JPH05177266A - 超塑性合金板の成形装置及び成形方法 - Google Patents

超塑性合金板の成形装置及び成形方法

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JPH05177266A
JPH05177266A JP4020400A JP2040092A JPH05177266A JP H05177266 A JPH05177266 A JP H05177266A JP 4020400 A JP4020400 A JP 4020400A JP 2040092 A JP2040092 A JP 2040092A JP H05177266 A JPH05177266 A JP H05177266A
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JP
Japan
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molding
forming
superplastic alloy
vacuum
box
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JP4020400A
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English (en)
Inventor
Noboru Matsunaga
昇 松永
Kazuyoshi Azeyanagi
和好 畔柳
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Janome Corp
Original Assignee
Janome Sewing Machine Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】生産量の多少にかかわらず低コストで効率良く
生産をできる超塑性合金板の成形装置及び成形方法。 【構成】下面が開口し加圧ガス導入口26を持つ加圧室
25と真空排気口28を持つ真空室を区画形成した固定
ボツクス23と、上面が開口し真空排気口28に連通す
る真空排気穴30と真空排気口31とを持ちかつ通気性
の成形用型33を収容する型収容ボツクスとから成る成
形装置22の両ボツクス間に超塑性合金板7を挟み、加
熱炉21成形装置全体を加熱し、型収容ボツクスを真空
排気により減圧にしつつ加圧室からの加圧ガスで超塑性
合金板を加圧して成形する。 【効果】装置が簡便であり、良品質の成形が低コストで
容易にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は金属板の成形方法に係
り、特に超塑性合金板の成形方法に関するものである。
【0002】
【従来技術】最近、所定の温度で非常に低い変形応力に
で数100〜数1000%という異常な伸びが生じて急
激に変形する亜鉛系、アルミニウム系、チタン系等の合
金、すなわち超塑性合金が開発された。
【0003】この超塑性合金板の成形は、従来は図5に
示すような空圧成形により行われていた。
【0004】図5において、1は下面が周囲に上クラプ
板2を固着して開口するとともに成形用型5を成形面を
開口に臨んで配備した上室、3は上面が周囲に下クラン
プ板4を固着して開口するとともに加圧空気を噴出する
噴気板6が配備された下室であり、前記上下両室1及び
3が開口を介して連接して成形装置が形成されている。
【0005】前記したような成形装置において、まず
(a)図に示すように、所定の成形温度に加熱された超
塑性合金板7を油圧プレス等で加圧した上下のクランプ
2及び4で挟みつつ上下両室1及び3の間に保持る。
【0006】続いて(b)図に示すように、下室3の噴
気板6のから圧搾空気を噴出し矢印に示すように超塑性
合金板7を成形用型5のキヤビテイに密着するように押
圧して成形する。
【0007】図6には前記したのとは異なる成形装置を
利用した空圧成形方法が示されている。
【0008】この装置は、周囲にフランジ9が設けられ
て開口するとともに圧搾空気導入口10の設けられた固
定チヤンバー8と、周囲にフランジ12が設けられて上
面が開口するとともに真空排気口13が設けられた可動
チヤンバー11とが開口を介して連接して形成されてい
る。
【0009】前記成形装置の固定チヤンバー8の下面に
は複数の通気穴17を設けた加熱板16が固着されると
ともにコイル導管14を介して誘電コイル15が加熱板
16に対向して配備され、可動チヤンバー11には型移
動ラム19の固着された成形用型18が成形面を開口に
臨ませて配備され、さらに、下面には複数本のチンバー
押圧ラム20が固着されている。
【0010】上記したような成形装置を利用しての成形
においては、まず、チヤンバー押圧ラム20により可動
チヤンバー11を固定チヤンバー8に対して押圧し、超
塑性合金板7を、加熱板16とフランジ12とで挟さん
で固定及び可動の両チヤンバー8及び11の間に保持す
る。
【0011】続いて誘電コイル15に通電して加熱板1
6を介して超塑性合金板7を所定の成形温度に加熱した
後、固定チヤンバー8に圧搾空気導入口10から所定圧
力の圧搾空気を導入するとともに可動チヤンバー11を
真空排気口13を介して真空排気し、さらに、型移動ラ
ム19の作動により成形用型18を可動チヤンバー11
の開口付近まで移動させる。
【0012】これにより超塑性合金板7は、固定チヤン
バー8に導入され加熱板16の通気穴17から噴出さ
れ、圧搾空気の圧力と可動チヤンバー11の真空度との
差の圧力で成形用型18の成形面に押圧され成形され
る。
【0013】
【従来技術の課題】しかしながら、従来の空圧成形法に
よると、まず、装着される超塑性合金板を保持するため
に油圧或は空圧を利用した高価なクランプ機構と、超塑
性合金板を所定温度に加熱するために誘導加熱装置のよ
うな高価な加熱装置とが必要になる。
【0014】このため、従来の成形法では装置が高価と
なり、生産規模が小さい場合には装置の償却費が大きな
負担となつて製品のコストが非常に高くなる。
【0015】本発明は、前記したような従来技術の欠点
を解消し、簡便な装置で成形でき、小規模の生産にも良
く適合する超塑性合金の成形方法を提供することを目的
とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、下面
が開口し加圧ガス導入口を持つ加圧室とこの加圧室の外
周の下面に連通する真空排気口を持つ真空室とが区画形
成された固定ボツクスと、上面が開口し前記固定ボツク
スの真空排気口と連通する上面の真空排気穴と真空排気
管の接続する真空排気口とを持ちかつ通気性の型を収容
する型収容ボツクスとが互いの開口を介して連接して形
成され、好ましくは、成形装置が装置を全体的に加熱す
る加熱炉内に配備されたことを特徴とする超塑性合金板
の成形装置であり、また、超塑性合金板を前記固定及び
型収容の両ボツクス間に真空吸着力により保持し、好ま
しくは、型収容ボツクス内を減圧とするともに固定ボツ
クスの加圧室内の圧力で加圧しつつ成形することを特徴
とする超塑性合金板の成形方法である。
【0017】
【実施例】本発明の実施例について図面に基づいて以下
に説明する。
【0018】図1において、21が成形装置22を全体
的に収容する加熱炉、23は固定ボツクスであり、この
固定ボツクス23は、下面が開口した加圧室24と、こ
の加圧室24の外側を囲む真空室25とに区画されてい
る。
【0019】加圧室24には加圧ガス供給管27が接続
する加圧ガス導入口26が設けられ、真空室25左右の
両端面には下面に連通する真空排気口28、28が設け
られている。
【0020】29は上面の開口した型収容ボツクスであ
り、この型収容ボツクス29には、上面の縁部に、前記
固定ボツクス23の真空排気口28と嵌合するジヨイン
ト部が突出した真空排気穴30、30が設けられ、また
側壁には、真空排気管32の接続する真空排気口31が
設けられている。
【0021】また型収容ボツクス29は、底板35が着
脱自在であると成形用の型を収容するのに好都合である
ので、ボルト36で取り付けるようにしている。
【0022】33が石膏、セメント、セラミツク焼結体
等の通気性を持つとともに耐熱性をも持つた材料で成形
する製品の形状を模写した図3に示すような成形用型で
あり、34は成形用型33をバツクアツプするサポート
粒子層であり、この成形用型33を型収容ボツクス29
に収容する際には、まず、底板35を取り外すとともに
型収容ボツクス29を逆さにして置く。
【0023】次に、成形用型33をキヤビテイ或はコア
の成形面側を下にして型収容ボツクス29の中に入れた
後、型収容ボツクス29の成形用型33との隙間に例え
ば直径5mmの銅のような細かな金属粒子をサポート粒
子層34として稠密に充填し通気性のバツクアツプ層を
形成した後底板35をボルト36で取り付ける。
【0024】以上のようにして成形用型33を収容した
型収容ボツクス29を加熱炉に収納した後上面に超塑性
合金板7を位置決め穴を真空排気穴30、30の突出し
たジヨイント部に嵌合しつつ載せ、さらにこの上に、固
定ボツクス23を真空排気口28、28を型収容ボツク
ス29の真空排気穴30、30のジヨイント部に嵌合さ
せつつ載せる。
【0025】前記したようにして成形装置22のセット
が終わると、加熱炉21の加熱によつて、超塑性合金板
としてA7475(Al−5.7Zn−2.3Mg−
1.5Cu)を用いた場合には515℃といつたよう
に、成形する超塑性合金に応じた成形温度に装置全体を
加熱する。
【0026】成形装置全体が所定の成形温度に達した
後、真空ポンプ(図示せず)の作動によつて型収容ボツ
クス29内を真空排気口31を介して真空排気する。
【0027】この真空排気により成形用型33及びサポ
ート粒子層34が通気性であるので型収容ボツクス29
内は全体が均一な減圧状態になり、さらに、真空排気穴
30、30に真空排気口28、28が連接する固定ボツ
クス23の真空室25も減圧状態になる。
【0028】このため固定ボツクス23は型収容ボツク
ス29に向かつて吸引され、超塑性合金板7は固定、型
収容の両ボツクス23及び29間にしつかりと保持され
る。
【0029】この状態でさらに真空排気を続け、310
Torr程度であつた型収容ボツクス29内の減圧度を
10Torr程度まで下げるとともに、固定ボツクス2
3の加圧ガス供給管27から加圧ガス導入口26を介し
て加圧室24の中に1平方cmあたり1Kg程度の圧力
の窒素ガスのような加圧ガスを導入する。
【0030】このようにして超塑性合金板7に対して真
空吸引力と加圧ガスによる加圧力を同時に作用させた状
態を10分程度ほじすると、図2に示すように、超塑性
合金板7は成形用型33の成形面に倣つて変形し、成形
体37が得られる。
【0031】
【発明の効果】本発明の構成及び作用は前記した通りで
あり、まず成形装置がコンパクトであるので成形装置全
体を加熱炉に入れて装置全体を加熱しつつ成形する超塑
性合金板を特別の装置を用いることなく容易に成形温度
に加熱できる。
【0032】また超塑性合金板の保持を真空吸引力を利
用して行つているので、その保持機構が簡単でしかも成
形装置を加熱炉に入れ加熱しても保持保持用治具を用い
た場合のように熱膨張の影響で保持が不完全になること
はない。
【0033】保持用治具を用いて超塑性合金板を成形装
置に保持した例として、図4に、型収容ボツクス29の
上面に超塑性合金板7を加圧ガス供給管29の接続する
加圧ガス導入口39を設けた保持板38で押えつつボル
ト40、40で取り付けた成形装置が示されている。
【0034】この成形装置を加熱炉に入れて成形温度ま
で加熱すると、熱膨張のためにボルト40、40が緩み
超塑性合金板7は密着して保持できず、保持板38との
隙間からは加圧ガスが漏れて十分な加圧が行えなくな
る。
【0035】これに対して本発明の場合、まず、型収容
ボツクス29をSS材で作るとこの熱膨張係数は銅のサ
ポート粒子層34の熱膨張係数よりも小さく、したがつ
て加熱によつて成形用型33をこのサポート粒子層34
が型収容ボツクス29の上面の縁に押し付けつつサポー
トする力はむしろ強くなる。
【0036】さらに、超塑性合金板7の保持は、型収容
ボツクス29及びこれに連通する固定ボツクス23の真
空室25の真空排気に伴つて生じる固定ボツクス23の
型収容ボツクス29への真空吸引力により行われている
ので、加熱炉21による成形装置22の加熱はこの保持
力に何ら影響を与えない。
【0037】このように、本発明では成形装置が比較的
高い成形温度に加熱されても、型収容ボツクス29に成
形用型33がしつかりと上面の開口に成形面を臨ませて
保持されるとともに、超塑性合金板7も型収容ボツクス
29の上面にしつかりと保持されているので成形作業が
円滑に行える。
【0038】また、成形に際しては型収容ボツクス29
が減圧となつているので、加圧ガスの圧力をそれほど高
くしなくても大きな加圧力を超塑性合金に与えいかなる
材質或は厚さの超塑性合金板でも成形用型の成形面形状
に良く倣つた精度の高い成形を容易に行える。
【0039】以上のように、本発明は、超塑性合金板の
成形のために簡便で低コストの成形装置と、この成形装
置を利用しての極めて高品質の製品を円滑に得る成形方
法を提供し、これにより超塑性合金板の成形が成形量の
多少にかかわらかず安いコストで容易に行えるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例、
【図2】 実施例、
【図3】 成形用型の斜視図、
【図4】 従来例、
【図5】 従来例、
【図6】 従来例。
【符号の説明】
7 超塑性合金板 21 加熱炉 22 成形装置 23 固定ボツクス 24 真空室 25 真空室 26 加圧ガス導入口 27 加圧ガス供給管 28 真空排気口 29 型収容ボツクス 30 真空排気穴 31 真空排気口 32 真空排気管 33 成形用型 34 サポート粒子層

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下面が開口し加圧ガス導入口を持つ加圧室
    とこの加圧室の外周の下面に連通する真空排気口を持つ
    真空室とが区画形成された固定ボツクスと、上面が開口
    し前記固定ボツクスの真空排気口に連通する上面の真空
    排気穴と真空排気管の接続する真空排気口とを持ちかつ
    通気性の型を収容する型収容ボツクスとが互いの開口を
    介して連接して形成されたことを特徴とする超塑性合金
    板の成形装置。
  2. 【請求項2】成形装置が装置を全体的に加熱する加熱炉
    内に配備されたことを特徴とする請求項1記載の超塑性
    合金板の成形装置。
  3. 【請求項3】超塑性合金板を前記固定及び型収容の両ボ
    ツクス間に真空吸着力により保持して成形することを特
    徴とする超塑性合金板の成形方法。
  4. 【請求項4】超塑性合金板の成形を型収容ボツクス内を
    減圧とするともに固定ボツクスの加圧室内の圧力で加圧
    しつつ行うことを特徴とする超塑性合金板の成形方法。
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