JPH0517899B2 - - Google Patents
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- JPH0517899B2 JPH0517899B2 JP19401284A JP19401284A JPH0517899B2 JP H0517899 B2 JPH0517899 B2 JP H0517899B2 JP 19401284 A JP19401284 A JP 19401284A JP 19401284 A JP19401284 A JP 19401284A JP H0517899 B2 JPH0517899 B2 JP H0517899B2
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- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は式()で示される種々の生理活性を
有するトリフルオロメチル含有エフエドリン誘導
体に関する。 詳しくは、強力なアドレナリンβ−遮断作用を
有し、降圧剤、抗狭心剤、抗不整脈剤として有用
である式()で示されるp−トリフルオロメチ
ルエフエドリン、 運動刺激作用、レゼルビン眼瞼下垂阻害作用、
カルシウム拮抗作用を有し中枢興奮薬、抗うつ病
薬、冠血管拡張剤として有用である式()で示
されるm−トリフルオロメチルエフエドリン、 利尿作用を有し、利尿剤として有用である式
()で示されるo−トリフルオロメチルエフエ
ドリン、 およびその製造方法に関するものである。 〔従来の技術〕 本発明のエフエドリン誘導体は文献末記載の新
規化合物であり、その母体であるエフエドリンに
はない薬理活性を持つている。 〔発明の課題〕 本発明者らは新規にエフエドリン誘導体を合成
し、その薬理活性作用を検討したところ、その母
体であるエフエドリンにない前記の生理活性を有
することを見い出し、この知見に基づいて、本発
明を完成するに至つた。 〔解決するための手段〕 すなわち本発明は、式() で表わされるエフエドリン誘導体および式() で表わされるトリフルオロメチルプロピオフエノ
ンにハロゲンを反応させ() (式中、Xは塩素原子、臭素原子またはヨウ素原
子を示す。) で表わされるトリフルオロメチル−2−ハロゲノ
プロピオフエノンを得、これにベンジルメチルア
ミンを反応させ式() で表わされるトリフルオロメチル−2−ベンジル
メチルアミノプロピオフエノンを得、これを還元
することにより、式() で表わされる化合物を得ることを特徴とするエフ
エドリン誘導体の製造する方法を提供するもので
ある。 〔化合物の性質〕 本発明のエフエドリン誘導体は前記式()に
示される化学構造を有し、その二級アミノ基は酸
によつて中和され、酸を結合して塩を生成する。
例えば、m−トリフルオロメチルエフエドリン
()の酢酸塩は融点107〜109°の白色結晶であ
り、水に易溶である。 〔化合物の製法〕 本発明の原料である前記式()で表わされる
トリフルオロメチル−プロピオフエノンは工業的
に入手可能な化合物であるが、次のような方法で
も合成できる。 すなわち、プロモ置換プロピオフエノンをヨウ
化第一銅の存在下、トリフルオロ酢酸のナトリウ
ム塩と反応させる方法(特開昭57−139025号公
報)により容易に合成できる。 前記式()で表わされるトリフルオロメチル
プロピオフエノンとハロゲンとの反応で用いられ
るハロゲンは、塩素、臭素またはヨウ素が挙げら
れるが反応効率の点で臭素が望ましい。又、その
臭素との反応は、溶媒を用いることが好ましく、
溶媒としては、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸
等が挙げられるが、反応効率の良い点で酢酸の使
用が望ましく、反応は−30〜30℃の温度で進行す
るが反応の収率の点で0〜5℃の範囲で行うこと
が望ましい。又、反応は2〜10時間必要とするが
副反応の押さえるという点で3〜5時間が望まし
い。 前記式()で表わされるトリフルオロメチル
−2−ハロゲノプロピオフエノンとアミノ誘導体
との反応は溶媒を用いることが好ましく、溶媒と
しては、アセトン、アセトニトリル、酢酸エチ
ル、ベンゼン等が挙げられるが、反応収率の点で
アセトニトリルが好ましく、反応は0〜80℃の温
度で進行するが効率良く反応を行うためには、0
〜30℃が望ましい。 前記式()で表わされるトリフルオロメチル
−2−ベンジルメチルアミノプロピオフエノンの
カルボニル基の還元は、リチウムアルミニウムハ
イドライド、ジボラン接触還元を行うことが可能
であり、又、当該化合物のベンジル基除去の方法
としては、接触還元があるが、一度にカルボニル
基の還元、ベンジル基の除去の両方を行なえると
いう点で接触還元が望ましい。又、この反応溶媒
としては、メタノール、エタノール、酢酸が挙げ
られるが、効率良く反応が進行する点でメタノー
ル、酢酸が望ましい。 〔発明の効果〕 本発明のp−トリフルオロメチルエフエドリン
はアドレナリンβ−遮断作用を示し、降圧剤、抗
狭心剤、抗不整脈剤の医薬として、又、m−トリ
フルオロメチルエフエドリンは、運動刺激作用、
レゼルビン眼瞼下垂阻害作用、カルシウム拮抗作
用を示し、中枢興奮薬、抗うつ病薬、冠血管拡張
剤の医薬として、又、o−トリフルオロメチルエ
フエドリンは利尿作用を示し利尿剤の医薬として
有用である。 以下、参考例、実施例、および試験例によつて
本発明をさらに詳しく説明する。 〔参考例〕 参考例4′−トリフルオロメチルプロピオフエノン
の合成 4′−プロモプロピオフエノン(6.39g、30m
mol)、トリフルオロ酢酸ナトリウム塩(16.32
g、120mmol)、ヨウ化第一銅(11.43g、60m
mol)を120mlのN−メチルピロリドン中、160℃
で6時間反応させた。後処理は水を200ml加えて
酢酸エチルで抽出し、水洗を2回行ない、硫酸マ
グネシウムで乾燥した。ろ過後、溶媒を留去し、
得られた残渣をシリカゲルを用いてヘキサン−酢
酸エチル(20:1)を行流出溶媒としてカラムク
ロマトグラフイーを行い、4′−トリフルオロメチ
ルプロピオフエノンを3.204g(52.8%)で得た。 〔実施例〕 実施例 1 (1) 4′−トリフルオロメチル−2−ブロモプロピ
オフエノンの合成 4′−トリフルオロメチルプロピオフエノン
(3.2g、15.8mmol)を10mlの酢酸にとかし臭
素(0.8ml、15.8mmol)を加え、室温で3時間
反応させた。後処理は、まずチオ硫酸ナトリウ
ムで過剰の臭素を除去し、水を20ml加え固体の
炭酸水素ナトリウムを加えて中和し、酢酸エチ
ルで抽出し、水洗を2回行ない、硫酸マグネシ
ウムで乾燥した。ろ過後、溶媒を留去し得られ
た残渣をシリカゲルを用いて、ベンゼン−ヘキ
サン(1:1)を流出溶媒としてカラムクロマ
トグラフイーを行ない、4′−トリフルオロメチ
ル−2−プロモピオフエノンを3.868g(87.0
%)得た。 1H−NMR(溶媒CDCl3、内部標準TMS)
1.91ppm(d、3H)、5.30(q、1H)、7.98(dd、
4H) (2) 4′−トリフルオロメチル−2−ベンジルメチ
ルアミノプロピオフエノンの合成 4′−トリフルオロメチル−2−ブロモプロピ
オフエノン(3.868g、13.7mmol)をアセトニ
トリル5mlにとかした溶液に、ベンジルメチル
アミン(3.868g、31.9mmol)をアセトニトリ
ル5mlに溶かして加え、室温で12時間反応させ
た。反応後、濃縮し酢酸エチルに抽出して水洗
を2回行ない、硫酸マグネシウムで乾燥した。
ろ過後溶媒を留去し得られた残渣をシリカゲル
を用いてベンゼン−酢酸エチル(10:1)を流
出溶媒としてカラムクロマトグラフイーを行な
い4′−トリフルオロメチル−2−ベンジルメチ
ルアミノプロピオフエノンを4.098g(93.1%)
で得た。 1H−NMR(溶媒CDCl3、内部標準TMS)
1.26ppm(d、3H)、2.17(s3H)、3.58(s、
2H)、4.24(q、1H)、7.17(s、5H)、7.80
(dd、4H) (3) p−トリフルオロメチルエフエドリンの合成 4′−トリフルオロメチル−2−ベンジルメチ
ルアミノプロピオフエノン(3.21g、10m
mol)に、5%Pd−C(1.0g)を混合し、メタ
ノール20mlを加えて、水素置換し、2日間室温
で反応した。反応後、不溶物をろ過により除去
し、液を濃縮して、p−トリフルオロメチル
−エフエドリンを2.004g(85.5%)で得た。
この化合物の機器分析データを下に示す。 融点70−71℃ 赤外スペクトル(KBr、cm-1) 3300(νNH)、2960(νCH)、1617(νC=C)、 1320(νCF)、1190〜1060(νCF) 1H−NMR(溶媒CDCl3、内部標準TMS)
0.82ppm(d、3H)、2.38(s3H)、2.80(m、
1H)、3.37(s、1H)、3.88(s、1H)、4.90(m、
1H)、7.48(dd、4H)19 F−NMR(溶媒CDCl3、内部標準CFCl3) 62.93ppm 質量スペクトル(m/e) 214(M+−19)、175(M+−58) 元素分析 C11H14F3NO・1/4H2O 計算値(%) C:55.58、H:6.10、N:
5.89 実測値(%) C:55.4、H:5.8、N:5.5 実施例 2 (1) 3′−トリフルオロメチル−2−ブロモピロピ
オフエノンの合成 3′−トリフルオロメチルプロピオフエノン
(3.235g、16mmol)を6mlの酢酸にとかし、
臭素(0.83ml、16mmol)を加え、室温で3時
間反応させた。後処理は、まずチオ硫酸ナトリ
ウム水溶液で過剰の臭素を除去し、固体の炭酸
水素ナトリウムを加えて中和し、酢酸エチルで
抽出し、水洗を2回行ない、硫酸マグネシウム
で乾燥した。ろ過後溶媒を留去し得られた残渣
をシリカゲルを用いてベンゼン−ヘキサン
(1:1)を流出溶媒としてカラムクロマトグ
ラフイーを行ない3′−トリフルオロメチル−2
−ブロモプロピオフエノンを4.484g(99.7%)
で得た。 1H−NMR(溶媒CDCl3、内部標準TMS)
1.88ppm(d、3H、J=7.0Hz)、5.26(q、H、
J−7.0Hz)、7.40〜8.30(m、4H) (2) 3′−トリフルオロメチル−2−ベンジルメチ
ルアミノプロピオフエノンの合成 3′−トリフルオロメチル−2−ブロモプロピ
オフエノン(3.934g、14mmol)ノアセトニ
トリル5ml溶液に、ベンジルメチルアミン
(3.635g、30mmol)をアセトニトリル5ml溶
液を加え、室温で12時間反応した。後処理は、
濃縮し、酢酸エチルで抽出して水洗を2回行な
い、硫酸マグネシウムで乾燥した。ろ過後、溶
媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルを用い
てベンゼン−酢酸エチル(20:1)を流出溶媒
としてカラムクロマトグラフイーを行ない3′−
トリフルオロメチル−2−ベンジルメチルアミ
ノプロピオフエノンを4.458g(99.2%)で得
た。 1H−NMR(溶媒CDCl3、内部標準TMS)
1.27ppm(d、3H、J=7.0Hz)、2.13(s、
3H)、3.60(s、2H)、4.21(q、1H、J=7.0
Hz)、7.17(s、5H)、7.30〜8.30(m、4H) (3) m−トリフルオロメチルエフエドリンの合成 3′−トリフルオロメチル−2−ベンジルメチ
ルアミノプロピオフエノン(4.031g、12.55m
mol)にPtO2(1.0g)を混合し、酢酸を10ml加
えて、水素置換し、6時間70℃で反応した。反
応後、不溶物をろ別しろ液を濃縮し、得られた
残渣をシリカゲルを用いて酢酸エチル−メタノ
ール(1:1)を流出溶媒としてカラムクロマ
トグラフイーを行ない、m−トリフルオロメチ
ルエフエドリンの酢酸塩を得、ついでこれに
2N−NaOHを加えて脱塩し、m−トリフルオ
ロメチルエフエドリンを1.426g(61.2%)得
た。この化合物の機器分析データを下に示す。 融点71.5−73.5℃ 赤外スペクトル(KBr、cm-1) 3100〜2600、1320(νCF)、1200〜1100(νCF) 1H−NMR(溶媒CDCl3、内部標準TMS)
0.87ppm(d、3H)、2.38(s3H)、2.68(m、
1H)、2.98(b,2H),74.78(d、1H)30〜7.60
(m、4H) ,F−NMR(溶媒CDCl3、内部標準CFCl3) 63.00ppm(S) 質量スペクトル(m/e) 214(M+−19),175(M+−58) 元素分析 C11H14F3NO 計算値(%) C:56.65,H:6.01,N:
6.01 実測値(%) C:56.6,H:6.0,N:6.0 実施例 3 (1) 2′−トリフルオロメチル−2−ブロモプロピ
オフエノンの合成 2′−トリフルオロメチルプロピオフエノン
(3.235g,16mmol)を6mlの酢酸にとかし、
臭素(0.83ml、16mmol)を加え、室温で3時
間反応させた。後処理は、チオ硫酸ナトリウム
水溶液で過剰の臭素を除去し、固体の炭酸水素
ナトリウムを加えて中和し酢酸エチルで抽出
し、水洗を2回行ない、硫酸マグネシウムで乾
燥した。ろ過後、溶媒を留去し得られた残渣を
シリカゲルを用いて、ベンゼン−ヘキサン
(1:1)を流出溶媒としてカラムクロマトグ
ラフイーを行ない、2′−トリフルオロメチル−
2−ブロモプロピオフエノンを3.714g(82.6
%)得た。 1H−NMR(溶媒CDCl3、内部標準TMS)
1.85ppm(d,3H,J=7.0(U))、4.92(q、1H、
J=7.0→)、7.55(m、4H) (2) 2′−トリフルオロメチル−2−ベンジンメチ
ルアミノプロピオフエノンの合成 2′−トリフルオロメチル−2−ブロモプロピ
オフエノン(3.664g,13mmol)をアセトニ
トリル10mlにとかし、ベンジンメチルアミン
(3.465g、28.6mmol)を加え、室温で12時間
反応させた。後処理は濃縮後、酢酸エチルで抽
出して水洗を2回行ない、硫酸マグネシウムで
乾燥した。ろ過後、溶媒を留去し、得られた残
渣をシリカゲルを用いてベンゼン−酢酸エチル
(20:1)を硫出溶媒としてカラムクロマトグ
ラフイーを行ない2′−トリフルオロメチル2−
ベンジルメ 1チル2−アミノプロピオフエノ
ンを3.336g(80.0%)得た。 H−NMR(溶媒CDCl3、内部標準TMS)
1.25ppm(d、3H)、3.20(s,3H、,3.61(s,
2H)4.12(q,5H),7.3〜7.70(m、4H) (3) o−トリフルオロメチルフエドリンの合成 2′−トリフルオロメチル2−ベンジンメチル
アミノプロピオフエノン(3.21g、10mmol)
に5%Pd−c(1.0g)を混合し、メタノールを
20ml加えて水素置換し、2日間室温で反応し
た。反応後、不溶物をろ過により除去し、炉液
を濃縮して、o−トリフルオロメチルフエドリ
ンを1.507g(64.6%)得た。この化合物の機
器分析データを下に示す。 融点163〜165℃ 赤外スペクトル(KBr,cm-1) 2800,1560,1310(νcF),1155,1100(1)H−
NMR(溶媒CDCl3、内部標準TMS)0.87ppm
(d、3H)、2.47(s、3H)2.82(m、1H),4.16
(m、2H),5.30(m、1H)、7.00(m、4H)、F
−NMR(溶媒CDCl3、内部標準CFCl3)
58.3ppm 質量スペクトル(m/e) 214(M+−19),175(M+−58) 元素分析 C11H14F3NO 計算値(%) C:56.65,H:6.01,N:
6.01 実測値(%) C:56.3,H:6.1,N:5.8 〔試験例〕 試験例 1 (P−トリフルオロメチルフエドリン) (1) β−アドレナリン遮断作用試験 マウスに試験化合物を経口投与し、次にイソ
プロテレノール(0.01mg/Kg,静脈内注射)を
投与して30分間の頻脈状態(心電図)の50%以
上が阻害されたときこの作用があるとする。 その試験結果を次の表1に示す。
有するトリフルオロメチル含有エフエドリン誘導
体に関する。 詳しくは、強力なアドレナリンβ−遮断作用を
有し、降圧剤、抗狭心剤、抗不整脈剤として有用
である式()で示されるp−トリフルオロメチ
ルエフエドリン、 運動刺激作用、レゼルビン眼瞼下垂阻害作用、
カルシウム拮抗作用を有し中枢興奮薬、抗うつ病
薬、冠血管拡張剤として有用である式()で示
されるm−トリフルオロメチルエフエドリン、 利尿作用を有し、利尿剤として有用である式
()で示されるo−トリフルオロメチルエフエ
ドリン、 およびその製造方法に関するものである。 〔従来の技術〕 本発明のエフエドリン誘導体は文献末記載の新
規化合物であり、その母体であるエフエドリンに
はない薬理活性を持つている。 〔発明の課題〕 本発明者らは新規にエフエドリン誘導体を合成
し、その薬理活性作用を検討したところ、その母
体であるエフエドリンにない前記の生理活性を有
することを見い出し、この知見に基づいて、本発
明を完成するに至つた。 〔解決するための手段〕 すなわち本発明は、式() で表わされるエフエドリン誘導体および式() で表わされるトリフルオロメチルプロピオフエノ
ンにハロゲンを反応させ() (式中、Xは塩素原子、臭素原子またはヨウ素原
子を示す。) で表わされるトリフルオロメチル−2−ハロゲノ
プロピオフエノンを得、これにベンジルメチルア
ミンを反応させ式() で表わされるトリフルオロメチル−2−ベンジル
メチルアミノプロピオフエノンを得、これを還元
することにより、式() で表わされる化合物を得ることを特徴とするエフ
エドリン誘導体の製造する方法を提供するもので
ある。 〔化合物の性質〕 本発明のエフエドリン誘導体は前記式()に
示される化学構造を有し、その二級アミノ基は酸
によつて中和され、酸を結合して塩を生成する。
例えば、m−トリフルオロメチルエフエドリン
()の酢酸塩は融点107〜109°の白色結晶であ
り、水に易溶である。 〔化合物の製法〕 本発明の原料である前記式()で表わされる
トリフルオロメチル−プロピオフエノンは工業的
に入手可能な化合物であるが、次のような方法で
も合成できる。 すなわち、プロモ置換プロピオフエノンをヨウ
化第一銅の存在下、トリフルオロ酢酸のナトリウ
ム塩と反応させる方法(特開昭57−139025号公
報)により容易に合成できる。 前記式()で表わされるトリフルオロメチル
プロピオフエノンとハロゲンとの反応で用いられ
るハロゲンは、塩素、臭素またはヨウ素が挙げら
れるが反応効率の点で臭素が望ましい。又、その
臭素との反応は、溶媒を用いることが好ましく、
溶媒としては、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸
等が挙げられるが、反応効率の良い点で酢酸の使
用が望ましく、反応は−30〜30℃の温度で進行す
るが反応の収率の点で0〜5℃の範囲で行うこと
が望ましい。又、反応は2〜10時間必要とするが
副反応の押さえるという点で3〜5時間が望まし
い。 前記式()で表わされるトリフルオロメチル
−2−ハロゲノプロピオフエノンとアミノ誘導体
との反応は溶媒を用いることが好ましく、溶媒と
しては、アセトン、アセトニトリル、酢酸エチ
ル、ベンゼン等が挙げられるが、反応収率の点で
アセトニトリルが好ましく、反応は0〜80℃の温
度で進行するが効率良く反応を行うためには、0
〜30℃が望ましい。 前記式()で表わされるトリフルオロメチル
−2−ベンジルメチルアミノプロピオフエノンの
カルボニル基の還元は、リチウムアルミニウムハ
イドライド、ジボラン接触還元を行うことが可能
であり、又、当該化合物のベンジル基除去の方法
としては、接触還元があるが、一度にカルボニル
基の還元、ベンジル基の除去の両方を行なえると
いう点で接触還元が望ましい。又、この反応溶媒
としては、メタノール、エタノール、酢酸が挙げ
られるが、効率良く反応が進行する点でメタノー
ル、酢酸が望ましい。 〔発明の効果〕 本発明のp−トリフルオロメチルエフエドリン
はアドレナリンβ−遮断作用を示し、降圧剤、抗
狭心剤、抗不整脈剤の医薬として、又、m−トリ
フルオロメチルエフエドリンは、運動刺激作用、
レゼルビン眼瞼下垂阻害作用、カルシウム拮抗作
用を示し、中枢興奮薬、抗うつ病薬、冠血管拡張
剤の医薬として、又、o−トリフルオロメチルエ
フエドリンは利尿作用を示し利尿剤の医薬として
有用である。 以下、参考例、実施例、および試験例によつて
本発明をさらに詳しく説明する。 〔参考例〕 参考例4′−トリフルオロメチルプロピオフエノン
の合成 4′−プロモプロピオフエノン(6.39g、30m
mol)、トリフルオロ酢酸ナトリウム塩(16.32
g、120mmol)、ヨウ化第一銅(11.43g、60m
mol)を120mlのN−メチルピロリドン中、160℃
で6時間反応させた。後処理は水を200ml加えて
酢酸エチルで抽出し、水洗を2回行ない、硫酸マ
グネシウムで乾燥した。ろ過後、溶媒を留去し、
得られた残渣をシリカゲルを用いてヘキサン−酢
酸エチル(20:1)を行流出溶媒としてカラムク
ロマトグラフイーを行い、4′−トリフルオロメチ
ルプロピオフエノンを3.204g(52.8%)で得た。 〔実施例〕 実施例 1 (1) 4′−トリフルオロメチル−2−ブロモプロピ
オフエノンの合成 4′−トリフルオロメチルプロピオフエノン
(3.2g、15.8mmol)を10mlの酢酸にとかし臭
素(0.8ml、15.8mmol)を加え、室温で3時間
反応させた。後処理は、まずチオ硫酸ナトリウ
ムで過剰の臭素を除去し、水を20ml加え固体の
炭酸水素ナトリウムを加えて中和し、酢酸エチ
ルで抽出し、水洗を2回行ない、硫酸マグネシ
ウムで乾燥した。ろ過後、溶媒を留去し得られ
た残渣をシリカゲルを用いて、ベンゼン−ヘキ
サン(1:1)を流出溶媒としてカラムクロマ
トグラフイーを行ない、4′−トリフルオロメチ
ル−2−プロモピオフエノンを3.868g(87.0
%)得た。 1H−NMR(溶媒CDCl3、内部標準TMS)
1.91ppm(d、3H)、5.30(q、1H)、7.98(dd、
4H) (2) 4′−トリフルオロメチル−2−ベンジルメチ
ルアミノプロピオフエノンの合成 4′−トリフルオロメチル−2−ブロモプロピ
オフエノン(3.868g、13.7mmol)をアセトニ
トリル5mlにとかした溶液に、ベンジルメチル
アミン(3.868g、31.9mmol)をアセトニトリ
ル5mlに溶かして加え、室温で12時間反応させ
た。反応後、濃縮し酢酸エチルに抽出して水洗
を2回行ない、硫酸マグネシウムで乾燥した。
ろ過後溶媒を留去し得られた残渣をシリカゲル
を用いてベンゼン−酢酸エチル(10:1)を流
出溶媒としてカラムクロマトグラフイーを行な
い4′−トリフルオロメチル−2−ベンジルメチ
ルアミノプロピオフエノンを4.098g(93.1%)
で得た。 1H−NMR(溶媒CDCl3、内部標準TMS)
1.26ppm(d、3H)、2.17(s3H)、3.58(s、
2H)、4.24(q、1H)、7.17(s、5H)、7.80
(dd、4H) (3) p−トリフルオロメチルエフエドリンの合成 4′−トリフルオロメチル−2−ベンジルメチ
ルアミノプロピオフエノン(3.21g、10m
mol)に、5%Pd−C(1.0g)を混合し、メタ
ノール20mlを加えて、水素置換し、2日間室温
で反応した。反応後、不溶物をろ過により除去
し、液を濃縮して、p−トリフルオロメチル
−エフエドリンを2.004g(85.5%)で得た。
この化合物の機器分析データを下に示す。 融点70−71℃ 赤外スペクトル(KBr、cm-1) 3300(νNH)、2960(νCH)、1617(νC=C)、 1320(νCF)、1190〜1060(νCF) 1H−NMR(溶媒CDCl3、内部標準TMS)
0.82ppm(d、3H)、2.38(s3H)、2.80(m、
1H)、3.37(s、1H)、3.88(s、1H)、4.90(m、
1H)、7.48(dd、4H)19 F−NMR(溶媒CDCl3、内部標準CFCl3) 62.93ppm 質量スペクトル(m/e) 214(M+−19)、175(M+−58) 元素分析 C11H14F3NO・1/4H2O 計算値(%) C:55.58、H:6.10、N:
5.89 実測値(%) C:55.4、H:5.8、N:5.5 実施例 2 (1) 3′−トリフルオロメチル−2−ブロモピロピ
オフエノンの合成 3′−トリフルオロメチルプロピオフエノン
(3.235g、16mmol)を6mlの酢酸にとかし、
臭素(0.83ml、16mmol)を加え、室温で3時
間反応させた。後処理は、まずチオ硫酸ナトリ
ウム水溶液で過剰の臭素を除去し、固体の炭酸
水素ナトリウムを加えて中和し、酢酸エチルで
抽出し、水洗を2回行ない、硫酸マグネシウム
で乾燥した。ろ過後溶媒を留去し得られた残渣
をシリカゲルを用いてベンゼン−ヘキサン
(1:1)を流出溶媒としてカラムクロマトグ
ラフイーを行ない3′−トリフルオロメチル−2
−ブロモプロピオフエノンを4.484g(99.7%)
で得た。 1H−NMR(溶媒CDCl3、内部標準TMS)
1.88ppm(d、3H、J=7.0Hz)、5.26(q、H、
J−7.0Hz)、7.40〜8.30(m、4H) (2) 3′−トリフルオロメチル−2−ベンジルメチ
ルアミノプロピオフエノンの合成 3′−トリフルオロメチル−2−ブロモプロピ
オフエノン(3.934g、14mmol)ノアセトニ
トリル5ml溶液に、ベンジルメチルアミン
(3.635g、30mmol)をアセトニトリル5ml溶
液を加え、室温で12時間反応した。後処理は、
濃縮し、酢酸エチルで抽出して水洗を2回行な
い、硫酸マグネシウムで乾燥した。ろ過後、溶
媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルを用い
てベンゼン−酢酸エチル(20:1)を流出溶媒
としてカラムクロマトグラフイーを行ない3′−
トリフルオロメチル−2−ベンジルメチルアミ
ノプロピオフエノンを4.458g(99.2%)で得
た。 1H−NMR(溶媒CDCl3、内部標準TMS)
1.27ppm(d、3H、J=7.0Hz)、2.13(s、
3H)、3.60(s、2H)、4.21(q、1H、J=7.0
Hz)、7.17(s、5H)、7.30〜8.30(m、4H) (3) m−トリフルオロメチルエフエドリンの合成 3′−トリフルオロメチル−2−ベンジルメチ
ルアミノプロピオフエノン(4.031g、12.55m
mol)にPtO2(1.0g)を混合し、酢酸を10ml加
えて、水素置換し、6時間70℃で反応した。反
応後、不溶物をろ別しろ液を濃縮し、得られた
残渣をシリカゲルを用いて酢酸エチル−メタノ
ール(1:1)を流出溶媒としてカラムクロマ
トグラフイーを行ない、m−トリフルオロメチ
ルエフエドリンの酢酸塩を得、ついでこれに
2N−NaOHを加えて脱塩し、m−トリフルオ
ロメチルエフエドリンを1.426g(61.2%)得
た。この化合物の機器分析データを下に示す。 融点71.5−73.5℃ 赤外スペクトル(KBr、cm-1) 3100〜2600、1320(νCF)、1200〜1100(νCF) 1H−NMR(溶媒CDCl3、内部標準TMS)
0.87ppm(d、3H)、2.38(s3H)、2.68(m、
1H)、2.98(b,2H),74.78(d、1H)30〜7.60
(m、4H) ,F−NMR(溶媒CDCl3、内部標準CFCl3) 63.00ppm(S) 質量スペクトル(m/e) 214(M+−19),175(M+−58) 元素分析 C11H14F3NO 計算値(%) C:56.65,H:6.01,N:
6.01 実測値(%) C:56.6,H:6.0,N:6.0 実施例 3 (1) 2′−トリフルオロメチル−2−ブロモプロピ
オフエノンの合成 2′−トリフルオロメチルプロピオフエノン
(3.235g,16mmol)を6mlの酢酸にとかし、
臭素(0.83ml、16mmol)を加え、室温で3時
間反応させた。後処理は、チオ硫酸ナトリウム
水溶液で過剰の臭素を除去し、固体の炭酸水素
ナトリウムを加えて中和し酢酸エチルで抽出
し、水洗を2回行ない、硫酸マグネシウムで乾
燥した。ろ過後、溶媒を留去し得られた残渣を
シリカゲルを用いて、ベンゼン−ヘキサン
(1:1)を流出溶媒としてカラムクロマトグ
ラフイーを行ない、2′−トリフルオロメチル−
2−ブロモプロピオフエノンを3.714g(82.6
%)得た。 1H−NMR(溶媒CDCl3、内部標準TMS)
1.85ppm(d,3H,J=7.0(U))、4.92(q、1H、
J=7.0→)、7.55(m、4H) (2) 2′−トリフルオロメチル−2−ベンジンメチ
ルアミノプロピオフエノンの合成 2′−トリフルオロメチル−2−ブロモプロピ
オフエノン(3.664g,13mmol)をアセトニ
トリル10mlにとかし、ベンジンメチルアミン
(3.465g、28.6mmol)を加え、室温で12時間
反応させた。後処理は濃縮後、酢酸エチルで抽
出して水洗を2回行ない、硫酸マグネシウムで
乾燥した。ろ過後、溶媒を留去し、得られた残
渣をシリカゲルを用いてベンゼン−酢酸エチル
(20:1)を硫出溶媒としてカラムクロマトグ
ラフイーを行ない2′−トリフルオロメチル2−
ベンジルメ 1チル2−アミノプロピオフエノ
ンを3.336g(80.0%)得た。 H−NMR(溶媒CDCl3、内部標準TMS)
1.25ppm(d、3H)、3.20(s,3H、,3.61(s,
2H)4.12(q,5H),7.3〜7.70(m、4H) (3) o−トリフルオロメチルフエドリンの合成 2′−トリフルオロメチル2−ベンジンメチル
アミノプロピオフエノン(3.21g、10mmol)
に5%Pd−c(1.0g)を混合し、メタノールを
20ml加えて水素置換し、2日間室温で反応し
た。反応後、不溶物をろ過により除去し、炉液
を濃縮して、o−トリフルオロメチルフエドリ
ンを1.507g(64.6%)得た。この化合物の機
器分析データを下に示す。 融点163〜165℃ 赤外スペクトル(KBr,cm-1) 2800,1560,1310(νcF),1155,1100(1)H−
NMR(溶媒CDCl3、内部標準TMS)0.87ppm
(d、3H)、2.47(s、3H)2.82(m、1H),4.16
(m、2H),5.30(m、1H)、7.00(m、4H)、F
−NMR(溶媒CDCl3、内部標準CFCl3)
58.3ppm 質量スペクトル(m/e) 214(M+−19),175(M+−58) 元素分析 C11H14F3NO 計算値(%) C:56.65,H:6.01,N:
6.01 実測値(%) C:56.3,H:6.1,N:5.8 〔試験例〕 試験例 1 (P−トリフルオロメチルフエドリン) (1) β−アドレナリン遮断作用試験 マウスに試験化合物を経口投与し、次にイソ
プロテレノール(0.01mg/Kg,静脈内注射)を
投与して30分間の頻脈状態(心電図)の50%以
上が阻害されたときこの作用があるとする。 その試験結果を次の表1に示す。
【表】
この場合、対照化合物は抗狭心剤として知ら
れているメトプロロールを用いたが、表1から
明らかなように本発明の化合物p−トリフルオ
ロメチルエフエドリンはこの対照化合物と同等
の阻害度を示し、すぐれた活性がある。 (2) 毒性試験 次にp−トリフルオロメチルエフエドリンの
毒性を調べたところ表2のような結果が得られ
た。
れているメトプロロールを用いたが、表1から
明らかなように本発明の化合物p−トリフルオ
ロメチルエフエドリンはこの対照化合物と同等
の阻害度を示し、すぐれた活性がある。 (2) 毒性試験 次にp−トリフルオロメチルエフエドリンの
毒性を調べたところ表2のような結果が得られ
た。
【表】
試験例 2
(m−トリフルオロメチルエフエドリン)
運動刺激作用試験
(1) 10個のパラメーター(被刺激性、活動亢
進、眼癌の大きさの増加、驚きの増加、触感反
応の増加、探求心の増加、立毛、Stramtの挙
尾反応、振戦、けいれん)によつて測定され
る。普通の状態では、それぞれが0とする。そ
れぞれの最大異常条件は 2×10×3mice=60とする。12より大きい数
ははつきりとした興奮を示している。スコアは
試験化合物をマウスに投与する前と、投与1時
間後、3時間後に決定される。 その試験結果を表3に示す。
進、眼癌の大きさの増加、驚きの増加、触感反
応の増加、探求心の増加、立毛、Stramtの挙
尾反応、振戦、けいれん)によつて測定され
る。普通の状態では、それぞれが0とする。そ
れぞれの最大異常条件は 2×10×3mice=60とする。12より大きい数
ははつきりとした興奮を示している。スコアは
試験化合物をマウスに投与する前と、投与1時
間後、3時間後に決定される。 その試験結果を表3に示す。
【表】
この際、対照化合物は中枢興奮剤として知ら
れているフエンメトラジンを用いたが、本発明
の化合物m−トリフルオロメチル−エフエドリ
ンはこの対照化合物ほどの活性はないが、中程
度の活性がある。 (2) レビルゼン眼癌下垂阻害 マウスに可溶性レゼルピン5mg/Kg(腹空
内)を注射する90分前経口で薬物が投与され
る。眼癌下垂はそれがない状態に対して0、
1、又は2×3mice=6が最大のスコアとな
る。レゼルプン注射後、1時間、3以上のスコ
アがあれば眼癌下垂阻害を示すこととする。 その試験結果を表4に示す。
れているフエンメトラジンを用いたが、本発明
の化合物m−トリフルオロメチル−エフエドリ
ンはこの対照化合物ほどの活性はないが、中程
度の活性がある。 (2) レビルゼン眼癌下垂阻害 マウスに可溶性レゼルピン5mg/Kg(腹空
内)を注射する90分前経口で薬物が投与され
る。眼癌下垂はそれがない状態に対して0、
1、又は2×3mice=6が最大のスコアとな
る。レゼルプン注射後、1時間、3以上のスコ
アがあれば眼癌下垂阻害を示すこととする。 その試験結果を表4に示す。
【表】
この際、対照化合物はうつ病の治療薬として
知られているイミプラミンを用いたが、本発明
の化合物m−トリフルオロメチルエフエドリン
はこの対照化合物とほぼ同等の阻害を示し、す
ぐれた活性がある。 (3) カルシウム詰抗作用(生体外) カルシウムの不足したTyrode′s溶液中(0.6
mM)で電気的に150beats/minをギニアピツ
クの左心房に与え、安定した後、供試化合物を
加える。この状態のところへ0.6mMのカルシ
ウムを加えることによつて生ずる収縮力の増大
の阻害が50%以上であれば活性があるとする。 その試験結果を表5に示す。
知られているイミプラミンを用いたが、本発明
の化合物m−トリフルオロメチルエフエドリン
はこの対照化合物とほぼ同等の阻害を示し、す
ぐれた活性がある。 (3) カルシウム詰抗作用(生体外) カルシウムの不足したTyrode′s溶液中(0.6
mM)で電気的に150beats/minをギニアピツ
クの左心房に与え、安定した後、供試化合物を
加える。この状態のところへ0.6mMのカルシ
ウムを加えることによつて生ずる収縮力の増大
の阻害が50%以上であれば活性があるとする。 その試験結果を表5に示す。
【表】
この際、対照化合物は狭心症薬として知られ
ているジルチアゼムを用いたが、本発明の化合
物m−トリフルオロメチル−エフエドリンはこ
の対照化合物ほどの活性はないが、中程度の活
性がある。 (4) 毒性試験 次に、m−トリフルオロメチルエフエドリン
の毒性を調べたところ表6のような結果が得ら
れた。
ているジルチアゼムを用いたが、本発明の化合
物m−トリフルオロメチル−エフエドリンはこ
の対照化合物ほどの活性はないが、中程度の活
性がある。 (4) 毒性試験 次に、m−トリフルオロメチルエフエドリン
の毒性を調べたところ表6のような結果が得ら
れた。
【表】
試験例 3
(o−トリフルオロメチルエフエドリン)
(1) 利尿活性
ラツトが水に含浸され、試験化合物(経口投
与)を与えられる。スコアは試験化合物によつ
て生じるその日のコントロールのNa排泄量の
倍数で表わされる。たとえばコントロールの
Na排泄量が150meqであり、試験化合物がその
値の3倍、すなわち4500meqであればスコアは
450/150=3となる。 その試験結果を表7に示す。
与)を与えられる。スコアは試験化合物によつ
て生じるその日のコントロールのNa排泄量の
倍数で表わされる。たとえばコントロールの
Na排泄量が150meqであり、試験化合物がその
値の3倍、すなわち4500meqであればスコアは
450/150=3となる。 その試験結果を表7に示す。
【表】
この際、対照化合物は、利尿剤として知られ
ているスピロノラクトンを用いたが、本発明の
化合物o−トリフルオロメチル−エフエドリン
はこの対照化合物とほぼ同等の活性がある。 (2) 毒性試験 次にo−トリフルオロメチルエフエドリンの
毒性を調べたところ、表8のような結果が得ら
れた。
ているスピロノラクトンを用いたが、本発明の
化合物o−トリフルオロメチル−エフエドリン
はこの対照化合物とほぼ同等の活性がある。 (2) 毒性試験 次にo−トリフルオロメチルエフエドリンの
毒性を調べたところ、表8のような結果が得ら
れた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 式: で表わされるエフエドリン誘導体。 2 式: で表わされるトリフルオロメチル基がパラ位に置
換した特許請求の範囲第1項に記載のエフエドリ
ン誘導体。 3 式: で表わされるトリフルオロメチル基がメタ位に置
換した特許請求の範囲第1項に記載のエフエドリ
ン誘導体。 4 式: で表わされるトリフルオロメチル基がオルト位に
置換した特許請求の範囲第1項に記載のエフエド
リン誘導体。 5 式: で表わされるトリフルオロメチルプロピオフエノ
ンにハロゲンを反応させ 式: (式中、Xは塩素原子、臭素原子またはヨウ素原
子を示す。)で表わされるトリフルオロメチル−
2−ハロゲノプロピオフエノンを得、これにベン
ジルメチルアミンを反応させ 式: で表わされるトリフルオロメチル−2−ベンジル
メチルアミノプロピオフエノンを得、これを還元
することにより 式: で表わされる化合物を得ることを特徴とするエフ
エドリン誘導体の製造方法。 6 ハロゲンが臭素である特許請求の範囲第5項
の製造方法。 7 還元が触媒としてパラジウム・カーボン又は
酸化白金を用いる接触還元である特許請求の範囲
第5項または第6項に記載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19401284A JPS6172736A (ja) | 1984-09-18 | 1984-09-18 | エフエドリン誘導体およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19401284A JPS6172736A (ja) | 1984-09-18 | 1984-09-18 | エフエドリン誘導体およびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6172736A JPS6172736A (ja) | 1986-04-14 |
| JPH0517899B2 true JPH0517899B2 (ja) | 1993-03-10 |
Family
ID=16317488
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19401284A Granted JPS6172736A (ja) | 1984-09-18 | 1984-09-18 | エフエドリン誘導体およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6172736A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FI81083C (fi) * | 1989-03-03 | 1990-09-10 | Orion Yhtymae Oy | Ett foerbaettrat foerfarande foer framstaellning av n-metyl-3-(p-trifluormetylfenoxi)-3-fenylpropylamin hydroklorid. |
-
1984
- 1984-09-18 JP JP19401284A patent/JPS6172736A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6172736A (ja) | 1986-04-14 |
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