JPH0517079Y2 - - Google Patents

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JPH0517079Y2
JPH0517079Y2 JP1985099837U JP9983785U JPH0517079Y2 JP H0517079 Y2 JPH0517079 Y2 JP H0517079Y2 JP 1985099837 U JP1985099837 U JP 1985099837U JP 9983785 U JP9983785 U JP 9983785U JP H0517079 Y2 JPH0517079 Y2 JP H0517079Y2
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  • Woven Fabrics (AREA)
  • Emergency Lowering Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本願考案は送電線鉄塔、建築現場等の高所で使
用する安全帯、又は墜落防止用移動ロープに組み
込み、万が一の墜落時、ロープによつて引き止め
られた人体への衝撃荷重を緩和する落下衝撃緩衝
体に関するものである。
(従来の技術及び問題点) 従来用いられていた落下衝撃緩衝体は、細幅織
ベルトの所定部分をその長さ方向に同体的に重合
してミシン糸によつて多条に縫着したり、ベルト
の織成時に2枚のベルトの所定間が重合した状態
で一体となるよう構成したりして、重合部両端取
付部間に加わつた落下衝撃荷重を重合部の糸の解
離、切断によつて吸収緩和していた。
つまり、第5図に示すようにベルトの両端取付
部1,1を安全帯及び墜落防止用移動ロープの人
体側と係止部となるフツク側のロープに振り分け
て構成し、人体落下時にはその重合部に加わつた
引き裂き力により、縫糸、又は織成糸を解離切断
させて、衝撃荷重を吸収緩和するものであつた。
このベルト重合部は縫糸、織成糸の紫外線、風雨
等による自然劣化の防止、及び構築物等との接触
による摩耗防止等を計る為、通常合成樹脂シート
等よりなる外被体2により被覆されているもので
あるが、長い期間にわたつて使用していると、時
には墜落に至らない迄も、足を踏み外しそうにな
つて、あわてて構築物に取り付くような事態もあ
り、又本衝撃体を組み込んだ安全帯、移動ロープ
等を現場へ他の資材と共に運搬する際、重量物の
下積みになることもあり、引き出そうとしてロー
プ部を引くようなことも見受けられたが、そのよ
うな際、外被体の取付部との縫着が破れたり、更
に強い力が加われば、重合部の縫糸の最初の数条
が解離してしまうことも見られた。又、外被体2
を樹脂成型により形成し、両取付部方向より差し
込んで嵌合する形でカプセル状に構成したものの
場合、その嵌合部がゆるみ、雨滴が侵入したり、
外れた場合には長い重合部を折り畳んでコンパク
トにカプセルに収めることは困難なことである
し、又、そのまま使用すれば、前記自然劣化及び
摩耗が促進されるし、時として構築物にそのはみ
出た重合部が引つかかり、思わぬ事態となること
も考えられるものであつた。又、重合部3の最初
の数条が解離し、第4図に示すような状態になれ
ば、墜落が生じた際、その初期荷重は高いものと
なる。つまり、緩衝体を用いた場合の衝撃波形は
第6図イに示す状態が好ましいものであるが、最
初の数条が第4図の状態であれば、切断しきら
ず、たるんでいる数条の糸全部に荷重が加わり、
正常に最初の縫目より切断していく場合に比べ
て、初期荷重が著るしく高くなるわけである。よ
つてその衝撃波形は第6図ロに示すようなものと
なり、理想的な衝撃力吸収緩和が行なえないもの
である。つまり衝撃の初期荷重といわれるものが
高くなれば、緩衝体に連続するロープに傷がある
場合、その高い初期荷重により、その部分より切
断することも考えられるし、そのような状態では
ないにしても、人体へのシヨツクは相当なものと
なり、落下は引き止め得ても、内臓等への障害を
残すものであつた。又以上の状況を考え、外被体
に強度を持たせて構成すれば重合部の解離切断が
開始する迄に外被体の抵抗により、初期荷重が上
り、前記したこと同様な問題が生じ、目的を達し
得ないものであつた。
(問題点を解決する為の手段及び作用) 以上のような問題を解決すべく、本願考案では
重合部3を挟んで所定材料、所定強度よりなる連
結部材4を橋絡して低荷重での重合部の解離切断
を防止し、又外被体2に困難な強度設定をする必
要を無くし、従来の諸問題の解決を図るものであ
る。つまり、連結部材4を帆布、樹脂シート、塩
ビレザー等、強度設定可能な布状細片、又は紐で
構成することにより、重合部3の縫着、織成の解
離切断前に加わつた落下衝撃荷重外の種々引張力
に対して重合部3を保護し、落下が生じた場合に
は、設定どおりに縫着、織成の解離、切断が行な
える為、安定した衝撃吸収波形を得ることが出来
るわけである。
(実施例) 本願考案の一実施例を示すと、連結部材4とし
て、樹脂シートを緩衝体を形成する細幅織ベルト
と同幅か、それ以内になるよう切断し、重合部3
の両側から、その両側から、その両側の延長端で
ある取付部1の間の所定位置間に両端部に縫着を
施して設ける。又この連結部材4は短柵状で長さ
方向中央部に細幅部5を設けるとか、長孔6を打
ち抜いて構成することにより、ベルトへの両端縫
着はより幅広く強力に行なえ、初期荷重の設定は
中間部で調整可能となるので初期荷重の設定変更
は、随時容易に行なえ得るものである。通常この
強度は100〜200Kgfで切断するように設定するの
が好ましいものである。つま重合部の解離切断は
300〜500Kgf程度の間で行われるので、その初期
荷重を100〜200Kgfに設定することにより、滑ら
かな衝撃緩和が行なえるわけである。又連結部材
4として樹脂製の紐等、可撓性の伸びの少い紐形
材料を用い、両端取付部1,1の環7間に連結し
て用いることも、他の実施例として容易に行える
ものである。
(考案の効果) 以上の構成の本願考案緩衝体は、通常時に加わ
つた引き裂き力程度では、その重合部3の解離、
切断、又外被体2の破裂は生じず、それによつて
理想の落下衝撃荷重の緩和が行なえるし、長期安
定した緩衝効果を得られる等、経済効果も含め、
多々利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案の側面図、第2図は本案の一部切
欠したところの正面図、第3図は連結部材の他の
実施例を示す正面図、第4図は重合部の最初の数
条が解離した状態図、第5図は一部切欠したとこ
ろの本案のセツト図、第6図は落下衝撃波形図。 図中の符号、1……両端取付部、5……細幅
部、2……外被体、6……長孔、3……重合部、
7……環、4……連結部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中間部に同体的な縫着又は織成による重合部を
    持つ細幅織ベルトの引き裂き方向両端を取付部と
    して残して外被体で覆つた構成の緩衝体におい
    て、重合部両側間を橋絡する連結部材を設けたこ
    とを特徴とする落下衝撃緩衝体。
JP1985099837U 1985-06-28 1985-06-28 Expired - Lifetime JPH0517079Y2 (ja)

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JP1985099837U JPH0517079Y2 (ja) 1985-06-28 1985-06-28

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JP1985099837U JPH0517079Y2 (ja) 1985-06-28 1985-06-28

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Publication Number Publication Date
JPS626850U JPS626850U (ja) 1987-01-16
JPH0517079Y2 true JPH0517079Y2 (ja) 1993-05-07

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ID=30969086

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JP1985099837U Expired - Lifetime JPH0517079Y2 (ja) 1985-06-28 1985-06-28

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS589158U (ja) * 1981-07-09 1983-01-21 藤井電工株式会社 墜落防止用衝撃緩衝帯

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Publication number Publication date
JPS626850U (ja) 1987-01-16

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