JPH051842A - 温熱感覚演算装置 - Google Patents
温熱感覚演算装置Info
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- JPH051842A JPH051842A JP3177811A JP17781191A JPH051842A JP H051842 A JPH051842 A JP H051842A JP 3177811 A JP3177811 A JP 3177811A JP 17781191 A JP17781191 A JP 17781191A JP H051842 A JPH051842 A JP H051842A
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- temperature
- srf
- sensor
- air
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 装置構成を簡略化し、小型,軽量,低価格化
を促進する。室内環境への応答性の改善を図る。 【構成】 温度センサを介して供与される室内気温Ta
に基づき特定温度Ta*を求め(特定温度演算部3−
1)、この特定温度Ta*に基づきセンサ温度Tsrfのフ
ィードバックを受けることなくヒータパワーH(T
a*)を演算し(ヒータパワー演算部3−2)、この演
算したヒータパワーH(Ta*)を環境計測部の加熱ヒ
ータへ与えるものとし、室内気温Ta,特定温度T
a*,センサ温度Tsrf,ヒータパワーH(Ta*)およ
び気流センサを介して供与される室内気流速度Vairに
基づき評価指数TAVR *を算出する(評価指数演算部3−
3)。
を促進する。室内環境への応答性の改善を図る。 【構成】 温度センサを介して供与される室内気温Ta
に基づき特定温度Ta*を求め(特定温度演算部3−
1)、この特定温度Ta*に基づきセンサ温度Tsrfのフ
ィードバックを受けることなくヒータパワーH(T
a*)を演算し(ヒータパワー演算部3−2)、この演
算したヒータパワーH(Ta*)を環境計測部の加熱ヒ
ータへ与えるものとし、室内気温Ta,特定温度T
a*,センサ温度Tsrf,ヒータパワーH(Ta*)およ
び気流センサを介して供与される室内気流速度Vairに
基づき評価指数TAVR *を算出する(評価指数演算部3−
3)。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、人体が感じる温熱感
覚(例えば、室内熱的環境評価指数TAVR)を演算する
温熱感覚演算装置に関するものである。
覚(例えば、室内熱的環境評価指数TAVR)を演算する
温熱感覚演算装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】人体が感じる温熱環境の評価指数、すな
わち温熱感覚として、室内熱的環境評価指数TAVR(以
下、単に評価指数と呼ぶ)なるものがある。この評価指
数TAVRは下記(1)式により定義される。この評価指
数TAVRによれば、気温Ta,輻射温度Tr,気流速度
Vairを一つにまとめ、総合的に環境の評価を行うこと
ができる。なお、下記(1)式において、α,β,γ,
Tskinは所定の係数である。TAVR=α・Tr+β・T
a−γ・Vair 0.5・(Tskin−Ta) ・・・(1)
すなわち、上記(1)式に基づけば、室内気温Ta,輻
射温度Tr,室内気流速度Vairを個別のセンサで計測
することによって、評価指数TAVRにほゞ等しい評価指
数TAVR *を求めることができる。
わち温熱感覚として、室内熱的環境評価指数TAVR(以
下、単に評価指数と呼ぶ)なるものがある。この評価指
数TAVRは下記(1)式により定義される。この評価指
数TAVRによれば、気温Ta,輻射温度Tr,気流速度
Vairを一つにまとめ、総合的に環境の評価を行うこと
ができる。なお、下記(1)式において、α,β,γ,
Tskinは所定の係数である。TAVR=α・Tr+β・T
a−γ・Vair 0.5・(Tskin−Ta) ・・・(1)
すなわち、上記(1)式に基づけば、室内気温Ta,輻
射温度Tr,室内気流速度Vairを個別のセンサで計測
することによって、評価指数TAVRにほゞ等しい評価指
数TAVR *を求めることができる。
【0003】最近では、上記評価指数TAVRを求めるた
めの第2の方法として、モジュール本体に加熱ヒータを
組み込んで環境計測部とし、モジュール本体の表面温度
(センサ温度)Tsrfを気温Taに基づいて定められる
特定温度Ta*に一致させるように、加熱ヒータへの供
給電力量を制御する方法が提案されている(例えば、本
出願人による特願平2−250009号)。この方法に
よれば、加熱ヒータへの供給電力量を熱エネルギH(T
a*)として計測し、下記(2)式による演算を施すこ
とによって、評価指数TAVR *を求めることができる。な
お、下記(2)式において、a,b,c,dは所定の係
数である。 TAVR *=a・Ta*+b・H(Ta*)+c・Ta+d ・・・(2)
めの第2の方法として、モジュール本体に加熱ヒータを
組み込んで環境計測部とし、モジュール本体の表面温度
(センサ温度)Tsrfを気温Taに基づいて定められる
特定温度Ta*に一致させるように、加熱ヒータへの供
給電力量を制御する方法が提案されている(例えば、本
出願人による特願平2−250009号)。この方法に
よれば、加熱ヒータへの供給電力量を熱エネルギH(T
a*)として計測し、下記(2)式による演算を施すこ
とによって、評価指数TAVR *を求めることができる。な
お、下記(2)式において、a,b,c,dは所定の係
数である。 TAVR *=a・Ta*+b・H(Ta*)+c・Ta+d ・・・(2)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た第2の方法では、センサ温度Tsrfを特定温度Ta*へ
一致させるための制御機能として、センサ温度Tsrfを
フィードバック制御する閉ループ制御機能が付加されて
おり、このため装置構成が複雑となり、高価格化が避け
られなかった。また、上記閉ループ制御を例えばPID
コントローラを用いて行うものとした場合、PIDない
しPI制御の特性が、評価指数TAVR *の計測性能に大き
な影響を与える。具体的に言えば、熱エネルギH(Ta
*)は制御量(PV値)ではなく、操作量(MV値)で
あり、計測される評価指数TAVR *の値が常にふらつき使
用に耐えないものとなるため、PIDコントローラでの
ゲインを低めにするか、またはデータのスムージングを
必要とする。しかし、このゲイン低下やスムージングに
より、室内環境への応答特性は、大きく悪化してしまう
ことになる。
た第2の方法では、センサ温度Tsrfを特定温度Ta*へ
一致させるための制御機能として、センサ温度Tsrfを
フィードバック制御する閉ループ制御機能が付加されて
おり、このため装置構成が複雑となり、高価格化が避け
られなかった。また、上記閉ループ制御を例えばPID
コントローラを用いて行うものとした場合、PIDない
しPI制御の特性が、評価指数TAVR *の計測性能に大き
な影響を与える。具体的に言えば、熱エネルギH(Ta
*)は制御量(PV値)ではなく、操作量(MV値)で
あり、計測される評価指数TAVR *の値が常にふらつき使
用に耐えないものとなるため、PIDコントローラでの
ゲインを低めにするか、またはデータのスムージングを
必要とする。しかし、このゲイン低下やスムージングに
より、室内環境への応答特性は、大きく悪化してしまう
ことになる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
を解決するためになされたもので、その第1発明(請求
項1に係る発明)は、温度センサを介して供与される気
温Taに基づき特定温度Ta*を演算する特定温度演算
手段と、特定温度Ta*に基づきセンサ温度Tsr fのフィ
ードバックを受けることなく熱エネルギH(Ta*)を
演算しこの演算した熱エネルギH(Ta*)を加熱手段
へ供与する熱エネルギ演算供与手段と、気温Ta,特定
温度Ta*,センサ温度Tsrf,熱エネルギH(Ta*)
および気流センサを介して供与される気流速度Vairに
基づき温熱感覚を演算する温熱感覚演算手段とを備えた
ものである。また、その第2発明(請求項2に係る発
明)は、第1発明において、室内気温Ta,特定温度T
a*,センサ温度Tsrf,熱エネルギH(Ta*),室内
気流速度Vair,係数α,β,a1,a2に基づき、室内
熱的環境評価指数TAVR *を温熱感覚として下記(a)式
により演算するようにしたものである。 TAVR *=α・Tsrf+β・Ta−a1・H(Ta*)+a2・Vair n(Tsrf−Ta* ) ・・・(a)
を解決するためになされたもので、その第1発明(請求
項1に係る発明)は、温度センサを介して供与される気
温Taに基づき特定温度Ta*を演算する特定温度演算
手段と、特定温度Ta*に基づきセンサ温度Tsr fのフィ
ードバックを受けることなく熱エネルギH(Ta*)を
演算しこの演算した熱エネルギH(Ta*)を加熱手段
へ供与する熱エネルギ演算供与手段と、気温Ta,特定
温度Ta*,センサ温度Tsrf,熱エネルギH(Ta*)
および気流センサを介して供与される気流速度Vairに
基づき温熱感覚を演算する温熱感覚演算手段とを備えた
ものである。また、その第2発明(請求項2に係る発
明)は、第1発明において、室内気温Ta,特定温度T
a*,センサ温度Tsrf,熱エネルギH(Ta*),室内
気流速度Vair,係数α,β,a1,a2に基づき、室内
熱的環境評価指数TAVR *を温熱感覚として下記(a)式
により演算するようにしたものである。 TAVR *=α・Tsrf+β・Ta−a1・H(Ta*)+a2・Vair n(Tsrf−Ta* ) ・・・(a)
【0006】
【作用】したがってこの発明によれば、センサ温度T
srfと特定温度Ta*とを一致させるための閉ループ制御
機能を要しない。
srfと特定温度Ta*とを一致させるための閉ループ制御
機能を要しない。
【0007】
【実施例】以下、本発明に係る温熱感覚演算装置を詳細
に説明する。
に説明する。
【0008】図2はこの温熱感覚演算装置の一実施例を
示すブロック構成図である。この温熱感覚演算装置1
は、入力部2,演算部3,表示出力部4を備えている。
入力部2には、温度センサ6を介する室内気温Ta,環
境計測部5からのセンサ温度Tsrfおよび気流センサ7
を介する室内気流速度Vairが、検出値として与えられ
ている。そして、これらの検出値が入力部2より演算部
3へ送られ、演算部3にて、特定温度Ta*,熱エネル
ギとしてのヒータバワーH(Ta*),評価指数TAVR *
が求められる。
示すブロック構成図である。この温熱感覚演算装置1
は、入力部2,演算部3,表示出力部4を備えている。
入力部2には、温度センサ6を介する室内気温Ta,環
境計測部5からのセンサ温度Tsrfおよび気流センサ7
を介する室内気流速度Vairが、検出値として与えられ
ている。そして、これらの検出値が入力部2より演算部
3へ送られ、演算部3にて、特定温度Ta*,熱エネル
ギとしてのヒータバワーH(Ta*),評価指数TAVR *
が求められる。
【0009】すなわち、演算部3では、図1に示すよう
に、その特定温度演算部3−1にて、室内気温Taに基
づき、下記(3)式により、特定温度Ta*を算出す
る。なお、下記(3)式については、後述する。 Ta*≒(γ・Hr/α・A)・(Tskin−Ta)+Ta ・・・(3)
に、その特定温度演算部3−1にて、室内気温Taに基
づき、下記(3)式により、特定温度Ta*を算出す
る。なお、下記(3)式については、後述する。 Ta*≒(γ・Hr/α・A)・(Tskin−Ta)+Ta ・・・(3)
【0010】次に、ヒータバワー演算部3−2にて、特
定温度Ta*に基づき、センサ温度Tsrfのフィードバッ
クを受けることなく、下記(4)式により、ヒータバワ
ーH(Ta*)を演算する。 H(Ta*)=Hr・(Ta*−Ta)+A・(0.2)n・(Ta*−Ta) ・・・(4)
定温度Ta*に基づき、センサ温度Tsrfのフィードバッ
クを受けることなく、下記(4)式により、ヒータバワ
ーH(Ta*)を演算する。 H(Ta*)=Hr・(Ta*−Ta)+A・(0.2)n・(Ta*−Ta) ・・・(4)
【0011】そして、この求めたヒータバワーH(Ta
*)を、入力部2を介して環境計測部5へ与える。
*)を、入力部2を介して環境計測部5へ与える。
【0012】ここで、環境計測部5について、説明を加
える。環境計測部5は、例えば図3(a)に示すよう
に、楕円球形状のモジュール本体5−11と、このモジ
ュール本体5−11の内部に配置された加熱ヒータ5−
12と、モジュール本体5−11に付設された表面温度
センサ5−13とから構成されている。モジュール本体
5−11は、銅やアルミのように熱伝導性の良い金属に
より形成されており、その外表面は図4(a)に網線部
で示すように着色され、輻射温度Trに感じるものとさ
れている。なお、本実施例においては、温度センサ6お
よび気流センサ7を、モジュール本体5−11の支持台
座5−14上に設置している。モジュール本体5−11
は、図3(b)および図4(b)に示すように、円筒形
状などとしてもよい。
える。環境計測部5は、例えば図3(a)に示すよう
に、楕円球形状のモジュール本体5−11と、このモジ
ュール本体5−11の内部に配置された加熱ヒータ5−
12と、モジュール本体5−11に付設された表面温度
センサ5−13とから構成されている。モジュール本体
5−11は、銅やアルミのように熱伝導性の良い金属に
より形成されており、その外表面は図4(a)に網線部
で示すように着色され、輻射温度Trに感じるものとさ
れている。なお、本実施例においては、温度センサ6お
よび気流センサ7を、モジュール本体5−11の支持台
座5−14上に設置している。モジュール本体5−11
は、図3(b)および図4(b)に示すように、円筒形
状などとしてもよい。
【0013】上述したヒータバワーH(Ta*)は、環
境計測部5における加熱ヒータ5−12へ与えられる。
そして、この加熱ヒータ5−12によってモジュール本
体5−11が加熱され、表面温度センサ5−13の検出
するセンサ温度Tsrfが、入力部2を介して演算部3へ
送られる。
境計測部5における加熱ヒータ5−12へ与えられる。
そして、この加熱ヒータ5−12によってモジュール本
体5−11が加熱され、表面温度センサ5−13の検出
するセンサ温度Tsrfが、入力部2を介して演算部3へ
送られる。
【0014】演算部3においてセンサ温度Tsrfは評価
指数演算部3−3へ与えられる。評価指数演算部3−3
へは、温度センサ6を介する室内気温Ta,気流センサ
7を介する気流速度Vair,特定温度演算部3−1を介
する特定温度Ta*,ヒータバワー演算部3−2を介す
るヒータバワーH(Ta*)が供与されており、これら
供与値に基づき、下記(5)式により、評価指数TAVR *
を算出する。なお、下記(5)式については、後述す
る。 TAVR *=α・Tsrf+β・Ta−a1・H(Ta*)+a2・Vair n(Tsrf−Ta* ) ・・・(5)
指数演算部3−3へ与えられる。評価指数演算部3−3
へは、温度センサ6を介する室内気温Ta,気流センサ
7を介する気流速度Vair,特定温度演算部3−1を介
する特定温度Ta*,ヒータバワー演算部3−2を介す
るヒータバワーH(Ta*)が供与されており、これら
供与値に基づき、下記(5)式により、評価指数TAVR *
を算出する。なお、下記(5)式については、後述す
る。 TAVR *=α・Tsrf+β・Ta−a1・H(Ta*)+a2・Vair n(Tsrf−Ta* ) ・・・(5)
【0015】評価指数演算部3−3にて得た評価指数T
AVR *は表示出力部4へ送り表示する。
AVR *は表示出力部4へ送り表示する。
【0016】このように、本実施例による温熱感覚演算
装置1によれば、温度センサ6を介して供与される室内
気温Taに基づき特定温度Ta*を求め、この特定温度
Ta*に基づきセンサ温度Tsrfのフィードバックを受け
ることなくヒータパワーH(Ta*)を演算し、この演
算したヒータパワーH(Ta*)を加熱ヒータ5−12
へ与えるものとし、室内気温Ta,特定温度Ta*,セ
ンサ温度Tsrf,ヒータパワーH(Ta*)および室内気
流速度Vairに基づき評価指数TAVR *を算出するものと
しているため、センサ温度Tsrfと特定温度Ta*とを一
致させるための閉ループ制御機能を要せず、装置構成が
簡略化され、小型,軽量,低価格化を促進することがで
きる。また、センサ温度Tsrfに拘らずヒータパワーH
(Ta*)を一定として供与するのみであるので、すな
わち特定温度Ta*を得て一義的にヒータパワーH(T
a*)を供与するのみであるので、制御特性の影響がな
くなり、室内環境への応答性の改善が図られるものとな
る。なお、本実施例によれば、オーバーシュートが一切
なくなり、常に安全に環境計測部5に触れることができ
るようになった。
装置1によれば、温度センサ6を介して供与される室内
気温Taに基づき特定温度Ta*を求め、この特定温度
Ta*に基づきセンサ温度Tsrfのフィードバックを受け
ることなくヒータパワーH(Ta*)を演算し、この演
算したヒータパワーH(Ta*)を加熱ヒータ5−12
へ与えるものとし、室内気温Ta,特定温度Ta*,セ
ンサ温度Tsrf,ヒータパワーH(Ta*)および室内気
流速度Vairに基づき評価指数TAVR *を算出するものと
しているため、センサ温度Tsrfと特定温度Ta*とを一
致させるための閉ループ制御機能を要せず、装置構成が
簡略化され、小型,軽量,低価格化を促進することがで
きる。また、センサ温度Tsrfに拘らずヒータパワーH
(Ta*)を一定として供与するのみであるので、すな
わち特定温度Ta*を得て一義的にヒータパワーH(T
a*)を供与するのみであるので、制御特性の影響がな
くなり、室内環境への応答性の改善が図られるものとな
る。なお、本実施例によれば、オーバーシュートが一切
なくなり、常に安全に環境計測部5に触れることができ
るようになった。
【0017】次に、特定温度Ta*とヒータパワーH
(Ta*)について説明する。
(Ta*)について説明する。
【0018】室内気温Taから特定温度Ta*を算出
し、これを使って、気流速度Vairがある微風Vair0で
ある時、環境計測部5が満たす熱平衡式として H(Ta*)=Hr・(Ta*−Ta)+A・Vair0 n・(Ta*−Ta) ・・・(6) となる関係式を定めることにする(この時、Ta*=T
srfとなるとみなす)。Hr:輻射熱伝達係数,A:環
境計測部固有の定数。このH(Ta*)を実際に加熱ヒ
ータ5−12へ与え、この時、モジュール本体5−11
の表面温度がTsrfと計測される。さて、特定温度Ta*
は、評価指数TAVRを前記(1)式として定義したと
き、Vairは微風速Vair0とみなして、 α・(A/Hr)・Vair0 n・(Ta*−Ta)=γ・Vair0 0.5・(Tskin− Ta) ・・・(7) を満たすように定める。すなわち、 Ta*= (γ・Hr/α・A)・(Vair0 0.5/Vair0 n)・(Tskin−Ta)+ Ta ≒(γ・Hr/α・A)・(Tskin−Ta)+Ta ・・・(8) として、Ta*は室内気温Taにより定まる。
し、これを使って、気流速度Vairがある微風Vair0で
ある時、環境計測部5が満たす熱平衡式として H(Ta*)=Hr・(Ta*−Ta)+A・Vair0 n・(Ta*−Ta) ・・・(6) となる関係式を定めることにする(この時、Ta*=T
srfとなるとみなす)。Hr:輻射熱伝達係数,A:環
境計測部固有の定数。このH(Ta*)を実際に加熱ヒ
ータ5−12へ与え、この時、モジュール本体5−11
の表面温度がTsrfと計測される。さて、特定温度Ta*
は、評価指数TAVRを前記(1)式として定義したと
き、Vairは微風速Vair0とみなして、 α・(A/Hr)・Vair0 n・(Ta*−Ta)=γ・Vair0 0.5・(Tskin− Ta) ・・・(7) を満たすように定める。すなわち、 Ta*= (γ・Hr/α・A)・(Vair0 0.5/Vair0 n)・(Tskin−Ta)+ Ta ≒(γ・Hr/α・A)・(Tskin−Ta)+Ta ・・・(8) として、Ta*は室内気温Taにより定まる。
【0019】次に、評価指数TAVR *の算出式について説
明する。
明する。
【0020】評価指数をTAVRと定めているが、これ
は、気温Ta,輻射温度Tr,気流速度Vairを一つに
まとめた室内評価用の温度とみなせる。環境計測部5に
は、Ta*で決まるヒータパワーH(Ta*)を供与して
いるが、その表面温度TsrfはTa*≠Tsrfであり、 H(Ta*)=Hr・(Tsrf−Tr)+A・Vair n・(Tsrf−Ta) ・・・(9) となっている。そこで、このH(Ta*),Ta,Ta*
およびVairから、 TAVR *=α・Tsrf+β・Ta−(α/Hr)・H(Ta*)+(α/Hr)・A ・Vair n(Tsrf−Ta*) ・・・(10) として得られ、この式において、(α/Hr)をa1,
(α/Hr)・Aをa2とすれば、前述した(5)式が
導出されるものとなる。
は、気温Ta,輻射温度Tr,気流速度Vairを一つに
まとめた室内評価用の温度とみなせる。環境計測部5に
は、Ta*で決まるヒータパワーH(Ta*)を供与して
いるが、その表面温度TsrfはTa*≠Tsrfであり、 H(Ta*)=Hr・(Tsrf−Tr)+A・Vair n・(Tsrf−Ta) ・・・(9) となっている。そこで、このH(Ta*),Ta,Ta*
およびVairから、 TAVR *=α・Tsrf+β・Ta−(α/Hr)・H(Ta*)+(α/Hr)・A ・Vair n(Tsrf−Ta*) ・・・(10) として得られ、この式において、(α/Hr)をa1,
(α/Hr)・Aをa2とすれば、前述した(5)式が
導出されるものとなる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように本
発明によれば、センサ温度Tsrfと特定温度Ta*とを一
致させるための閉ループ制御機能を要しないので、装置
構成が簡略化され、小型,軽量,低価格化を促進するこ
とができる。また、特定温度Ta*を得て一義的にヒー
タパワーH(Ta*)を供与するものとして、制御特性
の影響をなくし得、室内環境への応答性の改善を図るこ
とが可能となる。
発明によれば、センサ温度Tsrfと特定温度Ta*とを一
致させるための閉ループ制御機能を要しないので、装置
構成が簡略化され、小型,軽量,低価格化を促進するこ
とができる。また、特定温度Ta*を得て一義的にヒー
タパワーH(Ta*)を供与するものとして、制御特性
の影響をなくし得、室内環境への応答性の改善を図るこ
とが可能となる。
【図1】図2に示した温熱感覚演算装置においてその演
算部を示すブロック構成図。
算部を示すブロック構成図。
【図2】本発明に係る温熱感覚演算装置の一実施例を示
すブロック構成図。
すブロック構成図。
【図3】楕円球形状および円筒状のモジュール本体を使
用した環境計測部の一例を示す概略的な縦断面図。
用した環境計測部の一例を示す概略的な縦断面図。
【図4】楕円球形状および円筒状のモジュール本体を使
用した環境計測部の外観斜視図。
用した環境計測部の外観斜視図。
1 温熱感覚演算装置
3 演算部
3−1 特定温度演算部
3−2 ヒータパワー演算部
3−3 評価指数演算部
5 環境計測部
5−11 モジュール本体
5−12 加熱ヒータ
5−13 表面温度センサ
6 温度センサ
7 気流センサ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年8月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】 図2はこの温熱感覚演算装置の一実施例
を示すブロック構成図である。この温熱感覚演算装置1
は、入力部2,演算部3,表示出力部4を備えている。
入力部2には、温度センサ6を介する室内気温Ta,環
境計測部5らのセンサ温度Tsrfおよび気流センサ7
を介する室内気流速度Vairが、検出値として与えら
れている。そして、これらの検出値が入力部2より演算
部3へ送れ、演算部3にて、特定温度Ta*,熱エネル
ギとしてのヒータパワーH(Ta*),評価指数T
AVR *が求められる。
を示すブロック構成図である。この温熱感覚演算装置1
は、入力部2,演算部3,表示出力部4を備えている。
入力部2には、温度センサ6を介する室内気温Ta,環
境計測部5らのセンサ温度Tsrfおよび気流センサ7
を介する室内気流速度Vairが、検出値として与えら
れている。そして、これらの検出値が入力部2より演算
部3へ送れ、演算部3にて、特定温度Ta*,熱エネル
ギとしてのヒータパワーH(Ta*),評価指数T
AVR *が求められる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】 次に、ヒータパワー演算部3−2にて、
特定温度Ta*に基づき、センサ温度Tsrfのフィー
ドバックを受けることなく、下記(4)式により、ヒー
タパワーH(Ta*)を演算する。 H(Ta*)=Hr・(Ta*−Ta)+A・(0.2)n・(Ta*−Ta ) ・・・(4)
特定温度Ta*に基づき、センサ温度Tsrfのフィー
ドバックを受けることなく、下記(4)式により、ヒー
タパワーH(Ta*)を演算する。 H(Ta*)=Hr・(Ta*−Ta)+A・(0.2)n・(Ta*−Ta ) ・・・(4)
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】 そして、この求めたヒータパワーH(T
a*)を、入力部2を介して環境計測部5へ与える。
a*)を、入力部2を介して環境計測部5へ与える。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】 上述したヒータパワーH(Ta*)は、
環境計測部5における加熱ヒータ5−12へ与えられ
る。そして、この加熱ヒータ5−12によってモジュー
ル本体5−11が加熱され、表面温度センサ5−13の
検出するセンサ度Tsrfが、入力部2を介して演算部
3へ送られる。
環境計測部5における加熱ヒータ5−12へ与えられ
る。そして、この加熱ヒータ5−12によってモジュー
ル本体5−11が加熱され、表面温度センサ5−13の
検出するセンサ度Tsrfが、入力部2を介して演算部
3へ送られる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】 演算部3においてセンサ温度Tsrfは
評価指数演算部3−3へ与えられる。評価指数演算部3
−3へは、温度センサ6を介する室内気温Ta,気流セ
ンサ7を介する気流速度Vair,特定温度演算部3−
1を介する特定温度Ta*,ヒータパワー演算部3−2
を介するヒータパワーH(Ta*)が供与されており、
これら供与値に基づき、下記(5)式により、評価指数
TAVR *を算出する。なお、下記(5)式について
は、後述する。 TAVR *=α・Tsrf+β・Ta−a1・H(Ta*)+a2・Vair n (Tsrf−Ta*) ・・・(5)
評価指数演算部3−3へ与えられる。評価指数演算部3
−3へは、温度センサ6を介する室内気温Ta,気流セ
ンサ7を介する気流速度Vair,特定温度演算部3−
1を介する特定温度Ta*,ヒータパワー演算部3−2
を介するヒータパワーH(Ta*)が供与されており、
これら供与値に基づき、下記(5)式により、評価指数
TAVR *を算出する。なお、下記(5)式について
は、後述する。 TAVR *=α・Tsrf+β・Ta−a1・H(Ta*)+a2・Vair n (Tsrf−Ta*) ・・・(5)
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】 室内気温Taから特定温度Ta*を算出
し、これを使って、気流速度Vairがある微風V
airoである時、環境計測部5が満たす熱平衡式とし
て H(Ta*)=Hr・(Ta*−Ta)+A・Vairo n・(Ta*−Ta) ・・・(6) となる関係式を定めることにする(この時、Ta*=T
srfとなるとみなす)。Hr:輻射熱伝達係数,A:
環境計測部固有の定数。このH(Ta*)を実際に加熱
ヒータ5−12へ与え、この時、モジュール本体5−1
1の表面温度がTsrfと計測される。さて、特定温度
Ta*は、評価指数TAVRを前記(1)式として定義
したとき、Vairは微風速Vairoとみなして、 α・(A/Hr)・Vairo n・(Ta*−Ta)=γ・Vairo 0.5 ・(Tskin−Ta) ・・・(7) を満たすように定めるすなわち、 Ta*=(γ・Hr/α・A)・(Vairo 0.5/Vairo n)・(Ts kin −Ta)+Ta≒(γ・Hr/α・A)・(Tskin−Ta)+Ta ・・・(8) として、Ta*は室内気温Taにより定まる。但し、n
は0.4〜0.7の範囲にあると考える。
し、これを使って、気流速度Vairがある微風V
airoである時、環境計測部5が満たす熱平衡式とし
て H(Ta*)=Hr・(Ta*−Ta)+A・Vairo n・(Ta*−Ta) ・・・(6) となる関係式を定めることにする(この時、Ta*=T
srfとなるとみなす)。Hr:輻射熱伝達係数,A:
環境計測部固有の定数。このH(Ta*)を実際に加熱
ヒータ5−12へ与え、この時、モジュール本体5−1
1の表面温度がTsrfと計測される。さて、特定温度
Ta*は、評価指数TAVRを前記(1)式として定義
したとき、Vairは微風速Vairoとみなして、 α・(A/Hr)・Vairo n・(Ta*−Ta)=γ・Vairo 0.5 ・(Tskin−Ta) ・・・(7) を満たすように定めるすなわち、 Ta*=(γ・Hr/α・A)・(Vairo 0.5/Vairo n)・(Ts kin −Ta)+Ta≒(γ・Hr/α・A)・(Tskin−Ta)+Ta ・・・(8) として、Ta*は室内気温Taにより定まる。但し、n
は0.4〜0.7の範囲にあると考える。
Claims (2)
- 【請求項1】 センサ温度Tsrfを変化させ得る加熱手
段を有する環境計測部に対して設けられる温熱感覚演算
装置であって、温度センサを介して供与される気温Ta
に基づき特定温度Ta*を演算する特定温度演算手段
と、前記特定温度Ta*に基づき前記センサ温度Tsrfの
フィードバックを受けることなく熱エネルギH(T
a*)を演算し、この演算した熱エネルギH(Ta*)を
前記加熱手段へ供与する熱エネルギ演算供与手段と、前
記気温Ta,前記特定温度Ta*,前記センサ温度
Tsrf,前記熱エネルギH(Ta*)および気流センサを
介して供与される気流速度Vairに基づき温熱感覚を演
算する温熱感覚演算手段とを備えたことを特徴とする温
熱感覚演算装置。 - 【請求項2】 請求項1において、温熱感覚演算手段
は、気温Ta,特定温度Ta*,センサ温度Tsrf,熱エ
ネルギH(Ta*),気流速度Vair,係数α,β,
a1,a2に基づき、室内熱的環境評価指数TAVR *を温熱
感覚として下記(a)式により演算することを特徴とす
る温熱感覚演算装置。 TAVR *=α・Tsrf+β・Ta−a1・H(Ta*)+a2・Vair n(Tsrf−Ta* ) ・・・(a)
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3177811A JP2628112B2 (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | 温熱感覚演算装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3177811A JP2628112B2 (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | 温熱感覚演算装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH051842A true JPH051842A (ja) | 1993-01-08 |
| JP2628112B2 JP2628112B2 (ja) | 1997-07-09 |
Family
ID=16037507
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3177811A Expired - Lifetime JP2628112B2 (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | 温熱感覚演算装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2628112B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08165658A (ja) * | 1994-12-15 | 1996-06-25 | Yamatomi Sangyo Kk | 構築用ブロック |
| JP2011106724A (ja) * | 2009-11-17 | 2011-06-02 | Mitsubishi Electric Corp | 空調制御システム、空気調和装置、空調制御方法、温度計測システム及び温度計測方法 |
-
1991
- 1991-06-24 JP JP3177811A patent/JP2628112B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08165658A (ja) * | 1994-12-15 | 1996-06-25 | Yamatomi Sangyo Kk | 構築用ブロック |
| JP2011106724A (ja) * | 2009-11-17 | 2011-06-02 | Mitsubishi Electric Corp | 空調制御システム、空気調和装置、空調制御方法、温度計測システム及び温度計測方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2628112B2 (ja) | 1997-07-09 |
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