JPH05184717A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JPH05184717A
JPH05184717A JP2584292A JP2584292A JPH05184717A JP H05184717 A JPH05184717 A JP H05184717A JP 2584292 A JP2584292 A JP 2584292A JP 2584292 A JP2584292 A JP 2584292A JP H05184717 A JPH05184717 A JP H05184717A
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吉平 新山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 標準仕様の遊技機における遊技盤あるいは電
気的制御装置を特定仕様の遊技機における本体枠に組み
込んだ場合と、特定仕様の遊技機における遊技盤あるい
は電気的制御装置を標準仕様の遊技機における本体枠に
組み込んだ場合には、正常な遊技機として機能させない
ようにした遊技機を提供する。 【構成】 遊技盤10に嵌合凸部76を形成すると共
に、該遊技盤10を受け入れ可能な本体枠における遊技
盤収納枠26のフレームボード28に嵌合凹部75を形
成し、遊技盤10の嵌合凸部76が遊技盤収納枠26の
嵌合凹部75に嵌合しなければ、遊技盤10を遊技盤収
納枠26へ組み付けることができない構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遊技に供される遊技部
を有する遊技盤と、該遊技盤の遊技装置等を制御するた
めの電気的制御装置とを本体枠から交換自在とした遊技
機に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機に代表される遊技機において
は、遊技内容を決定する遊技盤と当該遊技盤に設けた各
種遊技装置の動作制御を行うための電気的制御装置とが
交換可能なように構成されており、これら遊技盤や電気
的制御装置が取り付けられる本体枠は、各メーカー毎に
採用した所定の基準範囲内で製造されている。したがっ
て、特定メーカーの製造に係る遊技盤および電気的制御
装置は同一メーカーの製造に係る本体枠に対してのみ互
換性が確保され、他メーカーの製造に係る本体枠に対し
ては特定メーカーの製造に係る遊技盤や電気的制御装置
を取り付けることはできないようになっている。斯くす
ることによって、特定メーカーが採用した球処理システ
ムや賞球排出制御システム等の仕様に適合していない遊
技盤や電気的制御装置が、特定メーカー製造の本体枠に
組み込まれることで生ずる不具合を未然に防止できるの
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、近来において
は、同一メーカーの製造に係る本体枠であっても、本体
枠の仕様が異なる場合があり、特定の仕様に基づいて製
造された本体枠に対して他の仕様に基づいて製造された
遊技盤や電気的制御装置が組み付けられてしまうと、正
常な動作を行うことができなかったり、本来認められて
いない特殊な機能が付加されてしまうといった不具合が
生ずることとなる。例えば、単一の球排出機構を用いて
賞球排出動作と貸球排出動作とを行う仕様で構成された
本体枠に対して、賞球排出動作のみの制御を行う仕様で
作られた電気的制御装置を用いた場合には、正常な球排
出動作を行うことができない。また、法令上定められた
所定の基準を満たす遊技機に対してのみ認められた特殊
な機能(例えば、当該遊技機において特別な遊技状態が
生ずる確率を意図的に可変設定するような機能)が、所
定の基準を満たしていない遊技機に対して用いられてし
まうような不都合も生ずる。したがって、各メーカーが
従来より採用していた標準的な仕様に基づく遊技盤・電
気的制御装置・本体枠の構成を、新規に採用する特定の
仕様に基づく遊技盤・電気的制御装置・本体枠の構成と
異ならしめて、同一メーカーの製造に係る遊技機におい
ても、各仕様毎に遊技盤および電気的制御装置と本体枠
との互換性を無くすことが望ましい。しかしながら、従
来の遊技機の構造と著しく異ならしめた全く新しい構造
で遊技盤・電気的制御装置・本体枠を製造するには、多
大の開発費と開発期間を要するために、必ずしも良策と
はいえない。そこで、各メーカー内において従来より採
用していた標準仕様に基づく遊技盤・電気的制御装置・
本体枠の構造に対して必要最小限の設計変更を施すこと
によって、標準仕様と異なる特定仕様に基づく遊技機の
構造を定めることにより、特定仕様の本体枠に対して標
準仕様の遊技盤および電気的制御装置を用いた遊技機の
動作を不可能にすると共に、特定仕様の遊技盤および電
気的制御装置を標準仕様の本体枠に対して用いた遊技機
の動作を不可能にする遊技機の開発が望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記に鑑み提案
されたもので、打球の流下方向に変化を与える複数の遊
技釘や打球を入賞させるための入賞領域(例えば入賞具
11)や電気的に制御される遊技装置(13)等が設け
られる遊技部(9)を有する遊技盤(10)と、上記遊
技盤(10)を収納可能な遊技盤収納枠(26)と、遊
技盤(10)の遊技部(9)内へ球を発射する打球発射
機能(例えば打球発射装置73)と、遊技盤(10)の
遊技部(9)から回収された球をセーフ球あるいはアウ
ト球として処理する球処理機能(例えば入賞球案内樋4
4とアウト球導出路48)と、セーフ球に基づいて賞球
を排出する賞球排出機能(例えば遊技媒体排出装置5
2)とを、一体的に備える本体枠(35)と、上記遊技
盤(10)に設けられた遊技装置(13)等を遊技状態
に応じて動作制御する遊技制御機能を有し、上記本体枠
(35)に取り付けられる電気的制御装置(37)と、
からなる遊技機(1)において、遊技盤の種別を表す遊
技盤種別識別手段(例えば嵌合凸部76)を上記遊技盤
(10)に設けると共に、本体枠(35)が受け入れ可
能な種別の遊技盤(10)を識別判定するための遊技盤
種別識別判定手段(例えば嵌合凹部75)を遊技盤収納
枠(26)に設けるものとした。また、電気的制御装置
(37)が制御可能な種別の遊技盤(10)を受け入れ
可能な本体枠(35)から供給される能動化信号に基づ
いて、正常な遊技盤制御を行い得る状態にする遊技盤制
御能動化手段(例えば特定基準判定手段95)を電気的
制御装置(37)に設けるものとした。或いは、本体枠
(35)の遊技盤収納枠(26)が受け入れ可能な種別
の遊技盤(10)を制御可能な電気的制御装置(37)
が正常に動作し得る電源の電気特性と、本体枠(35)
の遊技盤収納枠(26)が受け入れ不可能な種別の遊技
盤(10)を制御可能な電気的制御装置(37)が正常
に動作し得る電源の電気特性とを異ならしめ、当該本体
枠(35)の遊技盤収納枠(26)が受け入れ可能な電
気的制御装置のみを正常に動作させ得る電気特性の電源
を供給可能な電源供給手段(例えば第1ターミナル部3
9の電源供給コネクタ41)を、本体枠(35)に設け
るようにした。
【0005】
【作用】遊技盤に設けた遊技盤種別識別手段によって、
当該遊技盤を組み込むことが可能な本体枠を特定するこ
とが可能になる。一方、本体枠に設けた遊技盤種別識別
判定手段によって、当該本体枠が受け入れ可能な種別の
遊技盤を特定することが可能になる。従って、遊技機と
しての機能を発揮し得ない遊技盤と本体枠との組み合わ
せによる不具合が生じたり、特定の機能を有する本体枠
に対して、特定の機能を付加することが認められていな
い遊技盤を組み付けて使用されることがない。また、遊
技盤に設けた遊技盤種別識別手段によって、当該遊技盤
を組み込むことが可能な本体枠から適切な能動化信号が
入力されない限り、電気的制御装置は正常な動作を行え
ない。従って、遊技機としての機能を発揮し得ない遊技
盤と本体枠と電気的制御装置の組み合わせによる不具合
が生じたり、特定の機能を有する本体枠に対して、特定
の機能を付加することが認められていない遊技盤および
電気的制御装置を組み付けて使用されることがない。さ
らに、遊技盤の種別に応じて電気的制御装置の動作に必
要な電源の電気的特性を異ならしめることで、適正な本
体枠から電源供給を受けない限り、電気的制御装置は正
常な動作を行うことができない。従って、遊技機として
の機能を発揮し得ない遊技盤と本体枠と電気的制御装置
の組み合わせによる不具合が生じたり、特定の機能を有
する本体枠に対して、特定の機能を付加することが認め
られていない遊技盤および電気的制御装置を組み付けて
使用されることがない。
【0006】
【実施例】次に、遊技媒体に小球を用いるパチンコ遊技
の可能な遊技機とした本発明の実施例につき、添付図面
に基づいて詳細に説明する。
【0007】遊技機1は図1に示すように、主枠2と補
助枠3とから構成してあり、主枠2には遊技に関連した
各種機能(後に詳述)を付加し、補助枠3にはプリペイ
ドカード(所定の金額で予め販売されるパチンコ遊技用
のカードであって、通貨と等価な有価データを磁気記録
部に記憶させたものをいう)の使用を可能ならしめるカ
ード制御機能や球貸制御機能等を付加してある。
【0008】上記主枠2は、中空箱枠状の機枠4の前面
側へ額縁状の前面枠5を回動可能に設けることで構成し
てある。上記前面枠5に開設した窓部5aにはガラス枠
6および前面パネル7を回動可能に設けてあり、透明な
ガラスが配設されるガラス枠6の後方には、ガイドレー
ル8で囲まれた遊技部9を有する遊技盤10を配設して
ある。そして、上記遊技盤10に遊技媒体たる遊技球を
発射し、入賞領域たる入賞具11,11等に入賞するこ
とによって、賞品球としての賞球が得られるパチンコ遊
技を行えるようにしてある。なお、遊技盤10の遊技部
9には、打球の流下方向に変化を与える複数の遊技釘
(図示省略)や風車12,12等を植設してあると共
に、当該遊技機1の遊技状態に応じて制御される遊技装
置を設けてある。また、遊技部9内を転動する間に何れ
の入賞領域にも入賞しなかった打球を遊技盤10の裏面
側へ導くためのアウト口14を開設してある。
【0009】一方、上記ガラス枠6の下方に位置する前
面パネル7には、遊技盤10の遊技部9内に設けた何れ
かの入賞領域に打球が入賞することに基づく賞球や、上
記補助枠3内の球貸制御装置15を操作することに基づ
く貸球を貯留する球供給皿16を設けてあり、この球供
給皿16より発射球待機部17へ球を供給するのであ
る。また、前面枠5の下部適所には打球発射機構を操作
するための操作ハンドル18や、上記球供給皿16に貯
留できない球を受け入れる球受皿19等を適宜に設けて
ある。
【0010】上記補助枠3内に収納される球貸制御装置
15は、カード挿排口20より挿入されたプリペイドカ
ードの有価データを読み取ると共に、例えば球供給皿1
6に設けた球貸ボタン21を遊技客が操作することに応
じて所定数の遊技球を貸し出し、貸し出した遊技球に相
当する通貨を減算した値にプリペイドカードの有価デー
タを書き換え、返却ボタン22を遊技客が操作するか、
もしくはプリペイドカードの有価データの残数が“0”
になった場合に、内部に取り込んでいたプリペイドカー
ドをカード挿排口20より排出するのである。なお、球
貸ボタン21の近傍には、例えば3桁の数字を表示可能
な球貸要求表示器23を設けてあり、遊技者が行った球
貸要求の内容(球貸数やプリペイドカードで消費される
有価データとしての度数)が可視表示されるようにして
ある。
【0011】また、上記補助枠3のカード挿排口20の
近傍には、球貸制御装置15内にプリペイドカードが挿
入された状態であることを表示するためのカード保持表
示部24を設けると共に、球貸制御装置15内に保持中
のプリペイドカードで使用可能な有価データたる残度数
を表示するためのカード残度数表示部25を補助枠3の
適所に設けてある。なお、カード残度数表示部25とは
別途に、プリペイドカードを球貸制御装置15へ挿入し
た際の度数を表示するための度数表示器を設けるように
しておけば、遊技者が当該遊技機1においてどの程度の
球を借りたかの目安となり、遊技者の便に供することが
できる。
【0012】遊技盤10を着脱可能なように構成してあ
る遊技盤収納枠26は、遊技盤10の裏面側を受け入れ
る裏面枠27と、遊技盤10の底部を支承するフレーム
ボード28とから構成してある(図2参照)。
【0013】裏面枠27には所要形状の開口部29を開
設してあり、遊技盤10の裏面側に突出状に設けられる
入賞球集合樋30を裏面側へ導出可能とし、遊技盤収納
枠26の更に裏面側に設けられて、球処理機能や賞球排
出機能等を有する裏機構盤(後に詳述)へ、上記入賞球
集合樋30より入賞球を供給するようにしてある。ま
た、裏面枠27の所要位置にはアウト球導出口31を開
設してあり、遊技盤10のアウト口14より回収したア
ウト球を、裏機構盤へ導出させ得るようにしてある。
【0014】フレームボード28には、発射球待機部1
7より上昇傾斜する発射レール32を設けてあり、遊技
盤10を遊技盤収納枠26に取り付けた際には、発射レ
ール32を介して弾発された球が、遊技盤10のガイド
レール8へ供給され、その発射勢によって遊技盤10の
遊技部9へ到達し得るように構成してある。また、遊技
盤収納枠26の適所には遊技媒体供給用開口部33を開
設してあり、後述する遊技媒体排出機構より排出された
遊技媒体たる球が供給される遊技媒体供給樋34の球出
口34aを、上記遊技媒体供給用開口部33より前面パ
ネル7の裏面側へ突出状に臨ませ、前面パネル7の球受
口7aを介して球供給皿16に球が供給されるようにし
てある。
【0015】ここで、遊技盤10および当該遊技盤10
の入賞装置を制御する電気的制御装置(後に詳述)を遊
技機1から取り外したものを本体枠35とし、該本体枠
35と互換性を有する遊技盤10および電気的制御装置
に交換することで、遊技内容の異なる遊技機とする事が
可能となる。したがって、一般の遊技店では複数の本体
枠35…をブロック状に組み付けて構成した島設備をホ
ール内に設置し、遊技盤10と電気的制御装置を交換す
ることにより、各遊技機1…の遊技内容を変えるように
してある。なお、本実施例における本体枠35は、プリ
ペイドカードの使用に基づく貸球排出動作を可能ならし
める球貸制御装置15を収納した補助枠3を含むものと
してある。
【0016】一方、遊技機1の裏面側(図3に示す)に
は、上記遊技盤10の遊技部9内へ弾球された球(セー
フ球およびアウト球)を回収して、適宜に処理すると共
に、各入賞球に応じた賞球の排出制御、プリペイドカー
ドに使用に基づいた遊技者の選択による球貸排出制御を
行えるように、各種の機能を備えた裏機構盤36を設け
てあり、該裏機構盤36の背面適所には、遊技盤10を
制御するための電気的制御装置37、賞球排出動作およ
び貸球排出動作を併せて制御する排出制御装置38が着
脱可能に取り付けてある。
【0017】また、遊技機1の裏面側には、第1ターミ
ナル部39および第2ターミナル部40を設けてある。
そして、第1ターミナル部39には電源供給コネクタ4
1と管理装置接続コネクタ42とを設けてあり、第1タ
ーミナル部39より当該遊技機1の電気的制御装置37
や排出制御装置38へ所要の電源特性(電圧・周波数)
の電源を供給すると共に、管理装置接続コネクタ42を
介して当該遊技店に設置される各種遊技機を総括的に管
理する管理装置と信号の授受が可能なようにする。ま
た、第2ターミナル部40には例えば3つの接続コネク
タ43a,43b,43cを設けてあり、電気的制御装
置37、排出制御装置38、球貸制御装置15等と接続
線を介して接続することにより、各装置間で信号の授受
が可能になるのである。
【0018】次に、上記裏機構盤36に設けた主な機能
の概略構成にき、図4に基づいて説明する。
【0019】上記遊技盤10の裏面に設けた入賞球集合
樋30から流下してきた入賞球を受け得る所要位置にお
いて上面が開成する入賞球案内樋44によって、遊技盤
10からの入賞球を集め、磁気センサ等よりなるセーフ
センサ45へ導くための調流樋46へ入賞球を整列状態
で供給し、該調流樋46を通過する間に入賞球は上記セ
ーフセンサ45で1個宛検出され、調流樋46と接続す
る導出樋47から遊技機1外へ排出される。尚、本実施
例においては省略したが、流下する球を一旦調流樋46
内に停留させるセーフ球払出機構を設けておき、各入賞
球に基づく賞球排出動作が完了するまでセーフ球を導出
樋47へ排出させないように構成しても良い。
【0020】また、遊技盤10に設けた各入賞具11…
や変動入賞装置等の遊技装置13への入賞によって排出
する賞球数を異らしめる場合には、各入賞具11や変動
入賞装置28内に設けた入賞球検出手段の何れが入賞球
を検出したかに基づいて、セーフセンサ45がオンした
際の排出賞球数を決定するようにすればよい。また、遊
技盤10の背面側に設ける入賞球集合樋を2系統設け、
各入賞球集合樋と接続される入賞球案内樋を夫々構成
し、各入賞球案内樋に応じた2系統の流路を設けて、各
流路を通過する入賞球を異なる入賞球検出手段によって
別途に検出するように構成してもよい。
【0021】一方、アウト口33より遊技盤10の裏面
側へ導かれたアウト球は、アウト球導出路48を経て、
アウト球流下路49から遊技機1外へ排出される。尚、
アウト球流下路49には適宜な凹凸を設けることで、ア
ウト球の落下する勢いを減殺し、該アウト球が落下する
回収樋への衝撃を軽減するようにしてある。また、アウ
ト球流下路49の適所にアウト球検出手段としてのアウ
トセンサを配設し、アウト球として回収された球数を計
数可能なようにしてもよい。
【0022】裏機構盤36の上部には遊技媒体たる球を
貯留するための球貯留タンク50を設けてあり、該球貯
留タンク50内の球は誘導樋51を経て、遊技媒体たる
球を排出する遊技媒体排出装置52へ供給される。上記
球貯留タンク50へは遊技機列より構成された島設備の
球供給樋より球供給されるものとしてあり、例えば各遊
技機1…を総括的に管理する管理装置の制御によって、
球が適宜に補給されるようにしてある。この球貯留タン
ク50内の球数が不足したことを検出するための補給セ
ンサ53を、例えば誘導樋51の球流入部に配設してあ
り、上記補給センサ53が球不足を検出し、該検出情報
を管理装置が受信することによって、当該遊技機1の球
貯留タンク50への球補給が為されるのである。
【0023】遊技媒体排出装置52の内部には、上記誘
導樋51の球流路と連通する流入樋54、該流入樋54
に続く調流樋55を形成してあり、調流樋55には排出
ストッパ機構56及び排出球の検出手段たる排出センサ
57を適所に設けてある。尚、図面に示す実施例におい
ては、排出センサ57の適宜下流側に排出ストッパ機構
56を配するものとし、排出ソレノイド58が適宜なリ
ンク機構59を介して流下阻止部材60を調流樋55か
ら引き上げる方向に回動させることで、球の流下を許容
するものとしてある。なお、遊技媒体排出装置52に2
条の球通路を設けると共に、各球通路に排出ストッパ機
構および排出センサを設けておくことで2つの遊技媒体
排出機構を構成するようにしておけば、遊技媒体排出能
力を向上させることが可能となる。
【0024】上記遊技媒体排出装置52の調流樋55下
端に続く球排出樋61は、流入部62と、前面枠5前面
の球供給皿16につながる流下樋63を設けた排球部6
4とから形成してあり、遊技媒体排出装置52の調流樋
55から流入したパチンコ球を突壁等に当てながら流下
樋63上に落とし、上記遊技媒体供給樋34へ球が供給
されるようにする。斯くして、遊技媒体供給樋34へ到
達した球は、球出口34から前面パネル7の球受口7a
を介して、前面パネル7の前面側に位置する球供給皿1
6に排出されるのである。
【0025】上記流下樋63の下部につながる分配樋6
5は前面枠5の前面下部の球受皿19につながり、球供
給皿16がパチンコ球で一杯になると前記流下樋63か
ら溢れたパチンコ球を球受皿19へ排出する。また、分
配樋65には流下樋63の直下方にて樋壁を兼ねる検知
片118に連動するスイッチたるオーバーフロースイッ
チ67を設けてあり、分配樋65内がパチンコ球で一杯
になった場合には、その押圧力で検知片66が押圧され
て、オーバーフロースイッチ67がオン信号を出力する
のである。
【0026】球排出樋61の途中から分岐する球抜き樋
68の流入部には、例えば板状の球抜ゲート69を支軸
70によって回動自由に配設してあり、この球抜ゲート
69を回動させることによって、球抜き樋68への分岐
路を適宜開閉できるようにしてある。この球抜ゲート6
9は、樋壁の外部において支軸70と球抜ソレノイド7
1とを適宜なリンク72を介して接続し、上記球抜ソレ
ノイド71をオン・オフさせることによって、球抜ゲー
ト69を所望角度回動可能(流下樋63への流入口を閉
塞し得る状態と、球抜き樋68への流入口を閉塞し得る
状態とに変換可能)なようにしてある。
【0027】そして、球抜ソレノイド71へ通電する
と、球抜ソレノイド71のプランジャが引き上げられる
ためにリンク72が上動して、球抜ゲート69を流下樋
63側へ回動させることによって、球抜き樋68の流入
口を開成させる。なお、球抜ゲート69は球排出樋61
を塞ぐ位置(パチンコ球が通過不可能な状態となる位
置)まで回動されるものとしてある。また、球抜ソレノ
イド71への通電を断つと、バネ等より構成した適宜な
復元力により、球抜ゲート69が球抜き樋68の流入口
を閉塞する位置へ速やかに復帰する。
【0028】なお、球抜ゲート69が復帰する際に、球
抜ソレノイド71のプランジャが所定位置まで下降する
と、それ以上球抜ゲート69は回動できないので、球抜
ゲート69が球抜き樋68内へ大きく後退することはな
い。また、球抜ゲート69が所定位置に復帰した状態で
当接する適宜なストッパ等を設けるようにすれば、球抜
ゲート69が揺動運動するのを防げると共に、バネ等の
復帰力によって球抜ソレノイド71が破損する危険性を
も小ならしめることができる。
【0029】以上、裏機構盤36における球処理機能、
賞球排出動作もしくは貸球排出動作を行うための遊技媒
体排出機能、遊技媒体排出装置52から球貯留タンク5
0にかけて貯留されている球を抜き取るための球抜機能
等について説明した。なお、球抜き樋68の下流側はア
ウト球流下路49と合流させてあり、図示しない回収樋
へ導いて、パチンコ機列よりなる島設備の遊技球循環機
構へ還元し、回収された遊技球を研摩・清浄した後、再
び球貯留タンク50へ供給するのである。
【0030】また、遊技機1の裏面側下部には、遊技球
を連続発射するための打球発射機能として打球発射装置
73を設けてある。該打球発射装置73は、電気的駆動
源としてのモータ74の回転運動を発射杵(図示省略)
の往復回動運動に変換させ、発射杵の端部に形成した弾
発部で発射球待機部17に位置する球を弾発し、発射レ
ール32を介して遊技盤10のガイドレール8へと弾き
出し、遊技盤10の遊技部9へ到達させるのである。な
お、打球発射装置73は操作ハンドル18の回動量に応
じて打球の発射勢を調整可能なように構成してある。ま
た、打球発射装置73の電気的駆動源はモータに限ら
ず、ロータリーソレノイド等を用いて構成する場合もあ
る。
【0031】上記の様に構成した遊技機1の遊技盤収納
枠26に対して、この本体枠26が受け入れ可能な遊技
盤10の種別を識別判定するための遊技盤種別識別判定
手段を設けるものとし、この遊技盤種別識別判定手段
は、例えばフレームボード28の上面適所へ窪み状に設
けた嵌合凹部75としてある(図5参照)。また、遊技
盤10には、当該遊技盤の種別を表す遊技盤種別識別手
段を設けるものとし、この遊技盤種別識別手段は、例え
ば遊技盤10の下部適所に突出状に設けた嵌合凸部76
としてある(図6参照)。これら嵌合凸部76と嵌合凹
部75の形成位置は互いに対応させると共に、嵌合凸部
76の突出形状と嵌合凹部75の切欠形状も互いに対応
させてあり、遊技盤収納枠26に対して遊技盤10を組
み付けた際には、何等不都合なく収納されるのである。
【0032】一方、従来より用いられている一般的な標
準仕様の遊技盤には突出部が形成されておらず、上記遊
技盤種別識別判定手段としての嵌合凹部75を形成した
遊技盤収納枠26を備える特定仕様の本体枠35に対し
て、標準仕様の遊技盤を組み付けた場合には、遊技盤種
別識別手段としての嵌合凸部が存在しないために空部が
生じ、当該本体枠35が受け入れ可能な遊技盤ではない
ことを識別できる。また、標準仕様の遊技盤収納枠には
嵌合凹部が形成されていないので、遊技盤種別識別手段
としての嵌合凸部76を有する特定仕様の遊技盤10
を、標準仕様の遊技盤収納枠を備える本体枠に組み付け
ることは物理的に不可能となり、標準仕様の本体枠が受
け入れ不可能な遊技盤10であることを識別できる。し
かも、特別な機能等が付加されることのある特定仕様の
遊技盤10および当該遊技盤10に適合した電気的制御
装置37を、本来特別な機能の使用が認められていない
標準仕様の本体枠に組み付けて使用されることをも防止
できるのである。
【0033】なお、図面に示す実施例においては、遊技
盤種別識別手段として嵌合凸部76を、遊技盤種別識別
判定手段として嵌合凹部75をそれぞれ使用したが、遊
技盤種別識別手段として嵌合凹部を用いると共に、遊技
盤種別識別判定手段として嵌合凸部を用いるようにして
も良い。無論、嵌合凸部と嵌合凹部の形状は任意であっ
て、遊技機1の前面側から視認可能な位置(ガラス枠6
のフレームよりも内側)に嵌合凸部と嵌合凹部とが張り
出すような場合であっても、嵌合凸部と嵌合凹部との形
状等に美的処理が施されていれば、遊技者に不快感を与
えることもないので、何等不都合は生じない。
【0034】また、遊技盤種別識別手段と遊技盤種別識
別判定手段との形成位置は上記実施例に限定されるもの
ではなく、例えば遊技盤収納枠26の裏面枠27に遊技
盤種別識別判定手段と設けると共に、遊技盤の上部ある
いは左右側部の該当位置に遊技盤種別識別手段を設ける
ようにしても良い。さらに、遊技盤種別識別手段と遊技
盤種別識別判定手段の形成箇所は1箇所に限らず、複数
箇所に適宜形成するようにしても良い。斯くすれば、標
準仕様の遊技機と異なる特定仕様が複数ある場合、夫々
の特定仕様の遊技機に対して遊技盤種別識別手段および
遊技盤種別識別判定手段の形成位置を随時変えてゆくの
みでなく、これらの形成数を増減させることによって
も、各仕様の識別が可能となる。
【0035】さらに、標準仕様の遊技機と特定仕様の遊
技機に設ける遊技盤種別識別手段および遊技盤種別識別
判定手段は、上記嵌合凹凸部に限らず、例えば遊技媒体
排出装置52より排出された球を球供給皿16へ導出す
るための遊技媒体供給樋34を、遊技盤収納枠26の裏
面側から前面パネル7の裏面側へ臨ませるために、遊技
盤収納枠26に形成した遊技媒体供給用開口部33と、
該遊技媒体供給用開口部33に適合する状態で遊技盤1
0に形成される遊技盤切欠部77との形状を、標準仕様
の遊技機と特定仕様の遊技機とで異ならしめるようにし
ても良い。
【0036】図7に示すのは、特定仕様の遊技盤10お
よび特定仕様の遊技盤収納枠26であり、図8に示すの
は、標準仕様の遊技盤10′および標準仕様の遊技盤収
納枠26′であり、特定仕様の遊技盤収納枠26に開設
した遊技媒体供給用開口部33aは、標準仕様の遊技盤
収納枠26′に開設した遊技媒体供給用開口部33bよ
りも横幅を狭く構成してあると共に、各遊技媒体供給用
開口部33a,33bに適合するように、特定仕様の遊
技媒体供給樋34aを標準仕様の遊技媒体供給樋34b
よりも横幅の狭い形状としてある。また、特定仕様の遊
技盤10の遊技盤切欠部77aと標準仕様の遊技盤1
0′の遊技盤切欠部77bは、夫々遊技媒体供給用開口
部33a,33bに適合する形状としてある。
【0037】斯く構成した特定仕様の遊技盤10を標準
仕様の遊技盤収納枠26′に組み付けて使用しようとし
ても、標準仕様の遊技媒体供給樋34bの横幅が遊技盤
切欠部77aよりも広いために、特定仕様の遊技盤10
を標準仕様の遊技盤収納枠26′に取り付けることがで
きず、標準仕様には付加することが認められていない特
別な機能を有する特定仕様の遊技盤10を標準仕様の遊
技盤収納枠26′に組み付けて使用するような不正を効
果的に防止できる。無論、遊技盤切欠部77a,77b
の形状の相違から、当該本体枠35が受け入れ可能な遊
技盤10であるか否かも識別できるので、意図しない遊
技盤10の交換ミスも防止できる。
【0038】また、上記実施例においては、遊技盤種別
識別手段と遊技盤種別識別判定手段とを上下左右の側部
に形成する場合について説明したが、遊技盤種別識別手
段を遊技盤10の裏面側に形成し、該遊技盤種別識別手
段に適合する遊技盤種別識別判定手段を遊技盤収納枠2
6の裏面枠27に形成するようにしても良い。例えば、
遊技盤10の裏面に係合凸部78,78を形成すると共
に、遊技盤収納枠26の裏面枠27の該当位置へ背面側
に窪む係合凹部79,79を形成し、遊技盤10に形成
した遊技盤種別識別手段としての係合凸部78と、遊技
盤収納枠26部形成した遊技盤種別識別判定手段として
の係合凹部79とが互いに係合しなければ、遊技盤10
を遊技盤収納枠26へ組み込めないようにするのである
(図9参照)。斯く構成した場合にも、上記した各実施
例と同様の効果を期すことができる。
【0039】なお、遊技盤10の裏面側には入賞球集合
樋30が配されているために、遊技盤収納枠の裏面枠2
7には開口部29が開設されているために、遊技盤種別
識別手段としての係合凸部78と遊技盤種別識別判定手
段としての係合凹部79を形成する位置は、左右側端部
および上端部等に限定されてしまう。そこで、遊技盤1
0裏面の限られた位置に遊技盤種別識別手段を形成する
他の実施例を、図10〜図12に基づいて説明する。
【0040】一般的な遊技盤10ににおいては、ガイド
レール8で囲まれた遊技部9の外側部(非遊技領域)に
対して、適宜な形状のサイドケース80を着脱自在に取
り付けてあり、外サイドケース80内に発光手段等を設
けることで、装飾的効果を高めると共に、当該遊技機1
の遊技状態を遊技店の店員等に認識させるための表示手
段としての使用されている。本実施例に係るサイドケー
ス80は、非遊技領域の略々中央から左側に配置される
第1主ケース部材81と、この第1主ケース部材81に
接続されて非遊技領域の左上部に配置される第1副ケー
ス部材82と、第1主ケース部材81に接続されて非遊
技領域の略々中央から右側に配置される第2主ケース部
材83と、該第2主ケース部材83に接続されて非遊技
領域の右上部に配置される第2副ケース部材84と、第
2主ケース部材83に接続されて非遊技領域の右下部に
配置される第3副ケース部材85都下ら構成してある。
【0041】上記サイドケース80は、透光性のプラス
チック等を射出成型してなり、その適所には発光手段と
してのランプ86…を配設し、これらランプ86…より
導出されたリード線87の端部にはコネクタ88を取り
付け、電気的制御装置37等に接続されるようにしてあ
る。このリード線87を遊技盤10の裏面側に導くため
のリード線導出孔89が盤面(図10中、上部左側)に
開設してあり、このリード線導出孔89の形状にあわせ
て形成した中空函枠状のガイド部材90を、例えば第1
主ケース部材81の裏面側に設けてある。上記ガイド部
材90は、遊技盤10の板厚よりも長く裏面側に突出す
るように、裏面側の突出量を適宜に設定してある(図1
2参照)。
【0042】斯く構成した遊技盤10においては、ガイ
ド部材90が遊技盤種別識別手段として機能し、このガ
イド部材90を挿通させ得るように遊技盤収納枠26の
裏面枠27の一部を切り欠いて形成したガイド部材挿通
用切欠部91が遊技盤種別識別判定手段として機能する
のである。したがって、ガイド部材90およびガイド部
材挿通孔91の形状を適宜に定めることにより、標準仕
様の遊技機と特定仕様の遊技機との互換性を排除するこ
とができ、上記した各実施例と同様の効果を奏すること
ができます。しかも、サイドケース80に設けるガイド
部材90は中空函枠状としてあるので、サイドケース8
0を遊技盤10の盤面から外した単体で運搬する際に
は、リード線87およびコネクタ88をガイド部材90
内に収納した状態にしておけば、リード線87等が煩雑
になることを防止できると共に、リード線87が運搬中
に引っ掛かって断線してしまうような事態をも防止する
ことができる。
【0043】また、サイドケース80の例えば第1主ケ
ース部材81の適所には、当該遊技盤10の特定仕様
(例えば当該遊技盤10および電気的制御装置37がプ
リペイドカード対応の本体枠35に対してのみ使用可能
な仕様)である旨を可視表示するための遊技盤種別可視
表示手段として遊技盤種別表示部92を設けてある。な
お、遊技盤種別表示部92はサイドケース80に設ける
場合に限らず、例えば遊技盤10の遊技部9内に遊技盤
種別表示部92′を設けるようにしても良いし、遊技機
1の前面側からは通常視認できないが、遊技店において
遊技盤10を本体枠35へ組み付ける際には認識できる
ような適所に、遊技盤種別可視表示手段を設けるように
しても良い。
【0044】以上は、標準仕様と特定仕様との互換性を
排除するために、本体枠35と遊技盤10との構成を異
ならしめるものとしたが、次に、本体枠35の構成と電
気的制御装置37の構成とを異ならしめることで、仕様
の異なる遊技盤の正常な制御動作を不可能とし、標準仕
様と特定仕様との互換性を排除する実施例につき説明す
る。
【0045】図13に示すのは、特定仕様の遊技盤10
を制御可能な電気的制御装置37に、当該制御装置37
が組み付けられた本体枠35が適正な仕様の本体枠であ
るか否かを判定させるようにした実施例であり、適正な
本体枠35の排出制御装置38もしくは球貸制御装置1
5からは、当該制御装置37を正常な遊技制御が可能な
状態に能動化させるための能動化信号が出力させるもの
としてある。また、遊技店に設置された遊技機1…を総
括的に管理制御する管理装置93からも、上記本体枠3
5の裏面に設けた第1ターミナル部39の管理装置接続
コネクタ42を介して、能動化信号を供給可能な様に構
成してある。
【0046】斯くして、管理装置93、排出制御装置3
8、球貸制御装置15より電気的制御装置37内に入力
された能動化信号は、オアゲート94を介して特定基準
判定手段95に供給される。該特定基準判定手段95
は、入力された能動化信号が適正なものであるか否かを
判定し、特定基準に合致した本体枠35の排出制御装置
38もしくは球貸制御装置15から供給される能動化信
号であると判定した場合には、例えば特定基準判定信号
を遊技盤制御不能動化手段96および遊技盤種別表示駆
動手段97へ出力し、適正な能動化信号でなかった場合
には、特定基準判定信号を出力しない。
【0047】上記のようにして、特定基準判定手段95
より特定基準判定信号が入力された遊技盤制御不能動化
手段96は、該信号の入力に基づいて、遊技盤制御手段
98へ能動化指令信号を送出する。斯くして、遊技盤制
御手段98は正常な遊技盤制御が可能な状態に起動さ
れ、遊技盤10を遊技状態に応じた適宜な動作制御が可
能となる。
【0048】ここで、本実施例に係る電気的制御装置3
7は、遊技盤10に設けた遊技装置13等を用いて行う
“特別遊技”の発生確率を調整制御可能な特別機能を付
加されたものとしてあり、確率設定手段99を介して入
力された設定確率に応じ、遊技盤10における遊技制御
を行うことが可能である。したがって、上記の如く、遊
技盤制御不能動化手段96より能動化指令信号が入力さ
れることによって、遊技盤制御手段98の全ての機能が
正常動作するように構成せず、能動化指令信号が入力さ
れない状態においても、標準仕様と異なる特定仕様とし
ての特別な機能(確率制御機能)を除く他の機能は通常
の機能を奏し得るように構成しておき、能動化指令信号
が入力された際にのみ、遊技盤制御手段98の特別な機
能が能動化され、電気的制御装置37本来の正常動作が
行えるようにしてもよい。
【0049】斯くすれば、標準仕様の本体枠に対して本
実施例の電気的制御装置37および該電気的制御装置3
7によって制御される遊技盤10を用いて遊技機1を構
成した場合においても、遊技盤10の遊技内容に応じた
普通の遊技制御を可能にできる一方、特定仕様としての
特別な機能の使用のみを不可能にできる。なお、このよ
うな状態で電気的制御装置37を動作せる場合には、確
率設定手段99よりの確率設定信号を受け入れないの
で、予め定めた基準確率値に基づく遊技制御が為される
ようにしておけばよい。また、遊技盤制御手段98に設
定された遊技制御用の確率は、設定確率表示手段100
に表示されるものとしてあり、設定確率表示手段100
によって、遊技店の管理者等は当該電気的制御装置37
により為される遊技盤制御の確率値を把握できるのであ
る。
【0050】一方、特定基準判定手段95より特定基準
判定信号が入力された遊技盤種別表示駆動手段97は、
遊技盤種別表示手段101へ表示駆動信号を出力し、該
表示駆動信号の入力によって遊技盤種別表示手段101
による当該遊技盤10の種別を可視表示するのである。
なお、遊技盤種別表示手段101は遊技盤前面から視認
可能な位置でも、遊技盤10の交換時や遊技機1の保守
時等にのみ視認可能な位置でもよいが、例えば、遊技盤
10のサイドケース80に形成した遊技盤種別表示部9
2と該表示部92の裏面側に配設したランプ86とで構
成しておけば、特定基準判定手段95が特定基準判定を
行ったことに関連してランプ86が点灯するので、当該
遊技盤10が適正な仕様の本体枠35に組み付けられて
使用しているか否かを明瞭に判別することが可能とな
る。
【0051】また、電気的制御装置37の動作電源は、
電源電圧判定手段102に供給されるものとしてあり、
該電源電圧判定手段102は電源として供給された電源
の電気特性としての電圧が所定の値であるか否かを判定
し、正規の電圧が印加されているか否かに基づく電圧判
定信号を遊技盤制御不能動化手段96へ送出する。そし
て、適正な電圧が供給されていた場合には、特定基準判
定手段95より特定基準判定信号が入力された場合と同
様に、遊技盤制御不能動化手段96および遊技盤制御手
段98の動作内容が決定されるのである。なお、標準仕
様の遊技機における電気的制御装置の動作電源の電圧
(24V程度)に対して、特定仕様の遊技機1における
電気的制御装置37の動作電源の電圧を高く(例えば5
0V程度)設定しておけば、当然に電気的制御装置と本
体枠との互換性は排除され、正常動作は期せないものと
なる。
【0052】上記実施例においては、電源の電気特性と
して電圧を変える場合を示したが、互換性を排除し得る
ように電源の電気的特性を異ならしめるものであれば何
でも良く、例えば供給電圧を交流と直流に変えたり、交
流の周波数を変えたりするものでも良い。また、標準仕
様の本体枠と電気的制御装置とを接続する電源供給線の
接続コネクタの形状を、特定仕様の本体枠と電気的制御
装置とを接続する電源供給線の接続コネクタの形状と異
ならしめるようにしておけば、付属のコネクタでの接続
が不可能となり、本体枠の仕様と電気的制御装置の仕様
とが異なっていることを明瞭に識別することができる。
【0053】なお、図13に示す実施例においては、遊
技盤制御不能動化手段96が遊技盤制御手段98に能動
化指令信号を送出するために、適正な能動化信号の供給
と適正な電圧の電源供給とが為されていることを条件と
したが、一方の条件のみを電気的制御装置で判断するよ
うにしても良い。また、図13の実施例においては、管
理装置93、排出制御装置38、球貸制御装置15の何
れかより能動化信号が入力されていれば良いものとした
が、例えばオアゲート94をアンドゲートに代え、管理
装置93と排出制御装置38と球貸制御装置15から同
時に適正な信号入力が為されなければ、特定基準判定手
段95へ能動化信号が入力されないように構成しても良
い。さらに、能動化信号の出力は排出制御装置38や球
貸制御装置15に兼用させる場合に限らず、独立した能
動化信号出力手段を別途設けるようにしても良い。加え
て、能動化信号の出力を常時行う構成とせず、電源スイ
ッチをオンした場合に、適宜な遅延時間をおいて、一定
時間だけ出力させるように構成したり、管理装置からの
能動化信号出力指令を受けることによって、能動化信号
を出力させるようにしても良い。
【0054】図14に示すのは、特定仕様の本体枠35
が、特定仕様の遊技盤10を制御可能な電気的制御装置
37であるか否かを判別するようにした実施例である。
電気的制御装置37には、自らが制御可能な種別の遊技
盤10に応じた遊技盤信号を出力する遊技盤種別信号出
力手段103を設けてあり、遊技盤種別信号出力手段よ
り出力された遊技盤種別信号が、特定仕様の本体枠35
の例えば球貸制御装置15に設けた電気的制御装置判別
手段104に入力される。そして、入力された遊技盤種
別信号が適正な種別の遊技盤を意味するものであると電
気的制御装置判別手段104が判別した場合には、この
電気的制御装置判別手段104より能動化信号が出力さ
れる。
【0055】上記のようにして球貸制御装置15の電気
的制御装置判別手段104より出力された能動化信号
は、遊技盤制御手段98′および遊技盤種別表示駆動手
段97′へ入力され、遊技盤種別表示駆動手段97′は
遊技盤種別表示手段101へ表示駆動指令を出力し、遊
技盤制御手段98′は遊技盤制御機能の全て、もしくは
遊技制御機能の一部を司る特別の機能(確率制御機能)
のみを能動化させるのである。なお、遊技盤種別信号出
力手段103が出力する遊技盤種別信号は、遊技盤種別
表示手段97′へも供給されるものとしてあり、遊技盤
種別表示駆動手段97′は、この遊技盤種別信号に応じ
た遊技盤種別表示を遊技盤種別表示手段101に行わせ
るのである。
【0056】このように、電気的制御装置37よりの遊
技盤種別信号に基づいて、本体枠35が受け入れ可能な
種別の電気的制御装置37であるか否かを本体枠35自
らが判別し、更に、この判別結果に基づいて本体枠35
が発する能動化信号により、当該電気的制御装置37が
能動化されるものとしてあるので、遊技盤10と本体枠
35との仕様の種別に基づく互換性を二重にチェックさ
せることができ、特定仕様に基づく遊技盤10および電
気的制御装置37を不正に標準仕様の本体枠に組み込ん
で用いることを厳重に防止することが可能となる。
【0057】なお、電気的制御装置37より発される遊
技盤種別信号に基づいて本体枠35が電気的制御装置3
7が受け入れ可能な仕様か否かを判別した後に、改めて
電気的制御装置37を能動化させる場合に限らず、例え
ば、適正な遊技盤種別信号が入力されない限り本体枠3
5に設けた各種機能(賞球排出機能や貸球排出機能等)
を正常に動作しないように構成したり、電気的制御装置
37への電源供給を停止するようにし構成しても良い。
また、電気的制御装置判別手段104は、球貸制御装置
15に設ける場合に限らず、排出制御装置38内に設け
るように構成したり、独立した装置として本体枠35の
適所に別途設けるようにしても良い。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る遊技
機においては、遊技盤に設けた遊技盤種別識別手段によ
って、当該遊技盤を組み込むことが可能な本体枠を特定
することが可能になり、本体枠に設けた遊技盤種別識別
判定手段によって、当該本体枠が受け入れ可能な種別の
遊技盤を特定することが可能になる。すなわち、遊技機
としての機能を発揮し得ない遊技盤と本体枠との組み合
わせによる不具合が生じたり、特定の機能を有する本体
枠に対して、特定の機能を付加することが認められてい
ない遊技盤を組み付けて使用されることを防止できる。
また、遊技盤に設けた遊技盤種別識別手段によって、当
該遊技盤を組み込むことが可能な本体枠から適切な能動
化信号が入力されない限り、電気的制御装置は正常な動
作を行えない。すなわち、遊技機としての機能を発揮し
得ない遊技盤と本体枠と電気的制御装置の組み合わせに
よる不具合が生じたり、特定の機能を有する本体枠に対
して、特定の機能を付加することが認められていない遊
技盤および電気的制御装置を組み付けて使用されること
を防止できる。さらに、遊技盤の種別に応じて電気的制
御装置の動作に必要な電源の電気的特性を異ならしめる
ことで、適正な本体枠から電源供給を受けない限り、電
気的制御装置は正常な動作を行うことができない。すな
わち、遊技機としての機能を発揮し得ない遊技盤と本体
枠と電気的制御装置の組み合わせによる不具合が生じた
り、特定の機能を有する本体枠に対して、特定の機能を
付加することが認められていない遊技盤および電気的制
御装置を組み付けて使用されることを防止できる。従っ
て、各メーカー内において従来より採用していた標準仕
様に基づく遊技盤・電気的制御装置・本体枠の構成と、
標準仕様と異なる特定仕様に基づく遊技盤・電気的制御
装置・本体枠との構成とが、本発明の構成要件を満たす
ようにすれば、特定仕様の本体枠に対して標準仕様の遊
技盤および電気的制御装置を用いた遊技機の動作を不可
能にすると共に、特定仕様の遊技盤および電気的制御装
置を標準仕様の本体枠に対して用いた遊技機の動作を不
可能にすることができる。しかも、標準仕様の遊技機に
対して、必要最小限の設計変更を施すことによって、本
発明に係る遊技機の構成要件を満たすことができるの
で、標準仕様と異なる特定仕様に基づく遊技機と標準仕
様に基づく遊技機との互換性を絶つために、多大の開発
費や開発期間を要することもない。したがって、実用的
価値も極めて高い遊技機となし得るのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遊技機の斜視図である。
【図2】遊技機より遊技盤と電気的制御装置とを除いた
本体枠の斜視図である。
【図3】遊技機の裏面図である。
【図4】内部機構の概略を可視状態とした主枠の裏面図
である。
【図5】遊技盤収納枠の部分拡大正面図である。
【図6】遊技盤種別識別手段を有する遊技盤と、遊技盤
種別識別判定手段を有する遊技盤収納枠の正面図であ
る。
【図7】特定仕様の遊技機に構成される遊技盤と遊技盤
収納枠の正面図である。
【図8】標準仕様の遊技機に構成される遊技盤と遊技盤
収納枠の正面図である。
【図9】遊技盤種別識別手段を有する遊技盤と遊技盤種
別識別判定手段を有する遊技盤収納枠との概略横断面図
である。
【図10】遊技盤の分解斜視図である。
【図11】サイドケースの裏面側斜視図である。
【図12】遊技盤種別識別手段をガイド部材とした遊技
盤と、遊技盤種別識別判定手段をガイド部材挿通用切欠
部とした遊技盤収納枠との概略横断面図である。
【図13】能動化信号の判定が可能な電気的制御装置の
概略ブロック図である。
【図14】遊技盤種別信号の出力が可能な電気的制御装
置と、遊技盤種別信号の判別が可能な球貸制御装置の概
略ブロック図である。
【符号の説明】
1 遊技機 9 遊技部 10 遊技盤 11 入賞具 13 遊技装置 26 遊技盤収納枠 35 本体枠 37 電気的制御装置 44 入賞球案内樋 48 アウト球導出樋 52 遊技媒体排出装置 73 打球発射装置 75 嵌合凹部 76 嵌合凸部 95 特定基準判定手段

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 打球の流下方向に変化を与える複数の遊
    技釘や打球を入賞させるための入賞領域や電気的に制御
    される遊技装置等が設けられる遊技部を有する遊技盤
    と、 上記遊技盤を収納可能な遊技盤収納枠と、遊技盤の遊技
    部内へ球を発射する打球発射機能と、遊技盤の遊技部か
    ら回収された球をセーフ球あるいはアウト球として処理
    する球処理機能と、セーフ球に基づいて賞球を排出する
    賞球排出機能とを、一体的に備える本体枠と、 上記遊技盤に設けられた遊技装置等を遊技状態に応じて
    動作制御する遊技制御機能を有し、上記本体枠に取り付
    けられる電気的制御装置と、 からなる遊技機において、 遊技盤の種別を表す遊技盤種別識別手段を上記遊技盤に
    設けると共に、本体枠が受け入れ可能な種別の遊技盤を
    識別判定するための遊技盤種別識別判定手段を遊技盤収
    納枠に設けたことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 遊技盤に設ける遊技盤種別識別手段を嵌
    合凸部とし、遊技盤収納枠に設ける遊技盤種別識別判定
    手段を上記遊技盤の嵌合凸部と嵌合させ得る嵌合凹部と
    したことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 遊技盤に設ける遊技盤種別識別手段を嵌
    合凹部とし、遊技盤収納枠に設ける遊技盤種別識別判定
    手段を上記遊技盤の嵌合凹部と嵌合させ得る嵌合凸部と
    したことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 遊技盤に設ける遊技盤種別識別手段と、
    遊技盤収納枠に設ける遊技盤種別識別判定手段とを、複
    数設けるようにしたことを特徴とする請求項1〜請求項
    3の何れかに記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 遊技盤の種別を可視表示するための遊技
    盤種別可視表示手段を遊技盤に設けるようにしたことを
    特徴とする請求項1〜請求項4の何れかに記載の遊技
    機。
  6. 【請求項6】 遊技盤種別可視表示手段は、遊技盤表面
    側から視認可能な位置に設けるようにしたことを特徴と
    する請求項5に記載の遊技機。
  7. 【請求項7】 打球の流下方向に変化を与える複数の遊
    技釘や打球を入賞させるための入賞領域や電気的に制御
    される遊技装置等が設けられる遊技部を有する遊技盤
    と、 上記遊技盤を収納可能な遊技盤収納枠と、遊技盤の遊技
    部内へ球を発射する打球発射機能と、遊技盤の遊技部か
    ら回収された球をセーフ球あるいはアウト球として処理
    する球処理機能と、セーフ球に基づいて賞球を排出する
    賞球排出機能とを、一体的に備える本体枠と、 上記遊技盤に設けられた遊技装置等を遊技状態に応じて
    動作制御する遊技制御機能を有し、上記本体枠に取り付
    けられる電気的制御装置と、 からなる遊技機において、 電気的制御装置が制御可能な種別の遊技盤を受け入れ可
    能な本体枠から供給される能動化信号に基づいて、正常
    な遊技盤制御を行い得る状態にする遊技盤制御能動化手
    段を電気的制御装置に設けるようにしたことを特徴とす
    る遊技機。
  8. 【請求項8】 遊技盤制御能動化手段は、電気的制御装
    置内における遊技制御機能の全てを能動化させること
    で、電気的制御装置が正常な遊技盤制御を行い得るよう
    にしたことを特徴とする請求項7に記載の遊技機。
  9. 【請求項9】 遊技盤制御能動化手段は、電気的制御装
    置内における遊技制御機能の一部を司る特別の機能を能
    動化させることで、電気的制御装置が正常な遊技盤制御
    を行い得るようにしたことを特徴とする請求項7に記載
    の遊技機。
  10. 【請求項10】 電気的制御装置は、自らが制御可能な
    種別の遊技盤に応じた遊技盤種別信号を出力し、該遊技
    盤種別信号に基づいて本体枠が能動化信号を出力するか
    否かを判別するようにしたことを特徴とする請求項7〜
    請求項9の何れかに記載の遊技機。
  11. 【請求項11】 打球の流下方向に変化を与える複数の
    遊技釘や打球を入賞させるための入賞領域や電気的に制
    御される遊技装置等が設けられる遊技部を有する遊技盤
    と、 上記遊技盤を収納可能な遊技盤収納枠と、遊技盤の遊技
    部内へ球を発射する打球発射機能と、遊技盤の遊技部か
    ら回収された球をセーフ球あるいはアウト球として処理
    する球処理機能と、セーフ球に基づいて賞球を排出する
    賞球排出機能とを、一体的に備える本体枠と、 上記遊技盤に設けられた遊技装置等を遊技状態に応じて
    動作制御する遊技制御機能を有し、上記本体枠に取り付
    けられる電気的制御装置と、 からなる遊技機において、 上記本体枠の遊技盤収納枠が受け入れ可能な種別の遊技
    盤を制御可能な電気的制御装置が正常に動作し得る電源
    の電気特性と、本体枠の遊技盤収納枠が受け入れ不可能
    な種別の遊技盤を制御可能な電気的制御装置が正常に動
    作し得る電源の電気特性とを異ならしめ、当該本体枠の
    遊技盤収納枠が受け入れ可能な電気的制御装置のみを正
    常に動作させ得る電気特性の電源を供給可能な電源供給
    手段を、本体枠に設けるようにしたことを特徴とする遊
    技機。
  12. 【請求項12】 上記電源供給手段は、当該本体枠の遊
    技盤収納枠が受け入れ可能な遊技盤の制御を行う電気的
    制御装置が動作可能な電圧の電源を供給可能としたこと
    を特徴とする請求項11に記載の遊技機。
  13. 【請求項13】 上記本体枠の遊技盤収納枠が受け入れ
    可能な遊技盤の制御を行う電気的制御装置へ電源供給す
    るための電源供給線の接続コネクタの形状を、本体枠の
    遊技盤収納枠が受け入れ不可能な遊技盤の制御を行う電
    気的制御装置が電源を受給するための接続コネクタの形
    状と、異ならしめるようにしたことを特徴とする請求項
    11または請求項12に記載の遊技機。
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