Aの包装材Bはポ
リプロピレン、ナイロン、ポリエステルフイルム
の3層構造からなるラミネートフイルムで形成さ
れたものを用いた。該包装材Bの耐熱温度は150
℃である。加熱板式殺菌器を構成する加熱板1
a,1bは前記密封包装食品Aを収納できる凹部
2a,2bを有する縦220mm、横180mm、厚み20mm
のアルミニウム板製とした。また、加熱板1a,
1bの当接部5a,5bのパツキン装着溝6a,
6bは幅20mm、深さ5mmとし、これに厚さ7mmの
シリコンゴム製のパツキン7a,7bを装着し
た。更に、該パツキン7a,7bは第2図の如く
断面L字状に形成し当接部5a,5bの対向面上
を凹部2a,2bの近傍まで延ばして配置した。
まず、クリームシチユーの密封包装食品Aを加
熱板式殺菌器の凹部2a,2b内に収容し、包装
材Bのヒートシール部Cをパツキン7a,7bで
挟持し、加熱板1a,1bにヒータを取り付けて
該加熱板1a,1bを加熱した。第3図に示すよ
うに、加熱開始後8分で加熱板1a,1bの温度
T1は室温から165℃(包装材の耐熱温度以上)に
上昇したのでヒータの電源を切つた。この後、加
熱板1a,1bの温度T1は低下したが適宜ヒー
タを作動して140℃(包装材Bの耐熱温度より若
干低い温度)に保持し7分経過後、加熱板1a,
1bを冷却して室温に戻し殺菌処理を終了した。
熱板式殺菌器の凹部2a,2b内に収容し、包装
材Bのヒートシール部Cをパツキン7a,7bで
挟持し、加熱板1a,1bにヒータを取り付けて
該加熱板1a,1bを加熱した。第3図に示すよ
うに、加熱開始後8分で加熱板1a,1bの温度
T1は室温から165℃(包装材の耐熱温度以上)に
上昇したのでヒータの電源を切つた。この後、加
熱板1a,1bの温度T1は低下したが適宜ヒー
タを作動して140℃(包装材Bの耐熱温度より若
干低い温度)に保持し7分経過後、加熱板1a,
1bを冷却して室温に戻し殺菌処理を終了した。
一方、前記加熱板1a,1bの温度T1の変化
に伴う密封包装食品Aの温度T2は、加熱開始か
ら10分で室温から125℃に達し、この温度のまま
5分間保持された後室温まで低下した。この後、
殺菌処理後のクリームシチユーを厚生省告示の方
法に従つて菌検査したところ陰性であり良好に殺
菌されていた。
に伴う密封包装食品Aの温度T2は、加熱開始か
ら10分で室温から125℃に達し、この温度のまま
5分間保持された後室温まで低下した。この後、
殺菌処理後のクリームシチユーを厚生省告示の方
法に従つて菌検査したところ陰性であり良好に殺
菌されていた。
なお、第3図においてT3で示したのは包装材
Bのヒートシール部Cの温度で、図の如く高温で
も140℃であり包装材Bの耐熱温度より低かつた。
これは加熱板1a,1bの当接部5a,5bに装
着したパツキン7a,7bの断熱作用による。
Bのヒートシール部Cの温度で、図の如く高温で
も140℃であり包装材Bの耐熱温度より低かつた。
これは加熱板1a,1bの当接部5a,5bに装
着したパツキン7a,7bの断熱作用による。
次に、従来の加熱板式殺菌器を用いた殺菌方法
による状況を第3図に鎖線で示す。図中、T4は
加熱板の温度、T5は密封包装食品の温度である。
対比して明らかな如く、本考案では15分で殺菌処
理が終了するのに対し、従来方法では47分を要し
た。
による状況を第3図に鎖線で示す。図中、T4は
加熱板の温度、T5は密封包装食品の温度である。
対比して明らかな如く、本考案では15分で殺菌処
理が終了するのに対し、従来方法では47分を要し
た。
本考案に係る加熱板式殺菌器を用いた殺菌方法
は以上の如くであるが、本加熱板式殺菌器によれ
ば殺菌処理時の包装材Bを良好に保持できた。即
ち、殺菌処理時には包装材Bが膨張して加熱板1
a,1bの当接部5a,5bで挟持されたヒート
シール部Cには内側方向の力を生ずるが、パツキ
ン装着溝6a,6bに装着した柔軟なパツキン7
a,7bが該ヒートシール部C全面に密着し、該
力をヒートシール部C全面で平均して受けるので
該ヒートシール部Cは機械的な損傷を受けること
がなかつた。
は以上の如くであるが、本加熱板式殺菌器によれ
ば殺菌処理時の包装材Bを良好に保持できた。即
ち、殺菌処理時には包装材Bが膨張して加熱板1
a,1bの当接部5a,5bで挟持されたヒート
シール部Cには内側方向の力を生ずるが、パツキ
ン装着溝6a,6bに装着した柔軟なパツキン7
a,7bが該ヒートシール部C全面に密着し、該
力をヒートシール部C全面で平均して受けるので
該ヒートシール部Cは機械的な損傷を受けること
がなかつた。
また、ヒートシール部Cには前記の如き内側方
向の力が生じるので該ヒートシール部Cを挟持す
るパツキン7a,7bにも内側方向の力が生じる
が、この場合、単に加熱板1a,1bの当接面上
にパツキンを配置しただけでは該パツキン自体も
力を受けて変形し、寿命が短くなる。しかし、本
考案の加熱板式殺菌器によればパツキン7a,7
bをパツキン装着溝6a,6bに装着してあるの
でパツキン7a,7bが内側方向に力を受けても
十分に耐えることができパツキン自体の劣化が少
ない。更に、前記パツキン7a,7bの断面形状
は任意としてよいが、本実施例の如く断面形状を
L字状にして加熱板1a,1bの凹部2a,2b
近くまで断熱すると包装材Bが膨張した際に該包
装材Bのヒートシール部C近傍が加熱板1a,1
bに接触するのを防止することができる。
向の力が生じるので該ヒートシール部Cを挟持す
るパツキン7a,7bにも内側方向の力が生じる
が、この場合、単に加熱板1a,1bの当接面上
にパツキンを配置しただけでは該パツキン自体も
力を受けて変形し、寿命が短くなる。しかし、本
考案の加熱板式殺菌器によればパツキン7a,7
bをパツキン装着溝6a,6bに装着してあるの
でパツキン7a,7bが内側方向に力を受けても
十分に耐えることができパツキン自体の劣化が少
ない。更に、前記パツキン7a,7bの断面形状
は任意としてよいが、本実施例の如く断面形状を
L字状にして加熱板1a,1bの凹部2a,2b
近くまで断熱すると包装材Bが膨張した際に該包
装材Bのヒートシール部C近傍が加熱板1a,1
bに接触するのを防止することができる。
更に第4図の如く、パツキン7a,7bをパツ
キン装着溝6a,6b面側に凹凸部を有する形状
に構成すれば、該凹凸部が加熱板1a,1bから
パツキン7a,7bへの伝熱を妨げるのでパツキ
ン7a,7bの昇温程度をより低下でき、包装材
のヒートシール部に対する熱的影響をより低減す
ると共に、パツキン自体の寿命を延ばすことがで
きる。なお、パツキン7a,7bの密封包装食品
挟持側に凹凸部を設けると該密封包装食品のヒー
トシール部に対する昇温程度をより低下でき好ま
しい。
キン装着溝6a,6b面側に凹凸部を有する形状
に構成すれば、該凹凸部が加熱板1a,1bから
パツキン7a,7bへの伝熱を妨げるのでパツキ
ン7a,7bの昇温程度をより低下でき、包装材
のヒートシール部に対する熱的影響をより低減す
ると共に、パツキン自体の寿命を延ばすことがで
きる。なお、パツキン7a,7bの密封包装食品
挟持側に凹凸部を設けると該密封包装食品のヒー
トシール部に対する昇温程度をより低下でき好ま
しい。
また、第5図の如く、パツキン装着溝6a,6
bとパツキン7a,7bとの間に該パツキン7
a,7bより熱伝導率が低い断熱材8a,8bを
介装すれば断熱材8a,8bが加熱板1a,1b
からパツキン7a,7bへの伝熱を妨げて前記同
様にパツキン自体の寿命を延ばすことができる。
断熱材としは耐熱塗料、ガラス繊維シート、フツ
素樹脂テープ、断熱性の高いセラミツク粉末等が
使用できる。
bとパツキン7a,7bとの間に該パツキン7
a,7bより熱伝導率が低い断熱材8a,8bを
介装すれば断熱材8a,8bが加熱板1a,1b
からパツキン7a,7bへの伝熱を妨げて前記同
様にパツキン自体の寿命を延ばすことができる。
断熱材としは耐熱塗料、ガラス繊維シート、フツ
素樹脂テープ、断熱性の高いセラミツク粉末等が
使用できる。
次に第6図を用いて請求項2に記載の加熱板式
殺菌器の実施例を説明する。
殺菌器の実施例を説明する。
本実施例は、加熱板1a,1bの凹部2a,2
bを有する中央部9a,9bをアルミニウム、銅
等の熱伝導率が高い材質で、当接部5a,5bを
ステンレス等の熱伝導率が低い材質で各々構成し
たことを特徴とするもので、中央部9a,9bか
ら当接部5a,5bへの伝熱量を減少させて当接
部5a,5bの温度上昇を抑制することができ
る。本実施例によれば、ヒートシール部に対する
熱的影響を従来より低減できるのでパツキンを用
いなくても従来より高温にして殺菌処理が可能で
あり、殺菌時間を短縮することができると共に、
前記実施例に示す如き手段でパツキンを用いた場
合には該パツキンへの熱的影響を低減しパツキン
自体の寿命延長に効果がある。なお、10a,1
0bは加熱板1a,1bの中央部9a,9bと当
接部5a,5bとの接合部で、熔接、ネジ結合等
によるものである。尚、図示の実施例では、当接
部5a,5b全体を熱伝導率の低い材質で構成し
たが、当接部5a,5bの対向面近傍等一部を熱
伝導率の低い材質で構成してもよい。
bを有する中央部9a,9bをアルミニウム、銅
等の熱伝導率が高い材質で、当接部5a,5bを
ステンレス等の熱伝導率が低い材質で各々構成し
たことを特徴とするもので、中央部9a,9bか
ら当接部5a,5bへの伝熱量を減少させて当接
部5a,5bの温度上昇を抑制することができ
る。本実施例によれば、ヒートシール部に対する
熱的影響を従来より低減できるのでパツキンを用
いなくても従来より高温にして殺菌処理が可能で
あり、殺菌時間を短縮することができると共に、
前記実施例に示す如き手段でパツキンを用いた場
合には該パツキンへの熱的影響を低減しパツキン
自体の寿命延長に効果がある。なお、10a,1
0bは加熱板1a,1bの中央部9a,9bと当
接部5a,5bとの接合部で、熔接、ネジ結合等
によるものである。尚、図示の実施例では、当接
部5a,5b全体を熱伝導率の低い材質で構成し
たが、当接部5a,5bの対向面近傍等一部を熱
伝導率の低い材質で構成してもよい。
更に、第7図は請求項3に記載の加熱板式殺菌
器の実施例で、加熱板1a,1bの凹部2a,2
bを有する中央部と当接部5a,5bとの連設部
分に複数の開口部11a,11bを形成し、該連
設部分の断面積を減少して当接部5a,5bの温
度上昇を抑制したことを特徴とし、前記同様にヒ
ートシール部に対する熱的影響を低減でき、ま
た、パツキンを用いた場合には該パツキン自体の
寿命延長に効果がある。該開口部11a,11b
は連設部分に凹状おるいは貫通孔として形成され
ているものである。
器の実施例で、加熱板1a,1bの凹部2a,2
bを有する中央部と当接部5a,5bとの連設部
分に複数の開口部11a,11bを形成し、該連
設部分の断面積を減少して当接部5a,5bの温
度上昇を抑制したことを特徴とし、前記同様にヒ
ートシール部に対する熱的影響を低減でき、ま
た、パツキンを用いた場合には該パツキン自体の
寿命延長に効果がある。該開口部11a,11b
は連設部分に凹状おるいは貫通孔として形成され
ているものである。
なお、以上の説明では一対の加熱板を同形とし
たが、一方の加熱板の凹部で密封包装食品を収納
できるときは、他方は凹部を設けない構成とする
こともできる。また、加熱板を加熱するヒータは
該加熱板に外付けするだけでなく、該加熱板に内
蔵させても良い。更に、第8図の如く、加熱板1
a,1bの凹部2a,2b内面にフツ素樹脂コー
テイングなど周知の黒化処理層12a,12bを
形成し、熱幅射を利用して密封包装食品を効果的
に加熱昇温するようして加熱コストの低減を図る
こともできる。
たが、一方の加熱板の凹部で密封包装食品を収納
できるときは、他方は凹部を設けない構成とする
こともできる。また、加熱板を加熱するヒータは
該加熱板に外付けするだけでなく、該加熱板に内
蔵させても良い。更に、第8図の如く、加熱板1
a,1bの凹部2a,2b内面にフツ素樹脂コー
テイングなど周知の黒化処理層12a,12bを
形成し、熱幅射を利用して密封包装食品を効果的
に加熱昇温するようして加熱コストの低減を図る
こともできる。
以上説明したように、請求項1に記載の加熱板
式殺菌器によれば、加熱板の当接部にパツキン装
着溝を形成すると共に、該パツキン装着溝に加熱
板より熱伝導率が低いパツキンを装着したので、
加熱の初期段階で密封包装食品をその包装材の耐
熱温度より高い温度で加熱でき、従来より殺菌処
理時間を短縮することができる。これは一般家庭
でレトルト食品を作るときに極めて便利である。
また、食品の加熱時間が短縮されるので食品の味
覚を従来より高めることができ実施効果が大き
い。また、加熱板の当接部に装着したパツキンが
断熱作用をするので殺菌処理の初期段階で加熱板
を包装材の耐熱温度以上にしても該パツキンに挟
持された包装材のヒートシール部を該耐熱温度以
下にでき、該ヒートシール部が熱的劣化を受ける
ことがなく、殺菌方法を良好に実施例することが
できる。また、殺菌処理時の包装材の膨張に伴う
ヒートシール部への内側方向の張力に対しても加
熱板の当接部に装着したパツキンが該張力を該ヒ
ートシール部全面で平均して受けるように作用す
るので該ヒートシール部の機械的な損傷を防止で
き殺菌処理時における包装材を良好に保持するこ
とができる。
式殺菌器によれば、加熱板の当接部にパツキン装
着溝を形成すると共に、該パツキン装着溝に加熱
板より熱伝導率が低いパツキンを装着したので、
加熱の初期段階で密封包装食品をその包装材の耐
熱温度より高い温度で加熱でき、従来より殺菌処
理時間を短縮することができる。これは一般家庭
でレトルト食品を作るときに極めて便利である。
また、食品の加熱時間が短縮されるので食品の味
覚を従来より高めることができ実施効果が大き
い。また、加熱板の当接部に装着したパツキンが
断熱作用をするので殺菌処理の初期段階で加熱板
を包装材の耐熱温度以上にしても該パツキンに挟
持された包装材のヒートシール部を該耐熱温度以
下にでき、該ヒートシール部が熱的劣化を受ける
ことがなく、殺菌方法を良好に実施例することが
できる。また、殺菌処理時の包装材の膨張に伴う
ヒートシール部への内側方向の張力に対しても加
熱板の当接部に装着したパツキンが該張力を該ヒ
ートシール部全面で平均して受けるように作用す
るので該ヒートシール部の機械的な損傷を防止で
き殺菌処理時における包装材を良好に保持するこ
とができる。
請求項2に記載の加熱板式殺菌器によれば、加
熱板を、中央部は熱伝導率が高い材質で、当接部
は熱伝導率が低い材質で各々構成したので加熱板
の当接部の温度上昇を従来より低減でき、これに
より従来より高温で殺菌処理して殺菌時間を短縮
することができる。また、加熱板の当接部にパツ
キンを装着して使用したときは前記請求項1に記
載の加熱板式殺菌器と同等の効果をすべて有する
ほかパツキン自体の寿命を延ばす効果がある。
熱板を、中央部は熱伝導率が高い材質で、当接部
は熱伝導率が低い材質で各々構成したので加熱板
の当接部の温度上昇を従来より低減でき、これに
より従来より高温で殺菌処理して殺菌時間を短縮
することができる。また、加熱板の当接部にパツ
キンを装着して使用したときは前記請求項1に記
載の加熱板式殺菌器と同等の効果をすべて有する
ほかパツキン自体の寿命を延ばす効果がある。
請求項3に記載の加熱板式殺菌器によれば、加
熱板の中央部と当接部との連設部分に複数の開口
部を形成したので請求項2に記載の加熱板式殺菌
器と同等の効果を有するほか、単一の材質のもの
で構成することができ製作が容易である。
熱板の中央部と当接部との連設部分に複数の開口
部を形成したので請求項2に記載の加熱板式殺菌
器と同等の効果を有するほか、単一の材質のもの
で構成することができ製作が容易である。
第1図は請求項1に記載の加熱板式殺菌器の実
施例を示す斜視図、第2図は密封包装食品を挟持
した状態を示す要部断面図、第3図は殺菌処理時
の温度変化を示す図、第4図及び第5図はそれぞ
れ他のパツキン装着例を示す要部断面図、第6図
は請求項2に記載の加熱板式殺菌器の実施例を示
す断面図、第7図は請求項3に記載の加熱板式殺
菌器の実施例を示す斜視図、第8図は加熱板の他
の実施例を示す断面図である。 1a,1b……加熱板、2a,2b……凹部、
5a,5b……当接部、6a,6b……パツキン
装着溝、7a,7b……パツキン、9a,9b…
…中央部、11a,11b……開口部、A……密
封包装食品。
施例を示す斜視図、第2図は密封包装食品を挟持
した状態を示す要部断面図、第3図は殺菌処理時
の温度変化を示す図、第4図及び第5図はそれぞ
れ他のパツキン装着例を示す要部断面図、第6図
は請求項2に記載の加熱板式殺菌器の実施例を示
す断面図、第7図は請求項3に記載の加熱板式殺
菌器の実施例を示す斜視図、第8図は加熱板の他
の実施例を示す断面図である。 1a,1b……加熱板、2a,2b……凹部、
5a,5b……当接部、6a,6b……パツキン
装着溝、7a,7b……パツキン、9a,9b…
…中央部、11a,11b……開口部、A……密
封包装食品。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 少なくとも一方が中央に凹部を有する一対の
加熱板でなり、該加熱板の凹部に密封包装食品
を収納すると共に、該加熱板相互の当接部で密
閉包装食品の包装材のヒートシール部を挟持し
て加熱するよう構成された加熱板式殺菌器にお
いて、前記加熱板の当接部の対向面にパツキン
装着溝を形成すると共に、該パツキン装着溝に
加熱板より熱伝導率が低いパツキンを装着して
なることを特徴とする加熱板式殺菌器。 2 少なくとも一方が中央に凹部を有する一対の
加熱板でなり、該加熱板の凹部に密封包装食品
を収納すると共に、該加熱板相互の当接部で密
閉包装食品の包装材のヒートシール部を挟持し
て加熱するよう構成された加熱板式殺菌器にお
いて、前記加熱板を、中央部は熱伝導率が高い
材質で、当接部は熱伝導率が低い材質で各々構
成したことを特徴とする加熱板式殺菌器。 3 少なくとも一方が中央に凹部を有する一対の
加熱板でなり、該加熱板の凹部に密封包装食品
を収納すると共に、該加熱板相互の当接部で密
閉包装食品の包装材のヒートシール部を挟持し
て加熱するよう構成された加熱板式殺菌器にお
いて、前記加熱板の中央部と当接部との連接部
分に複数の開口部を形成したことを特徴とする
加熱板式殺菌器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10064788U JPH0516957Y2 (ja) | 1988-07-29 | 1988-07-29 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10064788U JPH0516957Y2 (ja) | 1988-07-29 | 1988-07-29 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0223494U JPH0223494U (ja) | 1990-02-16 |
| JPH0516957Y2 true JPH0516957Y2 (ja) | 1993-05-07 |
Family
ID=31328910
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10064788U Expired - Lifetime JPH0516957Y2 (ja) | 1988-07-29 | 1988-07-29 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0516957Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8911807B2 (en) | 2009-11-06 | 2014-12-16 | Kraft Foods Group Brands Llc | Container for sliced and fluffed food products |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5358419B2 (ja) * | 2009-12-10 | 2013-12-04 | 藤森工業株式会社 | 加熱処理用トレイ |
-
1988
- 1988-07-29 JP JP10064788U patent/JPH0516957Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8911807B2 (en) | 2009-11-06 | 2014-12-16 | Kraft Foods Group Brands Llc | Container for sliced and fluffed food products |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0223494U (ja) | 1990-02-16 |
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