JPH0517075U - 木質ドア - Google Patents
木質ドアInfo
- Publication number
- JPH0517075U JPH0517075U JP7206991U JP7206991U JPH0517075U JP H0517075 U JPH0517075 U JP H0517075U JP 7206991 U JP7206991 U JP 7206991U JP 7206991 U JP7206991 U JP 7206991U JP H0517075 U JPH0517075 U JP H0517075U
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- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 木材の収縮膨張に伴う寸法変化によって反り
やねじれが木質ドアに生ずることを防止する。 【構成】 収縮膨張に伴う長さ寸法変化率が小さくしか
も異方性の小さい基板を芯材10とし該芯材の両面に表
面材11を貼着して成る積層板を鏡板として用い、これ
を框材や桟材等により組み付けられた枠体に嵌め込んで
木質ドアとする。
やねじれが木質ドアに生ずることを防止する。 【構成】 収縮膨張に伴う長さ寸法変化率が小さくしか
も異方性の小さい基板を芯材10とし該芯材の両面に表
面材11を貼着して成る積層板を鏡板として用い、これ
を框材や桟材等により組み付けられた枠体に嵌め込んで
木質ドアとする。
Description
【0001】
本考案は木質ドアに関し、特に、框材や桟材等により組み付けられた枠体に鏡 板が嵌め込まれて成る木質ドアに関する。
【0002】
框材や桟材等により組み付けられた枠体の嵌合溝に鏡板を嵌め込んで成る従来 の木質ドアにおいて、ガタつきを防止するために嵌合溝に鏡板を緊密に嵌め込ん だ場合、それら木質板の吸湿乾燥に伴う膨張収縮作用によって、ドア自体に反り やねじれが生ずるという問題があった。
【0003】 実公昭59−4158号公報及び実公昭64−7181号公報にはこの問題に 対する解決手段が提案されている。前者は、鏡板を嵌合溝に遊嵌させ、所定方向 におけるそれらの接続部にダボ挿入用溝孔を設け、これらダボ挿入用溝孔内に直 径方向には動けず長さ方向には摺動可能なダボを非接着に挿入して位置決めを行 うよう構成したものである。後者は、鏡板として用いられ得る木質パネルの嵌め 込み端部に、非孔質、低伸縮性、高強度の異質材を挿入したものである。
【0004】
ところが、前者は鏡板における膨張収縮自体を何ら抑制するものではないため その伸縮作用は大きく、枠体との間に隙間が生じたり、鏡板自体に割れが生じた りする恐れがあった。また、後者によれば、繊維強化プラスチック板、熱可塑性 樹脂板、金属板等の湿気や水分による寸法変化を生じない材料の異質材が挿入さ れるため、木質パネルの伸縮作用を抑制することができるが、異質材挿入部分に おける木質パネルの自由な動きが完全に封じられるため、異質材の挿入されない 部分における伸縮作用によって木質パネルの反り、特にねじれが生じてしまい、 ひいては木質パネルを鏡板として用いて構成したドア自体の反りを生じさせる原 因となっていた。
【0005】
そこで本考案は、上記従来技術の欠点を解消することを目的として鋭意工夫の 末に創案されたものであって、框材や桟材等により組み付けられた枠体に鏡板が 嵌め込まれて成る木質ドアにおいて、前記鏡板として、収縮膨張に伴う長さ寸法 変化率が小さくしかも異方性の小さい基板を芯材とし該芯材の両面に表面材を貼 着して成る積層板を用いることを特徴とするものである。
【0006】 鏡板の芯材としては、合板、木質繊維板、木削片板等が好適であり、その他、 珪酸カルシウム板、セメント板、石膏板等の無機質板を用いることができる。
【0007】 一般に木材は、繊維飽和点以下において、乾燥あるいは吸湿に伴い、その含水 率の変化に応じた量だけ収縮あるいは膨張する。この収縮あるいは膨張による変 化量は、木材の複雑な組織構造のために著しい異方性があり、接線方向(板目方 向):放射方向(柾目方向):繊維方向における変化量の比は略20:10:1 であると言われている。
【0008】 例えば、鏡板の芯材として好適に用いられる一つである合板の場合、表単板と 同繊維方向の単板と直交方向の単板の厚さの和が等しいときには、両方の収縮膨 張率(長さ寸法変化率)が繊維直交方向(接線方向)の1/10〜1/20と小 さく、異方性が小さくほぼ等しい。具体的には、含水率1%当たりの収縮率(膨 張率)で見るとラワン合板で0.02〜0.03%である。
【0009】 また、木質繊維板は木繊維を接着剤を用いて熱圧成形して得られるものであり 、木繊維自体が長さ方向に方向性が均質なもので、収縮膨張率が小さく、異方性 が小さくほぼ等しい。具体的には、含水率1%当たりの収縮率(膨張率)で見る と約0.04%である。
【0010】 このような芯材の両面に接着剤を介して表面材を貼着して積層板とし、鏡板に 用いる。接着剤は常用の合成樹脂系のものであって良く、冷圧接着、熱圧接着、 常温接着等任意の方法により表面材の貼着を行う。
【0011】 表面材としては、芯材と同様に収縮膨張に伴う寸法変化率が小さく且つ異方性 の小さな板状体を用いることができ、該板状体の表面には必要に応じて突板貼り 、化粧シート貼り、任意着色塗装等の化粧が施される。このような表面材を芯材 の表裏両面に貼着して得られる積層板は、長さ寸法変化はされるものの元来寸法 変化率が小さいものであり、また表面材と芯材とが互いに拘束し合うため、反り やねじれ等を生ずることがない。
【0012】 表面材としては、芯材と異なる収縮膨張に伴う長さ寸法変化率(芯材よりも大 きな長さ寸法変化率)を有し、異方性の大きな板状体、あるいは該板状体の表面 に必要に応じて上記と同様の化粧を施したものを用いることも可能である。例え ば、木材、単板、単板積層材、集成材等であって、その繊維方向における長さ寸 法変化率と繊維方向と直交方向における長さ寸法変化率とが大きなものであり、 例えば木材の場合は1:10〜20となる。このような表面材を用いた場合であ っても、芯材と積層されることによってその動きが拘束され、収縮膨張が抑制さ れる。
【0013】 鏡板の芯材は収縮膨張によって寸法変化を来すがその変化量は小さく且つ異方 性も小さく均質であるので、この芯材に貼着される表面材の寸法変化による動き は小さく規制されつつ吸収され、反りやねじれ等の変形として現れることがない 。
【0014】
図示実施例による木質ドア1は、上框2、下框3及び一対の縦框4,4の框材 で形成された框組に、縦桟5と横桟6,6の各桟材が組み付けられて枠体が構成 され、この枠体における各開口部にそれぞれ鏡板7,7…が嵌め込まれて成るも のである。より具体的には、鏡板7が嵌合される各開口部に臨む上框2、下框3 、縦框4、縦桟5、横桟6の周縁部に形成された嵌合凹溝8,8…に、鏡板7の 周縁凸部を挿入嵌合することによって、鏡板7が取り付けられる。鏡板7を取り 付けた状態において、各嵌合凹溝8内には遊び空間9(図3)が残され、鏡板7 の膨張収縮に伴う寸法変化を吸収する。
【0015】 各鏡板7は、膨張収縮に伴う長さ寸法変化率が小さく且つ異方性の小さい基板 を芯材10とし、その芯材10の両面に表面材11,11が貼着されて成る。
【0016】
本考案によれば、木質ドアの枠体に嵌合される鏡板が、収縮膨張に伴う長さ方 向寸法変化率が小さく且つ異方性の小さな基板を芯材とし、この芯材の両面に任 意表面材を貼着して構成されているので、表面材の収縮膨張に伴う長さ方向寸法 変化が規制され、鏡板としての反りやねじれが有効に防止される。
【図1】本考案の一実施例による木質ドアを示す正面図
である。
である。
【図2】図1中A−A切断線による拡大断面図である。
1 木質ドア 7 鏡板 8 嵌合凹溝 10 芯材 11 表面材
Claims (1)
- 【請求項1】 框材や桟材等により組み付けられた枠
体に鏡板が嵌め込まれて成る木質ドアにおいて、前記鏡
板として、収縮膨張に伴う長さ寸法変化率が小さくしか
も異方性の小さい基板を芯材とし該芯材の両面に表面材
を貼着して成る積層板を用いることを特徴とする木質ド
ア。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991072069U JP2583993Y2 (ja) | 1991-08-12 | 1991-08-12 | 木質ドア |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991072069U JP2583993Y2 (ja) | 1991-08-12 | 1991-08-12 | 木質ドア |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0517075U true JPH0517075U (ja) | 1993-03-05 |
| JP2583993Y2 JP2583993Y2 (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=13478748
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991072069U Expired - Lifetime JP2583993Y2 (ja) | 1991-08-12 | 1991-08-12 | 木質ドア |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2583993Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020084611A (ja) * | 2018-11-27 | 2020-06-04 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 框組パネル組立て用治具、框組パネル組立て用治具セットおよび框組パネル組立て用治具方法 |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5219719A (en) * | 1975-08-06 | 1977-02-15 | Sekisui House Kk | Method of making combined panel |
| JPS53114835U (ja) * | 1977-02-19 | 1978-09-12 | ||
| JPS6047295A (ja) * | 1983-08-26 | 1985-03-14 | Nec Corp | 擬似スタティックメモリ |
| JPS6345505U (ja) * | 1986-09-12 | 1988-03-28 | ||
| JPS63173486U (ja) * | 1987-05-06 | 1988-11-10 |
-
1991
- 1991-08-12 JP JP1991072069U patent/JP2583993Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5219719A (en) * | 1975-08-06 | 1977-02-15 | Sekisui House Kk | Method of making combined panel |
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| JPS6345505U (ja) * | 1986-09-12 | 1988-03-28 | ||
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Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020084611A (ja) * | 2018-11-27 | 2020-06-04 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 框組パネル組立て用治具、框組パネル組立て用治具セットおよび框組パネル組立て用治具方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2583993Y2 (ja) | 1998-10-27 |
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