JPH05182181A - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
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- JPH05182181A JPH05182181A JP34469691A JP34469691A JPH05182181A JP H05182181 A JPH05182181 A JP H05182181A JP 34469691 A JP34469691 A JP 34469691A JP 34469691 A JP34469691 A JP 34469691A JP H05182181 A JPH05182181 A JP H05182181A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 磁性塗料中のカーボンブラックの分散性が良
好で、表面電気抵抗値などの電磁変換特性と耐久性に優
れている磁気記録媒体を提供する。 【構成】 イソシアネート化合物及び脂肪酸で処理され
たカーボンブラックを磁性層中に含有する磁気記録媒
体。
好で、表面電気抵抗値などの電磁変換特性と耐久性に優
れている磁気記録媒体を提供する。 【構成】 イソシアネート化合物及び脂肪酸で処理され
たカーボンブラックを磁性層中に含有する磁気記録媒
体。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気ディスク、磁気テー
プ、磁気シート等の磁気記録媒体に関する。
プ、磁気シート等の磁気記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気記録媒体は、通常ポリエステルフィ
ルム等の基体上に磁性粉末を結合剤樹脂とともに塗着し
て作成されるが、この際磁性層の摩擦抵抗を低減し光透
過率を抑えるためまた、電気抵抗を低減して帯電を防止
するため、一般にカーボンブラックを磁性層中に含有さ
せることが行われている。特に帯電量が多くなると、ゴ
ミやほこりを吸着しやすくなり、磁気記録媒体の耐久性
やドロップアウト等に影響を及ぼし易い。近年、磁気記
録媒体の高密度化、高性能化が進むにつれて磁性粉末が
微細化され、それに伴ってカーボンブラックも特に電気
抵抗の低減効果に優れた微細で表面積が大きく、ストラ
クチャーをつくりやすいカーボンブラックが使用されて
いる。
ルム等の基体上に磁性粉末を結合剤樹脂とともに塗着し
て作成されるが、この際磁性層の摩擦抵抗を低減し光透
過率を抑えるためまた、電気抵抗を低減して帯電を防止
するため、一般にカーボンブラックを磁性層中に含有さ
せることが行われている。特に帯電量が多くなると、ゴ
ミやほこりを吸着しやすくなり、磁気記録媒体の耐久性
やドロップアウト等に影響を及ぼし易い。近年、磁気記
録媒体の高密度化、高性能化が進むにつれて磁性粉末が
微細化され、それに伴ってカーボンブラックも特に電気
抵抗の低減効果に優れた微細で表面積が大きく、ストラ
クチャーをつくりやすいカーボンブラックが使用されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この種の微
細で表面積が大きいカーボンブラックは磁性塗料中にお
ける分散性が悪く、磁性塗料を増粘させたり、経時変化
をしばしば引き起こすという難点がある。また、このカ
ーボンブラックがかさ高いため特に高密度記録媒体では
充填密度的に不利な面があり、電磁変換特性を充分に向
上させることができない。また、このようなカーボンブ
ラックを用いた磁気記録媒体の耐久性についても更なる
改良が望まれている
細で表面積が大きいカーボンブラックは磁性塗料中にお
ける分散性が悪く、磁性塗料を増粘させたり、経時変化
をしばしば引き起こすという難点がある。また、このカ
ーボンブラックがかさ高いため特に高密度記録媒体では
充填密度的に不利な面があり、電磁変換特性を充分に向
上させることができない。また、このようなカーボンブ
ラックを用いた磁気記録媒体の耐久性についても更なる
改良が望まれている
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決すべく鋭意研究した結果、イソシアネート化合物
と脂肪酸とを含むカーボンブラックを使用することによ
り、磁性塗料の物性に悪影響を与えず、また磁気記録媒
体の電磁変換特性を充分に向上し、また耐久性も良好で
あることを見出し、本発明を完成するに至った。
を解決すべく鋭意研究した結果、イソシアネート化合物
と脂肪酸とを含むカーボンブラックを使用することによ
り、磁性塗料の物性に悪影響を与えず、また磁気記録媒
体の電磁変換特性を充分に向上し、また耐久性も良好で
あることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0005】すなわち本発明は、イソシアネート化合物
と脂肪酸とを含むカーボンブラックを磁性層中に含有す
ることを特徴とする磁気記録媒体を提供するものであ
る。
と脂肪酸とを含むカーボンブラックを磁性層中に含有す
ることを特徴とする磁気記録媒体を提供するものであ
る。
【0006】本発明に用いられるイソシアネート化合物
及び脂肪酸を含むカーボンブラックは、通常磁気記録媒
体に使用されるカーボンブラックをイソシアネート化合
物及び脂肪酸を含む不活性溶媒に含浸し、イソシアネー
ト化合物と脂肪酸を吸着させることによって得られる。
本発明に用いられるカーボンブラックとしては、特に電
気抵抗低減効果に優れた微細で表面積の大きいカーボン
ブラックが好ましく使用され、例えば三菱化成(株) 製
の#3600、アクゾ社製のケッチェンEC、キャボット社製
のブラックパール2000、コロンビアンカーボン社製のコ
ンダクテックス-975、コンダクテックスSC、東海カーボ
ン社製の#4500、#4501等が好ましく使用される。
及び脂肪酸を含むカーボンブラックは、通常磁気記録媒
体に使用されるカーボンブラックをイソシアネート化合
物及び脂肪酸を含む不活性溶媒に含浸し、イソシアネー
ト化合物と脂肪酸を吸着させることによって得られる。
本発明に用いられるカーボンブラックとしては、特に電
気抵抗低減効果に優れた微細で表面積の大きいカーボン
ブラックが好ましく使用され、例えば三菱化成(株) 製
の#3600、アクゾ社製のケッチェンEC、キャボット社製
のブラックパール2000、コロンビアンカーボン社製のコ
ンダクテックス-975、コンダクテックスSC、東海カーボ
ン社製の#4500、#4501等が好ましく使用される。
【0007】イソシアネート化合物としては、分子中に
イソシアネート基を1個有するものが使用され、イソシ
アン酸フェニル、イソシアン酸−n−ブチル等の単官能
イソシアネート化合物が挙げられる。また、種々のジイ
ソシアネート化合物、例えばヘキサメチレンジイソシア
ネート(HMDI)、ジフェニルメタンイソシアネート(MDI)
、水添化 MDI(H12MDI) 、トルエンジイソシアネート
(TDI) 、1,5 −ナフタレンジイソシアネート(NDI) 、ト
リジンジイソシアネート(TODI)、リジンジイソシアネー
トメチルエステル(LDI) 、イソホロンジイソシアネート
(IPDI)等も使用できる。
イソシアネート基を1個有するものが使用され、イソシ
アン酸フェニル、イソシアン酸−n−ブチル等の単官能
イソシアネート化合物が挙げられる。また、種々のジイ
ソシアネート化合物、例えばヘキサメチレンジイソシア
ネート(HMDI)、ジフェニルメタンイソシアネート(MDI)
、水添化 MDI(H12MDI) 、トルエンジイソシアネート
(TDI) 、1,5 −ナフタレンジイソシアネート(NDI) 、ト
リジンジイソシアネート(TODI)、リジンジイソシアネー
トメチルエステル(LDI) 、イソホロンジイソシアネート
(IPDI)等も使用できる。
【0008】また、脂肪酸は一塩基酸でも二塩基酸であ
ってもよい。炭素原子数6〜30、更には12〜22の脂肪酸
が好ましい。脂肪酸を例示すると以下の通りである。 (1) カプロン酸 (2) カプリル酸 (3) カプリン酸 (4) ラウリン酸 (5) ミリスチン酸 (6) パルミチン酸 (7) ステアリン酸 (8) イソステアリン酸 (9) リノレン酸 (10)リノール酸 (11)オレイン酸 (12)エライジン酸 (13)ベヘン酸 (14)マロン酸 (15)コハク酸 (16)マレイン酸 (17)グルタル酸 (18)アジピン酸 (19)ピメリン酸 (20)アゼライン酸 (21)セバシン酸 (22)1,12−ドデカンジカルボン酸 (23)オクタンジカルボン酸。
ってもよい。炭素原子数6〜30、更には12〜22の脂肪酸
が好ましい。脂肪酸を例示すると以下の通りである。 (1) カプロン酸 (2) カプリル酸 (3) カプリン酸 (4) ラウリン酸 (5) ミリスチン酸 (6) パルミチン酸 (7) ステアリン酸 (8) イソステアリン酸 (9) リノレン酸 (10)リノール酸 (11)オレイン酸 (12)エライジン酸 (13)ベヘン酸 (14)マロン酸 (15)コハク酸 (16)マレイン酸 (17)グルタル酸 (18)アジピン酸 (19)ピメリン酸 (20)アゼライン酸 (21)セバシン酸 (22)1,12−ドデカンジカルボン酸 (23)オクタンジカルボン酸。
【0009】カーボンブラックの処理は、トルエン、キ
シレン、メチルエチルケトン/シクロヘキサノン等の不
活性有機溶媒中で、上記のようなイソシアネート化合物
と脂肪酸とカーボンブラックを混合し、室温で或いは加
熱して攪拌すればよい。ここで、イソシアネート化合物
と脂肪酸の使用量は、カーボンブラック100 重量部に対
して〔イソシアネート化合物+脂肪酸〕=5〜300 重量
部、且つ〔イソシアネート化合物/脂肪酸〕=1/99〜
70/30(重量比)の範囲が好ましい。また、用いるカー
ボンブラックの全比表面積が大きい程、イソシアネート
及び脂肪酸の総量も多くする。また、本発明に係わるイ
ソシアネート及び脂肪酸を含むカーボンブラックは、磁
性粉100 重量部に対して 0.2〜30重量部使用されるのが
好ましい。
シレン、メチルエチルケトン/シクロヘキサノン等の不
活性有機溶媒中で、上記のようなイソシアネート化合物
と脂肪酸とカーボンブラックを混合し、室温で或いは加
熱して攪拌すればよい。ここで、イソシアネート化合物
と脂肪酸の使用量は、カーボンブラック100 重量部に対
して〔イソシアネート化合物+脂肪酸〕=5〜300 重量
部、且つ〔イソシアネート化合物/脂肪酸〕=1/99〜
70/30(重量比)の範囲が好ましい。また、用いるカー
ボンブラックの全比表面積が大きい程、イソシアネート
及び脂肪酸の総量も多くする。また、本発明に係わるイ
ソシアネート及び脂肪酸を含むカーボンブラックは、磁
性粉100 重量部に対して 0.2〜30重量部使用されるのが
好ましい。
【0010】このようなイソシアネート化合物及び脂肪
酸で処理されたカーボンブラックを磁性層中に含有させ
るには常法に準じて行なえばよく、例えばイソシアネー
ト化合物及び脂肪酸を含浸させたカーボンブラックを、
磁性粉末、結合剤樹脂、有機溶媒及びその他の必要成分
と共に混合分散して磁性塗料を調製し、この磁性塗料を
ポリエステルフィルム等の基体上にロール塗り等任意の
手段で塗布し、乾燥すればよい。
酸で処理されたカーボンブラックを磁性層中に含有させ
るには常法に準じて行なえばよく、例えばイソシアネー
ト化合物及び脂肪酸を含浸させたカーボンブラックを、
磁性粉末、結合剤樹脂、有機溶媒及びその他の必要成分
と共に混合分散して磁性塗料を調製し、この磁性塗料を
ポリエステルフィルム等の基体上にロール塗り等任意の
手段で塗布し、乾燥すればよい。
【0011】ここで磁性粉末としては、γ−Fe2O3 粉
末、Fe3O4 粉末、Co含有γ−Fe2O3 粉末、Co含有Fe3O4
粉末、CrO2粉末、Fe粉末、Co粉末、Fe−Ni粉末、バリウ
ムフェライト粉末等、従来公知の各種磁性粉末が広く使
用できる。
末、Fe3O4 粉末、Co含有γ−Fe2O3 粉末、Co含有Fe3O4
粉末、CrO2粉末、Fe粉末、Co粉末、Fe−Ni粉末、バリウ
ムフェライト粉末等、従来公知の各種磁性粉末が広く使
用できる。
【0012】また、結合剤としては、ウレタン樹脂、特
に SO3Na基等の極性基を含有するポリウレタン樹脂、塩
化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−塩化ビニ
リデン共重合体、塩化ビニル−アクリロニトリル共重合
体等の塩化ビニル系共重合体であって、特に SO3Na基等
の極性基を含有する塩化ビニル共重合体、ブタジエン−
アクリロニトリル共重合体、ポリアミド樹脂、ポリビニ
ルブチラール、セルロース誘導体(セルロースアセテー
トブチレート、セルロースプロピオネート、ニトロセル
ロース等)、スチレン−ブタジエン共重合体、ポリエス
テル樹脂、各種の合成ゴム系、フェノール樹脂、エポキ
シ樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、フェノキシ樹脂、シ
リコン樹脂、アクリル系反応樹脂、高分子量ポリエステ
ル樹脂とイソシアネートプレポリマーの混合物、ポリエ
ステルポリオールとポリイソシアネートの混合物、尿素
ホルムアルデヒド樹脂、低分子量グリコール/高分子量
ジオール/イソシアネートの混合物、及びこれらの混合
物等が例示される。
に SO3Na基等の極性基を含有するポリウレタン樹脂、塩
化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−塩化ビニ
リデン共重合体、塩化ビニル−アクリロニトリル共重合
体等の塩化ビニル系共重合体であって、特に SO3Na基等
の極性基を含有する塩化ビニル共重合体、ブタジエン−
アクリロニトリル共重合体、ポリアミド樹脂、ポリビニ
ルブチラール、セルロース誘導体(セルロースアセテー
トブチレート、セルロースプロピオネート、ニトロセル
ロース等)、スチレン−ブタジエン共重合体、ポリエス
テル樹脂、各種の合成ゴム系、フェノール樹脂、エポキ
シ樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、フェノキシ樹脂、シ
リコン樹脂、アクリル系反応樹脂、高分子量ポリエステ
ル樹脂とイソシアネートプレポリマーの混合物、ポリエ
ステルポリオールとポリイソシアネートの混合物、尿素
ホルムアルデヒド樹脂、低分子量グリコール/高分子量
ジオール/イソシアネートの混合物、及びこれらの混合
物等が例示される。
【0013】有機溶媒としては、シクロヘキサノン、メ
チルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、酢酸エチ
ル、ベンゼン、トルエン、キシレン、ジメチルスルホキ
シド、テトラヒドロフラン、ジオキサン等、使用する結
合剤樹脂を溶解するのに適した溶剤が特に制限されるこ
となく単独又は二種以上混合して使用される。
チルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、酢酸エチ
ル、ベンゼン、トルエン、キシレン、ジメチルスルホキ
シド、テトラヒドロフラン、ジオキサン等、使用する結
合剤樹脂を溶解するのに適した溶剤が特に制限されるこ
となく単独又は二種以上混合して使用される。
【0014】なお、磁性塗料中には通常使用されている
各種添加剤、例えば分散剤、研磨剤、潤滑剤などを適宜
に添加使用してもよい。
各種添加剤、例えば分散剤、研磨剤、潤滑剤などを適宜
に添加使用してもよい。
【0015】本発明で用いることができる分散剤として
は、レシチン、ノニオン系界面活性剤、アニオン系界面
活性剤、カチオン系界面活性剤等が使用される。研磨剤
としては、α−アルミナ、溶融アルミナ、炭化ケイ素、
酸化クロム(Cr2O3) 、コランダム、ダイヤモンド等の平
均粒子径0.05〜0.5 μの微粉末が使用され、バインダー
100 重量部に対し0.5 〜100 重量部加えられる。潤滑剤
としては、各種のポリシロキサン等のシリコーンオイ
ル、グラファイト、二硫化モリブデン等の無機粉末、ポ
リエチレン、ポリテトラフルオロエチレン等のプラスチ
ック微粉末、高級脂肪酸、高級アルコール、高級脂肪酸
エステル、フルオロカーボン類などがバインダー100 重
量部に対して0.1 〜50重量部の割合で添加される。
は、レシチン、ノニオン系界面活性剤、アニオン系界面
活性剤、カチオン系界面活性剤等が使用される。研磨剤
としては、α−アルミナ、溶融アルミナ、炭化ケイ素、
酸化クロム(Cr2O3) 、コランダム、ダイヤモンド等の平
均粒子径0.05〜0.5 μの微粉末が使用され、バインダー
100 重量部に対し0.5 〜100 重量部加えられる。潤滑剤
としては、各種のポリシロキサン等のシリコーンオイ
ル、グラファイト、二硫化モリブデン等の無機粉末、ポ
リエチレン、ポリテトラフルオロエチレン等のプラスチ
ック微粉末、高級脂肪酸、高級アルコール、高級脂肪酸
エステル、フルオロカーボン類などがバインダー100 重
量部に対して0.1 〜50重量部の割合で添加される。
【0016】また、本発明に用いられる非磁性支持体と
しては、合成樹脂(例えばポリエステル、ポリアミド、
ポリオレフィン、セルロース系誘導体)、非磁性の金
属、ガラス、セラミック、紙等が挙げられ、その形態
は、フィルム、テープ、シート、カード、ディスク等で
使用される。
しては、合成樹脂(例えばポリエステル、ポリアミド、
ポリオレフィン、セルロース系誘導体)、非磁性の金
属、ガラス、セラミック、紙等が挙げられ、その形態
は、フィルム、テープ、シート、カード、ディスク等で
使用される。
【0017】本発明に係るイソシアネート化合物及び脂
肪酸を含浸・吸着させたカーボンブラックを使用するこ
とにより、磁性塗料調製時の磁性塗料粘度の増粘を抑え
ることができ、これによってカーボンブラックの分散性
が向上する。また、磁性層の表面電気抵抗を充分に低減
させ得るので、ゴミ等の付着によるキズの発生を抑える
ことができ、磁気記録媒体の耐久性を向上させることが
できる。
肪酸を含浸・吸着させたカーボンブラックを使用するこ
とにより、磁性塗料調製時の磁性塗料粘度の増粘を抑え
ることができ、これによってカーボンブラックの分散性
が向上する。また、磁性層の表面電気抵抗を充分に低減
させ得るので、ゴミ等の付着によるキズの発生を抑える
ことができ、磁気記録媒体の耐久性を向上させることが
できる。
【0018】
【実施例】以下実施例にて本発明を更に説明するが、本
発明はこれらの実施例に限定されるものではない。尚、
例中の部及び%は特記しない限り重量基準である。
発明はこれらの実施例に限定されるものではない。尚、
例中の部及び%は特記しない限り重量基準である。
【0019】実施例1 ・バリウムフェライト磁性粉末 100 部 ・ポリウレタン樹脂 7.5 (SO3Na基含有ポリエステルポリウレタン樹脂) ・ポリ塩化ビニル系共重合体 7.5 (SO3Na基含有塩化ビニル共重合体) ・α−Al2O3 (平均粒子径 0.2〜0.3 μm ) 12 ・カーボンブラック* 12.5 ・ミリスチン酸 2 ・トリデシルステアレート 2 注) *カーボンブラック;予め処理してイソシアネート化合
物と脂肪酸を含有させたものである。処理方法は、カー
ボンブラック(コロンビアンカーボン社製の商品名コン
ダクテックスSC)10部に対して有機溶媒(メチルエチル
ケトン/シクロヘキサノン=1/1,重量比)50部を加
え、更にイソホロンジイソシアネート/カプリン酸=1
/1(重量比)混合物を 2.5部添加し、常温或いは加熱下
で混合攪拌することでイソシアネート化合物と脂肪酸を
カーボンブラック表面に吸着させる。 上記の配合物をサンドミルを用いて混合、分散して、磁
性塗料組成物を調製し、濾過工程を経た後に硬化剤とし
てポリイソシアナート化合物を 4.0部添加混合する。そ
の後75μm 厚のポリエチレンテレフタレートフィルム上
に乾燥膜厚が約2.5 μm になるように塗布し、乾燥した
後、カレンダーにて表面平滑化処理を行なった。形成さ
れた塗膜を充分硬化させた後、得られたフィルムをディ
スク状に打ち抜き、研磨工程にかけて磁気シートを作製
した。
物と脂肪酸を含有させたものである。処理方法は、カー
ボンブラック(コロンビアンカーボン社製の商品名コン
ダクテックスSC)10部に対して有機溶媒(メチルエチル
ケトン/シクロヘキサノン=1/1,重量比)50部を加
え、更にイソホロンジイソシアネート/カプリン酸=1
/1(重量比)混合物を 2.5部添加し、常温或いは加熱下
で混合攪拌することでイソシアネート化合物と脂肪酸を
カーボンブラック表面に吸着させる。 上記の配合物をサンドミルを用いて混合、分散して、磁
性塗料組成物を調製し、濾過工程を経た後に硬化剤とし
てポリイソシアナート化合物を 4.0部添加混合する。そ
の後75μm 厚のポリエチレンテレフタレートフィルム上
に乾燥膜厚が約2.5 μm になるように塗布し、乾燥した
後、カレンダーにて表面平滑化処理を行なった。形成さ
れた塗膜を充分硬化させた後、得られたフィルムをディ
スク状に打ち抜き、研磨工程にかけて磁気シートを作製
した。
【0020】実施例2 実施例1の磁性塗料配合においてカーボンブラックとし
て、ケッチェンブラックEC(アクゾ社製)をイソホロン
ジイソシアネート/ミリスチン酸=1/1(重量比)で
実施例1と同様の処理をしたカーボンブラック3.2 重量
部を使用して実施例1と同様に磁気シートを得た。
て、ケッチェンブラックEC(アクゾ社製)をイソホロン
ジイソシアネート/ミリスチン酸=1/1(重量比)で
実施例1と同様の処理をしたカーボンブラック3.2 重量
部を使用して実施例1と同様に磁気シートを得た。
【0021】実施例3 ・Co含有γ−フェライト磁性粉末 100 部 ・ポリウレタン樹脂* 8 ・ポリ塩化ビニル系共重合体 5 (VAGH,ユニオンカーバイド社製) ・α−Al2O3 (平均粒子径 0.4μm ) 11 ・カーボンブラック(スターリンNS,キャボット社製) 9 ・カーボンブラック** 13.8 ・ミリスチン酸 2 ・トリデシルステアレート 6 注) *ポリウレタン樹脂;ニッポラン2301, 日本ポリウレタ
ン社製,SO3Na基含有ポリエステルポリウレタン樹脂 **カーボンブラック;予め処理してイソシアネート化合
物と脂肪酸を含有させたものである。処理方法は、コン
ダクテックスSC 11 部に対して有機溶媒(メチルエチル
ケトン/シクロヘキサノン=1/1,重量比)50部を加
え、更にイソホロンジイソシアネート/ミリスチン酸=
1/1(重量比)混合物を 2.8部添加し、常温或いは加
熱下で混合攪拌することでイソシアネート化合物と脂肪
酸をカーボンブラック表面に含浸吸着させる。 上記の配合物をサンドミルを用いて混合、分散して、磁
性塗料組成物を調製し、濾過工程を経た後に硬化剤とし
てポリイソシアナート化合物を7部添加混合する。その
後75μ厚のポリエチレンテレフタレートフィルム上に乾
燥膜厚が 2.5μm になるように塗布し、乾燥した後、カ
レンダーにて表面平滑化処理を行なった。形成された塗
膜を充分硬化させた後、得られたフィルムをディスク状
に打ち抜き、研磨工程にかけて磁気シートを作製した。
ン社製,SO3Na基含有ポリエステルポリウレタン樹脂 **カーボンブラック;予め処理してイソシアネート化合
物と脂肪酸を含有させたものである。処理方法は、コン
ダクテックスSC 11 部に対して有機溶媒(メチルエチル
ケトン/シクロヘキサノン=1/1,重量比)50部を加
え、更にイソホロンジイソシアネート/ミリスチン酸=
1/1(重量比)混合物を 2.8部添加し、常温或いは加
熱下で混合攪拌することでイソシアネート化合物と脂肪
酸をカーボンブラック表面に含浸吸着させる。 上記の配合物をサンドミルを用いて混合、分散して、磁
性塗料組成物を調製し、濾過工程を経た後に硬化剤とし
てポリイソシアナート化合物を7部添加混合する。その
後75μ厚のポリエチレンテレフタレートフィルム上に乾
燥膜厚が 2.5μm になるように塗布し、乾燥した後、カ
レンダーにて表面平滑化処理を行なった。形成された塗
膜を充分硬化させた後、得られたフィルムをディスク状
に打ち抜き、研磨工程にかけて磁気シートを作製した。
【0022】比較例1 実施例1の磁性塗料配合において、カーボンブラックと
して未処理のコンダクテックスSCを使用して実施例1と
同様に磁気シートを得た。
して未処理のコンダクテックスSCを使用して実施例1と
同様に磁気シートを得た。
【0023】比較例2 実施例2の磁性塗料配合において、カーボンブラックと
して未処理のケッチェンブラックECを使用して実施例2
と同様に磁気シートを得た。
して未処理のケッチェンブラックECを使用して実施例2
と同様に磁気シートを得た。
【0024】比較例3 実施例3の磁性塗料配合において、カーボンブラックと
して未処理のコンダクテックスSCを使用して実施例2と
同様に磁気シートを得た。
して未処理のコンダクテックスSCを使用して実施例2と
同様に磁気シートを得た。
【0025】実施例1〜3及び比較例1〜3で得られた
磁気ディスクの表面電気抵抗及び耐久性を以下のように
して測定した。 <表面電気抵抗の測定法>磁気シートをディスク状に打
ち抜くか、或いは 120mm×120mm の正方形にカットした
後、23℃、50%RHの測定室内に一昼夜放置する。その
後、アドバンテスト(ADVANTEST )社製「R 8340 ULTRA
HIGH RESISTANCE METER」及び「R 12704 RESISTIVITHY
CHAMBER」を用いて500Vの荷電圧でまず15秒間放電さ
せ、アースにおとした後、15秒間、500V印加した後の表
面電気抵抗値を読み取った。測定は一つの試料につき五
回行い、その平均値をもってそのディスクの表面電気抵
抗値とし、結果を表1に示した。尚、表中のΩ/□はオ
ーム・パー・スクエアである。
磁気ディスクの表面電気抵抗及び耐久性を以下のように
して測定した。 <表面電気抵抗の測定法>磁気シートをディスク状に打
ち抜くか、或いは 120mm×120mm の正方形にカットした
後、23℃、50%RHの測定室内に一昼夜放置する。その
後、アドバンテスト(ADVANTEST )社製「R 8340 ULTRA
HIGH RESISTANCE METER」及び「R 12704 RESISTIVITHY
CHAMBER」を用いて500Vの荷電圧でまず15秒間放電さ
せ、アースにおとした後、15秒間、500V印加した後の表
面電気抵抗値を読み取った。測定は一つの試料につき五
回行い、その平均値をもってそのディスクの表面電気抵
抗値とし、結果を表1に示した。尚、表中のΩ/□はオ
ーム・パー・スクエアである。
【0026】<耐久性の測定法>得られた磁気シートを
ディスク状に打ち抜き、フロッピーディスク用のシェル
に入れて23℃、50%RHの環境室内に設置したフロッピー
ディスクドライブに入れ、ヘッドをローディングした状
態で回転させる。耐久性の評価基準は目視判定によって
行われ、ディスク状磁気記録シートの表面に濃いスジが
確認されるまでの時間を測定してそれを回転数(パス)
に換算し、結果を表1に示した。尚、使用したフロッピ
ーディスクドライブの回転数は300rpmである。
ディスク状に打ち抜き、フロッピーディスク用のシェル
に入れて23℃、50%RHの環境室内に設置したフロッピー
ディスクドライブに入れ、ヘッドをローディングした状
態で回転させる。耐久性の評価基準は目視判定によって
行われ、ディスク状磁気記録シートの表面に濃いスジが
確認されるまでの時間を測定してそれを回転数(パス)
に換算し、結果を表1に示した。尚、使用したフロッピ
ーディスクドライブの回転数は300rpmである。
【0027】
【表1】
Claims (2)
- 【請求項1】 イソシアネート化合物と脂肪酸とを含む
カーボンブラックを磁性層中に含有することを特徴とす
る磁気記録媒体。 - 【請求項2】 イソシアネート化合物と脂肪酸とを含む
カーボンブラックが、カーボンブラック100 重量部に対
して〔イソシアネート化合物+脂肪酸〕=5〜300 重量
部、且つ〔イソシアネート化合物/脂肪酸〕=1/99〜
70/30(重量比)の範囲で用いて処理することにより得
られたものである請求項1記載の磁気記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34469691A JPH05182181A (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | 磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34469691A JPH05182181A (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | 磁気記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05182181A true JPH05182181A (ja) | 1993-07-23 |
Family
ID=18371275
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34469691A Pending JPH05182181A (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | 磁気記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05182181A (ja) |
-
1991
- 1991-12-26 JP JP34469691A patent/JPH05182181A/ja active Pending
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