JPH05188109A - 部分放電測定方法 - Google Patents
部分放電測定方法Info
- Publication number
- JPH05188109A JPH05188109A JP514092A JP514092A JPH05188109A JP H05188109 A JPH05188109 A JP H05188109A JP 514092 A JP514092 A JP 514092A JP 514092 A JP514092 A JP 514092A JP H05188109 A JPH05188109 A JP H05188109A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- partial discharge
- optical fiber
- cable
- insulator
- measured
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Testing Relating To Insulation (AREA)
- Locating Faults (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 周囲のノイズ等に影響されることなく、ケー
ブルや高圧機器の部分放電を連続的に監視することがで
きるとともに、部分放電の発生箇所を標定することがで
きる部分放電測定方法を提供すること。 【構成】 高電圧が印加される被測定対象1の絶縁物1
B,2Aの近傍に光ファイバ5を配設し、その一端を光
源4に接続するとともに、その他端を部分放電測定器7
に接続する。被測定対象1の絶縁物1B,2Aの欠陥部
に部分放電が発生すると、超音波が発生し、光ファイバ
5を伝播する光に偏波面変動が生ずる。部分放電測定器
7は上記偏波面変動を検出し被測定対象1の部分放電を
監視測定する。また、被測定対象の絶縁物の近傍に2本
の光ファイバを配設し、その一方端を接続してループ部
において折り返し、部分放電による偏波面変動の時間差
を検出することにより、部分放電の発生箇所を標定する
ことができる。
ブルや高圧機器の部分放電を連続的に監視することがで
きるとともに、部分放電の発生箇所を標定することがで
きる部分放電測定方法を提供すること。 【構成】 高電圧が印加される被測定対象1の絶縁物1
B,2Aの近傍に光ファイバ5を配設し、その一端を光
源4に接続するとともに、その他端を部分放電測定器7
に接続する。被測定対象1の絶縁物1B,2Aの欠陥部
に部分放電が発生すると、超音波が発生し、光ファイバ
5を伝播する光に偏波面変動が生ずる。部分放電測定器
7は上記偏波面変動を検出し被測定対象1の部分放電を
監視測定する。また、被測定対象の絶縁物の近傍に2本
の光ファイバを配設し、その一方端を接続してループ部
において折り返し、部分放電による偏波面変動の時間差
を検出することにより、部分放電の発生箇所を標定する
ことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はケーブルあるいは高圧機
器の部分放電測定方法に関し、特に、光ファイバの偏波
面変動を利用して部分放電を測定する部分放電測定方法
に関するものである。
器の部分放電測定方法に関し、特に、光ファイバの偏波
面変動を利用して部分放電を測定する部分放電測定方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ケーブルの部分放電を測定する方法とし
て、従来から、図5に示す方法が知られている。同図に
おいて、101は部分放電の測定の対象となるケーブ
ル、102はケーブルの終端接続部、103は電源端
子、104は変圧器、105は測定用のコンデンサ、1
06,107は測定用の抵抗、108,109は測定
器、110はケーブル101の対地容量である。
て、従来から、図5に示す方法が知られている。同図に
おいて、101は部分放電の測定の対象となるケーブ
ル、102はケーブルの終端接続部、103は電源端
子、104は変圧器、105は測定用のコンデンサ、1
06,107は測定用の抵抗、108,109は測定
器、110はケーブル101の対地容量である。
【0003】同図におけるコンデンサ105の容量はケ
ーブル101の対地容量106と略同じ値に設定されて
おり、ケーブルの終端接続部に接続されている。また、
測定用の抵抗107はケーブル101の終端接続部近傍
のしゃへい層に接続されている。同図において、ケーブ
ル101の部分放電を測定する場合には、電源端子10
3に商用交流信号を加えて、ケーブル101に例えば6
0kVの高電圧を印加し、抵抗106および抵抗107
に流れる電流の差を測定器108,109で測定する。
ーブル101の対地容量106と略同じ値に設定されて
おり、ケーブルの終端接続部に接続されている。また、
測定用の抵抗107はケーブル101の終端接続部近傍
のしゃへい層に接続されている。同図において、ケーブ
ル101の部分放電を測定する場合には、電源端子10
3に商用交流信号を加えて、ケーブル101に例えば6
0kVの高電圧を印加し、抵抗106および抵抗107
に流れる電流の差を測定器108,109で測定する。
【0004】ケーブル101に高電圧を印加するとコロ
ナ放電を起こし気中に放電するが、この放電により発生
するノイズは抵抗106および抵抗107の両方に流れ
て相殺され測定器108,109の測定値に差は生じな
い。ケーブル101が部分放電を起こすと、部分放電に
よるパルス信号により測定器108,109の測定値に
差が生ずる。この差信号を検出することにより、部分放
電の発生を検出することができる。
ナ放電を起こし気中に放電するが、この放電により発生
するノイズは抵抗106および抵抗107の両方に流れ
て相殺され測定器108,109の測定値に差は生じな
い。ケーブル101が部分放電を起こすと、部分放電に
よるパルス信号により測定器108,109の測定値に
差が生ずる。この差信号を検出することにより、部分放
電の発生を検出することができる。
【0005】ところで、ケーブル等の実使用時におい
て、絶縁体内にボイド、突起、異物などの欠陥が存在す
ると、課電により部分放電が発生し、電気トリーを経て
絶縁破壊に至る。したがって、ケーブル等の実使用時に
連続的に絶縁状態を監視することは保守管理上非常に重
要なこととなっている。
て、絶縁体内にボイド、突起、異物などの欠陥が存在す
ると、課電により部分放電が発生し、電気トリーを経て
絶縁破壊に至る。したがって、ケーブル等の実使用時に
連続的に絶縁状態を監視することは保守管理上非常に重
要なこととなっている。
【0006】しかしながら、上記した従来の部分放電測
定方法では、部分放電を測定する際、被測定物のケーブ
ルの課電を停止して測定用のコンデンサ105を取り付
け、ケーブル101に再課電を行う必要があり、部分放
電を連続的に監視することができないとともに、高圧の
機器にコンデンサを取り付けるという危険な作業を行う
必要があった。
定方法では、部分放電を測定する際、被測定物のケーブ
ルの課電を停止して測定用のコンデンサ105を取り付
け、ケーブル101に再課電を行う必要があり、部分放
電を連続的に監視することができないとともに、高圧の
機器にコンデンサを取り付けるという危険な作業を行う
必要があった。
【0007】また、上記方法による部分放電測定は、周
囲のノイズに影響され易く、確実な部分放電測定ができ
ないという欠点があつた。
囲のノイズに影響され易く、確実な部分放電測定ができ
ないという欠点があつた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した従
来技術の欠点を改善するためになされたものであって、
周囲のノイズ等に影響されることなく、ケーブルや高圧
機器の部分放電を連続的に監視することができるととも
に、部分放電の発生箇所を標定することができる部分放
電測定方法を提供することを目的とする。
来技術の欠点を改善するためになされたものであって、
周囲のノイズ等に影響されることなく、ケーブルや高圧
機器の部分放電を連続的に監視することができるととも
に、部分放電の発生箇所を標定することができる部分放
電測定方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の請求項1の発明は、高電圧が印加される被
測定対象1の絶縁物の近傍に光ファイバ5を配設し、被
測定対象の絶縁物の欠陥部で発生する部分放電による超
音波を、光ファイバ5中を伝播する光の偏波面変動によ
り検出し被測定対象1の部分放電を監視測定するように
構成したものである。
め、本発明の請求項1の発明は、高電圧が印加される被
測定対象1の絶縁物の近傍に光ファイバ5を配設し、被
測定対象の絶縁物の欠陥部で発生する部分放電による超
音波を、光ファイバ5中を伝播する光の偏波面変動によ
り検出し被測定対象1の部分放電を監視測定するように
構成したものである。
【0010】また、本発明の請求項2の発明は、高電圧
が印加される被測定対象1の絶縁物の近傍に2本の光フ
ァイバ5を配設し、その一方端を接続してループ部5A
において折り返すとともに、光ファイバ5の他方端に、
光ファイバ5中を伝播する光の偏波面変動を検出する測
定手段7を設け、被測定対象1の絶縁物の欠陥部で発生
する部分放電による偏波面変動の時間差を測定手段7に
より検出することにより、部分放電の発生箇所を標定す
るように構成したものである。
が印加される被測定対象1の絶縁物の近傍に2本の光フ
ァイバ5を配設し、その一方端を接続してループ部5A
において折り返すとともに、光ファイバ5の他方端に、
光ファイバ5中を伝播する光の偏波面変動を検出する測
定手段7を設け、被測定対象1の絶縁物の欠陥部で発生
する部分放電による偏波面変動の時間差を測定手段7に
より検出することにより、部分放電の発生箇所を標定す
るように構成したものである。
【0011】
【作用】高電圧が印加される被測定対象1の絶縁物の欠
陥部に部分放電が発生すると、超音波が発生する。この
超音波振動により、絶縁物の近傍に配設された光ファイ
バ5が振動してその主軸に変動を与え、光ファイバ5を
伝播する光に偏波面変動が生ずる。
陥部に部分放電が発生すると、超音波が発生する。この
超音波振動により、絶縁物の近傍に配設された光ファイ
バ5が振動してその主軸に変動を与え、光ファイバ5を
伝播する光に偏波面変動が生ずる。
【0012】本発明の請求項1の発明は上記偏波面変動
を検出することにより、被測定対象1の絶縁物の欠陥部
に部分放電が発生したことを検出する。また、被測定対
象1の絶縁物の近傍に2本の光ファイバ5を配設し、そ
の一方端を接続してループ部5Aにおいて折り返すとと
もに、光ファイバ5の他方端に測定手段7を設けること
により、被測定対象1の絶縁物の欠陥部に部分放電が発
生した際、光ファイバ5中を伝播する光の伝送遅れによ
り、部分放電の発生箇所に応じた時間差を持つ2つの偏
波面変動が検出される。
を検出することにより、被測定対象1の絶縁物の欠陥部
に部分放電が発生したことを検出する。また、被測定対
象1の絶縁物の近傍に2本の光ファイバ5を配設し、そ
の一方端を接続してループ部5Aにおいて折り返すとと
もに、光ファイバ5の他方端に測定手段7を設けること
により、被測定対象1の絶縁物の欠陥部に部分放電が発
生した際、光ファイバ5中を伝播する光の伝送遅れによ
り、部分放電の発生箇所に応じた時間差を持つ2つの偏
波面変動が検出される。
【0013】本発明の請求項2の発明は、測定手段7に
より2つの偏波面変動の時間差を検出することにより部
分放電の発生箇所を標定する。
より2つの偏波面変動の時間差を検出することにより部
分放電の発生箇所を標定する。
【0014】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例を示す図であ
る。同図において、1はケーブル、1Aはケーブル導
体、1Bはケーブル絶縁体、1Cはケーブルしゃへい
体、2は接続部、2Aは接続部絶縁体、2Bは接続部し
ゃへい体、3はケーブル導体スリーブ、4は光源、5は
光ファイバ、6は光ファイバ余長収納箱、7は部分放電
測定器である。
る。同図において、1はケーブル、1Aはケーブル導
体、1Bはケーブル絶縁体、1Cはケーブルしゃへい
体、2は接続部、2Aは接続部絶縁体、2Bは接続部し
ゃへい体、3はケーブル導体スリーブ、4は光源、5は
光ファイバ、6は光ファイバ余長収納箱、7は部分放電
測定器である。
【0015】同図において、ケーブル1は接続部2を介
して相互に接続されている。ケーブル1の撚線からなる
ケーブル導体1Aはケーブル導体スリーブ3により接続
され、ケーブル導体1Aの周囲および接続部2のケーブ
ル導体スリーブ3の周囲にはケーブル絶縁体1Bおよび
接続部絶縁体2Aが設けられている。ケーブル絶縁体1
Bおよび接続部絶縁体2Aの周囲はそれぞれケーブルし
ゃへい体1Cおよび接続部しゃへい体2Bにより覆われ
ている。
して相互に接続されている。ケーブル1の撚線からなる
ケーブル導体1Aはケーブル導体スリーブ3により接続
され、ケーブル導体1Aの周囲および接続部2のケーブ
ル導体スリーブ3の周囲にはケーブル絶縁体1Bおよび
接続部絶縁体2Aが設けられている。ケーブル絶縁体1
Bおよび接続部絶縁体2Aの周囲はそれぞれケーブルし
ゃへい体1Cおよび接続部しゃへい体2Bにより覆われ
ている。
【0016】また、ケーブル絶縁体1Bおよび接続部絶
縁体2Aの周面にはその長さ方向に沿って光ファイバ5
が巻き付けられており、各ケーブル絶縁体1B上の光フ
ァイバ5は接続部絶縁体2A上で余長をもって接続され
ている。光ファイバ5の余長は接続部絶縁体2A上の余
長収納箱6内に収納されている。また、光ファイバ5の
一端は光源4に接続され、その他端は部分放電測定器7
に接続されている。
縁体2Aの周面にはその長さ方向に沿って光ファイバ5
が巻き付けられており、各ケーブル絶縁体1B上の光フ
ァイバ5は接続部絶縁体2A上で余長をもって接続され
ている。光ファイバ5の余長は接続部絶縁体2A上の余
長収納箱6内に収納されている。また、光ファイバ5の
一端は光源4に接続され、その他端は部分放電測定器7
に接続されている。
【0017】図2は本発明の第1の実施例における部分
放電測定システムの構成を示す図である。同図におい
て、1はケーブル、2は接続部、4は光源、5は光ファ
イバ、8は偏光子、9は光ー電気変換器、10は信号処
理部、11は警報部、12は終端接続部であり、図1と
同一のものには同一の符号が付されている。また、図1
の部分放電測定器7は図2において、偏光子8、光ー電
気変換器9、信号処理部10、警報部11に相当する。
放電測定システムの構成を示す図である。同図におい
て、1はケーブル、2は接続部、4は光源、5は光ファ
イバ、8は偏光子、9は光ー電気変換器、10は信号処
理部、11は警報部、12は終端接続部であり、図1と
同一のものには同一の符号が付されている。また、図1
の部分放電測定器7は図2において、偏光子8、光ー電
気変換器9、信号処理部10、警報部11に相当する。
【0018】同図において、ケーブル1の周囲には図1
に示したように光ファイバ5が巻き付けられており、光
ファイバ5の一端は例えば半導体レーザより構成される
光源4に接続されている。
に示したように光ファイバ5が巻き付けられており、光
ファイバ5の一端は例えば半導体レーザより構成される
光源4に接続されている。
【0019】光ファイバ5の他端は光の偏波変動を検出
する偏光子8に入力され、偏光子8の出力は光ー電気変
換器9より電気信号に変換される。光ー電気変換器9に
より変換された電気信号は信号処理部10に与えられ、
変換された電気信号に基づき部分放電の発生が検出され
る。警報部11はケーブル1に部分放電が発生すると警
報を発生する。
する偏光子8に入力され、偏光子8の出力は光ー電気変
換器9より電気信号に変換される。光ー電気変換器9に
より変換された電気信号は信号処理部10に与えられ、
変換された電気信号に基づき部分放電の発生が検出され
る。警報部11はケーブル1に部分放電が発生すると警
報を発生する。
【0020】つぎに、図1および図2により本発明の第
1の実施例の動作を説明する。光源4の半導体レーザが
発生する出力光は光ファイバ5を介してケーブル1の他
端に達し、部分放電測定器7の偏光子8に入射し、光ー
電気変換器9により電気信号に変換される。ケーブル1
に部分放電が発生していない場合には、光ファイバ5に
偏波面変動が発生せず、偏光子8には光源4が発生する
光と同一の光が入射し、光ー電気変換器9は部分放電検
出信号を発生しない。
1の実施例の動作を説明する。光源4の半導体レーザが
発生する出力光は光ファイバ5を介してケーブル1の他
端に達し、部分放電測定器7の偏光子8に入射し、光ー
電気変換器9により電気信号に変換される。ケーブル1
に部分放電が発生していない場合には、光ファイバ5に
偏波面変動が発生せず、偏光子8には光源4が発生する
光と同一の光が入射し、光ー電気変換器9は部分放電検
出信号を発生しない。
【0021】ケーブル1の欠陥部より部分放電が発生す
ると、ケーブルの欠陥部におけるボイド内の空気が急激
に膨張し、超音波が発生する。この超音波振動により、
ケーブルの周囲に巻き付けられた光ファイバ5が振動し
てその主軸に変動を与え、光源4より発せられた光に偏
波面変動が生ずる。この偏波面変動は部分放電測定器7
の偏光子8により検出され、光ー電気変換器9により電
気信号に変換される。
ると、ケーブルの欠陥部におけるボイド内の空気が急激
に膨張し、超音波が発生する。この超音波振動により、
ケーブルの周囲に巻き付けられた光ファイバ5が振動し
てその主軸に変動を与え、光源4より発せられた光に偏
波面変動が生ずる。この偏波面変動は部分放電測定器7
の偏光子8により検出され、光ー電気変換器9により電
気信号に変換される。
【0022】光ー電気変換器9の出力は信号処理部10
において所定値と比較され、部分放電が発生し、光ー電
気変換器9の出力が所定値を越えると信号処理部10が
出力を発生する。信号処理部10の出力は警報部11に
与えられ、部分放電が発生とたことを報知する。
において所定値と比較され、部分放電が発生し、光ー電
気変換器9の出力が所定値を越えると信号処理部10が
出力を発生する。信号処理部10の出力は警報部11に
与えられ、部分放電が発生とたことを報知する。
【0023】本実施例によれば、光ファイバをケーブル
絶縁体上に長さ方向に沿って配設することにより、ケー
ブルの何れかで発生する部分放電を検出することが出来
るので、ケーブルの課電を止めることなく部分放電を連
続測定することが可能である。また、光ファイバは電気
的な外来ノイズの影響を受けることがないので、確実に
部分放電を測定することができる。
絶縁体上に長さ方向に沿って配設することにより、ケー
ブルの何れかで発生する部分放電を検出することが出来
るので、ケーブルの課電を止めることなく部分放電を連
続測定することが可能である。また、光ファイバは電気
的な外来ノイズの影響を受けることがないので、確実に
部分放電を測定することができる。
【0024】図3は本発明の第2の実施例を示す図であ
り、本実施例のものは、光ファイバを用いた部分放電測
定方法において、部分放電が発生した箇所を標定できる
ようにしたものである。図3において、図1と同一のも
のについては同一の符号が付されており、本実施例にお
いては、ケーブル1の周囲に光ファイバを2本巻付け、
ケーブル1の一端に光源4および部分放電測定器7を設
けるとともに、ケーブル1の他端に光ファイバ5のルー
プ部5Aを設けている。
り、本実施例のものは、光ファイバを用いた部分放電測
定方法において、部分放電が発生した箇所を標定できる
ようにしたものである。図3において、図1と同一のも
のについては同一の符号が付されており、本実施例にお
いては、ケーブル1の周囲に光ファイバを2本巻付け、
ケーブル1の一端に光源4および部分放電測定器7を設
けるとともに、ケーブル1の他端に光ファイバ5のルー
プ部5Aを設けている。
【0025】図4は本実施例における部分放電発生箇所
の標定原理を説明するための図であり、同図aはケーブ
ル1に部分放電が発生した際、部分放電測定器7におい
て観測される波形を示し、同図bは図3を模式的に示し
た図である。つぎに、図3および図4を用いて本実施例
の動作を説明する。図3において、ケーブル1の一端A
点に設けられた光源4が発生する光は光ファイバ5を経
由してケーブル1の他端B点に達する。そして、ケーブ
ル1の他端B点に設けられたループ部5Aで折り返さ
れ、再び、光ファイバ5を介してケーブルの一端A点に
達し部分放電測定器7に入力される。
の標定原理を説明するための図であり、同図aはケーブ
ル1に部分放電が発生した際、部分放電測定器7におい
て観測される波形を示し、同図bは図3を模式的に示し
た図である。つぎに、図3および図4を用いて本実施例
の動作を説明する。図3において、ケーブル1の一端A
点に設けられた光源4が発生する光は光ファイバ5を経
由してケーブル1の他端B点に達する。そして、ケーブ
ル1の他端B点に設けられたループ部5Aで折り返さ
れ、再び、光ファイバ5を介してケーブルの一端A点に
達し部分放電測定器7に入力される。
【0026】ここで、図4bのF点で部分放電が発生す
ると、光ファイバ5のC点およびD点で光ファイバ5中
を伝播する光に偏波面変動が生じる。この部分放電によ
り、まず、光ファイバ5のD点で検出された光信号の偏
波面変動が光ファイバ5を介して部分放電測定器7に入
力される。ついで、光ファイバ5のC点で検出された光
信号の変動が、部分放電発生点Fよりケーブル1のB点
に達し、B点のループ部5Aで折り返され、光ファイバ
5を介して部分放電測定器7に入力される。
ると、光ファイバ5のC点およびD点で光ファイバ5中
を伝播する光に偏波面変動が生じる。この部分放電によ
り、まず、光ファイバ5のD点で検出された光信号の偏
波面変動が光ファイバ5を介して部分放電測定器7に入
力される。ついで、光ファイバ5のC点で検出された光
信号の変動が、部分放電発生点Fよりケーブル1のB点
に達し、B点のループ部5Aで折り返され、光ファイバ
5を介して部分放電測定器7に入力される。
【0027】今、光信号が図4のC点からB点に達しル
ープ部5Aで折り返されてD点に達するまでの時間をT
(sec) とすると、部分放電測定器で観測される光信号の
変動は、図4aに示すように、時間T(sec) の間隔で2
度観測される。そして、光ファイバ5中を伝播する光の
速度をV(m/s) とし、F点とB点の距離をL(m) とする
と、下式が成り立つ。
ープ部5Aで折り返されてD点に達するまでの時間をT
(sec) とすると、部分放電測定器で観測される光信号の
変動は、図4aに示すように、時間T(sec) の間隔で2
度観測される。そして、光ファイバ5中を伝播する光の
速度をV(m/s) とし、F点とB点の距離をL(m) とする
と、下式が成り立つ。
【0028】T・V=2L 故に、B点より部分放電発生点Fまでの距離は、 L=T・V/2 により求めることができる。したがって、部分放電が発
生した際、部分放電測定器7により検出された光信号の
変動間隔Tを求めることにより、部分放電の発生箇所を
標定することができる。
生した際、部分放電測定器7により検出された光信号の
変動間隔Tを求めることにより、部分放電の発生箇所を
標定することができる。
【0029】なお、上記実施例においては、光ファイバ
をケーブルに巻き付けて部分放電を測定する例を示した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、例
えば、光ファイバをケーブルに沿わせて配設するなど、
ケーブルに部分放電が発生した際、部分放電による超音
波振動を検出できるような位置に光ファイバを配設すれ
ば、上記実施例に示したものと同様の効果を得ることが
できる。
をケーブルに巻き付けて部分放電を測定する例を示した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、例
えば、光ファイバをケーブルに沿わせて配設するなど、
ケーブルに部分放電が発生した際、部分放電による超音
波振動を検出できるような位置に光ファイバを配設すれ
ば、上記実施例に示したものと同様の効果を得ることが
できる。
【0030】また、上記した第1の実施例および第2の
実施例は、本発明をケーブルの部分放電測定に適用した
場合を示したものであるが、本発明は上記実施例に限定
されるものではなく、本発明は、変圧器、発電機などの
高圧機器の部分放電測定方法にも適用することができ
る。本発明を変圧器の部分放電測定に適用する場合に
は、例えば、光ファイバを変圧器の卷線に沿わせて配設
することにより、その部分放電を検出することができ
る。また、第2の実施例に示したように2本の光ファイ
バを用いることにより、変圧器内の部分放電の発生箇所
を標定することが可能となる。
実施例は、本発明をケーブルの部分放電測定に適用した
場合を示したものであるが、本発明は上記実施例に限定
されるものではなく、本発明は、変圧器、発電機などの
高圧機器の部分放電測定方法にも適用することができ
る。本発明を変圧器の部分放電測定に適用する場合に
は、例えば、光ファイバを変圧器の卷線に沿わせて配設
することにより、その部分放電を検出することができ
る。また、第2の実施例に示したように2本の光ファイ
バを用いることにより、変圧器内の部分放電の発生箇所
を標定することが可能となる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明においては、部分放電発生時に生ずる超音波振動
を光ファイバの偏波面変動により検出しているので、電
気的な外来ノイズの影響を受けることがなく、実使用下
でのケーブル全長の部分放電を感度良く連続測定するこ
とができる。
本発明においては、部分放電発生時に生ずる超音波振動
を光ファイバの偏波面変動により検出しているので、電
気的な外来ノイズの影響を受けることがなく、実使用下
でのケーブル全長の部分放電を感度良く連続測定するこ
とができる。
【0032】さらに、高電圧が印加される被測定対象の
絶縁物の近傍に2本の光ファイバを配設するとともに、
その一方端を接続してループ部で折り返し、光ファイバ
の他方端に設けた測定手段により偏波面変動の時間差を
検出することにより、部分放電の発生箇所を標定するこ
とが可能となる。
絶縁物の近傍に2本の光ファイバを配設するとともに、
その一方端を接続してループ部で折り返し、光ファイバ
の他方端に設けた測定手段により偏波面変動の時間差を
検出することにより、部分放電の発生箇所を標定するこ
とが可能となる。
【図1】本発明の第1の実施例を示す図である。
【図2】第1の実施例の測定システムの構成図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示す図である。
【図4】第2の実施例の原理を説明する図である。
【図5】従来例である。
1 ケーブル 1A ケーブル導体 1B ケーブル絶縁体 1C ケーブルしゃへい体 2 接続部 2A 接続部絶縁体 2B 接続部しゃへい体 3 ケーブル導体スリーブ 4 光源 5 光ファイバ 6 光ファイバ余長収納箱 7 部分放電測定器 8 偏光子 9 光ー電気変換器 10 信号処理部 11 警報部 12 終端接続部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤崎 晃 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 高電圧が印加される被測定対象(1) の絶
縁物の近傍に光ファイバ(5) を配設し、 被測定対象(1) の絶縁物の欠陥部で発生する部分放電に
よる超音波を、光ファイバ(5) 中を伝播する光の偏波面
変動により検出し、被測定対象の部分放電を監視測定す
ることを特徴とする部分放電測定方法。 - 【請求項2】 高電圧が印加される被測定対象(1) の絶
縁物の近傍に2本の光ファイバ(5) を配設し、その一方
端を接続してループ部(5A)において折り返すとともに、
光ファイバ(5) の他方端に、光ファイバ(5) 中を伝播す
る光の偏波面変動を検出する測定手段(7) を設け、 被測定対象(1) の絶縁物の欠陥部で発生する部分放電に
よる偏波面変動の時間差を測定手段(7) により検出する
ことにより、部分放電の発生箇所を標定することを特徴
とする部分放電測定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP514092A JPH05188109A (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | 部分放電測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP514092A JPH05188109A (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | 部分放電測定方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05188109A true JPH05188109A (ja) | 1993-07-30 |
Family
ID=11603006
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP514092A Pending JPH05188109A (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | 部分放電測定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05188109A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010085366A (ja) * | 2008-10-02 | 2010-04-15 | Toshiba Corp | 高電圧電気機器の絶縁異常診断装置 |
| CN106093715A (zh) * | 2016-03-17 | 2016-11-09 | 国网江西省电力科学研究院 | 一种电气设备局放源定位装置及定位方法 |
| CN108303625A (zh) * | 2018-02-08 | 2018-07-20 | 全球能源互联网欧洲研究院 | 电缆线路局部放电监测装置、方法、终端及可读存储介质 |
| CN115144712A (zh) * | 2022-08-11 | 2022-10-04 | 南京航空航天大学 | 一种局部放电光学超声检测系统 |
| CN115980525A (zh) * | 2023-01-05 | 2023-04-18 | 浙江华电器材检测研究院有限公司 | 一种电缆缺陷检测设备、方法、装置及可读存储介质 |
-
1992
- 1992-01-14 JP JP514092A patent/JPH05188109A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010085366A (ja) * | 2008-10-02 | 2010-04-15 | Toshiba Corp | 高電圧電気機器の絶縁異常診断装置 |
| CN106093715A (zh) * | 2016-03-17 | 2016-11-09 | 国网江西省电力科学研究院 | 一种电气设备局放源定位装置及定位方法 |
| CN108303625A (zh) * | 2018-02-08 | 2018-07-20 | 全球能源互联网欧洲研究院 | 电缆线路局部放电监测装置、方法、终端及可读存储介质 |
| CN108303625B (zh) * | 2018-02-08 | 2020-09-08 | 全球能源互联网欧洲研究院 | 电缆线路局部放电监测装置、方法、终端及可读存储介质 |
| CN115144712A (zh) * | 2022-08-11 | 2022-10-04 | 南京航空航天大学 | 一种局部放电光学超声检测系统 |
| CN115144712B (zh) * | 2022-08-11 | 2023-04-28 | 南京航空航天大学 | 一种局部放电光学超声检测系统 |
| CN115980525A (zh) * | 2023-01-05 | 2023-04-18 | 浙江华电器材检测研究院有限公司 | 一种电缆缺陷检测设备、方法、装置及可读存储介质 |
| CN115980525B (zh) * | 2023-01-05 | 2026-02-03 | 浙江华电器材检测研究院有限公司 | 一种电缆缺陷检测设备、方法、装置及可读存储介质 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| Sarkar et al. | Condition monitoring of high voltage transformers using Fiber Bragg Grating Sensor | |
| US6930491B2 (en) | Partial discharge detection test link, partial discharge detection system and methods for detecting partial discharge on a power cable | |
| Tian et al. | Partial discharge on-line monitoring for HV cable systems using electro-optic modulators | |
| JPH05188109A (ja) | 部分放電測定方法 | |
| Hui et al. | Partial discharge detection online in XLPE cable using the optical fiber Mach-Zehnder interferometer | |
| Zhu et al. | Disturbed pd detection system based on improved φ-otdr assisted by wfbg array | |
| Gu et al. | On-line calibration of partial discharge monitoring for power cable by HFCT method | |
| JP3199726B2 (ja) | 部分放電検出装置 | |
| KR200231460Y1 (ko) | 전력케이블및접속함의결함검출장치 | |
| Gräf et al. | Nonconventional partial discharge measurement using fiber optic sensor system for transmission systems and switchgear | |
| Futami et al. | Sensitivity evaluation of partial discharge measurement method for XLPE cable termination | |
| JP2568143B2 (ja) | 電力ケーブルの蓄積空間電荷分布測定方法 | |
| JP3272231B2 (ja) | 地絡電圧サージ検出方法および装置 | |
| Hashemi-Dezaki et al. | PD Monitoring of Extra High Voltage Cable Joint Using Embedded Fiber Optic Acoustic Emission-based Sensors | |
| JPH08178997A (ja) | 電力ケーブルの部分放電測定方法 | |
| JPH03214073A (ja) | 電力ケーブルの直流洩れ電流測定方法 | |
| Meinl et al. | Application of a fiber optic sagnac interferometer for acoustic partial discharge detection in switchgears | |
| JPS5928851B2 (ja) | 光フアイバケ−ブル障害監視法 | |
| JPH04140674A (ja) | 部分放電検出装置 | |
| JPH04203979A (ja) | 絶縁診断方法及びケーブル支持装置 | |
| JPH04320977A (ja) | 部分放電位置標定方法 | |
| JPH0519008A (ja) | 部分放電検出装置 | |
| Alexoudis et al. | Precise Localization of High-Voltage Breakdown Events Using $\phi $-Optical Time-Domain Reflectometry on an Optical Ground Wire | |
| Dean | Condition monitoring of 11-132 kV cable accessories | |
| JP2960782B2 (ja) | 部分放電測定方法 |