JPH05190164A - 密閉形アルカリ蓄電池 - Google Patents
密閉形アルカリ蓄電池Info
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- JPH05190164A JPH05190164A JP4024526A JP2452692A JPH05190164A JP H05190164 A JPH05190164 A JP H05190164A JP 4024526 A JP4024526 A JP 4024526A JP 2452692 A JP2452692 A JP 2452692A JP H05190164 A JPH05190164 A JP H05190164A
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M50/00—Constructional details or processes of manufacture of the non-active parts of electrochemical cells other than fuel cells, e.g. hybrid cells
- H01M50/30—Arrangements for facilitating escape of gases
- H01M50/317—Re-sealable arrangements
- H01M50/325—Re-sealable arrangements comprising deformable valve members, e.g. elastic or flexible valve members
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
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- H01M6/00—Primary cells; Manufacture thereof
- H01M6/04—Cells with aqueous electrolyte
- H01M6/06—Dry cells, i.e. cells wherein the electrolyte is rendered non-fluid
- H01M6/10—Dry cells, i.e. cells wherein the electrolyte is rendered non-fluid with wound or folded electrodes
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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- Y02P70/50—Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product
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- General Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Gas Exhaust Devices For Batteries (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 安定した作動圧力で作動する防爆安全機構を
備えた密閉形アルカリ蓄電池を提供する。 【構成】 電池の内圧の異常上昇時に電池内部の発生ガ
スを電池外部に放出させて電池破壊を防止する防爆安全
機構として、変形能の大きいゴム13と変形能の小さい
ゴム14とを一体積層化することによって構成した弾性
弁体12を用い、その変形能の大きいゴム13で弁孔1
0を閉塞する構成にする。
備えた密閉形アルカリ蓄電池を提供する。 【構成】 電池の内圧の異常上昇時に電池内部の発生ガ
スを電池外部に放出させて電池破壊を防止する防爆安全
機構として、変形能の大きいゴム13と変形能の小さい
ゴム14とを一体積層化することによって構成した弾性
弁体12を用い、その変形能の大きいゴム13で弁孔1
0を閉塞する構成にする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、密閉形アルカリ蓄電池
に係わり、さらに詳しくはその防爆安全機構の改良に関
する。
に係わり、さらに詳しくはその防爆安全機構の改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、密閉形アルカリ蓄電池では、電
池反応に伴う発生ガスによって電池の内圧が異常に上昇
した場合、電池ケースの破裂や封口蓋の飛び出しなどに
よる電池破壊が生じる危険性があることから、ある程度
の内圧に達した際に発生ガスを電池外部へ逃がして上記
破壊を未然に防止する、いわゆる防爆安全機構が必要と
される。
池反応に伴う発生ガスによって電池の内圧が異常に上昇
した場合、電池ケースの破裂や封口蓋の飛び出しなどに
よる電池破壊が生じる危険性があることから、ある程度
の内圧に達した際に発生ガスを電池外部へ逃がして上記
破壊を未然に防止する、いわゆる防爆安全機構が必要と
される。
【0003】そして、そのような防爆安全機構として
は、たとえば、実開昭64−35665号公報に示され
ているように、封口蓋の弁室に単一組成のゴムで一体成
形した弾性弁体を圧縮装填し、この弾性弁体で封口板に
設けた弁孔を閉塞して密閉し、電池内部にガスが発生し
て電池の内圧が上昇した場合には、上記弾性弁体が変形
し、弁孔および排気孔との間に隙間をつくって、電池内
部のガスを電池外部に放出させて電池破壊を防止する構
成がとられている。
は、たとえば、実開昭64−35665号公報に示され
ているように、封口蓋の弁室に単一組成のゴムで一体成
形した弾性弁体を圧縮装填し、この弾性弁体で封口板に
設けた弁孔を閉塞して密閉し、電池内部にガスが発生し
て電池の内圧が上昇した場合には、上記弾性弁体が変形
し、弁孔および排気孔との間に隙間をつくって、電池内
部のガスを電池外部に放出させて電池破壊を防止する構
成がとられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような弾性弁体を用いた防爆安全機構では、弾性弁体の
厚みのバラツキや、弁室を形成する封口板や端子板の寸
法バラツキなどによって、作動圧力にある程度バラツキ
が発生するのを避けることができず、充分な安全性が確
保されていないのが現状である。
ような弾性弁体を用いた防爆安全機構では、弾性弁体の
厚みのバラツキや、弁室を形成する封口板や端子板の寸
法バラツキなどによって、作動圧力にある程度バラツキ
が発生するのを避けることができず、充分な安全性が確
保されていないのが現状である。
【0005】したがって、本発明は、従来の密閉形アル
カリ蓄電池が持っていた防爆安全機構の作動圧力がバラ
ツクという問題点を解決し、作動圧力のバラツキが少な
い安全性の優れた密閉形アルカリ蓄電池を提供すること
を目的とする。
カリ蓄電池が持っていた防爆安全機構の作動圧力がバラ
ツクという問題点を解決し、作動圧力のバラツキが少な
い安全性の優れた密閉形アルカリ蓄電池を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、変形能の異な
る2種類のゴムを積層一体化することによって弾性弁体
を構成し、その弾性弁体の変形能の大きい側のゴムで弁
孔を閉塞することによって、上記目的を達成したもので
ある。
る2種類のゴムを積層一体化することによって弾性弁体
を構成し、その弾性弁体の変形能の大きい側のゴムで弁
孔を閉塞することによって、上記目的を達成したもので
ある。
【0007】すなわち、弾性弁体を変形能の異なる2種
類のゴムを積層一体化して構成することにより、たと
え、部分的に押圧力の強いところがあったとしても、そ
の押圧力が変形能の大きいゴム中に均一に分散されて、
一点に集中しないので、弁室を形成する封口板と端子板
との平行度のバラツキや、弾性弁体の厚みのバラツキな
どがあったとしても、作動圧力のバラツキが少なくな
り、安定した作動圧力で防爆安全機構が作動するように
なり、高い安全性が確保されるようになる。
類のゴムを積層一体化して構成することにより、たと
え、部分的に押圧力の強いところがあったとしても、そ
の押圧力が変形能の大きいゴム中に均一に分散されて、
一点に集中しないので、弁室を形成する封口板と端子板
との平行度のバラツキや、弾性弁体の厚みのバラツキな
どがあったとしても、作動圧力のバラツキが少なくな
り、安定した作動圧力で防爆安全機構が作動するように
なり、高い安全性が確保されるようになる。
【0008】本発明において、弾性弁体を構成する変形
能の異なる2種類のゴムのうち、変形能の大きいゴムと
してはヤング率1×106 〜4×106 N/m2 のもの
が好ましい。この変形能の大きいゴムのヤング率が4×
106 N/m2 より大きくなると金属製の封口板に密着
しにくくなり、ヤング率が1×106 N/m2 より小さ
くなると封口板に密着しすぎるため、防爆安全機構の作
動圧力が狂うおそれがある。
能の異なる2種類のゴムのうち、変形能の大きいゴムと
してはヤング率1×106 〜4×106 N/m2 のもの
が好ましい。この変形能の大きいゴムのヤング率が4×
106 N/m2 より大きくなると金属製の封口板に密着
しにくくなり、ヤング率が1×106 N/m2 より小さ
くなると封口板に密着しすぎるため、防爆安全機構の作
動圧力が狂うおそれがある。
【0009】また、弾性弁体を構成する変形能の異なる
2種類のゴムのうち、変形能の小さいゴムとしてはヤン
グ率5×106 〜10×106 N/m2 のものが好まし
い。この変形能の小さいゴムのヤング率が10×106
N/m2 より大きくなると防爆安全機構の作動圧力が高
くなりすぎて安全性に問題が生じるようになり、ヤング
率が5×106 N/m2 より小さくなると防爆安全機構
の作動圧力が低下しすぎてサイクル特性に問題が生じる
ようになる。
2種類のゴムのうち、変形能の小さいゴムとしてはヤン
グ率5×106 〜10×106 N/m2 のものが好まし
い。この変形能の小さいゴムのヤング率が10×106
N/m2 より大きくなると防爆安全機構の作動圧力が高
くなりすぎて安全性に問題が生じるようになり、ヤング
率が5×106 N/m2 より小さくなると防爆安全機構
の作動圧力が低下しすぎてサイクル特性に問題が生じる
ようになる。
【0010】
【実施例】つぎに、本発明を図示の実施例に基づいて具
体的に説明する。
体的に説明する。
【0011】実施例1 図1は本実施例1の密閉形アルカリ蓄電池を示す要部破
断正面図であり、この図1において、1は有底円筒状で
金属製の電池ケースであり、2は封口蓋で、3は環状ガ
スケットである。
断正面図であり、この図1において、1は有底円筒状で
金属製の電池ケースであり、2は封口蓋で、3は環状ガ
スケットである。
【0012】4は正極で、5は負極であり、6はセパレ
ータであって、正極4、負極5ともシート状をしてお
り、これらの正極4と負極5とはそれらの間にセパレー
タ6を介在させて渦巻状に巻回して渦巻状電極体にし
て、上記電池ケース1内に収容されている。
ータであって、正極4、負極5ともシート状をしてお
り、これらの正極4と負極5とはそれらの間にセパレー
タ6を介在させて渦巻状に巻回して渦巻状電極体にし
て、上記電池ケース1内に収容されている。
【0013】上記正極4には正極活物質として水酸化ニ
ッケルが用いられ、負極5には負極活物質として水素を
可逆的に吸蔵・放出できる水素吸蔵合金が用いられてい
る。そして、上記電池ケース1内には、水酸化カリウム
水溶液からなるアルカリ電解液が注入され、その開口部
に環状ガスケット3を介して封口蓋2が配置され、電池
ケース1の開口縁部をかしめることによって、電池ケー
ス1の開口部は封口蓋2と環状ガスケット3とで封口さ
れている。
ッケルが用いられ、負極5には負極活物質として水素を
可逆的に吸蔵・放出できる水素吸蔵合金が用いられてい
る。そして、上記電池ケース1内には、水酸化カリウム
水溶液からなるアルカリ電解液が注入され、その開口部
に環状ガスケット3を介して封口蓋2が配置され、電池
ケース1の開口縁部をかしめることによって、電池ケー
ス1の開口部は封口蓋2と環状ガスケット3とで封口さ
れている。
【0014】封口蓋2は、封口板7と端子板8とでその
骨格部分が構成され、封口板7はその中央部が凹部にな
っていて、端子板8は中央部が凸部になっており、上記
封口板7と端子板8とは、それらの周縁部で溶接一体化
され、それらの中央部間には弁室9が形成されている。
骨格部分が構成され、封口板7はその中央部が凹部にな
っていて、端子板8は中央部が凸部になっており、上記
封口板7と端子板8とは、それらの周縁部で溶接一体化
され、それらの中央部間には弁室9が形成されている。
【0015】上記封口板7には、その凹部のほぼ中心部
に電池内部と上記弁室9とに連通する弁孔10が設けら
れ、上記端子板8には、その凸部の側面に電池外部と上
記弁室9とに連通する排気孔11が設けられている。
に電池内部と上記弁室9とに連通する弁孔10が設けら
れ、上記端子板8には、その凸部の側面に電池外部と上
記弁室9とに連通する排気孔11が設けられている。
【0016】そして、上記弁室9の内部には、弾性弁体
12が圧縮装填されている。この弾性弁体12は変形能
の大きいゴム13と変形能の小さいゴム14とを積層一
体化したものであり、変形能の小さいゴム14が端子板
8側に配置し、変形能の大きいゴム13が封口板7側に
配置して、この変形能の大きいゴム13が前記弁孔10
を閉塞して電池内部を密閉状態にしている。
12が圧縮装填されている。この弾性弁体12は変形能
の大きいゴム13と変形能の小さいゴム14とを積層一
体化したものであり、変形能の小さいゴム14が端子板
8側に配置し、変形能の大きいゴム13が封口板7側に
配置して、この変形能の大きいゴム13が前記弁孔10
を閉塞して電池内部を密閉状態にしている。
【0017】上記変形能の大きいゴム13としては、エ
チレン・プロピレン・ジエンモノマーゴム(EPDMゴ
ム)製でヤング率2×106 N/m2 のものが用いら
れ、変形能の小さいゴム14としては、エチレン・プロ
ピレン・ジエンモノマーゴム(EPDMゴム)製でヤン
グ率8×106 N/m2 のものが用いられている。
チレン・プロピレン・ジエンモノマーゴム(EPDMゴ
ム)製でヤング率2×106 N/m2 のものが用いら
れ、変形能の小さいゴム14としては、エチレン・プロ
ピレン・ジエンモノマーゴム(EPDMゴム)製でヤン
グ率8×106 N/m2 のものが用いられている。
【0018】上記弾性弁体12は、弁室9に圧縮装填さ
れ、その変形能の大きいゴム13が弁孔10を閉塞して
電池内部を密閉状態に保っているが、より強い力がかか
った場合には変形可能であり、電池内部にガスが発生し
て電池の内圧が上昇した場合には、変形し、それによっ
て、弁孔10および排気孔11との間に隙間をつくり、
電池内部のガスを電池外部に放出して、高圧下での電池
破壊を未然に防止し得るように設計されている。
れ、その変形能の大きいゴム13が弁孔10を閉塞して
電池内部を密閉状態に保っているが、より強い力がかか
った場合には変形可能であり、電池内部にガスが発生し
て電池の内圧が上昇した場合には、変形し、それによっ
て、弁孔10および排気孔11との間に隙間をつくり、
電池内部のガスを電池外部に放出して、高圧下での電池
破壊を未然に防止し得るように設計されている。
【0019】そして、ガス放出により電池の内圧が低下
した場合には、弾性弁体12が元の状態に復帰して変形
能の大きいゴム13が弁孔10を閉塞して再び電池内部
を密閉状態に保つので、通常の状況下では、電池はガス
漏れや液漏れを生じることなく、本来の充放電機能を発
揮することができる。
した場合には、弾性弁体12が元の状態に復帰して変形
能の大きいゴム13が弁孔10を閉塞して再び電池内部
を密閉状態に保つので、通常の状況下では、電池はガス
漏れや液漏れを生じることなく、本来の充放電機能を発
揮することができる。
【0020】正極4と封口蓋2の封口板7とは、リード
体15で接続され、これによって封口蓋2の端子板8は
正極端子として作用する。そして、渦巻状電極体上には
絶縁材16が配設され、この絶縁材16によって封口蓋
2の封口板7と負極5との接触による内部短絡の発生が
防止されるように構成されている。
体15で接続され、これによって封口蓋2の端子板8は
正極端子として作用する。そして、渦巻状電極体上には
絶縁材16が配設され、この絶縁材16によって封口蓋
2の封口板7と負極5との接触による内部短絡の発生が
防止されるように構成されている。
【0021】この図1では図示していないが、負極5と
電池ケース1とは、電池ケース1の底部において、リー
ド体で接続され、それによって電池ケース1は負極端子
としての作用を兼ねるようになる。また、図示していな
いが、渦巻状電極体の下部にも絶縁材が配設され、電池
ケース1と正極4との接触による内部短絡の発生が防止
されるように構成されている。なお、本発明において、
電池ケース1内に収容される電池要素とは、前記の正極
4、負極5、セパレータ6、電解液などをはじめ、リー
ド体、絶縁材などを含んだものをいう。
電池ケース1とは、電池ケース1の底部において、リー
ド体で接続され、それによって電池ケース1は負極端子
としての作用を兼ねるようになる。また、図示していな
いが、渦巻状電極体の下部にも絶縁材が配設され、電池
ケース1と正極4との接触による内部短絡の発生が防止
されるように構成されている。なお、本発明において、
電池ケース1内に収容される電池要素とは、前記の正極
4、負極5、セパレータ6、電解液などをはじめ、リー
ド体、絶縁材などを含んだものをいう。
【0022】上記構成の密閉形アルカリ蓄電池において
は、電池内圧が低い状態では、弁室9に圧縮装填された
弾性弁体12の変形能の大きいゴム13が弁孔10を閉
塞しているので、電池内部が密閉状態に保たれる。
は、電池内圧が低い状態では、弁室9に圧縮装填された
弾性弁体12の変形能の大きいゴム13が弁孔10を閉
塞しているので、電池内部が密閉状態に保たれる。
【0023】しかし、電池内部にガスが発生して電池内
圧が設定圧力(本実施例1では15kg/cm2 に設定
されているが、一般には電池の種類に応じて15〜20
kg/cm2 程度に設定される)に達した場合には、弾
性弁体12が変形して、弁孔10と弾性弁体12との間
に隙間が生じ、電池内部のガスは弁孔10および排気孔
11を通って電池外部に放出され、電池ケース1が破裂
したり、封口蓋2が飛び出すなどの電池破壊が未然に防
止される。
圧が設定圧力(本実施例1では15kg/cm2 に設定
されているが、一般には電池の種類に応じて15〜20
kg/cm2 程度に設定される)に達した場合には、弾
性弁体12が変形して、弁孔10と弾性弁体12との間
に隙間が生じ、電池内部のガスは弁孔10および排気孔
11を通って電池外部に放出され、電池ケース1が破裂
したり、封口蓋2が飛び出すなどの電池破壊が未然に防
止される。
【0024】そして、電池内部のガスを電池外部に放出
して内圧が低下すると、弾性弁体12が元の状態に復帰
して変形能の大きいゴム13が弁孔10を閉塞するの
で、電池はガス漏れや液漏れを生じることなく、本来の
充放電機能を発揮することができる。
して内圧が低下すると、弾性弁体12が元の状態に復帰
して変形能の大きいゴム13が弁孔10を閉塞するの
で、電池はガス漏れや液漏れを生じることなく、本来の
充放電機能を発揮することができる。
【0025】上記実施例1の電池と、変形能の大きいゴ
ム(つまり、エチレン・プロピレン・ジエンモノマーゴ
ム製でヤング率2×106 N/m2 のゴム)だけで形成
した弁体を用いた電池(比較例1)および変形能の小さ
いゴム(つまり、エチレン・プロピレン・ジエンモノマ
ーゴム製でヤング率8×106 N/m2 のゴム)だけで
形成した弁体を用いた電池(比較例2)を各100個ず
つ作製して、防爆安全機構を作動させたときの防爆安全
機構の作動状況を調べて結果を表1に示す。
ム(つまり、エチレン・プロピレン・ジエンモノマーゴ
ム製でヤング率2×106 N/m2 のゴム)だけで形成
した弁体を用いた電池(比較例1)および変形能の小さ
いゴム(つまり、エチレン・プロピレン・ジエンモノマ
ーゴム製でヤング率8×106 N/m2 のゴム)だけで
形成した弁体を用いた電池(比較例2)を各100個ず
つ作製して、防爆安全機構を作動させたときの防爆安全
機構の作動状況を調べて結果を表1に示す。
【0026】ただし、電池要素を収容した電池では、防
爆安全機構を作動させたときに、電池によっては電解液
や渦巻状電極体などの電池要素が飛び出す可能性がある
ので、電池要素を電池ケース内に収容せず、かつ電池ケ
ースの底部に圧縮空気送り込み用の栓を設けておき、電
池ケース内に圧縮空気を送り込んで防爆安全機構の作動
圧力を測定した。表1中の作動圧力の実測定値は100
個の電池についての平均値である。
爆安全機構を作動させたときに、電池によっては電解液
や渦巻状電極体などの電池要素が飛び出す可能性がある
ので、電池要素を電池ケース内に収容せず、かつ電池ケ
ースの底部に圧縮空気送り込み用の栓を設けておき、電
池ケース内に圧縮空気を送り込んで防爆安全機構の作動
圧力を測定した。表1中の作動圧力の実測定値は100
個の電池についての平均値である。
【0027】
【表1】
【0028】表1に示すように、実施例1は、比較例1
〜2に比べて、作動圧力のバラツキが少なかった。
〜2に比べて、作動圧力のバラツキが少なかった。
【0029】実施例1が変形能の大きいゴムのみで構成
される弁体を用いた比較例1より作動圧力のバラツキが
少なかったのは、封口板に適度に密着したゴム面を全面
的に一定圧力で押圧していることによるものである。
される弁体を用いた比較例1より作動圧力のバラツキが
少なかったのは、封口板に適度に密着したゴム面を全面
的に一定圧力で押圧していることによるものである。
【0030】また、変形能の小さいゴムのみで構成され
る弁体を用いた比較例2の作動圧力のバラツキが大きか
ったのは、封口板と弁体との密着性に適正さを欠いてい
ることによるものである。
る弁体を用いた比較例2の作動圧力のバラツキが大きか
ったのは、封口板と弁体との密着性に適正さを欠いてい
ることによるものである。
【0031】なお、上記実施例では、水酸化ニッケル−
水素吸蔵合金系の密閉形アルカリ蓄電池の場合について
説明したが、本発明はそれのみに限られるものではな
く、たとえば、ニッケル−カドミウム系の電池や、二酸
化マンガン−水素吸蔵合金系の電池など、電池内部にガ
スが発生する可能性のある密閉形アルカリ蓄電池のいず
れに対しても適用することができる。
水素吸蔵合金系の密閉形アルカリ蓄電池の場合について
説明したが、本発明はそれのみに限られるものではな
く、たとえば、ニッケル−カドミウム系の電池や、二酸
化マンガン−水素吸蔵合金系の電池など、電池内部にガ
スが発生する可能性のある密閉形アルカリ蓄電池のいず
れに対しても適用することができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、電池
内圧の異常上昇時に電池内部の発生ガスを電池外部に放
出させて電池破壊を防止する防爆安全機構として、変形
能の異なる2種類のゴムを積層一体化して構成した弾性
弁体を使用し、そのうちの変形能の大きいゴムで弁孔を
閉塞して密閉する構成を採用したので、防爆安全機構が
安定して作動し、高い安全性が確保できるようになっ
た。
内圧の異常上昇時に電池内部の発生ガスを電池外部に放
出させて電池破壊を防止する防爆安全機構として、変形
能の異なる2種類のゴムを積層一体化して構成した弾性
弁体を使用し、そのうちの変形能の大きいゴムで弁孔を
閉塞して密閉する構成を採用したので、防爆安全機構が
安定して作動し、高い安全性が確保できるようになっ
た。
【0033】また、本発明によれば、電池内部のガスを
電池外部に放出して内圧が低下したときは、弾性弁体が
元の状態に復帰して、電池は再び密閉状態が維持される
ので、ガス漏れや液漏れを生じることなく、本来の充放
電機能を支障なく発揮することができる。
電池外部に放出して内圧が低下したときは、弾性弁体が
元の状態に復帰して、電池は再び密閉状態が維持される
ので、ガス漏れや液漏れを生じることなく、本来の充放
電機能を支障なく発揮することができる。
【図1】本発明の密閉形アルカリ蓄電池の一実施例を示
す要部破断正面図である。
す要部破断正面図である。
1 電池ケース 2 封口蓋 3 環状ガスケット 4 正極 5 負極 6 セパレータ 7 封口板 8 端子板 9 弁室 10 弁孔 11 排気孔 12 弾性弁体 13 変形能の大きいゴム 14 変形能の小さいゴム
Claims (2)
- 【請求項1】 電池要素を収容した電池ケース1の開口
部を封口蓋2と環状ガスケット3とで封口してなる密閉
形アルカリ蓄電池において、上記封口蓋2は、封口板7
と端子板8を有し、封口板7の中央部と端子板8の中央
部との間には弁室9が設けられ、上記封口板7には電池
内部と上記弁室9とに連通する弁孔10が設けられ、上
記端子板8には電池外部と上記弁室9とに連通する排気
孔11が設けられ、上記弁室9には弾性弁体12が圧縮
装填され、該弾性弁体12は変形能の大きいゴム13と
変形能の小さいゴム14とを積層一体化してなり、変形
能の大きいゴム13が上記弁孔10を閉塞していること
を特徴とする密閉形アルカリ蓄電池。 - 【請求項2】 弾性弁体12を構成する変形能の大きい
ゴム13のヤング率が1×106 〜4×106 N/m2
であり、変形能の小さいゴム14のヤング率が5×10
6 〜10×106 N/m2 であることを特徴とする請求
項1記載の密閉形アルカリ蓄電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4024526A JPH05190164A (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | 密閉形アルカリ蓄電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4024526A JPH05190164A (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | 密閉形アルカリ蓄電池 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05190164A true JPH05190164A (ja) | 1993-07-30 |
Family
ID=12140602
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4024526A Pending JPH05190164A (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | 密閉形アルカリ蓄電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05190164A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1992
- 1992-01-14 JP JP4024526A patent/JPH05190164A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010221 |