JPH05176860A - 便 座 - Google Patents
便 座Info
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- JPH05176860A JPH05176860A JP5844891A JP5844891A JPH05176860A JP H05176860 A JPH05176860 A JP H05176860A JP 5844891 A JP5844891 A JP 5844891A JP 5844891 A JP5844891 A JP 5844891A JP H05176860 A JPH05176860 A JP H05176860A
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Landscapes
- Toilet Supplies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 所要の強度を確保しつつ、皮膚接触部を着脱
自在とし、所定の肉厚内で高い弾力性を付与することに
よって、使用者に快適な使用感を与え、清掃及び交換を
簡単に行なうことができ、かつ、2部材による外観部分
の2色化によって意匠性を向上できる便座を提供する。 【構成】 便座の基盤部及び意匠部を硬質部で形成し、
便座の皮膚接触部を軟質部で形成するとともに、この軟
質部に肉厚に対応した深さを有する中空部を形成して前
記硬質部に着脱自在に取付けた。
自在とし、所定の肉厚内で高い弾力性を付与することに
よって、使用者に快適な使用感を与え、清掃及び交換を
簡単に行なうことができ、かつ、2部材による外観部分
の2色化によって意匠性を向上できる便座を提供する。 【構成】 便座の基盤部及び意匠部を硬質部で形成し、
便座の皮膚接触部を軟質部で形成するとともに、この軟
質部に肉厚に対応した深さを有する中空部を形成して前
記硬質部に着脱自在に取付けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は腰掛け式便器の便座に関
するもので、特に、着座したときの接触部の弾力性を良
くして使用感を向上させ、かつ、2色化により意匠性を
向上した便座に関するものである。
するもので、特に、着座したときの接触部の弾力性を良
くして使用感を向上させ、かつ、2色化により意匠性を
向上した便座に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、腰掛け式便器の便座は、一般
に、木、或いは、ABS等の合成樹脂材料などを使用し
て、輪状に形成されている。しかし、これらの材料を使
用した便座は硬くて座り心地が悪く、長時間着座してい
ると臀部或いは脚部が痛くなったり、しびれたりする。
また、冬期には断熱性が不十分なために、ひやりとした
冷感を覚え、着座することにより寒気を感じることがあ
った。
に、木、或いは、ABS等の合成樹脂材料などを使用し
て、輪状に形成されている。しかし、これらの材料を使
用した便座は硬くて座り心地が悪く、長時間着座してい
ると臀部或いは脚部が痛くなったり、しびれたりする。
また、冬期には断熱性が不十分なために、ひやりとした
冷感を覚え、着座することにより寒気を感じることがあ
った。
【0003】このため、弾力性及び断熱性を付与するた
めに、例えば、実開昭56−111892号公報、実開
昭56−111893号公報では便座を発泡ウレタンで
成形する技術が開示されている。また、実開昭60−2
7799号公報、実開昭63−166100号公報のよ
うに、便座を覆う便座カバーを発泡樹脂で形成した技術
も開示されている。
めに、例えば、実開昭56−111892号公報、実開
昭56−111893号公報では便座を発泡ウレタンで
成形する技術が開示されている。また、実開昭60−2
7799号公報、実開昭63−166100号公報のよ
うに、便座を覆う便座カバーを発泡樹脂で形成した技術
も開示されている。
【0004】しかし、前述のように発泡体だけで便座を
形成すると、剛性強度が低いために着座したときの人体
の荷重に対して所定形状を維持することができず、皺等
の変形が生じたりして座り心地が悪くなってしまう可能
性があった。
形成すると、剛性強度が低いために着座したときの人体
の荷重に対して所定形状を維持することができず、皺等
の変形が生じたりして座り心地が悪くなってしまう可能
性があった。
【0005】これらの不具合を解消したものとして、支
持部分となる基盤部を硬質樹脂材料で構成して全体的な
剛性強度を大きくし、臀部及び脚部等の接触部分を発泡
体で被覆し、更にその外側を塩化ビニルシートで被覆し
た後、この端末を縫製または熱溶着等にて固着したもの
がある。しかし、この場合には、コスト高となる上に、
外観的にもあまり良いものではなかった。
持部分となる基盤部を硬質樹脂材料で構成して全体的な
剛性強度を大きくし、臀部及び脚部等の接触部分を発泡
体で被覆し、更にその外側を塩化ビニルシートで被覆し
た後、この端末を縫製または熱溶着等にて固着したもの
がある。しかし、この場合には、コスト高となる上に、
外観的にもあまり良いものではなかった。
【0006】一方、実開昭62−53091号公報に
は、便座基盤上に、これと対応した形状のクッション体
が着脱自在に載置支承することにより使用者に良好な使
用感を与えるものが掲載されている。これによれば、汚
れ易いクッション体を取外して洗浄することが容易とな
り、常に清潔に保つことができる。
は、便座基盤上に、これと対応した形状のクッション体
が着脱自在に載置支承することにより使用者に良好な使
用感を与えるものが掲載されている。これによれば、汚
れ易いクッション体を取外して洗浄することが容易とな
り、常に清潔に保つことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のもの
は、強度、使用性、意匠等との関係から便座、或いは、
クッション体の肉厚を大きくするには限界があり、ま
た、ソフト感の向上には限界があった。
は、強度、使用性、意匠等との関係から便座、或いは、
クッション体の肉厚を大きくするには限界があり、ま
た、ソフト感の向上には限界があった。
【0008】また、従来のものはいずれも外観部分が一
体に形成されているので、外観色は単色となりデザイン
的には単調で斬新性に乏しいものであった。なお、印刷
等によって多色化することも可能ではあるが、立体感が
なく、安っぽい感じとなってしまう。このため、全体的
に簡素なものとなり、意匠の多様化のニーズに対応する
ことができなかった。
体に形成されているので、外観色は単色となりデザイン
的には単調で斬新性に乏しいものであった。なお、印刷
等によって多色化することも可能ではあるが、立体感が
なく、安っぽい感じとなってしまう。このため、全体的
に簡素なものとなり、意匠の多様化のニーズに対応する
ことができなかった。
【0009】そこで、本発明は、所要の強度を確保しつ
つ、皮膚接触部を着脱自在とし、所定の肉厚内で高い弾
力性を付与することによって、使用者に快適な使用感を
与え、清掃及び交換を簡単に行なうことができ、かつ、
2部材による外観部分の2色化によって意匠性を向上で
きる便座の提供を課題とするものである。
つ、皮膚接触部を着脱自在とし、所定の肉厚内で高い弾
力性を付与することによって、使用者に快適な使用感を
与え、清掃及び交換を簡単に行なうことができ、かつ、
2部材による外観部分の2色化によって意匠性を向上で
きる便座の提供を課題とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる便座は、
便座の内周側に基盤部及び外周側に意匠部を硬質部で形
成し、便座の皮膚接触部を軟質部で形成するとともに、
この軟質部に肉厚に対応した深さを有する中空部を形成
して前記硬質部に着脱自在に取付けたものである。
便座の内周側に基盤部及び外周側に意匠部を硬質部で形
成し、便座の皮膚接触部を軟質部で形成するとともに、
この軟質部に肉厚に対応した深さを有する中空部を形成
して前記硬質部に着脱自在に取付けたものである。
【0011】
【作用】本発明においては、便座の基盤部を硬質部で形
成しているので、全体としての強度が確保される。ま
た、皮膚接触部が軟質材で形成されているので、使用者
に違和感、しびれ、痛みを与えることがほとんどなく、
冬期には軟質部の断熱作用により冷感を与えることがな
い。しかも、前記軟質部には中空部が形成されているの
で、使用者が着座したときの押圧力は中空部内に分散し
て応力が緩和され、緩衝力が向上する。このとき、前記
中空部の深さは軟質部の肉厚と対応しているので、違和
感が生ずることがない。更に、着脱自在な皮膚接着部を
適宜使用者に適するものと交換することができ、汚れや
すい皮膚接触部を取外して簡単に清掃することもでき
る。そして、意匠部の一部を形成する硬質部と、皮膚接
触部でかつ意匠部ともなる軟質部とを別部材で形成でき
るので、意匠設計の自由度が大きくなって意匠性が向上
する。
成しているので、全体としての強度が確保される。ま
た、皮膚接触部が軟質材で形成されているので、使用者
に違和感、しびれ、痛みを与えることがほとんどなく、
冬期には軟質部の断熱作用により冷感を与えることがな
い。しかも、前記軟質部には中空部が形成されているの
で、使用者が着座したときの押圧力は中空部内に分散し
て応力が緩和され、緩衝力が向上する。このとき、前記
中空部の深さは軟質部の肉厚と対応しているので、違和
感が生ずることがない。更に、着脱自在な皮膚接着部を
適宜使用者に適するものと交換することができ、汚れや
すい皮膚接触部を取外して簡単に清掃することもでき
る。そして、意匠部の一部を形成する硬質部と、皮膚接
触部でかつ意匠部ともなる軟質部とを別部材で形成でき
るので、意匠設計の自由度が大きくなって意匠性が向上
する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図3に基
づいて説明する。
づいて説明する。
【0013】図1は本発明の一実施例による便座を取付
けた便器の斜視図、図2は本発明の一実施例の便座から
軟質部を取外した状態を示す斜視図、図3は図1のA−
A切断線による断面図である。
けた便器の斜視図、図2は本発明の一実施例の便座から
軟質部を取外した状態を示す斜視図、図3は図1のA−
A切断線による断面図である。
【0014】図において、腰掛け式便器の便座1は硬質
部2及び軟質部3とから構成され、硬質部2の一端部を
軸として回動し、便器本体4の開口部に開閉自在に取付
けられている。
部2及び軟質部3とから構成され、硬質部2の一端部を
軸として回動し、便器本体4の開口部に開閉自在に取付
けられている。
【0015】前記便座1の硬質部2は便座1の底面部及
び外周部に相当する部分に環状に形成されており、図3
に示すように、全周に至って、図示しない複数個のクッ
ション材を介して便器本体4の上面部と当接する水平面
2a、この水平面2aの外周側端部から垂直方向に立設
した垂直面2b、更に垂直面2bの上端部から外側斜め
下方に円弧状に下垂して外周側意匠部を形成する意匠面
2cとから形成されている。前記硬質部2の水平面2a
及び垂直面2bは便座1の基盤部を構成するものであ
る。なお、硬質部2はPP、ABS、ナイロン等の合成
樹脂材料を使用して一体に形成されている。
び外周部に相当する部分に環状に形成されており、図3
に示すように、全周に至って、図示しない複数個のクッ
ション材を介して便器本体4の上面部と当接する水平面
2a、この水平面2aの外周側端部から垂直方向に立設
した垂直面2b、更に垂直面2bの上端部から外側斜め
下方に円弧状に下垂して外周側意匠部を形成する意匠面
2cとから形成されている。前記硬質部2の水平面2a
及び垂直面2bは便座1の基盤部を構成するものであ
る。なお、硬質部2はPP、ABS、ナイロン等の合成
樹脂材料を使用して一体に形成されている。
【0016】一方、前記便座1の硬質部2の上部には、
軟質部3が載置されており、この軟質部3の底面3a及
び外周面3bはそれぞれ前記硬質部2の水平面2a及び
垂直面2bと当接している。そして、この軟質部3の上
面部には、外周側から内周側に向かって下方に傾斜する
テーパ面をなし、人体の臀部及び脚部が接触する皮膚接
触面3cがほぼ全周に至って形成されている。このテー
パ面をなす皮膚接触面3cの平面形状は、使用者が着座
したときに適する形状に形成されている。即ち、軟質部
3は人体の臀部及び脚部が接触する皮膚接触部を構成し
ており、前記硬質部2から簡単に脱着することが可能と
なっている。
軟質部3が載置されており、この軟質部3の底面3a及
び外周面3bはそれぞれ前記硬質部2の水平面2a及び
垂直面2bと当接している。そして、この軟質部3の上
面部には、外周側から内周側に向かって下方に傾斜する
テーパ面をなし、人体の臀部及び脚部が接触する皮膚接
触面3cがほぼ全周に至って形成されている。このテー
パ面をなす皮膚接触面3cの平面形状は、使用者が着座
したときに適する形状に形成されている。即ち、軟質部
3は人体の臀部及び脚部が接触する皮膚接触部を構成し
ており、前記硬質部2から簡単に脱着することが可能と
なっている。
【0017】更に、前記軟質部3の内部には、ほぼ全周
に至って、底面3aに開口する複数(本実施例において
は3個)の中空部3dが水平方向に所定の間隔をおいて
形成されており、この中空部3dは断面が略逆U字状を
なし、底面3aからの深さは底面3aと皮膚接触面3c
との間の肉厚に応じて順次変化している。即ち、各中空
部3dの底部の高さは、外周側から内周側に向かって下
垂するテーパ面と略平行とするべく形成されており、各
中空部3dの底部と皮膚接触面3cとの間の肉厚はほぼ
一定となっている。また、この各中空部3dの高さは、
内周側から外周側に向かってテーパ面の皮膚接触面3c
と各中空部3dの底部(頂部)との間の肉厚が若干厚く
なるようにしてもよい。
に至って、底面3aに開口する複数(本実施例において
は3個)の中空部3dが水平方向に所定の間隔をおいて
形成されており、この中空部3dは断面が略逆U字状を
なし、底面3aからの深さは底面3aと皮膚接触面3c
との間の肉厚に応じて順次変化している。即ち、各中空
部3dの底部の高さは、外周側から内周側に向かって下
垂するテーパ面と略平行とするべく形成されており、各
中空部3dの底部と皮膚接触面3cとの間の肉厚はほぼ
一定となっている。また、この各中空部3dの高さは、
内周側から外周側に向かってテーパ面の皮膚接触面3c
と各中空部3dの底部(頂部)との間の肉厚が若干厚く
なるようにしてもよい。
【0018】なお、軟質部3はウレタン、軟質塩化ビニ
ル、TPR(熱可塑性エラストマー)等の材料を使用し
て発泡させた発泡体を使用して成形され、ゴム硬度が3
0〜45度程度となるように調整されている。軟質部3
を発泡ウレタン等の発泡体で成形する場合には、その表
面にスキン層が形成され、特に、肌触りに違和感が生じ
ず、かつ、水分が浸透することがない。
ル、TPR(熱可塑性エラストマー)等の材料を使用し
て発泡させた発泡体を使用して成形され、ゴム硬度が3
0〜45度程度となるように調整されている。軟質部3
を発泡ウレタン等の発泡体で成形する場合には、その表
面にスキン層が形成され、特に、肌触りに違和感が生じ
ず、かつ、水分が浸透することがない。
【0019】これらの硬質部2及び軟質部3は、材料に
添加する着色剤を任意に選択することにより互いに異な
った色調に形成することが可能である。
添加する着色剤を任意に選択することにより互いに異な
った色調に形成することが可能である。
【0020】次に、上記のように形成された本実施例の
便座の使用について説明する。
便座の使用について説明する。
【0021】便座1は、軟質部3を、底面3aが硬質部
2の水平面2aに、外周面3bが硬質部2の垂直面2b
に当接するように硬質部2上に載置することにより使用
可能な状態となる。ここで、軟質部3は硬質部2上に載
置しただけであるが、硬質部2の垂直面2bが環状に形
成されているために水平方向の移動が規制されること
と、着座したときに、人体の臀部及び脚部が軟質部3を
下方に押圧し、かつ、皮膚接触面3cが外周側から内周
側に向かって下方に傾斜したテーパ面となっているの
で、軟質部3は外周方向に弾性的に圧縮され、硬質部2
の垂直面2bを強く押圧するため、使用時に硬質部2か
ら離脱することがない。
2の水平面2aに、外周面3bが硬質部2の垂直面2b
に当接するように硬質部2上に載置することにより使用
可能な状態となる。ここで、軟質部3は硬質部2上に載
置しただけであるが、硬質部2の垂直面2bが環状に形
成されているために水平方向の移動が規制されること
と、着座したときに、人体の臀部及び脚部が軟質部3を
下方に押圧し、かつ、皮膚接触面3cが外周側から内周
側に向かって下方に傾斜したテーパ面となっているの
で、軟質部3は外周方向に弾性的に圧縮され、硬質部2
の垂直面2bを強く押圧するため、使用時に硬質部2か
ら離脱することがない。
【0022】反面、前記軟質部3は硬質部2上に載置さ
れているだけであるから、簡単に取り外すことができ
る。このため、人体の臀部及び脚部と接触して汚れやす
い軟質部3のみを取外してから清掃することができる。
また、適宜交換して使用者の希望するものを取付けるこ
とも可能である。
れているだけであるから、簡単に取り外すことができ
る。このため、人体の臀部及び脚部と接触して汚れやす
い軟質部3のみを取外してから清掃することができる。
また、適宜交換して使用者の希望するものを取付けるこ
とも可能である。
【0023】次に、本実施例の便座の作用を説明する。
【0024】硬質部2は、PP、ABS、ナイロン等の
合成樹脂材料からなる硬質材で成形されており、しか
も、垂直面2bと意匠面2cとによって形成された凸状
断面形状による剛性向上作用によって、所要の剛性を有
し、使用者が着座したときもその押圧力に対して変形す
ることなく所定形状を維持するとともに、この上部に載
置されている軟質部3を安定して保持する。
合成樹脂材料からなる硬質材で成形されており、しか
も、垂直面2bと意匠面2cとによって形成された凸状
断面形状による剛性向上作用によって、所要の剛性を有
し、使用者が着座したときもその押圧力に対して変形す
ることなく所定形状を維持するとともに、この上部に載
置されている軟質部3を安定して保持する。
【0025】一方、人体の臀部及び脚部と接触する軟質
部3は、発泡ウレタン等の発泡体で形成されているの
で、その弾性力により皮膚接触部は全体的に接触するこ
とになり、局部的に押圧されることがなくなるため、使
用者は違和感を覚えることがなく、長時間着座してもし
びれ、痛みが生ずることが少ない。
部3は、発泡ウレタン等の発泡体で形成されているの
で、その弾性力により皮膚接触部は全体的に接触するこ
とになり、局部的に押圧されることがなくなるため、使
用者は違和感を覚えることがなく、長時間着座してもし
びれ、痛みが生ずることが少ない。
【0026】加えて、前記軟質部3は、ほぼ全周に至っ
て底面3aに開口する中空部3dが形成されているの
で、着座したときの人体の荷重による押圧力がこの中空
部3dに伝搬し、この部分が弾性変形することによっ
て、皮膚接触部3cに加わる応力集中を分散して緩和す
るので、軟質部3の弾力性は一層向上する。ところで、
前記中空部3dは、その底面3aからの深さが、底部か
ら皮膚接触面3cまでの肉厚がほぼ一定となるように形
成されているので、使用者はほぼ一定の接触感が得ら
れ、中空部3dを形成したことにより凹凸感などの不自
然な違和感が発生するのが防止される。
て底面3aに開口する中空部3dが形成されているの
で、着座したときの人体の荷重による押圧力がこの中空
部3dに伝搬し、この部分が弾性変形することによっ
て、皮膚接触部3cに加わる応力集中を分散して緩和す
るので、軟質部3の弾力性は一層向上する。ところで、
前記中空部3dは、その底面3aからの深さが、底部か
ら皮膚接触面3cまでの肉厚がほぼ一定となるように形
成されているので、使用者はほぼ一定の接触感が得ら
れ、中空部3dを形成したことにより凹凸感などの不自
然な違和感が発生するのが防止される。
【0027】更に、発泡体の断熱作用により、冬期にお
いてひやりとした冷感がなくなり、快適に使用すること
ができる。
いてひやりとした冷感がなくなり、快適に使用すること
ができる。
【0028】なお、これらの目的に使用する発泡体とし
ては各種のものを使用できるが、このうち、ウレタンフ
ォームは、軽量であるにもかかわらず、強度が大きく、
また、高い弾力性を有するので、軟質部3を形成する材
料としては好適である。そして、気泡構造としては、連
続気泡構造、独立気泡構造のいずれも成形可能である
が、それぞれ弾力性、断熱性等の物性が異なるので、希
望する物性を優先して選択すればよい。
ては各種のものを使用できるが、このうち、ウレタンフ
ォームは、軽量であるにもかかわらず、強度が大きく、
また、高い弾力性を有するので、軟質部3を形成する材
料としては好適である。そして、気泡構造としては、連
続気泡構造、独立気泡構造のいずれも成形可能である
が、それぞれ弾力性、断熱性等の物性が異なるので、希
望する物性を優先して選択すればよい。
【0029】更に、硬質部2と軟質部3とは別部材で形
成されているので、それぞれ異なった色調に成形するこ
とにより、便座1の外観部分が2色化されてトイレ内に
カラフルなイメージを与えることが可能である。
成されているので、それぞれ異なった色調に成形するこ
とにより、便座1の外観部分が2色化されてトイレ内に
カラフルなイメージを与えることが可能である。
【0030】このように、上記実施例の便座は、便座1
の基盤部及び意匠部を硬質部2で形成し、便座1の皮膚
接触部を軟質部3で形成するとともに、この軟質部3の
ほぼ全周に至って、底面3aに開口し、水平方向に所定
の間隔をおいて、皮膚接触面3cまでの肉厚がほぼ一定
となるような深さを有する複数の中空部3dを形成し、
前記硬質部2に着脱自在に取付けたものである。
の基盤部及び意匠部を硬質部2で形成し、便座1の皮膚
接触部を軟質部3で形成するとともに、この軟質部3の
ほぼ全周に至って、底面3aに開口し、水平方向に所定
の間隔をおいて、皮膚接触面3cまでの肉厚がほぼ一定
となるような深さを有する複数の中空部3dを形成し、
前記硬質部2に着脱自在に取付けたものである。
【0031】したがって、上記実施例によれば、硬質部
2により便座1としての所要強度を有し、使用者が着座
したときもその押圧力に十分耐えることができるととも
に、この上に載置されている軟質部3を安定して保持で
きる。
2により便座1としての所要強度を有し、使用者が着座
したときもその押圧力に十分耐えることができるととも
に、この上に載置されている軟質部3を安定して保持で
きる。
【0032】また、皮膚接触部が軟質材からなる軟質部
3で形成されているので、使用者に違和感、しびれ、痛
みを与えることがなく、冬期においては軟質部3の断熱
作用により使用者に冷感を与えることがない。
3で形成されているので、使用者に違和感、しびれ、痛
みを与えることがなく、冬期においては軟質部3の断熱
作用により使用者に冷感を与えることがない。
【0033】加えて、前記軟質部3は中空部3dが形成
されているので、着座したときの人体の荷重による応力
集中を緩和することができ、弾力性を一層向上させるこ
とができる。なお、前記中空部3dは、その底面3aか
らの深さが、底部から皮膚接触面3cまでの肉厚がほぼ
一定となるように形成されているので、凹凸感などの不
自然な違和感が発生するのを防止できる。
されているので、着座したときの人体の荷重による応力
集中を緩和することができ、弾力性を一層向上させるこ
とができる。なお、前記中空部3dは、その底面3aか
らの深さが、底部から皮膚接触面3cまでの肉厚がほぼ
一定となるように形成されているので、凹凸感などの不
自然な違和感が発生するのを防止できる。
【0034】更に、便座1は硬質部2及び軟質部3の2
部材で形成されているので、それぞれ異なった色調に成
形することによって、高品位のカラーリングを楽しむこ
とができ、意匠性が向上する。しかも、この2色化は、
成形材料に着色剤を添加するだけで達成できるので、特
別に印刷等の手段を用いなくても簡単かつ安価に達成す
ることができる。
部材で形成されているので、それぞれ異なった色調に成
形することによって、高品位のカラーリングを楽しむこ
とができ、意匠性が向上する。しかも、この2色化は、
成形材料に着色剤を添加するだけで達成できるので、特
別に印刷等の手段を用いなくても簡単かつ安価に達成す
ることができる。
【0035】そして、前記軟質部3は着脱自在となって
いるので、使用者の体型に応じて、例えば、小人用、大
人用、肥満者用として適宜交換して使い分けることがで
き、或いは、希望するフィーリングのものと交換するこ
ともできる。加えて、汚れやすい皮膚接触部を形成する
軟質部3を取外して清掃できるので、作業が容易とな
り、衛生的となる。更に、意匠部の一部を形成する硬質
部2と、皮膚接触部でかつ意匠部ともなる軟質部3との
デザインの組合わせを適宜変更することが可能なために
意匠設計の自由度を大きくすることができ、多様化する
ニーズに応えることができる。
いるので、使用者の体型に応じて、例えば、小人用、大
人用、肥満者用として適宜交換して使い分けることがで
き、或いは、希望するフィーリングのものと交換するこ
ともできる。加えて、汚れやすい皮膚接触部を形成する
軟質部3を取外して清掃できるので、作業が容易とな
り、衛生的となる。更に、意匠部の一部を形成する硬質
部2と、皮膚接触部でかつ意匠部ともなる軟質部3との
デザインの組合わせを適宜変更することが可能なために
意匠設計の自由度を大きくすることができ、多様化する
ニーズに応えることができる。
【0036】ところで、上記実施例の皮膚接触部を形成
する軟質部3は、ほぼ全周に至って、底面3aに開口
し、水平方向に所定の間隔をおいて、底部から皮膚接触
面3cまでの肉厚がほぼ一定となるような深さを有する
3個の中空部3dが形成されているが、本発明を実施す
る場合には、これに限定されるものではなく、例えば、
中空部3dの深さを、外周側に向かうに従って中空部3
dの底部から皮膚接触面3cまでの肉厚が連続的に大き
くなる、即ち、各中空部3dの底部を結ぶ線の傾きが小
さくなるようにしてもよい。但し、各中空部3dの底部
を結ぶ線の傾きが水平線を越えて皮膚接触面3cと逆の
傾斜にまでなると、不自然な感覚を与えるので避けるべ
きである。また、中空部3dの個数は3個に限る必要は
ない。
する軟質部3は、ほぼ全周に至って、底面3aに開口
し、水平方向に所定の間隔をおいて、底部から皮膚接触
面3cまでの肉厚がほぼ一定となるような深さを有する
3個の中空部3dが形成されているが、本発明を実施す
る場合には、これに限定されるものではなく、例えば、
中空部3dの深さを、外周側に向かうに従って中空部3
dの底部から皮膚接触面3cまでの肉厚が連続的に大き
くなる、即ち、各中空部3dの底部を結ぶ線の傾きが小
さくなるようにしてもよい。但し、各中空部3dの底部
を結ぶ線の傾きが水平線を越えて皮膚接触面3cと逆の
傾斜にまでなると、不自然な感覚を与えるので避けるべ
きである。また、中空部3dの個数は3個に限る必要は
ない。
【0037】なお、上記実施例においては、軟質部3の
中空部3dを利用してこの内部に冬期の暖房用のヒータ
等を組込むことも可能である。
中空部3dを利用してこの内部に冬期の暖房用のヒータ
等を組込むことも可能である。
【0038】更に、上記実施例の皮膚接触部を形成する
軟質部3は、底面3a及び外周面3bをそれぞれ硬質部
2の水平面2a及び垂直面2bに当接して載置しただけ
の構造で使用時のずれ或いは離脱を防止することが可能
であるが、硬質部2と軟質部3との当接面に両面テー
プ、面ファスナー等、簡単に着脱可能な公知の手段を用
いて取付けてもよい。この場合には、より確実に軟質部
3を硬質部2に保持することができる。
軟質部3は、底面3a及び外周面3bをそれぞれ硬質部
2の水平面2a及び垂直面2bに当接して載置しただけ
の構造で使用時のずれ或いは離脱を防止することが可能
であるが、硬質部2と軟質部3との当接面に両面テー
プ、面ファスナー等、簡単に着脱可能な公知の手段を用
いて取付けてもよい。この場合には、より確実に軟質部
3を硬質部2に保持することができる。
【0039】また、上記実施例の硬質部2は、外周側に
垂直面2bを立設した形状としているが、本発明を実施
する場合には、これに限定されるものではなく、内周側
に垂直面2bを立設してもよく、或いは、両側に設けて
もよい。要するに、便座1の基盤部としての所要の剛性
を有し、かつ、上部に載置される軟質部3を確実に保持
できるとともに、意匠面2cが優れた意匠性を有する形
状であればよい。但し、使用者が着座したときにかかる
押圧力の方向性、着座したときの当り具合等を考慮する
と、図3に示した形状が好適である。
垂直面2bを立設した形状としているが、本発明を実施
する場合には、これに限定されるものではなく、内周側
に垂直面2bを立設してもよく、或いは、両側に設けて
もよい。要するに、便座1の基盤部としての所要の剛性
を有し、かつ、上部に載置される軟質部3を確実に保持
できるとともに、意匠面2cが優れた意匠性を有する形
状であればよい。但し、使用者が着座したときにかかる
押圧力の方向性、着座したときの当り具合等を考慮する
と、図3に示した形状が好適である。
【0040】更に、上記実施例の軟質部3は、皮膚接触
面3cが外周側から内周側に向かって下垂したテーパ面
となっているが、本発明を実施する場合には、これに限
定されるものではなく、着座したときに快適な使用感を
得ることができる形状であればよい。
面3cが外周側から内周側に向かって下垂したテーパ面
となっているが、本発明を実施する場合には、これに限
定されるものではなく、着座したときに快適な使用感を
得ることができる形状であればよい。
【0041】なお、上記実施例の硬質部2は、PP、A
BS、ナイロン等の合成樹脂材料で形成しているが、こ
れらの材料に限定されるものではなく、木など他の材料
を使用することもできる。或いは、必要に応じて、フィ
ラー、ガラス繊維等各種の補強材を混合して剛性を更に
向上させることもできる。
BS、ナイロン等の合成樹脂材料で形成しているが、こ
れらの材料に限定されるものではなく、木など他の材料
を使用することもできる。或いは、必要に応じて、フィ
ラー、ガラス繊維等各種の補強材を混合して剛性を更に
向上させることもできる。
【0042】また、上記実施例の軟質部3は、ウレタ
ン、軟質塩化ビニル、TPR等の合成樹脂材料を使用し
て発泡させた発泡体で形成しているが、発泡させないノ
ーマルタイプとしてもよい。しかし、弾力性、断熱性を
考慮すると、発泡体とりわけ発泡ウレタンが好適であ
る。
ン、軟質塩化ビニル、TPR等の合成樹脂材料を使用し
て発泡させた発泡体で形成しているが、発泡させないノ
ーマルタイプとしてもよい。しかし、弾力性、断熱性を
考慮すると、発泡体とりわけ発泡ウレタンが好適であ
る。
【0043】
【発明の効果】以上のように、本発明の便座は、便座の
基盤部及び意匠部を硬質部で形成し、便座の皮膚接触部
を軟質部で形成するとともに、この軟質部に肉厚に対応
した深さを有する中空部を形成して前記硬質部に着脱自
在に取付けたものである。したがって、硬質部により便
座として所要強度を有し、使用者が着座したときもその
押圧力に十分耐えることができるとともに、この上部に
載置されている軟質部を安定して保持できる。また、皮
膚接触部が軟質部で形成されているので、使用者に違和
感、しびれ、痛み等の不具合を与えることがなく、冬期
には軟質部の断熱作用により使用者に冷感を与えること
がない。加えて、前記軟質部は中空部が形成されている
ので、着座したときの人体の荷重による応力集中を緩和
することができ、弾力性を一層向上させることができ
る。そして、前記中空部は凹凸感などの不自然な違和感
が発生するのを防止できる。更に、便座は硬質部及び軟
質部の2部材で形成されているので、それぞれ異なった
色調に成形し、高品位の2色化が可能となって、意匠性
の向上を図ることができる。そして、軟質部は着脱自在
となっているので、使用者の体型に応じて適宜交換して
使い分けることができ、或いは、希望するフィーリング
のものと交換することもできる。加えて、汚れやすい皮
膚接触部を形成する軟質部を取外して清掃できるので、
作業が容易となり、衛生的となる。
基盤部及び意匠部を硬質部で形成し、便座の皮膚接触部
を軟質部で形成するとともに、この軟質部に肉厚に対応
した深さを有する中空部を形成して前記硬質部に着脱自
在に取付けたものである。したがって、硬質部により便
座として所要強度を有し、使用者が着座したときもその
押圧力に十分耐えることができるとともに、この上部に
載置されている軟質部を安定して保持できる。また、皮
膚接触部が軟質部で形成されているので、使用者に違和
感、しびれ、痛み等の不具合を与えることがなく、冬期
には軟質部の断熱作用により使用者に冷感を与えること
がない。加えて、前記軟質部は中空部が形成されている
ので、着座したときの人体の荷重による応力集中を緩和
することができ、弾力性を一層向上させることができ
る。そして、前記中空部は凹凸感などの不自然な違和感
が発生するのを防止できる。更に、便座は硬質部及び軟
質部の2部材で形成されているので、それぞれ異なった
色調に成形し、高品位の2色化が可能となって、意匠性
の向上を図ることができる。そして、軟質部は着脱自在
となっているので、使用者の体型に応じて適宜交換して
使い分けることができ、或いは、希望するフィーリング
のものと交換することもできる。加えて、汚れやすい皮
膚接触部を形成する軟質部を取外して清掃できるので、
作業が容易となり、衛生的となる。
【図1】図1は本発明の一実施例による便座を取付けた
便器の斜視図である。
便器の斜視図である。
【図2】図2は本発明の一実施例の便座から軟質部を取
外した状態を示す斜視図である。
外した状態を示す斜視図である。
【図3】図3は図1のA−A切断線による断面図であ
る。
る。
1 便座 2 硬質部 3 軟質部 3d 中空部
Claims (1)
- 【請求項1】便座の内周側に基盤部及び外周側に意匠部
を形成する硬質部と、 前記硬質部に着脱自在に取付けられ、便座の皮膚接触部
を形成し、肉厚に対応した深さを有する中空部が形成さ
れた軟質部とを具備することを特徴とする便座。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5844891A JPH05176860A (ja) | 1991-03-22 | 1991-03-22 | 便 座 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5844891A JPH05176860A (ja) | 1991-03-22 | 1991-03-22 | 便 座 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05176860A true JPH05176860A (ja) | 1993-07-20 |
Family
ID=13084699
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5844891A Pending JPH05176860A (ja) | 1991-03-22 | 1991-03-22 | 便 座 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05176860A (ja) |
-
1991
- 1991-03-22 JP JP5844891A patent/JPH05176860A/ja active Pending
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