JPH0517539A - グラフト共重合体の製造法 - Google Patents
グラフト共重合体の製造法Info
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- JPH0517539A JPH0517539A JP19608791A JP19608791A JPH0517539A JP H0517539 A JPH0517539 A JP H0517539A JP 19608791 A JP19608791 A JP 19608791A JP 19608791 A JP19608791 A JP 19608791A JP H0517539 A JPH0517539 A JP H0517539A
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- Japan
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- copolymer
- polymer
- ethylene
- olefin
- block
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- Graft Or Block Polymers (AREA)
- Other Resins Obtained By Reactions Not Involving Carbon-To-Carbon Unsaturated Bonds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 エチレンもしくは炭素数3〜12のα−オレ
フィンとジアルケニルベンゼンとの共重合体を、グラフ
ト率、グラフト効率とも高く、しかもゲルを生じること
なくアニオン重合性モノマーの重合体によりグラフト重
合させる方法である。 【構成】 エチレンもしくは炭素数3〜12のα−オレ
フィンとジアルケニルベンゼン誘導体との共重合体(ア
ルケニルベンゼン含有量0.01〜50モル%)と、ア
ニオン重合性モノマーの少なくとも一種を金属含有アニ
オン重合触媒の存在下に重合させてなる末端金属結合重
合体とを、溶媒中で前記共重合体の膨潤状態下で反応さ
せて、グラフト共重合体を製造する方法である。
フィンとジアルケニルベンゼンとの共重合体を、グラフ
ト率、グラフト効率とも高く、しかもゲルを生じること
なくアニオン重合性モノマーの重合体によりグラフト重
合させる方法である。 【構成】 エチレンもしくは炭素数3〜12のα−オレ
フィンとジアルケニルベンゼン誘導体との共重合体(ア
ルケニルベンゼン含有量0.01〜50モル%)と、ア
ニオン重合性モノマーの少なくとも一種を金属含有アニ
オン重合触媒の存在下に重合させてなる末端金属結合重
合体とを、溶媒中で前記共重合体の膨潤状態下で反応さ
せて、グラフト共重合体を製造する方法である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エチレンもしくはα−
オレフィンと特定のジアルケニルベンゼンとからなる共
重合体と、特定のリビングアニオン重合性モノマーから
誘導されたポリマーとからなるグラフト共重合体の製造
法に関する。グラフト共重合体は、それ自体が優れた物
性を有する熱可塑性樹脂であると同時に優れた樹脂用改
質材および樹脂用相溶化剤である。
オレフィンと特定のジアルケニルベンゼンとからなる共
重合体と、特定のリビングアニオン重合性モノマーから
誘導されたポリマーとからなるグラフト共重合体の製造
法に関する。グラフト共重合体は、それ自体が優れた物
性を有する熱可塑性樹脂であると同時に優れた樹脂用改
質材および樹脂用相溶化剤である。
【0002】
【従来の技術】ポリオレフィンへ無水マレイン酸やアク
リル酸等のラジカル重合性モノマーをグラフト重合させ
る技術は古くから数多く試みられており、例えば特開昭
49−55790号公報、同50−32287号公報等
が知られている。しかし、一般にラジカルグラフト重合
法はグラフト率やグラフト効率が十分に高くなく、多く
の場合有機過酸化物などのラジカル重合開始剤が使用さ
れるので、グラフトされるべき幹ポリマーの分子切断や
架橋反応が生じやすく、目的のグラフト共重合体を効率
よく得ることができない。
リル酸等のラジカル重合性モノマーをグラフト重合させ
る技術は古くから数多く試みられており、例えば特開昭
49−55790号公報、同50−32287号公報等
が知られている。しかし、一般にラジカルグラフト重合
法はグラフト率やグラフト効率が十分に高くなく、多く
の場合有機過酸化物などのラジカル重合開始剤が使用さ
れるので、グラフトされるべき幹ポリマーの分子切断や
架橋反応が生じやすく、目的のグラフト共重合体を効率
よく得ることができない。
【0003】一方、α−オレフィンのリビング重合能を
有する特定のバナジウム系チーグラー・ナッタ型触媒を
用い、そのリビングポリオレフィンの活性末端にラジカ
ル基を形成させてメチルメタクリレートを重合させる事
によりα−オレフィンとメチルメタクリレートのブロッ
ク共重合体を製造する方法(Makromol. Chem. 186,
11,1985)、また同じくそのリビングポリオレフ
ィンの活性末端へハロゲンを付加し、このものとリビン
グポリスチリルリチウムとのカップリング反応によりα
−オレフィンとスチレンのブロック共重合体を得る方法
(C. C. Price編 "Coordination Polymerization" , Pl
enum Pub. New York , 1983,P.246)があ
る。さらに、上記と類似した方法として、いわゆるカミ
ンスキー型チーグラー・ナッタ型触媒で得られるポリオ
レフィンの末端二重結合へハロゲンを付加させ、それと
リビングポリスチリルリチウムとのカップリング反応に
よりα−オレフィンとスチレンのブロック共重合体を得
る方法(特開昭62−158709号公報)がある。
有する特定のバナジウム系チーグラー・ナッタ型触媒を
用い、そのリビングポリオレフィンの活性末端にラジカ
ル基を形成させてメチルメタクリレートを重合させる事
によりα−オレフィンとメチルメタクリレートのブロッ
ク共重合体を製造する方法(Makromol. Chem. 186,
11,1985)、また同じくそのリビングポリオレフ
ィンの活性末端へハロゲンを付加し、このものとリビン
グポリスチリルリチウムとのカップリング反応によりα
−オレフィンとスチレンのブロック共重合体を得る方法
(C. C. Price編 "Coordination Polymerization" , Pl
enum Pub. New York , 1983,P.246)があ
る。さらに、上記と類似した方法として、いわゆるカミ
ンスキー型チーグラー・ナッタ型触媒で得られるポリオ
レフィンの末端二重結合へハロゲンを付加させ、それと
リビングポリスチリルリチウムとのカップリング反応に
よりα−オレフィンとスチレンのブロック共重合体を得
る方法(特開昭62−158709号公報)がある。
【0004】しかし、これらの方法は、特定の特殊なチ
ーグラー・ナッタ型触媒を用いてα−オレフィンを重合
させるものであるため、製造されるポリオレフィンの連
鎖ブロック部分はポリマー構造が特殊化されてしまう。
従って、これらの方法により得られるブロック共重合体
の用途は限られたものになるのが避け難い。また、アニ
オン重合活性点とチーグラー・ナッタ型重合活性点との
いわゆる活性点変換法により、ポリオレフィンとポリス
チレン、ポリブタジエンとのブロック共重合体を得る方
法(特開昭60−20918号公報、Eur. Polym. J.1
7,1175,1981.、Makromol. Chem. 181,
1815,1980)がある。しかし、これらの方法は
活性点変換効率が低いことによる触媒活性の低下および
ブロック効率の低下、また目的とする制御された分子量
を有する共重合体を得ることが難しいこと、などの種々
の問題点を有している。
ーグラー・ナッタ型触媒を用いてα−オレフィンを重合
させるものであるため、製造されるポリオレフィンの連
鎖ブロック部分はポリマー構造が特殊化されてしまう。
従って、これらの方法により得られるブロック共重合体
の用途は限られたものになるのが避け難い。また、アニ
オン重合活性点とチーグラー・ナッタ型重合活性点との
いわゆる活性点変換法により、ポリオレフィンとポリス
チレン、ポリブタジエンとのブロック共重合体を得る方
法(特開昭60−20918号公報、Eur. Polym. J.1
7,1175,1981.、Makromol. Chem. 181,
1815,1980)がある。しかし、これらの方法は
活性点変換効率が低いことによる触媒活性の低下および
ブロック効率の低下、また目的とする制御された分子量
を有する共重合体を得ることが難しいこと、などの種々
の問題点を有している。
【0005】またエチレンもしくはα−オレフィンと特
定のジアルケニルベンゼンの共重合体にラジカル重合性
モノマーをグラフトさせるか(特開平1−123811
号公報)、もしくはアニオン重合開始剤を用いてアニオ
ン重合性モノマーをグラフトさせる方法(特開平1−1
18510)があるが、ともにグラフト共重合体の合成
時にグラフト共重合体とともに溶媒不用のゲルが生成
し、グラフト共重合体を効率よく生成できない上、グラ
フト共重合体の物性(光沢、耐衝撃性)に悪影響を与え
る。またエチレンもしくはα−オレフィンと特定のジア
ルケニルベンゼンの共重合体の存在下でモノマーを重合
させる為、アニオン重合開始剤を用いてさえもグラフト
される枝のポリマーの分子量分布は広くなってしまい、
グラフト共重合体の枝成分の構造の充分に規制されたグ
ラフト共重合体が得られない。
定のジアルケニルベンゼンの共重合体にラジカル重合性
モノマーをグラフトさせるか(特開平1−123811
号公報)、もしくはアニオン重合開始剤を用いてアニオ
ン重合性モノマーをグラフトさせる方法(特開平1−1
18510)があるが、ともにグラフト共重合体の合成
時にグラフト共重合体とともに溶媒不用のゲルが生成
し、グラフト共重合体を効率よく生成できない上、グラ
フト共重合体の物性(光沢、耐衝撃性)に悪影響を与え
る。またエチレンもしくはα−オレフィンと特定のジア
ルケニルベンゼンの共重合体の存在下でモノマーを重合
させる為、アニオン重合開始剤を用いてさえもグラフト
される枝のポリマーの分子量分布は広くなってしまい、
グラフト共重合体の枝成分の構造の充分に規制されたグ
ラフト共重合体が得られない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこれらの問題
点に解決を与えることを目的とするものであって、エチ
レンもしくはα−オレフィンと特定のジアルケニルベン
ゼンとの共重合体に、あらかじめ金属含有アニオン重合
触媒の存在下にアニオン重合性モノマーの少なくとも一
種を重合させてなる分子量及び分子量分布の規制された
末端金属結合重合体とをエチレンもしくはα−オレフィ
ンと特定のジアルケニルベンゼン共重合体の膨潤状態で
反応させることにより、この目的を達成しようとするも
のである。
点に解決を与えることを目的とするものであって、エチ
レンもしくはα−オレフィンと特定のジアルケニルベン
ゼンとの共重合体に、あらかじめ金属含有アニオン重合
触媒の存在下にアニオン重合性モノマーの少なくとも一
種を重合させてなる分子量及び分子量分布の規制された
末端金属結合重合体とをエチレンもしくはα−オレフィ
ンと特定のジアルケニルベンゼン共重合体の膨潤状態で
反応させることにより、この目的を達成しようとするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は
(イ)エチレンもしくは炭素数3〜12のα−オレフィ
ンの少なくとも一種と、下記の式(1)で表されるジア
ルケニルベンゼンの少なくとも一種とからなり、該ジア
ルケニルベンゼンの含量が0.01〜50モル%である
共重合体と (ロ)金属含有アニオン重合触媒の存在下にアニオン重
合性モノマーの少なくとも一種を重合させてなる末端金
属結合重合体とを、溶媒中で(イ)の共重合体の膨潤状
態で反応させることを特徴とする、グラフト共重合体の
製造法である。
(イ)エチレンもしくは炭素数3〜12のα−オレフィ
ンの少なくとも一種と、下記の式(1)で表されるジア
ルケニルベンゼンの少なくとも一種とからなり、該ジア
ルケニルベンゼンの含量が0.01〜50モル%である
共重合体と (ロ)金属含有アニオン重合触媒の存在下にアニオン重
合性モノマーの少なくとも一種を重合させてなる末端金
属結合重合体とを、溶媒中で(イ)の共重合体の膨潤状
態で反応させることを特徴とする、グラフト共重合体の
製造法である。
【化1】 (R1 =水素またはメチル基、R2 =炭素1〜6の炭化
水素残基、n=0または1)
水素残基、n=0または1)
【0008】本発明によるグラフト共重合体の製造法は
側鎖形成開始点として特定のジアルケニルベンゼンの未
反応の不飽和基を使用した事、グラフト共重合体の枝と
してアニオン重合触媒により重合された末端金属結合重
合体を用いる事、そしてグラフト反応をジアルケニルベ
ンゼンを含む共重合体の膨潤状態で行う事により複雑な
操作及び反応を含む後処理を必要とすることもなく、分
子量及び分子量分布の規制されたグラフト体の枝を、グ
ラフト率、グラフト効率とも高く、しかもゲル等を生じ
ることなくポリα−オレフィンとしての特性を失うこと
なくグラフト変性されたポリα−オレフィンを形成させ
ることができる。
側鎖形成開始点として特定のジアルケニルベンゼンの未
反応の不飽和基を使用した事、グラフト共重合体の枝と
してアニオン重合触媒により重合された末端金属結合重
合体を用いる事、そしてグラフト反応をジアルケニルベ
ンゼンを含む共重合体の膨潤状態で行う事により複雑な
操作及び反応を含む後処理を必要とすることもなく、分
子量及び分子量分布の規制されたグラフト体の枝を、グ
ラフト率、グラフト効率とも高く、しかもゲル等を生じ
ることなくポリα−オレフィンとしての特性を失うこと
なくグラフト変性されたポリα−オレフィンを形成させ
ることができる。
【0009】以下、本発明の製造法について詳細に説明
する。 <「幹」共重合体>本発明で「幹」共重合体として使用
されるのはエチレンもしくは炭素数3〜12のα−オレ
フィンと上記式(1)で示されるジアルケニルベンゼン
との共重合体であって、ジアルケニルベンゼン(1)の
含量が0.01〜50モル%、好ましくは0.05〜3
0モル%のものである。この「幹」共重合体は、結晶性
のものである。結晶性はX線解析による結晶化度が10
以上、好ましくは20以上であることによって示され
る。この「幹」共重合体は、上記両単量体の合計量に対
して15モル%程度までの少量の単量体をさらに含んで
いてもよい。この「幹」共重合体は、それを樹脂といい
うるのに十分な分子量及び(または)融点を持つべきで
ある。分子量は数平均分子量で表わして3000以上で
あり、あるいは融点は40℃以上であることが代表的で
ある。
する。 <「幹」共重合体>本発明で「幹」共重合体として使用
されるのはエチレンもしくは炭素数3〜12のα−オレ
フィンと上記式(1)で示されるジアルケニルベンゼン
との共重合体であって、ジアルケニルベンゼン(1)の
含量が0.01〜50モル%、好ましくは0.05〜3
0モル%のものである。この「幹」共重合体は、結晶性
のものである。結晶性はX線解析による結晶化度が10
以上、好ましくは20以上であることによって示され
る。この「幹」共重合体は、上記両単量体の合計量に対
して15モル%程度までの少量の単量体をさらに含んで
いてもよい。この「幹」共重合体は、それを樹脂といい
うるのに十分な分子量及び(または)融点を持つべきで
ある。分子量は数平均分子量で表わして3000以上で
あり、あるいは融点は40℃以上であることが代表的で
ある。
【0010】<α−オレフィン>「幹」共重合体樹脂の
構成成分の一つである上記エチレンもしくはα−オレフ
ィンの例としては、エチレン、プロピレン、1−ブテ
ン、1−ヘキセン、3−メチル−1−ブテン、3−メチ
ル−1−ぺンテン、4−メチル−1−ぺンテン、3,3
−ジメチル−1−ブテン、4,4−ジメチル−1−ペン
テン、3−メチル−1−ヘキセン、4−メチル−1−ヘ
キセン、4,4−ジメチル−1−ヘキセン、5−メチル
−1−ヘキセン、アリルシクロペンタン、アリルシクロ
ヘキサン、アリルベンゼン、3−シクロヘキシル−1−
ブテン、ビニルシクロプロパン、ビニルシクロヘキサ
ン、2−ビニルビシクロ〔2,2,1〕−ヘプタンなど
を挙げることができる。
構成成分の一つである上記エチレンもしくはα−オレフ
ィンの例としては、エチレン、プロピレン、1−ブテ
ン、1−ヘキセン、3−メチル−1−ブテン、3−メチ
ル−1−ぺンテン、4−メチル−1−ぺンテン、3,3
−ジメチル−1−ブテン、4,4−ジメチル−1−ペン
テン、3−メチル−1−ヘキセン、4−メチル−1−ヘ
キセン、4,4−ジメチル−1−ヘキセン、5−メチル
−1−ヘキセン、アリルシクロペンタン、アリルシクロ
ヘキサン、アリルベンゼン、3−シクロヘキシル−1−
ブテン、ビニルシクロプロパン、ビニルシクロヘキサ
ン、2−ビニルビシクロ〔2,2,1〕−ヘプタンなど
を挙げることができる。
【0011】これらのうち好ましい例としては、エチレ
ン、プロピレン、1−ブテン、1−ヘキセン、3−メチ
ル−1−ブテン、3−メチル−1−ぺンテン、4−メチ
ル−1−ぺンテン、3−メチル−1−ヘキセンなどを挙
げることができ、特に、エチレン、プロピレン、1−ブ
テン、3−メチル−1−ブテン、および4−メチル−1
−ぺンテンが好ましい。これらのエチレンもしくはα−
オレフィンは一種でもよく、また、二種以上用いてもさ
しつかえない。特に、α−オレフィンとして1−ヘキセ
ンを用いるときは、エチレン、プロピレン、1−ブテ
ン、4−メチル−1−ぺンテン、3−メチル−1−ブテ
ンのうち少なくとも一種との併用が好ましい。二種以上
のα−オレフィンを用いる場合は、該α−オレフィンが
不飽和共重合体樹脂中にランダムに分布していてもよ
く、あるいはブロック的に分布していてもよい。
ン、プロピレン、1−ブテン、1−ヘキセン、3−メチ
ル−1−ブテン、3−メチル−1−ぺンテン、4−メチ
ル−1−ぺンテン、3−メチル−1−ヘキセンなどを挙
げることができ、特に、エチレン、プロピレン、1−ブ
テン、3−メチル−1−ブテン、および4−メチル−1
−ぺンテンが好ましい。これらのエチレンもしくはα−
オレフィンは一種でもよく、また、二種以上用いてもさ
しつかえない。特に、α−オレフィンとして1−ヘキセ
ンを用いるときは、エチレン、プロピレン、1−ブテ
ン、4−メチル−1−ぺンテン、3−メチル−1−ブテ
ンのうち少なくとも一種との併用が好ましい。二種以上
のα−オレフィンを用いる場合は、該α−オレフィンが
不飽和共重合体樹脂中にランダムに分布していてもよ
く、あるいはブロック的に分布していてもよい。
【0012】<ジアルケニルベンゼン>本発明で使用さ
れるこれらジアルケニルベンゼンは下記の構造式で示さ
れるものであり、o・体、m・体、p・体などの異性体
いずれでもよく、またこれら異性体の混合物でもよい。
またベンゼン環が置換されている各種の誘導体でもよ
い。
れるこれらジアルケニルベンゼンは下記の構造式で示さ
れるものであり、o・体、m・体、p・体などの異性体
いずれでもよく、またこれら異性体の混合物でもよい。
またベンゼン環が置換されている各種の誘導体でもよ
い。
【化1】 R1 =水素、またはメチル基、R2 =炭素数1〜6の炭
化水素残基、n=0または1) 具体的に例示すれば、ジビニルベンゼン、イソプロペニ
ルスチレン、ジビニルトルエン、ジビニルナフタレン
(すなわち、R2 は結合ベンゼン環を包含している)な
どが使用できる。市販の粗製ジビニルベンゼンにはエチ
ルビニルベンゼン、ジエチルヘンゼンなども含まれてい
るがこれらを別段分離しなくても使用できる。
化水素残基、n=0または1) 具体的に例示すれば、ジビニルベンゼン、イソプロペニ
ルスチレン、ジビニルトルエン、ジビニルナフタレン
(すなわち、R2 は結合ベンゼン環を包含している)な
どが使用できる。市販の粗製ジビニルベンゼンにはエチ
ルビニルベンゼン、ジエチルヘンゼンなども含まれてい
るがこれらを別段分離しなくても使用できる。
【0013】この共重合は、通常のチーグラー・ナッタ
型重合を行うと同様の条件で実施することができる。例
えば不活性稀釈剤を使用するいわゆる溶媒重合ではヘキ
サン、ヘプタン、シクロヘキサン、ベンゼン、トルエ
ン、キシレンなどの炭化水素溶媒が使用でき、重合温度
としては0℃〜120℃、好ましくは20℃〜90℃、
の温度で実施するのが普通である。重合圧力も広く変え
られる。また、共重合体の分子量調節剤として水素が使
用できる。本発明において重要なことは、エチレンもし
くはα−オレフィンがジアルケニルベンゼンと共重合さ
れていることであり、さらに興味深いことには、その際
二つ有るアルケニル基のうち一つは、α−オレフィンと
の共重合に関与しないで、モノアルケニルベンゼンとし
て共重合体中に残存しているらしいということである。
従って、この工程で形成される共重合体は、好ましくは
溶媒可溶のもの(生じるかも知れない未反応アルケニル
基の熱重合を防止するため、予めBr2 を付加させてお
く)(溶媒:キシレン、ソックスレー抽出、8時間、8
0メッシュの金あみ使用)ということができる。
型重合を行うと同様の条件で実施することができる。例
えば不活性稀釈剤を使用するいわゆる溶媒重合ではヘキ
サン、ヘプタン、シクロヘキサン、ベンゼン、トルエ
ン、キシレンなどの炭化水素溶媒が使用でき、重合温度
としては0℃〜120℃、好ましくは20℃〜90℃、
の温度で実施するのが普通である。重合圧力も広く変え
られる。また、共重合体の分子量調節剤として水素が使
用できる。本発明において重要なことは、エチレンもし
くはα−オレフィンがジアルケニルベンゼンと共重合さ
れていることであり、さらに興味深いことには、その際
二つ有るアルケニル基のうち一つは、α−オレフィンと
の共重合に関与しないで、モノアルケニルベンゼンとし
て共重合体中に残存しているらしいということである。
従って、この工程で形成される共重合体は、好ましくは
溶媒可溶のもの(生じるかも知れない未反応アルケニル
基の熱重合を防止するため、予めBr2 を付加させてお
く)(溶媒:キシレン、ソックスレー抽出、8時間、8
0メッシュの金あみ使用)ということができる。
【0014】これらのジアルケニルベンゼンは、共重合
体樹脂中にランダムに分布していてもよく、あるいはブ
ロック的に分布していてもよい。不飽和共重合体樹脂中
のモノアルケニルベンゼンの好ましい含量は0.05〜
30モル%、特に好ましくは0.1〜15モル%、であ
る。0.01モル%未満では、不飽和共重合体樹脂中の
不飽和基が少ないためグラフトの効率を挙げるのが難し
いという欠点がある。一方、50モル%超過では、共重
合体樹脂の製造に際し、共重合速度が遅く、スラリー重
合の場合は溶媒可溶性の副生ポリマーが多くなって、重
合系の粘度が高くなって生産性が悪いとともに、生成不
飽和共重合体にベタつきが生じたり、樹脂状を保たなか
ったりするなどの欠点がある。
体樹脂中にランダムに分布していてもよく、あるいはブ
ロック的に分布していてもよい。不飽和共重合体樹脂中
のモノアルケニルベンゼンの好ましい含量は0.05〜
30モル%、特に好ましくは0.1〜15モル%、であ
る。0.01モル%未満では、不飽和共重合体樹脂中の
不飽和基が少ないためグラフトの効率を挙げるのが難し
いという欠点がある。一方、50モル%超過では、共重
合体樹脂の製造に際し、共重合速度が遅く、スラリー重
合の場合は溶媒可溶性の副生ポリマーが多くなって、重
合系の粘度が高くなって生産性が悪いとともに、生成不
飽和共重合体にベタつきが生じたり、樹脂状を保たなか
ったりするなどの欠点がある。
【0015】また、共重合体樹脂のメルトフローレート
は、α−オレフィンが主としてプロピレンからなる場合
は、JIS−K−6758に準拠して測定したメルトフ
ローレート(MFR)が通常0.001〜1000g/
10分、好ましくは0.01〜500g/10分、特に
好ましくは0.05〜100g/10分、に相当する分
子量である。また、この共重合体樹脂は、JIS−K−
7203による弾性率が500〜80,000kg/c
m2 であるのが好ましい。
は、α−オレフィンが主としてプロピレンからなる場合
は、JIS−K−6758に準拠して測定したメルトフ
ローレート(MFR)が通常0.001〜1000g/
10分、好ましくは0.01〜500g/10分、特に
好ましくは0.05〜100g/10分、に相当する分
子量である。また、この共重合体樹脂は、JIS−K−
7203による弾性率が500〜80,000kg/c
m2 であるのが好ましい。
【0016】「幹」共重合体樹脂の分子構造的見地から
の好ましい型を例示すると次の通りである。 (1)一種または二種以上のエチレンもしくはα−オレ
フィンと一種または二種以上のジアルケニルベンゼンと
のランダム共重合体。 (2)一種または二種以上のエチレンもしくはα−オレ
フィン重合ブロックと、一種または二種以上のα−オレ
フィンと一種または二種以上のジアルケニルベンゼンと
のランダム共重合ブロックとからなるブロック共重合体
(エチレンもしくはα−オレフィン重合ブロックのエチ
レンもしくはα−オレフィンの種類と量比は、ランダム
共重合ブロックのエチレンもしくはα−オレフィンのそ
れらと同じであっても異なっていてもよい)。 (3)一種または二種以上のエチレンもしくはα−オレ
フィンと一種または二種以上のジアルケニルベンゼンと
のランダム共重合ブロック(ブロックa)と、エチレン
もしくはα−オレフィンとジアルケニルベンゼンとのラ
ンダム共重合ブロック(ブロックb)であって、このブ
ロックbに含まれるエチレンもしくはα−オレフィンの
種類、数、および量比、またジアルケニルベンゼンの種
類、数、および量比のうち、少なくとも一つがブロック
aと異なるブロックとからなるブロック共重合体。
の好ましい型を例示すると次の通りである。 (1)一種または二種以上のエチレンもしくはα−オレ
フィンと一種または二種以上のジアルケニルベンゼンと
のランダム共重合体。 (2)一種または二種以上のエチレンもしくはα−オレ
フィン重合ブロックと、一種または二種以上のα−オレ
フィンと一種または二種以上のジアルケニルベンゼンと
のランダム共重合ブロックとからなるブロック共重合体
(エチレンもしくはα−オレフィン重合ブロックのエチ
レンもしくはα−オレフィンの種類と量比は、ランダム
共重合ブロックのエチレンもしくはα−オレフィンのそ
れらと同じであっても異なっていてもよい)。 (3)一種または二種以上のエチレンもしくはα−オレ
フィンと一種または二種以上のジアルケニルベンゼンと
のランダム共重合ブロック(ブロックa)と、エチレン
もしくはα−オレフィンとジアルケニルベンゼンとのラ
ンダム共重合ブロック(ブロックb)であって、このブ
ロックbに含まれるエチレンもしくはα−オレフィンの
種類、数、および量比、またジアルケニルベンゼンの種
類、数、および量比のうち、少なくとも一つがブロック
aと異なるブロックとからなるブロック共重合体。
【0017】ここで、「ブロック共重合体」とは、次の
ような共重合体を意味する。たとえば、「モノマーAの
単独重合ブロックおよびモノマーAとモノマーBとのラ
ンダム共重合ブロックとからなるブロック共重合体」と
は、モノマーAの単独重合ブロックと、モノマーAとモ
ノマーBとのランダム共重合体ブロックとが化学的に結
合してA・・・・A−AABABAAAAB・・・・の
ような形になっているものが全組成を構成しているもの
の他に、このようなモノマーAの単独重合ブロックとモ
ノマーAとモノマーBとのランダム共重合ブロックとが
化学結合している共重合体を含み、かつ、モノマーAの
単独重合体やモノマーAとモノマーBとのランダム共重
合体等をも混合物として含んだもの、をも意味する。
ような共重合体を意味する。たとえば、「モノマーAの
単独重合ブロックおよびモノマーAとモノマーBとのラ
ンダム共重合ブロックとからなるブロック共重合体」と
は、モノマーAの単独重合ブロックと、モノマーAとモ
ノマーBとのランダム共重合体ブロックとが化学的に結
合してA・・・・A−AABABAAAAB・・・・の
ような形になっているものが全組成を構成しているもの
の他に、このようなモノマーAの単独重合ブロックとモ
ノマーAとモノマーBとのランダム共重合ブロックとが
化学結合している共重合体を含み、かつ、モノマーAの
単独重合体やモノマーAとモノマーBとのランダム共重
合体等をも混合物として含んだもの、をも意味する。
【0018】同様に、「重合ブロックaと、重合ブロッ
クbとからなるブロック共重合体」とは、重合ブロック
aと重合ブロックbとが化学的に結合しているものが全
組成を構成しているものの他に、重合ブロックaと重合
ブロックbとが化学的に結合した共重合体を含み、か
つ、重合ブロックaのみからなる重合体や重合ブロック
bのみからなる重合体等をも混合物として含んだもの、
をも意味し、チーグラー・ナッタ触媒を用いて合成され
た、いわゆる「ブロック共重合体」と同じ意味である。
クbとからなるブロック共重合体」とは、重合ブロック
aと重合ブロックbとが化学的に結合しているものが全
組成を構成しているものの他に、重合ブロックaと重合
ブロックbとが化学的に結合した共重合体を含み、か
つ、重合ブロックaのみからなる重合体や重合ブロック
bのみからなる重合体等をも混合物として含んだもの、
をも意味し、チーグラー・ナッタ触媒を用いて合成され
た、いわゆる「ブロック共重合体」と同じ意味である。
【0019】<「枝」重合体>前記の「幹」共重合体に
接ぎ木すべき「枝」重合体は、金属含有アニオン重合触
媒でアニオン重合性モノマーを重合させて、該触媒由来
の金属を末端に有する末端金属結合重合体である。この
重合は、リビングアニオン重合と呼ばれる。先ず、リビ
ングアニオン重合の金属含有開始剤としては、公知のも
のが使用できる。例えば、(イ)有機アルカリ金属たと
えばn−ブチルリチウム、sec−ブチルリチウム、t
ert−ブチルリチウム、エチルリチウム、ベンジルリ
チウム、アリルリチウム、フェニルリチウム、フェニル
ナトリウム、α−メチルスチレン4量体ジアニオン−N
a、Na−ナフタリン、Na−ビフェニル、Na−アン
トラセン、およびα−メチルスチレン2量体ジアニオン
−K、(ロ)アルカリ金属アルコキシド(フェノキシド
を包含する)たとえばtert−ブトキシカリウム、t
ert−ブトキシナトリウム、およびtert−ブトキ
シリチウム、(ハ)アルカリ金属たとえばリチウム、ナ
トリウムおよびカリウム、(ニ)有機アルカリ土類金属
およびアルカリ土類金属アルコキシド、(ホ)アルカリ
土類金属、および(ヘ)これらの金属の金属−窒素結合
を有する化合物などである。特に好ましいのは、有機ア
ルカリ金属およびアルカリ金属である。
接ぎ木すべき「枝」重合体は、金属含有アニオン重合触
媒でアニオン重合性モノマーを重合させて、該触媒由来
の金属を末端に有する末端金属結合重合体である。この
重合は、リビングアニオン重合と呼ばれる。先ず、リビ
ングアニオン重合の金属含有開始剤としては、公知のも
のが使用できる。例えば、(イ)有機アルカリ金属たと
えばn−ブチルリチウム、sec−ブチルリチウム、t
ert−ブチルリチウム、エチルリチウム、ベンジルリ
チウム、アリルリチウム、フェニルリチウム、フェニル
ナトリウム、α−メチルスチレン4量体ジアニオン−N
a、Na−ナフタリン、Na−ビフェニル、Na−アン
トラセン、およびα−メチルスチレン2量体ジアニオン
−K、(ロ)アルカリ金属アルコキシド(フェノキシド
を包含する)たとえばtert−ブトキシカリウム、t
ert−ブトキシナトリウム、およびtert−ブトキ
シリチウム、(ハ)アルカリ金属たとえばリチウム、ナ
トリウムおよびカリウム、(ニ)有機アルカリ土類金属
およびアルカリ土類金属アルコキシド、(ホ)アルカリ
土類金属、および(ヘ)これらの金属の金属−窒素結合
を有する化合物などである。特に好ましいのは、有機ア
ルカリ金属およびアルカリ金属である。
【0020】アニオン重合性モノマーとしては周知のも
のが使用されるが、具体的には、たとえば下記のものが
ある。 (i)一般式
のが使用されるが、具体的には、たとえば下記のものが
ある。 (i)一般式
【化2】 (Rは水素、炭素数1〜8個のアルキルまたは塩素であ
り、Xは塩素、フェニル基、置換フェニル基、−CH=
CHRI 、−CN、
り、Xは塩素、フェニル基、置換フェニル基、−CH=
CHRI 、−CN、
【化3】 (RI は水素、炭素数1〜8個のアルキルまたはフェニ
ル基)で表わされるビニル性化合物、 (ii) 一般式
ル基)で表わされるビニル性化合物、 (ii) 一般式
【化4】 (RII、RIII は炭素数1〜8個のアルキル、フェニル
基、n=3または4)で表わされる環状オルガノシロキ
サン類、(iii) アルキルまたはフェニルイソシアネー
ト類、(iv) 1,2−エポキシアルカン類、(v)
環状ラクトン類。
基、n=3または4)で表わされる環状オルガノシロキ
サン類、(iii) アルキルまたはフェニルイソシアネー
ト類、(iv) 1,2−エポキシアルカン類、(v)
環状ラクトン類。
【0021】具体的にアニオン重合性モノマーの例を挙
げれば下記の通りである。(イ)スチレン、α−メチル
スチレン、(o、m、p)−メチルスチレン、(o、
m、p)−クロルスチレン、(m、p)−ジビニルベン
ゼン、(m、p)−ジイソプロペニルベンゼン、(m、
p)−ビニルイソプロペニルベンゼン、ビニルナフタレ
ン、アセナフタレン、(ロ)ブタジエン、イソプレン、
2,3−ジメチルブタジエン、1,3−ペンタジエン、
2−シアノブタジエン、2−クロロブタジエン、2−フ
ェニルブタジエン、(ハ)ビニルクロライド、ビニリデ
ンクロライド、アクリロニトリル、α−メタクリロニト
リル、α−エタクリロニトリル、α−オクチルアクリロ
ニトリル、(ホ)N,N−ジメチルアクリルアミド、
N,N−ジオクチルアクリルアミド、N−メチル−N−
エチルアクリルアミド、(ヘ)メチルアクリレート、エ
チルアクリレート、ブチルアクリレート、シクロヘキシ
ルアクリレート、2−メチルヘキシルアクリレート、オ
クチルアクリレート、メチルメタクリレート、メチルエ
タクリレート、エチルメタクリレート、フェニルメタク
リレート、(ト)2−ビニルピリジン、4−ビニルピリ
ジン、(チ)エチルビニルケトン、t−ブチルビニルケ
トン、(リ)N−ビニルカルバゾール、
げれば下記の通りである。(イ)スチレン、α−メチル
スチレン、(o、m、p)−メチルスチレン、(o、
m、p)−クロルスチレン、(m、p)−ジビニルベン
ゼン、(m、p)−ジイソプロペニルベンゼン、(m、
p)−ビニルイソプロペニルベンゼン、ビニルナフタレ
ン、アセナフタレン、(ロ)ブタジエン、イソプレン、
2,3−ジメチルブタジエン、1,3−ペンタジエン、
2−シアノブタジエン、2−クロロブタジエン、2−フ
ェニルブタジエン、(ハ)ビニルクロライド、ビニリデ
ンクロライド、アクリロニトリル、α−メタクリロニト
リル、α−エタクリロニトリル、α−オクチルアクリロ
ニトリル、(ホ)N,N−ジメチルアクリルアミド、
N,N−ジオクチルアクリルアミド、N−メチル−N−
エチルアクリルアミド、(ヘ)メチルアクリレート、エ
チルアクリレート、ブチルアクリレート、シクロヘキシ
ルアクリレート、2−メチルヘキシルアクリレート、オ
クチルアクリレート、メチルメタクリレート、メチルエ
タクリレート、エチルメタクリレート、フェニルメタク
リレート、(ト)2−ビニルピリジン、4−ビニルピリ
ジン、(チ)エチルビニルケトン、t−ブチルビニルケ
トン、(リ)N−ビニルカルバゾール、
【0022】(ヌ)トリメトキシビニルシラン、トリエ
トキシビニルシラン、トリ2−メトキシエトキシシラ
ン、トリアセトキシビニルシラン、トリメチルビニルシ
ラン、トリブチルビニルシラン、ジメチルジビニルシラ
ン、ヘキサメチルシクロトリシロキサン、オクタメチル
シクロテトラシロキサン、ヘキサフェニルシクロトリシ
ロキサン、オクタフェニルシクロテトラシロキサン、
2,4,6−トリメチル−2,4,6−トリフェニルシ
クロトリシロキサン、トリメチルトリエチルシクロトリ
シロキサン、テトラメチルテトラエチルシクロトリシロ
キサン、トリメチルトリビニルシクロトリシロキサン、
(ル)エチルイソシアネート、プロピルイソシアネー
ト、n−ブチルイソシアネート、イソブチルイソシアネ
ート、アミルイソシアネート、ヘキシルイソシアネー
ト、オクタデシルイソシアネート、フェニルイソシアネ
ート、ベンジルイソシアネート、アリルイソシアネー
ト、トリルイソシアネート、p−メトキシフェニルイソ
シアネート、(ヲ)エチレンオキシド、プロピレンオキ
シド、1,2−エポキシブタン、1,2−エポキシヘキ
サン、1,2−エボキシオクタン、2−フェニル−1,
2−エポキシエタン、4−フェニル1,2−エポキシブ
タン、および、(ワ)ε−カプロラクトン、δ−バレロ
ラクトン。 これらのアニオン重合性モノマーは単独でまたは2成分
以上を混合あるいは逐次的に使用することもできる。す
なわち、得られたリビングポリマーは単独、ランダムま
たはブロック重合鎖であってもよい。
トキシビニルシラン、トリ2−メトキシエトキシシラ
ン、トリアセトキシビニルシラン、トリメチルビニルシ
ラン、トリブチルビニルシラン、ジメチルジビニルシラ
ン、ヘキサメチルシクロトリシロキサン、オクタメチル
シクロテトラシロキサン、ヘキサフェニルシクロトリシ
ロキサン、オクタフェニルシクロテトラシロキサン、
2,4,6−トリメチル−2,4,6−トリフェニルシ
クロトリシロキサン、トリメチルトリエチルシクロトリ
シロキサン、テトラメチルテトラエチルシクロトリシロ
キサン、トリメチルトリビニルシクロトリシロキサン、
(ル)エチルイソシアネート、プロピルイソシアネー
ト、n−ブチルイソシアネート、イソブチルイソシアネ
ート、アミルイソシアネート、ヘキシルイソシアネー
ト、オクタデシルイソシアネート、フェニルイソシアネ
ート、ベンジルイソシアネート、アリルイソシアネー
ト、トリルイソシアネート、p−メトキシフェニルイソ
シアネート、(ヲ)エチレンオキシド、プロピレンオキ
シド、1,2−エポキシブタン、1,2−エポキシヘキ
サン、1,2−エボキシオクタン、2−フェニル−1,
2−エポキシエタン、4−フェニル1,2−エポキシブ
タン、および、(ワ)ε−カプロラクトン、δ−バレロ
ラクトン。 これらのアニオン重合性モノマーは単独でまたは2成分
以上を混合あるいは逐次的に使用することもできる。す
なわち、得られたリビングポリマーは単独、ランダムま
たはブロック重合鎖であってもよい。
【0023】アニオン重合性モノマーの重合は−100
℃以上200℃以下、好ましくは−90℃以上180℃
以下、特に好ましくは−80℃以上150℃以下、の温
度で常圧下、減圧下または加圧下で行うことができる。
上記重合において使用することができる溶媒としては、
例えば、脂肪族炭化水素としてn−ヘキサン、n−ヘプ
タン、脂環式炭化水素としてシクロヘキサン、デカヒド
ロナフタレン、芳香族炭化水素としてベンゼン、トルエ
ン、キシレン(o−、m−、p−)、非プロトン性極性
溶媒としてテトラヒドロフラン、ジオキサン、エチルエ
ーテル、ピリジン、ジグリムなどを使用できる。これら
の溶媒は、単独でも混合物でもよい。
℃以上200℃以下、好ましくは−90℃以上180℃
以下、特に好ましくは−80℃以上150℃以下、の温
度で常圧下、減圧下または加圧下で行うことができる。
上記重合において使用することができる溶媒としては、
例えば、脂肪族炭化水素としてn−ヘキサン、n−ヘプ
タン、脂環式炭化水素としてシクロヘキサン、デカヒド
ロナフタレン、芳香族炭化水素としてベンゼン、トルエ
ン、キシレン(o−、m−、p−)、非プロトン性極性
溶媒としてテトラヒドロフラン、ジオキサン、エチルエ
ーテル、ピリジン、ジグリムなどを使用できる。これら
の溶媒は、単独でも混合物でもよい。
【0024】<グラフト共重合>本発明のグラフト共重
合体の製造は、エチレンもしくはα−オレフィンと特定
のジアルケニルベンゼンとの共重合体とを、膨潤状態で
アニオン重合性のリビングポリマーと反応させることに
よる。ここで膨潤状態とは、エチレンもしくはα−オレ
フィンと特定のジアルケニルベンゼンの共重合体の乾量
基準で1〜300重量%、好ましくは1〜200重量
%、特に好ましくは、5〜100重量%の溶媒を含有し
た湿潤状態の粒状ないし粉状物のことを言う。グラフト
反応は溶液で膨潤したエチレンもしくはα−オレフィン
と特定のジアルケニルベンゼン共重合体とアニオン重合
性モノマーのリビングポリマーの溶液を、不活性ガス雰
囲気中、たとえば窒素ガス雰囲気中で、−100℃以上
200℃以下、好ましくは−90℃以上180℃以下、
特に好ましくは−80℃以上150℃以下、で反応させ
る。グラフト共重合体の精製は公知の方法に従って行う
ことができる。
合体の製造は、エチレンもしくはα−オレフィンと特定
のジアルケニルベンゼンとの共重合体とを、膨潤状態で
アニオン重合性のリビングポリマーと反応させることに
よる。ここで膨潤状態とは、エチレンもしくはα−オレ
フィンと特定のジアルケニルベンゼンの共重合体の乾量
基準で1〜300重量%、好ましくは1〜200重量
%、特に好ましくは、5〜100重量%の溶媒を含有し
た湿潤状態の粒状ないし粉状物のことを言う。グラフト
反応は溶液で膨潤したエチレンもしくはα−オレフィン
と特定のジアルケニルベンゼン共重合体とアニオン重合
性モノマーのリビングポリマーの溶液を、不活性ガス雰
囲気中、たとえば窒素ガス雰囲気中で、−100℃以上
200℃以下、好ましくは−90℃以上180℃以下、
特に好ましくは−80℃以上150℃以下、で反応させ
る。グラフト共重合体の精製は公知の方法に従って行う
ことができる。
【0025】本発明のグラフト共重合体は、それ自身、
ラミネート用の接着用フィルムとして用いられる。又、
ポリオレフィンやポリフェニレンエーテルの改質剤とし
て、あるいは両者のポリマーブレンドの相溶化剤として
用いられることもある。改質剤として用いるときは、改
質される樹脂100重量部に対し、0.05〜50重量
部の割合で用いられる。相溶化剤として用いる場合、ポ
リオレフィン90〜10重量%、ポリフェニレンエーテ
ル10〜90重量%の混合物100重量部に対して、
0.05〜50重量部の割合で用いられる。
ラミネート用の接着用フィルムとして用いられる。又、
ポリオレフィンやポリフェニレンエーテルの改質剤とし
て、あるいは両者のポリマーブレンドの相溶化剤として
用いられることもある。改質剤として用いるときは、改
質される樹脂100重量部に対し、0.05〜50重量
部の割合で用いられる。相溶化剤として用いる場合、ポ
リオレフィン90〜10重量%、ポリフェニレンエーテ
ル10〜90重量%の混合物100重量部に対して、
0.05〜50重量部の割合で用いられる。
【0026】
<固体触媒の製造例−1> (1)成分(A1 )の合成 充分に窒素置換したフラスコに脱水および脱酸素したn
−ヘプタン100ミリリットルを導入し、次いでMgC
l2 を0.1モルおよびTi(O−nBu)4 を0.2
0モル導入して、100℃にて2時間反応させた。反応
終了後、40℃に温度を下げ、次いでメチルハイドロジ
エンポリシロキサンを15ミリリットル導入して、3時
間反応させた。反応終了後、生成した固体成分をn−ヘ
プタンで洗浄し、その一部分をとり出して組成分析をし
たところ、Ti=15.2重量バーセント、Mg=4.
2重量バーセントであった。 (2)触媒成分の製造 充分に窒素置換したフラスコに脱水および脱酸素したn
−ヘプタンを100ミリリットルを導入し、上記で合成
した成分(A1 )をMg原子換算で0.03モル導入し
た。SiCl4 0.05モルを30℃で15分間で導
入して、90℃で2時間反応させた。反応終了後、精製
したn−ヘプタンで洗浄した。次いで、n−ヘプタン2
5ミリリットルにオルソ−C6 H4 (COCl)2
0.004モルを混合して、50℃で導入し、次いでS
iCl4 0.05モルを導入して90℃で2時間反応
させた。反応終了後、n−ヘプタンで洗浄して、触媒成
分とした。Ti含有量は、2.05重量バーセントであ
った(固体触媒A)。
−ヘプタン100ミリリットルを導入し、次いでMgC
l2 を0.1モルおよびTi(O−nBu)4 を0.2
0モル導入して、100℃にて2時間反応させた。反応
終了後、40℃に温度を下げ、次いでメチルハイドロジ
エンポリシロキサンを15ミリリットル導入して、3時
間反応させた。反応終了後、生成した固体成分をn−ヘ
プタンで洗浄し、その一部分をとり出して組成分析をし
たところ、Ti=15.2重量バーセント、Mg=4.
2重量バーセントであった。 (2)触媒成分の製造 充分に窒素置換したフラスコに脱水および脱酸素したn
−ヘプタンを100ミリリットルを導入し、上記で合成
した成分(A1 )をMg原子換算で0.03モル導入し
た。SiCl4 0.05モルを30℃で15分間で導
入して、90℃で2時間反応させた。反応終了後、精製
したn−ヘプタンで洗浄した。次いで、n−ヘプタン2
5ミリリットルにオルソ−C6 H4 (COCl)2
0.004モルを混合して、50℃で導入し、次いでS
iCl4 0.05モルを導入して90℃で2時間反応
させた。反応終了後、n−ヘプタンで洗浄して、触媒成
分とした。Ti含有量は、2.05重量バーセントであ
った(固体触媒A)。
【0027】「幹」共重合体の製造例−1 攪拌および温度制御装置を有する内容積1リットルのス
テンレス鋼性オートクレーブに真空・プロピレン置換を
数回くり返した後、充分に脱水および脱酸素したn−ヘ
プタンを500ml、ジビニルベンゼン(東京化成社
製、m−体およびp−体の混合物、ジビニルベンゼン含
量53%)50ml、トリエチルアルミニウム500m
g、固体触媒A100mgをこの順序で導入し、水素を
2000ml加えて、プロピレンとジビニルベンゼンと
の共重合を開始した。共重合はプロピレン圧力7kg/
cm2 G、70℃で2時間行った。共重合終了後、残存
モノマーをパージし、ポリマースラリーをろ別して共重
合粉体ポリマー20.52gを得た。その共重合体の触
媒活性は205g共重合体/gTi成分固体触媒、GP
Cでのポリスチレン換算での数平均分子量は6540
0、重量平均分子量は329000、また残存した共重
合体の二重結合を臭素化してキシレンでソックスレー抽
出したところゲル(不溶分)はなかった。ジビニルベン
ゼン含量をUVで測定てこ結果、1.4モル%であっ
た。この共重合体を樹脂Iとする。
テンレス鋼性オートクレーブに真空・プロピレン置換を
数回くり返した後、充分に脱水および脱酸素したn−ヘ
プタンを500ml、ジビニルベンゼン(東京化成社
製、m−体およびp−体の混合物、ジビニルベンゼン含
量53%)50ml、トリエチルアルミニウム500m
g、固体触媒A100mgをこの順序で導入し、水素を
2000ml加えて、プロピレンとジビニルベンゼンと
の共重合を開始した。共重合はプロピレン圧力7kg/
cm2 G、70℃で2時間行った。共重合終了後、残存
モノマーをパージし、ポリマースラリーをろ別して共重
合粉体ポリマー20.52gを得た。その共重合体の触
媒活性は205g共重合体/gTi成分固体触媒、GP
Cでのポリスチレン換算での数平均分子量は6540
0、重量平均分子量は329000、また残存した共重
合体の二重結合を臭素化してキシレンでソックスレー抽
出したところゲル(不溶分)はなかった。ジビニルベン
ゼン含量をUVで測定てこ結果、1.4モル%であっ
た。この共重合体を樹脂Iとする。
【0028】実施例−1 高真空下ブレークシール法を用い室温でフラスコ内に充
分脱水精製したキシレン60mlとスチレン1.8gを
入れ、n−ブチルリチウム12.8mgでスチレンの重
合を開始し、リビングポリスチレンポリマーを得た。こ
のポリマーの一部を分取しメタノール中へ沈殿させGP
Cで分子量を調べたところ、数平均分子量は9300、
重量平均分子量は10000であった。フラスコ内に樹
脂I 1.0gを入れ、高真空に脱気した後、そこへ先
に合成しこリビングポリスチレンポリマーのキシレン溶
液を加え攪拌しながら80℃で反応を144時間行っ
た。反応中、樹脂Iは最初のパウダーの形態(樹脂I乾
量基準で28重量%の溶媒を含有。)を保っていた。反
応後、溶液を多量のメタノールへ加え、溶媒中に溶解し
ていたポリマーをも沈殿させた後、回収、乾燥した。そ
の後、このポリマーをメチルエチルケトンで8時間ソッ
クスレー抽出を行った結果、1.15gのポリマーを得
た。このポリマーをIR分析した結果、プロピレンとス
チレンの吸収が認められ、この分析よりスチレン含量は
13.3重量%であった。さらにこのポリマーを80メ
ッシュの金網を使いキシレンで8時間ソックスレー抽出
を行ったところゲル(不溶分)は無かった。
分脱水精製したキシレン60mlとスチレン1.8gを
入れ、n−ブチルリチウム12.8mgでスチレンの重
合を開始し、リビングポリスチレンポリマーを得た。こ
のポリマーの一部を分取しメタノール中へ沈殿させGP
Cで分子量を調べたところ、数平均分子量は9300、
重量平均分子量は10000であった。フラスコ内に樹
脂I 1.0gを入れ、高真空に脱気した後、そこへ先
に合成しこリビングポリスチレンポリマーのキシレン溶
液を加え攪拌しながら80℃で反応を144時間行っ
た。反応中、樹脂Iは最初のパウダーの形態(樹脂I乾
量基準で28重量%の溶媒を含有。)を保っていた。反
応後、溶液を多量のメタノールへ加え、溶媒中に溶解し
ていたポリマーをも沈殿させた後、回収、乾燥した。そ
の後、このポリマーをメチルエチルケトンで8時間ソッ
クスレー抽出を行った結果、1.15gのポリマーを得
た。このポリマーをIR分析した結果、プロピレンとス
チレンの吸収が認められ、この分析よりスチレン含量は
13.3重量%であった。さらにこのポリマーを80メ
ッシュの金網を使いキシレンで8時間ソックスレー抽出
を行ったところゲル(不溶分)は無かった。
【0029】実施例−2 充分に乾燥したフラスコ内を窒素置換し、充分に脱水精
製したデカヒドロナフタレンを50ml、スチレン3
g、テトラメチルエチレンジアミン4.2mgを加え室
温で攪拌下sec−ブチルリチウム11.7mgを加
え、リビングポリスチレンポリマーを得た。このポリマ
ーの一部を分取しメタノール中へ沈殿させ、GPCで分
子量を調べたところ、数平均分子量は18200、重量
平均分子量は22000であった。充分に乾燥したフラ
スコを窒素置換し、充分に脱水精製したデカヒドロナフ
タレンを50ml、樹脂I 1gを入れ、80℃で攪拌
した(樹脂Iは乾量基準で21重量%の溶媒を含
有。)。そこへリビングポリスチレンポリマーを窒素下
で加え、80℃で20時間反応させた。反応後、溶液を
多量のメタノールへ加え、ポリマーを沈殿させた後、回
収、乾燥した。その後、このポリマーをメチルエチルケ
トンで8時間ソックスレー抽出を行った結果、1.24
gのポリマーを得た。このポリマーをIR分析した結
果、プロピレンとスチレンの吸収が認められ、この分析
よりスチレン含量は20.2重量%であった。さらにこ
のポリマーを80メッシュの金網を使いキシレンで8時
間ソックスレー抽出を行ったところゲル(不溶分)は無
かった。
製したデカヒドロナフタレンを50ml、スチレン3
g、テトラメチルエチレンジアミン4.2mgを加え室
温で攪拌下sec−ブチルリチウム11.7mgを加
え、リビングポリスチレンポリマーを得た。このポリマ
ーの一部を分取しメタノール中へ沈殿させ、GPCで分
子量を調べたところ、数平均分子量は18200、重量
平均分子量は22000であった。充分に乾燥したフラ
スコを窒素置換し、充分に脱水精製したデカヒドロナフ
タレンを50ml、樹脂I 1gを入れ、80℃で攪拌
した(樹脂Iは乾量基準で21重量%の溶媒を含
有。)。そこへリビングポリスチレンポリマーを窒素下
で加え、80℃で20時間反応させた。反応後、溶液を
多量のメタノールへ加え、ポリマーを沈殿させた後、回
収、乾燥した。その後、このポリマーをメチルエチルケ
トンで8時間ソックスレー抽出を行った結果、1.24
gのポリマーを得た。このポリマーをIR分析した結
果、プロピレンとスチレンの吸収が認められ、この分析
よりスチレン含量は20.2重量%であった。さらにこ
のポリマーを80メッシュの金網を使いキシレンで8時
間ソックスレー抽出を行ったところゲル(不溶分)は無
かった。
【0030】比較例−1 充分に乾燥したフラスコ内を窒素置換し、充分に脱水精
製したデカヒドロナフタレンを100mlと樹脂I 1
gを加え110℃で攪拌下、樹脂Iを完全に溶解した。
その後、110℃、攪拌下スチレンを3g加え、その後
sec−ブチルリチウム50mgを加えた。20時間反
応を行った後、溶液を多量のメタノールへ加え、ポリマ
ーを沈殿させた後、回収、乾燥した。その後、このポリ
マーをメチルエチルケトンで8時間ソックスレー抽出を
行った結果、1.22gのポリマーを得た。このポリマ
ーをIR分析した結果、プロピレンとスチレンの吸収が
認められ、この分析よりスチレン含量は18.0重量%
であった。またメチルエチル可溶分を回収し、IR分析
を行ったところスチレンの吸収が認められGPC分析の
結果数平均分子量は16100、重量平均分子量は29
500であった。メチルエチルケトン不溶分をさらに8
0メッシュの金網を使いキシレンで8時間ソックスレー
抽出を行ったところゲル(不溶分)は22.3重量%で
あった。
製したデカヒドロナフタレンを100mlと樹脂I 1
gを加え110℃で攪拌下、樹脂Iを完全に溶解した。
その後、110℃、攪拌下スチレンを3g加え、その後
sec−ブチルリチウム50mgを加えた。20時間反
応を行った後、溶液を多量のメタノールへ加え、ポリマ
ーを沈殿させた後、回収、乾燥した。その後、このポリ
マーをメチルエチルケトンで8時間ソックスレー抽出を
行った結果、1.22gのポリマーを得た。このポリマ
ーをIR分析した結果、プロピレンとスチレンの吸収が
認められ、この分析よりスチレン含量は18.0重量%
であった。またメチルエチル可溶分を回収し、IR分析
を行ったところスチレンの吸収が認められGPC分析の
結果数平均分子量は16100、重量平均分子量は29
500であった。メチルエチルケトン不溶分をさらに8
0メッシュの金網を使いキシレンで8時間ソックスレー
抽出を行ったところゲル(不溶分)は22.3重量%で
あった。
【0031】応用例−1 実施例−1で得たグラフト共重合体を230℃の条件で
プレス成形して厚み2mmのシートを作製した。このシ
ートより各種試験片を切り出して物性評価に供した。 <測定及び評価法> (1)曲げ弾性率 幅25mm、長さ80mmの試験片を切削加工し、JI
S K7203に準拠してインストロン試験機を用いて
測定した。 (2)アイゾット衝撃強度 耐衝撃強度はJIS K7110に準じて、厚さ2mm
の試験片を三枚重にして、23℃のノッチ有りアイゾッ
ド衝撃強度を測定した。結果を表1に示す。
プレス成形して厚み2mmのシートを作製した。このシ
ートより各種試験片を切り出して物性評価に供した。 <測定及び評価法> (1)曲げ弾性率 幅25mm、長さ80mmの試験片を切削加工し、JI
S K7203に準拠してインストロン試験機を用いて
測定した。 (2)アイゾット衝撃強度 耐衝撃強度はJIS K7110に準じて、厚さ2mm
の試験片を三枚重にして、23℃のノッチ有りアイゾッ
ド衝撃強度を測定した。結果を表1に示す。
【0032】応用例−2 ボリプロピレン樹脂(三菱油化(株)製 商品名MA
8)50重量部及びポリ(2,6−ジメチル−1,4−
フェニンエーテル)(日本ポリエーテル社製、30℃に
おけるクロロホルム中で測定した固有粘度0.4dl/
g)50重量部及び実施例−1で得たグラフト共重合体
15重量部を内容積60mlの東洋精機社製のプラスト
ミルで250℃、6分間、回転数60rpmで溶融混練
した。得られた樹脂混合物を280℃でプレス成形して
厚み2mmのシートを作製した後、応用例−1と同様の
条件で評価した。結果を表1に示す。
8)50重量部及びポリ(2,6−ジメチル−1,4−
フェニンエーテル)(日本ポリエーテル社製、30℃に
おけるクロロホルム中で測定した固有粘度0.4dl/
g)50重量部及び実施例−1で得たグラフト共重合体
15重量部を内容積60mlの東洋精機社製のプラスト
ミルで250℃、6分間、回転数60rpmで溶融混練
した。得られた樹脂混合物を280℃でプレス成形して
厚み2mmのシートを作製した後、応用例−1と同様の
条件で評価した。結果を表1に示す。
【0033】比較応用例 ボリプロピレン樹脂“MA8”65重量部とポリ(2,
6−ジメチル−1,4−フェニンエーテル)50重量部
との混合物を用いた他は応用例−2と同様にして表1に
示す物性のシートを作製した。
6−ジメチル−1,4−フェニンエーテル)50重量部
との混合物を用いた他は応用例−2と同様にして表1に
示す物性のシートを作製した。
【0034】
【表1】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 (イ)エチレンもしくは炭素数3〜12
のα−オレフィンの少なくとも一種と、下記の式(1)
で表されるジアルケニルベンゼンの少なくとも一種とか
らなり、該ジアルケニルベンゼンの含量が0.01〜5
0モル%である共重合体と 【化1】 (R1 =水素またはメチル基、R2 =炭素1〜6の炭化
水素残基、n=0または1) (ロ)金属含有アニオン重合触媒の存在下にアニオン重
合性モノマーの少なくとも一種を重合させてなる末端金
属結合重合体とを、溶媒中で、(イ)の共重合体の膨潤
状態で反応させることを特徴とする、グラフト共重合体
の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19608791A JPH0517539A (ja) | 1991-07-11 | 1991-07-11 | グラフト共重合体の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19608791A JPH0517539A (ja) | 1991-07-11 | 1991-07-11 | グラフト共重合体の製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0517539A true JPH0517539A (ja) | 1993-01-26 |
Family
ID=16351995
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19608791A Pending JPH0517539A (ja) | 1991-07-11 | 1991-07-11 | グラフト共重合体の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0517539A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6096849A (en) * | 1999-07-21 | 2000-08-01 | The Penn State Research Foundation | Linear copolymers of alpha-olefins and divinylbenzene having narrow molecular weight and composition distributions and process for preparing same |
| US6265493B1 (en) | 1999-07-21 | 2001-07-24 | The Penn State Research Foundation | Polyolefin graft copolymers derived from linear copolymers of alpha-olefins and divinylbenzene having narrow molecular weight and composition distributions and process for preparing same |
| US7193024B2 (en) * | 2001-06-15 | 2007-03-20 | Dow Global Technology Inc. | Alpha-Olefin based branched polymer |
-
1991
- 1991-07-11 JP JP19608791A patent/JPH0517539A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6096849A (en) * | 1999-07-21 | 2000-08-01 | The Penn State Research Foundation | Linear copolymers of alpha-olefins and divinylbenzene having narrow molecular weight and composition distributions and process for preparing same |
| US6265493B1 (en) | 1999-07-21 | 2001-07-24 | The Penn State Research Foundation | Polyolefin graft copolymers derived from linear copolymers of alpha-olefins and divinylbenzene having narrow molecular weight and composition distributions and process for preparing same |
| US7193024B2 (en) * | 2001-06-15 | 2007-03-20 | Dow Global Technology Inc. | Alpha-Olefin based branched polymer |
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