JPH02196652A - 積層フィルム - Google Patents

積層フィルム

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JPH02196652A
JPH02196652A JP1094422A JP9442289A JPH02196652A JP H02196652 A JPH02196652 A JP H02196652A JP 1094422 A JP1094422 A JP 1094422A JP 9442289 A JP9442289 A JP 9442289A JP H02196652 A JPH02196652 A JP H02196652A
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heat
resin film
films
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Eiji Kodama
栄司 児玉
Mikiharu Nagamatsu
永松 幹晴
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Mitsubishi Plastics Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、積層フィルムに関し、詳しくは加熱して使用
するものの包装、特に一定の加熱条件下で用いられる電
子レンジ加熱食品容器の包材等に適した積層フィルムに
関する。
〔従来の技術〕
合成樹脂フィルムで包装された食品を、電子レンジを用
いて加熱調理する際には、加熱調理時に発生する蒸気に
よる包装内の内圧上昇を防止するとともに、適度の蒸ら
し効果を得るために各種の方法がとられている。例えば
、調理前に袋の一部を切断したり、爪楊枝等で孔を開け
る方法、あるいは、あらかじめ包材の一部や緘合蓋等に
複数個の開孔を形成しておくとともに、その上を粘着う
ベルやバリア性フィルムで密封しておき、調理前にこれ
らを剥離して開孔部を形成する方法等がとられている。
また、蒸気の吹き出しによって音を出す緘合蓋を用いて
調理のでき上がりを知らせるとともに、包装内の内圧上
昇を防止することも行われている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述のものでは、いずれも、調理前に開
孔部を設けるための操作が必要で、手間がかかるととも
に、この操作を忘れて調理した場合、調理時の内圧の上
昇で包装袋等が破裂する危険がある。
また、前者の場合は、切断や孔開は時の位置や大きさ等
により、調理でき上りが大きく左右され、後者のもので
は、防湿性やガスバリア性を付与するために、開孔を形
成した包装物を、別のバリア性フィルムで外装包装をし
なければならず、手間がかかるとともに、包装コストの
アップにつながっていた。さらに、調理のでき上がりを
音で知らせる蓋材は、食品中の水分が沸騰する温度に達
して初めて音がでるものであり、沸騰させてはならない
食品には用いることができなかった。
そこで本発明は、この種の加熱調理食品の包材に適した
積層フィルムを提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記した目的を達成するために、本発明の積層フィルム
は、熱収縮性の合成樹脂フィルムと、該合成樹脂フィル
ムよりも熱収縮性の低い低熱収縮性または非熱収縮性の
合成樹脂フィルムとを積層した積層フィルムであって、
前記両フィルムの貼り合わせ面の少なくともいずれか一
方をコロナ放電処理した後に両合成樹脂フィルムを積層
し、前記両合成樹脂フィルムの界面の接着強度を5〜2
50 g / 20 !lys幅(20℃)としたこと
を特徴としている。
さらに、本発明は、前記低熱収縮性または非熱収縮性の
合成樹脂フィルムが、複数の通孔を有する有孔フィルム
であること、前記熱収縮性の合成樹脂フィルムが、偏熱
収縮性の合成樹脂フィルムであること、前記熱収縮性の
合成樹脂フィルムの他面に、ポリ塩化ビニル、スチレン
−ブタジエン共重合体、ポリプロピレンの内のいずれか
一種からなる熱収縮性の合成樹脂フィルムを積層したこ
とを含むものである。
上記熱収縮性の合成樹脂フィルムとしては、90〜10
0℃の熱水浸漬10秒間で、10%以上の収縮率を有す
る共押出複合延伸フィルム等の、バリア性を有するもの
を用いることが好ましいが、積層フィルムの使用目的や
使用時の面積等により、適宜な収縮率のものを用いるこ
とができる。その厚み範囲は特に限定されないが、5〜
300ハm。
好ましくは20〜1100JJの範囲がコストや強度の
面から適当である。
また低熱収縮性または非熱収縮性の合成樹脂フィルム(
以下、纏めて低熱収縮性の合成樹脂フィルムという)と
しては、種々のものが使用できるが、特にポリエチレン
、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ア
イオノマー樹脂等の熱融着性に優れたポリオレフィン系
樹脂フィルムが挙げられる。そして、前記熱水浸漬条件
で、数%乃至0%の収縮率であって、実質上非収縮性の
もの、あるいは熱収縮性であるが、前記熱収縮性の合成
樹脂フィルムよりも熱収縮性の低いものが用いられる。
このフィルムの厚み範囲も特に限定されないが、上記熱
収縮性の合成樹脂フィルムと同様の理由から5〜200
JJm、好ましくは、15〜1100J1の範囲が、適
当である。
そして、本発明の積層フィルムを、電子レンジ加熱食品
の包材として用いる場合には、上記低熱収縮性の合成樹
脂フィルムには、複数の通孔を有する有孔フィルムを用
いる。この場合には、熱収縮により上記通孔が塞がらな
いような収縮率を有する合成樹脂フィルム、特に非熱収
縮性の合成樹脂フィルムを用いるのが適当である。この
通孔は、直径0.1〜2關1通孔間の間隔0.5〜1.
0 mm程度とすれば良く、加熱針の突き刺し等により
容品に設けることができる。
前述した熱収縮性の合成樹脂フィルムと上記低熱収縮性
の合成樹脂フィルムは、その積層前に両フィルムの向い
合ったフィルム表面、即ち貼り合わせ面の少なくともい
ずれか一方をコロナ放電処理する必要がある。これは両
フィルムの熱圧着の際の温度を通常のラミネート温度よ
りも下げて熱収縮性の合成樹脂フィルムの収縮を防止す
るとともに、両フィルムの接着強度を適度な値に調整す
るためのものである。
コロナ放電処理の方法は、高周波発振器と電極とを備え
、連続した処理が可能な通常のコロナ放電処理装置を使
用すれば良く、特に限定されるものではない。このコロ
ナ放電処理は、圧管積層した熱収縮性の合成樹脂フィル
ムと低熱収縮性の合成樹脂フィルムとの界面の接着強度
が5〜250g / 2 Oysm幅(20℃)となる
ように、コロナ放電出力、処理速度等の処理条件を適宜
調整する。
そして上記コロナ放電処理を行った後に両フィルムを熱
圧着する。この熱圧着の方法も特に限定されるものでは
なく、前記熱収縮性の合成樹脂フィルムに大きな熱収縮
を発生させずに、かつ両フィルムの界面の接着強度を上
述のように適度とできる温度及び圧力で行えば良い。例
えば、熱ロール温度としては、80〜120℃が用いら
れる。
これらは両フィルムの種類や厚さ、及び積層フィルムの
使用目的等により適宜最適な条件に設定される。また、
このように積層されたフィルムを、30〜50℃で長時
間、例えば10時間熱処理することにより、界面の接着
強度を5〜250g/20 me幅(20℃)の範囲内
で高めることができる。
このように熱圧着した後の両フィルムの界面の接着強度
が5 tt / 20 m1幅(20℃)以下だと、使
用前に両フィルムが剥離して積層フィルムとして適当で
なく、また2 50 g / 20 v*−幅(20℃
)以上だと加熱時に両フィルムが剥離しない虞がある。
さらに、水分やアルコール分を含んだ食品を包装するた
めには、この接着強度を100〜250、/20龍幅(
20℃)とすることが好ましい。
尚、上記接着強度の測定方法としては、20−1幅の短
mt形試料を、分速200龍で180度の方向に引張り
、その剥離時の最高強度をgで表したものである。
また、上記熱収縮性の合成樹脂フィルムとして、偏熱収
縮性の合成樹脂フィルムを使用することにより、熱収縮
性の合成樹脂フィルムの剥離方向を一定方向にすること
ができる。
上記偏熱収縮性の合成樹脂フィルムとしては、加熱した
ときの一方向の熱収縮性が、それと直角な方向の熱収縮
性よりも大きければ各種のものを使用できる。例えば、
熱収縮性の合成樹脂フィルムの他面に、この合成樹脂フ
ィルムと熱収縮性の異なる合成樹脂フィルムを貼着した
り、熱収縮性の合成樹脂フィルム自体の延伸方向を調節
することにより、偏熱収縮性を付与することができる。
具体的には、二軸延伸した熱収縮性の合成樹脂フィルム
に、−軸延伸熱収縮性の合成樹脂フィルムを積層したも
の、あるいは、無延伸の合成樹脂フィルムを一軸方向に
大きく延伸し、それと直角な方向には小さく延伸するこ
とにより、両方向の熱収縮性を偏らせたもの等を用いる
ことができる。
上述の二軸延伸した熱収縮性の合成樹脂フィルムとして
は、前述の熱収縮性の合成樹脂フィルムをそのまま用い
ることができ、−軸延伸熱収縮性の合成樹脂フィルムと
しては、例えばポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリ
エチレンテレフタレート、ポリスチレン、ナイロン等を
用いることができる。この−軸延伸熱収縮性の合成樹脂
フィルムの熱収縮率としては、90〜100℃の熱水浸
漬10秒間で10%以上を一方向のみに有するものが好
ましく、特に前記二輪延伸した熱収縮性の合成樹脂フィ
ルムよりも高い熱収縮率を有するものが好ましい。この
フィルムの厚み範囲も特に限定されないが、5〜200
題、好ましくは、10〜1001mの範囲が適当である
また偏熱収縮性の合成樹脂フィルムとして、二軸延伸熱
収縮性の合成樹脂フィルムと一軸延伸熱収縮性の合成樹
脂フィルムとを積層したものを用いる際の両者の積層は
、両者あるいはいずれか一方にコロナ放電処理を施して
熱圧着するか、又は適当な接若剤にてドライラミネーシ
ョンすることなどにより行うことができる。これにより
、前記低熱収縮性の合成樹脂フィルムとの界面での使用
前の自然剥離を防止したり、また加熱時の偏熱収縮性の
合成樹脂フィルムの収縮・剥離の方向を制限することが
できる。
さらに、熱収縮性の合成樹脂フィルムの他面に、この合
成樹脂フィルムと熱収縮の開始温度が異なる合成樹脂フ
ィルムを強く貼り合せることにより、収縮開始温度を調
整することができる。
上記熱収縮の開始温度が異なる合成樹脂フィルムとして
は、種々のものが利用できるが、特にポリ塩化ビニル、
ポリプロピレン系樹脂、スチレン−ブタジエン共重合体
等、それぞれの収縮開始温度が異なるフィルムを適宜に
用いることができる。
このフィルムの熱収縮率も、90〜100℃ノ熱水浸漬
10秒間で10%以上のものが好ましく、厚みも5〜2
00即、好ましくは、10〜1100aの範囲が適当で
ある。特に、この熱収縮の開始温度が異なる合成樹脂フ
ィルムとして、加熱開始前の常温域で硬質のものを用い
ると、前述の熱収縮性の合成樹脂フィルムの自然収縮な
どを防止することかできる。
〔実施例〕
以下本発明を実施例に基づいてさらに詳細に説明する。
実施例1 第1図に示すように、熱収縮性の合成樹脂フィルム1(
以下、収縮フィルムという)と、通孔2aを有する低熱
収縮性の合成樹脂フィルム2(以下、有孔フィルムとい
う)とを積層して積層フィルム3を作成した。
上記収縮フィルム1としては、エチレン酢酸ビニル共重
合体(圧着側)/エチレン酢酸ビニル共重合体ケン化物
/ナイロン樹脂/エチレン酢酸ビニル共重合体からなる
厚さ40μmの共押出延伸複合シートを用いた。この収
縮フィルム1の熱収縮特性を第2図に示す。
また有孔フィルム2としては、全面に孔径0゜1+*s
、孔間隔1.5龍の通孔2aを形成した厚さ30 Jr
mの延伸ポリプロピレンフィルムを用いた。
この有孔フィルム2は、100℃、10秒の加熱では、
はとんど収縮しないものである。
そして、両フィルム1.2の貼り合わせ面を下記の条件
で連続的にコロナ放電処理した後に直ちに熱圧着を行っ
た。
コロナ放電処理 コロナ放電処理機、VETAPHONE社製高周波発振
部;ε−TREATI’:Rr:T4−4KW高周波出
力;収縮フィルム・・・2.7Kv;有孔フィルム・・
・2.0Kv 熱圧着処理 ロールの表面温度・・・ 105℃ ロールの接圧  ・・・10kg/cm熱圧着速度  
 ・・・15m/slnこのようにして得られた積層フ
ィルム3の両フィルム1.2間の界面3aの接着強度は
、70g/ 20 mm幅(20℃)であった。この積
層フィルム3の有孔フィルム2側を、ポリプロピレン製
の開口部85m+s角×深さ70m、鍔部5 mm幅の
容器4の鍔部4aに、2+mm幅のシール金型を用いて
下記条件にて密封シールした。この時、容器4内には5
0m1の水道水を充填した。
シール条件 シール金型温度 ・・・185℃ シール圧力   ・・・2 kg / cjリシール間
   ・・・2 sec この容器4を電子レンジ(松下電器産業製NE−M33
0型、定格高周波出力500W)に入れ、出力500W
にて3分間の加熱を行なったところ、容器4内に蒸気が
充満し、容器4内の温度が約80℃以上(加熱時間2分
以上)に達した時点で、第3図に示すように、収縮フィ
ルム1が収縮して有孔フィルム2から剥離した。一方、
有孔フィルム2は、容器4の鍔部4aにシールされたま
まであり、有孔フィルム2の通孔2aより蒸気が適度に
噴出していた。
実施例2 実施例1と同様に積層フィルム3でシールして作成した
容器4内に市販の電子レンジ用冷凍食品(エビピラフ)
100gを密封し、実施例1と同じ条件で加熱調理した
ところ、同様に収縮フィルム1が収縮して有孔フィルム
2から剥離し、有孔フィルム2の通孔2aより蒸気が適
度に噴出して加熱ムラのない食感良好なエビピラフを作
ることができた。
実施例3 収縮フィルム及び有孔フィルムとして前記実施例1と同
様のものを用い、さらに収縮性を調整するために、スチ
レン−ブタジエン共重合体フィルム(大食工業製「セロ
マーS」 :厚さ30ハm、  100℃X 10 s
ecでの収縮率が縦方向296.横方向1.7%のもの
、以下共重合体フィルムという)を用いて、上記各フィ
ルムを実施例1と同じ条件でコロナ放電処理を施し、有
孔フィルム/収縮フィルム/共重合体フィルムの構成と
なるように熱圧着した。
上記操作で得られた3層の積層フィルムにおける共重合
体フィルムと収縮フィルムとは、親和性が強いために、
その間の界面接着強度は、300g / 20 va■
幅(20℃)であり、収縮フィルムと有孔フィルムとの
間の界面接着強度は、75に/20 +em幅(2rl
 ’C)であった。
この積層フィルムを実施例1と同様に容器の開口に密閉
シールし、同様に電子レンジによる加熱調理を行なった
ところ、共重合体フィルムと収縮フィルムからなる積層
フィルムは、積層状態のまま収縮剥離し、整ったカール
状の外観を呈した。
一方有孔フィルムは、容器側に密閉シールされたまま残
り、良好な調理を行なうことができた。
実施例4 第4図に示すように、収縮フィルム1と熱収縮性の一軸
延伸合成樹脂フィルム5(以下−軸収縮フィルムという
)を接着剤にてドライラミネーションした偏熱収縮性フ
ィルム6に、有孔フィルム2を積層して積層フィルム7
を作成した。
上記収縮フィルム1には、前記実施例1と同じ厚さ40
gmの共押出延伸複合シートを用い、−軸収縮フィルム
5には、ポリ塩化ビニルからなる厚さ40題の横一軸延
伸フィルムを用いた。
この偏熱収縮性フィルム6の加熱収縮特性を第5図に示
す。
また有孔フィルム2としては、全面に孔径0゜6mm、
孔間隔7龍の通孔2aを形成した厚さ50μmのポリプ
ロピレンフィルムを用いた。この有孔フィルム2は、1
00℃、10秒の加熱では、はとんど収縮しないもので
ある。
そして、前記偏熱収縮性フィルム6の収縮フィルム1と
有孔フィルム2の貼り合わせ面とを前記コロナ放電処理
機を用いて、 高周波用カニ収縮フィルム・・・2.OKv;有孔フィ
ルム・・・2.7Kv として処理した後に、実施例1と同条件にて熱圧着を行
った。
このようにして得られた積層フィルム7の偏熱収縮性フ
ィルム6の収縮フィルム1と有孔フィルム2との界面7
aの接着強度は、ll0K/20關幅(20℃)であっ
た。
この積層フィルム7の有孔フィルム2側を、ポリプロピ
レン製の開口部直径88 am x深さ70m+*。
鍔部5龍幅の丸形容器8(第6図参照)の鍔部8aに、
3IIl■幅のシール金型を用いて実施例1と同じ条件
にて密封シールした。この時、容器8内には50m1の
水道水を充填した。
この容器8を実施例1と同様に、電子レンジに入れて加
熱を行なったところ、容器8内に蒸気が充満し、容器8
内の温度が約80℃以上(加熱時間1分30秒付近)に
達した時点で、第6図及び第7図(a)、(b)に示す
ように、偏熱収縮性フィルム6が収縮して有孔フィルム
2から剥離した。その剥離した方向は、−軸収縮フィル
ム5の延伸方向と一致した。
一方、有孔フィルム2は、容器8の鍔部8aにシールさ
れたままであり、有孔フィルム2の通孔2aより蒸気が
適度に噴出していた。
実施例5 実施例4と同様に形成した積層フィルムでシールして作
成した容器内に市販の電子レンジ用冷凍食品(エビピラ
フ)100[を密封し、実施例1と同じ条件で加熱調理
したところ、同様に偏熱収縮性フィルムが収縮剥離した
。その方向は一軸収縮フィルムの延伸方向と一致した。
また有孔フィルムの通孔より蒸気が適度に噴出して加熱
ムラのない食感良好なエビピラフを作ることができた。
実施例6 実施例4における一軸収縮フィルムに代えて、第8図に
示す熱収縮率を有するポリ塩化ビニルフィルム(熱収縮
性の硬質合成樹脂フィルム、以下、硬質フィルムという
)を使用し、有孔フィルム/収縮フィルム/硬質フィル
ムの構成となるように下記手順で積層フィルムを作成し
た。
まず、収縮フィルム1と有孔フィルム2の貼り合わせ面
を実施例4と同じ条件で、コロナ放電処理、熱圧着を行
い、有孔フィルム/収縮フィルムの積層フィルムとした
次いで、この積層フィルムの貼り合わせ面(収縮フィル
ム)と上記硬質フィルムの貼り合わせ面の両方に下記条
件でコロナ放電処理を施した後に、硬質フィルム/収縮
フィルム/有孔フィルムの構成となるように実施例1と
同条件で熱圧着した。
この時の処理条件は、下記の通りである。
高周波出力;収縮フィルム・・・2.0Kw;−軸収縮
フィルム・・・2.OKw このようにして得られた積層フィルムの収縮フィルムと
有孔フィルムとの界面の接着強度は、110 g / 
20 w幅(20℃)であった。また、収縮フィルムと
硬質フィルムとの界面の接着強度は、220に/20■
■幅(20℃)であった。
この積層フィルムを使用し、実施例4と同様にしてポリ
プロピレン製丸形容器にシールして実施例1と同様に、
電子レンジに入れて加熱を行なったところ、フィルム温
度が62℃(加熱時間85秒)に達した時点で剥離が生
じた。
実施例7 実施例6において、硬質フィルムを第8図に示す熱収縮
率を有するポリプロピレン系フィルムとした以外は、実
施例6と同様に行ったところ、フィルム温度が83℃(
加熱時間98秒)に達した時点で剥離が生じた。
実施例8 実施例6において、硬質フィルムを第8図に示す熱収縮
率を有するスチレン−ブタジエン共重合体フィルムとし
た以外は、実施例6と同様に行ったところ、フィルム温
度が80℃(加熱時間95秒)に達した時点で剥離が生
じた。
比較例 上記各実施例に使用した有孔フィルムと収縮フィルムま
たは共重合体フィルムを使用してコロナ放電処理を施さ
ずに、同様の条件で熱圧着したところ、各フィルムの界
面の接着強度がいずれも5g/20龍幅(20℃)未満
であり、各フィルムが使用前に剥離してしまい積層フィ
ルムとして不都合であった。
尚、本発明の積層フィルムは、上記実施例に限らず、袋
状に形成することもでき、食品その他の熱水に溶解、あ
るいは熱水で抽出するものの包装等各種の用途に用いる
ことができる。
また低熱収縮性の合成樹脂フィルムに孔無しのフィルム
を用いても同様に偏熱収縮性の合成樹脂フィルムのみを
収縮剥離させることができるので、例えば熱収縮性の合
成樹脂フィルムとして不透明、あるいは適宜な印刷を施
したフィルムを用い、低熱収縮性の合成樹脂フィルムに
透明フィルムを用いれば、加熱前には内部に収納した物
品を光から保護したり、各種の表示を行うとともに、加
熱中に不透明な熱収縮性の合成樹脂フィルムが収縮剥離
することで透明な低熱収縮性の合成樹脂フィルム内の物
品の加熱状態を目視することができる。
さらに低熱収縮性の合成樹脂フィルムに適宜な印刷を施
しておき、加熱してその表面を覆う不透明な熱収縮性の
合成樹脂フィルムのみを収縮剥離させることで、加熱済
み等の表現や、あぶりだし的な玩具あるいは当たり薮の
ようなものにも使用することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の積層フィルムは、熱収縮
性の合成樹脂フィルムと低熱収縮性の合成樹脂フィルム
の貼り合わせ面をコロナ放電処理した後に積層し、両フ
ィルムの接着強度を5〜250 tc / 20 ya
m幅(20℃)としたから、通常の状態では剥離せずに
積層状態を保ち、加熱すると、熱収縮性の合成樹脂フィ
ルムが収縮剥離して低熱収縮性の合成樹脂フィルムが表
面に出るという今までにない積層フィルムを得ることが
できる。また両フィルムの貼り合わせ時にコロナ放電処
理を行うことにより、両フィルムの接着強度を適当な強
さとすることができ、加熱時の収縮剥離を円滑に行わせ
ることができる。
そして低熱収縮性の合成樹脂フィルムとして有孔フィル
ムを用い、この有孔フィルムを内側にして電子レンジ加
熱食品の包材とすることにより、加熱調理時に外側の熱
収縮性の合成樹脂フィルムが収縮剥離して上記有孔フィ
ルムのみとなるので、破裂したり吹きこぼれたりするこ
となく、適度な加熱調理を行なうことができる。また加
熱前には、有孔フィルムの外側に熱収縮性の合成樹脂フ
ィルムが存在するので、この熱収縮性の合成樹脂フィル
ムに十分なバリア性を有するフィルムを用いることで内
部に収納した食品等の鮮度を長期に亘って保持すること
ができる。従って、別のバリア性フィルム等で包装する
必要がなく、また調理時に孔明けや切断、包装体の剥離
等を行うことなく、簡t11に加熱調理を行うことがで
きる。
また、熱収縮性の合成樹脂フィルムとして、偏熱収縮性
の合成樹脂フィルムを用いることにより、加熱剥離時の
剥離方向を一定方向とできるため、容器をシールした状
態で加熱した場合、剥離方向が一定化して剥離時の外観
が良好になる。例えば容器に把手等があり、剥離の方向
性を一定化することが要求される容器のシール用フィル
ムとして好適なものである。
さらに、熱収縮性の合成樹脂フィルムの他面に、ポリ塩
化ビニル、スチレン−ブタジエン共重合体。
ポリプロピレンの内のいずれか一種からなる熱収縮性の
合成樹脂フィルムを積層することにより、剥離温度を調
節できるので、各種食品の調理条件に対応させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例1で作成した積層フィルムの断
面図、第2図は実施例1で用いた熱収縮性の合成樹脂フ
ィルムの加熱収縮特性図、第3図は同じ〈実施例1で作
成した容器を示すもので、熱収縮性の合成樹脂フィルム
が収縮剥離した状態を示す断面図、第4図は実施例4で
作成した積層フィルムの断面図、第5図は実施例4で用
いた偏熱収縮性フィルムの加熱収縮特性図、第6図及び
第7図は実施例4で作成した容器を示すもので、第6図
は偏熱収縮性の合成樹脂フィルムが収縮剥離した状態を
示す断面図、第7図は同じく平面図、第8図は実施例6
乃至8で使用した硬質フィルムの加熱収縮特性図である
。 1・・・熱収縮性の合成樹脂フィルム  2・・・低熱
収縮性の合成樹脂フィルム  2a・・・通孔3.7・
・・積層フィルム  3a、7a・・・界面6・・・偏
熱収縮性フィルム

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、熱収縮性の合成樹脂フィルムと、該合成樹脂フィル
    ムよりも熱収縮性の低い低熱収縮性または非熱収縮性の
    合成樹脂フィルムとを積層した積層フィルムであって、
    前記両フィルムの貼り合わせ面の少なくともいずれか一
    方をコロナ放電処理した後に両合成樹脂フィルムを積層
    し、前記両合成樹脂フィルムの界面の接着強度を5〜2
    50g/20mm幅(20℃)としたことを特徴とする
    積層フィルム。 2、前記低熱収縮性または非熱収縮性の合成樹脂フィル
    ムは、複数の通孔を有する有孔フィルムであることを特
    徴とする請求項1記載の積層フィルム。 3、前記熱収縮性の合成樹脂フィルムは、偏熱収縮性の
    合成樹脂フィルムであることを特徴とする請求項1記載
    の積層フィルム。 4、前記熱収縮性の合成樹脂フィルムの他面に、ポリ塩
    化ビニル、スチレン−ブタジエン共重合体、ポリプロピ
    レンの内のいずれか一種からなる熱収縮性の合成樹脂フ
    ィルムを積層したことを特徴とする請求項1記載の積層
    フィルム。
JP1094422A 1988-05-20 1989-04-14 積層フィルム Expired - Fee Related JP2781981B2 (ja)

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JP63-123561 1988-05-20
JP26237588 1988-10-18
JP63-262375 1988-10-18

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2248159A (en) * 1990-09-21 1992-03-25 Cambridge Consultants Food packaging
JP2000203657A (ja) * 1999-01-07 2000-07-25 Toppan Printing Co Ltd 包装袋
JP2014043276A (ja) * 2011-12-09 2014-03-13 Osaka Sealing Printing Co Ltd 包装材及び包装体
JP2015131649A (ja) * 2014-01-10 2015-07-23 大阪シーリング印刷株式会社 包装材及び包装体

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