JPH0518553B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0518553B2
JPH0518553B2 JP59217522A JP21752284A JPH0518553B2 JP H0518553 B2 JPH0518553 B2 JP H0518553B2 JP 59217522 A JP59217522 A JP 59217522A JP 21752284 A JP21752284 A JP 21752284A JP H0518553 B2 JPH0518553 B2 JP H0518553B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alcohol oxidase
ethanol
approx
methanol
alcohol
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP59217522A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6196986A (ja
Inventor
Hiromasa Shirai
Kazuhiko Nagata
Takaaki Matsuo
Masao Kageyama
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Unitika Ltd
Original Assignee
Unitika Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Unitika Ltd filed Critical Unitika Ltd
Priority to JP59217522A priority Critical patent/JPS6196986A/ja
Publication of JPS6196986A publication Critical patent/JPS6196986A/ja
Publication of JPH0518553B2 publication Critical patent/JPH0518553B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Enzymes And Modification Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は、保存安定性に優れた新規なアルコー
ルオキシダーゼ及びその製造方法に関するもので
あり、更に詳しくは35℃以上で生育するトルロプ
シス属酵母をアルコール培地で培養して得られる
新規なアルコールオキシダーゼ及びその製造方法
に関するものであり、その目的とするところは、
安価で大量に得られるアルコールを発酵原料とし
て有効利用し、産業上、有益な酵素であるアルコ
ールオキシダーゼ及びその製造方法を提供するこ
とにある。 (従来の技術) アルコールオキシダーゼは下記反応を触媒す
る。 RCH2OH+O2RCHO+H2O2 (式中、Rは水素又はアルキル基を表す。) そのため、アルコールオキシダーゼは、各種ア
ルデヒドやアルコールの製造、分析に用いられる
ことができる。したがつて、このような酵素は、
省エネルギーが経済性を左右する重要な因子とな
つている化学工業のうち、特にアルデヒドやアル
コールの製造に大変有用であるとともに、他方、
血液中のアルコール測定、酵素電極用の酵素とし
ても、産業上有益である。 一方、メタノール資化性微生物として知られて
いる酵母には、例えばキヤンデイダ(Candida)
属、サツカロマイセス(Saccharomyces)属、
トルロプシス(Torulopsis)属酵母が、アグリ
カルチヤル アンド バイオロジカルケミストリ
ー36巻、13号、2297〜2306頁、1972年
(Agricultural and Biological Chemistry
Vol36No.13 2297〜2306、1972)に記載されてお
り、またクレツケラ−(Kloeckera)属酵母がア
グリカルチヤル アンド バイオロジカルケミス
トリー36巻、1号、68〜75頁、1972年
(Agricultural and Biological Chemistry
Vol36No.1 68〜75、1972)に、またハンセヌラ
(Hansenula)属酵母(特開昭55−19094号公報参
照)、ピヒア(Pichia)属酵母(特開昭56−26187
号公報参照)、リポマイセス(Lipomyces)属酵
母(特開昭59−135885号公報参照)がそれぞれア
ルコールオキシダーゼを生産することが知られて
いる。 (発明が解決しようとする問題点) 本発明者らは、工業的にアルデヒド、アルコー
ルを生産することを目的に、それら酵母由来のア
ルコールオキシダーゼを比較検討してみると、キ
ヤンデイダ属、クレツケラー属、ハンセヌラ属酵
母由来のアルコールオキシダーゼは、作用適温が
いずれも35℃付近であるため不安定であり、工業
的操業が困難であつた。それゆえ、安定化のため
の処理が必要であることが判明した。この原因
は、それら酵母の培養温度が28℃近辺であること
から、酵素自体の安定性もその近辺に存在するの
で、35℃付近の操業は不安定になることに起因す
る。さらに、顕著な例として、トルロプシス属酵
母においては、培養温度も20℃と著しく低く、そ
のため、酵素は極めて不安定であり、しかも精製
されたアルコールオキシダーゼの報告はなされて
いない。このことが、前記したごとくアルコール
オキシダーゼを工業的に使用するに当たつて大き
な障害となつていたのである。 (問題点を解決するための手段) そこで、本発明者らはかかる問題点を解決し、
室温において長期間活性を失わない性質を有する
アルコールオキシダーゼを求めて鋭意研究した結
果、特定の酵母に上記の性質を有するアルコール
オキシダーゼが存在することを見い出し、しかも
このアルコールオキシダーゼは容易に純粋に精製
し得、かつ従来のアルコールオキシダーゼに比較
し、驚くほどその安定性に優れた新規酵素である
ことを見い出し、本発明を完成した。 すなわち、本発明は以下の性状を有するアルコ
ールオキシダーゼ及び35℃以上で生育可能なトル
ロプシス(Torulopusis)属に属する酵母をアル
コール培地に培養し、培養物から以下の性状を有
するアルコールオキシダーゼを採取することを特
徴とするアルコールオキシダーゼの製造方法であ
る。 (a) 作用:次の反応を触媒する。 RCH2OH+O2RCHO+H2O2 (ただし、Rは水素又はアルキル基を表す。) (b) 基質特異性:メタノール及びエタノールに対
するミカエリス定数は、おのおの約6mM及び
17mMである。 (c) 至適PH:約7〜9 (d) 安定PH:約6〜10 (e) 作用適温の範囲:約25〜40℃ (f) 耐熱性:35℃、15分間の加熱に対して安定で
ある。 (g) 分子量:約3×105、サブユニツトの分子量
は7.5×104。 本発明のアルコールオキシダーゼは、溶液状態
で約30℃で30日間保存することにより、アルコー
ルオキシダーゼの残存活性がもとの活性の約50%
以上の値を保持している性質を有している(以下
この性質を保存安定性という。)この保存安定性
の試験は、PH7.5の100mMリン酸緩衝液でタンパ
ク濃度が0.1mg/mlとなるようにアルコールオキ
シダーゼ溶液を調製し、滅菌処理を施した後、約
30℃で30日間保存することによつて行われる。 次に、本発明のアルコールオキシダーゼの理化
学的性質を示すが、そのアルコールオキシダーゼ
は35℃以上で生育可能なトルロプシス属酵母から
得られたものである。 (1) 作用:次の反応を触媒する。 RCH2OH+O2RCHO+H2O2 (ただし、Rは水素又はアルキル基を表す。) (2) 基質特異性:メタノール及びエタノールに対
するミカエリス定数(Km値)は、おのおの約6
mM及び17mMである。 次に、本酵素の各種基質の反応活性の比率
(エタノールの反応活性を100とする)を第1表
に表す。
【表】 (3) 至適PH:約7〜9(温度30℃) (4) 安定PH:約6〜10で4℃、24時間の処理でほ
とんど失活が起こらない。 (5) 作用適温の範囲:PH7.5で25℃より40℃まで
の温度の上昇とともに活性は増大する。 (6) 耐熱性:35℃、15分間の加熱に対して安定で
ある。 (7) 分子量:3×105ダルトン、サブユニツトの
分子量は7.5×104ダルトン。 (8) 力価の測定法:PH7.5、100mMのリン酸緩衝
液にエタノール、オルソジアニシジン及びパー
オキシダーゼをそれぞれ1(V/V)%、0.01
(W/V)%、1ユニツト/mlとなるようにし
て調製した基質溶液0.5mlにアルコールオキシ
ダーゼを加えて、436nmの吸光度の30℃での
単位時間あたりの増加値より力価を測定し、1
分間あたり1マイクロモルのオルソジアニシジ
ンを酸化せしめる酵素量を求め、この量を酵素
活性の1単位とした。 (9) 単一性:精製標品は、アクリルアミドデイス
ク電気泳動法により陽極側に移動し、単一なバ
ンドを与えた。また、SDS電気泳動法によつて
も単一なバンドを与えた。 本発明のアルコールオキシダーゼを製造するに
は、例えば次のごとき方法を採用することができ
る。すなわち、35℃以上で生育可能なトルロプシ
ス属に属する酵母をアルコール培地に培養し、そ
の培養物から本発明のアルコールオキシダーゼを
採取することによつて得ることができる。 本発明に使用する酵母は、本発明のアルコール
オキシダーゼを産生しうるものであればいかなる
ものでもよく、例えばトルロプシスR−14(微工
研菌寄第3114号)、トルロプシスR−26(微工研菌
寄第3115号)、トルロプシスS−189(微工研菌寄
第3116号)があげられる。 本発明における微生物を培養するに際して用い
られる培地としては、例えば主炭素源としてのア
ルコール、例えばメタノールと、窒素源、無機
物、ビタミン、その他生長促進物質とをそれぞれ
適量に含有する培地ならば、合成培地又は天然培
地いずれでも使用できる。この酵母は、培地中の
メタノール濃度が6重量%でも生育できるが、通
気によるメタノールの蒸発損失を少なくするため
に、培地中のメタノールの初発濃度をできるだけ
低くして、メタノールの消費に合わせてメタノー
ルを添加し、培養液中のメタノールを低濃度に保
つ培養方法をとることが好ましい。 また、窒素源としては、例えばアンモニウム
塩、硝酸塩などの無機窒素化合物、尿素、コーン
ステイープリカー、酵母エキス、ペプトンなどの
有機窒素化合物が用いられる。窒素源として、例
えばアンモニウム塩を使用するときは、アンモニ
ウムイオンが菌体生育のために消費されると培養
液のPHが低下するので、好適なPHを維持するため
アンモニア、カセイカリ、カセイソーダなどを添
加することが望まれる。また、培地中にその他と
してマグネシウム塩、リン酸塩、カリウム塩、カ
ルシウム塩、鉄塩などの無機塩及び必要に応じて
ビタミン類、アミノ酸類などの生育に必須な物質
あるいは生長促進物質を添加することも好まし
い。 培養にあたつては、温度35℃以上、好ましくは
35〜38℃とし、PHを2.5〜8.0、好ましくは3.0〜
6.0とし、好気的培養を行うのがよい。 なお、一般にメタノール資化性酵母の増殖可能
温度は、30〜33℃であるが、本酵母はより高温
(35℃以上)で、良好な培養ができるので、培養
時に発生する熱を除去する費用が少なくてすみ、
本発明の方法の実用上の価値は高い。 また、培養方法は回分培養、連続培養のいずれ
の方法を行つてもよい。 培養液から酵母菌体を採取するには、例えば濾
過、遠心分離などを行えばよい。もし、必要なら
ば洗滌をほどこすこともできる。 次に、得られた培養物から本発明のアルコール
オキシダーゼが採取されるが、培養物、分離生菌
体、分離菌体の処理物、粗製酵素、精製酵素など
のあらゆる段階で採取できる。精製法としては、
通常の酵素精製法を用いることができる。すなわ
ち、遠心分離などにより菌体を得た後、菌体をマ
ントンゴーリン、ダイノミル、フレンチプレス、
超音波処理などにより細胞破砕後、遠心分離によ
り細胞片を除去し、細胞抽出液を得、これに硫酸
ストレプトマイシン又は硫酸プロタミン処理を行
い、さらには硫酸アンモニウム沈澱、アセトン沈
澱、加熱処理などを行い、精製するためにDEAE
−セルロースカラムなどのイオン交換クロマトグ
ラフイー、ヒドロキシアパタイトカラムなどの吸
着クロマトグラフイー、フエニルセフアロース
CL−4B(商品名、フアルマシア社製)のような
疎水製性クロマトグラフイー、架橋デキストラン
あるいは架橋ポリアクリルアミドなどのゲル濾過
クロマトグラフイーを組合せて行うことができ
る。このようにして、本発明のアルコールオキシ
ダーゼを単離、精製することができる。 次に、本発明を実施例により具体的に説明す
る。 実施例1、比較例1 (NH42SO42g、KH2PO40.5g、MgSO4
7H2O0.5g、NaCl0.05g、酵母エキス0.1g、ビ
オチン10μg、チアミン塩酸塩400μg、水1、
PH4.5からなる培地100mlを、500ml容マイヤーフ
ラスコに入れ、1Kg/cm2、10分間殺菌後、メタノ
ールを1(V/V)%となるように添加し、これ
にトルロプシスR−14(微工研菌寄 第3114号。)
を接種し、培養温度35℃で振盤培養を行つた。36
時間培養後、培養液を遠心分離機にかけ、菌体を
分離したところ、2あたり30gの湿菌体が得ら
れた。 この菌体3gをPH7.5の25mMリン酸緩衝液20
mlに懸濁し、超音波発生装置にて30分間処理し、
細胞を破壊した後、遠心分離してアルコールオキ
シダーゼ活性を有する粗酵素液を得た。 この粗酵素液をあらかじめ上記緩衝液で平衡化
したDEAE−セルロースカラムに通じ、塩化カリ
ウムを上記緩衝液に加えた溶液で溶出せしめる
と、塩化カリウム濃度0.15Mの近くに目的のアル
コールオキシダーゼが溶出した。この画分を集
め、濃縮後、15%飽和相当の硫酸アンモニウムを
加え、あらかじめ上記リン酸緩衝液を15%飽和相
当の硫酸アンモニウムを加えた溶液で平衡化した
フエニル・セフアロースカラムに通じ、水により
塩濃度を減少させることによつてアルコールオキ
シダーゼを溶出させた。 このようにして得たアルコールオキシダーゼは
アクリルアミドデイスク電気泳動で単一なバンド
を与え、さらにセフアクリルS−300ゲルクロマ
トグラフイーにおいても、分子量約300000のとこ
ろに単一のピークを与えた。 その収量は約7mgで、酵素1mgあたり約40単位
の力価を示した。 次に、このようにして得たアルコールオキシダ
ーゼと、比較のためキヤンデイダN−16(微工研
菌寄 第425号。)をアグリカルチヤル アンド
バイオロジカルケミストリー36巻、13号、2297〜
2306頁、1972年(Agricultural and Biological
Chemistry Vol36No.13 2297〜2307、1972)に記
載の手法により培養し、かつ同文献記載の手法に
より精製して得たアルコールオキシダーゼとの保
存安定性を調べた(比較例1)。 保存安定性の試験は100mM、PH7.5のリン酸緩
衝液10mlに、それぞれ1mgのアルコールオキシダ
ーゼを溶解し、メンブランフイルターにより滅菌
後、30℃に保ち、活性の経時変化を測定した。 その結果を第1図に示す。図中の曲線Aが実施
例1、曲線Bが比較例1である。この結果からあ
きらかなように、キヤンデイダN−16から得られ
たアルコールオキシダーゼは、30℃で2日間保存
することによりほぼ完全にその活性を不可逆的に
失うのに対し、本発明のアルコールオキシダーゼ
は30日経過した時点でも約60%の活性が保持され
ていた。 このように、本発明のアルコールオキシダーゼ
は驚くほど安定であり、これを長期間保存するこ
とができる性質を有している。この性質は、いま
までのアルコールオキシダーゼにはないものであ
る。 実施例 2 (NH42SO410g、KH2PO42.5g、MgSO4
7H2O2.5g、NaCl0.25g、FeSO4・7H2O0.01g、
酵母エキス0.1g、ビオチン10μg、チアミン塩酸
塩400μg、水1、PH4.5からなる培地15を30
容ジヤーフアーメンターに入れ、1Kg/cm2で20
分間殺菌し、これにメタノールを0.5(V/V)%
となるように添加した。この培地に同様組成培地
で、あらかじめマイヤーフラスコにて36時間培養
しておいたトルプロシスR−14(微工研菌寄第
3114号。)の培養液を2容量%植菌し、35℃で通
気培養を行つた。PHはアンモニア水を用いて自動
的に4.5になるように維持し、培養液中のメタノ
ール濃度は0.2〜0.5(V/V)%となるように逐
次添加しながら培養した。培養45時間後にメタノ
ールの添加量は15(V/V)%に達したので、培
養を停止し、遠心分離により集菌したところ、1
あたり450gの湿菌体が得られた。 この菌体450gをPH7.5の25mMリン酸緩衝液3
に懸濁し、ダイノミルにて細胞を破壊した後、
遠心分離してアルコールオキシダーゼ活性を有す
る粗酵素液を得た。 この粗酵素液に15%飽和相当の硫酸アンモニウ
ムを加え、あらかじめ上記リン酸緩衝液に15%飽
和相当の硫酸アモニウムを加えた溶液で平衡化し
たフエニル・セフアロースカラムに通じ、水によ
り塩濃度を減少させることによつてアルコールオ
キシダーゼを溶出させた。次に、この画分を集
め、濃縮後、上記リン酸緩衝液に透析し、あらか
じめ上記リン酸緩衝液で平衡化したDEAE−セフ
アセルカラムに通じ、塩化カリウムを上記リン酸
緩衝液に加えた溶液に溶出せしめると、塩化カリ
ウム濃度0.15M近くに目的のアルコールオキシダ
ーゼが溶出した。 このようにして得たアルコールオキシダーゼ
は、実施例1と同様にアクリルアミドデイスク電
気泳動で単一なバンドを与え、さらにセフアクリ
ルS−300ゲルクロマトグラフイーにおいても、
分子量約300000のところに単一のピークを与え
た。 また、このアルコールオキシダーゼを実施例1
と同様な保存安定性の試験を行つたところ、実施
例1と同様の保存安定性の結果が得られた。 (発明の効果) 本発明のアルコールオキシダーゼは、極めて優
れた保存安定性を有している。この優れた性能を
利用してアルコールをアルデヒドに変換させる系
に適用させることができる。すなわち、アルコー
ルオキシダーゼを包括法により固定し、30℃にお
いて連続的にアルコールをアルデヒドに変換させ
るものである。その結果、従来のアルコールオキ
シダーゼでは2〜3日でその触媒能力を完全に失
つていたものが、本発明のアルコールオキシダー
ゼを用いると、30日後においても初期の60%の能
力を維持し、新たに40%のアルコールオキシダー
ゼを加えることにより、初期と同程度の能力を持
つようになり、この操作を繰り返すことにより、
半永続的にアルコールをアルデヒドに変換させる
ことが可能である。 また、本発明のアルコールオキシダーゼは、驚
くべきことにその基質特異性が広いうえに、さら
に顕著な特色を持つている。すなわち、従来の酵
母由来のアルコールオキシダーゼがメタノール及
びエタノールに同時程度反応するのに対し、本発
明のアルコールオキシダーゼはエタノールに強く
反応するが、メタノールにはエタノールの約35%
の反応性しか示さない。この性質は、エタノール
の混在しているエタノール溶液のエタノール濃度
を酵素法で測定する時、正誤差を小さくすること
ができ、エタノールの測定法として、このアルコ
ールオキシダーゼを用いれば、正確にエタノール
測定ができることを意味し、工業的なアルコー
ル、アルデヒドの製造に加えて分析面でも産業上
有益である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のアルコールオキシダーゼ
(曲線A)及びキヤンデイダから得られたアルコ
ールオキシダーゼ(曲線B)を30℃で保存し、活
性の経時変化(残存活性)を示す図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 以下の性状を有するアルコールオキシダー
    ゼ。 (a) 作用:次の反応を触媒する。 RCH2OH+O2RCHO+H2O2 (ただし、Rは水素又はアルキル基を表す。) (b) 基質特異性:メタノール及びエタノールに対
    するミカエリス定数は、おのおの約6mM及び
    17mMである。 (c) 至適PH:約7〜9 (d) 安定PH:約6〜10 (e) 作用適温の範囲:約25〜40℃ (f) 耐熱性:35℃、15分間の加熱に対して安定で
    ある。 (g) 分子量:約3×105、サブユニツトの分子量
    は7.5×104。 2 35℃以上で生育可能なトルロプシス
    (Torulopusis)属に属する酵母をアルコール培
    地に培養し、培養物から以下の性状を有するアル
    コールオキシダーゼを採取することを特徴とする
    アルコールオキシダーゼの製造方法。 (a) 作用:次の反応を触媒する。 RCH2OH+O2RCHO+H2O2 (ただし、Rは水素又はアルキル基を表す。) (b) 基質特異性:メタノール及びエタノールに対
    するミカエリス定数は、おのおの約6mM及び
    17mMである。 (c) 至適PH:約7〜9 (d) 安定PH:約6〜10 (e) 作用適温の範囲:約25〜40℃ (f) 耐熱性:35℃、15分間の加熱に対して安定で
    ある。 (g) 分子量:約3×105、サブユニツトの分子量
    は7.5×104
JP59217522A 1984-10-17 1984-10-17 アルコ−ルオキシダ−ゼ及びその製造方法 Granted JPS6196986A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59217522A JPS6196986A (ja) 1984-10-17 1984-10-17 アルコ−ルオキシダ−ゼ及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59217522A JPS6196986A (ja) 1984-10-17 1984-10-17 アルコ−ルオキシダ−ゼ及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6196986A JPS6196986A (ja) 1986-05-15
JPH0518553B2 true JPH0518553B2 (ja) 1993-03-12

Family

ID=16705559

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59217522A Granted JPS6196986A (ja) 1984-10-17 1984-10-17 アルコ−ルオキシダ−ゼ及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6196986A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8409477B2 (en) 2007-09-27 2013-04-02 Mitsubishi Materials Corporation ZnO vapor deposition material, process for producing the same, and ZnO film

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2786679B2 (ja) * 1989-07-24 1998-08-13 旭化成工業株式会社 新規なω位カルボキシアルコール酸化酵素
US5206148A (en) * 1989-07-24 1993-04-27 Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha Method for assaying aliphatic alcohol, aliphatic aldehyde or ω-carboxylic acid derivatives thereof
CN113403291A (zh) * 2021-06-22 2021-09-17 华侨大学 一种醛醇氧化酶二聚体及其制备方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8409477B2 (en) 2007-09-27 2013-04-02 Mitsubishi Materials Corporation ZnO vapor deposition material, process for producing the same, and ZnO film

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6196986A (ja) 1986-05-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3590647B2 (ja) アルコール/アルデヒド脱水素酵素
CA1156573A (en) Strain uk 788 and process for producing a useful enzyme
Dijken et al. Growth of Hansenula polymorpha in a methanol-limited chemostat
JPH0671425B2 (ja) ウリカ−ゼおよびその製造法
KR100701819B1 (ko) 알데하이드 탈수소효소
JPH0518553B2 (ja)
US4753882A (en) Urease and process for preparation thereof
JP3086301B2 (ja) L−グロノ−ガンマ−ラクトン脱水素酵素
EP0029976B1 (en) A biologically pure culture of strain ifo 14093 and a process for producing an intracellular component herefrom
JPH07246092A (ja) カタラーゼ及びその製造方法
JP2662460B2 (ja) フルクトース‐1,6‐ビスホスフアート‐アルドラーゼ、その製造方法及びその使用方法
JPS58201985A (ja) グルコ−ス脱水素酵素の生産方法
CA1156570A (en) Glucose-6-phosphate dehydrogenase and process for preparation thereof
US5610045A (en) Producing a high content of acetate kinase using bacillus stearothermophilus
RU2032743C1 (ru) Способ получения дрожжевой алкогольоксидазы
JPS58116690A (ja) D−β−ヒドロキシアミノ酸の製造法
JPS6341558B2 (ja)
JPS5817590B2 (ja) L−リンゴ酸脱水素酸素の製造法
JP2598718B2 (ja) 新規インドール−3−ピルビン酸デカルボキシラーゼおよびその製造法
JPS63198984A (ja) アルコ−ルオキシダ−ゼ及びその製造方法
JPH0239237B2 (ja) Shusanokishidaazenoseizoho
JPH0212558B2 (ja)
JPH0420288A (ja) フッ化物イオンに耐性な細菌カタラーゼ及びそれを生産するミクロコッカスsp.kwi‐5菌株
Shulgovskaya et al. Exponential growth phase of Pseudomonas methanolica batch cultures
JPS6033473B2 (ja) モノメチルアミン酸化酵素およびその製造法