JPH0518233B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0518233B2 JPH0518233B2 JP59266655A JP26665584A JPH0518233B2 JP H0518233 B2 JPH0518233 B2 JP H0518233B2 JP 59266655 A JP59266655 A JP 59266655A JP 26665584 A JP26665584 A JP 26665584A JP H0518233 B2 JPH0518233 B2 JP H0518233B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- heating element
- element wires
- flexible
- heating wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Resistance Heating (AREA)
Description
産業上の利用分野
本発明は電気カーペツト、床暖房機器等に用い
る可撓性発熱線に関する。 従来の技術 従来、電気カーペツト、床暖房機器等に用いら
れる可撓性発熱線は第4〜5図のような構造であ
り、芯糸1上にスパイラル状に発熱素線2を巻
き、その上に温度ヒユーズ層3、信号導体線4、
絶縁外被5を順次設けていた。このような高容量
機器用のビータとして適用するには、ヒータ抵抗
値を下げることが必要で、そのためには、実開昭
58−65792号公報に示すように最も導電率の高い
銅線を用い、かつそれを複数本束ねて用いる。 発明が解決しようとする問題点 この複数本よりなる発熱素線は、芯糸1上に、
発熱線径は細い程よいという制約より0.4〜0.6mm
程度の小さな径で巻かれることもあり、折り曲げ
テストに対し、複数本のうちの一、二本のみがヒ
ータ断線に至つた時、その断線部で局所過熱を生
じ、危険を生じるという問題があつた。 そこで、本発明は折曲断線強度の強く、高容量
で、かつ安全性の高い可撓性発熱線を提供するこ
とを目的とする。 問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明は複数本の発
熱素線を電気的に分離して設けてなるものであ
る。 作 用 本発明においては複数本の発熱素線が互いに電
気的に分離されているため、発熱素線の一、二本
のみが断線した際、その断線した発熱素線には電
流が流れず、ヒータ線全体としては、全線にわた
り発熱量が低下した形となり、安全側に働くこと
となる。これは布製電気採暖具等におけるきわめ
て大きな効果である。 実施例 可撓性発熱線は第1図、第2図のような断面に
構成される。すなわち、芯糸1上に複数本の発熱
素線(この場合は2a,2b,2cの3本)がス
パイラル状に電気的に分離して巻かれている。
(第1図では全ての発熱素線2a〜2cが絶縁被
覆層で被覆され、第2図では黒ぬりの大径のもの
が裸線である。)第3図は本発明における実施例
で、この構造では発熱素線2a,2bがスパイラ
ル状に平行に距離をおいて巻回されており、発熱
素線2aと2bは互いに電気的に分離されてい
る。複数本の発熱線2a,2b,2cを分離せず
に接触させたり、撚り線にしたりして巻いた第4
図のようなものが従来例である。この場合の大き
な問題点としては、複数本の発熱素線2のうちの
一〜数本が断線し、切れない発熱素線が残つた場
合、その断線箇所の抵抗値が倍増するため、その
部分の発熱量が急増し、局部的な過熱をひきおこ
す。そのためこの非常にミクロな点の局所過熱に
よつて焼損事故に至るケースが生じてくる。これ
に対して本発明実施例における複数本の発熱素線
2a,2b,2cは互いに電気的に分離して巻か
れているため、そのうちの一〜数本が断線して
も、ヒータ線全体の抵抗値が上昇し、局所的な抵
抗値増大はない。そのため、ヒータ線両端に、定
電圧が印加されている時、複数本の発熱素線の部
分的な断線により、発熱量が減少し、局所過熱を
生じないという大きな特徴がある。 一方、発熱素線2a,2b,2cの複数本より
構成することによる折曲強度の向上について次に
のべる。発熱線2a,2b,2cは導電率の高い
銅、銀合金線が適し、その断面積は第6図に示す
様に0.05mm以下の範囲において折曲強度が強い。 第1図のように、温度ヒユーズ層3を発熱素線
2a,2b,2c上に形成し、次いで信号導体線
4、外被5を形成した可撓性発熱線においては、
信号導体線4は異常昇温時の温度ヒユーズ動作の
際の短絡信号線であるため、かなり自由に設計で
きる。 なお本発明は温度ヒユーズ層3を有しない場合
の発熱線にも適用できる。この場合でも細くかつ
折曲強度の高い高容量の発熱線構成となる。 電気カーペツト用の可撓性発熱線として下記第
1表のような構成で各種のヒータを試作した。外
被5は軟質塩化ビニルを0.4mmの厚みで被覆した。
すべてヒータ抵抗は1m当り0.55Ω/mとし、40
mに切断したヒータ2本を用いて2畳用カーペツ
トを試作すると共に、ヒータ単体で折曲試験、引
張試験並びに最終溶断テストをおこなつた。この
結果を下記第2表に示す。この結果より、従来例
に比べ実施例の各特性がすぐれていることがわか
る。
る可撓性発熱線に関する。 従来の技術 従来、電気カーペツト、床暖房機器等に用いら
れる可撓性発熱線は第4〜5図のような構造であ
り、芯糸1上にスパイラル状に発熱素線2を巻
き、その上に温度ヒユーズ層3、信号導体線4、
絶縁外被5を順次設けていた。このような高容量
機器用のビータとして適用するには、ヒータ抵抗
値を下げることが必要で、そのためには、実開昭
58−65792号公報に示すように最も導電率の高い
銅線を用い、かつそれを複数本束ねて用いる。 発明が解決しようとする問題点 この複数本よりなる発熱素線は、芯糸1上に、
発熱線径は細い程よいという制約より0.4〜0.6mm
程度の小さな径で巻かれることもあり、折り曲げ
テストに対し、複数本のうちの一、二本のみがヒ
ータ断線に至つた時、その断線部で局所過熱を生
じ、危険を生じるという問題があつた。 そこで、本発明は折曲断線強度の強く、高容量
で、かつ安全性の高い可撓性発熱線を提供するこ
とを目的とする。 問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明は複数本の発
熱素線を電気的に分離して設けてなるものであ
る。 作 用 本発明においては複数本の発熱素線が互いに電
気的に分離されているため、発熱素線の一、二本
のみが断線した際、その断線した発熱素線には電
流が流れず、ヒータ線全体としては、全線にわた
り発熱量が低下した形となり、安全側に働くこと
となる。これは布製電気採暖具等におけるきわめ
て大きな効果である。 実施例 可撓性発熱線は第1図、第2図のような断面に
構成される。すなわち、芯糸1上に複数本の発熱
素線(この場合は2a,2b,2cの3本)がス
パイラル状に電気的に分離して巻かれている。
(第1図では全ての発熱素線2a〜2cが絶縁被
覆層で被覆され、第2図では黒ぬりの大径のもの
が裸線である。)第3図は本発明における実施例
で、この構造では発熱素線2a,2bがスパイラ
ル状に平行に距離をおいて巻回されており、発熱
素線2aと2bは互いに電気的に分離されてい
る。複数本の発熱線2a,2b,2cを分離せず
に接触させたり、撚り線にしたりして巻いた第4
図のようなものが従来例である。この場合の大き
な問題点としては、複数本の発熱素線2のうちの
一〜数本が断線し、切れない発熱素線が残つた場
合、その断線箇所の抵抗値が倍増するため、その
部分の発熱量が急増し、局部的な過熱をひきおこ
す。そのためこの非常にミクロな点の局所過熱に
よつて焼損事故に至るケースが生じてくる。これ
に対して本発明実施例における複数本の発熱素線
2a,2b,2cは互いに電気的に分離して巻か
れているため、そのうちの一〜数本が断線して
も、ヒータ線全体の抵抗値が上昇し、局所的な抵
抗値増大はない。そのため、ヒータ線両端に、定
電圧が印加されている時、複数本の発熱素線の部
分的な断線により、発熱量が減少し、局所過熱を
生じないという大きな特徴がある。 一方、発熱素線2a,2b,2cの複数本より
構成することによる折曲強度の向上について次に
のべる。発熱線2a,2b,2cは導電率の高い
銅、銀合金線が適し、その断面積は第6図に示す
様に0.05mm以下の範囲において折曲強度が強い。 第1図のように、温度ヒユーズ層3を発熱素線
2a,2b,2c上に形成し、次いで信号導体線
4、外被5を形成した可撓性発熱線においては、
信号導体線4は異常昇温時の温度ヒユーズ動作の
際の短絡信号線であるため、かなり自由に設計で
きる。 なお本発明は温度ヒユーズ層3を有しない場合
の発熱線にも適用できる。この場合でも細くかつ
折曲強度の高い高容量の発熱線構成となる。 電気カーペツト用の可撓性発熱線として下記第
1表のような構成で各種のヒータを試作した。外
被5は軟質塩化ビニルを0.4mmの厚みで被覆した。
すべてヒータ抵抗は1m当り0.55Ω/mとし、40
mに切断したヒータ2本を用いて2畳用カーペツ
トを試作すると共に、ヒータ単体で折曲試験、引
張試験並びに最終溶断テストをおこなつた。この
結果を下記第2表に示す。この結果より、従来例
に比べ実施例の各特性がすぐれていることがわか
る。
【表】
【表】
【表】
発明の効果
このように、本発明は電気カーペツト、床暖房
機器等に用いる大容量の可撓性発熱線として、ヒ
ータ線径が細く、折り曲げ断線強度、引張強度が
強く、かつヒータ素線断線時にも安全性の高いも
のとなる。
機器等に用いる大容量の可撓性発熱線として、ヒ
ータ線径が細く、折り曲げ断線強度、引張強度が
強く、かつヒータ素線断線時にも安全性の高いも
のとなる。
第1図、第2図および第3図は本発明の可撓性
発熱線の実施例の断面構造を示す図、第4図およ
び第5図は従来の可撓性発熱線の構造を示す図、
第6図は同可撓性発熱線の折曲強度を示す図であ
る。 1……芯糸、2a,2b,2c……発熱素線、
3……温度ヒユーズ層、4……信号導体線、5…
…外被。
発熱線の実施例の断面構造を示す図、第4図およ
び第5図は従来の可撓性発熱線の構造を示す図、
第6図は同可撓性発熱線の折曲強度を示す図であ
る。 1……芯糸、2a,2b,2c……発熱素線、
3……温度ヒユーズ層、4……信号導体線、5…
…外被。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 互いに電気的に分離された複数本の発熱素線
よりなる可撓性発熱線であつて、前記可撓線発熱
線の両端より取り出した前記複数本の発熱素線を
各両端部ごとにお互いに短絡させて電気回路に接
続し、前記端部間に定電圧が印加されてなる可撓
性発熱線。 2 複数本の発熱素線が芯糸上にスパイラル状に
巻きつけられている特許請求の範囲第1項記載の
可撓性発熱線。 3 スパイラル状に巻きつけられた複数本の発熱
素線上を熱溶融性高分子層の温度ヒユーズ層で被
覆し、その上に金属導体よりなる信号線をスパイ
ラル状に形成してなる特許請求の範囲第2項記載
の可撓性発熱線。 4 複数本の発熱素線の少なくとも一本が、電気
絶縁性高分子によつて絶縁被覆されている特許請
求の範囲第1項または第2項記載の可撓性発熱
線。 5 複数本の発熱素線の少なくとも一本が、熱溶
融性高分子層によつて、予め絶縁被覆されている
特許請求の範囲第3項記載の可撓性発熱線。 6 複数本の発熱素線の少なくとも一本が裸線で
あり、その他は予め絶縁被覆層が形成され、前記
裸線の外径が前記絶縁被覆層の外径よりも大きい
特許請求の範囲第3項記載の可撓性発熱線。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59266655A JPS61143990A (ja) | 1984-12-18 | 1984-12-18 | 可撓性発熱線 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59266655A JPS61143990A (ja) | 1984-12-18 | 1984-12-18 | 可撓性発熱線 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61143990A JPS61143990A (ja) | 1986-07-01 |
| JPH0518233B2 true JPH0518233B2 (ja) | 1993-03-11 |
Family
ID=17433844
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59266655A Granted JPS61143990A (ja) | 1984-12-18 | 1984-12-18 | 可撓性発熱線 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61143990A (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4844037U (ja) * | 1971-09-22 | 1973-06-08 | ||
| JPS5421244U (ja) * | 1977-07-15 | 1979-02-10 | ||
| JPS5865792U (ja) * | 1981-10-28 | 1983-05-04 | 株式会社日立ホームテック | コ−ド状発熱体 |
-
1984
- 1984-12-18 JP JP59266655A patent/JPS61143990A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61143990A (ja) | 1986-07-01 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |