JPH05175233A - 液晶装置の製造方法 - Google Patents

液晶装置の製造方法

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JPH05175233A
JPH05175233A JP34350191A JP34350191A JPH05175233A JP H05175233 A JPH05175233 A JP H05175233A JP 34350191 A JP34350191 A JP 34350191A JP 34350191 A JP34350191 A JP 34350191A JP H05175233 A JPH05175233 A JP H05175233A
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紀雄 長廣
Tsutomu Tanaka
田中  勉
Kenichi Yanai
健一 梁井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、制御素子として薄膜トランジスタを
有する液晶装置の製造方法に関し、寄生容量を低減して
液晶装置の高速化を図ることが可能な液晶装置の製造方
法を提供することを目的とする。 【構成】透明基板21上の遮光膜22をマスクとしてチ
ャネル領域層を形成すべき領域に選択的に第1のパター
ン形成膜24aを形成するとともに、第1の露光マスク2
5を用いて第2のパターン形成膜24bを形成する工程
と、リフトオフにより第1の導電体膜39からなるソー
ス電極30等を形成する工程と、遮光膜22をマスクと
して第3のパターン形成膜37aを形成するとともに、第
2の露光マスクを用いてゲートバスラインを形成すべき
領域の第2の導電体膜36上に第4のパターン形成膜37
bを形成する工程と、第3及び第4のパターン形成膜37
a,37bをマスクとして第2の導電体膜37bをエッチン
グ・除去し、ゲート電極36a等を形成する工程とを含み
構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (目次) ・産業上の利用分野 ・従来の技術(図8〜図10) ・発明が解決しようとする課題 ・課題を解決するための手段 ・作用 ・実施例(図1〜図7) ・発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶装置の製造方法に
関し、更に詳しく言えば、制御素子として薄膜トランジ
スタ(TFT)を有する液晶装置(LCD)の製造方法
に関する。
【0003】
【従来の技術】図8(a)〜(c),図9(d)〜
(f),図10(g),(h)は、従来例のTFTアク
ティブマトリクスLCDの製造方法について説明する断
面図である。
【0004】まず、図8(a)に示すように、透明基板
1上の、薄膜トランジスタ(TFT)のチャネル層を形
成すべき領域に、このチャネル層に液晶装置の駆動のた
めのバックライト光が当たらないように遮光膜2を選択
的に形成する。このとき、遮光膜2の幅は、位置合わせ
マージンを考慮して形成されるチャネル領域層の幅より
も大きめに形成しておく。次いで、遮光膜2を被覆して
絶縁膜3を形成する。続いて、絶縁膜3上に加熱処理に
より感光反応が逆転するレジスト膜4を形成する。この
従来例では、加熱処理により感光反応がネガタイプから
ポジタイプに変化するレジスト膜4を用いる。次いで、
露光マスク5aを用いて、画素電極,ソース電極及びド
レイン電極を形成すべき領域以外の領域のレジスト膜4
を選択的に露光する(図8(b))。
【0005】次に、加熱処理を行い、レジスト膜4の感
光反応をポジタイプに逆転させた(図8(c))後、続
いて、別の露光マスク5bを用いて遮光膜2の上方の、
TFTのチャネル層を形成すべき帯状の領域以外の領域
のレジスト膜4を選択的に露光する(図9(d))。
【0006】次いで、レジスト膜4の現像を行うと、画
素電極,ソース電極及びドレイン電極を形成すべき領域
以外の領域及びチャネル領域層を形成すべき領域にレジ
ストパターン4aが形成される(図9(e))。続い
て、画素電極となるITO膜6/リンをドープしたアモ
ルファスシリコン(n+ a−Si)膜7を全面に形成す
る(図9(f))。
【0007】次に、残存するレジストパターン4aを除
去すると、画素電極,ソース電極及びドレイン電極を形
成すべき領域以外の領域及びチャネル領域層を形成すべ
き領域のITO膜6/n+a−Si膜7がレジストパタ
ーン4aとともにリフトオフにより除去され、チャネル
領域層を形成すべき領域を除く、画素電極及びソース電
極を形成すべき領域とドレイン電極を形成すべき領域と
にそれぞれITO膜6a/n+ a−Si膜7aと、IT
O膜6b/n+ a−Si膜7bとが残存する。続いて、
全面に半導体層及びゲート絶縁膜の一部となる第1の絶
縁膜を形成する。
【0008】次いで、第1の絶縁膜,半導体層及びn+
a−Si膜7a,7bを選択的にエッチングして、IT
O膜6aからなる画素電極10と、画素電極10と接続
するITO膜6a及びn+ a−Si膜7cからなるソー
ス電極11と、TFTのチャネル層を形成すべき帯状の
領域を挟んでソース電極11と対向するITO膜6b及
びn+ a−Si膜7dからなるドレイン電極12とを形
成するとともに、対向するソース電極11及びドレイン
電極12との間が橋渡しされるように半導体層8,第1
の絶縁膜14aを残存する。これにより、ソース電極11
上の半導体層がソース領域層8aとなり、ドレイン電極
12上の半導体層がドレイン領域層8bとなり、ソース
電極11及びドレイン電極12との間の半導体層がチャ
ネル領域層8cとなっている一のTFTが完成する。
【0009】次いで、一のTFTのドレイン電極12及
び不図示の他のTFTのドレイン電極12を互いに接続
するドレインバスライン13を形成した後、ゲート絶縁
膜の一部となる第2の絶縁膜14bを形成する。続いて、
第2の絶縁膜14b上にゲート電極となる導電体膜15を
形成した後、導電体膜15上にレジスト膜16を形成す
る。
【0010】次に、露光マスクを用いてレジスト膜16
を選択的に露光した(図10(g))後、レジスト膜1
6を現像して、チャネル領域層8cの上方の、ゲート電
極を形成すべき領域にレジストパターン16aを形成す
る。このとき、レジストパターン16aの幅は、位置合わ
せマージンを考慮して形成されるチャネル領域層8cの
幅よりも大きめに形成しておく。次いで、レジストパタ
ーン16aをマスクとして導電体膜15を選択的にエッチ
ング・除去し、ゲート電極15aを形成する(図10
(h))。その後、全面に不図示の液晶膜を形成する
と、液晶装置が完成する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の製造
方法によれば、図10(g)に示すように、露光マスク
5cを用いてレジスト膜16を選択的に露光・現像し
て、チャネル領域層8cの上方の、ゲート電極15aを形
成するためのマスクとなるレジストパターン16aを形成
する際、ホト工程における位置合わせマージンを考慮し
て、レジストパターン16aの幅をチャネル領域層8cの
幅よりも大きめに形成している。このため、形成された
ゲート電極15aと、チャネル領域層8cに隣接するソー
ス電極11及びドレイン電極12との間で相当の重なり
が生じ、その結果、寄生容量が増大し、液晶装置の高速
化の妨げになるという問題がある。
【0012】本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑み
て創作されたものであり、寄生容量を低減して液晶装置
の高速化を図ることが可能な液晶装置の製造方法を提供
することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題は、第1に、透
明基板上に遮光膜を選択的に形成した後、絶縁膜を形成
する工程と、前記遮光膜をマスクとするホトリソグラフ
ィー法により、前記遮光膜の上方の絶縁膜上であって、
前記ソース電極及びドレイン電極を形成すべき領域の間
のチャネル領域層を形成すべき領域に選択的に第1のパ
ターン形成膜を形成するとともに、第1の露光マスクを
用いたホトリソグラフィー法により、前記絶縁膜上であ
って、画素電極,ソース電極及びドレイン電極を形成す
べき領域以外の領域に選択的に第2のパターン形成膜を
形成する工程と、前記第1及び第2のパターン形成膜を
介して前記絶縁膜上に露光光を透過する第1の導電体膜
を形成する工程と、前記第1及び第2のパターン形成膜
を除去して、リフトオフにより前記第1の導電体膜から
なる画素電極,ソース電極及びドレイン電極を形成する
工程と、前記ソース電極及びドレイン電極を橋渡しする
ように選択的に半導体層及び第1のゲート絶縁膜を形成
するとともに、前記ドレイン電極と接続するドレインバ
スラインを形成する工程と、前記第1のゲート絶縁膜上
に第2のゲート絶縁膜と露光光を透過する第2の導電体
膜とを順次形成する工程と、前記遮光膜をマスクとする
ホトリソグラフィー法により前記遮光膜の上方の第2の
導電体膜上に第3のパターン形成膜を形成するととも
に、第2の露光マスクを用いたホトリソグラフィー法に
より、ゲートバスラインを形成すべき領域の第2の導電
体膜上に第4のパターン形成膜を形成する工程と、前記
第3及び第4のパターン形成膜をマスクとして前記第2
の導電体膜をエッチング・除去し、前記第2のゲート絶
縁膜上に前記第2の導電体膜からなるゲート電極及び該
ゲート電極と接続するゲートバスラインを形成する工程
とを有する液晶装置の製造方法によって達成され、第2
に、前記第1及び第2のパターン形成膜を形成する工程
においては、加熱処理により感光反応形式がネガタイプ
とポジタイプとの間で逆転する第1の感光性膜を前記絶
縁膜上に形成する工程と、前記透明基板と反対側の表面
側から、画素電極,ソース電極,ドレイン電極及び遮光
膜の上方であってソース電極とドレイン電極との間のチ
ャネル領域層を形成すべき領域以外の領域の第1の感光
性膜に選択的に露光光を照射した後、加熱処理して前記
第1の感光性膜の感光反応形式を逆転する工程と、前記
遮光膜をマスクとして前記透明基板側から前記第1の感
光性膜に選択的に露光光を照射した後、前記第1の感光
性膜を現像し、前記絶縁膜上であって、前記遮光膜の上
方のチャネル領域層を形成すべき領域と、前記画素電
極,ソース電極及びドレイン電極を形成すべき領域以外
の領域とにそれぞれ第1及び第2のパターン形成膜を形
成する工程とを含むことを特徴とする第1の発明に記載
の液晶装置の製造方法によって達成され、第3に、前記
第3及び第4のパターン形成膜を形成する工程において
は、前記第2の導電体膜上に加熱処理により感光反応形
式がネガタイプとポジタイプとの間で逆転する第2の感
光性膜を形成する工程と、前記ゲートバスラインを形成
すべき領域の第2の感光性膜に選択的に露光光を照射し
た後、加熱処理して前記第2の感光性膜の感光反応形式
を逆転する工程と、前記ドレインバスライン上方の領域
に選択的に露光光を照射するとともに、前記遮光膜をマ
スクとして前記透明基板側から前記第2の感光性膜に選
択的に露光光を照射した後、前記第2の感光性膜を現像
し、前記第2の導電体膜上であって、前記遮光膜の上方
のゲート電極を形成すべき領域、及び前記ゲートバスラ
インを形成すべき領域にそれぞれ第3及び第4のパター
ン形成膜を形成する工程とを含むことを特徴とする第1
又は第2の発明に記載の液晶装置の製造方法によって達
成され、第4に、前記ドレインバスラインはAl膜等の
遮光性の導電体膜であることを特徴とする第3の発明に
記載の液晶装置の製造方法によって達成され、第5に、
前記第1の導電体膜はITO膜/n+ a−Si膜の2層
の導電体膜であり、前記第2の導電体膜はITO膜であ
り、前記第1及び第2のゲート絶縁膜はシリコン窒化膜
であることを特徴とする第1〜第4の発明のいずれかに
記載の液晶装置の製造方法によって達成される。
【0014】
【作 用】本発明の液晶装置の製造方法においては、透
明基板上の遮光膜をマスクとするホトリソグラフィー法
によりソース電極及びドレイン電極を形成すべき領域の
間のチャネル領域層を形成すべき領域を形成し、かつ同
じ遮光膜をマスクとするホトリソグラフィー法によりゲ
ート電極を形成している。従って、チャネル領域層の両
側のソース電極及びドレイン電極とゲート電極とは自己
整合されるので、これらの間の重なりを必要最小限に少
なくすることができる。これにより、電極間の浮遊容量
の低減を図ることができる。
【0015】また、感光反応形式がネガタイプとポジタ
イプとの間で逆転する感光性膜を用い、表面からの露光
及び裏面の透明基板側からの遮光膜を介した露光を組み
合わせたホトリソグラフィー法、及びリフトオフ法によ
り、一回の感光性膜の形成だけで、ゲート電極と自己整
合されるチャネル領域層を挟んで対向するソース電極及
びドレイン電極と画素電極とを形成しているので、工程
の簡略化を図ることができる。
【0016】更に、感光反応形式がネガタイプとポジタ
イプとの間で逆転する感光性膜を用い、表面からの露光
及び裏面の透明基板側からの遮光膜を介した露光を組み
合わせたホトリソグラフィー法により、一回の感光性膜
の形成だけで、チャネル領域層と自己整合されたゲート
電極及びこのゲート電極と接続するゲートバスラインを
形成しているので、上記と同様に、工程の簡略化を図る
ことができる。また、ドレインバスライン等の遮光性の
導電体膜を含み、裏面からの露光が妨げられるような場
合でも、予めこの部分を表面から露光しておくことによ
り、一回の感光性膜の形成だけで、チャネル領域層と自
己整合されたゲート電極及びこのゲート電極と接続する
ゲートバスラインを形成しているので、上記と同様に、
工程の簡略化を図ることができる。
【0017】
【実施例】次に、図面を参照しながら本発明の実施例に
ついて説明する。図1(a)〜図7(q)は、本発明の
実施例の制御素子としてスタガ型の薄膜トランジスタ
(TFT)を有する液晶装置(LCD)の製造方法につ
いて説明する図である。なお、図1(a)〜図2
(d),図3(f)〜図4(k),図6(n),図7
(p)は断面図、図2(e),図5(l),(m),図
6(o),図7(q)は上面図で、図2(e)のA−A
線断面図を図2(d)に、図6(o)のB−B線断面図
を図6(n)に、図7(q)のC−C線断面図を図7
(p)に示す。
【0018】まず、図1(a)に示すように、TFTの
チャネル領域層に液晶装置の駆動のためのバックライト
光が当たらないように、合成石英からなる透明基板21
上の、薄膜トランジスタ(TFT)のチャネル領域層を
形成すべき領域を含む領域に、膜厚約600Åのクロム
(Cr)膜からなる遮光膜22を選択的に形成する。こ
のとき、遮光膜22の幅は、形成されるチャネル領域層
の幅とほぼ同じ大きさに形成しておく。続いて、遮光膜
22を被覆して膜厚約5000ÅのSiO2膜からなる絶縁膜2
3を形成する。
【0019】次いで、加熱処理により感光反応形式がネ
ガタイプからポジタイプに変化するレジスト膜(第1の
感光性膜)24を絶縁膜23上に形成した後、画素電
極,ソース電極,ドレイン電極及びソース電極とドレイ
ン電極との間のチャネル領域層を形成すべき領域以外の
領域のレジスト膜24を露光マスク(第1の露光マス
ク)25を用いて選択的に露光する(図1(b))。
【0020】次に、温度120℃,時間10分の条件で
加熱処理を行い、レジスト膜24の感光反応形式をネガ
タイプからポジタイプに変化させる(図1(c))。次
いで、遮光膜22をマスクとして、透明基板21の側か
ら遮光膜22の上方の、TFTのチャネル領域層を形成
すべき帯状の領域のレジスト膜24を選択的に露光す
る。このとき、多少、過剰気味に露光を行うことによ
り、遮光膜22上の非露光部26cの幅が遮光膜22の幅
よりも狭くなるようにする(図2(d),(e))。
【0021】次に、レジスト膜24を現像すると、ネガ
タイプのレジスト膜として露光光の照射された領域26b
と、ポジタイプのレジスト膜として露光光の照射されて
いない領域26cのレジスト膜が残存する。即ち、ソース
電極とドレイン電極との間のチャネル領域層を形成すべ
き領域と、画素電極,ソース電極及びドレイン電極を形
成すべき領域以外の領域とにそれぞれレジストパターン
(第1のパターン形成膜)24a及びレジストパターン
(第2のパターン形成膜)24bが形成される(図3
(f))。
【0022】次いで、画素電極となる膜厚約500Åの
ITO膜27をスパッタ法により、リンをドープした膜
厚約300Åのn+型のa−Si膜(n+ a−Si膜)
28をプラズマCVD法により順次全面に形成する。な
お、ITO膜27及びn+ a−Si膜28の2層の導電
体膜が第1の導電体膜39を構成する(図3(g))。
【0023】次に、残存するレジストパターン24a,24
bを除去すると、画素電極,ソース電極及びドレイン電
極を形成すべき領域以外のITO膜27/n+ a−Si
膜28がレジストパターン24a,24bとともにリフトオ
フにより除去され、ITO膜27a/n+ a−Si膜28a
の2層の導電体膜が画素電極,ソース電極を形成すべき
領域に残存するとともに、ITO膜27b/n+ a−Si
膜28bの2層の導電体膜がドレイン電極を形成すべき領
域に残存する(図3(h))。
【0024】次いで、全面に膜厚約200Åのa−Si
からなる半導体層及びゲート絶縁膜の一部となる膜厚約
500ÅのSiN膜からなる絶縁膜をプラズマCVD法
により順次形成する。続いて、絶縁膜,半導体層及びn
+ a−Si膜28a,28bを選択的にエッチングして、I
TO膜27aからなる画素電極29と、画素電極29と接
続するITO膜27a/n+ a−Si膜28cからなるソー
ス電極30と、TFTのチャネル領域層を形成すべき帯
状の領域を挟んでソース電極30と対向するITO膜27
b/n+ a−Si膜28dからなるドレイン電極31とを
形成するとともに、対向するソース電極30及びドレイ
ン電極31との間が橋渡しされるように半導体層32,
第1のゲート絶縁膜33を残存する。これにより、ソー
ス電極30上の半導体層がソース領域層32aとなり、ド
レイン電極31上の半導体層がドレイン領域層32bとな
り、ソース電極30及びドレイン電極31との間の半導
体層がチャネル領域層32cとなっている一のTFTが完
成する。
【0025】次に、一のTFTのドレイン電極31及び
不図示の他のTFTのドレイン電極を互いに接続するド
レインバスライン34を形成した(図4(i))後、ゲ
ート絶縁膜の一部となる膜厚約3000ÅのSiN膜からな
る第2のゲート絶縁膜35を形成する。
【0026】次いで、第2のゲート絶縁膜35上にゲー
ト電極及びゲートバスラインとなる膜厚約3000ÅのIT
O膜(第2の導電体膜)36を形成した(図4(j))
後、加熱により感光反応のタイプがネガタイプからポジ
タイプに変化するレジスト膜(第2の感光性膜)37を
ITO膜36上に形成する(図4(k))。
【0027】次に、ゲートバスラインを形成すべき領域
のレジスト膜37を不図示の露光マスク(第2の露光マ
スク)を用いて選択的に露光する(図5(l))。続い
て、温度120℃,時間10分の条件で加熱処理を行
い、ネガタイプのレジスト膜37をポジタイプのレジス
ト膜37に変化させる。ここで、次の工程で通常に透明
基板21側から露光光を照射した場合、ドレインバスラ
イン34の影になるため、ドレインバスライン34上方
のレジスト膜37には露光光が当たらず、レジスト膜3
7を現像するとこの部分にはレジスト膜37が残存す
る。従って、次に、予めドレインバスライン34上方の
レジスト膜37を不図示の露光マスクを用いて表面側か
ら露光して、現像により除去できるようにしておく(図
5(m))。
【0028】次に、遮光膜22をマスクとして透明基板
21側よりレジスト膜37を選択的に露光した(図6
(n),(o))後、レジスト膜24を現像すると、ネ
ガタイプのレジスト膜37として露光光の照射された領
域38bと、ポジタイプのレジスト膜37として露光光の
照射されていない領域38eのレジスト膜が残存する。即
ち、チャネル領域層32cの上方の、ゲート電極を形成す
べき領域にほぼチャネル領域層32cの幅と同じ大きさの
レジストパターン(第3のパターン形成膜)37aを形成
されるとともに、ゲートバスラインを形成すべき領域に
レジストパターン(第4のパターン形成膜)37bを形成
される。
【0029】次いで、レジストパターン37a,37bをマ
スクとしてITO膜36を選択的にエッチング・除去
し、ITO膜からなるゲート電極36a及びゲートバスラ
イン36bを形成する(図7(p),(q))。その後、
全面に不図示の液晶膜を形成すると、液晶装置が完成す
る。
【0030】以上のように、本発明の実施例によれば、
同一の遮光膜22をマスクとするホトリソグラフィー法
により、ソース電極30とドレイン電極31との間のチ
ャネル領域層32cが形成される空隙と、チャネル領域層
32c上のゲート電極36aとを形成している。従って、ソ
ース電極30とドレイン電極31との間のチャネル領域
層32cの幅とゲート電極36aの幅とはほぼ等しく、かつ
共に遮光膜22の上方に位置が整合するように形成する
ことができる。このため、ソース電極30及びドレイン
電極31とゲート電極36aとの重なりは極めて少なくな
るので、TFT素子の寄生容量を小さくして、液晶装置
の高速化を図ることができる。
【0031】また、透明基板21と反対側の表面から露
光マスクを用いて選択的に露光光を照射しているが、露
光マスクを用いずに露光光を絞れる装置を用いて選択的
に露光光を照射してもよい。
【0032】
【発明の効果】以上のように、本発明の実施例によれ
ば、透明基板上の遮光膜をマスクとするホトリソグラフ
ィー法により、ソース電極及びドレイン電極を形成すべ
き領域の間のチャネル領域層を形成すべき領域を形成
し、かつ同じ遮光膜をマスクとするホトリソグラフィー
法によりゲート電極を形成している。従って、チャネル
領域層の両側のソース電極及びドレイン電極とゲート電
極とは自己整合されるので、ソース電極及びドレイン電
極とゲート電極との重なりを極めて少なくすることがで
きる。これにより、電極間の浮遊容量の低減を図ること
ができ、このため、液晶装置の高速化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のTFTアクティブマトリクス
LCDの製造方法について説明する図(その1)であ
る。
【図2】本発明の実施例のTFTアクティブマトリクス
LCDの製造方法について説明する図(その2)であ
る。
【図3】本発明の実施例のTFTアクティブマトリクス
LCDの製造方法について説明する図(その3)であ
る。
【図4】本発明の実施例のTFTアクティブマトリクス
LCDの製造方法について説明する図(その4)であ
る。
【図5】本発明の実施例のTFTアクティブマトリクス
LCDの製造方法について説明する図(その5)であ
る。
【図6】本発明の実施例のTFTアクティブマトリクス
LCDの製造方法について説明する図(その6)であ
る。
【図7】本発明の実施例のTFTアクティブマトリクス
LCDの製造方法について説明する図(その7)であ
る。
【図8】従来例のTFTアクティブマトリクスLCDの
製造方法について説明する断面図(その1)である。
【図9】従来例のTFTアクティブマトリクスLCDの
製造方法について説明する断面図(その2)である。
【図10】従来例のTFTアクティブマトリクスLCD
の製造方法について説明する断面図(その3)である。
【符号の説明】
21 透明基板、 22 遮光膜、 23 絶縁膜、 24 レジスト膜(第1の感光性膜)、 24a レジストパターン(第1のパターン形成膜)、 24b レジストパターン(第2のパターン形成膜)、 25 露光マスク(第1の露光マスク)、 26a,26c,38a,38c,38e 非露光部、 26b,26d,38b,38d 露光部、 27,27a,27b ITO膜、 28,28a,28b,28c,28d a−Si膜、 29 画素電極、 30 ソース電極、 31 ドレイン電極、 32 半導体層、 32a ソース領域層、 32b ドレイン領域層、 32c チャネル領域層、 33 第1のゲート絶縁膜、 34 ドレインバスライン、 35 第2のゲート絶縁膜、 36 ITO膜(第2の導電体膜)、 37 レジスト膜(第2の感光性膜)、 37a レジストパターン(第3のパターン形成膜)、 37b レジストパターン(第4のパターン形成膜)、 39 第1の導電体膜。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 27/12 A 8728−4M

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明基板上に遮光膜を選択的に形成した
    後、絶縁膜を形成する工程と、 前記遮光膜をマスクとするホトリソグラフィー法によ
    り、前記遮光膜の上方の絶縁膜上であって、前記ソース
    電極及びドレイン電極を形成すべき領域の間のチャネル
    領域層を形成すべき領域に選択的に第1のパターン形成
    膜を形成するとともに、第1の露光マスクを用いたホト
    リソグラフィー法により、前記絶縁膜上であって、画素
    電極,ソース電極及びドレイン電極を形成すべき領域以
    外の領域に選択的に第2のパターン形成膜を形成する工
    程と、 前記第1及び第2のパターン形成膜を介して前記絶縁膜
    上に露光光を透過する第1の導電体膜を形成する工程
    と、 前記第1及び第2のパターン形成膜を除去して、リフト
    オフにより前記第1の導電体膜からなる画素電極,ソー
    ス電極及びドレイン電極を形成する工程と、 前記ソース電極及びドレイン電極を橋渡しするように選
    択的に半導体層及び第1のゲート絶縁膜を形成するとと
    もに、前記ドレイン電極と接続するドレインバスライン
    を形成する工程と、 前記第1のゲート絶縁膜上に第2のゲート絶縁膜と露光
    光を透過する第2の導電体膜とを順次形成する工程と、 前記遮光膜をマスクとするホトリソグラフィー法により
    前記遮光膜の上方の第2の導電体膜上に第3のパターン
    形成膜を形成するとともに、第2の露光マスクを用いた
    ホトリソグラフィー法により、ゲートバスラインを形成
    すべき領域の第2の導電体膜上に第4のパターン形成膜
    を形成する工程と、 前記第3及び第4のパターン形成膜をマスクとして前記
    第2の導電体膜をエッチング・除去し、前記第2のゲー
    ト絶縁膜上に前記第2の導電体膜からなるゲート電極及
    び該ゲート電極と接続するゲートバスラインを形成する
    工程とを有する液晶装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2のパターン形成膜を形
    成する工程においては、 加熱処理により感光反応形式がネガタイプとポジタイプ
    との間で逆転する第1の感光性膜を前記絶縁膜上に形成
    する工程と、 前記透明基板と反対側の表面側から、画素電極,ソース
    電極,ドレイン電極及び遮光膜の上方であってソース電
    極とドレイン電極との間のチャネル領域層を形成すべき
    領域以外の領域の第1の感光性膜に選択的に露光光を照
    射した後、加熱処理して前記第1の感光性膜の感光反応
    形式を逆転する工程と、 前記遮光膜をマスクとして前記透明基板側から前記第1
    の感光性膜に選択的に露光光を照射した後、前記第1の
    感光性膜を現像し、前記絶縁膜上であって、前記遮光膜
    の上方のチャネル領域層を形成すべき領域と、前記画素
    電極,ソース電極及びドレイン電極を形成すべき領域以
    外の領域とにそれぞれ第1及び第2のパターン形成膜を
    形成する工程とを含むことを特徴とする請求項1記載の
    液晶装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記第3及び第4のパターン形成膜を形
    成する工程においては、 前記第2の導電体膜上に加熱処理により感光反応形式が
    ネガタイプとポジタイプとの間で逆転する第2の感光性
    膜を形成する工程と、 前記ゲートバスラインを形成すべき領域の第2の感光性
    膜に選択的に露光光を照射した後、加熱処理して前記第
    2の感光性膜の感光反応形式を逆転する工程と、 前記ドレインバスライン上方の領域に選択的に露光光を
    照射するとともに、前記遮光膜をマスクとして前記透明
    基板側から前記第2の感光性膜に選択的に露光光を照射
    した後、前記第2の感光性膜を現像し、前記第2の導電
    体膜上であって、前記遮光膜の上方のゲート電極を形成
    すべき領域、及び前記ゲートバスラインを形成すべき領
    域にそれぞれ第3及び第4のパターン形成膜を形成する
    工程とを含むことを特徴とする請求項1又は請求項2記
    載の液晶装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記ドレインバスラインはAl膜等の遮
    光性の導電体膜であることを特徴とする請求項3記載の
    液晶装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記第1の導電体膜はITO膜/n+ a
    −Si膜の2層の導電体膜であり、前記第2の導電体膜
    はITO膜であり、前記第1及び第2のゲート絶縁膜は
    シリコン窒化膜であることを特徴とする請求項1,請求
    項2,請求項3又は請求項4記載の液晶装置の製造方
    法。
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