JPH0517061B2 - - Google Patents
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- JPH0517061B2 JPH0517061B2 JP59135776A JP13577684A JPH0517061B2 JP H0517061 B2 JPH0517061 B2 JP H0517061B2 JP 59135776 A JP59135776 A JP 59135776A JP 13577684 A JP13577684 A JP 13577684A JP H0517061 B2 JPH0517061 B2 JP H0517061B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transparent
- thin film
- window glass
- conductive thin
- film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60S—SERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60S1/00—Cleaning of vehicles
- B60S1/02—Cleaning windscreens, windows or optical devices
- B60S1/023—Cleaning windscreens, windows or optical devices including defroster or demisting means
- B60S1/026—Cleaning windscreens, windows or optical devices including defroster or demisting means using electrical means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Surface Treatment Of Glass (AREA)
- Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)
- Surface Heating Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明は自動車用導電性透明部材に関し、特に
自動車の窓ガラスやミラーに好適な自動車用導電
性透明部材に関する。
自動車の窓ガラスやミラーに好適な自動車用導電
性透明部材に関する。
自動車の窓ガラスやミラーに付着した水滴や氷
結による曇りを除去するために、従来はフアンに
よつて温風を窓ガラス表面に吹き当てるデフロス
タ装置や熱線デフオツガ等が用いられていた。
結による曇りを除去するために、従来はフアンに
よつて温風を窓ガラス表面に吹き当てるデフロス
タ装置や熱線デフオツガ等が用いられていた。
しかし、デフロスタ装置には以下の如き問題が
ある。
ある。
第1に、大容量のデフロスタ装置が必要にな
る。
る。
第2に、デフロスタ装置は空調装置と一体にな
つているため、デフロスタ装置作動時には、デフ
ロスタ装置から吹き出す温風によつて必要以上に
車室温が高まり、車内温度を快適温度に保つこと
が困難である。
つているため、デフロスタ装置作動時には、デフ
ロスタ装置から吹き出す温風によつて必要以上に
車室温が高まり、車内温度を快適温度に保つこと
が困難である。
第3に、デフロスタ装置はその作動時の騒音が
大きい。
大きい。
第4に、エンジン冷却水低温時においては、解
曇または解凍までに時間が掛かる。
曇または解凍までに時間が掛かる。
また、熱線デフオツガには以下の如き問題があ
る。
る。
第1に、熱線デフオツガを取り付けたことによ
り見える横縞が見苦しい。
り見える横縞が見苦しい。
第2に、解曇または解凍パターンも横縞模様と
なり、視認性が十分とは言えない。
なり、視認性が十分とは言えない。
そこで、かかる問題を解消するために、従来の
デフロスタ装置または熱線デフオツガに代わり、
ガラス全体に透明導電性薄膜を形成し、透明ヒー
タ膜とした透明導電ガラスが考えられている。
デフロスタ装置または熱線デフオツガに代わり、
ガラス全体に透明導電性薄膜を形成し、透明ヒー
タ膜とした透明導電ガラスが考えられている。
ところで、従来はガラス全体に透明導電性薄膜
を形成しようとしていた。しかしながら、ガラス
全体に透明導電性薄膜を形成すると、ガラス全体
が均一に加熱されることになり、温度集中がな
く、曇り除去に長時間を要することになる。
を形成しようとしていた。しかしながら、ガラス
全体に透明導電性薄膜を形成すると、ガラス全体
が均一に加熱されることになり、温度集中がな
く、曇り除去に長時間を要することになる。
このため、早急に視界を確保したい部分を優先
的に解曇または解凍する工夫が望まれていた。
的に解曇または解凍する工夫が望まれていた。
本発明は上記要望に基づきなされたもので、本
発明の目的は、自動車の窓ガラス等に用いられる
導電性透明部材において、透明導電性薄膜の膜厚
を均一としたままで場所により膜質を変えること
により、最も早急に視界の確保を必要とする部位
の視界を迅速に確保することにある。
発明の目的は、自動車の窓ガラス等に用いられる
導電性透明部材において、透明導電性薄膜の膜厚
を均一としたままで場所により膜質を変えること
により、最も早急に視界の確保を必要とする部位
の視界を迅速に確保することにある。
かかる目的は、本発明によれば、次の自動車用
導電性透明部材によつて達成される。
導電性透明部材によつて達成される。
即ち、本発明の自動車用導電性透明部材は、自
動車の窓ガラス等に用いられる導電性透明部材で
あつて、 略矩形の透明基板と、この透明基板の4つの辺
のうち互いに対向する一組の辺に沿つて設けられ
た一対の電極と、この電極と接続され透明基板の
ほぼ全表面にわたつて設けられた透明導電性薄膜
とからなり、この透明導電性薄膜は場所により膜
質が変えられており、透明基板上において迅速に
解曇もしくは解凍したい部分の透明導電性薄膜の
抵抗は、膜質の変化により他の部分の抵抗と異な
つていることを特徴としている。
動車の窓ガラス等に用いられる導電性透明部材で
あつて、 略矩形の透明基板と、この透明基板の4つの辺
のうち互いに対向する一組の辺に沿つて設けられ
た一対の電極と、この電極と接続され透明基板の
ほぼ全表面にわたつて設けられた透明導電性薄膜
とからなり、この透明導電性薄膜は場所により膜
質が変えられており、透明基板上において迅速に
解曇もしくは解凍したい部分の透明導電性薄膜の
抵抗は、膜質の変化により他の部分の抵抗と異な
つていることを特徴としている。
本発明は自動車の窓ガラス等において、最も解
曇効果が必要とされる部分が窓ガラスの種類によ
り異なることに着目し、迅速な視界を確保する必
要がある部分に電流密度を集中し、局部的に迅速
な視界を得ようとするものである。
曇効果が必要とされる部分が窓ガラスの種類によ
り異なることに着目し、迅速な視界を確保する必
要がある部分に電流密度を集中し、局部的に迅速
な視界を得ようとするものである。
本発明の自動車用導電性透明部材は、ウインド
シールドガラス、リヤウインドガラス、サイドウ
インドガラス、クオータウインドガラス等の窓ガ
ラスあるいはドアミラー、サイドミラー等に適用
することができる。
シールドガラス、リヤウインドガラス、サイドウ
インドガラス、クオータウインドガラス等の窓ガ
ラスあるいはドアミラー、サイドミラー等に適用
することができる。
本発明において、透明基板としては、ポリアク
リロニトリル、ポリカーボネート等の透明樹脂、
ガラス等を用いることができる。
リロニトリル、ポリカーボネート等の透明樹脂、
ガラス等を用いることができる。
透明導電性薄膜としては、酸化インジウム
(In2O3)、この酸化インジウムにドーパントとし
て錫(Sn)または弗素(F)が用いられた酸化
インジウム−錫固溶体(ITO)、酸化インジウム
−弗素固溶体、二酸化錫(SnO2)、この二酸化錫
にドーパントとして弗素(F)、リン(P)また
はアンチモン(Sb)を用いた二酸化錫−弗素固
溶体、二酸化錫−リン固溶体、二酸化錫−アンチ
モン固溶体を用いることができ、更には金
((Au)、銀(Ag)、銅(Cu)、クロム(Cr)、パ
ラジウム(Pd)、ロジウム(Rh))またはこれら
の合金からなる金属(合金)薄膜を用いることが
できる。
(In2O3)、この酸化インジウムにドーパントとし
て錫(Sn)または弗素(F)が用いられた酸化
インジウム−錫固溶体(ITO)、酸化インジウム
−弗素固溶体、二酸化錫(SnO2)、この二酸化錫
にドーパントとして弗素(F)、リン(P)また
はアンチモン(Sb)を用いた二酸化錫−弗素固
溶体、二酸化錫−リン固溶体、二酸化錫−アンチ
モン固溶体を用いることができ、更には金
((Au)、銀(Ag)、銅(Cu)、クロム(Cr)、パ
ラジウム(Pd)、ロジウム(Rh))またはこれら
の合金からなる金属(合金)薄膜を用いることが
できる。
透明導電性薄膜の面抵抗の値は、解曇効果に最
適な発熱量、およびバツテリ電源の起電力を考慮
すると5Ω/□以下がよい。従つて、透明導電性
薄膜の膜厚は0.5〜1μm程度が適当である。もし、
これより膜厚が厚くなると密着性および膜自身の
耐久性に悪影響を及ぼす。また、これより薄い場
合は抵抗値が大きくなり過ぎ、電流がほとんど流
れないため、バツテリ電源では有効な解曇機能を
発揮しえなくなる。
適な発熱量、およびバツテリ電源の起電力を考慮
すると5Ω/□以下がよい。従つて、透明導電性
薄膜の膜厚は0.5〜1μm程度が適当である。もし、
これより膜厚が厚くなると密着性および膜自身の
耐久性に悪影響を及ぼす。また、これより薄い場
合は抵抗値が大きくなり過ぎ、電流がほとんど流
れないため、バツテリ電源では有効な解曇機能を
発揮しえなくなる。
金属薄膜を用いる場合には、厚くすると着色す
るので数百Å程度が望ましい。
るので数百Å程度が望ましい。
本発明においては、透明導電性薄膜の膜厚は全
体に均一に形成される。この透明導電性薄膜は真
空蒸着法、スパツタリング、イオンプレーテイン
グ等の真空成膜法、または加水分解反応、熱分解
反応等の化学蒸着法(CVD)等により、透明基
板上に形成される。
体に均一に形成される。この透明導電性薄膜は真
空蒸着法、スパツタリング、イオンプレーテイン
グ等の真空成膜法、または加水分解反応、熱分解
反応等の化学蒸着法(CVD)等により、透明基
板上に形成される。
本発明においては、透明導電性薄膜の膜質が透
明基板上の場所によりことなる。膜質が変わるこ
とにより抵抗が異なり、この結果、膜質を変える
部分を適宜選択することにより、迅速に解曇もし
くは解凍したい部分に電流を集中し局部発熱を起
こさせることができる。
明基板上の場所によりことなる。膜質が変わるこ
とにより抵抗が異なり、この結果、膜質を変える
部分を適宜選択することにより、迅速に解曇もし
くは解凍したい部分に電流を集中し局部発熱を起
こさせることができる。
この透明導電性薄膜の膜質を変える方法として
は、反応性スパツタリング等を利用して透明導電
性薄膜の組成を変えたり、過酸化水素水を塗布し
たり、酸もしくはアルカリを塗布する等の方法を
用いることができる。
は、反応性スパツタリング等を利用して透明導電
性薄膜の組成を変えたり、過酸化水素水を塗布し
たり、酸もしくはアルカリを塗布する等の方法を
用いることができる。
上記透明導電性薄膜の対向する一組の辺の上、
望ましくは窓ガラスを閉めた状態で外部から見え
ない位置の窓ガラス上に、一対の電極が設けられ
る。
望ましくは窓ガラスを閉めた状態で外部から見え
ない位置の窓ガラス上に、一対の電極が設けられ
る。
電極は、上記透明導電性薄膜に電流を供給する
端子としての機能を有する。電極としては、アル
ミニウム(Al)、ニツケル(Ni)、銀(Ag)クロ
ム(Cr)等の低抵抗の材料を用いることができ
る。これらの電極は真空蒸着法、スパツタリン
グ、イオンプレーテイング、導電性ペーストの印
刷焼付等によつて形成される。なお、電極にはハ
ンダ付け、ロウ付け等によつてリード線を取着
し、このリード線は車載のバツテリ電源等にスイ
ツチを介して接続する。
端子としての機能を有する。電極としては、アル
ミニウム(Al)、ニツケル(Ni)、銀(Ag)クロ
ム(Cr)等の低抵抗の材料を用いることができ
る。これらの電極は真空蒸着法、スパツタリン
グ、イオンプレーテイング、導電性ペーストの印
刷焼付等によつて形成される。なお、電極にはハ
ンダ付け、ロウ付け等によつてリード線を取着
し、このリード線は車載のバツテリ電源等にスイ
ツチを介して接続する。
透明導電性薄膜の上には、絶縁と保護のために
透明保護膜を形成してもよい。この透明保護膜と
しては、酸化ジルコニウム(ZrO2)、アルミナ
(Al2O3)等を用いることができる。
透明保護膜を形成してもよい。この透明保護膜と
しては、酸化ジルコニウム(ZrO2)、アルミナ
(Al2O3)等を用いることができる。
更に、この透明保護膜の上には反射防止膜を形
成してもよい。この反射防止膜としては、二酸化
珪素等を用いることができる。なお、透明保護膜
を反射防止膜として兼用することも可能である。
成してもよい。この反射防止膜としては、二酸化
珪素等を用いることができる。なお、透明保護膜
を反射防止膜として兼用することも可能である。
上記透明保護膜、反射防止膜は真空蒸着法、イ
オンプレーテイング、スパツタリング等の真空成
膜法により形成することができる。
オンプレーテイング、スパツタリング等の真空成
膜法により形成することができる。
本発明の自動車用導電性透明部材によれば、透
明導電性薄膜の膜厚は全体に均一であるが、膜質
が場所により異なり、特に迅速解曇が要求されて
いる部分の抵抗が他の部分より大きくまたは小さ
くされており、この部分に電流が集中する。この
とき、膜質は、例えば過酸化水素水を塗布するこ
とにより酸素欠陥を補充し抵抗を大きくしても良
いし、酸またはアルカリを塗布することにより透
明導電性薄膜材料を劣化させて抵抗を大きくして
も良い。この結果、電流が集中している部分から
迅速に解曇を始め、ここから周囲に向かつて解曇
範囲が広がつていく。
明導電性薄膜の膜厚は全体に均一であるが、膜質
が場所により異なり、特に迅速解曇が要求されて
いる部分の抵抗が他の部分より大きくまたは小さ
くされており、この部分に電流が集中する。この
とき、膜質は、例えば過酸化水素水を塗布するこ
とにより酸素欠陥を補充し抵抗を大きくしても良
いし、酸またはアルカリを塗布することにより透
明導電性薄膜材料を劣化させて抵抗を大きくして
も良い。この結果、電流が集中している部分から
迅速に解曇を始め、ここから周囲に向かつて解曇
範囲が広がつていく。
本発明に係る自動車用導電性透明部材によれ
ば、次のような効果を奏する。
ば、次のような効果を奏する。
(イ) 発熱パターンが、迅速な視界の確保が必要と
される部分に電流密度が集中するように形成さ
れているため、水滴等による曇りは勿論、ガラ
ス外側の氷結も容易、迅速に解氷され、視界確
保したい場所を中心に立ち上がりのよい解曇機
能を持たせることができる。
される部分に電流密度が集中するように形成さ
れているため、水滴等による曇りは勿論、ガラ
ス外側の氷結も容易、迅速に解氷され、視界確
保したい場所を中心に立ち上がりのよい解曇機
能を持たせることができる。
(ロ) ガラス表面での電気抵抗体による発熱である
ため、従来のデフロスタ装置による方法に比べ
エンジン冷却水低温時の解曇の迅速性に優れ、
また騒音も生じない。
ため、従来のデフロスタ装置による方法に比べ
エンジン冷却水低温時の解曇の迅速性に優れ、
また騒音も生じない。
(ハ) 従来の熱線デフオツガのような横縞は生じな
いため、視認性が向上する。
いため、視認性が向上する。
次に、本発明の望ましい実施例について、図面
を参考にして説明する。
を参考にして説明する。
〔第1実施例〕
この実施例は本考案をリヤウインドガラスに適
用した例を示す。
用した例を示す。
ここで、第1図は本発明の第1実施例に使用し
たスパツタリング真空槽の概略を示す概略構成
図、第2図は本発明の第1実施例に係る自動車用
リヤウインドガラスの概略構成図、第3図は通電
加熱による曇り除去の様子を示す説明図である。
たスパツタリング真空槽の概略を示す概略構成
図、第2図は本発明の第1実施例に係る自動車用
リヤウインドガラスの概略構成図、第3図は通電
加熱による曇り除去の様子を示す説明図である。
自動車用リヤウインドガラス形状の透明基板1
を有機溶剤と純水で十分に洗浄した後、電極とし
てガラスフリツトの入つた銀ペースト2を第2図
に示すように左辺と右辺にスクリーン印刷し、
150℃で20分間乾燥後、500℃で30分間焼付ける。
このとき、電極面とガラス面との段差(通常
50μm程度)を無くすために、アルミナ微粉の入
つた研磨剤を用いて研磨して段差をなくし、なだ
らかな傾斜面に仕上げる。
を有機溶剤と純水で十分に洗浄した後、電極とし
てガラスフリツトの入つた銀ペースト2を第2図
に示すように左辺と右辺にスクリーン印刷し、
150℃で20分間乾燥後、500℃で30分間焼付ける。
このとき、電極面とガラス面との段差(通常
50μm程度)を無くすために、アルミナ微粉の入
つた研磨剤を用いて研磨して段差をなくし、なだ
らかな傾斜面に仕上げる。
続いて、透明基板1全体を第1図に示すような
スパツタリング真空槽3に入れ、スパツタリング
により透明導電性薄膜を形成した。まず、透明基
板1を陽極側に設置し、陰極側には蒸発源として
In2O3に10wt%のSnO2を含むITO焼結ターゲツト
4を用いた。そして、真空槽3内部を2×
10-5Torr程度まで排気した後、2×10-3Torrま
でアルゴンガスを導入する。この状態で、第1図
に示すように、透明基板1の側部に開口する一対
の酸素ガス導入管5から酸素を導入しつつ、
1kWのスパツタ電圧を投入し、透明導電性薄膜
としてのITO6を約1μm形成する。次に、電極2
の端部に図示しないリード線を取り出すターミナ
ルをハンダ付けで接合する。
スパツタリング真空槽3に入れ、スパツタリング
により透明導電性薄膜を形成した。まず、透明基
板1を陽極側に設置し、陰極側には蒸発源として
In2O3に10wt%のSnO2を含むITO焼結ターゲツト
4を用いた。そして、真空槽3内部を2×
10-5Torr程度まで排気した後、2×10-3Torrま
でアルゴンガスを導入する。この状態で、第1図
に示すように、透明基板1の側部に開口する一対
の酸素ガス導入管5から酸素を導入しつつ、
1kWのスパツタ電圧を投入し、透明導電性薄膜
としてのITO6を約1μm形成する。次に、電極2
の端部に図示しないリード線を取り出すターミナ
ルをハンダ付けで接合する。
この結果、第2図に示す自動車用リヤウインド
ガラス7が得られた。第2図において、ハツチン
グの濃い部分程酸素欠陥の満たされたITOとな
り、抵抗が大きい部分である。この自動車用リヤ
ウインドガラス7に蒸気を吹き付けて曇らせた
後、透明導電性薄膜に通電したところ、第3図a
〜cに示す如く、抵抗の小さいところを中心とし
て、短時間のうちに曇りが除去された。
ガラス7が得られた。第2図において、ハツチン
グの濃い部分程酸素欠陥の満たされたITOとな
り、抵抗が大きい部分である。この自動車用リヤ
ウインドガラス7に蒸気を吹き付けて曇らせた
後、透明導電性薄膜に通電したところ、第3図a
〜cに示す如く、抵抗の小さいところを中心とし
て、短時間のうちに曇りが除去された。
(第2実施例)
リヤウインドガラスでなくサイドウインドガラ
スに適用したこと、電極を左辺と右辺でなく上辺
と下辺に設けたことおよび酸素ガスを透明基板1
上に均一に導入したことを除き、他は実質的に第
1実施例と同様にしてITO膜が被覆されたサイド
ウインドガラス8を得た。続いて、このサイドウ
インドガラス8の、第4図に示す斜めハツチング
の部分に過酸化水素水を塗布した。
スに適用したこと、電極を左辺と右辺でなく上辺
と下辺に設けたことおよび酸素ガスを透明基板1
上に均一に導入したことを除き、他は実質的に第
1実施例と同様にしてITO膜が被覆されたサイド
ウインドガラス8を得た。続いて、このサイドウ
インドガラス8の、第4図に示す斜めハツチング
の部分に過酸化水素水を塗布した。
この結果、第4図に示すクロスハツチングの部
分に対し、斜めハツチングの部分は過酸化水素水
により酸素欠陥が補充され、クロスハツチングの
部分より抵抗が大きくなつた。このサイドウイン
ドガラス8に蒸気を吹き付けて曇らせた後、透明
導電性薄膜に通電したところ、第5図a〜cに示
すように、抵抗が小さく電流密度の高い部分を中
心として短時間のうちに曇りが除去された。
分に対し、斜めハツチングの部分は過酸化水素水
により酸素欠陥が補充され、クロスハツチングの
部分より抵抗が大きくなつた。このサイドウイン
ドガラス8に蒸気を吹き付けて曇らせた後、透明
導電性薄膜に通電したところ、第5図a〜cに示
すように、抵抗が小さく電流密度の高い部分を中
心として短時間のうちに曇りが除去された。
(第3実施例)
電極を透明基板1の上辺と下辺に設けたこと、
酸素ガスを透明基板1上に均一に導入したことを
除き、他は実質的に第1実施例と同様な方法で透
明基板1上にITO膜を形成した。その後、第6図
に示すように、透明基板1の上側部1aと下側部
1cに挾まれた中間部1bに非常に希釈された塩
酸を塗布した。この結果、透明基板1の中間部1
b(クロスハツチングの部分)は希塩酸により劣
化し、中間部1bの透明導電性薄膜の抵抗は上側
部1aおよび下側部1cより大きくなつた。この
リヤウインドガラス7に蒸気を吹き付けて曇らせ
た後、透明導電性薄膜に通電したところ、リヤウ
インドガラス7の中間部が抵抗が大きいため中間
部で多く発熱し、第7図a〜cに示すように、こ
の中間部を中心として短時間のうちに曇りが除去
された。
酸素ガスを透明基板1上に均一に導入したことを
除き、他は実質的に第1実施例と同様な方法で透
明基板1上にITO膜を形成した。その後、第6図
に示すように、透明基板1の上側部1aと下側部
1cに挾まれた中間部1bに非常に希釈された塩
酸を塗布した。この結果、透明基板1の中間部1
b(クロスハツチングの部分)は希塩酸により劣
化し、中間部1bの透明導電性薄膜の抵抗は上側
部1aおよび下側部1cより大きくなつた。この
リヤウインドガラス7に蒸気を吹き付けて曇らせ
た後、透明導電性薄膜に通電したところ、リヤウ
インドガラス7の中間部が抵抗が大きいため中間
部で多く発熱し、第7図a〜cに示すように、こ
の中間部を中心として短時間のうちに曇りが除去
された。
以上、本発明の特定の実施例について説明した
が、本発明は、この実施例に限定されるものでは
なく、特許請求の範囲に記載の範囲内で種々の実
施態様が包含されるものである。
が、本発明は、この実施例に限定されるものでは
なく、特許請求の範囲に記載の範囲内で種々の実
施態様が包含されるものである。
例えば、実施例は本発明をリヤウインドガラス
およびサイドウインドガラスに適用した例を示し
たが、他の窓ガラスやミラーにも適用することが
できる。
およびサイドウインドガラスに適用した例を示し
たが、他の窓ガラスやミラーにも適用することが
できる。
第1図は本発明の第1施例に使用したスパツタ
リング真空槽の概略を示す概略構成図、第2図は
本発明の第1実施例に係る自動車用リヤウインド
ガラスの概略構成図、第3図は通電加熱による曇
り除去の様子を示す説明図、第4図は本発明の第
2実施例に係る自動車用サイドウインドガラスの
概略構成図、第5図は通電加熱による曇り除去の
様子を示す説明図、第6図は本発明の第3実施例
に係る自動車用リヤウインドガラスの概略構成
図、第7図は通電加熱による曇り除去の様子を示
す説明図である。 1…透明基板、1a…上側部、1b…中間部、
1c…下側部、2…銀ペースト(電極)、3…ス
パツタリング真空槽、4…インジウム−錫合金
(蒸発源)、5…酸素ガス導入管、6…ITO(透明
導電性薄膜)、7…リヤウインドガラス、8…サ
イドウインドガラス。
リング真空槽の概略を示す概略構成図、第2図は
本発明の第1実施例に係る自動車用リヤウインド
ガラスの概略構成図、第3図は通電加熱による曇
り除去の様子を示す説明図、第4図は本発明の第
2実施例に係る自動車用サイドウインドガラスの
概略構成図、第5図は通電加熱による曇り除去の
様子を示す説明図、第6図は本発明の第3実施例
に係る自動車用リヤウインドガラスの概略構成
図、第7図は通電加熱による曇り除去の様子を示
す説明図である。 1…透明基板、1a…上側部、1b…中間部、
1c…下側部、2…銀ペースト(電極)、3…ス
パツタリング真空槽、4…インジウム−錫合金
(蒸発源)、5…酸素ガス導入管、6…ITO(透明
導電性薄膜)、7…リヤウインドガラス、8…サ
イドウインドガラス。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 自動車の窓ガラス等に用いられる導電性透明
部材であつて、 略矩形の透明基板と、この透明基板の4つの辺
のうち互いに対向する一組の辺に沿つて設けられ
た一対の電極と、この電極と接続され透明基板の
ほぼ全表面にわたつて設けられた透明導電性薄膜
とからなり、この透明導電性薄膜は場所により膜
質が変えられており、透明基板上において迅速に
解曇もしくは解凍したい部分の透明導電性薄膜の
抵抗は、膜質の変化により他の部分の抵抗と異な
つていることを特徴とする自動車用導電性透明部
材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59135776A JPS6116153A (ja) | 1984-06-29 | 1984-06-29 | 自動車用導電性透明部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59135776A JPS6116153A (ja) | 1984-06-29 | 1984-06-29 | 自動車用導電性透明部材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6116153A JPS6116153A (ja) | 1986-01-24 |
| JPH0517061B2 true JPH0517061B2 (ja) | 1993-03-08 |
Family
ID=15159586
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59135776A Granted JPS6116153A (ja) | 1984-06-29 | 1984-06-29 | 自動車用導電性透明部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6116153A (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63125653U (ja) * | 1987-02-10 | 1988-08-16 | ||
| JPH02216787A (ja) * | 1989-02-17 | 1990-08-29 | Hitachi Ltd | 円板ヒータ |
| JPH07223432A (ja) * | 1994-02-07 | 1995-08-22 | Toyo Seimitsu Kogyo Kk | 自動車用日除け兼用霜取りスクリーン |
| EP1183913B2 (en) * | 1999-05-20 | 2017-03-01 | AGC Flat Glass Europe SA | An automotive glazing panelwith solar control coating comprising a data tansmission window |
| ES2234598T3 (es) | 1999-05-20 | 2005-07-01 | Glaverbel | Panel vidriado para automoviles con una capa de recubrimiento de control solar electricamente calefactable. |
| JP2002029388A (ja) * | 2000-07-17 | 2002-01-29 | Masakata Tokuchi | 窓ガラス面への水滴付着防止方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5539470A (en) * | 1978-09-14 | 1980-03-19 | Mitsubishi Electric Corp | Driver noise reduction system |
| JPS5788028A (en) * | 1980-11-14 | 1982-06-01 | Asahi Glass Co Ltd | Formation of electrically conductive transparent film of indium oxide |
-
1984
- 1984-06-29 JP JP59135776A patent/JPS6116153A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6116153A (ja) | 1986-01-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |