JPH051797Y2 - - Google Patents

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JPH051797Y2
JPH051797Y2 JP11726388U JP11726388U JPH051797Y2 JP H051797 Y2 JPH051797 Y2 JP H051797Y2 JP 11726388 U JP11726388 U JP 11726388U JP 11726388 U JP11726388 U JP 11726388U JP H051797 Y2 JPH051797 Y2 JP H051797Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、熱間静水圧加圧(以下HIP装置と略
記する)装置等における炉内温度の光学的測定装
置に関する。
(従来の技術) HIP装置は高温と高圧の相乗的効果を利用して
粉体の加圧焼結、焼結品や鋳造品の欠陥除去ある
いは拡散接合などを行う装置で、近年、頓にその
工業的利用が着目されているが、最近では適用温
度領域はエンジニアリングセラミツクスを対象と
して1700℃〜2100℃レベルの高温領域に拡がつて
いる。
ところで、かかるHIP装置においては、その高
温高圧炉内の温度制御は処理効果の上に極めて重
要であり、そのため炉内温度を測定するための手
段が種々講ぜられていて、最も一般的には、熱電
対が使用されるが、現在、市販されている熱電対
には寿命に限界があることから、現在ではその欠
点を回避するものとして例えば特開昭60−133327
号公報及び特開昭62−91903号公報に示されてい
る如き閉端管を利用した炉内温度の光学的測定手
段の採用が提案されている。
即ち、従来の閉端管利用の炉内温度の測定装置
は、第8図に示すように閉端管51と光フアイバ
とを使用し、断熱層52によつて区画形成された
炉室53内の被測温部位に閉端管51の先端51
aが位置するように閉端管51を炉室53内に設
置し、閉端管51の先端部内面からの熱放射光を
閉端管51下部にあるレンズ58により集光し、
光フアイバ54により炉室53外に導き、放射温
度計55からなる測定系に接続して温度測定す
る。そして、閉端管51の先端51aからの放射
光を放射温度計55に導くにあたつては、圧力を
シールするために下蓋56に設けられた端子57
を介して閉端管51下部のレンズ58から保持具
59までは、炉内用光フアイバ60、光フアイバ
保持具59から放射温度計55までは延長用光フ
アイバ61を用いることによりなされている。
この場合、閉端管51の先端51aからの放射
光を柔軟性のある炉内用光フアイバ60を用いて
保持具59に導くことによつて、設計の自由度が
増える。即ち、保持具59と閉端管51との位置
関係に依らず放射光を導くことができるという利
点を有している。
(考案が解決しようとする課題) しかし、炉内用光フアイバ60はその柔軟性を
確保し、かつ通過部の過昇温に耐えるように素線
のまま用いられており、従つて保守点検時に誤つ
て破損することが頻繁に起こるという欠点があつ
た。しかも炉内用光フアイバ60は保持具59及
び閉端管51下部のレンズ系との接続上、その両
端にコネクタを有しており、極めて高価なもので
ある。
更には、レンズ58及び炉内用光フアイバ60
は光学部品である為に出来る限り温度の低い場所
に設置しなければならないが、閉端管51は炉内
ガスのゆらぎを抑える為に、外部に通ずる小孔
(図示せず)を除いては閉鎖した状態になつてい
る為に、この閉端管51側壁を伝わる熱によつて
レンズ58や炉内用光フアイバ60が加熱される
という好ましくない状態を起こす。
なお、炉内用光フアイバ60は、その接続部で
は、光量を損失する欠点を有しており、例えば閉
端管51下部から放射温度計55までを保持具5
9を介して一本の光フアイバで結ぶことは損失を
減少させる点では有効であるが、前述の破損が生
じた場合、光フアイバ全てを交換しなければなら
ず、手間がかかり、又高価になるという欠点があ
る。
本考案は上記問題点に鑑み、保守点検時等に誤
まつて破損する惧れがなく、また安価に提供で
き、しかも閉端管からの熱によつて過度に加熱さ
れる惧れがないようにしたものである。
(課題を解決するための手段) この技術的課題を解決する本考案の技術的手段
は、高圧容器1の炉室9内に設置される閉端管1
4と、閉端管14の先端部内面からの炉内熱放射
光を集光するためのレンズ系20と、レンズ系2
0によつて集光された放射光をその端面に受けか
つ炉外へ導出するための光フアイバ27と、高圧
容器構成部材に気密状態で取付られかつ前記光フ
アイバ27を気密状態で保持する光フアイバ保持
具11とを備える炉内温度の光学的測定装置にお
いて、 前記レンズ系20が光フアイバ保持具11に直
接接続されている点にある。
(作用) 炉室9内の温度を測定する場合、閉端管14の
先端部内面からの熱放射光がレンズ22によつて
集光されて、光フアイバ27の先端入射部27a
に入射し、この熱放射光は光フアイバ27を通し
て炉室9外にほとんど光量の損失を生じることな
く、取出され、放射温度計31により熱放射パワ
を測定して、炉室9内の温度を精度よく算出す
る。
(実施例) 以下、本考案を図示の実施例に従つて説明する
と、第1図及び第2図において、1は高圧容器、
2は高圧容器1内に設けたヒータ、3は断熱層で
ある。4は高圧容器1の上段下蓋、5は高圧容器
1の下段下蓋、6は上蓋である。7は下段下蓋5
上に載置した試料台、8は試料台7に載置した被
処理体である。9は高圧容器1内に断熱層3によ
つて区画形成された炉室である。
11は光フアイバ保持具で、上段下蓋4に形成
したテーパー状の取付孔12にOリング13を介
して過密状態で嵌合固着されている。14は炉室
9内に設置した閉端管で、タングステン、モリブ
デン、ボロンナイトライド、グラフアイト等の耐
熱材料から成り、その基端が光フアイバ保持具1
1の上面にボルト等によつて締付固定されてい
る。17は閉端管14と炉室9内の圧力の均衡を
保つための導通孔で、閉端管14に少なくとも1
個設けられている。
20は閉端管14の先端部14a内面からの炉
内熱放射光を集光するためのレンズ系で、円筒形
状のレンズホルダー21と、該レンズホルダー2
1に固着したレンズ22と、レンズホルダー21
に内嵌した上下一対のスペーサ23とを備える。
レンズホルダー21は下端のフランジ24を介し
てボルト25により光フアイバ保持具11の上面
に締付固着され、これによりレンズ系20は光フ
アイバ保持具11に直接接続されている。
27は光フアイバで、その先部は光フアイバ保
持具11に上方突出状に内嵌固着した円筒状の封
止材料28に内嵌され、光フアイバ27の先端入
射部27aは第3図に示す如く光フアイバ保持具
11の封止材料28と一体に光学研磨aが施さ
れ、閉端管14の先端側からの熱放射光がレンズ
22で集光されて、光フアイバ27の先端入射部
27aに入射するようになつている。また光フア
イバ27の封止材料28より下方側は保護被覆材
29により被覆されると共に、前記封止材料28
に連続するように光フアイバ保持具11に内嵌し
た封止材料32に内嵌挿通されて、光フアイバ保
持具11から下方突出され、L字形の取出孔30
を通つて炉室9外に取出され、炉室9外の放射温
度計31に接続されている。この放射温度計31
により、光フアイバ27を通して炉室9外に取出
した熱放射光から炉室9内の温度を測定するよう
になつている。即ち、閉端管14の先端温度によ
つて閉端管14先端から放射される熱放射光の熱
放射パワが変化するので、光フアイバ27に入射
した熱放射光の熱放射パワを放射温度計31にて
測定して、炉室9内の温度を算出するのである。
第4図は他の実施例を示し、閉端管14の基部
がレンズホルダー21に遊嵌状に外嵌されると共
に、周方向に複数個の調整ネジ33が上下二段に
亘つて径方向内方に向けて出退調整自在になるよ
うに螺合され、各調整ネジ33の先端が夫々レン
ズホルダー21の外周面に圧接している。従つて
各調整ネジ33の出退調整により閉端管14をレ
ンズホルダー21に対して傾斜角及び位置を微調
整自在とされ、この傾斜角及び位置の微調整によ
り閉端管14の炉内用熱放射光の観測点とレンズ
系20の光軸とを一致させることができるように
なつている。なお、前記調整ネジ33は周方向に
少なくとも3個設けられ、上下方向には通常は2
〜3段であり、調整可能であれば1段のみ設ける
ようにしてもよい。また、光軸調整方法として
は、閉端管14と光フアイバ保持具11との間に
薄い箔等を挟んで調整する事等が考えられる。
第5図は他の実施例を示し、レンズホルダー2
1を図示省略のボルト等により光フアイバ保持具
11の上端面に締付固着すると共に、閉端管14
の基端にフランジ36を設け、このフランジ36
を介してボルト35により閉端管14を光フアイ
バ保持具11の上面に締付固着している。その他
の点は前記実施例と同様の構成である。
第6図は他の実施例を示し、光フアイバ保持具
11が、上方側が徐々に小径となる円錘形に形成
され、上段下蓋4の取付孔30が光フアイバ保持
具11に対応して下方側が徐々に大径となるテー
パー状に形成されると共に、該取付孔30を取囲
むようにネジ軸37が下方突設され、このネジ軸
37に螺合する取付ネジ38により、光フアイバ
保持具11を取付孔30に密着嵌合するように締
付けている。この場合取付ネジ38を外すことに
より、光フアイバ保持具11を炉室9外から簡単
に着脱できるようになつている。なお、図例では
袋ナツトにより構成した取付ネジ38で取付けて
いる例を示しているが、フランジ形又は治具を用
いたボルト締めでもよい。
第7図は第6図の変形例を示し、レンズホルダ
ー21をフランジ24を介してボルト25により
光フアイバ保持具11に締付固着すると共に、閉
端管14をフランジ36を介してボルト35によ
り光フアイバ保持具11の上面に締付固着してい
る。また光フアイバ保持具11に導通孔17が上
下貫通状に設けられ、この導通孔17の上端は閉
端管14内に連通され、導通孔17の下端はレン
ズリング39及び高圧配管40を介して炉室9外
に連通されている。高圧配管40はボルト41に
よりフランジ42を介して光フアイバ保持具11
の下面に締付固着されている。43は開端管14
の基端部に内方突設したコリメータである。この
第7図は、雰囲気の管理を行なうことができる構
造を示しており、これは例えば被処理体8から光
学的測温にとつて有害となるガスが出ても影響が
出ないようにする為の手段である。即ち、閉端管
14もガス不透過性の材質(金属、あるいはガス
不透過性セラミツクス、ガラス状カーボン等)を
用い、閉端管14の取付け(光フアイバ保持具1
1又はレンズホルダー21との)も気密構造とす
る。炉内圧力と閉端管14内力圧力の均圧は、導
通孔17を通して外部からガスを送り込む。又は
排出することによつて行なう方法や圧力バランサ
ーを用いる方法等がある。コリメータ43は閉端
管14内の反射光を極力レンズ22に入射させな
い為に設置するものである。なお、図示例に於て
は、光フアイバ保持具11を下蓋に取りつけた例
を示したが、高圧容器の構成によつては下蓋に限
定されるものではなく、高圧容器を構成する部材
であればよい。
(考案の効果) 本考案によれば、炉内用光フアイバを用いない
ので、保守点検時等に誤つて光フアイバを破損す
るような惧れがなくなるし、光量の損失が少なく
なり、炉内温度をより確実に測定することが可能
になる。また閉端管14及びレンズ系20が光フ
アイバ保持具11に対して一体構造であるため、
閉端管14から伝わる熱が光フアイバ保持具11
を通して高圧容器構成部材に効果的に拡散するこ
とができる。またレンズ系20の熱(主に幅射に
よる)も、光フアイバ保持具11を通して高圧容
器構成部材にスムーズに拡散できる。しかも光フ
アイバ保持具11に閉端管14が直接又はレンズ
系20を介して結合されているので、閉端管14
の被測温点からレンズ22までの距離が長くなる
為、熱の放散が多くなる。さらに、レンズ系20
をより下方に設置でき、(試料台より下方では下
部になる程炉内温度は低くなる)、従つてこの点
からもレンズ系20の温度を従来より下げること
ができ、レンズや光フアイバを加熱によつて破損
するような不都合もなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す全体側断面
図、第2図は同要部の側断面図、第3図は同光フ
アイバ及び封止材料部分の拡大側断面図である。
第4図乃至第7図は夫々他の実施例を示す側断面
図である。第8図は従来例を示す側断面図であ
る。 1……高圧容器、9……炉室、11……光フア
イバ保持具、14……閉端管、20……レンズ
系、27……光フアイバ、27a……先端入射
部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 高圧容器1の炉室9内に設置される閉端管1
    4と、閉端管14の先端部内面からの炉内熱放
    射光を集光するためのレンズ系20と、レンズ
    系20によつて集光された放射光をその端面に
    受けかつ炉外へ導出するための光フアイバ27
    と、高圧容器構成部材に気密状態で取付られか
    つ前記光フアイバ27を気密状態で保持する光
    フアイバ保持具11とを備える炉内温度の光学
    的測定装置において、 前記レンズ系20が光フアイバ保持具11に
    直接接続されていることを特徴とする炉内温度
    の光学的測定装置。 (2) 前記光フアイバ27の先端入射部27aと光
    フアイバ保持具11の封止材料28とが一体的
    に工学研磨aされていることを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の炉内温度の光
    学的測定装置。 (3) 前記閉端管14がレンズ系20又は光フアイ
    バ保持具11に一体的に結合されていることを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項又は
    第2項記載の炉内温度の光学的測定装置。 (4) 前記閉端管14の炉内熱放射光の観測点とレ
    ンズ系20の光軸とを一致させるように、閉端
    管14がレンズ系20に対して移動調整可能に
    構成されていることを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第1項、第2項又は第3項記載の炉
    内温度の光学的測定装置。 (5) 前記光フアイバ保持具11が、炉室9外から
    取付可能に構成されていることを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第1項、第2項、第3項
    又は第4項記載の炉内温度の光学的測定装置。 (6) 閉端管14が光フアイバ保持具11に対して
    気密に結合され、かつ閉端管14の内外を等圧
    にするための導通孔17が、閉端管14内を炉
    室9内側に連通するように少なくとも1箇設け
    られていることを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項、第2項、第3項、第4項又は第
    5項記載の炉内温度の光学的測定装置。 (7) 閉端管14が光フアイバ保持具11に対して
    気密に結合され、かつ閉端管14の内外を等圧
    にするための導通孔17が、閉端管14内を光
    フアイバ保持具11内を通して炉室9外に連通
    するように設けられていることを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第1項、第2項、第3
    項、第4項又は第5項記載の炉内温度の光学的
    測定装置。
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JPH0237337U JPH0237337U (ja) 1990-03-12
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