JPH05185232A - ペイルパック入り溶接用ワイヤ - Google Patents
ペイルパック入り溶接用ワイヤInfo
- Publication number
- JPH05185232A JPH05185232A JP4023295A JP2329592A JPH05185232A JP H05185232 A JPH05185232 A JP H05185232A JP 4023295 A JP4023295 A JP 4023295A JP 2329592 A JP2329592 A JP 2329592A JP H05185232 A JPH05185232 A JP H05185232A
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- wire
- welding
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- pack
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- Pending
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- Unwinding Of Filamentary Materials (AREA)
Abstract
ヤに比べて溶接時にトーチから出たワイヤの振れが大き
い。ワイヤの振れは溶接ビードの蛇行の原因となるので
防止する必要がある。 【構成】 ワイヤ横断面が楕円若しくは楕円に類似した
形状をなし、さらにこの形状が長径a、短径bの楕円と
して、0.002≦(a−b)/公称線径≦0.006
の範囲にあり、かつペイルパックから引き出したときの
ワイヤにおいて長径aの方向変化がワイヤ長3m当たり
に対し60度以内であるペイルパック入り溶接用ワイ
ヤ。
Description
るもので、さらに詳しくはペイルパック等に装填された
大容量溶接用ワイヤに関するものである。
るように、溶接の自動化、省力化、無人化が一段と推進
されている。この場合の溶接用ワイヤは、例えば100
kg以上の単位重量に装填された通常ペイルパックと呼
ばれる巻形態のワイヤが使用されている。この大重量単
位装填ワイヤは、従来の10kg単位巻に比べてワイヤ
交換に必要な回数減少が図られ、長時間の連続溶接が可
能となることから、今後ますますの適用拡大が予想され
る。
使用条件環境で要求されるワイヤへの性能は、溶接のタ
ーゲット性すなわち、ワイヤの狙い位置が安定しかつ高
精度の溶接が維持でき、さらに溶接部材へのワイヤ狙い
初期設定に対して、常に精度よく連続して再現できるこ
とが必須となっている。ワイヤ狙い精度及び安定性を高
めるために通常はワイヤに曲がりを付与しない直線のま
までパックに装填する4法がとられている。しかしペイ
ルパックに装填されたワイヤは、溶接部材からかなり距
離の離れた箇所に置かれて使用される場合が多い。従っ
てワイヤは時として6mを超える長いコンジットケーブ
ルを経て使用され、この間幾多の方向性の異なった曲線
部を通過するため、この曲線部で付与された小さな曲が
りによってチップ先端に達した時のワイヤには方向及び
曲率の異なった様々なうねりを生ずる。このうねりは溶
接時のワイヤ狙いの安定性を阻害することから、ワイヤ
には曲がり難い性能が求められる。
方法が一般的にとられ、効果をあげている。しかしワイ
ヤの剛性を高める事によりワイヤの直線性が改良される
が、一方溶接トーチの給電チップとワイヤ間の接触点が
不安定となって通電性が不安定となり易くなる。また別
の手段として、例えば溶接用ワイヤの送給性改良を狙っ
たものではあるが、特開昭51−105949号公報あ
るいは特開昭55−147497号公報に開示されるよ
うにワイヤ断面形状を異形にすることも検討されたが、
一般的に使用されている溶接用チップは真円筒状になっ
ているため使用できず、特別にワイヤ断面形状に合わせ
た特別品となり、コスト的に問題があった。
依然として、前述のような連続自動溶接においての課題
解決の要求は残されているのが現状である。これは溶接
ロボット化の進展に伴い、より高電流、より精密化が急
速に高まった結果によるものである。
ック入りワイヤの問題点を解決し、溶接トーチから出た
ワイヤのターゲット性を安定に維持することを課題とす
る。特に溶接用ワイヤの需要家においては格別な新たな
手段を講ずることなく、ワイヤそれ自体の特性の改良に
よりこれを実現することを目的とする。
するものであって、ペイルパックに装填された大容量ワ
イヤにおいて、ワイヤ横断面が楕円若しくは楕円に類似
した形状をなし、さらにこの形状が長径a、短径bの楕
円として、0.002≦(a−b)/公称線径≦0.0
06の範囲にあり、かつペイルパックから引き出したと
きのワイヤにおいて長径aの方向変化がワイヤ長3m当
たりに対し60度以内であることを特徴とするペイルパ
ック入り溶接用ワイヤである。
自動溶接ワイヤを上記構成とした理由について詳細に説
明する。本発明者は溶接用ワイヤのターゲット性につい
て種々検討した結果、スプールに巻かれたワイヤのター
ゲット性がペイルパックに装填されたワイヤに比べ極め
て良好であることが判明した。その原因はスプールに巻
かれたワイヤの巻きぐせが一方向にあるためである。そ
れに対しペイルパックに装填されたワイヤのくせは特別
の方向性がないため、長いコンジットケーブルを経て使
用される場合幾多の方向性の異なった曲線部を通過する
間にこの曲線部で付与された小さな曲がりによって、チ
ップ先端に達した時のワイヤには方向及び曲率の異なっ
た様々なうねを生ずるからである。
ル巻きと同様な一方向の巻きぐせをわざとつけることも
考えられるが、これは困難である。すなわち溶接時にペ
イルパックからワイヤを引き出すと1ターン当り360
度の捩れがワイヤに生ずるため、これを相殺するための
逆の捩れをあらかじめワイヤに与えながらペイルパック
に充填している。このため一定方向の巻きぐせをつけた
状態を維持してペイルパックにワイヤを装入することは
困難である。このようにペイルパック入りのワイヤには
ターゲット性の確保に関して特別の問題が存在するので
ある。
面形状をわずかに楕円形にすることにより、ペイルパッ
クに充填されたワイヤをカーブドトーチあるいはストレ
ートトーチで使用した場合でもワイヤの出る方向を一定
にすることができることをつき止めた。すなわち、ワイ
ヤ横断面の短径の方向に曲げる方が大きな力を必要とし
ないため、長いコンジットケーブルを経て使用される場
合にも常に短径の方向に曲がるため、溶接用トーチから
ワイヤが出る場合、常に一定方向に曲がるからである。
の楕円として0.002≦(a−b)/公称線径≦0.
006と限定した理由について述べる。(a−b)/公
称線径〈0.002の場合、ワイヤ横断面形状の楕円が
ほとんど円と同じになり、ペイルパツクに装填された場
合、ワイヤの方向性が定まらず溶接されたビードが蛇行
を起こすなどの欠陥を生じる。
の場合、ワイヤ横断面形状が楕円となりペイルパックに
装填し、溶接を実施した場合、ワイヤの方向性が良くタ
ーゲット性は優れている。しかしながら、異形度が大き
い為、一般の溶接用チップでは使用できず、特別ワイヤ
形状に合わせた溶接用チップが必要となりコストが高く
なるという欠点がある。
には必ずしも断面が完全な楕円形である必要はなく、例
えば卵形の様な形状あるいは真円を一方的に圧縮した様
な形状であっても良いことが判った。従って、本発明ワ
イヤは上記形状を含む広義の楕円形状であればよい。
m当りに対し60度以内の変化と限定した理由について
述べる。ペイルパックから送給機及びコンジットケーブ
ルを経て溶接用チップからワイヤが出る場合、ワイヤは
短径方向に曲がりやすいため自然とカーブドトーチの曲
がり方向とワイヤ短径方向は同一平面上にあることにな
る。またカーブドトーチを使用しない場合においても、
コンジットケーブルの最終曲線部とワイヤ短径方向は同
一平面上にあることになる。
さ3m当り60度を越えて変化する場合、ワイヤの短径
方向とカーブドトーチあるいはコンジットケーブル最終
曲線部とを同一平面上に保とうとするため、ねじり応力
が溶接用トーチ、あるいはコンジットケーブル内で残留
する。溶接を行い、ワイヤが供給されるに従ってワイヤ
のねじり応力が増加して、ある時点でワイヤが溶接用チ
ップ出口で反転する為にアーク位置が瞬間的に変化して
ビード蛇行に発展する。
さ3m当り60度以下の場合、残留ねじり応力が微量で
ある為に特にワイヤが反転するなどの変化がなくビード
蛇行に発展することはなかった。
以下の測定方法に従った。すなわち、図1に示すように
ペイルパックよりワイヤWをワイヤぐせを付けない様に
3mの長さ取り出し、自然な状態で平面上に置き約20
cm毎にワイヤ線径を測定し、ワイヤ長径方向を10度
単位で決定した。Waは各位置でのワイヤの断面図であ
るが(楕円の程度は極めて誇張してある)、たとえばワ
イヤの置かれた平面方向を基準点Xとしてこれからのワ
イヤ長径方向Aの角度をθとすると、θが測定位置θ
1 、θ2 、・・・・・で変わらなければワイヤ長径aの
方向変化はないことになる。θの各位置での測定結果で
もっともワイヤ長径方向が異なるθの値の2点の差をワ
イヤ3m当りのワイヤ方向変化とした。
あるが、先にも述べたようにペイルパックに装填される
ワイヤには捩りが付与されている。ワイヤに与えられた
捩りと溶接時にペイルパックから引き出されるとき生ず
る捩りとがちょうど相殺するならばペイルパックへのワ
イヤ充填装置に入る前においてワイヤの長径方向を一定
にしておけばすむが通常はこれだけの手段では不足であ
る。
原理図である。ワイヤWは送給ロール11によりペイル
パック1内に送り込まれるが、ガイドパイプ12を回転
13させることによりワイヤに捩りを与えつつ装填す
る。14はワイヤをガイドする支持筒で図示しない装置
により非回転に支持されている。支持筒14には突出部
材15が取りつけられワイヤを偏心した状態でペイルパ
ックに充填する。そしてペイルパックを載せたターンテ
ーブル16をゆっくり回転17することにより偏心方向
が少しずつずれるのでワイヤが交叉して積層され、から
み合うのを防止できる。
き360度の捩りが与えられるが、ペールパックがター
ンテーブル16により回転しているのでこれとずれが生
ずる。一般にはターンテーブルはガイドパイプと逆方向
に回転され、捩りはたとえば240から270度とな
り、360度からの捩りの不足量は1ターン当り90か
ら120度となる。200kg入りのペールパックの場
合1ターンの長さは約1.4mであるから3mのワイヤ
長さでは溶接時ワイヤを引き出したとき、上記不足量の
ため190から260度の捩りが生ずる。
径aの方向変化をワイヤ長3m当り60度以内にするに
は別の手段が必要となる。断面を楕円にするにはたとえ
ば楕円穴のダイスを使用して伸線するが、このときダイ
スを回転させつつ伸線すれば長径aのワイヤ横断面に対
する方向を変化させうる。このような手段により、本発
明の条件を満足するようにワイヤ横断面の楕円の長径方
向を制御可能である。
合も全く同様にターゲット性の向上を実現できた。なお
本発明になるフラックス入りワイヤは内部に充填するフ
ラックスの種別には全く影響を受けないためその用途に
かかわらず適用することができる。またワイヤの外皮材
についても一般の軟鋼はもちろん、低合金鋼から高合金
鋼まで用途により自由に選定することができる。
体的に説明する。図3に示す如くペイルパック1とワイ
ヤ送給機3とを3mのコンジットケーブル2で結び、さ
らにワイヤ送給機から図示する通り6mのコンジットケ
ーブル5の中央部に直径300mmのループ5a(2回
り)及びループ方向を90度変えて同じく直径300m
mのループ5b(1回り)を形成すると共に先端付近に
半径100mmの3つのカーブ5cを形成し、先端にカ
ーブドトーチ6を取り付けた。ペイルパック1に装填さ
れた各供試ワイヤをコンジットケーブル内に送り込み、
ワイヤWを溶接用チップ7の先端から150mm突出さ
せた場合におけるワイヤ先端の振れlの大小によりター
ゲット性の良否を判断した。
送給し、150mm離れた平均指示点Pから各々の指示
点までのlの平均値Xbarで表し、表1においてXb
arが2mm以下のを丸、Xbarが2〜5mmのを三
角、Xbarが5mm以上のを×と示した。尚ワイヤ送
給性の評価は送給ロールにかかわる送給抵抗値が4kg
以下であるものを良好(丸)4kgを超えるものを不良
(×)と判断し表1に夫々示した。
横断面長径a及び短径bで表わされる(a−b)/公称
線径が異なりかつ、ワイヤの長径方向を種々変化させた
多数のソリッドワイヤ及びフラックス入りワイヤを製造
し、夫々について製品ワイヤとしてのターゲット性を調
べた。その結果を(a−b)/公称線径の値、ワイヤ3
m当りの長径aの方向の変化(ワイヤ角度変化)、公称
線径とともに表1に一括して示す。
線径の値が0.002未満のものは概してターゲット性
が劣る。一方0.006を超えるものは市販の真円筒状
チップでは送給性が劣るが、これに対して0.002〜
0.006の適正範囲にあり、かつワイヤ長径aの方向
がワイヤ横断面に対し60度以内のものは、送給性、タ
ーゲット性共に優れていた。
ルパックに装填された大容量ワイヤにおいて、ワイヤの
横断面形状の長径短径を特定範囲に設定し、かつ長径の
方向変化を限定することにより、市販の真円筒状の溶接
チップを用いても、送給性が良好でかつ、ターゲット性
良好なる溶接用ワイヤが実現できた。
方法を示す図
Claims (1)
- 【請求項1】 ペイルパックに装填された大容量ワイヤ
において、ワイヤ横断面が楕円若しくは楕円に類似した
形状をなし、さらにこの形状が長径a、短径bの楕円と
して、0.002≦(a−b)/公称線径≦0.006
の範囲にあり、かつペイルパックから引き出したときの
ワイヤにおいて長径aの方向変化がワイヤ長3m当たり
に対し60度以内であることを特徴とするペイルパック
入り溶接用ワイヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4023295A JPH05185232A (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | ペイルパック入り溶接用ワイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4023295A JPH05185232A (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | ペイルパック入り溶接用ワイヤ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05185232A true JPH05185232A (ja) | 1993-07-27 |
Family
ID=12106621
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4023295A Pending JPH05185232A (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | ペイルパック入り溶接用ワイヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05185232A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008085761A1 (en) * | 2007-01-03 | 2008-07-17 | Elco Enterprises, Inc. | Wire dispensing system |
| CN112453649A (zh) * | 2020-11-30 | 2021-03-09 | 郑州日产汽车有限公司 | 机器人焊枪送丝机构 |
-
1992
- 1992-01-14 JP JP4023295A patent/JPH05185232A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008085761A1 (en) * | 2007-01-03 | 2008-07-17 | Elco Enterprises, Inc. | Wire dispensing system |
| CN112453649A (zh) * | 2020-11-30 | 2021-03-09 | 郑州日产汽车有限公司 | 机器人焊枪送丝机构 |
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