JPH0517816B2 - - Google Patents
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- JPH0517816B2 JPH0517816B2 JP63142848A JP14284888A JPH0517816B2 JP H0517816 B2 JPH0517816 B2 JP H0517816B2 JP 63142848 A JP63142848 A JP 63142848A JP 14284888 A JP14284888 A JP 14284888A JP H0517816 B2 JPH0517816 B2 JP H0517816B2
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Classifications
-
- Y02P60/216—
Landscapes
- Cultivation Of Plants (AREA)
- Breeding Of Plants And Reproduction By Means Of Culturing (AREA)
- Hydroponics (AREA)
- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、植物の組織培養技術によつて得られ
る培養苗を、定植用の苗として生長させたり、ま
た定植用の苗としての生育環境に徐々に馴らすた
めの順化方法及び装置に関するものである。
る培養苗を、定植用の苗として生長させたり、ま
た定植用の苗としての生育環境に徐々に馴らすた
めの順化方法及び装置に関するものである。
(従来の技術及びその問題点)
植物の組織培養技術を利用して培養苗を生産す
る従来の方法は、まず培養苗を三角フラスコ等の
培養器内の寒天培地に於いて無菌状態で培養し、
これを培養器から取り出して培地である寒天を洗
い落した後に水耕式または鉢植式等の定植培地に
移植している。
る従来の方法は、まず培養苗を三角フラスコ等の
培養器内の寒天培地に於いて無菌状態で培養し、
これを培養器から取り出して培地である寒天を洗
い落した後に水耕式または鉢植式等の定植培地に
移植している。
しかしながら、組織培養技術によつて得られる
培養苗は環境に対する抵抗力が弱いので、前述し
た従来の方法では、培養器から取りだして移植し
た後に生長抑制を呈したり枯死したりし易く、そ
の結果として、従来の歩留まりは20〜50%程度と
低く、また仮りに生育したとしても、その生長に
は長い時間を要するという問題点があつた。これ
らの原因としては、次のように内的原因と外的原
因が考えられている。
培養苗は環境に対する抵抗力が弱いので、前述し
た従来の方法では、培養器から取りだして移植し
た後に生長抑制を呈したり枯死したりし易く、そ
の結果として、従来の歩留まりは20〜50%程度と
低く、また仮りに生育したとしても、その生長に
は長い時間を要するという問題点があつた。これ
らの原因としては、次のように内的原因と外的原
因が考えられている。
まず内的原因は、培養苗が培養器内の高湿度、
弱光環境下で生育するため、根の発達や気孔の開
閉調節機能が不十分であると共に、クチクラワツ
クスが少ないこと、即ち、概して言うならば水分
ストレスに弱いことと、クロロフイル含量が少な
く光合成能力が低いことにある。
弱光環境下で生育するため、根の発達や気孔の開
閉調節機能が不十分であると共に、クチクラワツ
クスが少ないこと、即ち、概して言うならば水分
ストレスに弱いことと、クロロフイル含量が少な
く光合成能力が低いことにある。
次に外的要因は、培養苗を培養器から取りだし
て順化温室内等に移植する際の断根等による植え
痛みや、移植時に於ける培地成分や水ポテンシヤ
ルの急激な変化にある。
て順化温室内等に移植する際の断根等による植え
痛みや、移植時に於ける培地成分や水ポテンシヤ
ルの急激な変化にある。
前述の従来の方法は、これらの内的、外的原因
に対応していないので、前述したように移植した
後に生長抑制を呈したり枯死したりし易かつたの
である。
に対応していないので、前述したように移植した
後に生長抑制を呈したり枯死したりし易かつたの
である。
本発明はこれらの原因を効果的に解消すること
により前述した従来の問題点を解決することを目
的とするものである。
により前述した従来の問題点を解決することを目
的とするものである。
(問題点を解決するための手段)
本発明の構成を、実施例に対応する図面に基づ
いて説明すると、まず特許請求の範囲第1項記載
の方法は、吸水性の良い非水溶性物質の粒状体1
を寒天2に混入して成る培地3に於いて組織培養
した培養苗4を、水耕栽培装置5の苗床6に構成
した支持容器7内に前記培地3と共に移植するも
のである。
いて説明すると、まず特許請求の範囲第1項記載
の方法は、吸水性の良い非水溶性物質の粒状体1
を寒天2に混入して成る培地3に於いて組織培養
した培養苗4を、水耕栽培装置5の苗床6に構成
した支持容器7内に前記培地3と共に移植するも
のである。
次に第2項記載の方法は、第1項記載の方法に
於いて、支持容器7は前記粒状体1の粒径よりも
小さい網目の網状体として構成したものである。
於いて、支持容器7は前記粒状体1の粒径よりも
小さい網目の網状体として構成したものである。
次に第3項記載の方法は、第1項記載の方法に
於いて、支持容器7は、内側から外側に向かつて
網目を漸次大きくした複数の網状体7a,7b,
7cを重ねて構成すると共に、内側の網状体7
a,7bは分割して取外し可能に構成し、該網状
体7a,7bを内側から取り外すと共に粒径を漸
次大きくした粒状体1b,1cを供給して、支持
容器7内の粒状体1の粒度を漸次大きくするもの
である。
於いて、支持容器7は、内側から外側に向かつて
網目を漸次大きくした複数の網状体7a,7b,
7cを重ねて構成すると共に、内側の網状体7
a,7bは分割して取外し可能に構成し、該網状
体7a,7bを内側から取り外すと共に粒径を漸
次大きくした粒状体1b,1cを供給して、支持
容器7内の粒状体1の粒度を漸次大きくするもの
である。
次に第4項記載の方法は、第1項記載の方法に
於いて、水耕栽培装置5は、水耕液8の水位を調
節可能に構成し、該水耕液8の水位の調節により
粒状体1から成る培地9の含水率を制御するもの
である。
於いて、水耕栽培装置5は、水耕液8の水位を調
節可能に構成し、該水耕液8の水位の調節により
粒状体1から成る培地9の含水率を制御するもの
である。
次に第5項記載の方法は、第1項記載の方法に
於いて、粒状体1は角の丸い形状としたものであ
る。
於いて、粒状体1は角の丸い形状としたものであ
る。
次に第6項記載の装置は、吸水性の良い非水溶
性物質の粒状体1を寒天に混入して培地3を構成
した組織培養器10と、培養苗4の支持容器7を
苗床6に構成した水耕栽培装置5とから構成する
ものである。
性物質の粒状体1を寒天に混入して培地3を構成
した組織培養器10と、培養苗4の支持容器7を
苗床6に構成した水耕栽培装置5とから構成する
ものである。
次に第7項記載の装置は、第6項記載の装置に
於いて、支持容器7は前記粒状体1の粒径よりも
小さい網目の網状体として構成したものである。
於いて、支持容器7は前記粒状体1の粒径よりも
小さい網目の網状体として構成したものである。
次に第8項記載の装置は、第6項記載の装置に
於いて、支持容器7は、内側から外側に向かつて
網目を漸次大きくした複数の網状体7a,7b,
7cを重ねて構成すると共に、内側の網状体7
a,7bは分割して取外し可能に構成し、該網状
体7a,7bを内側から取り外すと共に粒径を漸
次大きくした粒状体1b,1cを供給して、支持
容器7内の粒状体1の粒度を漸次大きくするもの
である。
於いて、支持容器7は、内側から外側に向かつて
網目を漸次大きくした複数の網状体7a,7b,
7cを重ねて構成すると共に、内側の網状体7
a,7bは分割して取外し可能に構成し、該網状
体7a,7bを内側から取り外すと共に粒径を漸
次大きくした粒状体1b,1cを供給して、支持
容器7内の粒状体1の粒度を漸次大きくするもの
である。
次に第9項記載の装置は、第6項記載の装置に
於いて、水耕栽培装置5は、水耕液8の水位を調
節可能に構成し、該水耕液8の水位の調節により
粒状体1から成る培地9の含水率を制御するもの
である。
於いて、水耕栽培装置5は、水耕液8の水位を調
節可能に構成し、該水耕液8の水位の調節により
粒状体1から成る培地9の含水率を制御するもの
である。
次に第10項記載の装置は、第6項記載の装置に
於いて、粒状体1は角の丸い形状としたものであ
る。
於いて、粒状体1は角の丸い形状としたものであ
る。
(作用及び実施例)
次に本発明の作用を実施例と共に説明する。
第1図は本発明の構成を模式的に表わした概念
図であり、かかる図に於いて、符号10は三角フ
ラスコ等の植物組織培養器、また5は水耕栽培装
置を示すものである。本発明に於いて培養器10
内の培地3は、第1図に示すように、従来の寒天
2に、吸水性の良い非水溶性物質の粒状体1を適
量混入して構成し、かかる培地3に於いて培養苗
4を生長させる。尚、粒状体1は寒天2への混入
に先だつて加熱殺菌等の適宜の方法により無菌処
理しておく。
図であり、かかる図に於いて、符号10は三角フ
ラスコ等の植物組織培養器、また5は水耕栽培装
置を示すものである。本発明に於いて培養器10
内の培地3は、第1図に示すように、従来の寒天
2に、吸水性の良い非水溶性物質の粒状体1を適
量混入して構成し、かかる培地3に於いて培養苗
4を生長させる。尚、粒状体1は寒天2への混入
に先だつて加熱殺菌等の適宜の方法により無菌処
理しておく。
以上の培地に於いて培養苗4は、その根が粒状
体1に絡み合いながら生長する。そして培養苗4
が所定の段階まで生長したら、これを培養器10
から取り出して、水耕栽培装置5の苗床6に構成
した支持容器7内に移植し、今度は水耕液8によ
り栽培する。
体1に絡み合いながら生長する。そして培養苗4
が所定の段階まで生長したら、これを培養器10
から取り出して、水耕栽培装置5の苗床6に構成
した支持容器7内に移植し、今度は水耕液8によ
り栽培する。
本発明に於いては、かかる移植は培地3と共に
行うので、移植直後は寒天2も残存する。そし
て、時間が経過すると、該寒天2は水耕液8によ
つて徐々に洗い流され、あるいは水耕液8に次第
に溶解して行き、ついには全く除去されて、粒状
体1のみの培地9となる。尚、粒状体1は時間の
経過に於いて必要に応じて適量追加する。
行うので、移植直後は寒天2も残存する。そし
て、時間が経過すると、該寒天2は水耕液8によ
つて徐々に洗い流され、あるいは水耕液8に次第
に溶解して行き、ついには全く除去されて、粒状
体1のみの培地9となる。尚、粒状体1は時間の
経過に於いて必要に応じて適量追加する。
培養器10内での培養時には、培養苗4は水分
含有率の高い状態に馴れているので、従来のよう
に移植に際して培養器10内での培養時に於ける
培地3を洗い落して、急激に水分環境及び培地成
分の異なる条件の培地に移植すると水分ストレス
並びに培地成分の急激な変化に弱い培養苗は生長
抑制を呈したり、枯死したりし易いが、本発明で
は前述した通り、移植直後から暫くは寒天2が残
存した状態であるので水分環境並びに培地成分の
変化は緩やかとなる。また培地の洗い落し作業、
移植作業に於ける断根の発生を防止することがで
きる。そして寒天2は一定の時間経過後は全く除
去されて、以後は粒状体1のみで栽培するので、
寒天2によるカビやバクテリアの多量発生も防止
することができる。尚、水耕液8中に流出し、あ
るいは溶出した寒天は、適宜の微生物処理等によ
り、肥料分として再使用するように構成すること
は容易である。
含有率の高い状態に馴れているので、従来のよう
に移植に際して培養器10内での培養時に於ける
培地3を洗い落して、急激に水分環境及び培地成
分の異なる条件の培地に移植すると水分ストレス
並びに培地成分の急激な変化に弱い培養苗は生長
抑制を呈したり、枯死したりし易いが、本発明で
は前述した通り、移植直後から暫くは寒天2が残
存した状態であるので水分環境並びに培地成分の
変化は緩やかとなる。また培地の洗い落し作業、
移植作業に於ける断根の発生を防止することがで
きる。そして寒天2は一定の時間経過後は全く除
去されて、以後は粒状体1のみで栽培するので、
寒天2によるカビやバクテリアの多量発生も防止
することができる。尚、水耕液8中に流出し、あ
るいは溶出した寒天は、適宜の微生物処理等によ
り、肥料分として再使用するように構成すること
は容易である。
以上の方法または装置に於いて、支持容器7
は、水耕液8が良好に流通可能であれば適宜の構
成で良く、例えば網状体で容易に構成することが
できる。この場合、網状体の網目は前記粒状体1
の粒径よりも小さくして該粒状体1を保持する。
は、水耕液8が良好に流通可能であれば適宜の構
成で良く、例えば網状体で容易に構成することが
できる。この場合、網状体の網目は前記粒状体1
の粒径よりも小さくして該粒状体1を保持する。
以上の方法または装置に於いて、支持容器7
は、内側から外側に向かつて網目を漸次大きくし
た複数の網状体7a,7b,7cを重ねて構成す
ると共に、内側の網状体7a,7bは分割して取
外し可能に構成し、該網状体7a,7bを内側か
ら取り外すと共に粒径を漸次大きくした粒状体1
b,1cを供給して、支持容器7内の粒状体1の
粒度を漸次大きくすることができ、こうして植物
の生長に応じて粒状体1の粒度を漸次大きくする
ことにより、栽培後の植物の販売時等における根
と粒状体との分離が容易となる。かかる構成は、
例えば根が薬用となる植物、即ち根が商品である
植物に適している。第2図は以上の構成、作用を
模式的に表わしたものである。
は、内側から外側に向かつて網目を漸次大きくし
た複数の網状体7a,7b,7cを重ねて構成す
ると共に、内側の網状体7a,7bは分割して取
外し可能に構成し、該網状体7a,7bを内側か
ら取り外すと共に粒径を漸次大きくした粒状体1
b,1cを供給して、支持容器7内の粒状体1の
粒度を漸次大きくすることができ、こうして植物
の生長に応じて粒状体1の粒度を漸次大きくする
ことにより、栽培後の植物の販売時等における根
と粒状体との分離が容易となる。かかる構成は、
例えば根が薬用となる植物、即ち根が商品である
植物に適している。第2図は以上の構成、作用を
模式的に表わしたものである。
まず、第2図aは、培養器10から支持容器7
への移植直後の状態を示しており、この状態では
支持容器7は、最も内側の最小網目(例えば3mm
弱)の分割可能な第1の網状体7aと、中間に位
置する中間網目(例えば5mm弱)の分割可能な第
2の網状体7bと、最も外側の最大網目(例えば
9mm弱)の分割不能な第3の網状体7cとが全て
重ねられている。そして粒状体1aは3mm径のも
のが充填状態である。
への移植直後の状態を示しており、この状態では
支持容器7は、最も内側の最小網目(例えば3mm
弱)の分割可能な第1の網状体7aと、中間に位
置する中間網目(例えば5mm弱)の分割可能な第
2の網状体7bと、最も外側の最大網目(例えば
9mm弱)の分割不能な第3の網状体7cとが全て
重ねられている。そして粒状体1aは3mm径のも
のが充填状態である。
かかる状態に於いて、まず第1の網状体7aを
分割して上方に取り除くと共に上方から5mm径の
粒状体1bを追加する。こうして第2図bに示す
ように、根に絡まつていない3mm径の粒状体1a
は第2の網状体7bと第3の網状体7cとを通過
して下方に落下するので、時間の経過により、殆
ど5mm径の粒状体7bが充填状態となる。次い
で、以上と同様に、まず第2の網状体7bを分割
して上方に取り除くと共に上方から9mm径の粒状
体1cを追加する。こうして第2図cに示すよう
に、根に絡まつていない5mm径の粒状体1bは第
3の網状体7cを通過して下方に落下するので、
時間の経過により殆ど9mm径の粒状体1cを充填
状態とすることができる。
分割して上方に取り除くと共に上方から5mm径の
粒状体1bを追加する。こうして第2図bに示す
ように、根に絡まつていない3mm径の粒状体1a
は第2の網状体7bと第3の網状体7cとを通過
して下方に落下するので、時間の経過により、殆
ど5mm径の粒状体7bが充填状態となる。次い
で、以上と同様に、まず第2の網状体7bを分割
して上方に取り除くと共に上方から9mm径の粒状
体1cを追加する。こうして第2図cに示すよう
に、根に絡まつていない5mm径の粒状体1bは第
3の網状体7cを通過して下方に落下するので、
時間の経過により殆ど9mm径の粒状体1cを充填
状態とすることができる。
このように、植物の生長に応じて粒状体1の粒
度を漸次大きくすることにより、栽培後の植物の
販売時等における根と粒状体1との分離を容易に
行うことができるが、かかる粒状体1の粒形を球
体形状、回転楕円体形状等の角の丸い形状とすれ
ば更に分離を容易にすることができる。
度を漸次大きくすることにより、栽培後の植物の
販売時等における根と粒状体1との分離を容易に
行うことができるが、かかる粒状体1の粒形を球
体形状、回転楕円体形状等の角の丸い形状とすれ
ば更に分離を容易にすることができる。
次に、以上の方法または装置に於いて、水耕栽
培装置5は、水耕液8の水位を調節可能に構成す
れば、該水耕液8の水位の調節により粒状体1か
ら成る培地9の含水率を制御することができる。
培装置5は、水耕液8の水位を調節可能に構成す
れば、該水耕液8の水位の調節により粒状体1か
ら成る培地9の含水率を制御することができる。
即ち、まず移植直後に於いては、水位を最大と
して、培地9,3を含水率の高い状態として、水
分環境を保持することができる。次いで、移植か
らある程度の時間が経過した後には、水位を下
げ、培地9の含水率を低下させることができ、こ
うして植物の種類に応じて適切な含水率での栽培
を行うことができる。尚、以上の含水率制御に加
えて、水位の上下を繰り返し行い、第1図d,e
に示すように、下方の水位l1に於いては、支持容
器7を外気に触れさせるようにすることにより、
根に対しての積極的な酸素の供給を図ることがで
きる。
して、培地9,3を含水率の高い状態として、水
分環境を保持することができる。次いで、移植か
らある程度の時間が経過した後には、水位を下
げ、培地9の含水率を低下させることができ、こ
うして植物の種類に応じて適切な含水率での栽培
を行うことができる。尚、以上の含水率制御に加
えて、水位の上下を繰り返し行い、第1図d,e
に示すように、下方の水位l1に於いては、支持容
器7を外気に触れさせるようにすることにより、
根に対しての積極的な酸素の供給を図ることがで
きる。
本発明に於いては、粒状体1は非水溶性物質で
あるが、吸水性が良いので、植物の根の乾燥を防
止することができ、この際に於ける根の生長の抑
制、枯死を防止することができる。
あるが、吸水性が良いので、植物の根の乾燥を防
止することができ、この際に於ける根の生長の抑
制、枯死を防止することができる。
非水溶性物質はこのように吸水性が良く、しか
も粒状体1として構成し得るものであれば、例え
ば珪藻土等のセラミツクス系充填物や活性炭、木
材片、炭片あるいはウレタン等適宜の物質を適用
することができる。また、粒状体1としての粒径
は前述した例の粒径等、植物の種類及びその用途
等により適宜設定することができる。
も粒状体1として構成し得るものであれば、例え
ば珪藻土等のセラミツクス系充填物や活性炭、木
材片、炭片あるいはウレタン等適宜の物質を適用
することができる。また、粒状体1としての粒径
は前述した例の粒径等、植物の種類及びその用途
等により適宜設定することができる。
(発明の効果)
本発明は以上のとおり、吸水性の良い非水溶性
物質の粒状体を寒天に混入して成る培地に於いて
組織培養した培養苗を、水耕栽培装置の苗床に構
成した支持容器内に前記培地と共に移植するの
で、前述した内的原因、即ち培養苗が培養器内の
高湿度、弱光環境下で生育するため根の発達や気
孔の開閉調節機能が不十分であると共に、クチク
ラワツクスが少ないこと、即ち、概して言うなら
ば水分ストレスに弱いことと、クロロフイル含量
が少なく光合成能力が低いという原因を補い、そ
して外的要因、即ち培養苗を培養器から取りだし
て順化温室内等に移植する際の断根等による植え
痛みや、移植時に於ける培地成分や水ポテンシヤ
ルの急激な変化を解消することにより、生長抑制
を呈したり、枯死したりするのを効果的に防止す
ることができ、以つて組織培養技術を利用した培
養苗の生産に於ける歩留まりを向上させることが
できるという格別なる効果がある。
物質の粒状体を寒天に混入して成る培地に於いて
組織培養した培養苗を、水耕栽培装置の苗床に構
成した支持容器内に前記培地と共に移植するの
で、前述した内的原因、即ち培養苗が培養器内の
高湿度、弱光環境下で生育するため根の発達や気
孔の開閉調節機能が不十分であると共に、クチク
ラワツクスが少ないこと、即ち、概して言うなら
ば水分ストレスに弱いことと、クロロフイル含量
が少なく光合成能力が低いという原因を補い、そ
して外的要因、即ち培養苗を培養器から取りだし
て順化温室内等に移植する際の断根等による植え
痛みや、移植時に於ける培地成分や水ポテンシヤ
ルの急激な変化を解消することにより、生長抑制
を呈したり、枯死したりするのを効果的に防止す
ることができ、以つて組織培養技術を利用した培
養苗の生産に於ける歩留まりを向上させることが
できるという格別なる効果がある。
第1図a,b,c,d,eは本発明の構成を模
式的、経時的に表わした概念図であり、また第2
図a,b,cは本発明に於ける支持容器の構成を
模式的、経時的に表わした概念図である。 符号、1,1a,1b,1c……粒状体、2…
…寒天、3……培地、4……培養苗、5……水耕
栽培装置、6……苗床、7……支持容器、8……
水耕液、9……培地、10……組織培養器、7
a,7b,7c……網状体。
式的、経時的に表わした概念図であり、また第2
図a,b,cは本発明に於ける支持容器の構成を
模式的、経時的に表わした概念図である。 符号、1,1a,1b,1c……粒状体、2…
…寒天、3……培地、4……培養苗、5……水耕
栽培装置、6……苗床、7……支持容器、8……
水耕液、9……培地、10……組織培養器、7
a,7b,7c……網状体。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 吸水性の良い非水溶性物質の粒状体を寒天に
混入して成る培地に於いて組織培養した培養苗
を、水耕栽培装置の苗床に構成した支持容器内
に、前記培地と共に移植することを特徴とする培
養苗の順化方法。 2 第1項記載の方法に於いて、支持容器は前記
粒状体の粒径よりも小さい網目の網状体として構
成したことを特徴とする培養苗の順化方法。 3 第1項記載の方法に於いて、支持容器は、内
側から外側に向かつて網目を漸次大きくした複数
の網状体を重ねて構成すると共に、内側の網状体
は分割して取外し可能に構成し、該網状体を内側
から取り外すと共に粒径を漸次大きくした粒状体
を供給して、支持容器内の粒状体の粒度を漸次大
きくすることを特徴とする培養苗の順化方法。 4 第1項記載の方法に於いて、水耕栽培装置
は、水耕液の水位を調節可能に構成し、該水耕液
の水位の調節により粒状体から成る培地の含水率
を制御することを特徴とする培養苗の順化方法。 5 第1項記載の方法に於いて、粒状体は角の丸
い形状としたことを特徴とする培養苗の順化方
法。 6 吸水性の良い非水溶性物質の粒状体を寒天に
混入して培地を構成した組織培養器と、培養苗の
支持容器を苗床に構成した水耕栽培装置とから構
成することを特徴とする培養苗の順化装置。 7 第6項記載の装置に於いて、支持容器は前記
粒状体の粒径よりも小さい網目の網状体として構
成したことを特徴とする培養苗の順化装置。 8 第6項記載の装置に於いて、支持容器は、内
側から外側に向かつて網目を漸次大きくした複数
の網状体を重ねて構成すると共に、内側の網状体
は分割して取外し可能に構成したことを特徴とす
る培養苗の順化装置。 9 第6項記載の装置に於いて、水耕栽培装置
は、水耕液の水位を調節可能に構成したことを特
徴とする培養苗の順化装置。 10 第6項記載の装置に於いて、粒状体は角の
丸い形状としたことを特徴とする培養苗の順化装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63142848A JPH022304A (ja) | 1988-06-10 | 1988-06-10 | 培養苗の順化方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63142848A JPH022304A (ja) | 1988-06-10 | 1988-06-10 | 培養苗の順化方法及び装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH022304A JPH022304A (ja) | 1990-01-08 |
| JPH0517816B2 true JPH0517816B2 (ja) | 1993-03-10 |
Family
ID=15325022
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63142848A Granted JPH022304A (ja) | 1988-06-10 | 1988-06-10 | 培養苗の順化方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH022304A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010535476A (ja) * | 2007-08-10 | 2010-11-25 | ニュープラント・プロプライエタリー・リミテッド | 植物繁殖移転方法 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2575759Y2 (ja) * | 1990-01-29 | 1998-07-02 | 株式会社 都市計画研究所 | コケ類を使用した造形物 |
| US20030097789A1 (en) * | 2001-11-23 | 2003-05-29 | Laurent Corbesier | Hydroponic growing device adapted for the growing and scientific study of arabidopsis thaliana |
-
1988
- 1988-06-10 JP JP63142848A patent/JPH022304A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010535476A (ja) * | 2007-08-10 | 2010-11-25 | ニュープラント・プロプライエタリー・リミテッド | 植物繁殖移転方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH022304A (ja) | 1990-01-08 |
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