JPH05178858A - Dc−89誘導体 - Google Patents

Dc−89誘導体

Info

Publication number
JPH05178858A
JPH05178858A JP16710292A JP16710292A JPH05178858A JP H05178858 A JPH05178858 A JP H05178858A JP 16710292 A JP16710292 A JP 16710292A JP 16710292 A JP16710292 A JP 16710292A JP H05178858 A JPH05178858 A JP H05178858A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
added
mixture
chloroform
mmol
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP16710292A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihito Nagamura
聡仁 長村
Hiromitsu Saito
博満 斉藤
Eiji Kobayashi
英二 小林
Katsunari Gomi
克成 五味
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KH Neochem Co Ltd
Original Assignee
Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd filed Critical Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd
Priority to JP16710292A priority Critical patent/JPH05178858A/ja
Publication of JPH05178858A publication Critical patent/JPH05178858A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 式 {XはH、CO2 CH3 、ZはCl、Br、RはH、C
ONR1 2 (R1 、R2 はH、低級アルキル基、フェ
ニル基)または (式中、nは0〜4、R3 はCH2、0、N−CH3 、N−CH2 CONR12 を表し、
1,R2は前記と同義である。)、WはH、 〔W1 、W2 はH、OR4 (R4 は低級アルキル基、低
級アルケニル基)〕}で表されるDC−89誘導体また
はその薬理上許容される塩。 【効果】 このDC−89誘導体またはその薬理上許容
される塩は高い抗腫瘍活性を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はDC−89誘導体に関す
る。本化合物は、優れた抗腫瘍活性を示し、抗腫瘍剤と
して有用である。
【0002】
【従来の技術】本発明のDC−89誘導体に類似する化
合物としては、下記構造式で表されるDC−89A1、
DC−89A2、DC−89B1およびDC−89B2
が知られており、各種細菌に抗菌活性を示すほか、メラ
ノーマB−16等に抗腫瘍活性を示す。
【0003】
【化8】
【0004】DC−89A1はWO87/06265
に、DC−89A2、DC−89B1およびDC−89
B2は特開平2−119787に開示されている。ま
た、DC−89A2およびDC−89A1と同一化合物
であるSF2582AおよびSF2582Bが特開平1
−139590に開示されている。本発明の化合物に関
連して、下記構造式を有するDC−88AがWO87/
06265に、DC113が特開平2−177890に
それぞれ開示されており、各種細菌に抗菌活性を示すほ
か、メラノーマB−16等に抗腫瘍活性を示す。
【0005】
【化9】
【0006】また、DC−88AおよびDC−89誘導
体が特開平2−288879、特開平3−7287およ
び特開平3−128379に開示されており、特願平3
−137741、特願平3−186637および特願平
4−20059に出願されている。本発明の化合物と類
似の構造を有するSF2582Cの誘導体が特開平1−
275581に、また、CC−1065およびその誘導
体が特開昭54−64695、特開昭60−19398
9、WO88/04659およびEP−A−35945
4にそれぞれ開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、優れ
た抗腫瘍活性を有するDC−89誘導体を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は式(I)
【0009】
【化10】
【0010】{式中、
【0011】
【化11】
【0012】は
【0013】
【化12】
【0014】または
【0015】
【化13】
【0016】を表し、Xは水素原子またはCO2 CH3
を表し、ZはCl またはBr を表し、Rは水素原子、C
ONR1 2 (式中、R1 およびR2 は同一もしくは異
なって水素原子、低級アルキル基またはフェニル基を表
す。)または
【0017】
【化14】
【0018】(式中、nは0〜4の整数を表し、R3
CH2
【0019】
【化15】 、酸素原子、N−CH3 またはN−CH2 CONR1
2を表し、R1 およびR 2 は前記と同義である。)を表
し、Wは水素原子または
【0020】
【化16】
【0021】〔式中、W1 およびW2 は同一もしくは異
なって、水素原子またはOR4 (式中、R4 は低級アル
キル基または低級アルケニル基を表す。)を表す。〕を
表す。}で表されるDC−89誘導体またはその薬理上
許容される塩に関する。以下、式(I)で表される化合
物を化合物(I)と称する。同様に式(II)〜(IV)で
表される化合物を化合物(II)〜(IV)と称する。なお
化合物(I)a、(I)b等は化合物(I)に包含され
ることを意味する。上記式(I)のR1、R2 およびR4
の定義中、低級アルキル基は、炭素数1〜4の直鎖ま
たは分岐状アルキル基を意味し、例えばメチル、エチ
ル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、se
c −ブチル、tert−ブチル等が包含され、R4 の定義
中、低級アルケニル基は、炭素数2〜4のビニル、アリ
ル、プロペニル、ブテニル等が包含される。次に化合物
(I)の製造法について説明する。方法1 化合物(I)のうち、
【0022】
【化17】
【0023】が
【0024】
【化18】
【0025】であり、Wが水素原子である化合物(I)
aは、特開平3−128379記載の式
【0026】
【化19】
【0027】で表される化合物(A)または、式
【0028】
【化20】
【0029】で表される化合物(B)を不活性溶媒中、
塩基で処理することにより製造することができる。
【0030】
【化21】
【0031】塩基としては、ナトリウムメトキシド、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム、カリウムt−ブトキ
シド、トリエチルアミン、1,8−ジアザビシクロウンデ
セン(DBU)、炭酸カリウム等が用いられ、通常化合
物(A)または(B)に対して1〜3等量用いられる。
不活性溶媒としては水、メタノール、テトラヒドロフラ
ン(THF)、ジオキサン、アセトニトリル等が、単独
あるいは混合して用いられる。反応は通常−20℃から
50℃で行われ、30分から5時間で終了する。
【0032】方法2 化合物(I)のうち、
【0033】
【化22】
【0034】が
【0035】
【化23】
【0036】であり、Wが水素原子以外の基である化合
物(I)bは、化合物(I)aに塩基の存在下、不活性
溶媒中、相当するカルボン酸の反応性誘導体を反応させ
ることにより製造することができる。
【0037】
【化24】
【0038】(式中、Wa は水素原子以外のWを表し、
Xは前記と同義である。) 塩基としては水素化ナトリウム、リチウムジイソプロピ
ルアミド、t−ブトキシカリウム、トリエチルアミン、
4−ジメチルアミノピリジン等が包含され、通常化合物
(I)aに対して1〜2等量用いられる。不活性溶媒と
してはジメチルホルムアミド、THF、トルエン、ジメ
チルスルホキシド等が、単独あるいは混合して用いられ
る。カルボン酸の反応性誘導体は酸クロライド、酸ブロ
マイド等のハロゲン化アシル、p−ニトロフェニルエス
テル、2,4,5−トリクロロフェニルエステル、N−オキ
シコハク酸イミドエステル等の活性エステル等が包含さ
れる。反応性誘導体は通常化合物(I)aに対して1〜
3等量用いられる。反応は−50℃から30℃で行わ
れ、30分から1日で終了する。
【0039】方法3 化合物(I)のうち、
【0040】
【化25】
【0041】が、
【0042】
【化26】
【0043】であり、Rが水素原子である化合物(I)
cは、化合物(I)aまたは(I)bに不活性溶媒中、
塩酸または臭化水素酸を反応させることにより製造する
ことができる。
【0044】
【化27】
【0045】(式中、X、WおよびZは前記と同義であ
る。) 塩酸または臭化水素酸は通常化合物(I)aまたは
(I)bに対して1〜20等量用いられる。不活性溶媒
としては水、ジメチルホルムアミド、THF、トルエ
ン、ジオキサン、アセトニトリル等が、単独あるいは混
合して用いられる。反応は通常−20℃から50℃で行
われ、10分から1時間で終了する。
【0046】方法4−1 化合物(I)のうち、
【0047】
【化28】
【0048】が
【0049】
【化29】
【0050】であり、RがCONR12 または
【0051】
【化30】
【0052】である化合物(I)dは、化合物(I)c
に塩基の存在下、不活性溶媒中、式
【0053】
【化31】
【0054】(式中、R1 およびR2 は前記と同義であ
る。)または
【0055】
【化32】
【0056】(式中、R3 およびnは前記と同義であ
る。)で表される化合物(II)を反応させることにより
製造することができる。
【0057】
【化33】
【0058】(式中、Ra はRの定義中、CONR1
2 または
【0059】
【化34】
【0060】を表し、X、WおよびZは前記と同義であ
る。) 塩基としてはトリエチルアミン、ピリジン、4−ジメチ
ルアミノピリジン等が包含され、通常化合物(I)cに
対して1〜5当量用いられるが、溶媒を兼ねて大過剰用
いてもよい。不活性溶媒としてはピリジン、塩化メチレ
ン、ジメチルホルムアミド、THF、トルエン等が、単
独あるいは混合して用いられる。化合物(II)は通常化
合物(I)cに対して1〜10当量用いられる。反応は
−50℃から50℃で行われ、30分から1日で終了す
る。
【0061】方法4−2 化合物(I)dは以下の工程により製造することもでき
る。 (工程1)化合物(I)cに塩基の存在下、不活性溶媒
中、クロロギ酸p−ニトロフェニルを反応させることに
より化合物(III )を製造することができる。
【0062】
【化35】
【0063】(式中、X、ZおよびWは前記と同義であ
る。) クロロギ酸p−ニトロフェニルは通常化合物(I)cに
対して1〜5等量用いられる。不活性溶媒としてはピリ
ジン、塩化メチレン、ジメチルホルムアミド、THF、
トルエン等が、単独あるいは混合して用いられる。反応
は−80℃から50℃で行われ、30分から1日で終了
する。
【0064】(工程2)化合物(I)dは、化合物(II
I )に塩基の存在下、不活性溶媒中、式
【0065】
【化36】
【0066】(式中、R1 およびR2 は前記と同義であ
る。)または
【0067】
【化37】
【0068】(式中、R3 およびnは前記と同義であ
る。)で表される化合物(IV)を反応させることにより
製造することができる。
【0069】
【化38】
【0070】(式中、Ra 、X、ZおよびWは前記と同
義である。) 塩基としてはトリエチルアミン、ピリジン、4−ジメチ
ルアミノピリジン等が包含され、通常化合物(III )に
対して1〜5当量用いられるが、溶媒を兼ねて大過剰用
いてもよい。不活性溶媒としてはピリジン、塩化メチレ
ン、ジメチルホルムアミド、THF、トルエン等が、単
独あるいは混合して用いられる。化合物(IV)は通常化
合物(III )に対して1〜5等量用いられる。反応は−
80℃から50℃で行われ、30分から1日で終了す
る。
【0071】各工程の反応終了後、必要に応じて反応液
に水、酸、緩衝液等を加えて、酢酸エチル、クロロホル
ム、エーテル等の非水溶性溶媒で抽出する。抽出液は
水、食塩水等で洗浄後、無水硫酸ナトリウム等で乾燥
し、溶媒留去後得られた残渣は、シリカゲルによるカラ
ムクロマトグラフィー、薄層クロマトグラフィー、高速
液体分取クロマトグラフィー、再結晶等により精製を行
う。
【0072】化合物(I)の塩を取得したいとき、化合
物(I)が塩の形で得られる場合には、そのまま精製す
ればよく、また遊離の形で得られる場合には、化合物
(I)を適当な溶媒に溶解または懸濁させて、適当な酸
を加えることにより塩を形成させればよい。また、中間
体にあっては、反応終了後、単離、精製を行わずに次の
工程に用いることもできる。また、化合物(I)または
その薬理上許容される塩は、水あるいは各種溶媒との付
加物の形で存在することもあるが、これら付加物も本発
明に含まれる。さらに、化合物(I)の光学活性体を含
め全ての可能な異性体およびその混合物も本発明に包含
される。
【0073】化合物(I)に属する代表的化合物の構造
および化合物番号を第1表に示す。
【0074】
【表1】
【0075】次に代表的な化合物(I)の薬理活性を実
験例で説明する。 実験例1. HeLaS3 細胞生育阻害試験 96穴マイクロタイタープレートの各ウェルに10%牛
胎児血清および2mMグルタミンを含むMEM培地で3
×104 個/mlに調整したHeLaS3 細胞を0.1mlず
つ分注した。炭酸ガスインキュベーター内で一晩37℃
で培養後、培地により適宜希釈した化合物(I)を0.05
mlずつ各ウェルに加えた。
【0076】炭酸ガスインキュベーター内で細胞を37
℃で72時間培養後、培養上清を除去し、リン酸緩衝液
生理食塩水(PBS)で一回洗浄後、0.02%ニュートラ
ルレッドを含む培地を0.1ml ずつ各ウェルに加え、37
℃、1時間炭酸ガスインキュベーター内で培養し細胞を
染色した。培養上清を除去後、生理食塩水で一回洗浄
し、0.001 規定塩酸/30%エタノールで色素を抽出し
た。マイクロプレートリーダーにより抽出液の550nm の
吸収を測定し、無処理細胞と既知濃度の化合物(I)で
処理した細胞の吸収を比較することにより、細胞の増殖
を50%阻害する薬物濃度(IC50)を算出した。
【0077】2.サルコーマ180腫瘍に対する治療効
体重18〜20gのddY雄マウス1群5匹にサルコー
マ180腫瘍5×10 5 個を腋窩部皮下に移植した。移
植後1日目に第2表に示す濃度の化合物(I)を含む生
理食塩水0.2ml を静脈内に投与した。移植7日後のT/
C〔T:試験例の平均腫瘍体積(mm3 )、C:対照(生
理食塩水0.2mlを静脈内に投与したもの)の平均腫瘍体
積(mm3 )〕を測定した。
【0078】それぞれの結果を第2表に示す。
【0079】
【表2】
【0080】急性毒性 化合物(I)をddY−系マウスオス体重20±1gに静
脈内に投与した。MLD(最小致死量)は投与14日後
の死亡率を測定して判定した。その結果を第3表に示し
た。
【0081】
【表3】
【0082】化合物(I)またはその薬理上許容される
塩は、単独でまたは少なくとも1種の製剤上許容される
補助剤と共に抗腫瘍組成物として用いることができる。
例えば、化合物(I)あるいはその塩を、生理食塩水や
グルコース、ラクトース、マンニトール等の水溶液に溶
解して注射剤として適当な医薬組成物とする。または化
合物(I)またはその塩を常法に従って凍結乾燥し、こ
れに塩化ナトリウムを加えることによって粉末注射剤を
作成する。
【0083】本医薬組成物は必要に応じ、製剤分野で周
知の添加剤、例えば製剤上許容される塩等を含有するこ
とができる。本組成物の投与量は患者の年齢、症状等に
よって異なるが人を含む哺乳動物に対し化合物(I)と
して0.01〜30mg/kg/日投与する。投与は例えば1日
1回(単回投与または連日投与)または間歇的に1週間
に1〜3回、2、3週間に1回静脈注射により行う。ま
た、望まれる場合は同様の投与量、投与形態で動脈内投
与、腹腔内投与、胸腔内投与等も可能である。望まれる
場合は同様の投与量、投与形態で経口投与も可能であ
る。経口投与形態は錠剤、カプセル剤、粉末剤、顆粒
剤、アンプル剤等を包含し、これらは製剤分野で周知の
医薬補助剤を含む。
【0084】以下に本発明の実施例を示す。以下の実施
例で示される理化学的性質は次の機器類によって測定し
た。 また、シリカゲルは、和光純薬工業社製のワコーゲルC
−200を用いた。
【0085】
【実施例】
実施例1 化合物1の合成 化合物(A)の14mg(0.029mmol)にメタノ
ール2mlおよび28重量%ナトリウムメトキシド(0.
16mmol)を含むメタノール溶液0.03mlを加え
室温にて1時間攪拌した。この反応混合物にpH7の0.
2Mリン酸緩衝液を加え、クロロホルムで抽出した。ク
ロロホルム層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥後、減圧下濃縮した。得られた粗生成物をシリ
カゲルクロマトグラフィー(20ml,クロロホルム:
メタノール=25:1)で精製し、化合物1を7.4mg
(収率:99%)得た。
【0086】化合物1の理化学的性質は以下の通りであ
る。1 H-NMR(400MHz,CDCl3+DMSO-d6)δ(ppm);11.72(1H,br
s), 6.92(1H,br s), 5.34(1H,s), 3.72(3H,s), 3.67(1
H,dd,J=10.6,5.3Hz), 3.51(1H,dd,J=10.6,10.6Hz),3.39
(1H,m), 2.46(3H,s), 1.98(1H,dd,J=7.7,2.4Hz), 0.98
(1H,dd,J=4.6,2.9Hz)SIMS(m/z);259(M+H)+ IR(KBr) υ(cm -1);1682,1607,1573,1458,1379,1305,12
73,1229,1194,1156,1108
【0087】実施例2 化合物2の合成 60%水素化ナトリウム23mg(0.57mmol)に
N,N−ジメチルホルムアミド2mlを加え、実施例1
で得られる化合物1の95.6mg(0.37mmol)を
含むN,N−ジメチルホルムアミド溶液2mlを加え、
アルゴン雰囲気下0℃にて2時間攪拌した。この反応溶
液を−50℃に冷却後、4−メトキシケイヒ酸の4−ニ
トロフェニルエステル166mg(0.56mmol)を
含むN,N−ジメチルホルムアミド溶液2mlを加え、
−50℃から室温にて1時間攪拌した。この反応混合物
にpH7の0.2Mリン酸緩衝液を加え、酢酸エチルで抽
出した。酢酸エチル層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸
ナトリウムで乾燥後、減圧下濃縮した。得られた粗生成
物をシリカゲルクロマトグラフィー(20ml,クロロ
ホルム:メタノール=50:1)で精製し、化合物2を
132mg(収率:85%)得た。
【0088】化合物2の理化学的性質は以下の通りであ
る。1 H-NMR(400MHz,CDCl3)δ(ppm);11.14(1H,br), 7.79(1H,
d,J=15.4Hz), 7.52(2H,d,J=8.7Hz), 7.26(1H,s), 6.91
(2H,d,J=8.8Hz), 6.75(1H,d,J=15.4Hz), 4.24(1H,dd,J=
10.9,10.9Hz), 4.15(1H,dd,J=10.9,4.8Hz), 3.85(3H,
s), 3.82(3H,s), 3.56(1H,m), 2.62(3H,s), 2.39(1H,d
d,J=7.6,3.5Hz), 1.31(1H,dd,J=4.9,3.5Hz)EIMS(m/z);4
19(M)+ IR(KBr) υ(cm -1);1702,1601,1512,1390,1292,1241,12
25,1173,1110,1072
【0089】実施例3 化合物3の合成 実施例2で得られる化合物2の30mg(0.072mm
ol)にアセトニトリル3mlおよび48%臭化水素酸
1.5mlを加え、室温にて1時間攪拌した。この反応混
合物に1規定臭化水素酸を加えクロロホルムで抽出し
た。クロロホルム層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減
圧下濃縮した。得られた粗生成物を塩化メチレン3ml
に溶解し、−78℃にてp−ニトロフェニルクロロホル
メート36mg(0.179mmol)を含む塩化メチレ
ン溶液3mlを加え、次いで、トリエチルアミン0.02
5ml(0.180mmol)を加え0.5時間攪拌した。
この反応液に50%ジメチルアミン水溶液0.032ml
(0.356mmol)を加え、−78℃から室温にて0.
5時間攪拌した。この反応混合物にpH7の0.2Mリン
酸緩衝液を加え、クロロホルムで抽出した。クロロホル
ム層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥
後、減圧下濃縮した。得られた粗生成物をシリカゲルク
ロマトグラフィー(30ml,クロロホルム:メタノー
ル=100:1)で精製し、化合物3を36mg(収
率:90%)得た。
【0090】化合物3の理化学的性質は以下の通りであ
る。1 H-NMR(400MHz,CDCl3)δ(ppm);8.98(1H,br), 8.25(1H,
s), 7.80(1H,d,J=15.5Hz), 7.56(2H,d,J=8.7Hz), 6.93
(2H,d,J=8.8Hz), 6.81(1H,d,J=15.5Hz), 4.56(1H,m),
4.48(1H,br d,J=10.6Hz), 4.30(1H,dd,J=9.1,2.4Hz),
3.94(3H,s), 3.86(3H,s), 3.81(1H,dd,J=10.4,1.7Hz),
3.34(1H,dd,J=10.5,10.4Hz), 3.18(3H,s), 3.06(3H,s),
2.60(3H,s) SIMS(m/z);572,570(M+H)+ IR(KBr) υ(cm -1);2364,1701,1686,1637,1601,1511,13
99,1250,1173,1109,1091
【0091】実施例4 化合物4の合成 実施例2で得られる化合物2の20mg(0.048mm
ol)にアセトニトリル5mlおよび1規定臭化水素酸
2.2mlを加え、室温にて1時間攪拌した。この反応混
合物に1規定臭化水素酸を加えクロロホルムで抽出し
た。クロロホルム層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減
圧下濃縮した。得られた粗生成物を塩化メチレン3ml
に溶解し、−10℃にてp−ニトロフェニルクロロホル
メート19.3mg(0.096mmol)を加え、次い
で、トリエチルアミン0.013ml(0.096mmo
l)を加え0.5時間攪拌した。この反応液にピペリジン
0.014ml(0.14mmol)を加え、−10℃から
室温にて0.5時間攪拌した。この反応混合物にpH7の
0.2Mリン酸緩衝液を加え、クロロホルムで抽出した。
クロロホルム層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥後、減圧下濃縮した。得られた粗生成物をシ
リカゲルクロマトグラフィー(30ml,n−ヘキサ
ン:酢酸エチル=1:1)で精製し、化合物4を22m
g(収率:75%)得た。
【0092】化合物4の理化学的性質は以下の通りであ
る。1 H-NMR(400MHz,CDCl3)δ(ppm);9.21(1H,br), 8.22(1H,
s), 7.80(1H,d,J=15.2Hz), 7.57(2H,d,J=8.7Hz), 6.94
(2H,d,J=8.8Hz), 6.81(1H,d,J=15.1Hz), 4.54(1H,m),
4.47(1H,br d,J=10.5Hz), 4.31(1H,dd,J=9.2,9.2Hz),
3.95(3H,s), 3.86(3H,s), 3.80(1H,dd,J=10.2,2.2Hz),
3.68(2H,br), 3.55(2H,br), 3.21(1H,dd,J=10.2,10.2H
z), 2.53(3H,s), 1.68(6H,br) SIMS(m/z);612,610(M+H)+ IR(KBr) υ(cm -1);2930,2364,1694,1649,1599,1511,14
31,1408,1244,1215,1092,1025
【0093】実施例5 化合物5の合成 実施例2で得られる化合物2の20mg(0.048mm
ol)にアセトニトリル5mlおよび1規定臭化水素酸
2.2mlを加え、室温にて1時間攪拌した。この反応混
合物に1規定臭化水素酸を加えクロロホルムで抽出し
た。クロロホルム層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減
圧下濃縮した。得られた粗生成物を塩化メチレン3ml
に溶解し、−10℃にてp−ニトロフェニルクロロホル
メート19.3mg(0.096mmol)を加え、次い
で、トリエチルアミン0.013ml(0.096mmo
l)を加え0.5時間攪拌した。この反応液にピロリジン
0.012ml(0.14mmol)を加え、−10℃から
室温にて0.5時間攪拌した。この反応混合物にpH7の
0.2Mリン酸緩衝液を加え、クロロホルムで抽出した。
クロロホルム層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥後、減圧下濃縮した。得られた粗生成物をシ
リカゲルクロマトグラフィー(30ml,クロロホル
ム:メタノール=100:1)で精製し、化合物5を2
2mg(収率:76%)得た。
【0094】化合物5の理化学的性質は以下の通りであ
る。1 H-NMR(400MHz,CDCl3)δ(ppm);8.92(1H,br), 8.26(1H,
s), 7.80(1H,d,J=15.2Hz), 7.57(2H,d,J=8.7Hz), 6.94
(2H,d,J=8.8Hz), 6.80(1H,d,J=15.1Hz), 4.57(1H,m),
4.47(1H,br d,J=10.3Hz), 4.30(1H,dd,J=9.0,9.0Hz),
3.96(3H,s), 3.86(3H,s), 3.81(1H,dd,J=10.2,2.1Hz),
3.65(2H,t,J=6.6Hz), 3.51(2H,t,J=6.6Hz), 3.22(1H,d
d,J=10.2,10.2Hz), 2.69(3H,s), 2.00(4H,br) SIMS(m/z);598,596(M+H)+ IR(KBr) υ(cm -1);2944,1697,1637,1491,1412,1313,12
18,1109,1087
【0095】実施例6 化合物6の合成 実施例2で得られる化合物2の50mg(0.12mmo
l)にアセトニトリル5mlおよび48%臭化水素酸2.
5mlを加え、室温にて1時間攪拌した。この反応混合
物に1規定臭化水素酸を加えクロロホルムで抽出した。
クロロホルム層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下
濃縮した。得られた粗生成物を塩化メチレン5mlに溶
解し、−78℃にてp−ニトロフェニルクロロホルメー
ト61mg(0.30mmol)を含む塩化メチレン溶液
5mlを加え、次いで、トリエチルアミン0.042ml
(0.30mmol)を加え0.5時間攪拌した。この反応
液にN−メチルピペラジン0.040ml(0.36mmo
l)を加え、−78℃から室温にて0.5時間攪拌した。
この反応混合物にpH7の0.2Mリン酸緩衝液を加え、
クロロホルムで抽出した。クロロホルム層を飽和食塩水
で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下濃縮し
た。得られた粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィー
(30ml,クロロホルム:メタノール=20:1)で
精製し、化合物6を67mg(収率:89%)得た。
【0096】化合物6の理化学的性質は以下の通りであ
る。1 H-NMR(400MHz,CDCl3)δ(ppm);9.79(1H,br), 8.21(1H,
s), 7.77(1H,d,J=15.2Hz), 7.57(2H,d,J=8.8Hz), 6.93
(2H,d,J=8.8Hz), 6.78(1H,d,J=15.3Hz), 4.53(1H,m),
4.41(1H,br d,J=10.5Hz), 4.25(1H,dd,J=9.3,9.3Hz),
3.95(2H,br), 3.93(3H,s), 3.86(3H,s), 3.84(2H,br),
3.79(1H,dd,J=9.7,2.6Hz), 3.22(1H,dd,J=10.2,10.2H
z), 2.94(4H,br), 2.67(3H,s), 2.62(3H,s) SIMS(m/z);627,625(M+H)+ IR(KBr) υ(cm -1);2360,1692,1647,1602,1507,1400,12
91,1217,1173,1094
【0097】実施例7 化合物7の合成 化合物6の45mg(0.072mmol)にエタノール
2mlおよびメタノール4mlを加え、5.8規定塩化水
素−エタノール0.025mlを加え0℃にて1時間攪拌
した。この反応液を減圧下濃縮し、化合物7を47mg
(収率:99%)得た。
【0098】化合物7の理化学的性質は以下の通りであ
る。1 H-NMR(400MHz,DMSO-d6)δ(ppm);12.07(1H,br), 10.57
(1H,br), 8.10(1H,s), 7.74(2H,d,J=8.8Hz), 7.58(1H,
d,J=15.3Hz), 7.06(1H,d,J=15.3Hz), 7.00(2H,d,J=8.8H
z), 4.50(1H,m), 4.42(3H,br), 4.17(1H,br), 3.85(3H,
s), 3.82(3H,s), 3.79(1H,br), 3.58(3H,br), 3.50(4H,
br), 2.86(3H,s), 2.68(3H,s) IR(KBr) υ(cm -1);2364,1740,1705,1648,1599,1511,14
05,1251,1218,1173,1095,1023
【0099】実施例8 化合物8の合成 実施例2で得られる化合物2の25mg(0.06mmo
l)にアセトニトリル1.5mlおよび48%臭化水素酸
1.5mlを加え、室温にて1時間攪拌した。この反応混
合物に1規定臭化水素酸を加えクロロホルムで抽出し
た。クロロホルム層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減
圧下濃縮した。得られた粗生成物をジクロルメタン2m
lに溶解し、−78℃にてp−ニトロフェニルクロロホ
ルメート37mg(0.18mmol)、次いでトリエチ
ルアミン0.025ml(0.18mmol)を加え、0.5
時間攪拌した。この反応液にピペリジノピペリジン35
mg(0.21mmol)を加え、−78℃から0℃にて
0.5時間攪拌した。この反応混合物にpH7の0.2Mリ
ン酸緩衝液を加えクロロホルムで抽出した。クロロホル
ム層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥
後、減圧下濃縮した。得られた粗生成物をシリカゲルク
ロマトグラフィー(20ml,クロロホルム:メタノー
ル=10:1)で精製し、化合物8を38mg(収率:
91%)得た。
【0100】化合物8の理化学的性質は以下の通りであ
る。1 H-NMR(270MHz,CDCl3)δ(ppm);9.14(1H,br), 8.23(1H,
s), 7.79(1H,d,J=15.2Hz), 7.58(2H,d,J=8.6Hz), 6.94
(2H,d,J=8.6Hz), 6.80(1H,d,J=15.2Hz), 4.57(1H,m),
4.45(2H,m), 4.33(2H,m), 3.96(3H,s), 3.86(3H,s), 3.
79(1H,br d,J=9.7Hz), 3.22(1H,dd,J=10.0,10.0Hz), 3.
03(1H,m), 2.88(1H,m), 2.66(3H,s), 2.62(5H,br), 1.9
2(2H,br), 1.67(6H,br), 1.49(2H,br) FABMS(m/z);695,693(M+H) + IR(KBr) υ(cm -1);1701,1642,1599,1560,1542,1515,14
09,1253,1208,1092
【0101】実施例9 化合物9の合成 化合物8の26mg(0.037mmol)にエタノール
1mlおよびメタノール0.5mlを加え、6.86規定塩
化水素−エタノール0.008mlを加え室温にて1時間
攪拌した。この反応液を減圧下濃縮し、化合物9を26
mg(収率:96%)得た。
【0102】化合物9の理化学的性質は以下の通りであ
る。1 H-NMR(270MHz,DMSO-d6)δ(ppm);12.02(1H,s), 9.96(1
H,br), 8.05(1H,s), 7.74(2H,d,J=8.9Hz), 7.57(1H,d,J
=15.3Hz), 7.05(1H,d,J=15.4Hz), 6.99(1H,d,J=8.9Hz),
4.46(2H,m), 4.41(2H,br), 4.19(1H,br d,J=13.3Hz),
3.84(3H,s), 3.80(3H,s), 3.77(1H,br), 3.47(5H,br),
3.13(1H,br d,J=12.9Hz), 2.95(2H,br), 2.66(3H,s),
2.15(2H,br), 1.82(6H,br), 1.70(2H,br) IR(KBr) υ(cm -1);1688,1646,1598,1514,1407,1252,12
13,1093,1023
【0103】実施例10 化合物10の合成 実施例2で得られる化合物2の25mg(0.06mmo
l)にアセトニトリル1.5mlおよび48%臭化水素酸
1.5mlを加え、室温にて1時間攪拌した。この反応混
合物に1規定臭化水素酸を加えクロロホルムで抽出し
た。クロロホルム層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減
圧下濃縮した。得られた粗生成物をジクロルメタン2m
lに溶解し、−78℃にてp−ニトロフェニルクロロホ
ルメート37mg(0.18mmol)、次いでトリエチ
ルアミン0.025ml(0.18mmol)を加え0.5時
間攪拌した。この反応液にN−イソプロピル−1−ピペ
ラジンアセタミド39mg(0.21mmol)を加え、
−78℃から0℃にて0.5時間攪拌した。この反応混合
物にpH7の0.2Mリン酸緩衝液を加え、クロロホルム
で抽出した。クロロホルム層を飽和食塩水で洗浄し、無
水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下濃縮した。得られた
粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィー(20ml,
クロロホルム:メタノール=20:1)で精製し、化合
物10を31mg(収率:73%)得た。
【0104】化合物10の理化学的性質は以下の通りで
ある。1 H-NMR(270MHz,CDCl3)δ(ppm);8.96(1H,br s), 8.25(1
H,s), 7.80(1H,d,J=15.5Hz), 7.57(2H,d,J=8.5Hz), 6.9
4(2H,d,J=8.5Hz), 6.80(1H,d,J=15.5Hz), 6.80(1H,m),
4.58(1H,m), 4.47(1H,br d,J=10.9Hz), 4.31(1H,dd,J=
8.9,8.9Hz), 3.96(3H,s), 3.86(3H,s), 3.79(2H,m), 3.
63(2H,br), 3.23(1H,dd,J=10.0,10.0Hz), 3.05(2H,s),
2.67(3H,s), 2.61(4H,br), 1.27(1H,m), 1.19(6H,d,J=
6.3Hz) FABMS(m/z);712,710(M+H) + IR(KBr) υ(cm -1);1701,1646,1602,1561,1514,1409,13
05,1249,1219,1189,1093
【0105】実施例11 化合物11の合成 実施例10で得られる化合物10の18mg(0.025
mmol)にエタノール1mlおよびメタノール1ml
を加え、6.86規定塩化水素−エタノール0.006ml
を加え室温にて3時間攪拌した。この反応液を減圧下濃
縮し、化合物11を18mg(収率:96%)得た。
【0106】化合物11の理化学的性質は以下の通りで
ある。1 H-NMR(270MHz,DMSO-d6)δ(ppm);12.21(1H,s), 10.39(1
H,br), 8.60(1H,br s),8.09(1H,s), 7.75(2H,d,J=8.4H
z), 7.57(1H,d,J=14.3Hz), 7.06(1H,d,J=14.3Hz), 6.99
(1H,d,J=8.4Hz), 4.41(3H,m), 4.12(1H,m), 3.91(4H,
m), 3.84(3H,s), 3.81(3H,s), 3.77(1H,m), 3.69(6H,
m), 2.68(3H,s), 1.22(1H,m), 1.11(6H,d,J=6.4Hz) IR(KBr) υ(cm -1);1678,1643,1599,1515,1409,1251,12
12,1095,1032
【0107】実施例12 化合物12の合成 実施例2で得られる化合物2の25mg(0.06mmo
l)にアセトニトリル1.5mlおよび48%臭化水素酸
1.5mlを加え、室温にて1時間攪拌した。この反応混
合物に1規定臭化水素酸を加えクロロホルムで抽出し
た。クロロホルム層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減
圧下濃縮した。得られた粗生成物をジクロルメタン2m
lに溶解し、0℃にてフェニルイソシアネート0.033
ml(0.30mmol)を加え、次いで、トリエチルア
ミン0.042ml(0.30mmol)を加え0℃にて3
時間攪拌した。この反応混合物にpH4の0.2M酢酸緩
衝液を加え、クロロホルムで抽出した。クロロホルム層
を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、
減圧下濃縮した。得られた粗生成物をシリカゲルクロマ
トグラフィー(20ml,クロロホルム:メタノール=
30:1)で精製し、化合物12を18mg(収率:4
8%)得た。
【0108】化合物12の理化学的性質は以下の通りで
ある。1 H-NMR(270MHz,CDCl3)δ(ppm);9.69(1H,s), 8.35(1H,
s), 7.78(1H,d,J=15.5Hz),7.71(1H,br s), 7.53(2H,d,J
=8.9Hz), 7.29〜6.99(5H,m), 6.91(2H,d,J=8.8Hz), 6.7
5(1H,d,J=15.6Hz), 4.44(1H,m), 4.35(1H,br d,J=11.2H
z), 4.14(1H,dd,J=10.2,8.9Hz), 3.91(3H,s), 3.85(3H,
s), 3.69(1H,br d,J=10.2Hz), 3.09(1H,dd,J=9.8,9.8H
z), 2.52(3H,s) FABMS(m/z);620,618(M+H) + IR(KBr) υ(cm -1);1733,1699,1642,1603,1514,1444,14
12,1305,1253,1204,1092
【0109】実施例13 化合物13の合成 60%水素化ナトリウム3mg(0.075mmol)に
N,N−ジメチルホルムアミド0.1mlを加え、実施例
1で得られる化合物1の16mg(0.062mmol)
のN,N−ジメチルホルムアミド溶液0.3mlを加え、
アルゴン雰囲気下−20℃にて3時間攪拌した。この反
応溶液に4−プロピルオキシケイヒ酸の4−ニトロフェ
ニルエステル25mg(0.076mmol)のN,N−
ジメチルホルムアミド溶液0.5mlを加え、−20℃か
ら0℃にて1時間攪拌した。この反応混合物にpH7の
0.2Mリン酸緩衝液を加え、酢酸エチルで抽出した。酢
酸エチル層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム
で乾燥後、減圧下濃縮した。得られた粗生成物をシリカ
ゲルクロマトグラフィー(20ml,クロロホルム:メ
タノール=100:1)で精製し、化合物13を22m
g(収率:80%)得た。
【0110】化合物13の理化学的性質は以下の通りで
ある。1 H-NMR(400MHz,CDCl3)δ(ppm);10.01(1H,br), 7.77(1H,
d,J=15.4Hz), 7.32 〜6.93(4H,m), 6.84(1H,d,J=15.7H
z), 6.67(1H,br), 4.24(1H,dd,J=11.0,11.0Hz), 4.15(1
H,dd,J=11.0,4.7Hz), 3.94(2H,t,J=6.3Hz), 3.82(3H,
s), 3.55(1H,m), 2.59(3H,s), 2.39(1H,dd,J=7.5,3.2H
z), 1.82(2H,m), 1.31(1H,dd,J=4.9,3.7Hz), 1.05(3H,
t,J=7.4Hz) SIMS(m/z);447(M+H)+ ,259 IR(KBr) υ(cm -1);1697,1654,1596,1437,1388,1292,12
46,1213,1110
【0111】実施例14 化合物14の合成 60%水素化ナトリウム3mg(0.075mmol)に
N,N−ジメチルホルムアミド0.1mlを加え、実施例
1で得られる化合物1の16mg(0.062mmol)
のN,N−ジメチルホルムアミド溶液0.3mlを加え、
アルゴン雰囲気下−20℃にて3時間攪拌した。この反
応溶液に4−プロペニルオキシケイヒ酸の4−ニトロフ
ェニルエステル25mg(0.077mmol)のN,N
−ジメチルホルムアミド溶液0.5mlを加え、−20℃
から0℃にて1時間攪拌した。この反応混合物にpH7
の0.2Mリン酸緩衝液を加え、酢酸エチルで抽出した。
酢酸エチル層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥後、減圧下濃縮した。得られた粗生成物をシリ
カゲルクロマトグラフィー(20ml,クロロホルム:
メタノール=100:1)で精製し、化合物14を24
mg(収率:87%)得た。
【0112】化合物14の理化学的性質は以下の通りで
ある。1 H-NMR(400MHz,CDCl3)δ(ppm);10.51(1H,br), 7.77(1H,
d,J=15.6Hz), 7.33 〜6.95(4H,m), 6.84(1H,d,J=15.6H
z), 6.77(1H,br), 6.07(1H,m), 5.43(1H,dd,J=17.4,1.8
Hz), 5.31(1H,dd,J=10.5,1.2Hz), 4.57(2H,dt,J=5.1,1.
5Hz), 4.25(1H,dd,J=10.9,10.9Hz), 4.15(1H,dd,J=11.
0,4.6Hz), 3.82(3H,s), 3.57(1H,m), 2.60(3H,s), 2.40
(1H,dd,J=7.6,3.5Hz), 1.32(1H,dd,J=4.7,3.7Hz) SIMS(m/z);445(M+H)+ ,259 IR(KBr) υ(cm -1);1701,1603,1486,1445,1388,1292,12
46,1215,1109
【0113】実施例15 化合物15の合成 60%水素化ナトリウム3mg(0.075mmol)に
N,N−ジメチルホルムアミド0.1mlを加え、実施例
1で得られる化合物1の16mg(0.062mmol)
のN,N−ジメチルホルムアミド溶液0.3mlを加え、
アルゴン雰囲気下−20℃にて3時間攪拌した。この反
応溶液に4−ペンチルオキシケイヒ酸の4−ニトロフェ
ニルエステル27mg(0.076mmol)のN,N−
ジメチルホルムアミド溶液0.5mlを加え、−20℃か
ら0℃にて1時間攪拌した。この反応混合物にpH7の
0.2Mリン酸緩衝液を加え、酢酸エチルで抽出した。酢
酸エチル層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム
で乾燥後、減圧下濃縮した。得られた粗生成物をシリカ
ゲルクロマトグラフィー(20ml,クロロホルム:メ
タノール=100:1)で精製し、化合物15を24m
g(収率:82%)得た。
【0114】化合物15の理化学的性質は以下の通りで
ある。1 H-NMR(400MHz,CDCl3)δ(ppm);10.34(1H,br), 7.78(1H,
d,J=15.4Hz), 7.52 〜6.93(4H,m), 6.85(1H,d,J=15.4H
z), 6.67(1H,br), 4.24(1H,dd,J=11.0,11.0Hz), 4.15(1
H,dd,J=11.0,4.6Hz), 3.99(2H,t,J=6.6Hz), 3.82(3H,
s), 3.55(1H,m), 2.61(3H,s), 2.39(1H,dd,J=7.6,3.4H
z), 1.81(2H,m), 1.44(4H,m), 1.31(1H,dd,J=4.9,3.7H
z), 0.94(3H,t,J=7.0Hz) SIMS(m/z);475(M+H)+ ,259 IR(KBr) υ(cm -1);1701,1628,1599,1457,1389,1255,12
16,1109
【0115】
【発明の効果】本発明によれば、化合物(I)またはそ
の薬理上許容される塩は、高い抗腫瘍活性を有してお
り、抗腫瘍剤として有用である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式 【化1】 {式中、 【化2】 は 【化3】 または 【化4】 を表し、Xは水素原子またはCO2 CH3 を表し、Zは
    Cl またはBr を表し、Rは水素原子、CONR1 2
    (式中、R1 およびR2 は同一もしくは異なって水素原
    子、低級アルキル基またはフェニル基を表す。)または 【化5】 (式中、nは0〜4の整数を表し、R3 はCH2 、 【化6】 、酸素原子、N−CH3 またはN−CH2 CONR1
    2を表し、R1およびR 2 は前記と同義である。)を表
    し、Wは水素原子または 【化7】 〔式中、W1 およびW2 は同一もしくは異なって、水素
    原子またはOR4 (式中、R4 は低級アルキル基または
    低級アルケニル基を表す。)を表す。〕を表す。}で表
    されるDC−89誘導体またはその薬理上許容される
    塩。
JP16710292A 1991-06-28 1992-06-25 Dc−89誘導体 Withdrawn JPH05178858A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16710292A JPH05178858A (ja) 1991-06-28 1992-06-25 Dc−89誘導体

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15889691 1991-06-28
JP3-158896 1991-06-28
JP16710292A JPH05178858A (ja) 1991-06-28 1992-06-25 Dc−89誘導体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05178858A true JPH05178858A (ja) 1993-07-20

Family

ID=26485875

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16710292A Withdrawn JPH05178858A (ja) 1991-06-28 1992-06-25 Dc−89誘導体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05178858A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1994004534A1 (fr) * 1992-08-21 1994-03-03 Kyorin Pharmaceutical Co., Ltd. Derive de tetrahydropyrroloindole, procede pour sa fabrication, et intermediaires a cet effet
WO1998009966A1 (en) * 1996-09-03 1998-03-12 Kyowa Hakko Kogyo Co., Ltd. Dc-89 derivatives
KR100350260B1 (ko) * 1994-04-22 2003-01-06 교와 핫꼬 고교 가부시끼가이샤 피롤로인돌유도체

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1994004534A1 (fr) * 1992-08-21 1994-03-03 Kyorin Pharmaceutical Co., Ltd. Derive de tetrahydropyrroloindole, procede pour sa fabrication, et intermediaires a cet effet
KR100350260B1 (ko) * 1994-04-22 2003-01-06 교와 핫꼬 고교 가부시끼가이샤 피롤로인돌유도체
WO1998009966A1 (en) * 1996-09-03 1998-03-12 Kyowa Hakko Kogyo Co., Ltd. Dc-89 derivatives

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0406749B1 (en) DC-88A derivatives
EP0354583B1 (en) DC-88A derivatives
EP0417584B1 (en) N-substituted-4-pyrimidinamines and -pyrimidindiamines, a process for their preparation and their use as medicaments
US5187186A (en) Pyrroloindole derivatives
JP3594311B2 (ja) ピロリデンメチル誘導体およびそれらの製造法
EP0070562B1 (en) Ergoline derivatives, processes for their preparation and pharmaceutical compositions containing them
KR960015002B1 (ko) 광학 활성 8-메톡시 퀴놀론카복실산 유도체, 이의 제조방법 및 이의 중간체
EA013005B1 (ru) Производное изоксазолина и новый способ его получения
US5258383A (en) DC-89 derivatives
US4780560A (en) Nitrate derivatives and vasodilators containing the same
US5214065A (en) Dc-89 derivatives
SU841589A3 (ru) Способ получени гексагидро- - КАРбОлиНОВ или иХ СОлЕй
JPH03505204A (ja) 3環式3―オキソ―プロパンニトリル誘導体およびその調製方法
EP0562440A1 (en) Imidazopyridazines as antiasthmatics
JPH05178858A (ja) Dc−89誘導体
US5990106A (en) Bicyclic amino group-substituted pyridonecarboxylic acid derivatives, esters thereof and salts thereof, and bicyclic amines useful as intermediates thereof
CN118108704A (zh) Kif18a抑制剂
US5248692A (en) DC-89 derivatives as anti-tumor agents
US5547961A (en) Method of treatment of intestinal diseases
JPH0551384A (ja) Dc−89誘導体
JPH05208979A (ja) Dc113誘導体
JPS58116490A (ja) 炭酸ビス−ヒドロキシメチル架橋された抗菌剤
EP0499130A1 (en) DC-89 derivatives
US5336679A (en) Tetrahydroimidazopyridine derivatives and salts thereof
JPS62249984A (ja) D−ノル−7−エルゴリン誘導体、その製法、薬剤組成物及び使用

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990831