JPH05182265A - 光磁気記録媒体 - Google Patents
光磁気記録媒体Info
- Publication number
- JPH05182265A JPH05182265A JP12686391A JP12686391A JPH05182265A JP H05182265 A JPH05182265 A JP H05182265A JP 12686391 A JP12686391 A JP 12686391A JP 12686391 A JP12686391 A JP 12686391A JP H05182265 A JPH05182265 A JP H05182265A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magneto
- recording medium
- rotation angle
- optical recording
- film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Thin Magnetic Films (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 カー回転角が充分に大きく、かつS/N比の
良い読み出しが可能なだけでなく、記録感度が高く、し
かも適度な熱安定性を有する光磁気記録媒体を提供する
こと。 【構成】 光磁気記録媒体の磁性膜に、膜面に垂直方向
に磁化容易軸を有する非晶質Dy−Gd−Tb−Fe−
Co五元系合金からなりキュリー温度が190℃以上2
30℃以下でカー回転角が0.3゜以上の以下の一般式
(I) {Dy1-Z (Gd1-w Tbw )z }1-y (Fe1-x Co
x )y・・・ (I) 0.2≦x≦0.3 0.5≦y≦0.9 0.3≦z≦0.7 0≦w≦1 を満足する磁性合金膜を用いる。
良い読み出しが可能なだけでなく、記録感度が高く、し
かも適度な熱安定性を有する光磁気記録媒体を提供する
こと。 【構成】 光磁気記録媒体の磁性膜に、膜面に垂直方向
に磁化容易軸を有する非晶質Dy−Gd−Tb−Fe−
Co五元系合金からなりキュリー温度が190℃以上2
30℃以下でカー回転角が0.3゜以上の以下の一般式
(I) {Dy1-Z (Gd1-w Tbw )z }1-y (Fe1-x Co
x )y・・・ (I) 0.2≦x≦0.3 0.5≦y≦0.9 0.3≦z≦0.7 0≦w≦1 を満足する磁性合金膜を用いる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光磁気メモリー、磁気
記録、表示素子などに用いられる光磁気記録媒体に関す
るもので、特に、磁気カー効果あるいはファラデー効果
などの磁気光学効果を用いて読み出すことのできる光磁
気記録媒体に関するものである。
記録、表示素子などに用いられる光磁気記録媒体に関す
るもので、特に、磁気カー効果あるいはファラデー効果
などの磁気光学効果を用いて読み出すことのできる光磁
気記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、光磁気記録媒体としては、MnB
i、MnCuBi等の多結晶薄膜、GdCo、GdF
e、TbFe、DyFe、GdTbFe、TbDyFe
等の非晶質薄膜、GdIG等の単結晶薄膜等が知られて
いる。
i、MnCuBi等の多結晶薄膜、GdCo、GdF
e、TbFe、DyFe、GdTbFe、TbDyFe
等の非晶質薄膜、GdIG等の単結晶薄膜等が知られて
いる。
【0003】これ等の薄膜のうちで、大面積の薄膜を室
温近傍の温度で製作する際の成膜性、信号を小さな光エ
ネルギーで書き込むための書き込み効率、書き込まれた
信号をS/N比良く読み出すための読み出し効率等を勘
案すると、最近では前記非晶質薄膜が光磁気記録媒体と
して優れていると考えられている。
温近傍の温度で製作する際の成膜性、信号を小さな光エ
ネルギーで書き込むための書き込み効率、書き込まれた
信号をS/N比良く読み出すための読み出し効率等を勘
案すると、最近では前記非晶質薄膜が光磁気記録媒体と
して優れていると考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
非晶質薄膜においても種々の欠点が指摘されている。
非晶質薄膜においても種々の欠点が指摘されている。
【0005】例えば、GdFeは保磁力が小さく、記録
された情報が不安定である。また、GdFe、GdCo
は、磁気的補償点を利用した書き込みを行っており、書
き込み効率を均一にするために、成膜の際にその膜組成
を厳しく管理しなければならない。TbFe、DyF
e、TbDyFeでは、キュリー点書き込みのため、膜
組成をそれほど厳しく管理することはないが、キュリー
点が100℃以下と低いために信号を読み出す時にパワ
ーの強い光を用いることができないという難点がある。
キュリー温度が低ければ書き込むための効率は向上する
が、書き込まれた信号が周囲の温度や読み出し光により
乱されてしまう。従って、磁気変態温度は、熱安定性を
考慮すると、100℃以上が望ましい。
された情報が不安定である。また、GdFe、GdCo
は、磁気的補償点を利用した書き込みを行っており、書
き込み効率を均一にするために、成膜の際にその膜組成
を厳しく管理しなければならない。TbFe、DyF
e、TbDyFeでは、キュリー点書き込みのため、膜
組成をそれほど厳しく管理することはないが、キュリー
点が100℃以下と低いために信号を読み出す時にパワ
ーの強い光を用いることができないという難点がある。
キュリー温度が低ければ書き込むための効率は向上する
が、書き込まれた信号が周囲の温度や読み出し光により
乱されてしまう。従って、磁気変態温度は、熱安定性を
考慮すると、100℃以上が望ましい。
【0006】一方、反射光による読みだしS/N比は、
反射率をR、カー回転角をθkとすると
反射率をR、カー回転角をθkとすると
【0007】
【数1】 に比例する。
【0008】従って、S/N比良く読み出すためには、
カー回転角を大きくすれば良い。表1には非晶質磁性膜
のカー回転角が示されている。
カー回転角を大きくすれば良い。表1には非晶質磁性膜
のカー回転角が示されている。
【0009】
【表1】 この中では、GdTbFeのカーの回転角がもっとも大
きい。
きい。
【0010】しかしながら、この値でもなお充分とはい
いがたく、更にカー回転角を大きくする研究を進めた結
果、GdFeやTbFeにCoを添加したGdFeC
o、TbFeCoは、カー回転角が大きく、特にGdT
bFeにCoを添加したGdTbFeCoの4元系非晶
質磁性合金が熱安定性に優れ、かつカー回転角が充分に
大きくS/N比の良い読み出しが可能な光磁気記録媒体
であることが見い出された。
いがたく、更にカー回転角を大きくする研究を進めた結
果、GdFeやTbFeにCoを添加したGdFeC
o、TbFeCoは、カー回転角が大きく、特にGdT
bFeにCoを添加したGdTbFeCoの4元系非晶
質磁性合金が熱安定性に優れ、かつカー回転角が充分に
大きくS/N比の良い読み出しが可能な光磁気記録媒体
であることが見い出された。
【0011】このように、従来の希土類−遷移金属系の
非晶質磁性合金において、遷移金属として、FeとCo
を含む系が、カー回転角を増大させることがわかる。
非晶質磁性合金において、遷移金属として、FeとCo
を含む系が、カー回転角を増大させることがわかる。
【0012】しかしながら、Coの添加は、キュリー温
度を上昇させる。表2には、TbFeCoとGdFeC
oのカー回転角とキュリー温度が示されている。
度を上昇させる。表2には、TbFeCoとGdFeC
oのカー回転角とキュリー温度が示されている。
【0013】
【表2】 このように、Coを添加することにより、θkを増大さ
せることが可能になるが、それに伴ってキュリー温度が
大きくなりすぎると、記録感度が著しく低下した。
せることが可能になるが、それに伴ってキュリー温度が
大きくなりすぎると、記録感度が著しく低下した。
【0014】本発明の目的は、カー回転角が充分に大き
く、かつS/N比の良い読みだしが可能なだけでなく、
記録感度が高く、しかも適度な熱安定性を有する光磁気
記録媒体を提供することにある。
く、かつS/N比の良い読みだしが可能なだけでなく、
記録感度が高く、しかも適度な熱安定性を有する光磁気
記録媒体を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成し得る本
発明の光磁気記録媒体は、膜面に垂直方向に磁化容易軸
を有する非晶質Dy−Gd−Tb−Fe−Co五元系合
金からなりキュリー温度が190℃以上230℃以下で
カー回転角が0.3゜以上の下記一般式(I) {Dy1-Z (Gd1-w Tbw )z }1-y (Fe1-x Cox )y ・・・ (I) 0.2≦x≦0.3 0.5≦y≦0.9 0.3≦z≦0.7 0≦w≦1 を満足する磁性合金膜を有することを特徴とする。
発明の光磁気記録媒体は、膜面に垂直方向に磁化容易軸
を有する非晶質Dy−Gd−Tb−Fe−Co五元系合
金からなりキュリー温度が190℃以上230℃以下で
カー回転角が0.3゜以上の下記一般式(I) {Dy1-Z (Gd1-w Tbw )z }1-y (Fe1-x Cox )y ・・・ (I) 0.2≦x≦0.3 0.5≦y≦0.9 0.3≦z≦0.7 0≦w≦1 を満足する磁性合金膜を有することを特徴とする。
【0016】本発明においては非晶質DyGdTbFe
Co五元系非晶質合金のキュリー温度が記録情報の熱安
定性を記録感度との関連で考慮して、190℃以上23
0℃以下に設定されている。
Co五元系非晶質合金のキュリー温度が記録情報の熱安
定性を記録感度との関連で考慮して、190℃以上23
0℃以下に設定されている。
【0017】本発明のDyGdTbFeCo系非晶質合
金の膜を有する光磁気媒体は、磁化容易軸が、膜面に垂
直な方向に向けられているだけに充分な磁気異方性を持
たなければならない。このためには、まず、薄膜を非晶
質で構成する必要があり、これは、スパッタリング法あ
るいは真空蒸着法などによって薄膜を成膜することによ
って達成される。
金の膜を有する光磁気媒体は、磁化容易軸が、膜面に垂
直な方向に向けられているだけに充分な磁気異方性を持
たなければならない。このためには、まず、薄膜を非晶
質で構成する必要があり、これは、スパッタリング法あ
るいは真空蒸着法などによって薄膜を成膜することによ
って達成される。
【0018】また、上記一般式(I)で規定される組成
を採用することで、光磁気記録媒体に、高い記録感度と
適度な熱安定性、そして充分なカー回転角を持たせるこ
とができる。
を採用することで、光磁気記録媒体に、高い記録感度と
適度な熱安定性、そして充分なカー回転角を持たせるこ
とができる。
【0019】
実施例1 高周波スパッタ装置において3インチ角の白板ガラスを
基板とし、ターゲットとして4インチφの(Fe0.70C
o0.30)合金上に、各々5mm角のDy片、Gd片及び
Tb片を均一に並べたものを使用した。チャンバー内を
1.5×10-5Pa以下になるまで真空排気した後、A
rガスを4×10-1Paまで導入し、真空排気系のメイ
ンバルブを操作することによりAr圧を3Paにした。
高周波電源により、200Wのスパッタ電力で成膜を行
った。このようにしてできた膜厚1000オングストロ
ームの膜は、膜面に垂直な方向に磁化容易軸を有し、ま
たX線回折により、非晶質であることを確認した。ま
た、組成分析の結果、この磁性膜は(Dy0.50Tb0.25
Gd0.25)0.20(Fe0.70Co0.30)0.80であり、カー
回転角は、発振波長633nmのHe−Neレーザーで
測定したところ、0.37度であった。またキュリー温
度は、約220℃であった。これは、同様に作成したG
d0.25(Fe0.70Co0.30)0.75のカー回転角0.40
度、キュリー温度約380℃に比較してカー回転角は、
若干低下はしたが、キュリー温度を大幅に低下させるこ
とができた。
基板とし、ターゲットとして4インチφの(Fe0.70C
o0.30)合金上に、各々5mm角のDy片、Gd片及び
Tb片を均一に並べたものを使用した。チャンバー内を
1.5×10-5Pa以下になるまで真空排気した後、A
rガスを4×10-1Paまで導入し、真空排気系のメイ
ンバルブを操作することによりAr圧を3Paにした。
高周波電源により、200Wのスパッタ電力で成膜を行
った。このようにしてできた膜厚1000オングストロ
ームの膜は、膜面に垂直な方向に磁化容易軸を有し、ま
たX線回折により、非晶質であることを確認した。ま
た、組成分析の結果、この磁性膜は(Dy0.50Tb0.25
Gd0.25)0.20(Fe0.70Co0.30)0.80であり、カー
回転角は、発振波長633nmのHe−Neレーザーで
測定したところ、0.37度であった。またキュリー温
度は、約220℃であった。これは、同様に作成したG
d0.25(Fe0.70Co0.30)0.75のカー回転角0.40
度、キュリー温度約380℃に比較してカー回転角は、
若干低下はしたが、キュリー温度を大幅に低下させるこ
とができた。
【0020】実施例2〜5 実施例1におけるFeCo合金の組成比またはDy片、
Gd片、Td片の枚数をそれぞれ変化させる以外は実施
例1と同様にして成膜した実施例2〜5の磁性薄膜の組
成、カー回転角およびキュリー温度は表3のとおりであ
った。
Gd片、Td片の枚数をそれぞれ変化させる以外は実施
例1と同様にして成膜した実施例2〜5の磁性薄膜の組
成、カー回転角およびキュリー温度は表3のとおりであ
った。
【0021】
【表3】
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光磁気記
録媒体においては高い記録感度と適度な熱安定性、更に
充分なカー回転角を備えており、従来のものに比べて好
適な光磁気記録媒体である。
録媒体においては高い記録感度と適度な熱安定性、更に
充分なカー回転角を備えており、従来のものに比べて好
適な光磁気記録媒体である。
Claims (1)
- 【請求項1】 膜面に垂直方向に磁化容易軸を有する非
晶質Dy−Gd−Tb−Fe−Co五元系合金からなり
キュリー温度が190℃以上230℃以下でカー回転角
が0.3゜以上の下記一般式(I) {Dy1-Z (Gd1-w Tbw )z }1-y (Fe1-x Cox )y ・・・ (I) 0.2≦x≦0.3 0.5≦y≦0.9 0.3≦z≦0.7 0≦w≦1 を満足する磁性合金膜を有することを特徴とする光磁気
記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12686391A JPH05182265A (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | 光磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12686391A JPH05182265A (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | 光磁気記録媒体 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21505583A Division JPS60107751A (ja) | 1983-11-17 | 1983-11-17 | 光熱磁気記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05182265A true JPH05182265A (ja) | 1993-07-23 |
Family
ID=14945708
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12686391A Pending JPH05182265A (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | 光磁気記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05182265A (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5961011A (ja) * | 1982-09-30 | 1984-04-07 | Ricoh Co Ltd | 光磁気記録媒体 |
| JPS59227052A (ja) * | 1983-06-06 | 1984-12-20 | Ricoh Co Ltd | 光磁気記録媒体 |
| JPS609855A (ja) * | 1983-06-28 | 1985-01-18 | Toshiba Corp | 磁性合金 |
-
1991
- 1991-04-30 JP JP12686391A patent/JPH05182265A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5961011A (ja) * | 1982-09-30 | 1984-04-07 | Ricoh Co Ltd | 光磁気記録媒体 |
| JPS59227052A (ja) * | 1983-06-06 | 1984-12-20 | Ricoh Co Ltd | 光磁気記録媒体 |
| JPS609855A (ja) * | 1983-06-28 | 1985-01-18 | Toshiba Corp | 磁性合金 |
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