JPH05177332A - 吸引鋳造装置 - Google Patents

吸引鋳造装置

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JPH05177332A
JPH05177332A JP3357639A JP35763991A JPH05177332A JP H05177332 A JPH05177332 A JP H05177332A JP 3357639 A JP3357639 A JP 3357639A JP 35763991 A JP35763991 A JP 35763991A JP H05177332 A JPH05177332 A JP H05177332A
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chamber
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molten metal
cavity
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Seiji Uda
誠司 宇田
Masamichi Sato
理道 佐藤
Ryuichi Masuda
隆一 升田
Yoshio Ekino
芳夫 浴野
Takayuki Baba
隆之 馬場
Yoshihide Saitake
美秀 斉竹
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 チャンバー132を小型化する。 【構成】 本発明に係る吸引鋳造装置は、左金型102
および右金型104が連結シャフト112,114よっ
て移動されることにより鋳型101の開閉が行われる。
またチャンバー132には、鋳型101が開放される際
に左金型102、右金型104が通過できるような大き
さの開口部142,144が形成されている。さらに連
結シャフト112,114には、鋳型101が閉じられ
たときにチャンバー132の開口部142,144を閉
鎖するための移動蓋152、154が取付けられてい
る。これによって、チャンバー132の内部に鋳型10
1を開閉するためのスペースを設ける必要がなくなり、
チャンバー132が小型化される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋳型内に形成されたキ
ャビティに溶湯を吸引しながら充填して鋳造を行う吸引
鋳造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】これに関連する従来技術が実開昭63−
41351号公報に開示されている。以下、本明細書に
添付した図5を参照しながら従来技術の概略を説明す
る。この吸引鋳造装置は左右2分割式の鋳型1を備えて
いる。この鋳型1は定盤8の上にベース10を介在させ
た状態で載置されており、左金型2と右金型4とから構
成される。各金型2,4には駆動装置のシャフト2a,
4aが連結されており、両金型2,4が各々のシャフト
2a,4aによってベース10上を左右方向に移動され
ることにより鋳型1は開閉される。鋳型1が閉じられた
状態でこの鋳型1の内部にはキャビティ6が形成され
る。このキャビティ6は、前記定盤8の下方で溶湯を蓄
える貯湯槽18に対して溶湯通路16を介して連通して
いる。前記鋳型1の周囲は箱型のチャンバー12によっ
て覆われている。このチャンバー12は、内部に鋳型1
の開閉を行えるだけのスペースを有しており、側壁には
前記駆動装置のシャフト2a,4aを挿通できる貫通孔
12aが形成されている。なお、貫通孔12aとシャフ
ト2a,4aとの間はチャンバー12の気密性を確保す
るためにシールが施されている。さらにチャンバー12
の内部は排気通路13を介して真空ポンプ14に連通し
ている。鋳型1が閉じられてチャンバー12の内部が真
空ポンプ14によって減圧されると、前記左金型2と右
金型4間の微小隙間を介してキャビティ6の内部も減圧
される。これによって、貯湯槽18に蓄えられた溶湯は
溶湯通路16を通ってキャビティ6の内部に吸引され
る。そしてキャビティ6の内部に充填された溶湯が凝固
した段階で鋳型1が開かれて鋳造が終了する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の吸
引鋳造装置によると、鋳型1の開閉をチャンバー12の
内部で行う方式であるために、チャンバー12の内部に
左金型2と右金型4とを移動させるだけのスペースが必
要とされる。このため前記チャンバー12が大型になっ
て取扱が難しくなり、また設備スペースも広く必要とな
る。さらに前記チャンバー12の内部を減圧するための
真空ポンプ14の仕事量も増大する。
【0004】本発明の技術的課題は、チャンバーに開閉
可能な開口部を設け、鋳型を開く際に、型をその開口部
からチャンバーの外に出せるようにすることにより、チ
ャンバー内のスペースを鋳型が収納できるだけの必要最
小限のスペースにして、前記チャンバーの小型化を図ろ
うとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した課題は、以下の
各部構造を有する吸引鋳造装置によって解決される。即
ち、本発明に係る吸引鋳造装置は、溶湯を蓄える貯湯槽
の上方に設置され、複数の型から組み合わされて構成さ
れる鋳型と、前記鋳型内に形成されたキャビティに前記
貯湯槽から溶湯を導くための溶湯通路と、前記鋳型をほ
ぼ気密状態に覆うチャンバーと、前記チャンバーの内部
を減圧する減圧装置とを備え、前記チャンバー内を減圧
することにより、前記貯湯槽内の溶湯を前記溶湯通路を
通して前記キャビティに吸引しながら充填し、鋳造を行
う吸引鋳造装置において、前記鋳型を構成する前記型に
連結されたリンク部を備え、このリンク部を動かすこと
により前記型を移動させて前記鋳型の開閉を行う鋳型開
閉機構と、前記鋳型が前記鋳型開閉機構によって開かれ
る際に、前記型が通過できるようなサイズで前記チャン
バーに形成された開口部と、前記鋳型開閉機構のリンク
部に支持されており、前記リンク部によって前記鋳型が
閉じられるときには、そのリンク部の動きに応じて移動
して前記開口部を閉鎖する移動蓋とを有している。
【0006】
【作用】本発明によると、チャンバーには、鋳型を構成
する型が通過できる開口部が形成されている。この構造
により鋳型の開放時には、前記型は前記開口部を通過し
てチャンバーの外側まで移動できる。このため型の移動
に必要とされるスペースをチャンバーの内部に設ける必
要がない。即ち、鋳型を収納するのに必要な最小限のサ
イズで、前記チャンバーを製作することができる。ま
た、鋳型が鋳型開閉機構によって閉じられるときは、チ
ャンバーの開口部も移動蓋によって閉鎖されるために、
チャンバー内の減圧に支障をきたすことがない。
【0007】
【実施例】以下、図1、図2に基づいて本発明の第1実
施例を説明する。図1は、本実施例に係る吸引鋳造装置
の縦断面図である。この吸引鋳造装置は左右2分割式の
鋳型101を備えている。この鋳型101は定盤108
の上に設置されたベース110に載置されており、左金
型102と右金型104とから構成されている。前記左
金型102の側面の左端と、前記右金型104の側面の
右端には、各々に水平な状態で円柱状の連結シャフト1
12,114の一端が軸心を一致させた状態で連結され
ている。そして前記連結シャフト112,114の他端
が油圧シリンダ122,124のピストンロッド122
b,124bに連結されている。これによって、前記油
圧シリンダ122,124がピストンロッド122b,
124bを延出させるように駆動されると、左金型10
2及び右金型104は互いに接近するようにベース11
0上を移動して鋳型101が閉じられる。これによっ
て、鋳型101の内部にはキャビティ106が形成され
る。また、前記油圧シリンダ122,124がピストン
ロッド122b,124bを収納するように駆動される
と、左金型102及び右金型104は互いに離れるよう
にベース110上を移動して、鋳型101が開かれる。
即ち、連結シャフト112,114(リンク部)および
油圧シリンダ122,124が鋳型開閉機構として機能
する。
【0008】前記鋳型101を載置している前記ベース
110の中央には、上下方向に貫通孔110aが形成さ
れており、この貫通孔110aの上端が前記鋳型101
に形成されたキャビティ106の湯口部106aに接続
される。前記ベース110および鋳型101を載置して
いる定盤108には、所定位置に開口部108aが形成
されている。この開口部108aは定盤108の表面側
が大径に、また裏面側が小径になるように、内部にリン
グ状の段差108bが形成されている。前記開口部10
8aには溶湯の通路として機能するストーク108cが
挿通される。このストーク108cは円筒状をしてお
り、端部近傍にフランジ108fが設けられている。そ
して、このフランジ108fが前記開口部108aのリ
ング状の段差108bによって下方から支持されること
により、前記ストーク108cは前記定盤108にセッ
トされる。前記ベース110は、その貫通孔110aの
中心線が前記定盤108にセットされたストーク108
cの中心線と一致するように、その定盤108上に載置
される。そしてこの状態でストーク108cの上端はベ
ース110の貫通孔110aの下端に接続される。前記
定盤108の下方には溶湯を蓄える貯湯槽118が設置
されている。そしてこの貯湯槽118内の溶湯に、前記
ストーク108cの先端が浸漬される。即ち、前記ベー
ス110の貫通孔110aおよび前記ストーク108c
が貯湯槽118からキャビティ106まで溶湯を導くた
めの溶湯通路として機能する。
【0009】前記鋳型101およびベース110には、
箱型のチャンバー132が被せられている。このチャン
バー132は、前記鋳型101およびベース110の寸
法よりも若干大きく製作されており、その側面には前記
鋳型101が開く際に前記左金型102および右金型1
04が通過できるように所定サイズの角形の開口部14
2、144が二箇所に形成されている。また、前記左金
型102および右金型104に連結された前記連結シャ
フト112,114には、前記チャンバー132に形成
された開口部142、144を閉鎖するための移動蓋1
52,154が、鍔状に取付けられている。この移動蓋
152,154は前記開口部142、144と相似形の
板であり、その開口部142、144と向かい合う面に
は縁に沿ってシール材152b,154bが押え板15
2e,154eによって固定されている。そして、この
移動蓋152,154のシール材152b,154bが
開口部142、144の周囲のチャンバー132表面に
当接することにより前記開口部142、144は閉鎖さ
れる。ここで前記連結シャフト112,114に取付け
られている左右金型102,104および前記移動蓋1
52,154間の距離Lは、鋳型101が閉じられる際
に前記チャンバー132の開口部142、144が閉鎖
されるように、規定の値に設定されている。また、前記
チャンバー132の内部は、排気通路132aを介して
真空ポンプ132bに連通している。
【0010】次に、本実施例に係る吸引鋳造装置の作用
について説明する。先ず、図1に示すように鋳型開閉機
構の油圧シリンダ122,124がピストンロッド12
2b,124bを延出させるように駆動されて、鋳型1
01が閉じられ、同時にチャンバー132の開口部14
2、144が閉鎖される。この状態でチャンバー132
の内部が前記真空ポンプ132bによって減圧される。
チャンバー132内の減圧が行われると、鋳型101内
に形成されたキャビティ106も左金型102と右金型
104との微小隙間を介して減圧される。そしてキャビ
ティ106の内部が所定の圧力まで減圧されると、貯湯
槽118に蓄えられた溶湯がストーク108cおよびベ
ース110の貫通孔110aを通ってキャビティ106
の内部に吸引される。そして所定の時間が経過してキャ
ビティ106の内部に充填された溶湯が凝固した段階で
真空ポンプ132bからの吸引が停止し、図2に示すよ
うに油圧シリンダ122,124がピストンロッド12
2b,124bを収納する方向に駆動されて、鋳型10
1の型開きおよびチャンバー132の開口部142、1
44の開放が行われる。なおこの時、チャンバー132
内部の圧力が大気圧に等しくなるために、ストーク10
8c内に位置する溶湯は自重で貯湯槽118内に戻る。
【0011】このように本実施例によると、チャンバー
132は鋳型101およびベース110を収納できるだ
けの必要最小限の大きさに製作されているために小型化
が図られ、取扱が容易となる。また、このチャンバー1
32内を減圧するための真空ポンプ132bの仕事量も
減少する。なお、鋳型101が前記鋳型開閉機構によっ
て閉じられるときは、チャンバー132の開口部14
2、144も移動蓋152,154によって閉鎖される
ために、チャンバー132内の減圧に支障をきたすこと
がない。さらに、図5に示す従来の吸引鋳造装置のよう
に、チャンバー12側壁の貫通孔12aの内部を連結シ
ャフト2a,4aが摺動するような構造ではないため
に、連結シャフト2a,4aの振れによる鋳型1の開閉
不良が発生することはない。
【0012】図3は、本発明の第2実施例に係る吸引鋳
造装置の縦断面図を表している。この吸引鋳造装置は左
右4分割式の鋳型201を備えている。この鋳型201
は定盤208の上に設置されたベース210に載置され
ており、左上金型202、左下金型203および右上金
型204、右下金型205とから構成されている。前記
左上金型202の側面の左端と、前記右上金型204の
側面の右端には、各々に水平な状態で略円柱状の連結シ
ャフト212,214が軸心を一致させた状態で連結さ
れている。この連結シャフト212,214は大径部2
12a,214aと小径部212b,214bとを有し
ており、両者の境目に段差212c,214cが形成さ
れている。そして前記小径部212b,214bの端部
が前記左右上金型202,204に連結されており、ま
た前記大径部212a,214aの端部が油圧シリンダ
222,224のピストンロッド222b,224bに
連結されている。なお、油圧シリンダ222,224の
動作は、第1実施例における油圧シリンダ122,12
4の動作と同様である。
【0013】前記鋳型201およびベース210には、
箱型のチャンバー232が被せられている。このチャン
バー232は、前記鋳型201およびベース210の寸
法よりも若干大きく製作されており、その側面には前記
鋳型201が開く際に前記左上金型202および右上金
型204が通過できるように所定サイズの角形の開口部
242,244が二箇所に形成されている。また、前記
左上金型202および右上金型204に連結された前記
連結シャフト212,214には、前記チャンバー23
2に形成された開口部242,244を閉鎖するための
移動蓋252,254が支持されている。この移動蓋2
52,254は前記開口部242,244と相似形の板
であり、前記開口部242,244と向かい合う面には
縁に沿ってシール材252b,254bが押え板252
e,254eによって固定されている。さらに移動蓋2
52,254のほぼ中央には貫通孔252f,254f
が形成されており、この貫通孔252f,254fにガ
イドブッシュ322,324を介して前記連結シャフト
212,214が挿通されている。この部分の詳細が、
図4に示されている。なおガイドブッシュ322,32
4および移動蓋252,254の構造は左右同じである
ために、代表して左側のガイドブッシュ322等の説明
を行う。
【0014】ガイドブッシュ322は筒部322aとフ
ランジ部322bとから構成されており、中央には軸心
方向に貫通孔322eが形成されている。そして前記筒
部322aが前記移動蓋252の貫通孔252fに係合
された状態で、フランジ部322bがその移動蓋252
の表面にボルト止めされる。これによってガイドブッシ
ュ322は移動蓋252に固定される。なお移動蓋25
2とガイドブッシュ322との間のシール性を確保する
ために、ガイドブッシュ322の筒部322a外周面に
は、円周方向に形成された溝内にOリング322cが配
設されている。前記ガイドブッシュ322の貫通孔32
2eには連結シャフト212の小径部212bが摺動可
能に挿通されている。なお、連結シャフト212とガイ
ドブッシュ322との間のシール性を確保するために、
前記貫通孔322eの内壁面には円周方向に二箇所の溝
が形成されており、溝内にOリング322j,322k
が配設されている。また連結シャフト212の小径部2
12bには、前記ガイドブッシュ322と左上金型20
2との間に切欠き部212eが形成されており、この部
分に鍔状のコッター212fが嵌合されている。
【0015】この構造により、鋳型開閉機構の油圧シリ
ンダ222がピストンロッド222bを延出するように
駆動されると、左上金型202は右上金型204に接近
するように移動して鋳型201が閉じられる。またこの
時、連結シャフト212がその段差212cをガイドブ
ッシュ322のフランジ部322bに当接させた状態で
動かされるために、移動蓋252が前記左上金型202
に従って移動してチャンバー232に形成された開口部
242を閉鎖する。逆に、油圧シリンダ222がピスト
ンロッド222bを収納するように駆動されると、左上
金型202は右上金型204から離れて鋳型201は開
かれるが、前記連結シャフト212の小径部212bは
ガイドブッシュ322の貫通孔322e内を摺動するた
めに、移動蓋252は移動することはなく開口部242
が閉鎖されたままに保持される。そして前記連結シャフ
ト212が所定距離だけ摺動して小径部212bのコッ
ター212fが移動蓋252に当接すると、この移動蓋
252が連結シャフト212の動きに応じて移動して開
口部242が開放される。即ち、この装置はチャンバー
232の内部を減圧状態に保持したままで鋳型201を
所定量だけ開くことができる。
【0016】次に、本実施例に係る吸引鋳造装置の作用
について説明する。先ず、図3に示すように鋳型開閉機
構の油圧シリンダ222,224がピストンロッド22
2b,224bを延出させるように駆動されて、鋳型2
01が閉じられる。この時、前述のように連結シャフト
212,214の段差212c,214cが移動蓋25
2,254のガイドブッシュ322,324に当接する
ために、この移動蓋252,254は連結シャフト21
2,214に応じて移動してチャンバー232の開口部
242,244が閉鎖される。そしてこの状態でチャン
バー232の内部が前記真空ポンプによって減圧され
て、キャビティ206に溶湯が吸引される。このように
して第1実施例に係る吸引鋳造装置と同様に鋳造が行わ
れる。
【0017】通常、キャビティ206内の溶湯は鋳型2
01に接する部分から凝固し始めて中心部に及び、最終
的に湯口部206aの近傍が凝固する。このため凝固の
早いキャビティ206上部において溶湯の収縮が大き
く、凝固の遅いキャビティ206下部において溶湯の収
縮が小さい。したがって、キャビティ206下部に位置
する溶湯が凝固するまで鋳型201を閉じたままにして
おくと、キャビティ206上部において鋳物に収縮割れ
等が発生することがある。これを防止するために鋳型2
01の上部は下部よりも所定時間だけ早めに開くことが
必要となる。このため本実施例に係る吸引鋳造装置で
は、キャビティ206の上部で溶湯が凝固した段階で、
油圧シリンダ222,224を作動させて連結シャフト
212,214を所定距離動かし、鋳型201の上部を
規定寸法だけ開く。この時、連結シャフト212,21
4の動く範囲はそのコッター212f,214fが移動
蓋252,254に当接しない範囲とする。なお、連結
シャフト212,214の小径部212b,214bが
移動蓋252,254のガイドブッシュ322,324
内を摺動しても、チャンバー232内は負圧のために移
動蓋252,254はチャンバー232の表面に吸い付
けられており開くことはない。
【0018】この状態のまま所定時間が経過して鋳型2
01の下部で溶湯が凝固すると、真空ポンプからの吸引
が停止し、油圧シリンダ222,224がピストンロッ
ド222b,224bを収納する方向に再び作動され
る。これによって鋳型201の型開きが行われ、さらに
連結シャフト212,214に取付けられたコッター2
12f,214fが移動蓋252,254を内側から押
圧してチャンバー232の開口部242,244が開放
される。このように本実施例に係る吸引鋳造装置は、第
1実施例に係る吸引鋳造装置と同様な効果を有している
だけではなく鋳物製品の品質向上対策も図られている。
【0019】
【発明の効果】本発明によると、チャンバーは鋳型を収
納するのに必要な最小限のサイズで製作されるために、
チャンバーの取扱が容易になり、また設備スペースも必
要最小限になる。さらに、チャンバー内部を減圧するた
めの真空ポンプの仕事量も減少する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る吸引鋳造装置の縦断
面図である。
【図2】本発明の第1実施例に係る吸引鋳造装置の縦断
面図である。
【図3】本発明の第2実施例に係る吸引鋳造装置の縦断
面図である。
【図4】第2実施例に係る吸引鋳造装置の要部断面図で
ある。
【図5】従来の吸引鋳造装置の縦断面図である。
【符号の説明】
101 鋳型 106 キャビティ 110a 貫通孔(溶湯通路) 108c ストーク(溶湯通路) 112,114 連結シャフト(鋳型開閉機構) 122,124 油圧シリンダ(鋳型開閉機構) 132 チャンバー 132a 排気通路(減圧装置) 132b 真空ポンプ(減圧装置) 142,144 開口部 152,154 移動蓋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浴野 芳夫 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 馬場 隆之 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 斉竹 美秀 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶湯を蓄える貯湯槽の上方に設置され、
    複数の型から組み合わされて構成される鋳型と、前記鋳
    型内に形成されたキャビティに前記貯湯槽から溶湯を導
    くための溶湯通路と、前記鋳型をほぼ気密状態に覆うチ
    ャンバーと、前記チャンバーの内部を減圧する減圧装置
    とを備え、前記チャンバー内を減圧することにより、前
    記貯湯槽内の溶湯を前記溶湯通路を通して前記キャビテ
    ィに吸引しながら充填し、鋳造を行う吸引鋳造装置にお
    いて、 前記鋳型を構成する前記型に連結されたリンク部を備
    え、このリンク部を動かすことにより前記型を移動させ
    て前記鋳型の開閉を行う鋳型開閉機構と、 前記鋳型が前記鋳型開閉機構によって開かれる際に、前
    記型が通過できるようなサイズで前記チャンバーに形成
    された開口部と、 前記鋳型開閉機構のリンク部に支持されており、前記リ
    ンク部によって前記鋳型が閉じられるときには、そのリ
    ンク部の動きに応じて移動して前記開口部を閉鎖する移
    動蓋と、を有することを特徴とする吸引鋳造装置。
JP3357639A 1991-12-25 1991-12-25 吸引鋳造装置 Expired - Fee Related JP3060686B2 (ja)

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JP2016155152A (ja) * 2015-02-25 2016-09-01 日産自動車株式会社 鋳造装置及び鋳造方法

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