JPH05174749A - 回転陽極型x線管 - Google Patents
回転陽極型x線管Info
- Publication number
- JPH05174749A JPH05174749A JP3334791A JP33479191A JPH05174749A JP H05174749 A JPH05174749 A JP H05174749A JP 3334791 A JP3334791 A JP 3334791A JP 33479191 A JP33479191 A JP 33479191A JP H05174749 A JPH05174749 A JP H05174749A
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- JP
- Japan
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- anode
- ray tube
- rotary
- fixing base
- temp
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】この発明は、陽極固定基部のうち比較的温度が
高くなる部分の熱変形が少なく、比較的温度が低くなる
部分の温度上昇が抑制される回転陽極型X線管を提供す
ることを目的とする。 【構成】この発明の回転陽極型X線管は、回転軸7と回
転円筒5の間に配設された有底筒状の陽極固定基部17
は、低温側がCu,高温側がFeにして、且つ途中でC
uとFeとが徐々に含有量変化する傾斜機能材により構
成されてなり、上記の目的を達成することが出来る。
高くなる部分の熱変形が少なく、比較的温度が低くなる
部分の温度上昇が抑制される回転陽極型X線管を提供す
ることを目的とする。 【構成】この発明の回転陽極型X線管は、回転軸7と回
転円筒5の間に配設された有底筒状の陽極固定基部17
は、低温側がCu,高温側がFeにして、且つ途中でC
uとFeとが徐々に含有量変化する傾斜機能材により構
成されてなり、上記の目的を達成することが出来る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は回転陽極型X線管に係
り、特にその陽極固定基部の材質の改良に関する。
り、特にその陽極固定基部の材質の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、X線管は例えばX線診断として
医療用等に利用されているが、胃の検診などの場合に
は、図3に示すX線管が使用されている。このX線管
は、いわゆる回転陽極型と言われるもので、真空外囲器
1内に偏心した陰極2と略傘状の陽極タ−ゲット3が対
向配設され、陽極タ−ゲット3は回転機構4により支持
され、且つ回転出来るようになっている。更に、真空外
囲器1の外には、回転機構4に対応してステ−タ(図示
せず)が配設され、回転機構4を駆動している。
医療用等に利用されているが、胃の検診などの場合に
は、図3に示すX線管が使用されている。このX線管
は、いわゆる回転陽極型と言われるもので、真空外囲器
1内に偏心した陰極2と略傘状の陽極タ−ゲット3が対
向配設され、陽極タ−ゲット3は回転機構4により支持
され、且つ回転出来るようになっている。更に、真空外
囲器1の外には、回転機構4に対応してステ−タ(図示
せず)が配設され、回転機構4を駆動している。
【0003】この回転機構4は、従来、図4に示すよう
に構成され、図中の符号5は回転円筒、6は回転円筒5
に同軸的に取付けられた支持柱、7は回転軸、8は回転
軸7の一端に一体に形成された円板、9は取付けねじ、
10は陽極固定基部、11,12は一対のボ−ルベアリ
ング、13は筒状スペ−サ、14,15,16は固定リ
ングである。
に構成され、図中の符号5は回転円筒、6は回転円筒5
に同軸的に取付けられた支持柱、7は回転軸、8は回転
軸7の一端に一体に形成された円板、9は取付けねじ、
10は陽極固定基部、11,12は一対のボ−ルベアリ
ング、13は筒状スペ−サ、14,15,16は固定リ
ングである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の回
転陽極型X線管においては、陽極固定基部10は熱伝導
性の悪いFe(Fe合金を含む)で作られているので、
ボ−ルベアリング11,12の温度が上昇して高くな
る。それを解決するために、陽極固定基部10全体をC
u(Cu合金を含む)で作れば、熱放散が良いのでボ−
ルベアリング11,12の温度を下げることが可能であ
る。
転陽極型X線管においては、陽極固定基部10は熱伝導
性の悪いFe(Fe合金を含む)で作られているので、
ボ−ルベアリング11,12の温度が上昇して高くな
る。それを解決するために、陽極固定基部10全体をC
u(Cu合金を含む)で作れば、熱放散が良いのでボ−
ルベアリング11,12の温度を下げることが可能であ
る。
【0005】ところが、陽極固定基部10全体をCuで
作ると、先端の薄肉部分の機械的強度が弱くなって固定
リング14のスプリング作用で変形する恐れがある。
又、熱膨脹の差によって、ボ−ルベアリング11,12
と陽極固定基部10との間に隙間が生じてしまう不具合
も生じる。
作ると、先端の薄肉部分の機械的強度が弱くなって固定
リング14のスプリング作用で変形する恐れがある。
又、熱膨脹の差によって、ボ−ルベアリング11,12
と陽極固定基部10との間に隙間が生じてしまう不具合
も生じる。
【0006】この発明は、陽極固定基部のうち比較的温
度が高くなる部分の熱変形が少なく、比較的温度が低く
なる部分の温度上昇が抑制される回転陽極型X線管を提
供することを目的とする。
度が高くなる部分の熱変形が少なく、比較的温度が低く
なる部分の温度上昇が抑制される回転陽極型X線管を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、陽極固定基
部は、低温側がCu(Cu合金を含む),高温側がFe
(Fe合金を含む)にして、且つ途中でCuとFeとが
徐々に含有量変化する傾斜機能材により構成されてなる
回転陽極型X線管である。
部は、低温側がCu(Cu合金を含む),高温側がFe
(Fe合金を含む)にして、且つ途中でCuとFeとが
徐々に含有量変化する傾斜機能材により構成されてなる
回転陽極型X線管である。
【0008】
【作用】この発明によれば、陽極固定基部における比較
的温度が高くなる部分が機械的強度の高いFeで作製さ
れているため、熱変形が少ない。又、比較的温度が低く
なる部分がCuで作製されているため、熱放散が行なわ
れ温度上昇が抑制される。
的温度が高くなる部分が機械的強度の高いFeで作製さ
れているため、熱変形が少ない。又、比較的温度が低く
なる部分がCuで作製されているため、熱放散が行なわ
れ温度上昇が抑制される。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の一実施例
を詳細に説明する。
を詳細に説明する。
【0010】この発明による回転陽極型X線管の回転機
構は、図1に示すように構成され、従来例(図4)と同
一箇所は同一符号を付すことにすると、回転円筒5には
ろう付けにより支持柱6が同軸的に一体に突設され、こ
の支持柱6には陽極タ−ゲツト3(図3参照)が固着さ
れている。この回転円筒5の内側には、回転軸7が同軸
的に固着されている。この場合、回転軸7の一端には円
板8が一体に形成されていて、この円板8が回転円筒5
の蓋部内面に取付けねじ9により固着されている訳であ
る。
構は、図1に示すように構成され、従来例(図4)と同
一箇所は同一符号を付すことにすると、回転円筒5には
ろう付けにより支持柱6が同軸的に一体に突設され、こ
の支持柱6には陽極タ−ゲツト3(図3参照)が固着さ
れている。この回転円筒5の内側には、回転軸7が同軸
的に固着されている。この場合、回転軸7の一端には円
板8が一体に形成されていて、この円板8が回転円筒5
の蓋部内面に取付けねじ9により固着されている訳であ
る。
【0011】更に、この回転軸7と回転円筒5の間に
は、有底筒状の陽極固定基部17が挿入配設され、この
陽極固定基部17は真空外囲器1(図3参照)に固定さ
れている。尚、この陽極固定基部17の材質について
は、詳しく後述する。この陽極固定基部17と回転軸7
との間には、一対のボ−ルベアリング11,12が介在
配設され、このボ−ルベアリング11,12は筒状スペ
−サ13により所定間隔を保たれ、固定リング14,1
5,16により固定されている。
は、有底筒状の陽極固定基部17が挿入配設され、この
陽極固定基部17は真空外囲器1(図3参照)に固定さ
れている。尚、この陽極固定基部17の材質について
は、詳しく後述する。この陽極固定基部17と回転軸7
との間には、一対のボ−ルベアリング11,12が介在
配設され、このボ−ルベアリング11,12は筒状スペ
−サ13により所定間隔を保たれ、固定リング14,1
5,16により固定されている。
【0012】さて、上記の陽極固定基部17は、低温側
(回転円筒5側)がCu,高温側(ボ−ルベアリング1
1,12側)がFeにして、且つ途中でCuとFeとが
徐々に含有量変化する傾斜機能材により構成されてい
る。図中の符号18が、含有量変化する領域を示してい
る。
(回転円筒5側)がCu,高温側(ボ−ルベアリング1
1,12側)がFeにして、且つ途中でCuとFeとが
徐々に含有量変化する傾斜機能材により構成されてい
る。図中の符号18が、含有量変化する領域を示してい
る。
【0013】この傾斜機能材について説明する。今、
A,B2つの材料を接合すると両者の長所を利用出来る
が、熱膨脹率の違いから曲がったり、剥がれたりし易い
という難点がある。しかし、傾斜機能材は境界面で材質
をAからBに徐々に変化させて焼結したものであり、こ
うした欠点を解消出来る。尚、詳しくは例えば雑誌「工
業材料」第38巻第12号,第14号(平成2年10
月,同11月発行)に紹介されているものである。 (他の実施例)
A,B2つの材料を接合すると両者の長所を利用出来る
が、熱膨脹率の違いから曲がったり、剥がれたりし易い
という難点がある。しかし、傾斜機能材は境界面で材質
をAからBに徐々に変化させて焼結したものであり、こ
うした欠点を解消出来る。尚、詳しくは例えば雑誌「工
業材料」第38巻第12号,第14号(平成2年10
月,同11月発行)に紹介されているものである。 (他の実施例)
【0014】図2は他の実施例を示したもので、上記実
施例と同様効果が得られる。即ち、この他の実施例で
は、陽極固定基部19は、低温側(ボ−ルベアリング1
2側)がCu,高温側(ボ−ルベアリング11側)がF
eにして、且つ途中で即ちボ−ルベアリング11に近い
部分で斜め方向に、FeとCuとが徐々に含有量変化す
る傾斜機能材により構成されている。図中の符号20
が、含有量変化する領域を示している。
施例と同様効果が得られる。即ち、この他の実施例で
は、陽極固定基部19は、低温側(ボ−ルベアリング1
2側)がCu,高温側(ボ−ルベアリング11側)がF
eにして、且つ途中で即ちボ−ルベアリング11に近い
部分で斜め方向に、FeとCuとが徐々に含有量変化す
る傾斜機能材により構成されている。図中の符号20
が、含有量変化する領域を示している。
【0015】そして、図では明らかでないが、実際には
Feの部分が薄肉化されており、その内側にボ−ルベア
リング11と固定リング14が嵌合される。含有量変化
する領域20が斜めになっているのは、熱膨脹の大きい
Cu部分をFe部分の内側に入り込むようにして、領域
20で熱膨脹差が緩和されるように工夫されている。
Feの部分が薄肉化されており、その内側にボ−ルベア
リング11と固定リング14が嵌合される。含有量変化
する領域20が斜めになっているのは、熱膨脹の大きい
Cu部分をFe部分の内側に入り込むようにして、領域
20で熱膨脹差が緩和されるように工夫されている。
【0016】
【発明の効果】この発明によれば、陽極固定基部は、低
温側がCu,高温側がFeにして、且つ途中でCuとF
eとが徐々に含有量変化する傾斜機能材により構成され
ている。即ち、比較的温度が高くなる部分が機械的強度
の高いFeで作製されているため、熱変形が少ない。
又、比較的温度が低くなる部分がCuで作製されている
ため、熱放散が行なわれ温度上昇が抑制される。
温側がCu,高温側がFeにして、且つ途中でCuとF
eとが徐々に含有量変化する傾斜機能材により構成され
ている。即ち、比較的温度が高くなる部分が機械的強度
の高いFeで作製されているため、熱変形が少ない。
又、比較的温度が低くなる部分がCuで作製されている
ため、熱放散が行なわれ温度上昇が抑制される。
【図1】この発明の一実施例に係る回転陽極型X線管の
回転機構を示す縦断面図。
回転機構を示す縦断面図。
【図2】この発明の他の実施例に係る回転陽極型X線管
の回転機構を示す縦断面図。
の回転機構を示す縦断面図。
【図3】一般的な回転陽極型X線管を示す概略縦断面
図。
図。
【図4】従来の回転陽極型X線管の回転機構を示す縦断
面図。
面図。
3…陽極タ−ゲツト、5…回転円筒、6…支持柱、7…
回転軸、11,12…ボ−ルベアリング、13…筒状ス
ペ−サ、14,15,16…固定リング、17,19…
陽極固定基部、18,20…領域。
回転軸、11,12…ボ−ルベアリング、13…筒状ス
ペ−サ、14,15,16…固定リング、17,19…
陽極固定基部、18,20…領域。
Claims (1)
- 【請求項1】 陽極タ−ゲットが固着された回転円筒
と、この回転円筒の内側に同軸的に固着された回転軸
と、この回転軸と上記回転円筒の間に配設された有底筒
状の陽極固定基部と、この陽極固定基部と上記回転軸と
の間に介在配設された一対のボ−ルベアリングとを具備
してなる回転陽極型X線管において、 上記陽極固定基部は、低温側がCu,高温側がFeにし
て、且つ途中でCuとFeとが徐々に含有量変化する傾
斜機能材により構成されてなることを特徴とする回転陽
極型X線管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3334791A JPH05174749A (ja) | 1991-12-18 | 1991-12-18 | 回転陽極型x線管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3334791A JPH05174749A (ja) | 1991-12-18 | 1991-12-18 | 回転陽極型x線管 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05174749A true JPH05174749A (ja) | 1993-07-13 |
Family
ID=18281276
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3334791A Pending JPH05174749A (ja) | 1991-12-18 | 1991-12-18 | 回転陽極型x線管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05174749A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2016121693A1 (ja) * | 2015-01-27 | 2016-08-04 | 東芝電子管デバイス株式会社 | 回転陽極型x線管 |
-
1991
- 1991-12-18 JP JP3334791A patent/JPH05174749A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2016121693A1 (ja) * | 2015-01-27 | 2016-08-04 | 東芝電子管デバイス株式会社 | 回転陽極型x線管 |
| KR20170102311A (ko) | 2015-01-27 | 2017-09-08 | 도시바 덴시칸 디바이스 가부시키가이샤 | 회전 양극형 x선관 |
| CN107210175A (zh) * | 2015-01-27 | 2017-09-26 | 东芝电子管器件株式会社 | 旋转阳极型x射线管 |
| CN107210175B (zh) * | 2015-01-27 | 2019-04-02 | 佳能电子管器件株式会社 | 旋转阳极型x射线管 |
| US10636611B2 (en) | 2015-01-27 | 2020-04-28 | Canon Electron Tubes & Devices Co., Ltd. | Rotating anode x-ray tube |
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