JPH05174Y2 - - Google Patents

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JPH05174Y2
JPH05174Y2 JP1988009192U JP919288U JPH05174Y2 JP H05174 Y2 JPH05174 Y2 JP H05174Y2 JP 1988009192 U JP1988009192 U JP 1988009192U JP 919288 U JP919288 U JP 919288U JP H05174 Y2 JPH05174 Y2 JP H05174Y2
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heating furnace
molded container
titanium alloy
coining
container
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Description

【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本考案は人体との親和性のよい義歯用圧印床を
安価かつ高能率をもつて製造するためのチタン合
金義歯用圧印床製造装置に関するものである。 〔従来の技術〕 人類の高寿命化、高福祉時代への移行、医療技
術の向上に対応して、すぐれた生体用材料でつく
られた義歯、人口関節、人口骨、心臓等の開発が
行われている。生体用材料は、(1)生体組織との親
和性があり、骨やその他の組織と強く結合する。
(2)毒性、刺激性、発ガン性、血栓性などの生体に
有害な作用がない。(3)生体内での耐食性にすぐ
れ、腐食しない等の特性を具備しなければならな
い。義歯の市場は将来自動車産業に匹敵するもの
となるとさえいわれており、種々開発が試みられ
ている。義歯は顎骨に固着された義歯用圧印床を
介して人体に装着される。第2図イは義歯用圧印
床の一例、同図ロは同図イのAA断面を示す図で
ある。このような義歯用圧印床は現在のところ
Co−Cr合金を素材として遠心鋳造することによ
つて製造されるものが最も多い。 〔考案が解決しようとする課題〕 しかしながら、前記Co−Cr合金を遠心鋳造す
ることによつて製造される義歯用圧印床は人体と
の親和性に不満が残り、また遠心鋳造によつて製
造されるために高価であり、製造能率も低いとい
う問題があつた。チタン合金の人体との親和性は
極めて優れており、炎症、過敏性、アレルギー、
組織拒絶反応を起す原因となることがなく、血液
と接触しても血液を凝固させることがなく、チタ
ン合金材の上にまで細胞が再生したり、骨が成長
してくるとさえいわれている。このようなチタン
合金板をプレス成形して義歯用圧印床を製造する
ことができれば、極めて安価な義歯用圧印床が得
られることは明らかであるが、チタン合金板を義
歯用圧印床にプレス成形することが困難であると
いう問題があつたために、このような義歯用圧印
床製造方法は重視されなかつた。 〔課題を解決するための手段〕 本考案はチタン合金板を義歯用圧印床にプレス
成形することを可能ならしめ、上記課題を解決す
る手段を提供するものであつて、成形容器と、該
成形容器を収容する加熱炉と該加熱炉の上方より
該加熱炉に貫挿され、該加熱炉内に収容された前
記成形容器の蓋を容器本体に押圧する押圧具と、
前記成形容器を前記加熱炉に出入せしめるための
移送具とからなり、前記成形容器には歯型が収容
されるとともに、上部に不活性ガス送給管を、底
部に排気管が配設され、前記加熱炉には送風管と
排風管とが配設されてなるチタン合金義歯用圧印
床製造装置、および前記移送具が前記成形容器を
載上し、案内板上を摺動するテーブル上に設けた
台座と、前記加熱炉の扉の外側に設けられ、前記
テーブルを支持するための昇降可能の回動輪とを
もつて構成されるチタン合金義歯用圧印床製造装
置および前記成形容器が前記台座上に回動可能に
設けられてなる前記チタン合金義歯用圧印床製造
装置をその要旨とする。 ここに歯型とは可塑状態の石膏やプラスチツク
材をもつて歯の形を印象した後、多孔質の物体に
固化したものをいう。不活性ガスとはアルゴン、
ヘリウム等のガスをいう。 本考案を図にもとづいて説明する。 第1図は本考案の一実施の態様を示す図であつ
て、同図イはその全体配置断面図、同図ロは成形
容器の断面図、同図ハは移送具の正面図、同図ニ
は同図ハの側面図、同図ホは同図ハにおいて成形
容器を台座上に倒立せしめた状態を示す図であ
る。本実施の態様は成形容器1とこれを収容する
加熱炉2と該加熱炉2の上方より加熱炉2内に貫
挿され、加熱炉2内に収容された成形容器1の蓋
11を容器本体12に押圧する押圧具3と、成形
容器1を加熱炉2に出入せしめた移送具4とをも
つて構成され、成形容器1の容器本体12の底部
にはスペーサ121を介して多孔質の物質である
石膏の歯型13が収容されるとともに上部に不活
性ガス送給管14が、底部に排気管15が配設さ
れ、加熱炉2には送風管21と排風管22が配設
される。成形容器1の蓋11の容器本体12との
接触面に溝設された溝には耐熱Oリング111が
挿設される。前記押圧具2の押圧棒31はシリン
ダ32によつて昇降駆動され、必要に応じて成形
容器1を加熱炉2の底部より支持する支持台33
が設けられる。移送具4は成形容器1を載上し、
案内板41,41を摺動するテーブル42上に設
けた台座43と、加熱炉2の扉23の外側に設け
られ、テーブル42を支持するための昇降可能の
回動輪44,44とをもつて構成される。成形容
器1は底部を円筒状に、台座43は成形容器1の
円筒状の底部を回動可能に支承する形状に構成さ
れる。 〔作用〕 上記のような構成をもつ本考案装置を用いてチ
タン合金義歯用圧印床を成形するには、素材であ
るチタン合金板5を成形容器1の容器本体11と
蓋12との間に配位せしめるとともに加熱炉2内
の支持台33上方に配置した後、押圧具3のシリ
ンダ32を駆動して、押圧棒31を下降せしめて
成形容器1の蓋12を容器本体11上に押圧し、
成形容器1を気密に保持する。しかる後加熱炉2
の扉23を閉止するとともに加熱炉2の熱源(図
示せず)を起動し、昇温するとともに、不活性ガ
ス送給管14より、高圧のアルゴンガスを成形容
器1の上部より導入し、同時に、真空ポンプ(図
示せず)に接続された排気管15により成形容器
1の底部を真空にする。かくすることによりチタ
ン合金板5は漸次加熱軟化されるとともに、成形
容器1の上方から導入されてアルゴンガスによる
上方からの加圧力と、真空になされるチタン合金
板5の下方への吸引力とによつて漸次下方へ変形
し、歯型13に密着し、歯型13に沿つた形に成
形される。該成形が十分になされた後、加熱炉2
の熱源を遮断し、送風管21ならびに排風管22
のそれぞれダンパ(図示せず)を開放するととも
に送風機(図示せず)に接続された送風管21よ
り冷風を加熱炉2内に送入すると同時に加熱炉2
内の高温の空気を排風管22より排出することに
より成形容器1を冷却する。該冷却の間において
も成形容器1内へのアルゴンガスの送給が行わ
【表】
〔考案の効果〕
本考案においては、素材であるチタン合金板が
密閉された成形容器内においてチタン合金板の上
方に導入される不活性ガスの上方からの加圧力
と、チタン合金板の下方が真空になされることに
よる下方への吸引力とによつて漸次下方へ変形
し、歯型に密着し、歯型に沿つた形に成形される
から、雰囲気調整のなされない通常の炉中でも素
材であるチタン合金板が酸化されることなく加熱
軟化された状態で各部が無理のない変形によつて
義歯用圧印床に成形される。このようにして成形
された義歯用圧印床は板厚のバラツキが少なく、
高精度のものが得られる。また成形容器は蓋が容
器本体に対して加熱炉内に貫挿され、加熱炉外の
シリンダによつて駆動される押圧具によつて押圧
されるように構成されたから、唯1個の耐熱Oリ
ングをもつて十分な気密性が得られ、従つて耐久
性が極めて優れている。更に、加熱炉は送風管な
らびに排風管が配設され、チタン合金板を義歯用
圧印床に成形した後に成形容器を強制的に冷却可
能に構成されたから生産能率が極めて高い等の著
効が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施の態様を示す図であつ
て、同図イはその全体配置断面図、同図ロは成形
容器の断面図、同図ハは移送具の正面図、同図ニ
は同図ロの側面図、同図ホは同図ハにおいて成形
容器を台座上に倒立せしめた状態を示す図であ
る。第2図は義歯用圧印床を説明する図で、イは
平面図、ロはA−A線断面図である。 1……成形容器、11……蓋、111……耐熱
Oリング、12……容器本体、121……スペー
サ、13……歯型、14……不活性ガス送給管、
15……排気管、2……加熱炉、21……送風
管、22……排風管、23……扉、3……押圧
具、31……押圧棒、32……シリンダ、33…
…支持台、4……移送具、41……案内板、42
……テーブル、43……台座、44……回動輪。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 成形容器と該成形容器を収容するための加熱
    炉と該加熱炉の上方より該加熱炉内に貫挿さ
    れ、該加熱炉内に収容された前記成形容器の蓋
    を容器本体に押圧する押圧具と、前記成形容器
    を前記加熱炉に出入せしめるための移送具とか
    らなり、前記成形容器には歯型が収容されると
    ともに、上部に不活性ガス送給管が、底部に排
    気管が配設され、前記加熱炉には送風管と排風
    管とが配設されてなるチタン合金義歯用圧印床
    製造装置。 (2) 前記移送具が前記成形容器を載上し、案内板
    上を摺動するテーブル上に設けた台座と前記加
    熱炉の扉の外側に設けられ、前記テーブルを支
    持するための昇降可能の回動輪とをもつて構成
    される実用新案登録第1項記載のチタン合金義
    歯用圧印床製造装置。 (3) 前記成形容器が前記台座上に回動可能に設け
    られてなる実用新案登録請求の範囲第1項記載
    のチタン合金義歯用圧印床製造装置。
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JPH01112811U JPH01112811U (ja) 1989-07-28
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